JPS63230077A - バイアルの自動無菌試験装置 - Google Patents

バイアルの自動無菌試験装置

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JPS63230077A
JPS63230077A JP6497187A JP6497187A JPS63230077A JP S63230077 A JPS63230077 A JP S63230077A JP 6497187 A JP6497187 A JP 6497187A JP 6497187 A JP6497187 A JP 6497187A JP S63230077 A JPS63230077 A JP S63230077A
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Tatsuo Asakura
朝倉 達夫
Moriharu Owashi
尾鷲 盛治
Mitsutaka Isobe
磯部 光孝
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、メンブランフィルタ−法による粉末性・液性
バイアルの自動無菌試験装置に関し、詳しくは、粉末性
バイアルへの溶解液の充填および粉末試料の溶解、該粉
末注溶解済みバイアルあるいは液性バイアルからステリ
テストユニットのメンブランフィルタ−を取り付けた培
養管への試料液の加圧ろ過を行いながらの充填、洗浄液
の加圧ろ過、培養管へのTGC培地(以下、T培地と略
す)およびGP培地(以下、G培地と略す)の充填の各
工程を順次自動的に行うようにしたものである。
従来の技術 従来、試料液をメンブランフィルタ−でろ過した後、該
フィルターを取り出して培地に入れて培養し、培養法に
よって増殖しうる細菌または真菌の有無を試験するメン
ブランフィルタ−法(MP法)による無菌試験は下記の
順序に従って、手動操作で行われている。
即ち、粉末注検体バイアルの細菌試験、真菌試験では、
第24図に示す如く、まず、粉末試料Aを入れたバイア
ル1(以下、粉末性バイアルと略す)へ溶解液Bを充填
する。ついで、粉末性バイアル1を手で振って試料Aを
溶解する。ついで、試料溶解済みバイアルのアルミキャ
ップとゴム栓2を採る。ついで、真空吸引フラスコ3に
取り付けたロート4にバイアルlから溶解した試料を注
ぎ、ロート4内に設けたメンブランフィルタ−5で試料
Aを真空ろ過する。これを検体バイアルの本数に応じて
繰り返し行う。ついで、洗浄液Cをロート4に注ぎ、メ
ンブランフィルタ−5を洗浄し、真空ろ過し、該洗浄を
必要回数繰り返し行う。
ついで、メンブランフィルタ−5を取り出して、細菌試
験の場合はT培地に入れ、30〜32°で7日間培養し
、判定している。同様に、真菌試験の場合はメンブラン
フィルタ−5をG培地に入れ、20〜25°でIO日間
培養して判定している。
試料液をバイアルに充填した液性検体バイアルの細菌試
験および真菌試験の場合は、上記粉末性バイアルの場合
に必要とされた溶解液の充填および試料の溶解が不要で
あるが、バイアルのアルミキャップ、ゴム栓を取る工程
から培養して判定するまでの工程は上記の粉末注検体バ
イアルの場合と同様である。
上記したように粉末注検体バイアルおよび液性検体バイ
アルのいずれの無菌試験においても、手動操作で行って
おり、このような手動操作で行えば、外部、例えば人間
等より菌が混入しやすいという致命的な欠点があった。
また、手動操作であるため、試験効率が悪く、かつ、コ
スト高になる等の問題もあった。
発明の目的 本発明は、上記した従来技術の欠点を解消せんとするも
ので、粉末性バイアルの無菌試験では[上記粉末注検体
バイアルに溶解液を充填する工程からメンブランフィル
タ−を取り出してT培地またはG培地に入れる」までの
工程を自動的に行う装置、および液性バイアル無菌試験
では「液性検体バイアルのアルミキャップ・ゴム栓を取
る工程からメンブランフィルタ−を取り出してT培地ま
たはG培地に入れる」までの工程を自動的に行う装置を
提供し、上記工程における手動操作を無くすことで菌の
混入を防止すること等を目的とするものである。
発明の構成 本発明は上記した目的を達成するためになされたもので
、検体の種類および容器の種類が確認でき、検体バイア
ル、洗浄液容器、TGC培地容器、GP培地容器が定位
置にセット出来るバイアルケースと、上記バイアルケー
スを順次所定位置に搬送する搬送装置と、上記搬送装置
により搬送されて所定位置で停止した粉末注検体バイア
ルに溶解液を充填すると共に充填後に上記バイアルを揺
動して粉末を溶解液に溶解する溶解液充填・揺動装置と
、所定位置で上記粉末注溶解済み検体バイアルを正立状
態から倒立状態にしてバイアルケースに定置する倒立装
置と、所定位置で上記倒立バイアルの底を押し付けるバ
イアル底押さえ装置とを備えたバイアルケース搬送部を
上段に設置し、上記各装置によりバイアルケースを自動
搬送して、粉末注検体バイアルへの溶解液の充填、粉末
の溶解、溶解済み検体バイアルの倒立、ステリテストユ
ニットの吸込針の挿入時における検体バイアルの底押さ
え、および試料液、洗浄液および培地をステリテストユ
ニットの培養管へ充填後の取り出し工程を全自動化する
一方、吸込針と、TGC培地培地用培養土びGP培地用
培養管、上記吸込針をTGC培地用地用びGP培地用培
養管に夫々連通する2本のデユープを備えたステリテス
トユニットをセットするステリプレートと、上記ステリ
プレートを上記バイアル底押さえ装置と対向する所定位
置に搬送する搬送装置と、上記ステリプレートを昇降さ
