JP2002270395A - 圧力勾配型プラズマ発生装置の中間電極構造 - Google Patents

圧力勾配型プラズマ発生装置の中間電極構造

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JP2002270395A JP2001071320A JP2001071320A JP2002270395A JP 2002270395 A JP2002270395 A JP 2002270395A JP 2001071320 A JP2001071320 A JP 2001071320A JP 2001071320 A JP2001071320 A JP 2001071320A JP 2002270395 A JP2002270395 A JP 2002270395A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電極の冷却効率が高く、且つ、ケースシール
部や磁石の耐久性に優れた圧力勾配型プラズマ発生装置
の中間電極構造を提供する。 【解決手段】 中間電極1のケース2は側面が外周に沿
って窪んでおり、その窪みにプラズマビームを収束させ
てオリフィス3を通過させるための環状の磁石4もしく
はコイルが嵌め込まれた構造とした。磁石4もしくはコ
イルをケース2の外に配置し、オリフィス3近傍に沿っ
て冷却溶媒5の流路を形成したため、冷却溶媒5の滞り
がなくなって中間電極1全体が均等に冷却されると共
に、冷却溶媒5による磁石4の劣化やコイル配線の断線
が防止される。また、ケース2のシール部2a,2b,
2cをオリフィス3から離れた位置とすることで、シー
ル部2a,2b,2cの破壊を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空成膜装置に用い
られる圧力勾配型プラズマ発生装置の中間電極構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧力勾配型プラズマ発生装置を利
用した真空成膜装置として、例えば図8に示すようなイ
オンプレーティング装置10が知られている。このイオ
ンプレーティング装置10は、真空容器11に圧力勾配
型プラズマ発生装置20が取り付けられており、その圧
力勾配型プラズマ発生装置20の外周には発生させたプ
ラズマビームをガイドするためのコイル30が配設され
ている。また、圧力勾配型プラズマ発生装置20には、
プラズマビームを収束するための第一の中間電極91お
よび第二の中間電極101が並設されていて、この第一
の中間電極91には環状の磁石94が内蔵され、第二の
中間電極101には収束コイル102がそれぞれ内蔵さ
れている。
【0003】真空容器11内は、基板60が天井部に吊
り下げられるように支持されて配置されていると共に、
該基板60には負バイアス用の直流電源が接続されてい
る。そして、真空容器11の底面には基板60と対向す
るようにハース(陽極)50が配置され、その外周には
環状の補助陽極51が配置されている。また、真空容器
11の側壁には、真空容器11内にキャリアガスを導入
するためのガス導入口11aと、真空容器11内を排気
するための排気口11bとが形成されている。
【0004】圧力勾配型プラズマ発生装置20は、一端
に導体板21を備えており、この導体板21に形成され
たキャリアガス導入口22からキャリアガス(Ar等の
不活性ガス)が導入されるようになっている。また、こ
の導体板21には可変電源70のマイナス端が接続さ
れ、プラス端はそれぞれ抵抗器R1およびR2を介して
第一の中間電極91および第二の中間電極101に接続
されている。また、ハース50は、可変電源70ならび
に抵抗器R1およびR2に接続されている。
【0005】こうして構成されたイオンプレーティング
装置10は、圧力勾配型プラズマ発生装置20のキャリ
アガス導入口22からキャリアガスが導入されると、圧
力勾配型プラズマ発生装置20内で放電が開始され、プ
ラズマビーム40が発生する。発生したプラズマビーム
40は、内部に環状の磁石94およびコイル102が内
蔵された第一の中間電極91および第二の中間電極10
1の中心の通路(オリフィス)に収束させられ、コイル
30と補助陽極51の磁石にガイドされて、陽極として
用いられるハース50および補助陽極51に到達し、ハ
ース50に収容された蒸着材料52がジュール加熱され
て蒸発する。こうして蒸発された蒸着材料52からの蒸
着金属粒子はプラズマビーム40によってイオン化・活
性化され、このイオン粒子が負電圧の印加された基板6
0の表面に付着し、基板60上に膜が形成されるように
なっている。
【0006】図9は、上記イオンプレーティング装置1
0の圧力勾配型プラズマ発生装置20の第一の中間電極
91をより詳細に示す説明図であり、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は(a)のC−C線断面図を示
している。
【0007】以下図9を参照して第一の中間電極91の
構成を説明すると、第一の中間電極91は、中心部にプ
