JP5212880B2 - 燃料電池の発電制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水素と酸素とを化学反応させることにより発電を行う燃料電池の発電制御装置に関し、特に安定した発電状態を保つことが可能な燃料電池の発電制御装置に関する。
従来の水素と酸素とを化学反応させることにより発電を行う燃料電池に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開2003−051318号公報 特開2004−146267号公報 特開2006−318784号公報
図5は従来の燃料電池システムの一例を示す構成ブロック図である。図5において1は電解質膜、2及び3は触媒層・拡散層である。電解質膜1の両面には触媒層・拡散層2及び触媒層・拡散層3がそれぞれ形成される。
図5中”FG01”に示すように燃料ガス(例えば、水素等)が触媒層・拡散層2に供給され、図5中”OG01”に示すように酸化ガス(例えば、酸素や空気等)が触媒層・拡散層3に供給される。
ここで、図5に示す従来例の動作を説明する。触媒層・拡散層2側(アノード側)では水素が水素イオン(H )になり電子(e )を放出し、一方、触媒層・拡散層3側(カソード側)では電解質膜1を伝播してきた水素イオン(H )と酸素原子が電子(e )と反応して水(HO )が生成される。
この時、触媒層・拡散層2(アノード側)及び触媒層・拡散層3(カソード側)間の外部負荷を接続することにより、触媒層・拡散層2側(アノード側)で発生した電子(e )を取り出す、言い換えれば、直流電流を取り出すことが可能になる。
また、図6及び図7はより具体的な従来の燃料電池の一例を示す断面図である。図6は燃料電池の電解質膜に対して垂直な面における断面図、図7は燃料電池におけるガス流路に平行な面における断面図である。
図6において4は電解質膜、5はアノード側の触媒層・拡散層、6はカソード側の触媒層・拡散層、7はアノード側に形成された燃料ガス(例えば、水素等)のガス流路、8はカソード側に形成された酸化ガス(酸素や空気等)のガス流路、9はアノード側に形成された導電性を有するセパレータ、10はカソード側に形成された導電性を有するセパレータである。
電解質膜4の両面には触媒層・拡散層5及び触媒層・拡散層6がそれぞれ形成される。また、触媒層・拡散層5の上には燃料ガス(例えば、水素等)のガス流路7が形成され、触媒層・拡散層6の上には酸化ガス(例えば、酸素や空気等)のガス流路8が形成される。
例えば、ガス流路7及びガス流路8は図7中”GT11”に示すように触媒層・拡散層5及び触媒層・拡散層6上を蛇行するように形成されている。
さらに、ガス流路7が形成されていない触媒層・拡散層5及びガス流路7の上にはセパレータ9が形成され、ガス流路8が形成されていない触媒層・拡散層6及びガス流路8の上にはセパレータ10が形成される。
ここで、図6及び図7に示す従来例の動作を説明する。ガス流路7には燃料ガス(例えば、水素等)が供給され、ガス流路8には酸化ガス(例えば、酸素や空気等)が供給される。例えば、図7中”IN11”に示す供給口から各ガスが供給され、図7中”OT11”に示す排気口から反応しなかったガス等が放出される。
アノード側の触媒層・拡散層5では水素が水素イオン(H )になり電子(e )を放出し、一方、カソード側の触媒層・拡散層6側では電解質膜4を伝播してきた水素イオン(H )と酸素原子が電子(e )と反応して水(HO )が生成される。
この時、アノード側の触媒層・拡散層5及びカソード側の触媒層・拡散層6(具体的には、セパレータ9とセパレータ10)と間の外部負荷を接続することにより、アノード側の触媒層・拡散層5で発生した電子(e )を取り出す、言い換えれば、直流電流を取り出すことが可能になる。
また、このような個々の燃料電池(以下、燃料電池セルと呼ぶ。)を複数枚積層(電気的に直列接続)したものを燃料電池スタックと呼び、燃料電池スタックにすることで取り出せる電圧を高くすることができる。
