JP5224088B2 - 燃料電池のインピーダンス分布測定方法及び測定装置 - Google Patents
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Description
従って本発明が解決しようとする課題は、燃料電池の動作状態のインピーダンス分布測定することが可能なインピーダンス分布測定方法及び測定装置を実現することにある。
水素と酸素とを化学反応させることにより発電を行う燃料電池のインピーダンス分布測定方法であって、
電気的に複数に分割された各分割電池の共有のガス流路に燃料ガスと酸化ガスを供給した状態にある前記分割電池毎に発電する燃料電池の前記各分割電池にそれぞれ印加する直流電流及び交流電流を発生させる電子負荷手段と、
前記各分割電池にそれぞれ印加される交流電流を測定し、前記各分割電池の直流電圧及び交流電圧をそれぞれ測定すると共にインピーダンスをそれぞれ演算するインピーダンス測定手段と、
前記直流電流を制御して前記各分割電池でそれぞれ発生する電圧が設定された動作電圧と等しくなるように調整し、前記各分割電池に交流電流をそれぞれ重畳して周波数掃引を行なわせると共に前記分割電池毎に交流電流値、交流電圧のゲインと位相を測定させインピーダンスの演算を行なわせる制御手段と、
を備え、
前記分割電池は、アノード側の触媒層・拡散層およびカソード側の触媒層・拡散層が電解質膜を挟んで対向して形成された平面状の燃料電池の面内で、前記アノード側の触媒層・拡散層および前記カソード側の触媒層・拡散層を前記分割電池ごとに分離した形態で形成され、
前記演算を行うステップによる演算結果に基づいて、前記ガス流路を介して燃料ガスおよび酸化ガスが供給された動作状態での、前記燃料電池におけるインピーダンス分布を計測することにより、燃料電池の動作状態のインピーダンス分布測定することが可能になる。
請求項1記載の発明であるインピーダンス分布測定方法であって、
予め前記分割電池を同時に発電させ測定した各分割電池の直流電流値を初期値として、前記分割電池でそれぞれ発生する電圧が設定された動作電圧と等しくなるように前記直流電流の値を制御することにより、直流電流値の制御により分割電池の発生する電圧を設定された動作電圧と等しくさせるための時間を短縮することが可能になる。
水素と酸素とを化学反応させることにより発電を行う燃料電池のインピーダンス分布測定装置において、
電気的に複数に分割された各分割電池の共有のガス流路に燃料ガスと酸化ガスを供給した状態にある前記分割電池毎に発電する燃料電池の前記各分割電池にそれぞれ印加する直流電流及び交流電流を発生させる電子負荷手段と、
前記各分割電池にそれぞれ印加される交流電流を測定し、前記各分割電池の直流電圧及び交流電圧をそれぞれ測定すると共にインピーダンスをそれぞれ演算するインピーダンス測定手段と、
前記直流電流を制御して前記各分割電池でそれぞれ発生する電圧が設定された動作電圧と等しくなるように調整し、前記各分割電池に交流電流をそれぞれ重畳して周波数掃引を行なわせると共に前記分割電池毎に交流電流値、交流電圧のゲインと位相を測定させインピーダンスの演算を行なわせる制御手段と、
を備え、
前記分割電池は、アノード側の触媒層・拡散層およびカソード側の触媒層・拡散層が電解質膜を挟んで対向して形成された平面状の燃料電池の面内で、前記アノード側の触媒層・拡散層および前記カソード側の触媒層・拡散層を前記分割電池ごとに分離した形態で形成され、
前記インピーダンス測定手段による演算結果に基づいて、前記ガス流路を介して燃料ガスおよび酸化ガスが供給された動作状態での、前記燃料電池におけるインピーダンス分布を計測することにより、燃料電池の動作状態のインピーダンス分布測定することが可能になる。
請求項3記載の発明であるインピーダンス分布測定装置において、
前記制御手段が、
予め前記分割電池を同時に発電させ測定した各分割電池の直流電流値を初期値として、前記分割電池でそれぞれ発生する電圧が設定された動作電圧と等しくなるように前記直流電流の値を制御することにより、直流電流値の制御により分割電池の発生する電圧を設定された動作電圧と等しくさせるための時間を短縮することが可能になる。
請求項3若しくは請求項4記載の発明であるインピーダンス分布測定装置において、
前記電子負荷手段、前記インピーダンス測定手段及び前記制御手段が前記分割電池毎に設けられたことにより、燃料電池の動作状態のインピーダンス分布測定することが可能になる。
請求項1,3及び請求項5の発明によれば、直流電流を制御して各分割電池の発生する電圧が設定された動作電圧と等しくなるように調整し、各分割電池に交流電流を重畳して周波数掃引を行なうと共に分割電池毎に交流電流値、交流電圧のゲインと位相を測定してインピーダンスの演算を行なうことにより、燃料電池の動作状態のインピーダンス分布測定することが可能になる。
