JP5328893B2 - 容器および閉鎖体を収容しかつ容器を閉じるための把持装置 - Google Patents

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Description

従来技術
本発明は、生産フローをフレキシブルに設計することを可能にする容器および閉鎖体を収容しかつ容器を閉じるための把持装置に関する。
公知先行技術に基づいて、回転する星形ホイールを備えた包装機械が公知である。これらの星形ホイールによって、ボトル形の容器が個別化されて搬送される。この場合、容器の閉鎖は、いわゆるピック・アンド・プレースユニットにより行われる。このピック・アンド・プレースユニットは、容器もしくは星形ホイールの上方に配置されている。このピック・アンド・プレースユニットは、容器を、たとえば栓体によって、水平方向もしくは垂直方向に位置する環状の栓体ホイールを用いて、またはカム制御された環状の栓体セット装置を用いて閉じる。容器のこのような閉鎖は、フォーマット部分における著しい手間を招く。なぜならば、星形ホイールおよび栓体セット装置の構造は、容器と閉鎖体とにより設定されているからである。さらに、公知先行技術による装置では、充填過程および閉鎖過程の作業フローをフレキシブルに設計することができない。
発明の利点
これに対して、請求項1の特徴部に記載の特徴を有する本発明による把持装置は、単純な構造に基づいて廉価に製造可能であるという利点を有している。これによって、種々異なる容器および閉鎖体のための把持装置のフレキシブルかつ経済的な製造が可能となる。さらに、把持装置はモジュールとして設計されており、したがって、生産ラインの、閉じられたモジュール式の構成部分を形成する。このモジュール性は、把持装置のフレキシブルな変更を可能にし、この場合、この把持装置に前置もしくは後置された生産ラインを変更する必要はない。付加的には、把持装置をモジュールとして設計することによって、閉鎖過程中に把持装置全体が生産ライン内で運動され得ることが可能になる。これによって、生産時間が削減され、容器の搬送のためだけに設けられていた生産ステップが閉鎖過程に組み込まれる。このことは、本発明によれば、把持装置が容器収容部と閉鎖体収容部とを有していることによって達成される。この場合、本発明によれば、容器収容部が充填された容器もしくはボトルを確実に保持することができる。閉鎖体収容部は、閉鎖体を保持するために設けられている。本発明による結合エレメントは、一方では閉鎖体収容部を容器収容部内に組み込み、他方では容器収容部と閉鎖体収容部との間の相対運動を可能にする。この相対運動は、閉鎖体を容器上に装着するために役立つ。本発明による構造によって、把持装置は、容器を、たとえば充填ステーションから収容することができる。容器の把持と同時に、または容器の把持の前後に、提供された閉鎖体が閉鎖体収容部によって収容される。本発明によれば、把持装置は、収容過程後にかつ/または収容過程中に、生産ライン内の所定の位置に運動する。この位置で、閉じられた容器が降ろされ得る。つまり、把持装置は、容器を生産ライン内で搬送する。この搬送中に、把持装置は、容器収容部と閉鎖体収容部との間の相対運動を実施して、容器を閉鎖体で閉じる。したがって、容器は搬送されると同時に閉じられる。
請求項2以下には、本発明の有利な変化形が記載されている。
結合エレメントが、ガイドエレメントを有していると有利である。このガイドエレメントは、容器収容部と閉鎖体収容部との間の相対運動を案内して、したがって、容器上への、閉鎖体もしくはクロージャのぴたりと嵌合した装着を可能にする。
閉鎖体をリニア式に容器開口に装着させるためには、ガイドエレメントをリニアガイドエレメントとして形成するとさらに有利である。これによって、たとえば、栓体が容器開口内への導入中に容器開口でひっかかることが阻止される。リニアガイドエレメントが、少なくとも1つのロッドを有していると有利である。この場合、相対運動はこのロッドによって案内される。ロッドの形状としては、中空シリンダおよび中実シリンダ、ならびに角張ったプロフィール(成形輪郭)も考えられる。
