JP5211094B2 - 硬貨入出金装置 - Google Patents

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Description

本発明は、硬貨入出金装置であって、特にPOS(Point Of Sales)端末やECR(Electronic Cash Register)等の電子機器に接続して使用するのに適した硬貨入出金装置に関する。
近年、1円,5円,10円,50円,100円,500円等の硬貨を金種毎に収納し、POS端末やECRからの釣り銭の払い出し指令により、硬貨収納部内の硬貨を釣り銭額だけ硬貨払出口に払い出すようにした硬貨入出金装置が普及している(例えば、特許文献1参照)。
このような硬貨搬送装置には、硬貨搬送面上の硬貨を搬送するエンドレスベルトを有する搬送機構ユニットが支軸を中心として開閉可能に設けられたものがある。この硬貨搬送装置では、搬送機構ユニットを開状態とすることで硬貨搬送面が露出するので、装置のメンテナンスが容易である。
しかしながら、搬送機構ユニットを開閉可能に設ける場合、複数の部材を組み立てるのであるが、各部材には公差が存在するため、搬送機構ユニットの取り付けにガタツキが発生してしまう。このようなガタツキが大きくなると、エンドレスベルトによる硬貨の搬送に支障をきたす虞がある。より詳細には、エンドレスベルトによる硬貨の搬送方向にズレが生じると、硬貨が硬貨搬送のための基準面から外れてしまい、硬貨搬送及びセンシングに悪影響を及ぼすことになる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、開閉可能な搬送機構ユニットによる硬貨の搬送を良好に行える硬貨入出金装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、入金された硬貨を金種別に選別収納し、収納した硬貨を払い出す硬貨入出金装置において、硬貨を選別する選別孔が硬貨搬送面に形成された選別部材と、前記硬貨搬送面上の硬貨を搬送するエンドレスベルトを有し、支軸を中心として開閉可能に設けられ、閉状態で前記硬貨搬送面を覆う一方、開状態で前記硬貨搬送面を露出させる搬送機構ユニットと、前記硬貨搬送面に対して位置決めされていて、前記搬送機構ユニットと当接することで前記搬送機構ユニットを位置決めする位置決め基準部と、閉状態の前記搬送機構ユニットを前記位置決め基準部に向けて付勢して前記位置決め基準部に当接させる付勢部材と、を備え、前記支軸が、前記選別孔の上方に配置されたことを特徴とする。
本発明によれば、開閉可能な搬送機構ユニットによる硬貨の搬送を良好に行うことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる硬貨入出金装置を示す外観斜視図である。 図2は、入出金ユニットを示す平面図である。 図3は、硬貨搬送部を示す平面図である。 図4は、硬貨選別部及び硬貨収納部を示す縦断面図である。 図5は、搬送機構ユニットが開いた状態の入出金ユニットを示す平面図である。 図6は、搬送機構ユニットが開いた状態の入出金ユニットを示す斜視図である。 図7は、搬送機構ユニットが開いた状態の入出金ユニットの一部を示す斜視図である。 図8は、搬送機構ユニットの支持部を示す斜視図である。 図9は、図8のA矢視図である。 図10は、硬貨入出金装置の電気的接続を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる硬貨入出金装置の一実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態は、硬貨投入口から投入された硬貨を搬送して硬貨選別部で金種別に選別して硬貨収納部に収納し、硬貨払出指示に応じて金種別に払い出すようにした硬貨入出金装置への適用例である。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる硬貨入出金装置1を示す外観斜視図である。図1に示すように、硬貨入出金装置1は、硬貨の入出金を行う入出金ユニット2と、この入出金ユニット2を引き出し可能に収容保持する収納ケース3と、を備えている。