せてステリテストユニットの吸込針をバイアルのゴム栓
に挿入・引き抜きを行うステリテスト昇降装置と、検体
バイアルから試料液、洗浄液容器から洗浄液および培地
容器から培地をステリテストユニットの培養管に充填す
る吸込ポンプと、上記試料液および洗浄液を培養管に充
填する時に、培養管内のメンブランフィルタ−で加圧ろ
過するために使用する加圧弁装置と、ステリテストユニ
ットのチューブを開閉させて上記バイアルケースのTG
C培地容器からTGC培地をステリテストユニットのT
GC培養管に、GP培地容器からGP培地をGP培養管
に充填するバルブ開閉装置とを備えたステリプレート搬
送部を上記バイアルケース搬送部の下段側に配置し、ス
テリプレートの搬送、ステリテストユニットの吸込針の
挿入・引き抜き、ステリテストユニットの培養管への試
料液、洗浄液の加圧ろ過および培地の充填、ステリプレ
ートの取り出し等を全自動化して行う構成としたことを
特徴とするバイアルの自動無菌試験装置を提供するもの
である。
上記した装置により、本発明では、粉末注検体バイアル
の場合は、上記バイアルケースに所定本数の粉末注検体
バイアルを正立状態で、洗浄液充填容器および培地充填
容器は倒立状態でセットし、該バイアルケースを上記搬
送装置で第1ステーシヨンに搬送して停止し、該第1ス
テーシヨンで検体の種類および容器を検知し、ついで、
第2ステーシヨンへ搬送して停止し、該第2ステーシヨ
ンで溶解液充填・揺動装置により粉末注検体バイアルの
ゴム栓に溶解液充填・排圧針を挿入して溶解液を充填し
、該充填後に粉末注検体バイアルを揺動して粉末試料を
溶解し、ついで、第3ステーシヨンへ搬送して停止し、
該第3ステーシヨンで倒立装置により王立状態でバイア
ルケースに保持されている溶解済み検体バイアルを倒立
状態とし、ついで、第4ステーシヨンに搬送して停止し
、該第4ステーシヨンにおいてバイアルケース搬送位置
より下段位置に搬送されてきている吸込針、2本のチュ
ーブ、2個の培養管から構成されたステリテストユニッ
ト(日本ミリボア・リミテッド製)の上記吸込針を倒立
した検体バイアルのゴム栓に挿入して吸込ポンプを介し
て2個の培養管に試料液を等分に供給し、吸込ポンプの
液送圧により培養管内に設けたメンブランフィルタ−で
加圧ろ過し、この動作を検体バイアル本数だけ繰り返し
て行い、該試料液加圧ろ過後に試料液と同様にステリテ
ストユニットと吸込ポンプにより洗浄液容器から洗浄液
を2個の培養管に等分に供給し培養管内を洗浄して加圧
ろ過し、該洗浄液加圧ろ過後に、T培地用容器からT培
地培養管にT培地を、G培地用容器からG培地用培養管
にG培地を充填するもので、人の介在がなく自動的に行
えるようにしたものである。
X鬼匹 以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明する
本発明のバイアルの無菌試験装置は、第1図に示す如く
、上段にバイアルケース搬送部Xを、下段にステリプレ
ート搬送部Yを配置している。
上記バイアルケース搬送部Xには第1図および第2図に
示す如く、図中、手前から後方ヘバイアルケース10を
縦方向に供給する搬送装置11と、該搬送装置llの後
端から図中右方向にバイアルケース10を所定ステーシ
ョンに順次停止させて間欠的に横送りする搬送装置12
と、上記ステーションのうち第1ステーシヨンに配置し
た「検体の種類」および「容器の種類」を確認するセン
サー(第1図には図示せず)と、第2ステーシヨンに配
置した溶解液充填・揺動装置13と、第3ステーシヨン
に配置した検体バイアル倒立装置14と、第4ステーシ
ヨンに配置した倒立バイアル底押さえ装置15と、横送
り位置の先端の取出位置から図中手Hにバイアルケース
10を取り出す取出装置16とを配置している。
一方、下段側のステリプレート搬送部Yには、第1図お
よび第3図に示すように、ステリテストユニット20を
セットするステリプレート21を図中手前より後方へ縦
送りして供給する搬送装置22と、該搬送装置22の後
端から図中右方向へ横送りする搬送装置23、該横送り
位置の所定位置(上記バイアル底部さえ装置15と対向
した下方位置)に位置決めして固定する位置規制装置2
4と、上記固定位置において、ステリテストユニット2
0の培養管に付いている底キャップを除去・挿入する底
キャップ脱着装置25と、ステリテストユニット20の
吸込針に付いている樹脂キャップを除去・挿入する樹脂
キャップ脱着装置26と、バイアルケース搬送部に定置
されているバイアルおよび洗浄液容器、培地容器のゴム
キャップに上記吸込針を挿入させるステリプレート昇降
装置27と、検体バイアルの試料液・洗浄液・T培地・
G培地をステリテストユニット20の培養管に供給する
吸込ポンプ装置28と、検体バイアルの試料液および洗
浄液を加圧ろ過するときに使用する加圧弁装置29と、
ステリプレート21に設けたT培地ピンチバルブおよび
G培地ピンチバルブの開閉装置30と、上記横送り位置
の先端の取出位置から手前側ヘステリプレート21を取
り出す取出装置31とを配置している。
次に、上記した各機器および装置を具体的に説明すると
、バイアルケースlOは第4図(IXII)に示す通り
であり、■検体分について2つのバイアルケース、即ち
、第1バイアルケース10Iと第2バイアルケース10
tとを設けている。第1バイアルケースIO3は第1〜
第7の7本の検体バイアル40を間隔をあけて定置する
7個の孔35aを設けており、各検体バイアル40を図
示の正立状態でも倒立状態でも孔35aに底部40aあ
るいはアルミキャップ・ゴム栓部40bを嵌合して直立
保持出来るようにしている。第2バイアルケース10!