ラズマビームを収束し通過させる貫通口(オリフィス)
93を有するドーナッツ形状をしており、内部が中空構
造となっているケース92の該中空内に、プラズマビー
ムを収束させてオリフィス93の中を通過させるための
磁石94が支持固定され収納された構造となっている。
このとき、ケース92は、外形に沿った略円形の3つの
シール部92a、92b、92cで溶接接合されること
で、環状の磁石94がケース92の内部に収納されるよ
うになっている。なお、上記シール部92a、92b、
92cは、溶接接合のほか、Oリングやパッキンを挟ん
でネジ止めしたものでも良い。
【0008】また、ケース92と磁石94との隙間には
冷却溶媒95が流通されている。冷却溶媒95は、放電
電子もしくはイオン衝撃または陰極からの熱などによっ
てケース92が破壊されることを防ぐために中間電極9
1全体を冷却するためのものであり、図10(a)の垂
直断面図および(b)の水平断面図に示すように、中間
電極91内のケース92と磁石94との隙間を流通する
ようになっている。即ち、ケース92の側面には配管用
の穴95a、95bが開けられ、その穴95a、95b
に配管を取り付け、ケース92と磁石94の隙間に冷却
溶媒95を流すことで、中間電極91全体を冷却してプ
ラズマ発生時の熱から保護する構造となっている。な
お、図9(c)に示す96は中間電極91のオリフィス
93近傍が直接プラズマビームに接することないように
覆っているカバーであり、タングステンなどのスパッタ
率の低い金属やカーボン等で成っている。
【0009】なお、第一の中間電極91の構造を例に環
状の磁石94を用いた例で説明してきたが、第二の中間
電極101のように収束コイル102を用いて収束磁場
を作るようにした構造も同様である。ただし、コイルを
用いた構造の場合には、ケースの外から水密を確保した
状態で配線が行われる。また、上記イオンプレーティン
グ装置10はあくまでも一例であり、圧力勾配型プラズ
マ発生装置20、ハース50、基板60の配置は装置の
構成によって様々なものがある。また、イオンプレーテ
ィング装置を例に説明してきたが、そのほか圧力勾配型
プラズマ発生装置を使ったプラズマCVD装置などの真
空成膜装置に対しても同様である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の圧力勾配型プラズマ発生装置20の中間電極9
1の構造は、ドーナッツ形状をしたケース92の中空構
造の中に環状の磁石94もしくはコイルが配置された構
成となっているので、オリフィス93の近傍で冷却溶媒
95が滞りやすく、その付近の冷却効率が悪いといった
問題があった。また、ケース92の中空構造内に磁石9
4もしくはコイルを収容保持した状態で磁石94とオリ
フィス93との間に冷却溶媒95の流路となるスペース
を形成するためには、ケース92のシール部92a、9
2bを構造上このオリフィス93の近傍に形成せざるを
得ず、オリフィス93近傍はプラズマビームの収束部分
となるために放電電子もしくはイオン衝撃または陰極か
らの熱などによってシール部92a、92bが破壊され
やすく、長期に亘って使用するにあたり耐久性に問題が
あった。特に上述したオリフィス93近傍で冷却溶媒9
5が滞りやすいといった問題と合わせると耐久性の面で
さらに問題であった。また、ケース92内の冷却溶媒9
5中に磁石94もしくはコイルが置かれていることにな
るため、冷却溶媒95によって磁石94が劣化して割れ
ることで中心磁場の状態が経時変化してしまったり、コ
イルの配線が腐食断線してしまったりといった問題もあ
り、こうした問題の解決が課題とされるものとなってい
た。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、中央部に貫通
口を有し且つ内部に中空を有するケースと、該ケースに
固定されプラズマビームを前記貫通口に収束させて通過
させるための環状の磁石もしくはコイルと、前記ケース
の中空内を流通して全体を冷却するための冷却溶媒と、
から成る圧力勾配型プラズマ発生装置の中間電極構造に
おいて、前記ケースは側面が外周に沿って窪んでおり、
その窪みに前記磁石もしくはコイルが嵌め込まれた構造
となっていることを特徴とする圧力勾配型プラズマ発生
装置の中間電極構造を提供することで課題を解決するも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明を図に示す実施形態に
基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は本発明に係る圧力勾配型プラズマ発
生装置の中間電極構造の第一実施形態を示す断面図であ
り、全体の真空成膜装置(例えばイオンプレーティング
装置)や圧力勾配型プラズマ発生装置の構成は従来例
(図8)と同様であるのでここでの説明は省略する。
【0014】本発明に係る圧力勾配型プラズマ発生装置
の中間電極1は、中心部にプラズマビームを収束し通過
させる貫通口(オリフィス)3を有するドーナッツ形状
をし、内部が中空構造となっているケース2に、プラズ