図2は、入出金ユニット2を示す平面図である。入出金ユニット2は、硬貨入出金装置1の前部に位置し硬貨C(図3参照)を受け入れる硬貨受入部11と、硬貨受入部11によって受け入れた硬貨Cを硬貨入出金装置1の後部へ向けて搬送する硬貨搬送部12と、硬貨搬送部12によって搬送された硬貨Cを金種別に選別する硬貨選別部13と、硬貨選別部13によって選別された硬貨Cを金種別に収納する硬貨収納部14と、硬貨収納部14に収納された硬貨を払い出す硬貨払出部15と、を備えている。
硬貨受入部11は、上方に開口した硬貨投入口21を有している。硬貨投入口21は、複数枚の硬貨Cのまとまった投入を許容する。硬貨投入口21には、投入された硬貨Cを光電的に検出する複数組の投入センサ22が設けられている。また、硬貨投入口21の底部には、投入モータ23(図10参照)の駆動により回転し、投入された硬貨Cを硬貨入出金装置1の内部へと搬送する投入ベルト24が設けられている。投入ベルト24の途中には、投入ベルト24によって搬送される硬貨Cを1枚ずつ分離して送り出す投入プーリ25が設けられている。
図3は、硬貨搬送部12を示す平面図である。硬貨搬送部12は、硬貨搬送面31と、この硬貨搬送面31に硬貨を押し付けながらその硬貨を搬送する搬送ベルト32と、を有している。
硬貨搬送面31は、投入ベルト24の硬貨搬送方向下流側において投入ベルト24によって搬送された硬貨を受ける位置に配置されている。硬貨搬送面31は、搬送ベース33の上面によって形成されている。搬送ベース33には、硬貨搬送面31における硬貨搬送方向の右側に搬送ガイド部材34が固定されている。搬送ベース33及び搬送ガイド部材34は、硬貨Cよりも硬い金属製である。
搬送ベルト32は、ゴム製のエンドレスベルトであり、その断面は円形状に形成されている。この搬送ベルト32は、投入ベルト24から硬貨選別に用いる後述する選別ベルト63まで延出している。搬送ベルト32は、硬貨搬送面31の上方であって硬貨搬送面31に硬貨Cを押し付ける位置に配置されている。搬送ベルト32は、プーリ35,36に掛け渡されている。この搬送ベルト32の終端部は、上下一対のプーリ37(下側のプーリは図示せず)によって略直角に屈曲されており、これにより、搬送ベルト32は、上面視略L字状を成している。上下一対のプーリ37は相互に逆回転可能に連結されている。また、搬送ベルト32における硬貨搬送面31と対向する部分の内面は、複数のアイドラプーリ38によって支持されている。プーリ36は、選別ベルト63を介して連結された搬送モータ70(図10参照)の駆動によって等速回転し、プーリ36の等速回転により搬送ベルト32も等速回転する。投入ベルト24から搬送された硬貨Cは、プーリ35の下流側で搬送ベルト32と硬貨搬送面31とにより挟まれ、搬送ベルト32の回転に伴って硬貨搬送面31上に押し付けられながら搬送され、硬貨選別部13へ到る。
搬送ガイド部材34は、投入ベルト24上を搬送された硬貨Cの搬送経路に干渉するように設けられている。搬送ガイド部材34には、硬貨Cの側面に当接して硬貨Cをガイドするガイド面34aが設けられている。このガイド面34aには、搬送ベルト32に対して角度αの第1斜面Xと、搬送ベルト32に対して角度βの第2斜面Yと、が設けられている。なお、第1斜面Xの角度αと第2斜面Yの角度βとの関係は、角度α>角度βである。第2斜面Yは、第1斜面Xの硬貨搬送方向下流側に位置している。この搬送ガイド部材34によって、投入ベルト24上を搬送された硬貨Cの搬送経路の幅が徐々に狭くなる。
硬貨搬送面31における硬貨Cが通過する位置には、硬貨Cを識別する硬貨識別部41が設けられている。硬貨識別部41は、第1識別センサである材質センサ42と、第2識別センサである直径センサ43と、第3識別センサ44と、を有している。これらの3つの識別センサ42,43,44のうち材質センサ42が硬貨搬送方向で最も上流側に配置されており、直径センサ43が最も下流側に配置されている。そして、第3識別センサ44は、硬貨搬送方向で材質センサ42と直径センサ43との間に配置されている。
