JP2515317B2 - バイアルの自動無菌試験装置 - Google Patents

バイアルの自動無菌試験装置

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JP2515317B2
JP2515317B2 JP62064971A JP6497187A JP2515317B2 JP 2515317 B2 JP2515317 B2 JP 2515317B2 JP 62064971 A JP62064971 A JP 62064971A JP 6497187 A JP6497187 A JP 6497187A JP 2515317 B2 JP2515317 B2 JP 2515317B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、メンブランフィルター法による粉末注・液
注バイアルの自動無菌試験装置に関し、詳しくは、粉末
試料が充填された粉末注の検体バイアル、あるいは、試
料液が充填された液注の検体バイアルを用い、上記粉末
注のバイアルではバイアルへ溶媒を充填し、該溶媒によ
り粉末試料を溶解して自動的に試料液として液注検体バ
イアルと同様とした後、これら検体バイアルの試料液を
無菌試験ユニットのメンブランフィルターを取り付けた
培養管へ加圧ろ過を行いながら充填し、ついで、洗浄液
の加圧ろ過、培養管へのTGC培地(日本薬局方 一般試
験法 無菌試験法で定める無菌試験用チオグリコール酸
培地で、以下、T培地と略す)およびGP培地(日本薬局
方 一般試験法 無菌試験法で定める無菌試験用ブドウ
糖・ペプトン培地で、以下、G培地と略す)の充填の各
工程を順次自動的に行えるようにしたものである。
従来の技術 従来、試料液をメンブランフィルターでろ過した後、
該フィルターを取り出して培地に入れて培養し、培養法
によって増殖しうる細菌または真菌の有無を試験するメ
ンブランフィルター法(MF法)による無菌試験は下記の
順序に従って、手動操作で行われている。
即ち、粉末注検体バイアルの細菌試験、真菌試験で
は、第24図に示す如く、まず、粉末試料Aを入れたバイ
アル1(以下、粉末注バイアルと略す)へ溶媒Bを充填
する。ついで、粉末注バイアル1を手で振って試料Aを
溶解する。ついで、バイアルのアルミキャップとゴム栓
2を採る。ついで、真空吸引フラスコ3に取り付けたロ
ート4にバイアル1から溶解した試料、即ち、試料液を
注ぎ、ロート4内に設けたメンブランフィルター5で試
料液を真空ろ過する。これを試料液が充填された検体バ
イアルの本数に応じて繰り返し行う。ついで、洗浄液C
をロート4に注ぎ、メンブランフィルター5を洗浄し、
真空ろ過し、該洗浄を必要回数繰り返し行う。ついで、
メンブランフィルター5を取り出して、無菌試験の場合
はT培地に入れ、30〜32°で7日間培養し、判定してい
る。同様に、真菌試験の場合はメンブランフィルター5
をG培地に入れ、20〜25°で10日間培養して判定してい
る。
一方、試料液をバイアルに充填した液注検体バイアル
の細菌試験および真菌試験の場合は、上記粉末注バイア
ルの場合に必要とされた溶媒の充填および試料の溶解が
不要であるが、バイアルのアルミキャップ、ゴム栓を取
る工程から培養して判定するまでの工程は上記の粉末注
検体バイアルの場合と同様である。
上記したように粉末注検体バイアルおよび液注検体バ
イアルのいずれの無菌試験においても、手動操作で行っ
ており、このような手動操作で行えば、外部、例えば人
間等より菌が混入しやすいという致命的な欠点があっ
た。また、手動操作であるため、試験効率が悪く、か
つ、コスト高になる等の問題もあった。
発明の目的 本発明は、上記した従来技術の欠点を解消せんとする
もので、粉末注バイアルの無菌試験では「上記粉末注検
体バイアルに溶媒を充填する工程からメンブランフィル
ターを取り出してT培地またはG培地に入れる」までの
工程を自動的に行う装置、および液注検体バイアルの無
菌試験では「液注検体バイアルのアルミキャップ・ゴム
栓を取る工程からメンブランフィルターを取り出してT
培地またはG培地に入れる」までの工程を自動的に行う
装置を提供し、上記工程における手動操作を無くすこと
で菌の混入を防止すること等を目的とするものである。
発明の構成 本発明は上記した目的を達成するためになされたもの
で、特許請求の範囲(1)で、 ゴム栓により開閉する上端開口を備えた検体収容用の
容器であるバイアルを搬送するバイアル搬送部を上段
に、無菌試験ユニット搬送部を下段に備え、 上記バイアル搬送部は、 上記バイアルを正立状態および倒立状態で嵌合保持で
きる孔を有すると共に、洗浄液を充填している洗浄液容
器、TGC培地を充填しているTGC培地容器およびGP培地を
充填しているGP培地容器を倒立状態で嵌合保持する孔を
有し、かつ、各孔に嵌合保持した上記バイアルおよび上
記容器の種類を表示する表示穴を上記各孔の側部に設け
ていると共に、上記バイアルに充填している検体の種類
を表示する表示穴を設けている保持板と、 上記保持板を順次所定位置に間欠的に搬送する搬送装
置と、 上記搬送装置の搬送経路に沿って配置し、保持板の表
示穴により、保持板に保持している容器の種類およびバ
イアルに充填している検体が粉末か試料液かを検出する
検出器と、 上記搬送装置の搬送経路に沿って配置し、上記検出器
からの検出信号で動作して、粉末を充填している上記バ
イアルを掴み出して、注入針でバイアルのゴム栓を通し
て溶媒を充填すると共に充填後に上記バイアルを揺動し
ている粉末を溶媒で溶解して試料液とし、溶解後に上記
保持板に正立状態で戻す溶媒充填・揺動装置と、 上記溶媒充填・揺動装置の下流側で上記搬送装置の経
路に沿って配置し、上記保持板に正立状態で保持してい
るバイアルを倒立状態にして上記保持板に戻す倒立装置
と、 上記倒立装置の下流側で上記搬送装置の経路に沿って
配置し、上記倒立したバイアルの底を押える底押さえヘ
ッドを昇降自在に備えたバイアル底押さえ装置とを備え
る一方、 上記下段の無菌試験ユニット搬送部は、 上記倒立したバイアル、洗浄液容器、TGC培地容器お
よびGP培地容器の下端開口部に取り付けているゴム栓に
対して順次下方より挿入および引き抜きする吸込針、TG
C培地用培養管、GP培地用培養管、上記吸込針と上記TGC
培地用培養管およびGP培地用培養管とを連通している2
本の管と、これら吸込針、TGC培地用培養管、GP培地用
培養管および2本の管を固定している固定治具とからな
る無菌試験ユニットと、 上記固定治具を上記バイアル底押さえ装置の真下に搬
送する無菌試験ユニット搬送装置と、 上記固定治具を昇降して上記吸込針をバイアル、洗浄