閉鎖体を把持装置の不断の運動下で収容するためには、閉鎖体収容部が、連行式の閉鎖体引取りユニットを有していると有利である。これによって、把持装置は、該把持装置が生産ライン内で運動されている間に、したがって時間損失なしに、提供された閉鎖体を引き取ることができる。
特に有利な実施形態では、閉鎖体引取りユニットが、組み込まれたポケットを備えた平面を有している。ポケットの形状および寸法は、閉鎖体の外側寸法に相当する。ポケットの線形もしくは円弧形の開口により、把持装置は、該把持装置が運動させられている間に、閉鎖体をポケット内に収容することができる。
吸込み開口が、容器収容部および/または閉鎖体収容部に形成されているとさらに有利である。これらの吸込み開口に負圧をかけることによって、把持装置内における容器もしくは閉鎖体の確実な保持が保証される。さらに、負圧を除去するか、または吸込み開口に正圧をかけることによって、2つのことが達成され得る。すなわち、第1には、閉鎖体を容器上に置くことができ、第2には、容器を、規定された時点で、かつひいては規定された位置で容器収容部から外すことができる。
さらに本発明によれば、容器収容部の吸込み開口と、閉鎖体収容部の吸込み開口とに、それぞれ別個に独立して負圧が供給される。これによって、一方の開口における負圧は、他方の開口において生じ得る圧力上昇とは関係ない。たとえば、閉鎖体収容部が故障により閉鎖体を収容していないか、または閉鎖体が収容部から外れてしまった場合に、閉鎖体収容部の吸込み開口における圧力が上昇する。本発明による、容器収容部への別個の負圧供給により、容器収容部の吸込み開口における負圧は不変に維持されて、容器は把持装置から外れない。別個の負圧供給による容器の固定は、容器の中身が流出した場合に周辺の装置を破損するか、または人を損傷し得る場合に特に有利である。
閉鎖体を容器上に装着するために、閉鎖体収容部が降下するとさらに有利である。これによって、容器収容部は把持装置に対して相対的に運動させられず、容器の中身の不要な加速が回避される。このことは、たとえば液状の中身の溢出を阻止する。この閉鎖体収容部の降下が、ニューマチック式に作動されていると有利である。この場合、上述した負圧の利用が考えられる。しかし、相対運動の駆動は、ニューマチック式に制限されるものではなく、機械式またはハイドロリック式の駆動も同じく考えられる。
さらに本発明によれば、把持装置が、少なくとも2つの容器と、相応して少なくとも2つの閉鎖体とを収容することができる。これによって、把持装置を生産ラインのタイミングに合わせることができ、生産の効率が最適化され得る。
容器収容部の形状が容器に相応して形成されているとさらに有利である。この形状は容器の形状接続的な収容、つまり形状に基づく束縛による収容を保証する。この形状接続部は、吸込み装置と組み合わさって容器の保持を改善するか、あるいはまた吸込み装置を代替することができる。
閉鎖体として栓体を使用するとさらに有利である。これによって、たとえば廉価なゴム栓体を、本発明による把持装置により容器内に押し込むことができる。
さらに本発明によれば、容器および閉鎖体を収容しかつ容器を閉じるための操作ユニットが設けられている。この操作ユニットは、本発明による少なくとも1つの把持装置を有している。したがって、この操作ユニットは、把持装置を、生産ライン内において容器および閉鎖体のための収容位置から、閉じられた容器のための降ろし位置に運動させることができる。付加的には、操作ユニットが、容器と閉鎖体との吸込みのための複数の負圧源と、ニューマチック式に駆動される閉鎖過程のための圧力源とを有している。これに対して択一的には、操作ユニットが、外部の圧力源の正圧・負圧供給を把持装置に伝達する。自由にプログラム可能なロボットまたはロボットアームを操作ユニットとして使用すると特に有利である。このロボットは、生産ライン内における把持装置の運動フローのフレキシブルな設計を可能にする。