2,3,5,6,7,8,9,10,11,12 触媒層・拡散層
13,14 ガス流路
15,16,17,18,19,20,21,22 セパレータ
23,24,25,26,27,28 絶縁部材
29 燃料電池
30 電子負荷手段
31 インピーダンス測定手段
32 制御手段
Claims (5)
- 水素と酸素とを化学反応させることにより発電を行う燃料電池のインピーダンス分布測定方法であって、
電気的に複数に分割された各分割電池の共有のガス流路に燃料ガスと酸化ガスを供給した状態にある前記分割電池毎に発電する燃料電池の前記各分割電池にそれぞれ印加する直流電流を制御して前記各分割電池でそれぞれ発生する電圧が設定された動作電圧と等しくなるように調整するステップと、
前記各分割電池に交流電流をそれぞれ重畳して周波数掃引を行なうと共に前記分割電池毎に交流電流値、交流電圧のゲインと位相を測定してインピーダンスの演算を行なうステップと、
を備え、
前記分割電池は、アノード側の触媒層・拡散層およびカソード側の触媒層・拡散層が電解質膜を挟んで対向して形成された平面状の燃料電池の面内で、前記アノード側の触媒層・拡散層および前記カソード側の触媒層・拡散層を前記分割電池ごとに分離した形態で形成され、
前記演算を行うステップによる演算結果に基づいて、前記ガス流路を介して燃料ガスおよび酸化ガスが供給された動作状態での、前記燃料電池におけるインピーダンス分布を計測することを特徴とする燃料電池のインピーダンス分布測定方法。 - 予め前記分割電池を同時に発電させ測定した各分割電池の直流電流値を初期値として、前記分割電池でそれぞれ発生する電圧が設定された動作電圧と等しくなるように前記直流電流の値を制御することを特徴とする
請求項1記載の燃料電池のインピーダンス分布測定方法。 - 水素と酸素とを化学反応させることにより発電を行う燃料電池のインピーダンス分布測定装置において、
電気的に複数に分割された各分割電池の共有のガス流路に燃料ガスと酸化ガスを供給した状態にある前記分割電池毎に発電する燃料電池の前記各分割電池にそれぞれ印加する直流電流及び交流電流を発生させる電子負荷手段と、
前記各分割電池にそれぞれ印加される交流電流を測定し、前記各分割電池の直流電圧及び交流電圧をそれぞれ測定すると共にインピーダンスをそれぞれ演算するインピーダンス測定手段と、
前記直流電流を制御して前記各分割電池でそれぞれ発生する電圧が設定された動作電圧と等しくなるように調整し、前記各分割電池に交流電流をそれぞれ重畳して周波数掃引を行なわせると共に前記分割電池毎に交流電流値、交流電圧のゲインと位相を測定させインピーダンスの演算を行なわせる制御手段と、
を備え、
前記分割電池は、アノード側の触媒層・拡散層およびカソード側の触媒層・拡散層が電解質膜を挟んで対向して形成された平面状の燃料電池の面内で、前記アノード側の触媒層・拡散層および前記カソード側の触媒層・拡散層を前記分割電池ごとに分離した形態で形成され、
前記インピーダンス測定手段による演算結果に基づいて、前記ガス流路を介して燃料ガスおよび酸化ガスが供給された動作状態での、前記燃料電池におけるインピーダンス分布を計測することを特徴とする燃料電池のインピーダンス分布測定装置。 - 前記制御手段が、
予め前記分割電池を同時に発電させ測定した各分割電池の直流電流値を初期値として、前記分割電池でそれぞれ発生する電圧が設定された動作電圧と等しくなるように前記直流電流の値を制御することを特徴とする
請求項3記載の燃料電池のインピーダンス分布測定装置。 - 前記電子負荷手段、前記インピーダンス測定手段及び前記制御手段が前記分割電池毎に設けられたことを特徴とする
請求項3若しくは請求項4記載の燃料電池のインピーダンス分布測定装置。
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JP2007128015A JP5224088B2 (ja) | 2007-05-14 | 2007-05-14 | 燃料電池のインピーダンス分布測定方法及び測定装置 |
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JP2007128015A JP5224088B2 (ja) | 2007-05-14 | 2007-05-14 | 燃料電池のインピーダンス分布測定方法及び測定装置 |
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JP2008282762A JP2008282762A (ja) | 2008-11-20 |
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