JP5210431B2 - 把持装置において容器を閉鎖部材によって閉鎖するための方法 - Google Patents

把持装置において容器を閉鎖部材によって閉鎖するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、製造工程をフレキシブルに形成することができる把持装置において容器を閉鎖部材によって閉鎖するための方法に関する。
先行技術により、回転する星形ホイールを備えた包装機械が公知である。この星形ホイールにより瓶状の容器が個別化され供給される。この場合、閉鎖は、いわゆるピック・アンド・プレースユニットによって行われる。このピック・アンド・プレースユニットは容器若しくは星形ホイールの上方に配置されている。このピック・アンド・プレースユニットは容器を例えば栓で、水平方向若しくは鉛直方向に向けられた回転する栓用車によって、又はカム制御される回転する栓装着ユニットによって閉鎖する。このような形式の閉鎖は、フォーマット部分につき著しい手間がかかる。何故ならこのような星形ホイール及び装着ユニットの構造は、容器及び栓によって規定されるからである。さらに、先行技術の方法では、充填・閉鎖過程の作業経過のフレキシブルな構造は不可能である。
発明の効果
請求項1の特徴を備えた本発明による方法は、これに対して、簡単かつ効果的な工程に基づき安価に実行可能であるという利点を有している。これにより、種々異なる容器及び栓のために、フレキシブルかつ経済的な方法の実行が可能である。さらにこの方法は、生産工程の連鎖におけるモジュール構成要素である。このようなモジュール形式により、本発明による方法の前後で生産ステップを変更する必要なく、方法のフレキシブルな可変性が可能である。本発明により把持装置を操作ユニットで使用することにより、2つの方法ステップを同時に実行可能である。一方では容器を操作ユニットによって第1の位置から第2の位置へと搬送する。他方では容器を、搬送過程中に閉鎖する。これにより製造時間を短縮することができ、容器を供給するためだけに行われている製造ステップを、閉鎖過程に組み込むことができる。本発明によればこれは、把持装置において容器を栓で閉鎖するための方法が以下の4つのステップを有していることにより得られる。第1のステップで、把持装置が閉鎖部材を収容する。第2のステップで、把持装置が充填された容器を第1の位置(以下では準備位置とも記載する)から収容する。第3ステップでは、容器を閉鎖部材によって閉鎖する。この閉鎖過程と同時に、容器と閉鎖部材とを1つの操作ユニットによって、製造連鎖内で搬送する。第4のステップで、閉鎖された容器を把持装置から送り出す。この送り出しは、第2の位置(以下では降ろし位置とも記載する)で行われる。従って、容器は同時に搬送され、閉鎖される。最初の2つの方法ステップは順序は変更可能である。本発明によれば、把持装置はまず容器を、次いで閉鎖部材を収容する。さらにこれら両ステップは組み合わせることもでき、本発明によれば容器と閉鎖部材の収容が同時的に行われる。
本発明の有利な別の構成は従属請求項に記載されている。
有利には、この方法では、閉鎖部材を引取り運動によって収容し、この場合、閉鎖部材を引取り位置から牽引して引取る。引取り運動中は、把持装置は、連続的に、即ち停止することなく、引取り位置に対して相対的に運動する。従って、閉鎖部材を、移動中、若しくは搬送過程中に、時間の無駄なく、把持装置内に収容することができる。本発明による方法のこのような有利な別の構成により、閉鎖部材の収容及び容器の閉鎖を、操作ユニットの搬送過程に組み込むことができる。
特に有利には、引取り運動を円弧状に行う。従って、有利には、把持装置における直線状又は円弧状の開口によって閉鎖部材がポケット内に収容される。
さらに有利には把持装置は準備位置から降ろし位置まで一定の速度で動く。これは、搬送過程も降ろし運動も同じ速度で行われることを意味する。
別の有利な構成によれば、把持装置は少なくとも2つの容器と、相応に少なくとも2つの閉鎖部材を収容することができる。これによりこの方法を、生産連鎖のサイクルに適合させることができ、生産効率が最良にされる。
さらに有利には、1つの引取り運動により複数の閉鎖部材が引取られる。従って、操作ユニットは、それぞれの閉鎖部材のために円弧状の引取り運動を行う必要はなく、これにより生じる搬送過程のスムーズな経過は生産を加速する。
