JP5214176B2 - プラズマガン - Google Patents

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本発明は、プラズマビームを生成するプラズマガンに関する。
特許文献1には、真空成膜装置などに用いられる圧力勾配型プラズマガンが記載されている。この種のプラズマガンは、第2中間電極に同心状に固定された第1中間電極を備えており、第1中間電極には、ボルトの締め付けによってガラス管が固定されている。さらに、ガラス管には、陰極管を差し込むようにしてカソードフランジがボルトの締め付けによって固定されている。カソードフランジには、キャリアガスをガラス管内に導入するガス導入口が形成されている。ガス導入口からキャリアガスを導入すると、第1中間電極と陰極管との間で放電が起き、この放電によってプラズマビームが生成される。プラズマビームは、第1、第2中間電極を通過し、真空容器中に配置されたハース(陽極)に到達する。ハースには蒸着材料が収納されており、プラズマビームが到達すると、蒸着材料がジュール加熱されて蒸発する。蒸発した金属粒子はプラズマ中でイオン化され、負電圧が印加された基板の表面に付着し、基板上に膜が形成される。
特開平11−256319号公報
しかしながら、従来のプラズマガンでは、ガラス管を第1中間電極に固定した後で、さらに、ガラス管にカソードフランジを固定する必要があり、ガラス管やカソードフランジの位置合わせが難しく、また、脆性材料からなるガラス管の破損に注意しながら組み立てや分解を行う必要があり、高いスキルが要求されて作業負担が大きかった。
本発明は、以上の課題を解決することを目的としており、組み立て、または分解の際の作業性を向上できるプラズマガンを提供することを目的とする。
本発明は、プラズマビームを生成するための陰極管と中間電極とを備え、陰極管を収容する絶縁管が、陰極管が取り付けられたカソードフランジと中間電極との間に配置されたプラズマガンにおいて、中間電極に設けられたフランジ部と、一端側がフランジ部に固定されると共に、他端側がカソードフランジに形成されたガイド孔に挿通されたガイドピンと、ガイドピンが挿通されたカソードフランジを中間電極側に向けて弾性的に押圧する押圧手段と、を備えることを特徴とする。
このプラズマガンでは、中間電極に設けられたガイドピンをカソードフランジのガイド孔に挿通させることでカソードフランジを簡単に位置合わせでき、さらに、カソードフランジはガイドピンに沿って絶縁管を押圧するので、絶縁管に対する均一な押圧を行い易くなる。さらに、カソードフランジをガイドピンで支えることが可能になり、カソードフランジの取り付けや取り外しの際に絶縁管に対して荷重負荷をかけにくくなる。その結果として、カソードフランジや絶縁管の取り付け、取り外しに伴う作業負担が軽減され、作業性が向上する。さらに、押圧手段によってカソードフランジを中間電極側に向けて押圧することで、中間電極とカソードフランジとの間に絶縁管を挟み付けて固定できる。従って、中間電極への絶縁管の固定と、絶縁管へのカソードフランジの固定とを同時に行うことができ、また、絶縁管とカソードフランジとの取り外しも同時に行うことができる。従って、組み立てや分解の際の作業性が向上する。
さらに、押圧手段は、ガイドピンの他端側に設けられた押圧フランジと、押圧フランジとカソードフランジとの間に配置された弾性部材と、を有すると好適である。弾性部材の緩衝作用によって絶縁管には過度の押圧がかかり難くなり、カソードフランジを取り付ける際に、絶縁管を破損させ難くなって作業性が向上する。
弾性部材は、ガイドピンが挿入された圧縮コイルばねであり、カソードフランジには、ガイド孔に連通すると共に、圧縮コイルばねを収容する収容穴が形成されていると好適である。圧縮コイルばねは、ガイドピンと収容穴とに案内されながら縮み、カソードフランジを中間電極側に向けて確実に押圧する。従って、カソードフランジ及び絶縁管の確実な取り付けが可能になる。さらに、圧縮コイルばねを収容穴内に収めるので、圧縮コイルばねを外側に設ける場合に比べてコンパクトにまとまる。
さらに、ガイド孔には、ガイドピンとカソードフランジとを電気的に絶縁するスリーブが嵌め込まれていると好適である。中間電極と陰極管との間の電気的な絶縁をスリーブ31だけで簡単に実現できる。
さらに、絶縁管には、中間電極に当接する鍔部が設けられており、ガイドピンに沿って移動自在にガイドピンに取り付けられると共に、鍔部の中間電極側とは逆となる裏面に当接し、鍔部を中間電極側に向けて押圧する保持用押え板部を更に備えると好適である。保持用押え板部によって絶縁管を中間電極に固定できるので、カソードフランジのみを取り外してメンテナンスすることができ、作業性が向上する。
