JP2005069826A - 無菌試験サンプリング方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
サンプリング容器はロボットにより集積パレットごと作業アイソレータから収納手段4に移動され、収納手段は無菌状態を維持したまま作業アイソレータより分離されたのち、無菌状態とされた試験室としての試験アイソレータ3に接続され、さらに収納手段内のサンプリング容器は無菌状態を維持したまま試験アイソレータに移動される。
【効果】 作業室から試験室にかけて、サンプリング容器は常に無菌状態下にあるので、試験室での無菌試験を行う際にサンプリング容器の外面を滅菌する必要がなくなり、薬品の無菌試験を速やかに開始することができる。
【選択図】 図1
Description
そして、実際に容器内が無菌状態であるかを確認するため、上記作業室とは離隔した位置に内部が無菌状態に維持される試験室を設け、上記作業室内で密閉された容器の何本かをサンプリング容器として抜き取り、その後当該サンプリング容器を試験室に搬送して、当該試験室でサンプリング容器内の充填物の無菌性を試験する無菌試験を行っている。
なお、このような内容物を充填する充填手段と容器を密閉する密閉手段とによって密閉された容器の中から、サンプリング容器を抜き取る装置として、下記の特許文献1が知られている。
このため、サンプリング容器の外面には搬送中に微生物が付着する可能性があり、これが試験結果に影響するおそれがあるので、無菌試験を行うためにはサンプリング容器の外面を滅菌しなければならず、実際に無菌試験を行うまでにかなりの手間が必要となっていた。
以上のような問題に鑑み、本発明は無菌試験のサンプリングを効率的に行うことの可能な無菌試験サンプリング方法及びその装置を提供するものである。
上記作業室と試験室とのそれぞれに無菌状態を維持したまま接離可能な収納手段を設け、密閉された容器のうち所定数のサンプリング容器を作業室外へ搬出せずにとどめておく工程と、上記収納手段を作業室に接続する工程と、上記作業室内のサンプリング容器を収納手段内に移動させる工程と、サンプリング容器を収納した収納手段を作業室から切り離す工程と、上記収納手段を試験室に接続する工程と、上記収納手段内のサンプリング容器を試験室内に移動させる工程と、上記試験室内でサンプリング容器を開封して該試験室でサンプリング容器内の充填物の無菌性を試験する工程とを備えることを特徴としている。
上記作業室と試験室とのそれぞれに無菌状態を維持したまま接離可能な収納手段と、上記作業室内に設けられ、該作業室に収納手段が接続された状態において、上記密閉手段によって密閉された容器を収納手段に収納させる搬送手段とを設けたことを特徴としている。
したがって、無菌試験を行う際にサンプリング容器の外面の滅菌が必要なくなるので、無菌試験のためのサンプリングを効率的に行うことができる。
したがって、無菌試験を行う際に容器の外面の滅菌が必要なくなるので、無菌試験のためのサンプリングを効率的に行うことができる。
さらに、上記作業アイソレータ2には所定本数のサンプリング容器1aを収納可能な収納手段4が接続手段5を用いて分離可能に接続されており、この収納手段4は上記試験アイソレータ3にも上記接続手段5によって分離可能に接続することが可能となっている。
そして作業アイソレータ2には容器1に薬品を充填するとともに当該容器1を密閉する充填密閉ライン6と、上記充填密閉ライン6によって密閉された容器1から無菌試験用に所定本数のサンプリング容器1aを取り出して収納手段4へと移動させる搬送手段7とが設けられている。
また上記搬送手段7と収納手段4の近傍には所定本数のサンプリング容器1aが載置可能な集積パレット9が準備されており、搬送手段7によって取り出されたサンプリング容器1aは、一旦集積パレット9上に移動されてから、集積パレット9ごと収納手段4に移動されるようになっている。
そして上記充填密閉ライン6、搬送手段7はそれぞれ図示しない制御装置によって制御されるようになっている。
