JP5825184B2 - エンジン冷却装置 - Google Patents

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本発明は、過給機付きエンジンの冷却液を外部に取り出してから戻すための高温冷却液循環路と、過給機のコンプレッサからの圧縮吸気を冷却するための水冷式のインタークーラに供給する冷却液が循環される低温冷却液循環路とのそれぞれで独立して冷却液を循環可能にしたエンジン冷却装置に関する。
例えば特許文献1には、エンジンを冷却するための高温側冷却系と、オイルクーラやエアクーラを冷却するための低温側冷却系とで独立して冷却液を循環可能にした構成が記載されている。
前記高温側冷却系には、ラジエータと、このラジエータをバイパスするためのバイパス通路と、冷却液を流動させるためのウォータポンプとが設置されている。また、前記低温側冷却系には、エンジンのオイルを冷却するためのオイルクーラと、エンジンへの吸気を冷却するためのエアクーラと、ラジエータと、このラジエータをバイパスするためのバイパス通路と、冷却液を流動させるためのウォータポンプとが設置されている。前記高温側冷却系と前記低温側冷却系とは、非連通とされている。
例えば特許文献2には、シリンダヘッド出口側通路とラジエータ出口側通路とにスロットル通路を接続し、このスロットル通路をスロットルボディに通過させるようにした構成が記載されている。
この特許文献2の段落0022には、シリンダヘッド出口側通路から排出される冷却水の一部をスロットル通路を介してスロットルボディに常に循環させるようにする、ということが記載されている。なお、この特許文献2に開示されているエンジンは、過給機およびインタークーラを装備していない。
特開2005−299472号公報 特開2010−43555号公報
上記特許文献1に係る従来例は、高温側冷却系と低温側冷却系とが独立して設けられる構成が開示されているものの、エンジンの吸気系に設置されるスロットルバルブの凍結を防止するための構成についての記載はない。
上記特許文献2に係る従来例は、スロットルボディに、エンジンから排出される高温冷却液を流通させるようにしているから、外気温度が極低温であって冷間始動時にスロットルボディが凍結している場合であってもスロットルボディを速やかに暖機することが可能になる。
しかしながら、前記特許文献2に係る従来例の場合、前記スロットルボディに前記高温冷却液を常に流通させるようにしているので、例えば市街地走行後のアイドリング運転時、あるいはエンジンの高負荷運転後などでは、エンジン内の冷却液が通常時よりも高温になりやすく、そのために、スロットルボディが通常時に比べて高温になり、当該スロットルボディ内を通過してエンジンに導入される吸気の温度が上昇しやすくなることが懸念される。
このような事情に鑑み、本発明は、過給機付きエンジンの冷却液を外部に取り出してから戻すための高温冷却液循環路と、過給機のコンプレッサからの圧縮吸気を冷却するための水冷式のインタークーラに供給する冷却液が循環される低温冷却液循環路とのそれぞれで独立して冷却液を循環可能にしたエンジン冷却装置において、外気温度が低い状況でもスロットルバルブの動きを良好とすることを目的としている。
本発明は、過給機付きエンジンの冷却液を外部に取り出してから戻すための高温冷却液循環路と、前記過給機のコンプレッサからの圧縮吸気を冷却するための水冷式のインタークーラに供給する冷却液が循環される低温冷却液循環路と、外気温度が所定値より低い場合に、前記エンジンの吸気系に設置されるスロットルバルブのボディの内部流路に前記高温冷却液循環路内の冷却液を流通させる状態にする経路制御部とを含み、前記経路制御部は、前記状態において前記エンジンの吸気温度が所定値以上になると、前記高温冷却液循環路内の冷却液および前記低温冷却液循環路内の冷却液を共に前記ボディの内部流路に流通不可能な状態にする、ことを特徴としている。
そもそも、一般に、エンジンを始動すると、エンジンから発する熱でもってエンジン内の冷却液および前記高温冷却液循環路内の冷却液の温度が比較的高くなる。一方、前記低温冷却液循環路において熱を放出する要素がインタークーラのみである関係より、前記低温冷却液循環路内の冷却液の温度は前記高温冷却液循環路内の冷却液の温度に比べると低温となる。
この構成では、仮に外気温度に極低温の場合だと前記スロットルバルブのボディ(スロットルボディと言う)が凍結するおそれがあるが、そのような場合にエンジンの始動後に高温冷却液循環路内で昇温された高温冷却液を前記スロットルボディの内部流路に流通させる。これにより、仮に外気温度に極低温であっても前記スロットルバルブの動きが良好になる。