さらに、本発明によれば、操作ユニットがアイソレータ内で作動される。この場合、このアイソレータは、フード部材のように把持装置上に被さって配置されている。したがって、保護ガス下または真空内での容器の閉鎖も可能である。
把持装置および操作ユニットを製薬学的な工場で使用するとさらに有利である。特に小ロットおよび中ロットの範囲で、本発明による把持装置と、本発明による操作ユニットとは、生産ラインをフレキシブルに設計するための新しい手段を提供する。
引取り運動による閉鎖体の収容に対して択一的には、閉鎖体の収容をタイミング制御するとさらに有利である。つまり、把持装置が停止し、閉鎖体を収容し、それからさらに運動する。
以下に本発明の実施例を添付の図面につき詳しく説明する。
本発明の実施形態による把持装置の斜視図である。 本発明の実施形態による把持装置の側面図である。 本発明の実施形態による製薬装置を上から見た平面で示す概略図である。
発明の有利な実施形態
以下に、図1〜図3に関連して本発明の有利な実施形態による把持装置1を詳細に説明する。本実施例の把持装置1は、操作ユニット81と一緒に製薬装置8内で使用される。
図1から判るように、把持装置1は、容器収容部2と、閉鎖体収容部3と、結合エレメント6とを有している。図3に示した製薬装置8に関連して説明するように、この把持装置1は、2つの容器4と、2つの閉鎖体5とを収容して、これらを搬送することができる。搬送中に2つの容器4は閉鎖体5によって閉じられる。これに関して、製薬装置の所要の生産量に応じて、本発明により、把持装置1は、ただ1つの容器または2つ以上の容器4のために形成可能であることに注意されたい。さらに本発明は、丸いボトル形の容器4の使用に制限されるものではない。本発明によれば、角張ったボトル、コップまたは容器も使用することができる。
図1では、図面を見易くするために、右側の容器4が省かれている。しかし、右側の容器4に属する閉鎖体5は図示されている。
図1には、左側のボトル形の容器4が図示されている。この容器4は、容器ボディ41と、容器ネック42と、容器カラー43とを有している。容器ボディ41は、先細りして容器ネック42を形成し、かつ容器ネック42は拡張して容器カラー32を形成する。この容器カラー32は、容器4の開口を縁取っている。さらに、2つの閉鎖体5が図示されている。これらの閉鎖体5は、ゴム栓5として形成されている。各ゴム栓5は、シリンダ形の1つの栓カラー51と、容器4の開口に相応して寸法設計された1つの先細り部52とを有している。
ゴム栓5は、特に、製薬学的な物質で充填された容器4を確実かつ気密に閉じるために適している。しかし、ゴム栓5としての閉鎖体5の形成は例示的である。本発明によれば同じく、あらゆる材料のキャップ、回転式閉鎖体または栓体として閉鎖体5を形成することができる。
容器収容部2は、第1の形状接続輪郭22と、第2の形状接続輪郭23とを用いて、ボトル形の容器4を、この容器4の互いに異なる2つの範囲において保持する。この場合、円弧形の第2の形状接続輪郭23は、シリンダ形の容器ボディ41を取り囲んで把持する。確実な保持を保証するためには、容器ボディ41の、半分よりも少し多い周面が、第2の形状接続輪郭23により取り囲まれて把持される。さらに、円弧形の第1の形状接続輪郭22が、容器カラー43の直接に下側で容器ネック42を取り囲んで把持する。したがって、第1の形状接続輪郭22は、容器4のための、形状接続式の2つの保持部を形成する。第1には、容器カラー43が容器収容部2上に載置されて、容器4の下方への抜け落ちが回避される。第2には、第1の形状接続輪郭22が、容器ネック42を、この容器ネック42の、半分よりも少し多い周面を取り囲んで把持する。したがって、第1の形状接続輪郭22が容器4を挟み込むと有利である。本発明によれば、両形状接続輪郭22,23のうち一方だけを形成することもできる。さらに、本発明によれば、図示された容器4の形状とは異なる容器形状に、これらの形状接続輪郭22,23を適合させることができる。