には第8〜第10の3本の検体バイアル40を定置保持
する孔35bを設けると共に、洗浄液を充填した洗浄液
容器41を倒立状態で嵌合保持する孔35c、T培地を
充填したT培地容器42を倒立状態で嵌合保持する孔3
5d1G培地を充填したG培地容器43を倒立状態で嵌
合保・持する孔35eを設けている。さらに、第1、第
2バイアルケース10.S 10.には[容器の種類」
を確認するためのセンサー穴36と、「検体の種類」を
確認するセンサー穴37を上記番孔35a〜35eの側
部に設けている。尚、バイアルケース10への検体バイ
アル40、洗浄液容器41、培地容器42.43のセッ
トは人手により行われる。
上記バイアルなどをセットしたバイアルケース10は第
2図および第5図(IXII)に示す供給部の搬送装置
11上に人手によりセットするようにしている。縦送り
用の搬送装置11はモータ45の回転軸にギヤ46.4
7を介してシャフト49を連結し、該シャフト49の両
端にチェイン50A150Bを巻掛したスプロケット5
1A、51Bを取り付けている。上記モータ45により
図中矢印方向の後方へ移動させるチェイン50にはバイ
アルケース押し枠取付板52を架設し、該取付板52の
両側にバイアルケース押し棒53A、53Bを突設して
いる。バイアルケース10は両側に配置したガイドレー
ル(図示せず)上に摺動自在に載置した設置板54上に
その前端がバイアルケース押し棒53A、53Bに当接
するように載置し、モータ45の回転により矢印方向ヘ
バイアルケース10を搬送している。尚、バイアルケー
ス10が後端の横送り位置へ搬送されるとセンサー(図
示せず)により検出してモータ45を停止するようにし
ている。
上記搬送装置11の後端位置よりバイアルケース取出装
置16の位置までバイアルケース10を横送りする搬送
装置12は第6図(IXn)に示す構造としており、搬
送装置11の後端位置に駆動装置55を設けると共に、
該駆動装置55の上部より取出装置16へかけて左右横
方向のガイド板56を設置している。上記駆動装置55
は定置したモータ57の回転軸に円板58を偏芯させて
連結し、該円板58の一端を連結棒59を介してスライ
ド軸受60に連結しており、モータ57の回転軸を時計
方向へ180度回転することにより、スライド軸受60
を円板58を介して右方向へ移動するようにしている。
上記スライド軸受60の上端には横長なツメ取付板61
を固定し、該ツメ取付板61の下面に所定間隔をあけて
軸受62を突設し、これち軸受62および上記スライド
軸受60を定置したシャフト63に摺動自在に保持して
いる。上記ツメ取付板61の上面には所定間隔をあけて
ツメ取付具65を設置し、該ツメ取付具65にツメ66
を取り付けている。これらのツメ66は上記ガイド板5
6に所定間隔をあけて穿設した長孔67を通してバイア
ルケースlOの下面に形成した′7rP168に係合す
るようにスプリング69で付勢している。よって、ツメ
取付板61が右方向へ移動すると、ツメ66と係合した
バイアルケースIOは右方向へ移動され、所定位置(ス
テーション)まで移動されるとセンサー(図示せず)に
より検出するようにしている。該センサーの検出後はモ
ータ57の回転軸を更に時計方向へ180度回転して元
の位置へ戻し、センサーにより検出してモータ57を停
止するようにしている。
上記搬送装置12により搬送される横送り位置には上流
側より第1ステーシヨン■、第2ステーシヨン■、第3
ステーシヨン■、第4ステーシヨン■の所定停止位置を
設けている。
上記第1ステージぢン■にはセンサー70を設置してお
り、バイアルケース10(第1バイアルケースio、、
第2バイアルケース10.)に設けたセンサー穴36に
より「検体の種類」、即ち、粉末性バイアルか液性バイ
アルか、バイアルの種類は何かを確認し、またセンサー
穴37により「容器の種類」、即ち、検体バイアルか、
洗浄液l・2か、T培地かG培地かを確認し、以後の溶
解液充填・揺動装置13、倒立装置14、バイアル底押
さえ装置I5およびステリプレート搬送部側の底キャッ
プ脱着装置25、加圧弁装置29、吸込ポンプ装置28
、樹脂キャップ脱着装置26へ検出信号を入力するよう
にしている。
第2ステーシヨン■には第7図(I)(n)に示す溶解
液充填・揺動装置13を設置しており、該溶解液充填・
揺動装置13へ溶解液を供給するために第8図に示す如
き溶解液瓶取付装置71、溶解液充填ポンプ72を上流
側に設置している。上記溶解液瓶取付装置71は基台7
3に設置したモータ74に回転駆動されるシャフト75
に回転台76を取り付け、該回転台76に溶解液を充填
した複数の溶解液瓶77を倒立状態で固定している。
該溶解液瓶77の下端ゴム栓77aには、チューブ78
の一端に連結した吸込・通気針79が溶解液充填時に昇
降装置91により上昇されて挿入するようにしている。
該チューブ78は溶解液充填ポンプ72に図示の如くセ
ットして他端は溶解液充填・揺動装置13側へ伸長し、
先端に溶解液充填・排圧針80を取り付けている。
溶解液充填・揺動装置I3は基台に設置したモータ81
により昇降作動されるシャフト82の上端に溶解液充填
・揺動ヘッド83を固定している。
該ヘッド83には揺動用シリンダ84を固定し、該シリ
ンダ84のピストン84aにラック85を取り付ける一
方、該ラック85と噛み合うピニオン86をヘッド83
に軸87を介して回転自在に取り付けている。該軸87
にはケース88を固定し、ピニオン86の回転に応じて
ケース88が回転するようにしている。該ケース88に
は昇降用シリンダ91を取り付け、該シリンダ91のピ
ストンに上記溶解液充填・排圧針80を保持する保持部
89を突設する一方、検体バイアル40の口部を掴む揺
動ハンド90を設け、該揺動ハンド90を上記ケース8
8に固定した開閉用アクチュエータ92で作動するよう
にしている。
上記第2ステーシヨン■においては、バイアルケース1
0の粉末注検体バイアル40が搬送されてきて停止する
と、上記溶解液吸込・通気針79が上昇して溶解液瓶7
7のゴム栓に挿入すると共に、揺動ハンド90で粉末注
検体バイアル40の口部を掴み、溶解液充填・排圧針8
0を粉末注検体バイアル40のゴム栓に挿入している。
(なお、揺動ハンドで口部を掴むことにより、検体バイ
アルの口部は揺動ハンドの中心に持ってくることができ
る。)ついで、溶解液充填ポンプ72を回転させて、粉
末注検体バイアル40に溶解液を充填し、充填後に溶解
液充填・排圧針80を上昇させて粉末注検体バイアル4
0のゴム栓から抜くようにしている。このように溶解液
充填後、溶解液充填・揺動ヘッド83をモータ81によ
り上昇させた後、揺動用シリンダ84を前進させ、その
ピストン84aに取り付けられたラック85を前進させ
てピニオン86を反時計方向に回転し、ケース88を回
転することにより揺動ハンド90で掴んでいる粉末生検
体バイアル40を円弧状に上昇させる。ついで、揺動用
シリンダ84のピストン84aを後退させて粉末注検体
バイアル40を円弧状に降下させ、これを必要回数繰り
返すことで粉末注検体バイアル40内の粉末試料を溶解