用容器、TGC培地容器あるいはGP培地容器の上記ゴム栓
に挿入・引き抜きする無菌試験ユニット昇降装置と、 上記バイアルから試料液、上記洗浄液容器から洗浄
液、上記TGC培地容器およびGP培地容器から培地を上記
無菌試験ユニットの上記培地用培養管に吸い込む吸込ポ
ンプと、 上記試料液および洗浄液を上記培地用培養管に充填す
る時に、培養管内のメンブランフィルターで上記試料液
および洗浄液を加圧する加圧弁装置と、 上記TGC培地容器からTGC培地を無菌試験ユニットのTG
C培養管に、GP培地容器からGP培地をGP培養管に充填す
るために上記無菌試験ユニットの管を開閉するバルブ開
閉装置と を備えていることを特徴とするバイアルの自動無菌試
験装置を提供している。
また、特許請求の範囲(2)で、上記特許請求の範囲
(1)記載の装置において、 上記バイアル底押さえ装
置の真下の無菌試験ユニット搬送部に、 上記固定治具を位置決め固定する無菌試験ユニット位
置規制装置と、 上記固定治具に固定している上記TGC培養管およびGP
培養管の底面に設けた排液孔に底キャップを着脱する底
キャップ脱着装置と、 上記固定治具に固定した上記吸込針の樹脂キャップを
脱着する吸込針キャップ脱着装置と を備えたことを特徴とするバイアルの自動無菌試験装
置を提供している。
上記バイアルとは、粉末あるいは試料液からなる検体
を充填している容器であって、ガラス製の小径の円筒瓶
からなり、上端に突出して開口した小径の口部を備え、
該口部をアルミキャップ・ゴム栓で着脱自在に閉鎖して
いる。
上記アルミキャップとゴム栓とはアルミキャップとゴ
ム栓を組み合わせたもので、ゴム栓により口部を密封
し、アルミキャップによりゴム栓が外れないように固定
している。
一方、上記洗浄液容器および培地容器も円筒瓶からな
り、上端に設けた小径の口部をゴム栓で閉鎖しており、
それぞれ、内部に洗浄液あるいは培地を充填している。
上記本発明のバイアルの自動無菌試験装置では、上段
に設置したバイアル搬送部の上記各装置によりバイアル
ケースとなる保持板を自動搬送して、粉末注の検体バイ
アルの溶媒の充填、該溶媒による粉末試料の溶解、溶解
済みの試料えきを充填した検体バイアルの倒立、無菌試
験ユニットの吸込針の挿入時における検体バイアルの底
押さえ、および試料液、洗浄液および培地を無菌試験ユ
ニットの培養管へ充填後の取り出し工程を全自動化する
一方、 下段の無菌試験ユニット搬送部の上記各装置により、
無菌試験ユニットの搬送、吸込針の挿入・引き抜き、無
菌試験ユニットの培養管への試料液、洗浄液の加圧ろ過
および培地の充填、固定治具の取り出し等を全自動化し
ている。
詳しくは、粉末注の検体バイアルの場合は、上記保持
板に所定本数の粉末注検体 バイアルを正立状態で、洗
浄液充填容器および培地充填容器は倒立状態でセット
し、該保持板を上記搬送装置で第1停止位置に搬送して
停止し、該第1停止位置で検体の種類および容器を検出
器で検出し、ついで、第2停止位置へ搬送して停止し、
該第2停止位置で溶媒充填・揺動装置で粉末注検体バイ
アルを掴みだして、そのゴム栓に溶媒充填用の注入針を
挿入して溶媒を充填し、該充填後に粉末注検体バイアル
を揺動して粉末試料を溶解して試料液とし、溶解後に保
持板に正立状態で戻し、第3停止位置へ搬送して停止
し、該第3停止位置で倒立装置により、正立状態で保持
板に保持されている検体バイアルを倒立状態とし、つい
で、第4停止位置に搬送して停止し、該第4停止位置に
おいてバイアル搬送位置より下段位置に搬送されてきて
いる吸込針、2本の管、2個の培養管を固定治具に固定
した構成からなる無菌試験ユニット(日本ミリポア・リ
ミテッド製)の上記吸込針を倒立した検体バイアルのゴ
ム栓に挿入して吸込ポンプを介して2個の培養管に試料
液を等分に供給し、吸込ポンプの液送圧により培養管内
に設けたメンブランフィルターで加圧ろ過し、この動作
を検体バイアル本数だけ繰り返して行い、該試料液加圧
ろ過後に試料液と同様に無菌試験ユニットと吸込ポンプ
により洗浄液容器から洗浄液を2個の培養管に等分に供
給し培養管内を洗浄して加圧ろ過し、該洗浄液加圧ろ過
後に、T培地用容器からT培地培養管にT培地を、G培
地用容器からG培地用培養管にG培地を充填するもの
で、人の介在がなく自動的に行えるようにしている。
実施例 以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。
本発明のバイアルの無菌試験装置は、第1図に示す如
く、上段にバイアル搬送部Xを、下段に無菌試験ユニッ
ト搬送部Yを配置している。
上記バイアル搬送部Xは第1図および第2図に示す如
く、図中、手前から後方へバイアルケースとなる保持板
10を第2図中矢印X1で示す方向に供給する搬送装置11
と、該搬送装置11の後端から第2図中で右方向に保持板
10を所要の停止位置に順次停止させて間欠的に横送りす
る搬送装置12と、上記停止位置のうち第1停止位置に
配置した「検体の種類」および「容器の種類」を確認す
る検出器70(第2図に示す)と、第2停止位置に配置
した溶媒充填・揺動装置13と、第3停止位置に配置し
た検体バイアル倒立装置14と、第4停止位置に配置し
た倒立バイアル底押さえ装置15と、横送り位置の先端の
取出位置から第2図手前の矢印X2方向に保持板10を取り
出す取出装置16とを配置している。
一方、下段側の無菌試験ユニット搬送部Yには、第1
図および第3図に示すように、無菌試験ユニット20の固
定治具21を第3図(I)中手前より後方へ矢印X3で示す
縦送り方向へ供給する搬送装置22と、該搬送装置22の後
端から第3図(II)中右方向へ横送りする搬送装置23、
該横送り位置の所定位置(上記バイアル底押さえ装置15
と対向した下方位置)に位置決めして固定する位置規制
装置24と、上記固定位置において、無菌試験ユニット20
の培養管に付いている底キャップを除去・挿入する底キ
ャップ脱着装置25と、無菌試験ユニット20の吸込針に付
いている樹脂キャップを除去・挿入する樹脂キャップ脱
着装置26と、保持板10内に定置されているバイアルおよ
び洗浄液容器、培地容器のゴムキャップに上記吸込針を
挿入させる無菌試験ユニットの昇降装置27と、試料液・
洗浄液・T培地・G培地を無菌試験ユニット20の培養管
に供給する吸込ポンプ装置28と、試料液および洗浄液を
加圧ろ過するときに使用する加圧弁装置29と、固定治具
21に設けたT培地ピンチバルブおよびG培地ピンチバル
ブの開閉装置30(第16図(II)に示す)と、上記横送り
位置の先端の取出位置から手前側へ固定治具21を第3図
(I)中矢印X4で示す方向へ取り出す取出装置31とを配