閉鎖体収容部3は、プレート32の形で形成されている。このプレート32は、フライス加工された円弧形のそれぞれ1つの開口33およびポケット35の形の2つの閉鎖体引取りユニット31を有している。これらの円弧形の開口33は両方とも、それぞれ1つのポケット35に開口している。閉鎖体引取りユニット31の引取り機能は、図3と関連して説明する。図1からは、ゴム栓5が、栓カラー51の高さでポケット35により形状接続式に保持される様子が判る。
容器収容部2を閉鎖体収容部3に結合させる結合エレメント6は、この実施例では、2つのリニアガイドエレメント64と、1つのニューマチック式シリンダ61とを有している。このニューマチック式シリンダ61は、図2に示した構成と関連して説明する。両リニアガイドエレメント64は、シリンダ形のロッドとして形成されている。これらのロッドは、プレート32に堅固に結合されている。ゴム栓5を容器4の開口内に押し込むためには、容器収容部2と閉鎖体収容部3との間の相対運動11が必要である。この実施例では、この相対運動11が、プレート32を容器収容部2の方向に降下させることによって実施される。ゴム栓5を真っ直ぐな運動で容器4内に押し込むためには、2つのリニアガイドエレメント64が、2つの貫通孔24にぴたりと嵌合して案内される。これらの貫通孔24は、容器収容部2の下端部において、それぞれ1つの開口を形成する。ゴム栓5を容器4上に降下させて、容器4の中身を不要に運動させないと有利である。しかし、容器収容部2を、相対運動11を実施するために上昇させることも可能である。
容器4とゴム栓5との形状接続的な位置固定に対して付加的に、本発明による把持装置1は、4つの吸込み開口21,34を有している。したがって、容器収容部2内には容器4毎にそれぞれ1つの第1の吸込み開口21が位置していて、閉鎖体収容部3内には閉鎖体5毎にそれぞれ1つの第2の吸込み開口34が位置している。第1の両吸込み開口21は、孔として第2の形状接続輪郭23内に形成されていて、したがって、容器ボディ41の高さに位置している。第2の両吸込み開口34は、それぞれポケット35内において栓カラー51の上方に位置している。吸込み開口21,34を用いて、容器4もしくはゴム栓5が負圧により把持装置1に位置固定される。組み込まれた吸込み開口に対して択一的には、把持装置が、容器4およびゴム栓5を吸い付けるための装着された吸込み装置を有していてもよい。把持装置1への負圧の供給は、以下に図2につき詳しく説明する。
容器4の負圧吸込み部21と、形状接続式のクランプ部22,23とは、択一的にも使用可能であることに留意されたい。したがって、容器4を、単に形状接続輪郭22,23の一方を介して、または単に負圧吸込み部21を介して容器収容部2に位置固定することが可能である。同じ事がゴム栓5に当てはまる。このゴム栓5も、形状接続35,負圧34または両手段の組合せにより閉鎖体収容部3に位置固定され得る。
図2は、本実施例による容器収容部2,閉鎖体収容部3,容器4,ゴム栓5および結合エレメント6を備えた本発明による把持装置1を側面図で示している。容器4の左側には、容器収容部2内に、左側の容器4の第1の吸込み開口21が位置している。閉鎖体カラー51の上方には、閉鎖体収容部3内もしくはプレート32内に、左側のゴム栓5の第2の吸込み開口34が位置している。図2には、左側の容器4の2つの吸込み開口21,34しか図示されていないが、既に述べたように、把持装置1は4つの吸込み開口21,34を使用することができる。この4つの吸込み開口21,34はそれぞれ、別個の負圧管路7を介して外部の負圧源72に接続されている。把持装置1内では、4つの負圧管路7がそれぞれ、内部の負圧分配部71を用いて4つの吸込み開口のうちの1つに接続される。閉鎖体収容部3の第2の両吸込み開口34のための負圧管路7も容器収容部2に開口しているので、内部の負圧分配部71は、容器収容部2から閉鎖体収容部3へ負圧を導くために、リニアガイドエレメント64内の通路を使用することができる。