する。
該試料溶解後にモータ81により溶解液充填・揺動ヘッ
ド83を下降させて、粉末注溶解済み検体バイアル40
をバイアルケースlOに戻し、揺動ハンド90を開いて
把持を解き、ついでモータ81により溶解液充填・揺動
ヘッド83を上昇させるものである。この動作を粉末注
検体バイアル40の本数だけ繰り返すようにしている。
第3ステーシヨン■に設置するバイアル倒立装置14は
第9図に示す構造よりなり、基台上に取付台95を介し
てモータ96を設置し、該モータ96により昇降される
作動ロッドの先端に倒立ヘッド支詩板97を固定してい
る。該倒立ヘッド支持板97にはロータリアクチュエー
タ98を固定し、その作動軸に倒立ヘッド99を取り付
けている。
該倒立ヘッド99には倒立ハンド100を開閉機構(図
示せず)を介して突設している。
上記第3ステーシヨン■においては、バイアルケースl
Oの粉末注溶解済みバイアル40が搬送されてきて停止
すると、モータ96により倒立ヘッド99を下降し、倒
立ハンド100をバイアル40の胴部に位置させ、つい
で、倒立ハンド+00を閉じてバイアル40の胴部を把
持し、その後、モータ96により上昇させる。上昇後、
ロータリアクチュエータ98により倒立ヘッド99を1
80度時計方向に回転させ、粉末注溶解済み検体バイア
ル40を倒立状態とし、該状態でモータ96により倒立
ヘッド99を下降し、粉末注溶解済み検体バイアル40
をバイアルケース10に倒立状態で定置させる。ついで
、倒立ハンド100を開いて把持を解き、モータ96に
より倒立ヘッド99を上昇させ、上昇後はロータリアク
チュエータ98により180度反時計方向に回転させて
元の状態に戻し、以後、粉末注溶解済みバイアル40の
本数だけ上記作動を繰り返すものである。
第4ステーシヨン■に設置するバイアル底押さえ装置1
5は第10図に示す構造としており、基台上に取付台1
01を介してモータ102(エアーシリンダでも可)を
設置し、該モータ102により昇降される下向きに突設
した作動軸103にヘッド取付板104を固定し、該ヘ
ッド取付板104に弾性材で形成したバイアル底押さえ
ヘッド105を取り付けた支持板106を突設している
。該第4ステーシヨン■では、バイアルケース10に倒
立状態の検体バイアル40、洗浄液容器41、T培地容
器42)G培地容器43が搬送されて来て停止すると、
モータ102によりバイアル底押さえヘッド105を下
降してバイアル40および容器41,42.43の底面
を押さえるものである。このバイアル底押さえ装置15
はステリテストユニット20の吸込針をバイアル40お
よび容器41〜43のゴム栓に挿入および引き抜きする
時に使用し、その後はモータ102を上昇させて抑圧を
解除するものである。
上記第4ステーシヨン■において試料、洗浄液、T培地
、G培地をステリテストユニット20の培養管へ供給し
た後、バイアルケース10は横送り部の下流端へ搬送さ
れるもので、該位置に第2図(IXII)に示す取出装
置16を設置している。
該取出装置16は基台にエアーシリンダ+07を設置し
、そのピストンの先端に押し板108を固定し、エアー
シリンダ107の作動で押し板108を前進させるよう
にしている。該取出部において、第1バイアルケース1
0.が押し板108の前面に来ると、センサー(図示せ
ず)により検出してエアーシリンダ107を作動し、前
進させてバイアルケース10.を取り出し、その後、後
退させて、第2バイアルケース10.を同様にして取り
出すものである。
次に、下段Y側に設置するステリテストユニット20お
よびステリプレート搬送部の各装置を説明する。
ステリテストユニット20はl検体分について1個必要
であり、第12図(IXI[)に示す如く、1本の吸込
針110,2本のチューブ111゜112)T培地用培
養管113、G培地用培養管+14から構成されており
、これら各機器をステリプレート21にセットしている
セット方法は吸込針110をステリプレート21にの上
端に突設している吸込針取付金具+16にセットし、該
吸込針110に一端を連結している2本のチューブの内
、一方のチューブ21をステリプレート21の上端に設
置しているT培地ピンチバルブ117に、他方のデユー
プ112をG培地ピンチバルブ118にセットする。こ
れらビンヂバルブ117.118にチューブ11111
2をセットすることによりチューブ111゜112は(
閉)の状態になっている。次に、デユープ111.11
2をステリプレート21の一端側上部に設置しているチ
ューブ取付金具119にセラ1− した後、ステリプレ
ート21の中央部に取り付けているチューブ受座120
に沿ってはわせ、他側のチューブ取付金具121でセッ
トする。その後、チューブ111の他端に連結したT培
地培養管113をステリプレート21の下部に設けた培
養管取付金具122に固定する一方、チューブ112に
連結したG培地培養管114を培養管取付金具123に
固定する。
上記培養管113.114は図示の如き構造で、上端に
上記チューブ21.112に連通する開口を設けている
と共に、エアーノズルl、25を設けており、また、内
部の下部にメンブランフィルタ−126を取り付けてお
り、底面には排水孔127を設け、該排水孔127に樹
脂キャップ128を脱着自在に取り付けている。
上記ステリテストユニット20をセットしたステリプレ
ート21は供給部に設置する第13図(IXII)に示
す縦送り搬送装置22の移動台130上に人手によりセ
ットする。該搬送装置22は前記バイアルケースの搬送
装置11と同様な構造で、モータ131の回転軸に取り
付けたギヤ132をシャフト133に取り付けたギヤ1
34と噛み合わせ、シャフト133の両端に固定したス
プロケット135を回転させ、これらスプロケット13
5にチェイン136を巻掛してチェイン136を図中矢
印方向の後方へ移動するようにしている。上記チェイン
136には押し枠取付板137を架設し、該押し枠取付
板137に突設したステリプレート押し棒138で固定
の板上に供給されたステリプレート21は後端へ縦送り
されて一定位置に達するとセンサー(図示せず)で検出
してモータ131を停止するものである。
上記搬送装置22の後端位置には第14図(I)(n)
に示す横送り搬送装置23を設置しており、エアーシリ
ンダ140のピストンロッド141の先端にステリプレ
ート押し板142を固定している。該ステリプレート押
し板142は停止位置に来たステリプレート21の外端
に当接し、エアーシリンダ140により図中右方向へ移
動されることによりステリプレート21を搬送し、所定
位置(前記バイアル底部さえ装置15の下方位置)に搬
送されるとセンサー(図示せず)によりエアーシリンダ
140を停止し、次に、逆方向へ移動させて元の位置に
ステリプレート押し板142を戻している。
上記定位置には第15図(IXII)に示すステリプレ
ート位置規制装置24を設置しており、エアーシリンダ
143のピストンロッドの先端に固定板144を取り付
け、該固定板144にピン145を突設している。上記