置している。
次に、上記した各機器および装置を具体的に説明す
る。
バイアルケースとなる保持板10は第4図(I)(II)
に示すごとく、1検体分について2つの保持板、即ち、
第1保持板101と第2保持板102とを設けている。第1保
持板101は多数のバイアルを間隔をあけて保持する平板
状で、該保持板に第1〜第7の7本の検体バイアル40を
間隔をあけて定置する7個の孔35aを設けている。各検
体バイアル40を図示の正立状態でも倒立状態でも孔35a
に底部40aあるいはアルミキャップ・ゴム栓部40bを嵌合
して直立保持出来るようにしている。第2保持板102
平板状の保持板からなり、第8〜第10の3本の検体バイ
アル40を定置保持する孔35bを設けると共に、洗浄液を
充填した洗浄液容器41を倒立状態で嵌合保持する孔35
c、T培地を充填したT培地容器42を倒立状態で嵌合保
持する孔35d、G培地を充填したG培地容器43を倒立状
態で嵌合保持する孔35eを設けている。さらに、第1、
第2保持板101、102には「容器の種類」を確認するため
の表示穴37と、「検体の種類」を確認する表示穴36を上
記各穴35a〜35eの側部に設けている。尚、保持板10への
検体バイアル40、洗浄液容器41、培地容器42、43のセッ
トは人手により行われる。
上記バイアルなどをセットした保持板10は第2図およ
び第5図(I)(II)に示す供給部の搬送装置11上に人
手によりセットする。縦送り用の搬送装置11はモータ
(以下、電動機と称す)45の回転軸にギヤ46、47を介し
て伝動軸49を連結し、該伝動軸49の両端の鎖50A、50Bを
巻掛した鎖車51A、51Bを取り付けている。上記電動機45
により第5図(I)中矢印X5方向の後方へ移動させる鎖
50A、50Bには保持板押し棒取付板52を架設し、該取付板
52の両側に保持板押し棒53A、53Bを突設している。保持
板10は両側に配置した案内枠(図示せず)上に摺動自在
に載置した載置板54上に、その前端が保持板押し棒53
A、53Bに当接するように載置し、電動機45の回転により
矢印X5方向へ保持板10を搬送している。尚、保持板10が
後端の横送り位置へ搬送されると検出器(図示せず)に
より検出して電動機45を停止するようにしている。
上記搬送装置11の後端位置より保持板取出装置16の位
置まで保持板10を横送りする搬送装置12は第6図(I)
(II)に示す構造としており、搬送装置11の後端位置に
駆動装置55を設けると共に、該駆動装置55の上部より取
出装置16へかけて左右横方向の案内板56を設置してい
る。上記駆動装置55は定置した電動機57の回転軸に円板
58を偏芯させて連結し、該円板58の一端を連結棒59を介
してスライド軸受60に連結しており、電動機57の回転軸
を時計方向へ180度回転することにより、スライド軸受6
0を円板58を介して右方向へ移動するようにしている。
上記スライド軸受60の上端には横長な爪取付板61を固定
し、該爪取付板61の下面に所定間隔をあけて軸受62を突
設し、これら軸受62および上記スライド軸受60を定置し
たシャフト63に摺動自在に保持している。上記爪取付板
61の上面には所定間隔をあけて爪取付具65を設置し、該
爪取付具65に爪66を取り付けている。これらの爪66は上
記案内板56に所定間隔をあけて穿設した長孔67を通して
保持板10の下面に形成した溝68に係合するようにスプリ
ング69で付勢している。よって、爪取付板61が右方向へ
移動すると、爪66と係合した保持板10は右方向へ移動さ
れ、所要の停止の置まで移動されると検出器(図示せ
ず)により検出するようにしている。該検出器の検出後
は電動機57の回転軸を更に時計方向へ180度回転して元
の位置へ戻し、検出器により検出して電動機57を停止す
るようにしている。
上記搬送装置12により搬送される横送り位置には上流
側より第1停止位置、第2停止位置、第3停止位置
、第4停止位置の所定停止位置を設けている。
上記第1停止位置には検出器70を設置しており、保
持板10(第1保持板101、第2保持板102)に設けた表示
穴36により「検体の種類」、即ち、粉末注検体バイアル
(粉末試料が充填されている検体バイアル)が液注検体
バイアル(最初から液体の試料が充填されている検体バ
イアル)か、バイアルの種類は何かを確認し、また表示
穴37により「容器の種類」、即ち、検体バイアルか、洗
浄液1・2か、T培地かG培地かを確認している。この
確認は、表示穴36、37の位置および数により確認してい
る。この確認した検出信号は、以後の溶媒充填・揺動装
置13、倒立装置14、バイアル底押さえ装置15および無菌
試験ユニット搬送部Y側の底キャップ脱着装置25、加圧
弁装置29、吸込ポンプ装置28、樹脂キャップ脱着装置26
へ入力するようにしている 第2停止位置には第7図(I)(II)に示す溶媒充
填・揺動装置13を設置しており、該溶媒充填・揺動装置
13へ溶媒を供給するために第8図に示す如き溶媒瓶取付
装置71、溶媒充填ポンプ72を上流側に設置している。上
記溶媒瓶取付装置71は基台73に設置した電動機74に回転
駆動される軸75に回転台76を取り付け、該回転台76に溶
媒を充填した複数の溶媒瓶77を倒立状態で固定してい
る。該溶媒瓶77の下端ゴム栓77aには、管78の一端に連
結した吸込・通気針79が溶媒充填時に昇降装置91により
上昇されて挿入するようにしている。該管78は溶媒充填
ポンプ72に図示の如くセットして他端は溶媒充填・揺動
装置13側へ伸長し、先端に溶媒充填用の注入針80を取り
付けている。
溶媒充填・揺動装置13は基台に電動機81により昇降作
動される軸82の上端に溶媒充填・揺動ヘッド83を固定し
ている。該ヘッド83には揺動用シリンダ84を固定し、該
シリンダ84の作動棒84aにラック84を取り付ける一方、
該ラック85と噛み合う小歯車86をヘッド83に軸87を介し
て回転自在に取り付けている。該軸87にはケース88を固
定し、小歯車86の回転に応じてケース88が回転するよう
にしている。該ケース88には昇降用シリンダ91を取り付
け、該シリンダ91の作動棒に上記溶媒充填用の注入針80
を保持する保持部89を突設する一方、検体バイアル40の
口部を掴む揺動腕90を設け、該揺動腕90を上記ケース88
に固定した開閉用作動器92で作動するようにしている。
上記第2停止位置においては、保持板10の粉末注の
検体バイアル40が搬送されてきて停止すると、上記溶媒
吸込・通気針79が上昇して溶媒瓶77のゴム栓に挿入する
と共に、揺動腕90で粉末注の検体バイアル40の口部を掴
み、溶媒充填用の注入針80を粉末注の検体バイアル40の