材質センサ42は、硬貨Cの材質を検知するものであり、直径センサ43は、硬貨Cの直径を検知するものである。第3識別センサ44は、材質及び直径以外の硬貨Cに関する情報を検知するためのものであり、例えば、硬貨Cの孔の有無や、硬貨Cの厚さ、硬貨Cの反射率、硬貨Cの凹凸形状のいずれか一つを検知するものであって良い。
材質センサ42、直径センサ43及び第3識別センサ44は、コイルと、このコイルに接続された発振回路と、この発振回路に接続された整流回路とを有する磁気センサである。材質センサ42、直径センサ43及び第3識別センサ44では、コイルに硬貨Cが接近すると、コイルのインピーダンスが変化し、これに伴い発振回路の発振レベルが変化する。整流回路は、発振回路の出力波形をデジタル信号に対応する波形に整流してCPU121(図10参照)に出力する。CPU121は、その出力値と予め設定されている正貨の値とを比較して硬貨Cの正偽の判定を行う。その出力値が、予め設定されている正貨の値と異なる場合には、CPU121は、その硬貨Cは偽貨であると判定する。発振レベルの変化量は、材質センサ42では硬貨Cの材質、直径センサ43では硬貨Cの直径によって、異なるように設定されている。また、第3識別センサ44における発振レベルの変化量は、硬貨Cの孔の有無や、硬貨Cの厚さ、硬貨Cの反射率、硬貨Cの凹凸形状によって、異なるように設定されている。
また、硬貨搬送面31の硬貨搬送方向の下流端には、最大径の硬貨Cが落下し得るリジェクト孔33aが形成されている。リジェクト孔33aは硬貨Cの通過を許容するリジェクトシャッタ51によってその一部が塞がれている。このリジェクトシャッタ51は、リジェクトソレノイド52(図10参照)によって開閉駆動される。リジェクト孔33aの下方には、リジェクトボックス53が配置されている。
リジェクトボックス53は、リジェクト孔33aから落下する硬貨C等を受けるものである。このリジェクトボックス53は、入出金ユニット2の筐体16に設けられた支持部に引き出し可能に支持されている。支持部には、リジェクトボックス53の取り付け状態を検出するボックスセンサ130(図10参照)が設けられている。
また、搬送ガイド部材34におけるガイド面34aの下流端部には、硬貨Cの搬送方向を略90度転換して、硬貨Cを硬貨選別部13へガイドする方向転換面34bが形成されている。この方向転換面34bにガイドされて硬貨選別部13へ搬送された硬貨Cは、方向転換面34bの下流端に連絡した後述する基準面66にガイドされる。
図4は、硬貨選別部13及び硬貨収納部14を示す縦断面図である。図2及び図4に示すように、硬貨選別部13は、上面に硬貨搬送面61が形成された選別部材としての選別ベース62と、硬貨搬送面61に硬貨Cを押し付けながら搬送する選別ベルト63と、を有している。硬貨搬送面61は、硬貨搬送面31に対して略直角を成して左右方向に延在しており、硬貨搬送面61と硬貨搬送面31とにより、上面視略L字状の硬貨搬送面が形成されている。
選別ベース62には、硬貨搬送方向下流に向かうに従い孔幅寸法が順次拡大する金種毎の選別孔64a,64b,64c,64d,64e,64fが硬貨搬送面61を貫通して形成されている。選別孔64a,64b,64c,64d,64e,64fは、図2において右から1円・50円・5円・100円・10円・500円のそれぞれの金種に対応するように6個設けられている。即ち、最高金額の金種である500円の選別孔64fが選別孔64a,64b,64c,64d,64e,64fのうちで端に位置している。以後、説明の便宜上、選別孔64a,64b,64c,64d,64e,64fを特段に区別しない場合には、選別孔の符号として64を用いる。本実施の形態では、硬貨選別搬送方向で隣り合う選別孔64同士は相互に連続して形成されており、外見上、一つの孔を形成している。硬貨選別部13では、硬貨Cが搬送されて、所定の幅の選別孔64に到達した際に、その硬貨Cが硬貨収納部14に落下する。即ち、選別孔64a,64b,64c,64d,64e,64fは、硬貨Cを選別するものである。また、選別ベース62には、基準部材65が固定されており、この基準部材65には、基準面66が形成されている。この基準面66は、硬貨Cの側面を支持するものであり、この基準面66に硬貨Cの側面を当接させながら硬貨Cを搬送することで、選別孔64による正確な硬貨選別がなされる。また、各選別孔64に対しては、落下する硬貨Cを検出する計数センサ67が設けられている。