さらに有利には、自由にプログラミング可能な、多軸の、サーボ運転されるロボット若しくはロボットアームを操作ユニットとして使用することができる。ロボットにより、生産連鎖内における把持装置の運動経過のフレキシブルな構成が可能である。さらにロボットによって、引取り運動の速度、加速度、形態を、種々様々な栓の形状及び機械出力に適合させることができる。
さらに有利には、容器に栓を載置するために栓が下降される。これにより容器は、把持装置に対して相対的に動かず、容器内容物の不要な加速は回避される。これにより例えば、液状の内容物がこぼれることが防止される。
さらに有利には、容器及び/又は閉鎖部材は、把持装置に負圧によって吸い付けられる。負圧の負荷により、容器若しくは閉鎖部材を把持装置において確実に保持することが保証される。
さらに負圧の除去または過圧の供給によって、二通りのことが得られる。第1に、閉鎖部材を容器に載置することができ、第2に、容器を所定の時点で、従って所定の位置で、容器収容部から解放させることができる。
さらに本発明によれば、容器及び閉鎖部材の吸い込みのためにそれぞれ別個に負圧を供給することができる。これにより、容器の吸い込みは、閉鎖部材の吸い込みのために可能な圧力上昇とは独立して行われ、閉鎖部材の吸い込みも、容器の吸い込みのために可能な圧力上昇とは独立して行われる。例えば把持装置が、エラーにより閉鎖部材を収容しない、又は、閉鎖部材が把持装置から外れてしまったような場合には、栓吸込装置における圧力が上昇される。本発明により別個に行われる容器吸込装置への負圧供給により、容器における負圧は一定のままであり、容器は把持装置から外れることはない。分離した負圧供給による容器のこのような保持は、容器の内容物がこぼれた場合に、機械を損傷させる、又は人に被害を与える恐れがある場合に特に有利である。
さらに有利には、本発明による方法は製剤産業で使用される。特に少量または中量の充填量である範囲では、本発明による把持装置及び本発明による操作ユニットは、生産連鎖のフレキシブルな構成の新たな可能性を提供する。従ってこの方法は、薬剤用栓を容器に装着するために使用される。この場合、容器には製剤物質が充填され、薬剤用栓はゴム材料から成っている。
さらに本発明によれば、操作ユニットはアイソレータの内側で動かされ、この場合、アイソレータは、フードエレメントのように、把持装置の上方に配置されている。従って、保護ガス下又は真空での容器の閉鎖も可能である。
さらに有利な構成では、把持装置はニューマチック駆動装置によって容器を閉鎖部材で閉鎖する。このために必要な圧力源は、把持装置の外側に位置していて良く、従って、この方法において動く機械部分の重量を削減することができる。しかしながら、閉鎖運動の駆動は、ニューマチック式に限られるものではなく、機械駆動又は液圧駆動も考えられる。
さらに有利には、引取り運動による閉鎖部材の収容に対して選択的に、閉鎖部材の収容を所定のサイクルで行うことができる。即ち、把持装置は停止し、閉鎖部材を収容してから、さらに動くことができる。
次に図面につき本発明の有利な実施例を詳しく説明する。
本発明の実施例による方法を実行するための把持装置を示した斜視図である。 図2の把持装置の側方図である。 本発明の実施例による方法を実行するための製剤装置を概略的に示した平面図である。
有利な構成
以下に図1〜図3につき、本発明の有利な実施例による方法を実行するための把持装置1を詳しく説明する。この実施例の把持装置1は、製剤装置8の内側で操作ユニット81と一緒に使用される。
図1に示されているように、把持装置1は、容器収容部2と、閉鎖部材収容部3と、接続エレメント6とを有している。図3の製剤装置8との関連で記載するように、この把持装置1は、2つの容器4と2つの閉鎖部材5とを収容し、搬送することができる。搬送中、2つの容器4は閉鎖部材5によって閉じられる。この場合、製剤装置8の所要の生産量に応じて、本発明による把持装置1は、1つだけの容器4のためにも、2つ以上の容器4のためにも構成することができる。さらに、本発明は、円形の瓶状の容器4の使用に限定されるものではない。本発明によれば、角形の瓶、コップ、容器の使用も行われる。
図1には、右側の容器4は見易さのため図示されていない。しかしながらそれに所属の閉鎖部材5は図示されている。