ゴム栓に挿入している。(なお、揺動腕で口部を掴むこ
とにより、検体バイアルの口部は揺動腕の中心に持って
くることができる。)ついで、溶媒充填ポンプ72を回転
させて、粉末注の検体バイアル40に溶媒を充填し、充填
後に溶媒充填用の注入針80を上昇させて粉末注の検体バ
イアル40のゴム栓から抜くようにしている。このように
溶媒充填後、溶媒充填・揺動ヘッド83を電動機81により
上昇させた後、揺動用シリンダ84を前進させ、その作動
棒84aに取り付けられたラック85を前進させて小歯車86
を反時計方向に回転し、ケース88を回転することにより
揺動腕90で掴んでいる粉末注の検体バイアル40を円弧状
に上昇させる。ついで、揺動用シリンダ84の作動棒84a
を後退させて粉末注の検体バイアル40を円弧状に降下さ
せ、これを必要回数繰り返すことで粉末注の検体バイア
ル40内の粉末試料を溶解する。該試料溶解後に電動機81
により溶媒充填・揺動ヘッド83を下降させて、試料液の
状態となっている粉末注溶解済みの検体バイアル40を保
持板10に正立状態で戻し、揺動腕90を開いて把持を解
き、ついで電動機81により溶媒充填・揺動ヘッド83を上
昇させるものである。この動作を粉末注の検体バイアル
40の本数だけ繰り返すようにしている。
第3停止位置に設置するバイアル倒立装置14は第9
図に示す構造よりなり、基台上に取付台95を介して電動
機96を設置し、該電動機96により昇降される作動ロッド
の先端に倒立ヘッド支持板97を固定している。該倒立ヘ
ッド支持板97には回転作動器98を固定し、その作動軸に
倒立ヘッド99を取り付けている。該倒立ヘッド99には倒
立腕100を開閉機構(図示せず)を介して突設してい
る。
上記第3停止位置においては、保持板10の粉末注溶
解済み検体バイアル40が搬送されてきて停止すると、電
動機96により倒立ヘッド99を下降し、倒立腕100を検体
バイアル40の胴部に位置させ、ついで、倒立腕100を閉
じて検体バイアル40の胴部を把持し、その後、電動機96
により上昇させる。上昇後、回転作動器98により倒立ヘ
ッド99を180度時計方向に回転させ、粉末注溶解済みの
検体バイアル40を倒立状態とし、該状態で電動機96によ
り倒立ヘッド99を下降し、粉末注溶解済みの検体バイア
ル40を保持板10に倒立状態で定置させる。ついで、倒立
腕100を開いて把持を解き、電動機96により倒立ヘッド9
9を上昇させ、上昇後は回転作動器98により180度反時計
方向に回転させて元の状態に戻し、以後、粉末注溶解済
みの検体バイアル40の本数だけ上記作動を繰り返すもの
である。
第4停止位置に設置するバイアル底押さえ装置15は
第10図に示す構造としており、基台上に取付台101を介
して電動機102(エアーシリンダでも可)を設置し、該
電動機102により昇降される下向きに突設した作動軸103
にヘッド取付板104を固定し、該ヘッド取付板104に弾性
材で形成したバイアル底押さえヘッド105を取り付けた
支持板106を突設している。該第4停止位置では、保
持板10に倒立状態の検体バイアル40、洗浄液容器41、T
培地容器42、G培地容器43が搬送されて来て停止する
と、電動機102によりバイアル底押さえヘッド105を下降
してバイアル40および洗浄液容器41、T培地容器42、G
培地容器43の底面を押さえるものである。このバイアル
底押さえ装置15は無菌試験ユニット20の吸込針をバイア
ル40および容器41〜43のゴム栓に挿入および引き抜きす
る時に使用し、その後は電動機102を上昇させて押圧を
解除するものである。
上記第4停止位置において試料、洗浄液、T培地、
G培地を無菌試験ユニット20の培養管へ供給した後、保
持板10は横送り部の下流端へ搬送されるもので、該位置
に第11図(I)(II)に示す取出装置16を設置してい
る。該取出装置16は基台にエアーシリンダ107を設置
し、その作動棒の先端の押し板108を固定し、エアーシ
リンダ107の作動で押し板108を前進させるようにしてい
る。該読出部において、第1保持板101が押し板108の前
面に来ると、検出器(図示せず)により検出してエアー
シリンダ107を作動し、前進させて第1保持板101を取り
出し、その後、後退させて、第2保持板102を同様にし
て取り出すものである。
次に、下段Y側に設置する無菌試験ユニット20および
その搬送装置を説明する。
無菌試験ユニット20は1検体分について1個必要であ
り、第12図(I)(II)に示す如く、1本の吸込針11
0、2本の管111、112、T培地用培養管113、G培地用培
養管114から構成されており、これら各機器を固定治具2
1にセットしている。
セット方法は吸込針110を固定治具21の上端に突設し
ている吸込針取付金具116にセットし、該吸込針110に一
端を連結している2本の管の内、一方の管111を固定治
具21の上端に設置しているT培地ピンチバルブ117に、
他方の管112をG培地ピンチバルブ118にセットする。こ
れらピンチバルブ117、118に管111、112をセットするこ
とにより管111、112は《閉》の状態になっている。次
に、管111、112を固定治具21の一端側上部に設置してい
る管取付金具119にセットした後、固定治具21の中央部
に取り付けている管受座120に沿ってはわせ、他側の管
取付金具121でセットする。その後、管111の他端に連結
したT培地培養管113を固定治具21の下部に設けた培養
管取付金具122に固定する一方、管112に連結したG培地
培養管114を培養管取付金具123に固定する。
上記培養管113、114は第12図(I)(II)に詳細に示
す構造で、上端に上記管111、112に連通する開口を設け
ていると共に、空気噴射器125を設けており、また、内
部の下部にメンブランフィルター126を取り付けてお
り、底面 には排液孔127を設け、該排液孔127に底キャ
ップ128を脱着自在に取り付けている。
上記無菌試験ユニット20の固定治具21は供給部に設置
する第13図(I)(II)に示す縦送り搬送装置22の移動
台130上に人手によりセットする。
搬送装置22は前記保持板10の搬送装置11と同様な構造
で、電動機131の回転軸に取り付けた歯車132を伝動軸13
3に取り付けた歯車134と噛み合わせ、伝動軸133の両端
に固定した鎖車135を回転させ、これら鎖車135に鎖136
を巻掛して鎖136を図中矢印X6方向へ移動するようにし
ている。上記鎖136には押し棒取付板137を架設し、該押
し棒取付板137に突設した固定治具押し棒138で固定の板
上に供給された固定治具21は後端へ縦送りされて一定位