本発明に係るプラズマガンによれば、組み立て、または分解の際の作業性を向上できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係るプラズマガンの好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明に係るプラズマガン1の断面図である。図1に示されるように、プラズマガン1は、RPD(Reactive Plasma Deposition)法を適用した成膜装置に組み付けられている圧力勾配型プラズマガンであり、ハース(陽極)を収容する成膜室3に取り付けられている。
プラズマガン1は、第1中間電極5と第2中間電極7とからなる中間電極9と、陰極管11が固定されたカソードフランジ12とを備え、中間電極9とカソードフランジ12との間には、陰極管11を収容するガラス管(絶縁管)13が配置されている。中間電極9に設けられたオリフィス通路Rによって、ガラス管13の雰囲気圧力は成膜室3より高く保たれており、この圧力差によって酸素などの反応ガスがガラス管13内に混入するのを防いでおり、その結果として、放電の際の酸素の影響を排除して長時間の連続使用を可能にしている。
第2中間電極7は環状であり、成膜室3にシールカラー15を介して固定されている。第2中間電極7の後側には、シールカラー15を介して環状の第1中間電極5が同心状に重ねて固定されている。第2中間電極7には、空芯コイル17が内蔵されており、第1中間電極5には、磁極軸が陰極管11の中心線に平行になるように永久磁石19が内蔵されている。第1中間電極5の後側、すなわち、カソードフランジ12に対面する側には、外縁に沿って環状のフランジ部5aが設けられている。
フランジ部5aには、スタッドボルト(ガイドピン)21を固定する6個のねじ穴が周方向で等間隔になるように形成されている。スタッドボルト21の一方の端部には、このねじ穴に螺合する雄ねじ部21aが形成されており、他方の端部には、雌ねじ部21bが形成されている。6本のスタッドボルト21は、雄ねじ部21aがねじ穴に螺合してフランジ部5aに固定され、陰極管11の中心線に平行になるように延在している。なお、以下の説明において、雄ねじ部21a側を前側として説明し、雌ねじ部21b側を後側として説明する。
6本のスタッドボルト21で囲まれた領域には、ガラス管13が挿着される。ガラス管13の両端には、それぞれ外側に張り出した鍔部13aと鍔部13bとが設けられており、一方の鍔部13aは、第1中間電極5側に向けられている。第1中間電極5には、フランジ部5aの内側に円形状のガラス管台座部5bが設けられており、ガラス管台座部5bの外縁には、鍔部13aを支持する円筒壁5cが形成されている。鍔部13aは、円筒壁5cによって位置決めされる。また、円筒壁5cの内側には環状溝5dが形成されており、環状溝5dには、Oリング5fが挿着されている。鍔部13aは、Oリング5fに当接する。
6本のスタッドボルト21には、半割り環状の押え板(保持用押え板部)23がガラス管13の周方向に沿うようにして取り付けられている。押え板23の一方の半板23aには、3本のスタッドボルト21が貫通する3個の通し穴が形成されている。半板23aは、スタッドボルト21のそれぞれに螺合している前後一対のナット25に挟まれている。他方の半板23bにも3個の通し穴が形成されており、前後一対のナット25に挟まれるようにしてスタッドボルト21に取り付けられている。押え板23は、ナット25と一緒にスタッドボルト21に沿って移動する。押え板23は、鍔部13aの第1中間電極5側とは逆となる裏面Pに当接し、鍔部13aを軽く押圧する所定位置で、ナット25の締め付けによって固定される。なお、押え板23は、第1中間電極5とガラス管13及びカソードフランジ12とが、後述するボルト33を介した圧縮コイルばね29に均等押圧された状態、即ち、Oリング5f及びOリング12cが適正に潰れた状態になった後、必ず、軽く締め付けるようにする。
カソードフランジ12の中央には、陰極管11が固定されている。陰極管11は、外側のMo筒11aと、内側のTaパイプ11bとからなる。Mo筒11a及びTaパイプ11bの一端は、カソードフランジ12の導体部に固定されている。Taパイプ11bは、カソードフランジ12に形成されたガス導入口に連通しており、ガス導入口から供給されたアルゴンガスはTaパイプ11b内を通過してガラス管13内に放出される。なお、カソードフランジ12には、電極ケーブル25(図2参照)や冷却水配管27などが接続されており、カソードフランジ12の重量は10Kg以上にもなる。