選別ベルト63は、ゴム製のエンドレスベルトであって、内周に歯63aを有する歯付ベルトである。選別ベルト63は、後述する搬送機構ユニット73が閉じ状態の場合、硬貨搬送面61及び選別孔64の上方であって硬貨搬送面61に硬貨Cを押し付ける位置に配置されている。詳しくは、選別ベルト63は、選別孔64の直上に位置する。また、選別ベルト63は、後述する搬送機構ユニット73が閉じ状態の場合、平面視(別の言い方をすると上面視)で、当該選別ベルト63と基準面66との硬貨搬送方向下流に向かうに従い相互に近づくように配置されている。ここで、後述するように、ねじりコイルバネの付勢力によって搬送機構ユニット73が正確に位置決めされることで、上述の選別ベルト63と基準面66との位置関係が固定される。選別ベルト63は、プーリ68,69に掛け渡されている。プーリ68,69は、選別ベルト63と噛み合う歯付プーリである。プーリ68は、駆動プーリであり、最高金額(500円)の硬貨C用の選別孔64f上に配置されている。プーリ69は従動プーリであり、全ての選別孔64の硬貨搬送方向上流側に配置されている。プーリ68には、硬貨搬送部12のプーリ36が固定されている。プーリ68は搬送モータ70の駆動によって等速回転し、このプーリ68の等速回転により選別ベルト63が等速回転する。また、選別ベルト63における硬貨搬送面61と対向する部分の内面は、複数のアイドラプーリ71によって支持されている。選別ベルト63と基準面66とは、硬貨搬送方向下流に向かうに従い相互に近づくように配置されており、これにより、選別ベルト63は、硬貨Cを基準面66に押し付けながら搬送する。
図5は、搬送機構ユニット73が開いた状態の入出金ユニット2を示す平面図、図6は、搬送機構ユニット73が開いた状態の入出金ユニット2を示す斜視図、図7は、搬送機構ユニット73が開いた状態の入出金ユニット2の一部を示す斜視図、図8は、搬送機構ユニット73の支持部を示す斜視図、図9は、図8のA矢視図である。
硬貨選別部13のプーリ68,69、アイドラプーリ71及び硬貨搬送部12のプーリ35,36,37、アイドラプーリ38は、フレーム72に回転可能に支持されている。フレーム72は、プーリ35,36,37,68,69、アイドラプーリ38,71、搬送ベルト32及び選別ベルト63とによって、搬送機構ユニット73を構成している。
フレーム72の基端部は、支軸74によって軸支されており、これにより、搬送機構ユニット73は、支軸74を中心とした回動によって開閉可能となっている。搬送機構ユニット73は、ロック機構75によって、閉じ位置(図2)にロックされる。この状態では、フレーム72の基準孔72gが、筐体16に固定されたピン80に嵌合する。この状態では、搬送機構ユニット73は、硬貨搬送面31,61を覆っている。また、搬送機構ユニット73は、支軸74に外挿された付勢部材であるねじりコイルバネ76によって開き方向に付勢されている。ロック機構75のロックが解除されると、ねじりコイルバネ76の付勢力によって、搬送機構ユニット73が開く(図7,図8)。搬送機構ユニット73が開いた状態では、硬貨搬送面31,61が露出する。即ち、搬送機構ユニット73は、硬貨搬送面31,61上の硬貨Cを搬送する搬送ベルト32及び選別ベルト63を有し、支軸74を中心として開閉可能に設けられ、閉状態で硬貨搬送面31,61を覆う一方、開状態で硬貨搬送面31,61を露出させる。また、ロック機構75は、搬送機構ユニット73を閉じ状態でロックし、当該ロックを解除可能なものである。
フレーム72は、硬貨選別部13の硬貨搬送面61に沿う第1フレーム72aと、硬貨搬送部12の硬貨搬送面31に沿う第2フレーム72bとを有して、略L字状を成している。