また、”特許文献3”には、燃料電池スタックの一部に電流密度センサを挿入した構造を有する燃料電池発電システムが記載されており、燃料電池の発電状態において、電流密度分布を測定し、当該電流密度分布に基づいて燃料電池(燃料電池セル)の状態を把握し、燃料電池(燃料電池セル)への供給ガス量、供給加湿量、燃料電池セル温度や圧力等を制御することにより、安定した発電を可能にしている。
しかし、”特許文献3”に示すような従来例では、電流密度分布を測定することは制御上有効であるものの、電流密度センサの構造が複雑であり、燃料電池(燃料電池セル)への供給ガス量、供給加湿量、燃料電池セル温度や圧力等の制御が必要で、尚且つ、当該制御は無駄なエネルギーロスを伴う制御になってしまうと言った問題点があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、容易でエネルギーロスがなく安定した発電状態を保つことが可能な燃料電池の安定発電制御装置を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
水素と酸素とを化学反応させることにより発電を行う燃料電池の発電制御装置において、複数の分割電池に分割され燃料ガス及び酸化ガスをそれぞれ供給することにより発電する燃料電池と、複数の前記分割電池に接続される直流負荷と、複数の前記分割電池に接続され、前記直流負荷に供給される直流電流に交流電流をそれぞれ重畳させることで前記分割電池内部のフラッディングを抑制するための複数の交流負荷手段と、を備えたことにより、容易でエネルギーロスがなく安定した発電状態を保つことが可能になる。
請求項記載の発明は、
請求項1記載の発明である発電装置において、
数の前記交流負荷手段により重畳される前記交流電流を制御する負荷制御手段を備え、この負荷制御手段が、測定手段により測定された複数の前記分割電池の電圧のばらつきが所定の閾値を超過した場合に、前記分割電池に前記交流電流を重畳させることにより、容易でエネルギーロスがなく安定した発電状態を保つことが可能になる。
請求項記載の発明は、
請求項1または2に記載の発明である発電制御装置において、
前記交流電流の周波数が50kHz〜0.1Hzであることにより、容易でエネルギーロスがなく安定した発電状態を保つことが可能になる。
本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2,3,4及び請求項5の発明によれば、電気的に複数に分割された燃料電池の個々の出力を直流負荷手段に接続すると共に個々の分割電池に直流負荷手段に並列に交流負荷手段を接続して直流負荷に並列に僅かな交流負荷を印加することにより、容易でエネルギーロスがなく安定した発電状態を保つことが可能になる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係る安定発電制御装置に用いられる燃料電池の一実施例を示す断面図である。図1は燃料電池の電解質膜に対して垂直な面における断面図、図2は燃料電池におけるガス流路に平行な面における断面図である。
図1において、11は電解質膜、12,14,16及び18は4分割されたアノード側の触媒層・拡散層、13,15,17及び19は4分割されたカソード側の触媒層・拡散層、20はアノード側に形成された燃料ガス(例えば、水素等)のガス流路、21はカソード側に形成された酸化ガス(酸素や空気等)のガス流路、22,24,26及び28はアノード側に形成された導電性を有するセパレータ、23,25,27及び29はカソード側に形成された導電性を有するセパレータ、30,31,32,33,34及び35は絶縁部材である。
電解質膜11のアノード側には触媒層・拡散層12,14,16及び触媒層・拡散層18が互いに接することなくそれぞれ形成され、電解質膜11のカソード側には触媒層・拡散層13,15,17及び触媒層・拡散層19が互いに接することなくそれぞれ形成される。