図2はさらに、相対運動11を実施するためのニューマチック式シリンダ61を示している。このリニア式の相対運動11によって、ゴム栓5が容器4内に押し込まれる。ニューマチック式シリンダ61は、中空シリンダを有している。この中空シリンダは、容器収容部2の孔内に嵌め込まれている。この中空シリンダ内には、ニューマチック式シリンダ61のピストンが挿入されている。このニューマチック式シリンダ61は、二重に作用するように形成されており、したがって、閉鎖体収容部3を圧縮空気作動式に昇降させることができる。この二重に作用する構成に基づいて、ニューマチック式シリンダ61は、2つのニューマチック管路26を使用することができる。これらのニューマチック管路26は、ニューマチック式シリンダ61を外部の圧力源63に接続させる。ここで、ニューマチック式シリンダ61のためには、唯1つのニューマチック管路62で十分であることに留意されたい。したがって、閉鎖体収容部3の上昇のための運動を、たとえばニューマチック式シリンダ61内に組み込まれた1つのばねにより引き受けることができる。
ニューマチック式シリンダ61には、択一的には、圧力源63を介する代わりに、負圧管路7を介して一緒に負圧を供給することができる。さらに、このニューマチック式シリンダ61は、両リニアガイドエレメント64のうちの一方を代替することができる。この場合、ニューマチック式シリンダ61は、昇降作業だけではなく、残っているリニアガイドエレメント64と共に、閉鎖体収容部3のリニア式の案内を確実にする。相対運動11のニューマチック式の駆動に対して択一的には、ハイドロリック式または機械式の駆動も可能である。
図3は、本発明の実施例による製薬装置8を上から見た平面で概略的に示している。製薬装置8は、製薬学的な生産ラインにおいて、容器4のための搬送および閉鎖ユニットとして機能する。この製薬装置8内では、本発明による把持装置が、操作ユニット81のロボットアーム82において駆動される。このロボットアーム82は、把持装置1を提供位置86から引取り位置85を介して降ろし位置87へ運動させる。この場合、把持装置1は、ロボットアーム82を用いて、図3に矢印83で示されているような(矢印方向に反した)円弧形の引取り運動を行う。仕分け装置84は、ゴム栓5を整直させて、2つのゴム栓5をそれぞれ引取り位置85に提供する。ゴム栓5は、垂直に直立していて、かつ栓カラー51が先細り部52の上方にあるように整直される。
降ろし位置87からは、把持装置1が、容器4もゴム栓5も有しないで、引取り位置85の方向(矢印とは逆方向)に運動する。この場合、把持装置1は、ゴム栓5を引き取るために、円弧形の引取り運動で引取り位置85を通過する。この引取り過程中に、把持装置1は不断に(常に)運動している。閉鎖体引取りユニット31のポケット35は、この引取り過程時に、まさに栓カラー51の高さに位置しており、したがって、ゴム栓5は円弧形の開口33に沿ってポケット35内に滑り込む。ポケット35内では、ゴム栓5が第2の吸込み開口34における負圧を用いて保持される。そのあとに把持装置1は、提供位置86へ運動して、この提供位置86で製薬学的な物質で充填された2つの容器4を収容する。この容器4は、2つの形状接続輪郭22,23と、第1の2つの吸込み開口における負圧とを介して保持される。容器4を収容するやいなや、把持装置1は、相対運動11を実施して、したがって容器4を閉じる。ゴム栓5が容器4内に差し込まれるとすぐに、第2の吸込み開口34から負圧が除去され得る。容器4が閉じられると同時に、ロボットアーム82が、把持装置1をさらに降ろし位置87の方向に運動させる。この降ろし位置87では、第1の吸込み開口21における負圧が除去されて、閉じられた容器4が降ろされる。したがって、操作ユニット81は、提供位置86から降ろし位置87への容器4の搬送中に、時間損失なしに容器4を閉じる。
容器4は、提供位置86において直接に、製薬学的な物質で充填される。充填の終了後すぐに、把持装置1は容器4を収容して、即座に閉鎖過程が開始する。この極めて迅速な閉鎖によって、製薬学的な物質が汚染されるか、または周辺の雰囲気と反応することが回避される。