ここで、前記したように高温冷却液循環路内で昇温された高温冷却液を前記スロットルボディの内部流路に流通させるようにしている状態において、仮に前記エンジンの吸気温度が所定値以上になっても前記状態を継続させたとすると、前記スロットルボディが過剰に昇温することになり、好ましくない。
そこで、本発明の構成では、前記エンジンの吸気温度が所定値以上になると、前記高温冷却液循環路内の冷却液および前記低温冷却液循環路内の冷却液を共に前記ボディの内部流路に流通不可能な状態にするようにしている。
これにより、スロットルボディが過剰昇温することを抑制または防止することが可能になるので、スロットルボディを通過してエンジンに導入される吸気の温度が過剰昇温することを抑制または防止することが可能になる。その結果として、エンジン性能ならびに耐ノック性を向上することが可能になって、燃費改善に貢献できるようになる。
好ましくは、前記経路制御部は、前記状態において前記エンジンの吸気温度が前記低温冷却液循環路内の冷却液温度より高くなると、前記低温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に流通させる状態にする、構成とすることができる。
ここで、前記したように前記高温冷却液循環路内の冷却液および前記低温冷却液循環路内の冷却液を共に前記ボディの内部流路に流通不可能にしている状態において、前記エンジンの吸気温度が前記低温冷却液循環路内の冷却液温度より高くなる場合に、仮に前記状態を継続させると、エンジン性能ならびに耐ノック性が低下することになり、好ましくない。
そこで、本発明の構成では、前記エンジンの吸気温度が前記低温冷却液循環路内の冷却液温度より高くなると、前記高温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に流通不可能な状態にしたまま、前記低温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に流通させる状態にすることにより、スロットルボディを冷却させるようにしている。
これにより、スロットルボディが過剰昇温することを抑制または防止することが可能になるので、スロットルバルブを通過してエンジンに導入される吸気の温度が過剰昇温することを抑制または防止することが可能になる。その結果として、エンジン性能ならびに耐ノック性を向上することが可能になって、燃費改善に貢献できるようになる。
好ましくは、前記経路制御部は、前記高温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に流通不可能な状態または流通可能な状態にするための第1切換部と、前記低温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に流通不可能な状態または流通可能な状態にするための第2切換部と、前記第1切換部および第2切換部を制御するための制御装置とを含む、構成とすることができる。
ここでは、前記経路制御部の構成を特定している。これにより、比較的簡素な構成でスロットルボディの暖機または冷却を行えることが明らかになる。
好ましくは、前記第1切換部は、前記高温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に導入可能とするための高温側導入路と、前記ボディの内部流路内に導入された冷却液を前記高温冷却液循環路に戻すための高温側還流路と、前記高温側導入路または前記高温側還流路のいずれか一方に設置される高温側制御弁とを含み、前記第2切換部は、前記低温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に導入可能とするための低温側導入路と、前記ボディの内部流路内に導入された冷却液を前記低温冷却液循環路に戻すための低温側還流路と、前記低温側導入路または前記低温側還流路のいずれか一方に設置される低温側制御弁とを含み、前記制御装置は、外気温度が所定値より低い場合に、前記高温側制御弁のみを開くことにより前記ボディの内部流路に前記高温冷却液循環路内の冷却液を流通可能な状態にし、かつ、その状態において前記エンジンの吸気温度が所定値以上でかつ前記低温冷却液循環路内の冷却液温度より高くなると、前記低温側制御弁のみを開くことにより前記低温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に流通可能な状態にする、構成とすることができる。