第1フレーム72aは、支軸74が挿通された一対の側板部72cと、これらの側板部72cを連結した連結板部72dと有している。この第1フレーム72aには、硬貨選別部13のプーリ68,69、アイドラプーリ71及び硬貨搬送部12のプーリ36が回転可能に支持されている。プーリ36,69及びアイドラプーリ71は、支持板81(図8)によって第1フレーム72aに連結されて、規定範囲内での上下動が可能に設けられている。また、プーリ36,69及びアイドラプーリ71は、付勢部材である第1の板バネ82(図8)によって下方に付勢されている。
一方、第2フレーム72bには、硬貨搬送部12のプーリ35,37、アイドラプーリ38が回転可能に取り付けられている。アイドラプーリ38は、支持部材83によって第2フレーム72bに連結されて、規定範囲内での上下動が可能に設けられているとともに、付勢部材である第2の板バネ(図示せず)によって下方に付勢されている。プーリ37、支持部材として機能する第3の板バネ84によって第2フレーム72bに連結されて、規定範囲内での上下動が可能に設けられているとともに、当該第3の板バネ84によって下方に付勢されている。
支軸74は、最高金額(500円)の硬貨C用の選別孔64f上に配置されている。支軸74は、筐体16に対して回動可能に設けられている。詳しくは、支軸74は、基準部材65に対して固定された一対の支持部77に軸支されている。支軸74は、これらの支持部77は、硬貨搬送面31,61に対して位置決めされている。一方の支持部77には、位置決め基準部である位置決め基準面77aが一体に設けられている。位置決め基準面77aは、閉状態の搬送機構ユニット73における選別ベルト63を位置決めする基準となるものであって、硬貨搬送面61に対して上方へ突出形成されている。この位置決め基準面77aは、硬貨搬送面31,61に対して位置決めされている。別の言い方をすると、位置決め基準面77aは、搬送ベース33及び選別ベース62に対して位置決めされている。この位置決め基準面77aには、第1フレーム72aの一方の側板部72cの外面に形成された当接部である当接面72eが当接する。位置決め基準面77aと当接面72eとは、支軸74の軸方向で相互に対向している。位置決め基準面77aは、当接面73eと当接することで搬送機構ユニット73を位置決めする。位置決め基準面77aに当接面72eが当接した状態における選別ベルト63の位置が、選別ベルト63の基準位置である。
ロック機構75は、爪部を有して第2フレーム72bに取り付けられた係止部材75aと、筐体16に設けられた係止孔とを有している。係止部材75aは、爪部が係止孔に係合する方向に、図示しないロックバネによって付勢されており、そのロックバネの付勢力に抗して爪部をロック孔から離脱させることにより、ロック機構75によるロックが解除される。
ねじりコイルバネ76は、本実施の形態では左巻きである。ねじりコイルバネ76は、その一方の脚部(作動脚)76aが板部材79の上面に支持されている。一方、ねじりコイルバネ76の他方の脚部(固定脚)76bは、第1フレーム72aの連結板部72dの内面に支持されている。これにより、ねじりコイルバネ76は、搬送機構ユニット73を開方向に付勢している。また、ねじりコイルバネ76の一方の脚部76aは、板部材79に設けられた突部79aの当接面79bに支軸74の軸方向で当接している(図9)。一方、ねじりコイルバネ76の他方の脚部76bは、第1フレーム72aの側板部72cに支軸74の軸方向で当接している(図8)。これにより、脚部76a,76bの先端部は、支軸74の軸方向で位置決めされており、支軸74の軸方向に対して移動不可となっている。ねじりコイルバネ76は、支軸74の軸方向で圧縮されており、位置決め基準面77aに向けて当接面72eを付勢している。これにより、位置決め基準面77aに当接面72eが当接する。即ち、ねじりコイルバネ76は、開状態及び閉状態の搬送機構ユニットを位置決め基準面面77aに向けて付勢して当該位置決め基準面77aに当接させる。なお、他方の脚部76bを、第1フレーム72aの側板部72cに当接させずに、第1フレーム72aの連結板部72dの内面に摩擦によって固定することにより、支軸74の軸方向でのねじりコイルバネ76の圧縮状態を維持するようにしても良い。