置に達すると、検出器(図示せず)で検出して電動機13
1を停止するものである。
上記搬送装置22の後端位置には第14図(I)(II)に
示す横送り搬送装置23を設置しており、エアーシリンダ
140の作動棒141の先端に固定治具押し板142を固定して
いる。該固定治具押し板142は停止位置に来た固定治具2
1の外端に当接し、エアーシリンダ140により図中右方向
へ移動されることにより固定治具21を搬送し、所定位置
(前記バイアル底押さえ装置15の下方位置)に搬送され
ると検出器(図示せず)によりエアーシリンダ140を停
止し、次に、逆方向へ移動させて元の位置に固定治具押
し板142を戻している。
上記定位置には第15図(I)(II)に示す固定治具位
置規制装置24を設置しており、エアーシリンダ143の作
動棒の先端に固定板144を取り付け、該固定板144にピン
145を突設している。上記検出器により定位置に固定治
具21が搬送されてきたことが検出されると、エアーシリ
ンダ143により固定板144を押し出し、ピン145を固定治
具21に設けた係止溝146に嵌合し、固定治具21の位置規
制を図っている。
該定位置には第16図(I)(II)に示すように、無菌
試験ユニットの昇降装置27、加圧弁装置29、吸込ポンプ
装置28、および第16図には図示していないが底キャップ
脱着装置25、吸込針キャップ脱着装置26、ピンチバルブ
開閉装置30を配置している。
上記昇降装置27および加圧弁装置29は第17図(I)
(II)に示す構造としており、基台150上に設置した電
動機151(エアーシリンダでも可)により昇降される作
動棒151aの上端に上下台152を固定している。該上下台1
52の上面152aには定位置で位置決めされる固定治具21が
載置されるもので、電動機151により固定治具21を上昇
させると、無菌試験ユニット20の吸込針110が検体バイ
アル40、洗浄液容器41、培地容器42、43のゴム栓に挿入
されるものである。また、該上下台152の上面には取付
枠153を突設し、該取付枠153の上板にエアーシリンダ15
4を設置している。該エアーシリンダ154の作動棒の上端
に加圧ヘッド155を固定し、該加圧ヘッド155の両側に加
圧弁部156を取り付けている。これら加圧弁部156は上下
台152上に定置された固定治具21の培養管113、114の各
空気噴射器125、125と対向した上方位置に位置し、加圧
ろ過時にエアーシリンダ154により作動棒を下降して、
加圧弁部156で空気噴射管125を閉鎖するものである。
上記吸込ポンプ装置28は第16図に示す如く、上記上下
台152の側方の基台上に取付枠158を突設し、該取付枠15
8の上端に電動機159を搭載し、該電動機159の回転軸160
に吸込ポンプヘッド161を取り付けている。該吸込ポン
プヘッド161は上下台152が上昇した時に固定治具21の管
受座120上にセットされるものである。
無菌試験ユニット20の培養管113、114の底キャップ12
8を脱着する底キャップ脱着装置25は第18図(I)(I
I)に示す構造で、上記上下台152の下板152b上に設置し
ている。即ち、下板152b上に第1エアーシリンダ162を
設置し、該エアーシリンダ162の作動棒162aに切換板163
を固定している。該切換板163の下面に第2エアーシリ
ンダ164を取り付け、その作動棒164aの上端に連結板165
を固定し、該連結板165に取付板166を固定している。該
取付板166には2個の底キャップ把持腕167A、167Bを固
定すると共に、2個の排液ノズル168A、168Bを取り付け
ている。上記底キャップ把持腕167A、167Bは第2エアー
シリンダ164により上昇して培養管113、114の各底キャ
ップ128を掴み、下降することにより底キャップ128を培
養管113、114から抜くものである。
ついで、第1エアーシリンダ162により切換板163を矢
印方向へ前進させると取付板166も前進し、培養管113、
114の排液孔127と対向した下方位置に排液ノズル168A、
168Bが位置する。ついで、第2エアーシリンダ164の作
動棒を上昇し、排液ノズル168A、168Bを排液孔127にセ
ットするものである。
無菌試験ユニット20の吸込針110にはセット時に樹脂
キャップ170を取り付けており、固定治具21が位置規制
部に定置した後に、該キャップ170を取るようにしてい
る。キャップ脱着装置26は第19図(I)(II)に示す構
造としており、上下台152の側方の基台上に取付枠171を
突設してエアーシリンダ172を搭載している。該昇降用
エアーシリンダ172の作動棒の上端に取付板173を固定
し、該取付板173に押し引き用エアーシリンダ174を設置
し、その作動棒の先端に樹脂キャップ把持腕175を取り
付けている。該キャップ脱着装置26では、上下台152の
上昇前に、エアーシリンダ172の作動棒を上昇させ、樹
脂キャップ把持腕175を上昇させた後、エアーシリンダ1
74を押し出して樹脂キャップ把持腕175を前進させ吸込
針110の上部に位置させる。ついで、エアーシリンダ172
により下降し、樹脂キャップ把持腕175でキャップ170掴
み、その後、エアーシリンダ172により上昇し、エアー
シリンダ174で後退させ、吸込針110からキャップ170を
取る。無菌試験ユニット20の培養管113、114に培地を供
給した後、キャップ170を戻して吸込針110にかぶせるも
のである。
第2保持板102のT培地容器42、G培地容器43から培
養113、114へT培地、G培地を供給する時はピンチバル
ブ117、118を開くようにしている。そのため、第19図に
示すように、ピンチバルブ開閉装置30をバイアル搬送部
の基台176の下面に設置しており、固定治具21が上昇し
た時にピンチバルブ117、118と夫々対向する側面位置に
T培地ピンチバルブ開閉シリンダ177、G培地ピンチバ
ルブ開閉シリンダ178を取り付けている。
固定治具21を上記位置に定置して、無菌試験ユニット
20の培養管113、114に第1保持板101、第2保持板102
試料、洗浄液および培地を供給された後、固定治具21は
前記横送り搬送装置23により右方向の取出部に搬送され
るもので、該取出部には第20図(I)(II)に示す取出
装置31を設置している。該取出装置31は供給部の搬送装
置22と同様な構成であり、電動機180の回転軸に歯車181
を取り付け、該歯車181と噛み合う歯車182を伝動軸183
に取り付け、該伝動軸183の両端に鎖車184を取り付けて
いる。これら鎖車184に鎖185を連結し、鎖185間に押し
板186を架設し、該押し板186に固定治具押し棒187を突