ここでは、前記第1切換部、第2切換部ならびに制御装置の構成を特定している。これにより、比較的簡素な構成でスロットルボディの暖機または冷却を行えることが明らかになる。
好ましくは、前記高温冷却液循環路には、冷却液を循環させるための電動式のウォータポンプと、前記エンジンから取り出した冷却液を外気と熱交換するためのラジエータとが設けられ、前記低温冷却液循環路には、冷却液を循環させるための電動式のウォータポンプと、前記循環する冷却液を外気と熱交換するためのラジエータとが設けられ、前記高温側導入路は、前記高温冷却液循環路において前記エンジンの冷却液取り出し側に接続され、前記低温側導入路は、前記低温冷却液循環路において前記インタークーラの冷却液排出側に接続される、構成とすることができる。
ここでは、前記高温冷却液循環路および低温冷却液循環路に設置される要素を特定しているとともに、高温側導入路および低温側導入路の接続位置を特定している。これにより、本発明の実施形態の構成が明確になり、実用設計が明らかになる。
本発明は、過給機付きエンジンの冷却液を外部に取り出してから戻すための高温冷却液循環路と、過給機のコンプレッサからの圧縮吸気を冷却するための水冷式のインタークーラに供給する冷却液が循環される低温冷却液循環路とのそれぞれで独立して冷却液を循環可能にしたエンジン冷却装置において、外気温度が低い状況でもスロットルバルブの動きを良好とすることが可能になる。
また、例えば市街地走行後のアイドリング運転時、あるいはエンジンの高負荷運転後などにおいて、スロットルボディが通常運転時よりも高温になることを抑制または防止してエンジンへの吸気の温度が昇温することを抑制または防止することが可能になる。
本発明に係るエンジン冷却装置の一実施形態の概略構成を示す図である。 図1の制御装置の入出力系を示す概略構成図である。 図1においてスロットルボディに高温側冷却液循環路の冷却液を流通可能とする状態を示す図である。 図1においてスロットルボディに低温側冷却液循環路の冷却液を流通可能とする状態を示す図である。 図1においてスロットルボディに高温側冷却液循環路の冷却液ならびに低温側冷却液循環路の冷却液を共に流通不可能とする状態を示す図である。 図1の制御装置による動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 本発明に係るエンジン冷却装置の他の実施形態の概略構成を示す図である。 本発明に係るエンジン冷却装置の他の実施形態で、スロットルボディに高温側冷却液循環路の冷却液を流通可能とする状態を示している。 図8の実施形態において、スロットルボディに低温側冷却液循環路の冷却液を流通可能とする状態を示している。 図8の実施形態において、スロットルボディに高温側冷却液循環路の冷却液ならびに低温側冷却液循環路の冷却液を共に流通不可能とする状態を示している。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図6に本発明の一実施形態を示している。この実施形態のエンジン1には、ターボチャージャと呼ばれる過給機2が付設されている。
この過給機2の動作としては、図示していないが、エンジン1の排気通路からタービンハウジングに流入する排気によってタービンが回転され、このタービンと一体的に回転されるコンプレッサによってエンジン1の吸気通路からコンプレッサハウジング内に吸入される吸気が圧縮(過給)され、この圧縮空気がエンジン1に吸入される。
このエンジン1に供給する圧縮吸気は、その密度が高められるとともに温度が上昇するので、この圧縮吸気を冷却するために、水冷式のインタークーラ3が設けられる。
このインタークーラ3は、前記コンプレッサからの圧縮吸気と冷却液との間で熱交換するための熱交換器からなる。
また、過給機2のタービンシャフト(図示省略)を回転自在に支持するための軸受部(図示省略)は、フローティングブッシュ(図示省略)を潤滑油で潤滑、冷却するようになっているが、前記軸受部が高温になるので、この軸受部をさらに冷却するために、過給機2のハウジング内部に冷却液を流通可能とするための内部流路2aが設けられている。
このようなエンジン1には、高温冷却液循環路20と、低温冷却液循環路30とが付設されている。高温冷却液循環路20に充填される冷却液および低温冷却液循環路30に充填される冷却液は、共に、一般的なエチレングリコールの水溶液などの不凍液とされる。
まず、高温冷却液循環路20は、エンジン1のウォータジャケット1aの冷却液を一旦外部に取り出してから戻すものであり、ウォータジャケット1aの取り出し口と還流口とに接続されている。