図1には左側の容器4が示されており、この容器4は、容器ボディ41、容器ネック42、容器カラー43を有している。容器ボディ41は容器ネック42に向かって減径していて、容器ネック42は容器カラー43に向かって拡径している。容器カラー43は容器4の開口を取り囲んでいる。さらに、ゴム栓5として形成されている2つの閉鎖部材5が示されている。これらのゴム栓5のそれぞれは、円筒状の栓カラー51と、容器4の開口に相応するように寸法設計されている減径部52とを有している。
ゴム栓5は特に、製剤物質が充填されている容器4を確実に気密に閉鎖するために適している。しかしながらゴム栓5としての閉鎖部材5の構成は一例である。本発明によれば、閉鎖部材5は、キャップ、回転閉鎖部材又はいかなる材料の栓としても構成することもできる。
容器収容部2は、第1の形状接続輪郭22と第2の形状接続輪郭23とによって、瓶状の容器4を容器4の2つの異なる領域で保持する。この場合、円弧状の第2の形状接続輪郭23が円筒状の容器ボディ41を把持する。確実な保持を保証するために、容器ボディ41の全周の約半分以上が第2の形状接続輪郭23によって取り囲まれる。さらに円弧状の第1の形状接続輪郭22が、容器カラー43のすぐ下で容器ネック42を取り囲んで把持する。従って、第1の形状接続輪郭22は、容器4のために2つの形状接続的な保持部を形成する。第1に、容器カラー43は容器収容部2上に載置され、容器4が下方に滑脱するのが防止されている。第2に、第1の形状接続輪郭22は容器ネック42をその全周の約半分以上にわたって取り囲んで把持する。従って有利には、第1の形状接続輪郭22は容器4を挟み込む。本発明によれば、両形状接続輪郭22,23のうちの1つだけが形成されるのであっても良い。さらに本発明によれば、図示の容器4の形状とは異なる容器形状への形状接続輪郭22,23の適合が行われる。
閉鎖部材収容部3は、プレート32の形で形成されている。このプレート32は、それぞれ1つのフライス加工された円弧状の開口部33とポケット35から成る2つの閉鎖部材引取りユニット31を有している。これら両円弧状の開口部33は、それぞれ1つのポケット35へと開口している。閉鎖部材引取りユニット31の引取り機能は図3につき説明する。図1によれば、ゴム栓5がポケット35によって栓カラー51の高さで形状接続的に保持されていることが明らかである。
容器収容部2を閉鎖部材収容部3に接続する接続エレメント6は、この実施例では2つの直線ガイドエレメント64とニューマチックシリンダ61とを有している。ニューマチックシリンダ61については図2につき説明する。両直線ガイドエレメント64は、プレート32に堅固に結合された円筒状のロッドとして形成されている。ゴム栓5を容器4の開口内に押し込むために、容器収容部2と閉鎖部材収容部3との間で相対運動11を行う必要がある。この実施例ではこの相対運動11は、プレート32が容器収容部2の方向で沈められることにより行われる。容器4内に直線運動でゴム栓5を押し込むために、2つの直線ガイドエレメント64は正確に2つの貫通孔24内でガイドされる。これらの貫通孔24は容器収容部2の下端部でそれぞれ1つの開口を形成している。ゴム栓5が容器4に向かって下降され、容器4の内容物は動かされる必要はないので有利である。しかしながら、相対運動11を行うために、容器収容部2を持ち上げることも可能である。
容器4及びゴム栓5の形状接続的な固定に加えて付加的に、本発明による把持装置1は4つの吸込開口21,34を有している。従って、容器収容部2には1つの容器4につきそれぞれ1つの第1の吸込開口21が、閉鎖部材収容部3には1つの閉鎖部材5につきそれぞれ1つの第2の吸込開口34が設けられている。両第1の吸込開口21は第2の形状接続輪郭23において孔として形成されていて、従って容器ボディ41の高さに位置している。両第2の吸込開口34はそれぞれポケット35において栓カラー51の上方に位置している。吸込開口21,34によって容器4若しくはゴム栓5は、負圧によって把持装置1に位置固定される。組み込まれた吸込開口とは選択的に、把持装置1が、容器4及びゴム栓5を吸い込むための載置された吸込装置を有していても良い。把持装置1への負圧の供給は以下に図2につき説明する。