硬貨収納部14は、図2及び図4に示すように、選別孔64から落下する硬貨Cを受ける位置に配置されており、落下する硬貨を金種別に収納する。硬貨収納部14には、仕切板91によって仕切られた金種別の収納室92が設けられている。各収納室92は、対応する選別孔64に連通している。この収納室92は、上面が開口されており、収納室92の上面開口は、蓋93等によって覆われている。
硬貨払出部15は、図4に示すように、各収納室92の底部に設けられた払出ベルト101を備えている。この払出ベルト101は、プーリ102,103に掛け渡されている。プーリ102は、駆動プーリであり、プーリ103は従動プーリである。また、払出ベルト101は、アイドラプーリ104によって支持されている。プーリ102は払出モータ110によって駆動されて回転し、これにより、払出ベルト101が回転する。払出ベルト101は、硬貨収納部14の後部から前部へ向けて硬貨を搬送する。
また、硬貨払出部15は、硬貨収納部14の出口に配設されたリバースローラ105、払出シャッタ106、払出計数センサ107を有する。リバースローラ105は、払出ベルト101と同一方向に回転して、払出ベルト101による硬貨Cの払出を一枚ずつにするものである。払出シャッタ106は、払出ソレノイド108によって開閉駆動される。払出シャッタ106は、閉状態では硬貨Cを待機させる一方、開状態では払出ベルト101による硬貨の払出を許容する。払出計数センサ107は、払出ベルト101によって払い出される硬貨を検知する。
搬送ベルト32の終端位置(前端)の下方には、図1に示すように上方に開口した硬貨払出口109が設けられている。硬貨払出口109は、払出ベルト101によって払い出された硬貨を受ける。硬貨払出口109は、硬貨投入口21の左側に配置されている。
また、入出金ユニット2は、硬貨払出口109の後方斜め上方に、操作パネル111を有している。操作パネル111には、操作キー112と表示器113とが設けられている。
図10は、硬貨入出金装置1の電気的接続を示すブロック図である。硬貨入出金装置1は、情報処理部としてのCPU121を搭載している。CPU121には、プログラム等の固定的データが予め記憶されたROM122と、各種データを書き換え自在に記憶するRAM123とがシステムバス124を介して接続されている。CPU121、ROM122及びRAM123によってマイクロコンピュータが構成されている。
さらに、CPU121には、システムバス124を介して、投入センサ22、計数センサ67、払出計数センサ107、ボックスセンサ130、材質センサ42、直径センサ43、第3識別センサ44等のセンサ類Sからの信号を入力する入力ポート125と、リジェクトソレノイド52、払出ソレノイド108等に駆動信号を出力する出力ポート126と、POS端末と電気的に接続する通信インターフェース127と、投入モータ23、搬送モータ70、払出モータ110等のモータ類Mを個別に駆動制御するモータ駆動制御部128と、操作パネル111に接続されて操作キー112から入力されるキー信号を取込むとともに表示器113にデータを表示させる操作制御部129とが接続されている。これらの各部は、プログラムに従ってCPU121によって駆動制御される。
このような構成において、硬貨Cが硬貨投入口21に投入されたならば、硬貨Cは投入センサ22により検出される。投入センサ22の検出信号の受信によりCPU121は、投入モータ23と搬送モータ70とを駆動して、投入ベルト24と搬送ベルト32と選別ベルト63とを回転させる。硬貨Cは、投入ベルト24の回転により硬貨搬送面31に搬送される。そして、硬貨搬送面31に搬送された硬貨Cは、搬送ベルト32の回転により、硬貨搬送方向下流側へと搬送される。
ここで、搬送ベルト32は、幅が徐々に狭くなる搬送経路上の硬貨Cの側面を、搬送ガイド部材34に押し付けるようにして搬送する。したがって、硬貨Cは、金種毎に同一の通過軌跡を形成して硬貨搬送面31上を搬送されることになる。
また、上述のように第1斜面Xの角度αと第2斜面Yの角度βとの関係を角度α>角度βとしたことにより、硬貨搬送方向上流側の搬送ガイド部材34における短い距離で硬貨投入口21を出た硬貨Cに対して幅寄せすることができる。