この高温冷却液循環路20には、ラジエータ21、電動式のウォータポンプ22、リザーブタンク23などが設けられている。
ラジエータ21は、高温冷却液循環路20を循環する冷却液と外気との間で熱交換する熱交換器とされている。
ウォータポンプ22は、高温冷却液循環路20内で冷却液を流動させるものであり、そのポンプモータ(図示省略)が、制御装置100により制御される。
リザーブタンク23は、冷却液を貯留するとともに、高温冷却液循環路20内の冷却液の温度変化に伴う体積変化を吸収するものである。
この高温冷却液循環路20において、エンジン1のウォータジャケット1aから取り出される冷却液をラジエータ21に導く領域が往路24とされ、ラジエータ21からエンジン1のウォータジャケット1aに冷却液を還流させる領域が復路25とされている。
往路24にリザーブタンク23が設置され、復路25においてエンジン1への還流口近傍にウォータポンプ22が設置されている。
ウォータポンプ22を作動させると、高温冷却液循環路20内で冷却液が循環されるようになり、この循環する冷却液がエンジン1の熱を回収し、この冷却液の熱がラジエータ21で大気に放出されるようになる。
次に、低温冷却液循環路30は、水冷式のインタークーラ3を冷却するための冷却液が循環されるように閉ループとされており、その途中には、ラジエータ31、電動式のウォータポンプ32、リザーブタンク33などが設けられている。この低温冷却液循環路30は前記高温冷却液循環路20とは独立して設けられている。
ラジエータ31は、低温冷却液循環路30内を循環する冷却液を外気と熱交換する熱交換器とされている。
ウォータポンプ32は、低温冷却液循環路30内で冷却液を流動させるものであり、そのポンプモータ(図示省略)が、制御装置100により制御される。
リザーブタンク33は、冷却液を貯留するとともに、低温冷却液循環路30内の冷却液の温度変化に伴う体積変化を吸収するものである。
この低温冷却液循環路30において、インタークーラ3からラジエータ31に冷却液を導く領域が往路34とされ、ラジエータ31からインタークーラ3に冷却液を還流させる領域が復路35とされている。
往路34にリザーブタンク33が設置され、復路35にウォータポンプ32が設置されている。
この実施形態の低温冷却液循環路30には、インタークーラ3と並列に過給機2を冷却するための流路36が設けられている。この流路36の途中に過給機2の内部流路2aが直列に接続されており、流路36を流れる冷却液で過給機2が冷却されるようになっている。
ウォータポンプ32を作動させると、低温冷却液循環路30内で冷却液が循環されるようになり、この循環する冷却液がインタークーラ3および過給機2の熱を回収し、この冷却液の熱がラジエータ31で大気に放出されるようになる。
この実施形態では、エンジン1の吸入空気量を調整するためのスロットルバルブのボディ(スロットルボディという)4を高温冷却液循環路20内の冷却液を利用して暖機可能とするとともに、スロットルボディ4を低温冷却液循環路30内の冷却液を利用して冷却可能とするように構成している。
具体的に、スロットルボディ4の内部に設けられている流路(以下、内部流路)4aの一端側4bと、高温冷却液循環路20の往路24においてエンジン1寄りの位置とに、高温側導入路41が接続されている。スロットルボディ4の内部流路4aの他端側4cと、高温冷却液循環路20の往路24においてリザーブタンク23寄りの位置とに、高温側還流路42が接続されている。そして、前記高温側導入路41には、高温側制御弁43が設けられている。
また、スロットルボディ4の内部流路4aの一端側4bと、低温冷却液循環路30の往路34においてインタークーラ3寄りの位置とに、低温側導入路51が接続されている。スロットルボディ4の内部流路4aの他端側4cと、低温冷却液循環路30の往路34においてリザーブタンク33寄りの位置とに、低温側還流路52が接続されている。そして、前記低温側導入路51には、低温側制御弁53が設けられている。
前記した2つの制御弁43,53は、電磁式または電動式の開閉弁とされ、ノーマリークローズタイプとされる。この制御弁43,53の動作は制御装置100により制御される。なお、この2つの制御弁43,53は、開度を制御することが可能な流量制御弁とすることも可能である。