負圧吸込21と、容器4の形状接続的なクランプ22,23とは選択的に使用することもできる。従って、容器4は、形状接続輪郭22,23によってのみ、又は負圧吸込21によってのみ容器収容部2に位置固定することもできる。同じことはゴム栓5についても言える。ゴム栓5も、形状接続35又は負圧34によって、又はこれらの組み合わせによって閉鎖部材収容部3に位置固定することができる。
図2には本発明による把持装置1の側方図が示されていて、この把持装置1は、本発明の実施例によれば、容器収容部2、閉鎖部材収容部3、容器4、ゴム栓5、接続エレメント6を備えている。容器4の左側には、容器収容部2の内側で、左側の容器4の第1の吸込開口21が位置している。栓カラー51の上方には、閉鎖部材収容部3若しくはプレート32の内側で、左側のゴム栓5の第2の吸込開口34が位置している。図2には左側の容器4の両吸込開口21,34のみが示されているが、上述したとおり、把持装置1は4つの吸込開口21,34を有している。これら4つの吸込開口21,34のそれぞれが、別個の負圧管路7を介して外部の負圧源72に接続されている。把持装置1の内側では、4つの負圧管路7のそれぞれが、内側の負圧分配部71を介して4つの吸込開口の1つに接続されている。閉鎖部材収容部3の2つの第2の吸込開口34のための負圧管路7も容器収容部2に開口しているので、容器収容部2から閉鎖部材収容部3へと負圧を導くための内側の負圧分配部71は、直線ガイドエレメント64内に通路を有している。
さらに図2には、相対運動11を行わせるためのニューマチックシリンダ61が図示されている。このような直線的な相対運動11により、ゴム栓5は容器4内に押し込まれる。ニューマチックシリンダ61は、容器収容部2に設けられた孔内に嵌め込まれた中空のシリンダを有している。このような中空のシリンダ内では、ニューマチックシリンダ61のピストンが延びている。ニューマチックシリンダ61は二重作用形式に構成されていて、閉鎖部材収容部3を、圧縮空気により下降させることも上昇させることもできる。二重作用形式の構成により、ニューマチックシリンダ61は2つのニューマチック管路62を有しており、この管路がニューマチックシリンダ61を外部の圧力源63に接続している。この場合、ニューマチックシリンダ61のためには1つのニューマチック管路62でも十分であることを述べておく。従って、閉鎖部材収容部3の上昇のための運動は、ニューマチックシリンダ61内に組み込まれたばねによって行うこともできる。
ニューマチックシリンダ61は選択的に、圧力源63を介してではなく、負圧管路7を介して一緒に供給されても良い。さらに、ニューマチックシリンダ61は、両直線ガイドエレメント64のうちの1つに置き換えることもできる。この場合、ニューマチックシリンダ61は、上昇下降運動を行うだけでなく、残りの1つの直線ガイドエレメント64と共に、閉鎖部材収容部3の直線ガイドも保証する。相対運動11をニューマチック駆動することとは選択的に、液圧駆動又は機械駆動も可能である。
図3には、本発明による実施例の製剤装置8の平面図が示されている。製剤装置8は製剤製造連鎖において、容器4のための搬送・閉鎖ユニットとして機能する。このような製剤装置8では、本発明による把持装置1は、操作ユニット81のロボットアーム82において働く。ロボットアーム82は、把持装置1を準備位置86から引取り位置85を介して降ろし位置87へと動かす。この場合、把持装置1はロボットアーム82によって、図3に矢印83で示したような円弧状の引取り運動を行う。仕分け装置84はゴム栓5を配向し、それぞれ2つのゴム栓5を引取り位置85に準備する。ゴム栓5は、垂直に立てられ、栓カラー51が減径部52上にあるように方向付けられる。