センサーにより定位置にステリプレート21が搬送され
てきたことが検出されると、エアーシリンダ143によ
り固定板144を押し出し、ビン145をステリプレー
ト21に設けた係止溝146に嵌合し、ステリプレート
21の位置規制を図っている。
該定位置には第16図(I)(II)に示すように、ス
テリプレート昇降装置27、加圧弁装置29、吸込ポン
プ装置28、および第16図には図示していないが底キ
ャップ脱着装置25、吸込針キャップ脱着装置26、ピ
ンチバルブ開閉装置30を配置している。
上記ステリプレート昇降装置27および加圧弁装置29
は第17図(IXII)に示す構造としており、基台1
50上に設置したモータ151(エアーシリンダでも可
)により昇降される作動ロッド152の上端にステリプ
レート上下台+52を固定している。該ステリプレート
上下台152の上面152aには定位置で位置決めされ
るステリプレート21が載置されるもので、モータ15
1によりステリプレート21を上昇させると、ステリテ
ストユニット20の吸込針110が検体バイアル40、
洗浄液容器41、培地容器42.43のゴム栓に挿入さ
れるものである。また、該ステリプレート上下台152
の上面には取付枠153を突設し、該取付枠153の上
板にエアーシリンダ154を設置している。該エアーシ
リンダ154のピストンロッドの上端に加圧ヘッド15
5を固定し、該加圧ヘッド155の両側に加圧弁部15
6を取り付けている。これら加圧弁部156は、ステリ
プレート上下台152上に定置されたステリプレート2
1の培養管113.114の各エアーノズル125.1
25と対向した上方位置に位置し、加圧ろ適時にエアー
シリンダ154によりピストンロッドを下降して加圧弁
部156でエアーノズル125を閉鎖するものである。
上記吸込ポンプ装置28は第16図に示す如く、上記ス
テリプレート上下台152の側方の基台上に取付枠15
8を突設し、該取付枠158の上端にモータ159を搭
載し、該モータ!59の回転軸160に吸込ポンプヘッ
ド161を取り付けている。該吸込ポンプヘッド161
はステリプレート上下台152が上昇した時にステリプ
レート21のデユープ受座120上にセットされるもの
である。
ステリテストユニット20の培養管113.114の底
キャップ12Bを脱着する底キャップ脱着装置25は第
18図(IXn)に示す構造で、上記ステリプレート上
下台152の下板152b上に設置している。即ち、下
板152b上に第1エアーシリンダ162を設置し、該
エアーシリンダ162のピストンロッド182aに切換
板163を固定している。該切換板163の下面に第2
工アーシリンダ164を取り付け、そのピストンロッド
164aの上端に連結板165を固定し、該連結板16
5に取付板166を固定している。該取付板166には
2個の底キャップハンド167A。
167Bを固定すると共に、2個の排水ノズル168A
S 168Bを取り付けている。上記底キャップハンド
167A、167Bは第2エアーシリンダ164により
上昇しで培養管113.114の各底キャップ128を
掴み、下降することにより底キャップ128を培養管1
13.114から抜くものである。ついで、第1エアー
シリンダ162により切換板163を矢印方向へ前進さ
せると取付板166も前進し、培養管113.114の
排水孔127と対向した下方位置に排水ノズル168A
、168Bが位置する。ついで、第2エアーシリンダ1
64のピストンロッドを上昇し、排水ノズル168AS
 168Bを排水孔127にセットするものである。
ステリテストユニット20の吸込針110にはセット時
に樹脂キャップ170を取り付けており、ステリプレー
ト21が位置規制部に定置した後に、該キャップ170
を取るようにしている。キャップ脱着装置26は第19
図(I Xll )に示す構造としており、ステリプレ
ート上下台152の側方の基台上に取付枠171を突設
してエアーシリンダ172を搭載している。該昇降用エ
アーシリンダ172のピストンロッドの上端に取付板1
73を固定し、該取付板173に押し引き用エアーシリ
ンダ174を設置し、そのピストンロッドの先端に樹脂
キャップハンド175を取り付けている。
該キャップ脱着装置26では、ステリプレート上下台1
52の上昇前に、エアーシリンダ172のピストンロッ
ドを上昇させ、樹脂キャップハンド175を上昇させた
後、エアーシリンダ174を押し出して樹脂キャップハ
ンド175を前進させ吸込針110の上部に位置させる
。ついで、エアーシリンダ172により下降し、樹脂キ
ャップハンド175でキャップ170を掴み、その後、
エアーシリンダ172により上昇し、エアーシリンダ1
74で後退させ、吸込針110からキャップ170を取
る。ステリテストユニット20の培養管113.114
に培地を供給した後、キャップ170を戻して吸込針1
10にかぶせるものである。
第2バイアルケース10.のT培地容器42)G培地容
器43から培養管113.114へT培地、G培地を供
給する時はピンチバルブ117.118を開くようにし
ている。そのため、第19図に示すように、ピンチバル
ブ開閉装置30をバイアルケース搬送部の基台176の
下面に設置しており、ステリプレート21が上昇した時
にピンチバルブ117.118と夫々対向する側面位置
にT培地ピンチパルプ開閉シリンダ177、G培地ピン
チバルブ開閉シリンダ178を取り付けている。
ステリプレート21を上記位置に定置して、ステリテス
トユニット20の培養管113.114に第1バイアル
ケース10.、第2バイアルケース10.の試料、洗浄
液および培地を供給された後、ステリプレート21は前
記横送り搬送装置23により右方向の取出部に搬送され
るもので、該取出部には第20図(IXII)に示す取
出装置31を設置している。該取出装置31は供給部の
搬送装置22と同様な構成であり、モータ180の回転
軸にギヤ181を取り付け、該ギヤ18!と噛み合うギ
ヤ182をシャフト183に取り付け、該シャフト18
3の両端にスプロケット184を取り付けている。これ
らスプロケット184にチェイン185を連結し、チェ
イン185間に押し板186を架設し、該押し板186
にステリプレート押し棒187を突設している。ステリ
プレート21は該ステリプレート押し棒187の前方位
置に横送りされて停止し、これをセンサー(図示せず)
で検出すると、モータ180を駆動して、ステリプレー
ト21を図中、手前側へ取り出すものである。
次に、上記構造とした無菌試験装置に作動を説明する。
上段Xのバイアルケース搬送部側の作動は第21図のフ
ローシートに示す通りであり、以下、粉末注検体バイア
ルの場合に基づき説明する。
l)「バイアルケースlOにバイアルを人手によりセッ
トする。」 即ち、人手により粉末注検体バイアル40を第1バイア
ルケース101、第2バイアルケース10tに正立状態
でセットすると共に、洗浄液容器41、T培地容器42
)G培地容器43を第2バイアルケース10tに倒立状
態でセットする。
2)「供給部の搬送装置11にバイアルケースlOを人