また上記作業アイソレータ2における図示左右の壁面にはそれぞれ開口部2a、2bが形成されていて、このうち開口部2aには容器1の入口として、容器1の搬入を行う第1コンベヤ11が設けられ、開口部2bには容器2の出口として、容器1の搬出を行う第2コンベヤ12が設けられている。
なお、作業アイソレータ2内の雰囲気は開口部2a、2bを介して外部へと流出するので、作業アイソレータ2内に外部の雰囲気が流入しないようになっている。
さらに、作業アイソレータ2では、充填密閉ライン6によって薬品の充填、密閉を行う前に予め作業アイソレータ2の内部を滅菌する必要があるため、作業アイソレータ2には図示しない過酸化水素滅菌装置が接続されており、この過酸化水素滅菌装置から供給される過酸化水素蒸気を作業アイソレータ2内に充満させて滅菌が行われる。
この試験アイソレータ3には外部から作業者の腕が挿入されて試験アイソレータ3内で無菌試験に必要な作業を行うためのグローブ13が設けられており、上記作業アイソレータ2と同様、図示しない無菌エア供給装置から供給される滅菌された空気によって無菌状態に保たれ、また所定の陽圧に保たれている。
そして、試験アイソレータ3でも無菌試験を行う前に予めその内部を滅菌する必要があるので、図示しない過酸化水素滅菌装置によって滅菌が行われるようになっている。
したがって作業アイソレータ2から試験アイソレータ3へと収納手段4を移動させる際に、微生物が収納手段4内に侵入してサンプリング容器1aに付着することはない。
作業アイソレータ2及び収納手段4にはそれぞれ上記集積パレット9の通過可能な接続口21,22が設けられており、これら接続口21,22にはそれぞれ開閉可能に隔壁23,24が設けられている。
そして上記接続口21における作業アイソレータ2内部の図示右方側には上記隔壁23を軸支するヒンジ25と、図示左方側には隔壁23を閉鎖する閉鎖部材26が設けられ、この閉鎖部材26を回転させることで、隔壁23の閉鎖状態が解除されるようになっている。
また隔壁23の作業アイソレータ2内部側中央には隔壁23を開閉するための取手27が設けられており
また接続口21,22が連結されると同時に上記隔壁23,24も連結されるようになっており、隔壁24は隔壁23と一体となって上記ヒンジ25を中心に作業アイソレータ2内に向けて開くようになっている。
そして上記接続手段5によれば接続口21,22および隔壁23,24のうち、作業アイソレータ2及び収納手段4を連結させる以前に外部に露出していた部分は、連結することによって作業アイソレータ2内に露出することがないので、作業アイソレータ2が汚染されることはない。
なお、上記接続手段5の構成は従来公知であり、特開平6−193323号公報に記載される構成と略同一の構成を有しているので、これ以上の詳細な説明を省略する。
そして上記充填手段31と密閉手段32における作業テーブル33より上部が作業アイソレータ2の雰囲気内に露出し、作業テーブル33の下部に図示しない駆動手段が設けられている。このため、これらの駆動手段から生じる粉塵等が作業アイソレータ2内に侵入しないようにされている。
上記充填手段31は上記第1コンベヤ11によって搬送された容器1を受け取って搬送するグリッパ31aと、容器1に薬品を充填する充填機構部31bとから構成され、充填機構部31bに設けられた複数の充填ノズル31cは、上記グリッパ31aによって搬送される容器1の移動に追従しながら薬品の充填を行うよう、往復動可能に設けられている。
また密閉手段32は上記グリッパ31aより容器1を1本ずつ受け取って搬送する回転式のキャッピングホイール32aと、キャッピングホイール32aで搬送される容器1を密閉する図示しないキャッピングヘッドと、キャッピングヘッドに栓を供給する栓フィーダ32bとを備え、密閉手段32によって密閉された容器1は第2コンベヤ12によって後工程へと搬送されるようになっている。
なお上記充填手段31および密閉手段32については、従来公知であるので、これ以上の詳細な説明を省略する。
リジェクト手段41はキャッピングホイール32aと第2コンベヤとの間に設けられ、上記キャッピングホイール32aよりサンプリング容器1aを受け取るリジェクトホイール43と、リジェクトホイール43によって受け取られたサンプリング容器1aを抜き出し位置としての第3コンベヤ44に搬送するターンテーブル45とが備えられている。