降ろし位置87から(矢印83の方向とは反対に)把持装置1は、容器4、ゴム栓5を有さずに、引取り位置85の方向に動く。この場合、把持装置1は円弧状の引取り運動により、ゴム栓5を引取るために引取り位置85を通過する。引取り過程中、把持装置1は常に運動している。閉鎖部材引取りユニット31のポケット35はこの過程で正確に、栓カラー51の高さに位置し、従って、ゴム栓5は円弧状の開口33に沿ってポケット35内へと滑り込む。このポケット35においてはゴム栓5が負圧によって第2の吸込開口34で保持される。さらに、把持装置1は準備位置86へと動きここで2つの容器4を受け取り、製剤物質を充填する。この容器4は両形状接続輪郭22,23と、両第1の吸込開口21における負圧とを介して保持される。容器4が収容されるとすぐに、把持装置1は相対運動11を行い、容器4を閉じる。この場合、ニューマチックシリンダ61は圧力源63とニューマチック管路62によって作動される。ニューマチックシリンダ61の収縮により、閉鎖部材収容部3は容器収容部2へと下降し、ゴム栓5は容器4内に押し込まれる。ゴム栓5が容器4内に差し込まれるとすぐに、負圧を第2の吸込開口34からなくすことができる。容器4の閉鎖と同時に、即ち、ニューマチックシリンダ61の収縮と同時に、ロボットアーム82が把持装置1をさらに、降ろし位置87の方向へ動かす。この降ろし位置87では、負圧が第1の吸込開口21からなくなり、閉鎖された容器4は降ろされる。即ち、準備位置86から降ろし位置87へと容器4を搬送する間に時間の無駄なく、操作ユニット81は容器4を閉鎖する。引取り運動と搬送運動とは同じ一定の速度で行われるので、容器4の加速減・速は最小にされ、容器4の内容物が溢れることは回避される。
容器4には準備位置86で直接、製剤物質が充填される。充填終了後すぐに、把持装置1は容器4を収容し、すぐに閉鎖過程を開始する。このように極めて迅速な閉鎖により、製剤物質が汚染されたり、周囲の雰囲気に反応したりすることが阻止される。
引取り運動によるゴム栓5の収容とは選択的に、ゴム栓5の収容は所定のサイクルで行うこともできる。即ち、把持装置1が引取り位置83に留まり、ゴム栓5を収容し、次いで準備位置86の方向に動かされる。
さらに本発明によれば、製剤装置8若しくは操作ユニット81は、アイソレータ88の内側で稼動される。このために、製剤装置8、操作ユニット81、把持装置1の材料は、アイソレータ88内における使用の条件に応じて選択される。

Claims (9)

  1. 把持装置(1)において容器(4)を閉鎖部材(5)によって閉鎖するための方法であって、
    把持装置(1)に閉鎖部材(5)を収容する、
    把持装置(1)に容器(4)を収容する、
    把持装置(1)において容器(4)を閉鎖部材(5)によって閉鎖する、
    把持装置(1)から、閉鎖された容器(4)を送り出す、の各ステップを有し、
    把持装置(1)を、第1の位置(86)から第2の位置(87)へと容器(4)を搬送するために操作ユニット(81)によって動かし、操作ユニット(81)が把持装置(1)を動かしている間に、容器(4)の閉鎖を行い、
    操作ユニット(81)がロボットアーム(82)を有しており、把持装置(1)をロボットアーム(82)によって動かすことを特徴とする、把持装置(1)において容器(4)を閉鎖部材(5)によって閉鎖するための方法。
  2. 閉鎖部材(5)を引取り運動によって収容し、この際に、閉鎖部材(5)を引取り位置(85)から引取り、把持装置(1)を引取り運動中、常に、引取り位置(85)に対して相対的に動かす、請求項1記載の方法。
  3. 引取り運動を円弧状に行う、請求項2記載の方法。
  4. 把持装置(1)が少なくとも2つの容器(4)と少なくとも2つの閉鎖部材(5)とを収容する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 把持装置(1)が1つの引取り運動により複数の閉鎖部材(5)を引き取る、請求項4記載の方法。
  6. 容器(4)閉鎖の際に、閉鎖部材(5)を容器(4)に向かって下降させる、請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
  7. 容器(4)及び/又は閉鎖部材(5)を負圧により把持装置(1)において固定する、請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
  8. 容器(4)における負圧が、閉鎖部材(5)における負圧とは独立したものである、請求項記載の方法。
  9. 閉鎖部材(5)が薬剤用栓であって、当該方法を、製剤使用のための機械において行う、請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
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