マビームを収束させてオリフィス3の中を通過させるた
めの磁石4が支持固定されている。このとき、ケース2
は、外形に沿った略円形の3つのシール部2a、2b、
2cで溶接接合されることで、ケース2の内部を中空構
造としている。なお、上記シール部2a、2b、2cは
溶接接合のほか、Oリングやパッキンを挟んでネジ止め
したものでも良い。
【0015】そして、このケース2の中空内を冷却溶媒
5が流通するようになっている。この冷却溶媒5は、放
電電子もしくはイオン衝撃または陰極からの熱などによ
ってケース2が破壊されることを防ぐために中間電極1
全体を冷却するためのものであり、後で説明するように
中間電極1の中空内を流通するようになっている。
【0016】以上の点については従来例と同様である
が、本発明ではケース2の側面が外周面に沿って窪んだ
形状をしており、その窪みに磁石4が嵌め込まれた構成
となっている。即ち、図2(a)に示すように環状の磁
石4を、(b)に示すように4aと4bの2分割にし、
(c)に示すようにケース2の側面から窪みに嵌め込ん
で固定している。なお、磁石4の代わりにコイルを用い
た場合は、図3に示すようにケース2側面の窪みに薄い
絶縁シート等を敷いてその上から絶縁皮膜付きの銅線を
巻くことでコイル4cが設けられている。
【0017】上記構成とすることで、従来はケース2内
に収容され冷却溶媒5中に置かれていた磁石4もしくは
コイルをケース2の外(冷却溶媒5の流路の外)に取り
出し、冷却溶媒5による磁石4の劣化やコイル配線の断
線防止が図れる。
【0018】次に冷却溶媒5の流路について図4に沿っ
て説明する。ケース2の側面の磁石4もしくはコイルが
嵌め込まれる窪み以外の箇所にはケース2の中空内に通
じる配管用の2つの穴が開けられ、その穴に配管5a、
5bが取り付けられている。そして、まず、(a)に示
すように配管5aから冷却溶媒5が流入され、の矢印
の方向に流れる。そして、ケースの中空内に形成された
仕切壁2d、2eによってオリフィス3近傍に流れ込
み、(b)に示すようにオリフィス3に沿っての方向
に流れて、磁石4を挟んだ反対側に流れ込む。そして、
(c)に示すように仕切壁2f、2gに沿っての方向
に流れ、(d)に示すようにオリフィス3に沿っての
方向に流れて、(a)に示すように仕切壁2d、2eに
沿っての方向に流れ、配管5bから流出されるように
なっている。こうして、ケース2の中空内を冷却溶媒5
がムラなく循環し、特に中間電極1の中で最も熱を持つ
オリフィス3の近傍に沿って冷却溶媒5の流路を形成
し、中間電極1全体を均等に冷却してプラズマ発生時の
熱から保護するようになっている。なお、図1において
6は、中間電極1のオリフィス3近傍が直接プラズマビ
ームに接することないように覆っているカバーであり、
タングステンなどのスパッタ率の低い金属やカーボン等
で成っている。
【0019】ここで、中間電極1のケース2のシール部
2a、2b、2cは、中間電極1内に冷却溶媒5の流路
となる中空構造を形成するために外形に沿った略円形の
ものであるが、従来のようにケースの中空内に磁石やコ
イルを保持する構造を有する必要がないため、オリフィ
ス3から離れた位置とすることが可能となる。つまり、
プラズマビームの収束部分となり熱が集中してしまうオ
リフィス3近傍からシール部2a、2b、2cを離すこ
とで、シール部の破壊を防ぐことができる。
【0020】なお、シール部2a、2b、2cは、図1
に示す第一実施形態のほかに、例えば図5乃至図7に示
す第二実施形態乃至第四実施形態であっても良い。特
に、図6に示す第三実施形態では、シール部を中間電極
1の陽極側の2a、2bの2箇所のみとし、中空構造を
変更したものであり、陰極側にシール部を形成していな
いことで、陰極からの熱などの影響を防げる構造となっ
ている。また、図7に示す第四実施形態も同じく、シー
ル部2a、2bを2箇所のみとし、これらシール部2
a、2bを中間電極1の側面に形成したものであり、シ
ール部2a、2bがオリフィス3から最も離れた位置で
あるため、シール部の保護の点でより効果が発揮される
ものである。また、これら図6および図7は、シール部
が2箇所のみであるため製造コスト削減にも効果があ
る。
【0021】なお、上記実施形態で述べた配管5a、5
bの位置および冷却溶媒5の流路はあくまでも一例であ
り、中間電極1内を冷却溶媒5が循環できる構造であれ
ば良い。
【0022】また、上記実施形態はいずれも圧力勾配型
プラズマ発生装置の中間電極構造に関するものであり、
従来例と同様に本中間電極構造を有する圧力勾配型プラ
ズマ発生装置を用いた様々な構成のイオンプレーティン
グ装置やプラズマCVD装置などの真空成膜装置に適用
可能であることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、圧
力勾配型プラズマ発生装置の中間電極のケース側面が外
周に沿って窪んでおり、その窪みにプラズマビームを収
束させて貫通口を通過させるための環状の磁石もしくは
コイルが嵌め込まれた構造としたことで、従来はケース
内に収容され冷却溶媒中に置かれていた磁石もしくはコ