設している。固定治具21は該固定治具押し棒187の前方
位置に横送りされて停止し、これを検出器(図示せず)
で検出すると、電動機180を駆動して、固定治具21を図
中、手前側へ取り出すものである。
次に、上記構造とした無菌試験装置の作動を説明す
る。
上段Xのバイアル搬送部側の作動は第21図のフローシ
ートに示す通りであり、以下、粉末注検体バイアルの場
合に基づき説明する。
1) 「保持板10にバイアルを人手によりセットす
る。」 即ち、人手により粉末注の検体バイアル40を第1保持
板101、第2保持板102に正立状態でセットすると共に、
洗浄液を充填した洗浄液容器41、T培地を充填したT培
地容器42、G培地を充填したG培地容器43を第2保持板
102に倒立状態でセットする。
2) 「供給部の搬送装置11に保持板10を人手によりセ
ットする。」 3) 「搬送装置11により縦送りする。」 即ち、搬送装置11の電動機45を駆動して保持板押し棒
53A、53Bにより保持板10を搬送し、後端の定位置に達す
ると、検出器により電動機45は停止される。
4) 「搬送装置23により横送りする。」 即ち、電動機57を駆動して爪66により保持板10を定位
置の第1停止位置に搬送し、検出器により検出して電
動機57を停止する。尚、以後の搬送装置12による横送り
および停止は同様にして行われる。
5) 「第1停止位置で検体の種類および容器の種類を
確認する。」 即ち、検出器70で保持板10に設けた表示穴36、37によ
り検体の種類、容器の種類を確認し、その結果を以後の
各装置へ伝える。
6) 「搬送装置12により横送りして第2停止位置で
停止する。」 7) 「溶媒充填・揺動装置13で粉末注の検体バイアル
40に溶媒を充填し、その後、検体バイアル40を揺動して
粉末を溶解する。」 前以て、溶媒瓶収納装置71に人手により粉末注の検体
バイアルの検体数だけの溶媒瓶77をセットしておき、溶
媒充填ポンプ72により第1停止位置で確認した当該バイ
アルにあった溶媒を送給するようにしている。
上記溶媒充填・揺動装置13で、その電動機81により溶
媒充填・揺動ヘッド83を下降し、揺動腕90で粉末注検体
バイアル40を掴むと共に、溶媒充填・排圧針80を粉末注
の検体バイアル40のゴム栓に挿入し、当該バイアルにあ
った溶媒量を溶媒充填ポンプ72に充填する。所定量充填
した後に上昇させ、揺動用シリンダ84で揺動し粉末試料
を溶媒で溶解し、試料液とする。溶解後、下降させて保
持板10に正立状態で載置する。以後、粉末注の検体バイ
アル40を同様にして溶媒の充填と溶解を行う。
8) 「搬送装置12により保持板10を横送りして第3停
止位置で停止する。」 9) 「倒立装置14により粉末注溶解済みの検体バイア
ル40を倒立状態として保持板10に定置する。」 即ち、第1停止位置で確認した内容により、電動機96
により倒立ヘッド99を当該粉末注溶解済みの検体バイア
ル40まで下降して倒立腕100で掴み、上昇後に回転式作
動器98で回転して倒立させ、倒立状態で下降して保持板
10に定置する。以後の溶解済みの検体バイアル40も同様
にして倒立する。
10) 「搬送装置12により横送りして第4停止位置に
搬送して停止する。」 11) 「バイアル押さえ装置15により倒立バイアル40お
よび洗浄液容器41、 培地容器42、43の底面を押さえ
る。」 即ち、第1停止位置で確認した内容により、無菌試験
ユニット20の吸込針110の挿入かた抜き取りまで、電動
機102は当該バイアル位置まで下降し、倒立バイアル40
の底面を押さえる。
該第4停止位置で、後述する固定治具搬送部側の作動
により、無菌試験ユニット20の培養管113、114へ順次検
体バイアル40の試料、洗浄液、培地を供給する。
12) 「搬送装置12で取出部まで横送りして停止す
る。」 13) 「取出装置16で保持板10を取り出す。」 即ち、保持板10が取出部に搬送されたことを検出器で
検出して、エアーシリンダ107と保持板押し板108で保持
板10を排出する。
下段Yの無菌試験ユニット搬送側の作動は第22図のフ
ローシートに示す順序で行われるものである。
1) 「無菌試験ユニット20を人手によりセットす
る。」 即ち、無菌試験ユニット20の吸込針110、2本の管11
1、112、T培地用培養管113、G培地用培養管114を固定
治具21に取り付ける。
2) 「供給部の搬送装置22に固定治具21を人手により
セットする。」 3) 「搬送装置22により固定治具21を縦送りする。」 即ち、電動機131を回転して固定治具押し棒138により
押圧し、定位置(横送り部)まで搬送されると、検出器
により電動機131を停止する。
4) 「横送りの搬送装置23により固定治具21を定位置
まで搬送する。」 即ち、エアーシリンダ140により固定治具押し板142を
移動し、定位置(位置規制部)まで搬送する。
5) 「位置規制装置24で固定治具21を定位置で位置決
め固定する。」 即ち、固定治具21が搬送されたことを検出器で検出す
るとエアーシリンダ143によりピン145を押し出し、固定
治具21の溝146と嵌合させて固定治具21の位置規制を固
定とを行う。この時、固定治具21は固定治具上下台152
の上板上面に固定されている。
6) 「底キャップ脱着装置25で固定治具21に取り付け
ている培養管113、114の底キャップ128を取り、つい
で、排液孔127に排液ノズル168A、168Bをセットす
る。」 即ち、第2エアーシリンダ164を作動して底キャップ
把持腕167A、167Bを上昇して、2個の底キャップ128を
掴み、その後、下降して底キャップ128を培養管113、11
4から抜く。ついで、第1エアーシリンダ162を作動して
取付板166を移動した後、第2エアーシリンダ164により
取付板166を上昇し、排液ノズル168A、168Bを培養管11
3、114の排液孔127にセットする。
7) 「吸込針キャップ脱着装置27によりキャップ170
を取る。」 即ち、第1エアーシリンダ172により上昇した後、第
2エアーシリンダ174により樹脂キャップ把持腕175を前
進させ、キャップ170上で、再度、第1エアーシリンダ1
72により下降してキャップ把持腕175でキャップ170を掴
み、その後、上昇して後退させることによりキャップ17
0を吸込針110で取り去る。
8) 「昇降装置27により固定治具21を上昇させ、取り
付けた吸込針110を倒立している溶解済みの検体バイア
ル40のゴム栓に挿入する。」 該作動はバイアルケース搬送部側において、11)工程
のバイアル底押さえが行われた後に、作動されるもので
ある。即ち、電動機151により上下台152を上昇すると、