リジェクトホイール43は図示反時計回りに回転し、その外周には上記キャッピングホイール32aと第2コンベヤ12との間にかけてガイド46が設けられ、キャッピングホイール32aからリジェクトホイール43に受け取られたサンプリング容器1aは当該ガイド46に沿って第2コンベヤ12上に搬送される。
したがって、制御装置が所定のポケット43aに負圧を生じさせると、当該負圧の生じたポケット43aにサンプリング容器1aが吸着され、サンプリング容器1aは第2コンベヤ12を通過して上記ターンテーブル45まで搬送されることとなる。
そしてターンテーブル45から第3コンベヤ44にかけて、サンプリング容器1aの幅で形成されたガイド47が設けられており、リジェクトホイール43に吸着されたサンプリング容器1aが当該ガイド47の上流位置でポケット43aより離脱すると、サンプリング容器1aはガイド47に沿ってターンテーブル45から第3コンベヤ44上へと移動してゆく。
そして当該ロボット42は第3コンベヤ44上のサンプリング容器1aを集積パレット9に移動し、さらに所定本数のサンプリング容器1aが集積パレット9に載置されたら、当該集積パレット9ごとサンプリング容器1aを収納手段4へと移動させることができる。
またこのロボット42は上記接続手段5の閉鎖部材26及び取手27を操作することで、接続手段5の隔壁23,24を開閉することもできる。
まず、作業アイソレータ2には予め内部の滅菌された収納手段4が接続され、また作業アイソレータ2及び試験アイソレータ3内部はそれぞれ過酸化水素滅菌装置による過酸化水素蒸気によって滅菌がなされている。
そして作業アイソレータ2内の充填密閉ライン6が作動を開始すると、滅菌された容器1が第1コンベヤ11によって搬送され、当該容器1は充填手段31のグリッパ31aによって充填ノズル31cの下方に移動する。
充填ノズル31cはノズルの先端を容器1内に挿入し、当該容器1に追従して移動しながら容器1内に所定量の薬品を充填し、充填が終了したらノズルの先端を容器1内より引き抜く。
薬品の充填された容器1はグリッパ31aから密閉手段32のキャッピングホイール32aに移動し、図示しないキャッピングヘッドが栓フィーダ32bによって供給された栓により容器1を密閉する。
ポケット43a内に収容された容器1をそのまま製品として後工程に搬送する場合、制御装置はその容器1の収納されたポケット43aに負圧を生じさせず、容器1は第2コンベヤ12の上流位置でポケット43aより離脱し、第2コンベヤ12によって開口部2bを介して作業アイソレータ2の外部へと搬送される。
一方、ポケット43a内に収容された容器1をサンプリング容器1aとしてサンプリングする場合には、制御装置はそのサンプリング容器1aの収容されたポケット43aに負圧を生じさせて吸着させる。
リジェクトホイール43が回転してサンプリング容器1aがガイド47にまで到達したら、制御装置はポケット43aの負圧を解消してサンプリング容器1aを離脱させ、当該サンプリング容器1aはターンテーブル45及び第3コンベヤ44上を搬送されて第3コンベヤ44の下流部に一旦留められる。
なお、本実施例では上記集積パレット9に16本のサンプリング容器1aを載置するようになっているが、抜き取るサンプリング容器1aの本数や抜き取るタイミングは任意に設定することができ、例えば充填作業開始直後に重点的にサンプリング容器1aを抜き取るようにしたり、所定時間間隔毎に1本ずつ取り出したり、何らかの乱数を用いて全くランダムなタイミングで抜き取ることも可能である。
集積パレット9を移動させると、ロボット42は再び取手27を把持して隔壁23,24を閉じ、さらに閉鎖部材26を操作して隔壁23,24の閉鎖を行う。
次に、人手によって収納手段4を作業アイソレータ2より分離し、当該収納手段4を試験アイソレータ3の設置された分析室まで搬送したら、当該分析室に設置された試験アイソレータ3に接続手段5を用いて接続する。
このとき収納手段4は非無菌状態下を搬送されることとなるが、収納手段4は隔壁24によって外部の雰囲気より隔離されているので、サンプリング容器1aの外面に異物や微生物が付着することはない。