手によりセットする。」 3)「搬送装置11により縦送りする。」即ち、搬送装
置!’lのモータ45を駆動してバイアルケース押し棒
53A、53BによりバイアルケースIOを搬送し、後
端の定位置に達すると、センサーによりモータ45は停
止される。
4)「搬送装置12により横送りする。」即ち、モータ
57を駆動してツメ66によりバイアルケース10を定
位置の第1ステーシヨン■に搬送し、センサーにより検
出してモータ57を停止する。尚、以後の搬送装置12
による横送りおよび停止は同様にして行われる。
5)「第1ステーシヨンで検体の種類および容器の種類
を確認する。」 即ち、センサー70でバイアルケースIOに設けたセン
サー穴36.37により検体の種類、容器の種類を検出
し、該検出結果を以後の各装置へ伝える。
6)「搬送装置12により横送りして第2ステーシヨン
■で停止する。」 7)「溶解液充填・揺動装置13で粉末注検体バイアル
40に溶解液を充填し、その後、検体バイアル40を揺
動して粉末を溶解する。」前辺て、溶解液瓶収納装置7
1に人手により粉末化バイアルの検体数だけの溶解液量
77をセットしておき、溶解液充填ポンプ72により第
1ステーシヨンで確認した当該バイアルにあった溶解液
を送給するようにしている。
上記溶解液充填・揺動装置13で、そのモータ81によ
り溶解液充填・揺動ヘッド83を下降し、揺動ハンド9
0で粉末注検体バイアル40を掴むと共に、溶解液充填
・排圧針80を粉末注検体バイアル40のゴム栓に挿入
し、当該バイアルにあった溶解液量を溶解液充填ポンプ
72により充填する。所定量充填した後に上昇させ、揺
動用シリンダ84で揺動し粉末試料を溶解液に溶解する
。溶解後、下降させてバイアルケースlOに正立状態で
載置する。以後、粉末注検体バイアル40も同様にして
溶解液の充填と溶解を行う。
8)「搬送装置12によりバイアルケース10を横送り
して第3ステーシヨン■で停止する。」9)「倒立装置
14により粉末注溶解済み検体バイアル40を倒立状態
としてバイアルケース10に定置する。」 即ち、第1ステーシヨンで確認した内容により、モータ
96により倒立ヘッド99を当該粉末注溶解済み検体バ
イアル40まで下降して倒立ハンド100で掴み、上昇
後にロータリアクチュエータ98で回転して倒立させ、
倒立状態で下降してバイアルケースlOに定置する。以
後の溶解済み検体バイアル40も同様にして倒立する。
10)「搬送装置12により横送りして第4ステーシヨ
ン■に搬送して停止する。」 11)rバイアル底部さえ装置15により倒立バイアル
40および洗浄液容器41、培地容器42.43の底面
を押さえる。」 即ち、第1ステーシヨンで確認した内容により、ステリ
テストユニット20の吸込針110の挿入から抜き取り
まで、モータ102は当該バイアル位置まで下降し、倒
立バイアル40の底面を押さえる。
該第4ステーシヨンで、後述するステリプレート搬送部
側の作動により、ステリテストユニット20の培養管1
13.114へ順次検体バイアル40の試料、洗浄液、
培地を供給する。
12)「搬送装置12で取出部まで横送りして停止する
。」 !3)「取出装置16でバイアルケースlOを取り出す
。」 即ち、バイアルケースIOが取出部に搬送されたことを
センサーで検出して、エアーシリンダ107とバイアル
ケース押し板108でバイアルケースIOを排出する。
下段Yのステリプレート搬送側の作動は第22図のフロ
ーシートに示す順序で行われるものである。
1)「ステリプレート21にステリテストユニット20
を人手によりセットする。」 即ち、ステリテストユニット20の吸込針110゜2本
のチューブlit、112)T培地用培養前113、G
培地用培養前114をステリプレート21に取り付ける
2)[供給部の搬送装置22にステリプレート21を人
手によりセットする。コ 3)「搬送装置22によりステリプレート21を縦送り
する。」 即ち、モータ131を回転してステリプレート押し棒1
38により押圧し、定位置(横送り部)まで搬送される
と、センサーによりモータ131を停止する。
4)「横送りの搬送装置23によりステリプレート21
を定位置まで搬送する。」 即ち、エアーシリンダ140によりプレート押し板14
2を移動し定位置(位置規制部)まで搬送する。
5)「位置規制装置24でステリプレート21を定位置
に位置決め固定する。」 即ち、ステリプレート21が搬送されたことをセンサー
で検出するとエアーシリンダ143によりピン145を
押し出し、ステリプレート21の溝146と嵌合させて
ステリプレート21の位置規制と固定とを行う。この時
、ステリプレート21はステリプレート上下台152の
上板上面に固定されている。
6)「底キャップ脱着装置25でステリプレート21に
取り付けている培養管113.114の底キャップ12
8を取り、ついで、排水孔127に排水ノズル168A
、168Bをセットする。」即ち、第2エアーシリンダ
164を作動して底キャップハンド167、A、167
Bを上昇して2個の底キャップ128を掴み、その後、
下降して底キャップ12Bを培養管113.114から
抜く。ついで、第1エアーシリンダ162を作動して取
付板166を移動した後、第2エアーシリンダ164に
より取付板166を上昇し、排水ノズル168A、16
8Bを培養管113.114の排水孔127にセットす
る。
7)「吸込針キャップ脱着装置26によりキャップ17
0を取る。」 即ち、第1エアーシリンダ172により上昇した後、第
2エアーシリンダ174により樹脂キャップハンド17
5を前進させ、キャップ170上で、再度、第1エアー
シリンダ172により下降してキャップハンド175で
キャップ170を掴み、その後、上昇して後退させるこ
とによりキャップ170を吸込針110とり取り去る。
8)「ステリプレート昇降装置27によりステリプレー
ト21を上昇させ、取り付けた吸込針110を倒立して
いる溶解済み検体バイアル40のゴム栓に挿入する。」 該作動はバイアルケース搬送部側において、11)工程
のバイアル底押さえが行われた後に、作動されるもので
ある。即ち、モータ151によりステリプレート上下台
152を上昇すると、ステリプレート21の上端より突
出した吸込針110を溶解済み検体バイアル40のゴム
栓に挿入する。
(尚、試料液、洗浄液の加圧ろ退役及びT培地、G培地
充填後は、モータ151によりステリプレート上下台1
52を下降して吸込針110を抜いている。) 9)[吸込ポンプ装置2Bにより試料液を培養管113
.114へ充填する。] 即ち、ステリプレート21が上記8)により上昇すると
、ステリプレート21のチューブ受座120に吸込ポン
プヘッド161がセットされる。
面記mlステーションの検体の種類および容器の種類に
より吸込量は決定されている。試料液および洗浄液の吸
込時はピンチバルブ開閉装置30の開閉シリンダ177
.178を押し出して、T培地ピンチバルブ117、G
培地ピンチバルブ118を通るチューブIll、112
を(開)にして培養管113.114に等分に供給して
いる。尚、洗浄液容器41から洗浄液を培養管+13.