固定治具21の上端より突出した吸込針110を溶解済み検
体バイアル40のゴム栓に挿入する。(尚、試料液、洗浄
液の加圧ろ過後及びT培地、G培地充填後は、電動機15
1により固定治具上下台152を下降して吸込針110を抜い
ている。) 9) 「吸込ポンプ装置28により試料液を培養管113、1
14へ充填する。」 即ち、固定治具21が上記8)により上昇すると、固定
治具21の管受座120に吸込ポンプヘッド161がセットされ
る。前記第1停止位置の検体の種類および容器の種類に
より吸込量は決定されている。試料液および洗浄液の吸
込時はピンチバルブ開閉装置30の開閉シリンダ177、178
を押し出して、T培地ピンチバルブ117、G培地ピンチ
バルブ118を通る管111、112を《開》にして培養管113、
114に等分に供給している。尚、洗浄液容器41から洗浄
液を培養管113、114に供給するときも同様である。
10) 「加圧弁装置29により加圧ろ過時に培養管113、1
14の空気噴射器125、125を閉鎖する。」 即ち、溶解済み検体バイアル40から試料液を(および
洗浄液容器41から洗浄液を)培養管113、114へ供給する
時は、培養管113、114に付いている空気噴射器125を盲
にし、吸込ポンプの液送圧により培養管113、114内のメ
ンブランフィルター126で加圧ろ過している。
尚、試料液は、それ自身、抗生物質等の菌に対する増
殖阻止力を有するものもあるため、試料液を濾過したメ
ンブランフィルターの膜上で菌が増殖しにくくなる場合
もよる。よって、洗浄液をメンブランフィルターに通し
て、試料液を洗浄液で洗い流し、メンブランフィルター
の膜上で菌が増殖しやすくしている。其の際、メンブラ
ンフィルターの膜は0.45μmのメッシュ網からなり、真
空で吸引しない限り、加圧しないと洗浄液を通過させる
ことはできない。よって、洗浄液も試料液と同様に、メ
ンブランフィルターで加圧濾過している。
11) 「底キャップ脱着装置25により培養管113、114の
排液孔127、127に底キャップ128、128を取り付ける。」 即ち、第1〜第10の検体バイアル40の試料液および洗
浄液容器41、41から洗浄液を培養管113、114に等分に供
給して加圧ろ過した後、次に、T培地およびG培地を培
養管113、114に供給するため、底キャップ脱着装置25の
第1エアーシリンダ162、第2エアーシリンダ164を作動
し、培養管113、114の排液孔127に連通している排液ノ
ズル168A、168Bを外して、底キャップ128、128を排液孔
127、127にセットしている。」 12) 「T培地用培養管113にT培地を充填する。」 T培地を培養管113に充填する時は、T培地ピンチバ
ルブ117を開閉シリンダ装置30のシリンダ177で《開》状
態とする一方、G培地ピンチバルブ118は《閉》状態と
しておき、吸込ポンプ装置28によりT培地をT培地用培
養管113へのみ充填する。この時、培養管に培地を充填
させるだけで、加圧そ過しないため、加圧弁装置29は作
動せず、培養管113の空気噴射器125は開放状態である。
13) 「G培地用培養管114にG培地を充填する。」 G培地を培養管114に充填する時は、G培地ピンチバ
ルブ118を開閉シリンダ装置178により《開》状態とし
て、T培地ピンチバルブ117は《閉》として、GT培地用
培養管114にのみG培地を充填する。
14) 「吸込針キャップ脱着装置26により吸込針110に
キャップ170を被せる。」 上記G培地を上記充填した後、固定治具上下台152は
下降しており、容器ゴム栓から抜かれた吸込針110に、
第1エアーシリンダ172、第2エアーシリンダ174の作動
によりキャップ170を被せている。
15) 「横送り搬送装置23により固定治具21を取出部へ
横送りする。」即ち、エアーシリンダ140を作動し固定
治具押し板142により固定治具21を取出部に搬送する。
16) 「固定治具21を取り出す。」 固定治具21が取出部に搬送されたことを検出器で検出
すると、電動機180が作動して固定治具21を手前側へ搬
出する。
上記した本装置の作動説明は粉末注の検体バイアルの
場合であるが、粉末注の代わりに、試料液を溶媒で溶解
して試料液としたものを充填する液注の検体バイアルの
場合は第23図のフローシートに示す通りである。該液注
の検体バイアルの場合は保持板10に検体バイアルをセッ
トする時に初めから倒立状態でセットしており、また検
体の種類および容器の種類を確認する工程の次にバイア
ル底押さえ工程にスキップするもので、溶媒充填、揺動
および倒立の工程が不要である。その他の作動は上記粉
末注の検体バイアルと全く同様であるため、説明を省略
する。
発明の効果 以上の説明より明らかなように、本発明に係わるバイ
アルの自動無菌試験装置によると、バイアルケースとな
る保持板にバイアルをセットし、該保持板を搬送装置上
に乗せる操作、および無菌試験ユニットをセットし、該
無菌試験ユニットの固定治具を搬送装置に乗せる操作の
前準備的な作業のみ、人手で行っているが、搬送装置に
セットした後、培養管に培地を入れるまでの工程を人手
を介さずに自動的に行うことが出来る。即ち、従来人手
により行なわれていた溶媒の充填、粉末試料の溶解、バ
イアルの倒立、メンブランフィルターへの試料液、洗浄
液の加圧ろ過、メンブランフィルターを培地に入れる手
動作業を順次全自動的に行うことが出来る。よって、外
部(人間など)より菌が混入することを防止でき、試験
精度が向上する。しかも、人手を不要とするため、効率
良く行うことが出来、コストの低下を図ることが出来る
など種々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置正面図、第2図はバイアル搬送部の平面
図、第3図(I)は固定治具搬送部の平面図、第3図
(II)は固定治具の正面図、第4図(I)は第1保持板
の断面図、第4図(II)は第2保持板の断面図、第5図
(I)はバイアル供給部の搬送装置の平面図、第5図
(II)は上記搬送装置の正面図、第6図(I)は保持板
横送り搬送装置の平面図、第6図(II)は上記装置の正
面図、第7図(I)は溶媒充填・揺動装置の側面図、第
7図(II)は上記装置の作動を示す側面図、第8図は溶
媒瓶収納部の正面図、第9図は倒立装置の側面図、第10
図はバイアル底押さえ装置の側面図、第11図(I)は保
持板取出装置の平面図、第11図(II)は上記装置の正面
図、第12図(I)は固定治具の正面図、第12図(II)は
固定治具の側面図、第13図(I)は固定治具供給部の搬
送装置の平面図、第13図(II)は上記装置の正面図、第