なお、収納手段4の搬送は作業者が抱えて、若しくは台車等に載せて人手で行ってもよく、さらに、収納手段4自体に車輪を取り付けるようにしてもよい。
その後作業者は試験アイソレータ3内において各サンプリング容器1aを開封して充填物を取り出し、この充填物を所定期間に渡って培養して微生物の増殖の有無を検査して無菌性を試験する。
以上のように、作業アイソレータ2から試験アイソレータ3までの間、サンプリング容器1aは常に無菌状態下にあるので、従来のように無菌試験を行う際に試験アイソレータ3内でサンプリング容器1aの外面を滅菌する必要がなくなり、薬品の無菌試験を速やかに開始することができる。
またリジェクト手段41についても、上述したリジェクトホイール43を用いた構成に限らず、搬送される容器1を抜き出すことのできる従来公知の構成が採用できる。
例えば、ロボット42を容器1の移動に追従させて作動させることで、ロボット42によりサンプリング容器1aを抜き取って集積パレット9に載置するよう構成すれば、リジェクト手段41を省略することが可能であり、さらにロボット42に保持したサンプリング容器1aを集積パレット9を介さず、直接収納手段4に収納させるようにしても良い。
また、上記作業アイソレータ2におけるロボット42の代わりに、上記リジェクト手段41の近傍位置に試験アイソレータ3と同様にグローブ13を設け、作業者による手作業でサンプリング容器1aをリジェクト手段41から集積パレット9上に移動させ、その後に当該集積パレット9を収納手段4内に移動させるようにしても良い。
2 作業アイソレータ 3 試験アイソレータ
4 収納手段 7 搬送手段
31 充填手段 32 密閉手段
41 リジェクト手段 42 ロボット
Claims (3)
- 内部が無菌状態に維持される作業室と、この作業室内で容器を密閉する密閉手段と、上記作業室とは離隔した位置に設置され、内部が無菌状態に維持される試験室とを備え、上記作業室内の密閉手段により密閉された容器を試験室に移送し、該試験室で容器内の充填物の無菌性を試験する無菌試験サンプリング方法において、
上記作業室と試験室とのそれぞれに無菌状態を維持したまま接離可能な収納手段を設け、密閉された容器のうち所定数のサンプリング容器を作業室外へ搬出せずにとどめておく工程と、上記収納手段を作業室に接続する工程と、上記作業室内のサンプリング容器を収納手段内に移動させる工程と、サンプリング容器を収納した収納手段を作業室から切り離す工程と、上記収納手段を試験室に接続する工程と、上記収納手段内のサンプリング容器を試験室内に移動させる工程と、上記試験室内でサンプリング容器を開封して該試験室でサンプリング容器内の充填物の無菌性を試験する工程とを備えることを特徴とする無菌試験サンプリング方法。 - 内部が無菌状態に維持される作業室と、この作業室内で容器を密閉する密閉手段と、上記作業室とは離隔した位置に設置され、内部が無菌状態に維持される試験室とを備え、上記作業室内の密閉手段により密閉された容器を試験室に移送し、該試験室で容器内の充填物の無菌性を試験する無菌試験サンプリング装置において、
上記作業室と試験室とのそれぞれに無菌状態を維持したまま接離可能な収納手段と、上記作業室内に設けられ、該作業室に収納手段が接続された状態において、上記密閉手段によって密閉された容器を収納手段に収納させる搬送手段とを設けたことを特徴とする無菌試験サンプリング装置。 - 上記作業室は、無菌状態を維持したまま外部から容器が搬入される入口と、容器に充填物を充填する充填手段と、この充填手段によって充填物が充填され、かつ上記密閉手段によって密閉された容器を無菌状態を維持したまま外部に搬出する出口とを備え、
上記搬送手段は、上記密閉手段によって密閉された容器のうち所定数のサンプリング容器を作業室内に設定した抜き出し位置へ移すリジェクト手段と、上記抜き出し位置のサンプリング容器を収納手段に収納させる移載手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載の無菌試験サンプリング装置。
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