図1、図3及び図4に示されるように、カソードフランジ12の外縁には、円筒部12aが形成されている。円筒部12aには、6本のスタッドボルト21が挿通する6個のガイド孔12bが形成されている。カソードフランジ12は、スタッドボルト21をガイド孔12bに差し込むことで簡単に位置決めされる。さらに、カソードフランジ12は、6本のスタッドボルト21によって支えられており、ガラス管13に直接的に荷重負荷がかからないようになっている。従って、ガラス管13でカソードフランジ12の重量を直接受けるような構成に比べて剛性は高くなっている。
カソードフランジ12の円筒部12aの内径は、ガラス管13の後側の鍔部13bの外径に対応しており、円筒部12a内に鍔部13bが挿着される。円筒部12aの内側には環状溝12dが形成されており、環状溝12dには、Oリング12cが挿着されている。鍔部13bは、Oリング12cに当接する。
ガイド孔12bの後方には、ガイド孔12bに連通する円形穴(収容穴)12fが形成されている。円形穴12fはガイド孔12bと同心状であり、ガイド孔12bよりも径が大きくなっている。円形穴12f内には、圧縮コイルばね(弾性部材)29が収められており、圧縮コイルばね29には、スタッドボルト21が挿通されている。スタッドボルト21には、後端側からスリーブ31が差し込まれ、スリーブ31の後端には、圧縮コイルばね29に当接する押圧フランジ31aが設けられている。スリーブ31は、カソードフランジ12とスタッドボルト21とを電気的に絶縁する材料によって形成されており、ガイド孔12b内に摺動自在に嵌め込まれる。なお、圧縮コイルばね29は、円形穴12f内に収容されることで、押圧フランジ31aとカソードフランジ12との間に配置された状態になっている。
スタッドボルト21の後端に形成された雌ねじ部21bには、ワッシャ32を介してボルト33が螺合している。ボルト33を螺合すると、ワッシャ32を介してスリーブ31の押圧フランジ31aが前方に向けて移動し、圧縮コイルばね29を押圧する。圧縮コイルばね29は、円形穴12f内で弾性変形しながら縮み、カソードフランジ12を第1中間電極5側に向けて押圧する。その結果として、カソードフランジ12と第1中間電極5との間でガラス管13が挟み付けられて固定される。さらに、カソードフランジ12の押圧によってOリング5fとOリング12cとが適正に潰れ、ガラス管13内がシールされる。その結果として、ガラス管13内を安定してシールでき、長時間の連続運転も可能になる。ボルト33、ワッシャ32、スリーブ31の押圧フランジ31a及び圧縮コイルばね29などによってスプリング押え機構(押圧手段)35が構成されている。
ボルト33を完全にねじ込むと、その状態で圧縮コイルばね29の圧縮力は最大になり、カソードフランジ12には6カ所からの均一な押圧力がかかる。プラズマガン1は、この押圧力に対応してOリング5fとOリング12cとが適正に潰れるように設計されている。従って、6ヶ所のボルト33を完全にねじ込むことで、カソードフランジ12には均一な押圧力がかかることになり、押圧力の偏りに起因したガラス管13の破損あるいはOリング5f及びOリング12dの潰れ不良による真空漏れ等は発生し難い。その結果として、第1中間電極5とカソードフランジ12との間でガラス管13を挟み付けて固定する際に、ボルト33を最後まで締め付けることによって、簡単に、且つ確実に固定でき、高いスキルが不要になる。
以上のプラズマガン1では、陰極管11内にアルゴンガスが供給されると、加速された電子とアルゴンガスとの衝突によってプラズマビームが生成される。プラズマビームは第1中間電極5及び第2中間電極7の中央に形成されたオリフィス通路Rを通過し、成膜室3内に放射される。プラズマビームは、成膜室3内でガイドされながらハースに到達し、ハースに収納された蒸着材料を加熱する。蒸発した金属粒子はプラズマ中でイオン化し、負電圧に印加された基板に付着し、基板上に膜が形成される。
プラズマガン1によれば、第1中間電極5に設けられたスタッドボルト21をカソードフランジ12のガイド孔12bに挿通させることでカソードフランジ12を簡単に位置合わせでき、さらに、カソードフランジ12はスタッドボルト21に案内されながらガラス管13を押圧するので、ガラス管13に対する均一な押圧が可能になる。さらに、スプリング押え機構35によってカソードフランジ12を第1中間電極5側に向けて押圧することで、第1中間電極5とカソードフランジ12との間にガラス管13を挟み付けて固定できる。従って、第1中間電極5へのガラス管13の固定と、ガラス管13へのカソードフランジ12の固定とを同時に行うことができ、また、ガラス管13とカソードフランジ12との取り外しも同時に行うことができる。従って、組み立てや分解の際の作業負担が軽減する。
また、カソードフランジ12の重量は10kg以上もあるが、本実施形態によれば、カソードフランジ12はスタッドボルト21によって支えられるために、ガラス管でカソードフランジの重量を直接受ける構造に比べて、カソードフランジ12から電極ケーブル25や冷却水配管27を取り外す場合にもガラス管13に無理な負荷がかかり難く、メンテナンスに伴う分解や組み立て作業が容易になる。