高温側制御弁43が閉弁している場合には、高温冷却液循環路20の高温冷却液をスロットルボディ4の内部流路4aに導入できない状態(図4、図5参照)になる。この高温側制御弁43を開弁すると、高温冷却液循環路20の高温冷却液をスロットルボディ4の内部流路4aに導入できる状態(図3参照)になる。一方、低温側制御弁53が閉弁している場合には、低温冷却液循環路30の低温冷却液をスロットルボディ4の内部流路4aに導入できない状態(図3、図5参照)になる。一方、低温側制御弁53を開弁すると、低温冷却液循環路30の低温冷却液をスロットルボディ4の内部流路4aに導入できる状態(図4参照)になる。
例えば、図3に示すように、高温側制御弁43を開弁して低温側制御弁53を閉弁すると、高温冷却液循環路20を流通する高温冷却液のみがスロットルボディ4の内部流路4a内を流通するようになるから、スロットルボディ4を暖機することが可能になる。
また、図4に示すように、高温側制御弁43を閉弁して低温側制御弁53を開弁すると、低温冷却液循環路30を流通する低温冷却液のみがスロットルボディ4の内部流路4a内を流通するようになるから、スロットルボディ4を冷却することが可能になる。
さらに、図5に示すように、高温側制御弁43および低温側制御弁53を共に閉弁すると、スロットルボディ4の内部流路4aに高温冷却液および低温冷却液のどちらも流通しなくなる。
制御装置100は、エレクトロニックコントロールユニット(ECU:Electronic Control Unit)とされ、図2に示すように、CPU(中央処理装置)101、ROM(プログラムメモリ)102、RAM(データメモリ)103、ならびにバックアップRAM(不揮発性メモリ)104などを備えている。
ROM102は、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップなどが記憶されている。CPU101は、ROM102に記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。また、RAM103は、CPU101での演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAM104は、エンジン1の停止時にその保存すべきデータなどを記憶する不揮発性のメモリである。
これらCPU101、ROM102、RAM103、バックアップRAM104は、バス107を介して互いに接続されるとともに、入力インターフェース105および出力インターフェース106と接続されている。
入力インターフェース105には、外気温度センサ71、吸気温度センサ72、冷却液温度センサ73などが少なくとも接続されている。制御装置100は、外気温度センサ71からの出力に基づいてスロットルボディ4の周辺の外気温度T1を認識し、吸気温度センサ72からの出力に基づいてインタークーラ3の吸気流通方向下流側の吸気温度T2を認識し、冷却液温度センサ73からの出力に基づいて低温冷却液循環路30の冷却液温度T3を認識する。
出力インターフェース106には、2つの電動式のウォータポンプ22,32および2つの制御弁43,53などが少なくとも接続されている。制御装置100は、前記各種センサからの出力に基づいて、2つの電動式のウォータポンプ22,32および2つの制御弁43,53を適宜に制御することによりスロットルボディ4の暖機処理または冷却処理を実行する。
次に、図6のフローチャートを参照して、制御装置100によるスロットルボディ4の暖機処理または冷却処理の一例を説明する。なお、図6に示すフローチャートは、エンジン1が始動された後、一定周期(数msec)毎にエントリーされる。
このフローチャートがスタートされると、まず、ステップS1において、外気温度センサ71からの出力に基づいて認識する外気温度T1が所定の閾値X以下であるか否かを判定する。
つまり、このステップS1では、外気温度T1がスロットルボディ4が凍結する可能性の高い温度であるか否かを調べている。前記閾値Xは、例えば氷点下すなわち摂氏零度以下の温度で適宜に設定される。
T1>Xである場合にはスロットルボディ4の暖機が不要であると判定(前記ステップS1で否定判定)し、下記ステップS2〜S4の処理に進む。
一方、T1≦Xである場合にはスロットルボディ4の暖機が必要であると判定(前記ステップS1で肯定判定)し、ステップS5を実行してから下記ステップS6〜S10の処理に進む。
前記ステップS5では、図3に示すように、高温側制御弁43を開弁して低温側制御弁53を閉弁することにより、高温冷却液循環路20内の高温冷却液のみをスロットルボディ4の内部流路4aに流通させる状態にする。これにより、外気が極低温であるときにスロットルボディ4を速やかに暖機することができるから、スロットルバルブ(図示省略)の動きが良好になる。