イルをケースの外(冷却溶媒の流路の外)に取り出し、
冷却溶媒による磁石の劣化やコイル配線の断線防止が図
れるといった効果を奏するものである。また、ケースの
中空内を冷却溶媒がムラなく循環し、特に中間電極の中
で最も熱を持つオリフィス近傍に沿って冷却溶媒の流路
を形成したため、従来のような冷却溶媒の滞りがなくな
って、中間電極全体が均等に冷却されるといった効果を
奏するものである。さらに、中間電極のケースのシール
部は、中間電極内に冷却溶媒の流路となる中空構造をつ
くるために外形に沿った略円形のものであるが、従来の
ようにケースの中空内に磁石やコイルを保持する構造を
有する必要がないため、オリフィスから離れた位置とす
ることが可能となり、プラズマビームの収束部分となっ
て熱が集中してしまうオリフィス近傍からシール部を離
すことで、シール部の破壊を防ぐことができるといった
効果をも奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧力勾配型プラズマ発生装置の中
間電極構造の第一実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明に係る圧力勾配型プラズマ発生装置の中
間電極構造として磁石を用いた例を説明する説明図であ
る。
【図3】本発明に係る圧力勾配型プラズマ発生装置の中
間電極構造としてコイルを用いた例を示す断面図であ
る。
【図4】本発明に係る中間電極内の冷却溶媒の流れを説
明する説明図である。
【図5】本発明に係る圧力勾配型プラズマ発生装置の中
間電極の第二実施形態を示す断面図である。
【図6】本発明に係る圧力勾配型プラズマ発生装置の中
間電極の第三実施形態を示す断面図である。
【図7】本発明に係る圧力勾配型プラズマ発生装置の中
間電極の第四実施形態を示す断面図である。
【図8】従来例におけるイオンプレーティング装置の一
例を示す断面図である。
【図9】従来例における圧力勾配型プラズマ発生装置の
中間電極構造を示す説明図であり、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は縦断面図である。
【図10】従来例における中間電極内の冷却溶媒の流れ
を説明する説明図であり、(a)は垂直断面図、(b)
は水平断面図である。
【符号の説明】
1……中間電極 2……ケース 2a,2b,2c……シール部 2d,2e,2f,2g……仕切壁 3……貫通口(オリフィス) 4……磁石 4a,4b……分割磁石 4c……コイル 5……冷却溶媒 5a,5b……冷却溶媒用配管 6……カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に貫通口を有し且つ内部に中空を有
    するケースと、該ケースに固定されプラズマビームを前
    記貫通口に収束させて通過させるための環状の磁石もし
    くはコイルと、前記ケースの中空内を流通して全体を冷
    却するための冷却溶媒と、から成る圧力勾配型プラズマ
    発生装置の中間電極構造において、前記ケースは側面が
    外周に沿って窪んでおり、その窪みに前記磁石もしくは
    コイルが嵌め込まれた構造となっていることを特徴とす
    る圧力勾配型プラズマ発生装置の中間電極構造。
  2. 【請求項2】前記ケースの内部に中空を形成するための
    シール部を、前記貫通口より離れた位置に形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の圧力勾配型プラズマ発生装
    置の中間電極構造。
  3. 【請求項3】前記ケースの内部に中空を形成するための
    シール部を、前記ケース側面の外周に沿って形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の圧力勾配型プラズマ発生
    装置の中間電極構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008032523A1 (fr) * 2006-09-11 2008-03-20 Shinmaywa Industries, Ltd. Canon à plasma à gradient de pression
JP2008066241A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Shin Meiwa Ind Co Ltd プラズマガンの中間電極ユニット及びそれを備えるプラズマガン
JP2012054134A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Nikuni:Kk プラズマガン
JP2012199017A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Stanley Electric Co Ltd 圧力勾配型プラズマ発生装置およびそれを用いた成膜装置

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