14図(I)は固定治具横送り搬送装置の平面図、第14図
(II)は上記装置の正面図、第15図(I)は固定治具位
置規制装置の平面図、第15図(II)は上記装置の正面
図、第16図(I)は第4停止位置全体の側面図、第16図
(II)は上記(I)図において固定治具が上昇した状態
を示す側面図、第17図(I)は固定治具用の昇降装置お
よび加圧弁装置の正面図、第17図(II)は上記装置の側
面図、第18図(I)は底キャップ脱着装置の正面図、第
18図(II)は上記装置の側面図、第19図(I)は吸込針
キャップ脱着装置の正面図、第19図(II)は上記装置の
側面図、第20図(I)は固定治具用取出装置の平面図、
第20図(II)は上記装置の正面図、第21図は粉末注検体
バイアルのバイアル搬送部側のフローチャート図、第22
図は固定治具搬送部側のフローチャート図、第23図は液
注検体バイアルのバイアル搬送部側のフローチャート
図、第24図は従来の手動による操作工程を示す図面であ
る。 10……バイアルケースとなる保持板、11、12……搬送装
置、13……溶媒充填・揺動装置、14……バイアル倒立装
置、15……バイアル底押さえ装置、16……取出装置、20
……無菌試験ユニット、21……固定治具、22、23……搬
送装置、24……位置規制装置、25……底キャップ脱着装
置、26……吸込針キャップ脱着装置、27……昇降装置、
28……吸込ポンプ装置、29……加圧弁装置、30……ピン
チバルブ開閉装置、31……取出装置、40……検体バイア
ル、41……洗浄液容器、42……T培地容器、43……G培
地容器、72……溶媒充填ポンプ、78……管、79……吸込
・通気針、80……溶媒充填・排圧針、83……揺動ヘッ
ド、90……揺動腕、99……倒立ヘッド、100……倒立
腕、105……底押さえヘッド、110……吸込針、111、112
……管、113……T培地用培養管、114……G培地用培養
管、117……T培地ピンチバルブ、118……G培地ピンチ
バルブ、127……排液孔、128……底キャップ、138……
固定治具押し棒、142……固定治具押し板、145……ピ
ン、152……上下台、156……加圧弁部、161……吸込ポ
ンプヘッド、167A、167B……底キャップ把持腕、168A、
168B……排液ノズル、177、178……ピンチバルブ開閉シ
リンダ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム栓により開閉する上端開口を備えた検
    体収容用の容器であるバイアルを搬送するバイアル搬送
    部を上段に、無菌試験ユニット搬送部を下段に備え、 上記バイアル搬送部は、 上記バイアルを正立状態および倒立状態で嵌合保持でき
    る孔を有すると共に、洗浄液を充填している洗浄液容
    器、TGC培地を充填しているTGC培地容器およびGP培地を
    充填しているGP培地容器を倒立状態で嵌合保持する孔を
    有し、かつ、各孔に嵌合保持した上記バイアルおよび上
    記容器の種類を表示する表示穴を上記各孔の側部に設け
    ていると共に、上記バイアルに充填している検体の種類
    を表示する表示穴を設けている保持板と、 上記保持板を順次所定位置に間欠的に搬送する搬送装置
    と、 上記搬送装置の搬送経路に沿って配置し、保持板の表示
    穴により、保持板に保持している容器の種類およびバイ
    アルに充填している検体が粉末か試料液かを検出する検
    出器と、 上記搬送装置の搬送経路に沿って配置し、上記検出器か
    らの検出信号で動作して、粉末を充填している上記バイ
    アルを掴み出して、注入針でバイアルのゴム栓を通して
    溶媒を充填すると共に充填後に上記バイアルを揺動して
    粉末を溶媒で溶解して試料液とし、溶解後に上記保持板
    に正立状態で戻す溶媒充填・揺動装置と、 上記溶媒充填・揺動装置の下流側で上記搬送装置の経路
    に沿って配置し、上記保持板に正立状態で保持している
    バイアルを倒立状態にして上記保持板に戻す倒立装置
    と、 上記倒立装置の下流側で上記搬送装置の経路に沿って配
    置し、上記倒立したバイアルの底を押える底押さえヘッ
    ドを昇降自在に備えたバイアル底押さえ装置とを備える
    一方、 上記下段の無菌試験ユニット搬送部は、 上記倒立したバイアル、洗浄液容器、TGC培地容器およ
    びGP培地容器の下端開口部に取り付けているゴム栓に対
    して順次下方より挿入および引き抜きする吸込針、TGC
    培地用培養管、GP培地用培養管、上記吸込針と上記TGC
    培地用培養管およびGP培地用培養管とを連通している2
    本の管と、これら吸込針、TGC培地用培養管、GP培地用
    培養管および2本の管を固定している固定治具とからな
    る無菌試験ユニットと、 上記固定治具を上記バイアル底押さえ装置の真下に搬送
    する無菌試験ユニット搬送装置と、 上記固定治具を昇降して上記吸込針をバイアル、洗浄用
    容器、TGC培地容器あるいはGP培地容器の上記ゴム栓に
    挿入・引き抜きする無菌試験ユニット昇降装置と、 上記バイアルから試料液、上記洗浄液容器から洗浄液、
    上記TGC培地容器およびGP培地容器から培地を上記無菌
    試験ユニットの上記培地用培養管に吸い込む吸込ポンプ
    と、 上記試料液および洗浄液を上記培地用培養管に充填する
    時に、培養管内のメンブランフィルターで上記試料液お
    よび洗浄液を加圧する加圧弁装置と、 上記TGC培地容器からTGC培地を無菌試験ユニットのTGC
    培養管に、GP培地容器からGP培地をGP培養管に充填する
    ために上記無菌試験ユニットの管を開閉するバルブ開閉
    装置と を備えていることを特徴とするバイアルの自動無菌試験
    装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲(1)記載の装置におい
    て、上記バイアル底押さえ装置の真下の無菌試験ユニッ
    ト搬送部に、 上記固定治具を位置決め固定する無菌試験ユニット位置
    規制装置と、 上記固定治具に固定している上記TGC培養管およびGP培
    養管の底面に設けた排液孔に底キャップを着脱する底キ
    ャップ脱着装置と、 上記固定治具に固定した上記吸込針の樹脂キャップを脱
    着する吸込針キャップ脱着装置と を備えたことを特徴とするバイアルの自動無菌試験装
    置。
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