先に、前記ステップS2〜S4の処理を説明する。ステップS2では、吸気温度センサ72からの出力に基づいて認識する吸気温度T2が、冷却液温度センサ73からの出力に基づいて認識する低温冷却液循環路30の冷却液温度T3より上回っているか否かを判定する。
つまり、このステップS2では、スロットルボディ4を冷却する必要があるか否かを調べている。
T2>T3である場合にはスロットルボディ4の冷却が必要であると判定(前記ステップS2で肯定判定)し、ステップS3を実行してから、このフローチャートを終了する。このステップS3では、図4に示すように高温側制御弁43を閉弁して低温側制御弁53を開弁することにより低温冷却液循環路30内の低温冷却液のみをスロットルボディ4の内部流路4aに流通させる状態にする。これにより、スロットルボディ4が冷却されるようになる。
一方、T2≦T3である場合にはスロットルボディ4の冷却が不要であると判定(前記ステップS2で否定判定)し、ステップS4を実行してから、このフローチャートを終了する。このステップS4では、図5に示すように、高温側制御弁43および低温側制御弁53を共に閉弁することにより、高温冷却液循環路20内の高温冷却液および低温冷却液循環路30内の低温冷却液を共にスロットルボディ4の内部流路4aに流通させない状態にする。これにより、スロットルボディ4が暖機も冷却もされなくなる。
次に、前記ステップS6〜S10の処理を説明する。ステップS6では、吸気温度センサ72からの出力に基づいて認識する吸気温度T2が所定の閾値Y以上であるか否かを判定する。つまり、このステップS6では、スロットルボディ4の暖機を継続してもいいか否かを調べている。前記閾値Yは、例えば実験またはシミュレーションにより経験的に設定される。
T2<Yである場合にはスロットルボディ4の暖機を継続する必要があると判定(前記ステップS6で否定判定)し、このフローチャートを終了する。
一方、T2≧Yである場合にはスロットルボディ4の暖機を継続する必要がないと判定(前記ステップS6で肯定判定)し、ステップS7に進む。
このステップS7では、図5に示すように、高温側制御弁43および低温側制御弁53を共に閉弁することにより、高温冷却液循環路20内の高温冷却液および低温冷却液循環路30内の低温冷却液を共にスロットルボディ4の内部流路4aに流通させない状態にする。これにより、スロットルボディ4が過剰昇温することが防止される。
この後、ステップS8において、吸気温度センサ72からの出力に基づいて認識する吸気温度T2が、冷却液温度センサ73からの出力に基づいて認識する低温冷却液循環路30の冷却液温度T3より上回っているか否かを判定する。ここでは、スロットルボディ4を冷却する必要があるか否かを調べている。
T2>T3である場合にはスロットルボディ4の冷却が必要であると判定(前記ステップS8で肯定判定)し、ステップS9を実行してから、このフローチャートを終了する。このステップS9では、図4に示すように高温側制御弁43を閉弁して低温側制御弁53を開弁することにより低温冷却液循環路30内の低温冷却液のみをスロットルボディ4の内部流路4aに流通させる状態にする。これにより、スロットルボディ4を低温冷却液で冷却することができるから、過給機2のコンプレッサ(図示省略)からの圧縮吸気がスロットルボディ4内を通過しても昇温しにくくなるなど、エンジンの出力性能ならびに耐ノック性の向上に貢献できるようになる。
一方、T2≦T3である場合にはスロットルボディ4の冷却が不要であると判定(前記ステップS8で否定判定)し、ステップS10を実行してから、このフローチャートを終了する。このステップS10では、図5に示すように、高温側制御弁43および低温側制御弁53を共に閉弁することにより、高温冷却液循環路20内の高温冷却液および低温冷却液循環路30内の低温冷却液を共にスロットルボディ4の内部流路4aに流通させない状態にする。
ところで、上記実施形態において、請求項に記載している「経路制御部」は、高温側導入路41、高温側還流路42、高温側制御弁43、低温側導入路51、低温側還流路52、高温側制御弁53、外気温度センサ71、吸気温度センサ72、冷却液温度センサ73、制御装置100を含んで構成されている。
以上説明したような構成のエンジン冷却装置では、仮に外気が極低温であってスロットルボディ4が凍結しやすくなっている場合に、エンジン1の冷間始動に伴い比較的早期に昇温する高温冷却液循環路20内の高温冷却液によってスロットルボディ4を暖機することが可能であり、しかも、例えば市街地走行後のエンジン1のアイドリング運転時、あるいはエンジンの高負荷運転後などのようにスロットルボディ4が通常運転時に比べて高温になるような場合に、低温冷却液循環路30内の低温冷却液によってスロットルボディ4を積極的に冷却することが可能になる。