114に供給するときも同様である。
10)「加圧弁装置29により加圧ろ適時に培養管11
3.114のエアーノズル125.125を閉鎖する。
」 即ち、溶解済み検体バイアル40から試料液を(および
洗浄液容器41から洗浄液を)培養管113.114へ
供給する時は、培養管113.114に付いているエア
ーノズル125をメクラにし、吸込ポンプの液送圧によ
り培養管113、!14内のメンブランフィルタ−12
6で加圧ろ過している。
11)r底キャップ脱着装置25により培養管113.
114の排水孔127.127に底キャップ128.1
28を取り付ける。」 即ち、第1〜第10の検体バイアル40の試料液および
洗浄液容器41.41から洗浄液を培養管!!3.11
4に等分に供給して加圧ろ過した後、次に、T培地およ
びG培地を培養管113.114に供給するため、底キ
ャップ脱着装置25の第1エアーシリンダ162)第2
エアーシリンダ164を作動し、培養管113.114
の排水孔127に連通している排水ノズル168A。
168Bを外して、底キャップ128.128を排水孔
127.127にセットしている。
12)rT培地用培養管113にT培地を充填する。」 T培地を培養管113に充填する時は、T培地ピンチバ
ルブ117を開閉シリンダ装置30のシリンダ177で
(開)状態とする一方、G培地ピンチパル118は(閉
)状態としておき、吸込ポンプ装置28によりT培地を
T培地用培養管113へのみ充填する。この時、培養管
に培地を充填させるだけで、加圧ろ過しないため、加圧
弁装置29は作動せず、培養管113のエアーノズル1
25は開放状態である。
13)rG培地用培養管114にG培地を充填する。」 G培地を培養管114に充填する時は、G培地ピンチバ
ルブ118を開閉シリンダ178により(開)状態とし
て、T培地ピンチバルブ117は(閉)として、G培地
用培養管114にのみG培地を充填する。
14)「吸込針キャップ脱着装置26により吸込針11
0にキャップ170を被せる。」上記G培地を上記充填
した後、ステリプレート上下台152は下降しており、
容器ゴム栓から抜かれた吸込針110に、第1エアーシ
リンダ172)第2エアーシリンダ174を作動により
キャップ170を被せている。
15)「横送り搬送装置23によりステリプレート21
を取出部へ横送りする。」 即ち、エアーシリンダ140を作動しプレート押し板1
42によりステリプレート21を取出部に搬送する。
16)「ステリプレート21を取り出す。」ステリプレ
ート21が取出部に搬送されたことをセンサーで検出す
ると、モータ180が作動してステリプレート21を手
前側へ搬出する。
上記した本装置の作動説明は粉末注検体バイアルの場合
であるが、粉末性の代わりに、液性検体バイアルの場合
は第23図のフローシートに示す通りである。該液性検
体バイアルの場合はバイアルケースIOに検体バイアル
をセットする時に初めから倒立状態でセットしており、
また検体の種類および容器の種類を確認する工程の次に
バイアル底押さえ工程にスキップするもので、溶解液充
填、揺動および倒立の工程が不要である。その他の作動
は上記粉末注検体バイアルの場合と全く同様であるため
、説明を省略する。
発明の効果 以上の説明より明らかなように、本発明に係わるバイア
ルの自動無菌試験装置によると、バイアルケースにバイ
アルをセットし、該バイアルケースを搬送装置上に乗せ
る操作、およびステリテストユニットをステリプレート
にセットし、該ステリプレートを搬送装置に乗せる操作
の前準備的な作業のみ、人手で行っているが、搬送装置
にセットした後、培養管に培地を入れるまでの工程を人
手を介さずに自動的に行うことが出来る。即ち、従来人
手により行なわれていた溶解液の充填、粉末試料の溶解
、バイアルの倒立、メンブランフィルタ−への試料液、
洗浄液の加圧ろ過、メンブランフィルタ−を培地に入れ
る手動作業を順次全自動的に行うことが出来る。よって
、外部(人間など)より菌が混入することを防止でき、
試験精度が向上する。しかも、人手を不要とするため、
効率良く行うことが出来、コストの低下を図ることが出
来るなどの種々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置正面図、第2図はバイアルケース搬送部
の平面図、第3図(1)はステリプレート搬送部の平面
図、第3図(n)はステリプレートの正面図、第4図(
I)は第1バイアルケースの断面図、第4図(I[)は
第2バイアルケースの断面図、第5図(I)バイアルケ
ース供給部の搬送装置の平面図、第5図(n)は上記搬
送装置の正面図、第6図(1)はバイアルケース横送り
搬送装置の平面図、第6図(II)は上記装置の正面図
、第7図(I)は溶解液充填・揺動装置の側面図、第7
図(n)は上記装置の作動を示す側面図、第8図は溶解
液瓶収納部の正面図、第9図は倒立装置の側面図、第1
O図はバイアル底押さえ装置の側面図、第11図(1)
はバイアルケース取出装置の平面図、第11図(II)
は上記装置の正面図、第12図(1)ステリプレートの
正面図、第12図(II)はステリプレートの側面図、
第13図(I)ステリプレート供給部の搬送装置の平面
図、第13図(II)は上記装置の正面図、第14図(
1)はステリプレート横送り搬送装置の平面図、第14
図(II)は上記装置の正面図、第15図(1)はステ
リプレート位置規制装置の平面図、第15図(II)は
上記装置の正面図、第16図(1)は第4ステーシヨン
全体の側面図、第16図(If)は上記(1)図におい
てステリプレートが上昇した状態を示す側面図、第17
図(1)はステリプレート昇降装置および加圧弁装置の
正面図、第17図(]IIは上記装置の側面図、第18
図(1)は底キャップ脱着装置の正面図、第18図(I
I)は上記装置の側面図、第19図(1)は吸込針キャ
ップ脱着装置の正面図、第19図(n)は上記装置の側
面図、第20図(1)はステリプレート取出装置の平面
図、第20図(If)は上記装置の正面図、第21図は
粉末注検体バイアルのバイアルケース搬送部側のフロー
チャート図、第22図はステリプレート搬送部側のフロ
ーチャート図、第23図は液性検体バイアルのバイアル
ケース搬送部側のフローチャート図、第24図は従来の
手動による操作工程を示す図面である。 10・・バイアルケース、 11、I2・・搬送装置、 13・・溶解液充填・揺動装置、 14・・バイアル倒立装置、 15・・バイアル底押さえ装置、 I6・・取出装置、 20・・ステリテストユニット、 21・・ステリプレート、 22.23・・搬送装置、 24・・位置規制装置、 25・・底キャップ脱着装置、 26・・吸込針キャップ脱着装置、 27・・ステリプレート昇降装置、 28・・吸込ポンプ装置、 29・・加圧弁装置、 30−・ピンチパルプ開閉装置、 31・・取出装置、   40・・検体バイアル、4!