また、触媒層・拡散層12,14,16及び触媒層・拡散層18の上、並びに、触媒層・拡散層12,14,16及び触媒層・拡散層18が形成されていないアノード側の電解質膜11の上(触媒層・拡散層12,14,16及び触媒層・拡散層18のそれぞれの境界部分)には燃料ガス(例えば、水素等)のガス流路20が形成される。
同様に、触媒層・拡散層13,15,17及び触媒層・拡散層19の上、並びに、触媒層・拡散層13,15,17及び触媒層・拡散層19が形成されていないカソード側の電解質膜11の上(触媒層・拡散層13,15,17及び触媒層・拡散層19のそれぞれの境界部分)には酸化ガス(例えば、酸素や空気等)のガス流路21が形成される。
例えば、ガス流路20は図2中”GT21”に示すように触媒層・拡散層12,14,16及び触媒層・拡散層18上、並びに、触媒層・拡散層12,14,16及び触媒層・拡散層18が形成されていないアノード側の電解質膜11の上(触媒層・拡散層12,14,16及び触媒層・拡散層18のそれぞれの境界部分)を蛇行するように形成されている。
また、例えば、ガス流路21は図2中”GT21”に示すように触媒層・拡散層13,15,17及び触媒層・拡散層19上、並びに、触媒層・拡散層13,15,17及び触媒層・拡散層19が形成されていないカソード側の電解質膜11の上(触媒層・拡散層13,15,17及び触媒層・拡散層19のそれぞれの境界部分)を蛇行するように形成されている。
さらに、ガス流路20が形成されていない触媒層・拡散層12及びガス流路20の上にはセパレータ22が形成され、ガス流路20が形成されていない触媒層・拡散層14及びガス流路20の上にはセパレータ24が形成される。
ガス流路20が形成されていない触媒層・拡散層16及びガス流路20の上にはセパレータ26が形成され、ガス流路20が形成されていない触媒層・拡散層18及びガス流路20の上にはセパレータ28が形成される。
セパレータ22及びセパレータ24の境界部分には絶縁部材30が、セパレータ24及びセパレータ26の境界部分には絶縁部材32が、セパレータ26及びセパレータ28の境界部分には絶縁部材34がそれぞれ設けられる。
一方、ガス流路21が形成されていない触媒層・拡散層13及びガス流路21の上にはセパレータ23が形成され、ガス流路21が形成されていない触媒層・拡散層15及びガス流路21の上にはセパレータ25が形成される。
ガス流路21が形成されていない触媒層・拡散層17及びガス流路21の上にはセパレータ27が形成され、ガス流路21が形成されていない触媒層・拡散層19及びガス流路21の上にはセパレータ29が形成される。
セパレータ23及びセパレータ25の境界部分には絶縁部材31が、セパレータ25及びセパレータ27の境界部分には絶縁部材33が、セパレータ27及びセパレータ29の境界部分には絶縁部材35がそれぞれ設けられる。
また、燃料電池は各絶縁部材等によって電気的に4分割されており、11,12,13,20,21,22及び23から構成される第1の分割された燃料電池(以下、単に分割電池と呼ぶ。)、11,14,15,20,21,24及び25から構成される第2の分割電池、11,16,17,20,21,26及び27から構成される第3の分割電池、11,18,19,20,21,28及び29から構成される第4の分割電池に分かれる。
ここで、図1に示す実施例の動作を図3及び図4を用いて説明する。図3は燃料電池を安定して発電させる発電制御装置の一実施例を示す構成ブロック図、図4は分割電池から取り出される電流値の時間的変化を示す特性曲線図である。
図3において36は図1に示す電気的に4分割された燃料電池、37は燃料電池36に対して直流負荷を印加する直流負荷手段、38,39,40及び41は燃料電池の分割電池に対してそれぞれ交流負荷を印加する交流負荷手段、42は直流負荷手段37と交流負荷手段38,39,40及び41が印加する直流負荷及び交流負荷の値を制御する負荷制御手段である。但し、図1に示す符号と同一の符号に関しては図3では記載を省略している。