このようにして硬貨Cが搬送ガイド部材34に押し付けられて硬貨搬送面31上を搬送されることを、硬貨Cが片寄せ搬送されると称する。このように硬貨Cを片寄せ搬送するのは、以下の理由による。直径センサ43による硬貨判別時に硬貨Cの直径判別などを行う場合には、硬貨を案内ガイドに片寄せさせて位置決めし、直径センサ43による硬貨判別を行う必要がある。そのため、硬貨投入口21を出た硬貨Cは、硬貨判別時において、搬送ガイド部材34に片寄せされて位置決めされている必要があるからである。
硬貨搬送面31で搬送ガイド部材34に片寄せされて搬送される硬貨Cは、材質センサ42、第3識別センサ44及び直径センサ43を通過する。
CPU121は、材質センサ42、第3識別センサ44及び直径センサ43の出力に基づいて硬貨判別を実行する。搬送される硬貨Cを正貨と判定した場合、CPU121は、リジェクトソレノイド52を駆動制御せず、リジェクトシャッタ51は閉状態が維持される。したがって、硬貨Cは、リジェクト孔33aから落下することなく硬貨選別部13へ搬送される。一方で、搬送される硬貨Cを偽貨と判定した場合、CPU121は、リジェクトソレノイド52を駆動制御してリジェクトシャッタ51を開状態にする。これにより、偽貨と判定された硬貨Cは、リジェクト孔33aから落下してリジェクトボックス53に収納される。
硬貨選別部13へ搬送される際、硬貨Cは、搬送ガイド部材34の方向転換面34bによって硬貨選別部13へ向けて方向転換される。この方向転換面34bによって方向転換された硬貨Cは、方向転換面34bの下流端に連絡した硬貨選別部13の基準面66に当接するように硬貨選別部13へ進入する。
硬貨選別部13では、硬貨Cは、選別ベルト63によって搬送され、対応する選別孔64から落下して硬貨収納部14に収納される。このとき、選別ベルト63と基準面66とが、硬貨搬送方向下流側に向かうに従い相互に近づくように配置されていることにより、選別ベルト63は、硬貨Cの側面を基準面66に押し付けながらその硬貨Cを搬送する。
そして、CPU121は、POS端末からの硬貨払出指示があった場合には、払出ベルト101を駆動するとともに、金種毎に払出ソレノイド108を駆動して、必要枚数の硬貨を硬貨払出口109に払い出す。
以上説明したように、本実施の形態では、搬送機構ユニット73が、支軸74を中心として硬貨搬送面61に対して開閉可能に設けられ、開状態で硬貨搬送面61を露出させるので、硬貨入出金装置1のメンテナンスを容易に行うことができる。そして、このような開閉可能な搬送機構ユニット73を、本実施の形態では、ねじりコイルバネ76が付勢して、当接面72eを位置決め基準面77aに当接させることにより、公差によるガタツキを基準部材65側とは反対側で吸収することができるので、搬送機構ユニット73の位置決めを精度良く行うことができ、搬送機構ユニット73による硬貨Cの搬送を良好に行うことができる。より詳細には、選別ベルト63と基準面66との硬貨搬送方向下流に向かうに従い相互に近づくような配置状態が維持されるので、公差によるガタツキによって選別ベルト63と基準面66とが平行になることなく、選別ベルト63が硬貨Cを基準面66に押し付けながら良好に搬送することができる。別の言い方をすると、ねじりコイルバネ76の付勢力によって搬送機構ユニット73が正確に位置決めされると、搬送機構ユニット73において所定の位置に取り付けられた選別ベルト63と基準面66との位置関係が、設計上の設定された位置関係となる。
また、本実施の形態では、硬貨入出金装置1は、硬貨Cを選別する選別孔64が形成された選別部材としての選別ベース62を備え、エンドレスベルトである選別ベルト63は、搬送機構ユニット73が閉じ状態の場合、選別孔64の上方に位置し、位置決め基準部である位置決め基準面77aは、選別ベース62に対して位置決めされている。したがって、選別ベース62に対して位置決め基準面77aが位置決めされているので、搬送機構ユニット73の位置決めを精度良く行うことができる。
また、本実施の形態では、付勢部材であるねじりコイルバネ76は、搬送機構ユニット73を開き方向に付勢する。つまり、一つにねじりコイルバネ76によって、ガタツキ抑制機能と搬送機構ユニットを開動させる機能との両方を実現しているので、部品点数の増加を抑制することができる。