・・洗浄液容器、 42・・T培地容器、43・・G培
地容器、 72・・溶解液充填ポンプ、 78・・チューブ、  79・・吸込・通気針、80・
・溶解液充填・排圧針、 83・・揺動ヘッド、  90・・揺動ハンド、99・
・倒立ヘッド、  100・・倒立ハンド、105・・
底押さえヘッド、 110・・吸込針、 111、112・・チューブ、 tta・・T培地用培養管、 114・・G培地用培養管、 117・・T培地ピンチバルブ、 1、18・・G培地ピンチバルブ、 127・・排水孔、   12B・・底キャップ、13
8・・ステリプレート押し棒、 142・・ステリプレート押し板、 145・・ピン、 152・・ステリプレート上下台、 156・・加圧弁部、 161・・吸込ポンプヘッド、 167A、167B・・底キャップハンド、168A、
168B・・排水ノズル、 177.178・・ピンチバルブ開閉シリンダ。 特許出願人武田薬品工業株式会社 代 理 人 弁理士 青 山 葆 ほか2名第5図(工
) 第5図1) * 6 rMtXI +2 第6図(π) 第8図 ア薯 第12図(1) 第43図C工) 第13図α) 第14図(’I ) 襲 第14図1) 翌 第15図(1) 第15図(1) 第16図ば】 第16図(1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)検体の種類および容器の種類が確認でき、検体バ
    イアル、洗浄液容器、TGC培地容器、GP培地容器が
    定位置にセット出来るバイアルケースと、 上記バイアルケースを順次所定位置に搬送する搬送装置
    と、 上記搬送装置により搬送されて所定位置で停止した粉末
    注検体バイアルに溶解液を充填すると共に充填後に上記
    バイアルを揺動して粉末を溶解液に溶解する溶解液充填
    ・揺動装置と、 所定位置で上記粉末注溶解済み検体バイアルを正立状態
    から倒立状態にしてバイアルケースに定置する倒立装置
    と、 所定位置で上記倒立バイアルの底を押し付けるバイアル
    底押さえ装置と を備えたバイアルケース搬送部を上段に設置し、上記各
    装置によりバイアルケースを自動搬送して、粉末注検体
    バイアルへの溶解液の充填、粉末の溶解、溶解済み検体
    バイアルの倒立、ステリテストユニットの吸込針の挿入
    時における検体バイアルの底押さえ、および試料液、洗
    浄液および培地をステリテストユニットの培養管へ充填
    後は取り出す工程を全自動化する一方、 吸込針と、TGC培地用培養管およびGP培地用培養管
    、上記吸込針をTGC培地用およびGP培地用培養管に
    夫々連通する2本のチューブを備えたステリテストユニ
    ットをセットするステリプレートと、 上記ステリプレートを上記バイアル底押さえ装置と対向
    する所定位置に搬送する搬送装置と、上記ステリプレー
    トを昇降させてステリテストユニットの吸込針をバイア
    ルのゴム栓に挿入・引き抜きを行うステリテスト昇降装
    置と、 検体バイアルから試料液、洗浄液容器から洗浄液および
    培地容器から培地をステリテストユニットの培養管に充
    填する吸込ポンプと、 上記試料液および洗浄液を培養管に充填する時に、培養
    管内のメンブランフィルターで加圧ろ過するために使用
    する加圧弁装置と、 ステリテストユニットのチューブを開閉させて上記バイ
    アルケースのTGC培地容器からTGC培地をステリテ
    ストユニットのTGC培養管に、GP培地容器からGP
    培地をGP培養管に充填するバルブ開閉装置と を備えたステリプレート搬送部を上記バイアルケース搬
    送部の下段側に配置し、ステリプレートの搬送、ステリ
    テストユニットの吸込針の挿入・引き抜き、ステリテス
    トユニットの培養管への試料液、洗浄液の加圧ろ過およ
    び培地の充填、ステリプレートの取り出しを全自動化し
    て行う構成としたことを特徴とするバイアルの自動無菌
    試験装置。
  2. (2)特許請求の範囲(1)記載の装置において、上記
    バイアル底押さえ装置の下方のステリプレート搬送側に
    は、 ステリプレートを位置決め固定する位置規制装置と、 ステリプレートにセットされる培養管の底キャップを脱
    着すると共に、底キャップを外した後の排水孔に排水ノ
    ズルをセットする底キャップ脱着装置と、 ステリプレートにセットされる吸込針の樹脂キャップを
    脱着する吸込針キャップ脱着装置と を備えたことを特徴とするバイアルの自動無菌試験装置
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6673317B2 (en) 1996-06-28 2004-01-06 Kasen Nozzle Mfg. Co., Ltd. Automatic testing apparatus
JP2007159464A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Shibuya Kogyo Co Ltd 液体採取装置
US7331251B2 (en) * 2005-06-22 2008-02-19 Idaho State University Dissolution testing of solid dosage forms intended to be administered in the oral cavity
JP2017502696A (ja) * 2013-12-31 2017-01-26 ニョ, ガンNIU, Gang 全自動式微生物検出用集積システム及びその集積方法
CN106483317A (zh) * 2016-11-08 2017-03-08 浙江泰林生物技术股份有限公司 一种自动化样品收集装置

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