第1,第2,第3及び第4の分割電池には直流負荷手段37が接続されると共に、第1の分割電池には交流負荷手段38が並列に接続される。同様に、第2,第3及び第4の分割電池には交流負荷手段39,40及び41がそれぞれ並列に接続される。
また、負荷制御手段42の直流負荷及び交流負荷の値を制御する制御信号は直流負荷手段37と交流負荷手段38,39,40及び41にそれぞれ接続される。
ガス流路20には燃料ガス(例えば、水素等)が供給され、ガス流路21には酸化ガス(例えば、酸素や空気等)が供給される。例えば、図2中”IN21”に示す供給口から各ガスが供給され、図2中”OT21”に示す排気口から反応しなかったガス等が放出される。
アノード側の触媒層・拡散層12,14,16及び触媒層・拡散層18では水素が水素イオン(H )になり電子(e )を放出し、一方、カソード側の触媒層・拡散層13,15,17及び触媒層・拡散層19側では電解質膜11を伝播してきた水素イオン(H )と酸素原子が電子(e )と反応して水(HO )が生成される。
この時、図3に示すように、アノード側の触媒層・拡散層12,14,16及び触媒層・拡散層18とカソード側の触媒層・拡散層13,15,17及び触媒層・拡散層19(具体的には、図3に示すように互いに対向するセパレータ22とセパレータ23、セパレータ24とセパレータ25、セパレータ26とセパレータ27、並びに、セパレータ28とセパレータ29)と間の直流負荷手段37を接続することにより、アノード側の触媒層・拡散層12,14,16及び触媒層・拡散層18で発生した電子(e )を取り出す、言い換えれば、直流電流を取り出すことが可能になる。
すなわち、第1、第2、第3及び第4の分割電池はそれぞれ独立した燃料電池として動作することになる。
このような動作(発電)状態において、取り出される電圧を”Vdc”、直流負荷手段37を流れる直流電流を”Idc”とした場合、燃料電池36で発電された発電電力”P”は、
P=Vdc×Idc (1)
となる。
但し、第1、第2、第3及び第4の分割電池から流れる電流値を”Idc1”、”Idc2”、”Idc3”及び”Idc4”とした場合、直流電流”Idc”は、
Idc=Idc1+Idc2+Idc3+Idc4 (2)
である。
また、通常の動作(発電)状態では、燃料電池(分割電池)内部のフラッディングによって、燃料電池(分割電池)の電圧のばらつきが大きくなったり、燃料電池(分割電池)の電圧の低下を引き起こす場合がある。
このため、図3に示す実施例では、燃料電池(分割電池)内部のフラッディングを防止するために直流負荷に並列に僅かな交流負荷を印加している。
ここで、図4に示すように、直流負荷に並列に僅かな交流負荷を印加することにより、電流値は図4中”Idc”に示す直流成分に対して、図4中”Iac”に示す交流成分が重畳された状態になっている。
図4に示すように、電流値が直流成分”Idc”よりもプラス側に遷移している状態は、ガス流量が不足(流量変動)すると共に分圧が低下(圧力変動)することと等価になる。
一方、図4に示すように、電流値が直流成分”Idc”よりもマイナス側に遷移している状態は、ガス流量が増加(流量変動)すると共に分圧が上昇(圧力変動)することと等価になる。
すなわち、電流の直流成分に対して僅かな交流成分を重畳させることは、燃料電池(分割電池)36に対して、僅かな流量変動及び圧力変動を加えることと等価になり、このような流量変動及び圧力変動に起因して燃料電池(分割電池)36内部の生成水の排水性を向上させることになる。
また、従来例のように複雑な構造の電流密度センサを用いることが不要で、燃料電池(燃料電池セル)への供給ガス量、供給加湿量、燃料電池セル温度や圧力等の制御は必要ないのでエネルギーロスがなくなる。
この結果、電気的に4分割された燃料電池の個々の出力を直流負荷手段に接続すると共に個々の分割電池に直流負荷手段に並列に交流負荷手段を接続して直流負荷に並列に僅かな交流負荷を印加することにより、容易でエネルギーロスがなく安定した発電状態を保つことが可能になる。