また、本実施の形態では、付勢部材は、支軸74に外挿されたねじりコイルバネであるので、ねじりコイルバネを支軸に外挿しない場合に比べて、それらの部材の配置スペースの増大を抑制することができる。
また、本実施の形態では、硬貨入出金装置1は、支軸74を支持した支持部77を備え、支持部77は、硬貨搬送面31,61に対して位置決めされ、位置決め基準面77aは、支持部77に一体に設けられている。したがって、支持部77と位置決め基準面77aとが別体に設けられている場合に比べて、硬貨入出金装置1の構造の簡素化を図ることができる。
また、本実施の形態では、搬送機構ユニット73は、位置決め基準面77aに当接する当接面72eを有し、位置決め基準面77aと当接面72eとは、支軸74の軸方向で相互に対向している。したがって、搬送機構ユニット73の位置決めを比較的簡素な構成で行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
1…硬貨入出金装置
32…搬送ベルト(エンドレスベルト)
61…硬貨搬送面
62…選別ベース(選別部材)
63…選別ベルト(エンドレスベルト)
64a,64b,64c,64d,64e,64f…選別孔
72e…当接面(当接部)
73…搬送機構ユニット
74…支軸(駆動軸)
75…ロック機構
76…ねじりコイルバネ(付勢部材)
77a…位置決め基準面(位置決め基準部)
C…硬貨
特開平8−110961号公報

Claims (7)

  1. 入金された硬貨を金種別に選別収納し、収納した硬貨を払い出す硬貨入出金装置において、
    硬貨を選別する選別孔が硬貨搬送面に形成された選別部材と、
    前記硬貨搬送面上の硬貨を搬送するエンドレスベルトを有し、支軸を中心として開閉可能に設けられ、閉状態で前記硬貨搬送面を覆う一方、開状態で前記硬貨搬送面を露出させる搬送機構ユニットと、
    前記硬貨搬送面に対して位置決めされていて、前記搬送機構ユニットと当接することで前記搬送機構ユニットを位置決めする位置決め基準部と、
    閉状態の前記搬送機構ユニットを前記位置決め基準部に向けて付勢して前記位置決め基準部に当接させる付勢部材と、
    を備え
    前記支軸が、前記選別孔の上方に配置されたことを特徴とする硬貨入出金装置。
  2. 前記選別孔は、硬貨の金種毎に設けられ、
    前記支軸は、複数の金種のうち最高金額の金種の硬貨用の前記選別孔の上方に配置された請求項1に記載の硬貨入出金装置。
  3. 記エンドレスベルトは、前記搬送機構ユニットが閉じ状態の場合、前記選別孔の上方に位置し、
    前記位置決め基準部は、前記選別部材に対して位置決めされていることを特徴とする請求項1または2に記載の硬貨入出金装置。
  4. 前記搬送機構ユニットを閉じ状態でロックし、前記ロックを解除可能なロック機構を備え、
    前記付勢部材は、前記搬送機構ユニットを開き方向に付勢することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の硬貨入出金装置。
  5. 前記付勢部材は、前記支軸に外挿されたねじりコイルバネであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の硬貨入出金装置。
  6. 前記硬貨搬送面に対して位置決めされ、前記支軸を支持した支持部を備え、
    前記位置決め基準部は、前記支持部に一体に設けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の硬貨入出金装置。
  7. 前記搬送機構ユニットは、前記位置決め基準部に当接する当接部を有し、
    前記位置決め基準部と前記当接部とは、前記支軸の軸方向で相互に対向していることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の硬貨入出金装置。
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