また、スプリング押え機構35を有しているので、圧縮コイルばね29の緩衝作用によってガラス管13には過度の押圧がかかり難くなり、脆性材料からなるガラス管13であっても、破損させ難くなって作業性が向上する。
カソードフランジ12には、圧縮コイルばね29を収容する円形穴12fが形成されているため、圧縮コイルばね29は、スタッドボルト21と円形穴12fとに案内されながら縮み、カソードフランジ12を第1中間電極5側に向けて確実に押圧する。従って、カソードフランジ12及びガラス管13の確実な取り付けが可能になる。さらに、圧縮コイルばね29を円形穴12f内に収めるので、圧縮コイルばね29をカソードフランジ12の外側に設ける場合に比べてコンパクトにまとまる。
さらに、ガイド孔に嵌め込まれたスリーブ31によって、スタッドボルト21とカソードフランジ12とを電気的に絶縁するため、第1中間電極5と陰極管11との間の電気的な絶縁を簡単な構造で実現できる。
また、プラズマガン1は水平状態で取り付けられており、カソードフランジ12は10kgもの重量があるために分解、組み立てに伴う作業には一定のスキルと労力が要求される。しかしながら、本実施形態では、押え板23を外さなければ、ガラス管13と第1中間電極5との取付けを保持でき、その状態でカソードフランジ12のみを取り外し、陰極管11の交換・復旧ができる。従って、従来のプラズマガンに比べて高いスキルは要求されず、カソードフランジ12のメンテナンスや陰極管11の交換などを行うための取り外しや、メンテナンス後の復旧も容易になり、作業性が向上する。
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、ガラス管の代わりにセラミック管を用いることもできる。また、スタッドボルトを固定するフランジ部を第2中間電極に設けるようにし、その分、カソードフランジの径を大きくするようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係るプラズマガンを示す断面図である。 プラズマガンの平面図である。 押圧手段を拡大して示す断面図であり、ボルトを完全にねじ込んだ状態を示す図である。 押圧手段を拡大して示す断面図であり、ボルトをねじ込んでいる途中の状態を示す図である。
符号の説明
1…プラズマガン、5a…フランジ部、9…中間電極、11…陰極管、12…カソードフランジ、12b…ガイド孔、12f…円形穴、13…ガラス管(絶縁管)、13a…ガラス管の鍔部、21…スタッドボルト、23…押え板(保持用押え板部)、29…圧縮コイルばね、31…スリーブ、31a…押圧フランジ、35…スプリング押え機構(押圧手段)、P…鍔部の裏面。

Claims (5)

  1. プラズマビームを生成するための陰極管と中間電極とを備え、前記陰極管を収容する絶縁管が、前記陰極管が取り付けられたカソードフランジと前記中間電極との間に配置されたプラズマガンにおいて、
    前記中間電極に設けられたフランジ部と、
    一端側が前記フランジ部に固定されると共に、他端側が前記カソードフランジに形成されたガイド孔に挿通されたガイドピンと、
    前記ガイドピンが挿通された前記カソードフランジを前記中間電極側に向けて弾性的に押圧する押圧手段と、
    を備えることを特徴とするプラズマガン。
  2. 前記押圧手段は、前記ガイドピンの前記他端側に設けられた押圧フランジと、
    前記押圧フランジと前記カソードフランジとの間に配置された弾性部材と、を有することを特徴とする請求項1記載のプラズマガン。
  3. 前記弾性部材は、前記ガイドピンが挿入された圧縮コイルばねであり、
    前記カソードフランジには、前記ガイド孔に連通すると共に、前記圧縮コイルばねを収容する収容穴が形成されていることを特徴とする請求項2記載のプラズマガン。
  4. 前記ガイド孔には、前記ガイドピンと前記カソードフランジとを電気的に絶縁するスリーブが嵌め込まれていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載のプラズマガン。
  5. 前記絶縁管には、前記中間電極に当接する鍔部が設けられており、
    前記ガイドピンに沿って移動自在に前記ガイドピンに取り付けられると共に、前記鍔部の前記中間電極側とは逆となる裏面に当接し、前記鍔部を前記中間電極側に向けて押圧する保持用押え板部を更に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載のプラズマガン。
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