なお、図1(或いは、図3)に示す実施例では、電気的に4分割された燃料電池を例示しているが、勿論、4分割に限定されるわけではなく、分割数は複数であれば良い。
また、図3に示す実施例では、負荷制御手段で直流負荷手段及び交流負荷手段の直流負荷及び交流負荷を制御しているが、直流負荷手段及び交流負荷手段自身で直流負荷及び交流負荷を決定するものであってもよく、負荷制御手段は必須の構成要素ではない。
また、図3に示す実施例では、直流負荷に並列に僅かな交流負荷を印加する旨説明しているが、直流負荷の値に応じて交流負荷の値(図4における”Iac”に示す重畳された交流成分の振幅)を可変しても構わない。この場合には、適切な変動を燃料電池に与えることが可能になり、燃料電池特性への影響を抑えることができる。
また、図3に示す実施例では、交流負荷の周波数に関しては特に例示していないが、例えば、交流負荷の周波数としては”50kHz”〜”0.1Hz”であることが望ましい。
また、図3に示す実施例では、直流負荷に並列に交流負荷を印加する旨説明しているが、交流負荷の値(図4における”Iac”に示す重畳された交流成分の振幅)を直流負荷の値の所定割合(例えば、5%以下)以下に制限しても構わない。この場合には、適切な変動を燃料電池に与えることが可能になり、燃料電池特性への影響を抑えることができる。
また、図3に示す実施例では、直流負荷に並列に交流負荷を印加する旨説明しているが、通常動作では交流負荷を印加せず、測定手段により分割電池の電圧を測定し、測定された分割電池の電圧のばらつきが所定の閾値を超過した場合に、交流負荷を印加しても構わない。この場合には、無駄なエネルギーの消費を抑えることが可能になる。
本発明に係る安定発電制御装置に用いられる燃料電池の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る安定発電制御装置に用いられる燃料電池の一実施例を示す断面図である。 発電制御装置の一実施例を示す構成ブロック図である。 分割電池から取り出される電流値の時間的変化を示す特性曲線図である。 従来の燃料電池システムの一例を示す構成ブロック図である。 具体的な従来の燃料電池の一例を示す断面図である。 具体的な従来の燃料電池の一例を示す断面図である。
符号の説明
1,4,11 電解質膜
2,3,5,6,12,13,14,15,16,17,18,19 触媒層・拡散層
7,8,20,21 ガス流路
9,10,22,23,24,25,26,27,28,29 セパレータ
30,31,32,33,34,35 絶縁部材
36 燃料電池
37 直流負荷手段
38,39,40,41 交流負荷手段
42 負荷制御手段

Claims (3)

  1. 水素と酸素とを化学反応させることにより発電を行う燃料電池の発電制御装置において、
    複数の分割電池に分割され燃料ガス及び酸化ガスをそれぞれ供給することにより発電する燃料電池と、
    複数の前記分割電池に接続される直流負荷と、
    複数の前記分割電池に接続され、前記直流負荷に供給される直流電流に交流電流をそれぞれ重畳させることで前記分割電池内部のフラッディングを抑制するための複数の交流負荷手段と、
    を備えたことを特徴とする発電制御装置。
  2. 数の前記交流負荷手段により重畳される前記交流電流を制御する負荷制御手段を備え、
    この負荷制御手段が、測定手段により測定された複数の前記分割電池の電圧のばらつきが所定の閾値を超過した場合に、前記分割電池に前記交流電流を重畳させることを特徴とする
    請求項1記載の発電制御装置。
  3. 前記交流電流の周波数が50kHz〜0.1Hzであることを特徴とする
    請求項1または2に記載の発電制御装置。
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