これにより、外気が極低温のときにエンジン1を冷間始動するような状況であってもスロットルボディ4を速やかに暖機することができるので、スロットルバルブ(図示省略)の動きを良好にすることが可能になるなど、信頼性の向上に貢献できるようになる。また、例えば市街地走行後のエンジン1のアイドリング運転時、あるいはエンジン1の高負荷運転後においてスロットルボディ4を速やかに冷却することができるので、スロットルボディ4内を通過してエンジン1へ導入される吸気の温度が過剰昇温することを抑制または防止することが可能になる。したがって、エンジン1の出力性能ならびに耐ノック性を向上することが可能になって、燃費改善に貢献できるようになる。
特に、この実施形態では、スロットルボディ4の内部流路4aに対する高温冷却液や低温冷却液の流通または非流通の状態切り換えを2つの制御弁43,53で行うように構成しているので、設備コストの低減に貢献できるようになる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
(1)上記実施形態では、説明を判りやすくするために、高温冷却液循環路20に設置されるいろいろな要素を割愛した例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図示していないが、高温冷却液循環路20にラジエータ22をバイパスするためのラジエータバイパス路を設け、このラジエータバイパス路の途中に車室内に設置される暖房用熱交換器(ヒータコア)を直列に接続することが可能である。
(2)上記実施形態では2つの制御弁43,53を高温側導入路41や低温側導入路51側に設置した例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図7に示すように、2つの制御弁43,53を高温側還流路42や低温側還流路52側に設置することが可能である。
(3)上記実施形態では2つの制御弁43,53を用いる例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば図8から図10に示すように、図1に示した2つの制御弁43,53の代わりに、4つの流路切換弁81,82,91,92を用いることが可能である。
具体的に、4つの流路切換弁81,82,91,92は、電動式とされており、そのアクチュエータ(図示省略)が制御装置100により制御される。
例えば高温側第1流路切換弁81および高温側第2流路切換弁82は、高温冷却液循環路20内の冷却液をスロットルボディ4に流通可能とする第1状態(図8参照)と、高温冷却液循環路20内の冷却液をスロットルボディ4に流通不可能とする第2状態(図9、図10参照)とに切り換えるものである。
また、低温側第1流路切換弁91および低温側第2流路切換弁92は、低温冷却液循環路30内の冷却液をスロットルボディ4に流通可能とする第1状態(図9参照)と、低温冷却液循環路30内の冷却液をスロットルボディ4に流通不可能とする第2状態(図8、図10参照)とに切り換えるものである。
この場合、制御装置100は、例えばスロットルボディ4の暖機が必要であると判定すると、図8に示すように、高温側第1流路切換弁81および高温側第2流路切換弁82を共に前記第1状態にするとともに、低温側第1流路切換弁91および低温側第2流路切換弁92を共に第2状態にする。
また、制御装置100は、スロットルボディ4を冷却する必要があると判定すると、図9に示すように、高温側第1流路切換弁81および高温側第2流路切換弁82を共に前記第2状態にするとともに、低温側第1流路切換弁91および低温側第2流路切換弁92を共に第1状態にする。
さらに、制御装置100は、スロットルボディ4を暖機も冷却もする必要がないと判定すると、図10に示すように、高温側第1流路切換弁81および高温側第2流路切換弁82を共に前記第2状態にするとともに、低温側第1流路切換弁91および低温側第2流路切換弁92を共に第2状態にする。
本発明は、過給機付きエンジンの冷却液を外部に取り出してから戻すための高温冷却液循環路と、過給機のコンプレッサからの圧縮吸気を冷却するための水冷式のインタークーラに供給する冷却液が循環される低温冷却液循環路とのそれぞれで独立して冷却液を循環可能にしたエンジン冷却装置に好適に利用することが可能である。
1 エンジン
1a エンジンのウォータジャケット
2 過給機
2a 過給機ハウジングの内部流路
3 インタークーラ