引取り運動によるゴム栓5の収容に対して択一的には、ゴム栓5の収容がサイクル制御されていてよい。つまり、把持装置1が引取り位置83に停止して留まり、ゴム栓5を収容して、次いでさらに提供位置68の方向に運動する。
さらに、本発明によれば、製薬装置8もしくは操作ユニット81が、アイソレータ88内で駆動される。このためには、製薬装置8、操作ユニット81および把持装置1の材料は、アイソレータ88内における使用の要求に応じて選択される。

Claims (12)

  1. 容器収容部(2)と閉鎖体収容部(3)とを有する、容器(4)を収容しかつ閉じるための把持装置(1)であって、
    容器収容部(2)、容器(4)を収容するよう形成されており、
    閉鎖体収容部(3)、閉鎖体(5)を収容するよう形成されており、
    閉鎖体収容部(3)、結合エレメント(6)を介して容器収容部(2)に結合されており、
    結合エレメント(6)、容器(4)を閉鎖体(5)によって閉じるために、容器収容部(2)と閉鎖体収容部(3)との間の相対運動(11)を可能にし、
    前記容器収容部(2)は、前記容器(4)を収容する形状接続輪郭(22)と、負圧により前記容器(4)を位置固定する第1の吸込み開口(21)と、を有し、
    前記閉鎖体収容部(3)は、前記閉鎖体(5)を引き取る閉鎖体引取りユニット(31)と、負圧により閉鎖体(5)を位置固定する第2の吸込み開口(34)と、を有し、
    前記閉鎖体引取りユニット(31)は、前記閉鎖体(5)を収容する円弧形のポケット(35)を備えたプレート(32)を有し、
    前形状接続輪郭(22)は、側方から前記容器(4)を収容可能に形成されており、
    前記ポケット(35)は、側方から前記閉鎖体(5)を収容可能に形成されていることを特徴とする、容器を収容しかつ閉じるための把持装置。
  2. 前記結合エレメント(6)が、前記相対運動(11)を案内するガイドエレメント(6)を有している、請求項1記載の把持装置。
  3. 前記ガイドエレメント(6)が、リニアガイドエレメント(64)である、請求項2記載の把持装置。
  4. 鎖体引取りユニット(31)が、閉鎖体(5)を引取り位置(85)から引き取るよう形成されており、閉鎖体引取りユニット(31)が、引取り時に、引取り位置(85)に対して相対的に不断に運動させられるようになっている、請求項1から3までのいずれか1項記載の把持装置。
  5. 弧形のポケット(35)の寸法が、閉鎖体(5)の寸法に相当している、請求項4記載の把持装置。
  6. 第1の吸込み開口(21)および第2の吸込み開口(34)が、2つの別個の管路(7,71)を有していて、該管路(7,71)が、それぞれ互いに独立して1つの負圧源(72)に接続されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の把持装置。
  7. 閉鎖体収容部(3)が、容器(4)を閉鎖体(5)によって閉じるために降下可能である、請求項1からまでのいずれか1項記載の把持装置。
  8. 閉鎖体収容部(3)が、ニューマチック式に作動されている、請求項記載の把持装置。
  9. 容器収容部(2)が、少なくとも2つの容器(4)の収容のために形成されていて、閉鎖体収容部(3)が、少なくとも2つの閉鎖体(5)の収容のために形成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の把持装置。
  10. 容器収容部(2)が、容器(4)を形状接続式に収容するために、収容したい容器(4)に対応する輪郭(22,23)を有している、請求項1からまでのいずれか1項記載の把持装置。
  11. 閉鎖体(5)が、栓体(5)である、請求項1から10までのいずれか1項記載の把持装置。
  12. 容器(4)を収容しかつ閉じるための操作ユニット(81)において、該操作ユニット(81)が、請求項1から11までのいずれか1項記載の少なくとも1つの把持装置(1)を有していることを特徴とする操作ユニット。
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