4 スロットルボディ
4a スロットルボディの内部流路
20 高温冷却液循環路
21 高温側ラジエータ
22 高温側ウォータポンプ
30 低温冷却液循環路
31 低温側ラジエータ
32 低温側ウォータポンプ
41 高温側導入路
42 高温側還流路
43 高温側制御弁
51 低温側導入路
52 低温側還流路
53 高温側制御弁
71 外気温度センサ
72 吸気温度センサ
73 冷却液温度センサ
100 制御装置

Claims (5)

  1. 過給機付きエンジンの冷却液を外部に取り出してから戻すための高温冷却液循環路と、
    前記過給機のコンプレッサからの圧縮吸気を冷却するための水冷式のインタークーラに供給する冷却液が循環される低温冷却液循環路と、
    外気温度が所定値より低い場合に、前記エンジンの吸気系に設置されるスロットルバルブのボディの内部流路に前記高温冷却液循環路内の冷却液を流通させる状態にする経路制御部とを含み、
    前記経路制御部は、前記状態において前記エンジンの吸気温度が所定値以上になると、前記高温冷却液循環路内の冷却液および前記低温冷却液循環路内の冷却液を共に前記ボディの内部流路に流通不可能な状態にする、ことを特徴とするエンジン冷却装置。
  2. 請求項1に記載のエンジン冷却装置において、
    前記経路制御部は、前記高温冷却液循環路内の冷却液および前記低温冷却液循環路内の冷却液を共に前記ボディの内部流路に流通不可能にしている状態において前記エンジンの吸気温度が前記低温冷却液循環路内の冷却液温度より高くなると、前記低温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に流通させる状態にする、ことを特徴とするエンジン冷却装置。
  3. 請求項1または2に記載のエンジン冷却装置において、
    前記経路制御部は、前記高温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に流通不可能な状態または流通可能な状態にするための第1切換部と、
    前記低温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に流通不可能な状態または流通可能な状態にするための第2切換部と、
    前記第1切換部および第2切換部を制御するための制御装置とを含む、ことを特徴とするエンジン冷却装置。
  4. 請求項3に記載のエンジン冷却装置において、
    前記第1切換部は、前記高温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に導入可能とするための高温側導入路と、前記ボディの内部流路内に導入された冷却液を前記高温冷却液循環路に戻すための高温側還流路と、前記高温側導入路または前記高温側還流路のいずれか一方に設置される高温側制御弁とを含み、
    前記第2切換部は、前記低温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に導入可能とするための低温側導入路と、前記ボディの内部流路内に導入された冷却液を前記低温冷却液循環路に戻すための低温側還流路と、前記低温側導入路または前記低温側還流路のいずれか一方に設置される低温側制御弁とを含み、
    前記制御装置は、外気温度が所定値より低い場合に、前記高温側制御弁のみを開くことにより前記ボディの内部流路に前記高温冷却液循環路内の冷却液を流通可能な状態にし、かつ、その状態において前記エンジンの吸気温度が所定値以上でかつ前記低温冷却液循環路内の冷却液温度より高くなると、前記低温側制御弁のみを開くことにより前記低温冷却液循環路内の冷却液を前記ボディの内部流路に流通可能な状態にする、ことを特徴とするエンジン冷却装置。
  5. 請求項4に記載のエンジン冷却装置において、
    前記高温冷却液循環路には、冷却液を循環させるための電動式のウォータポンプと、前記エンジンから取り出した冷却液を外気と熱交換するためのラジエータとが設けられ、
    前記低温冷却液循環路には、冷却液を循環させるための電動式のウォータポンプと、前記循環する冷却液を外気と熱交換するためのラジエータとが設けられ、
    前記高温側導入路は、前記高温冷却液循環路において前記エンジンの冷却液取り出し側に接続され、
    前記低温側導入路は、前記低温冷却液循環路において前記インタークーラの冷却液排出側に接続される、ことを特徴とするエンジン冷却装置。
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