JP5207936B2 - 発光装置及び発光装置を用いた照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子を備えた発光装置及び発光装置を用いた照明装置に関するものである。発光装置及び照明装置は、例えば、電子ディスプレイ用のバックライト電源、蛍光ランプに好適に用いることができる。
従来から、発光素子を備えた発光装置は、発光強度を高めることが求められている。発光素子は接続導体を介して基体に接合されている。また、この接続導体を介して発光素子に電力が供給される(例えば、特許文献1)。
特許文献1においては、基板(基体)上に介装部材(接続導体)を載置する穴部若しくは溝部が設けられた光集積モジュールが開示されている。このように、介装部材を載置する穴部若しくは溝部が基板上に設けられていることにより、ボールバンプを簡易に配置することが可能となっている。
特開2002−156561号公報
特許文献1に記載の発光装置においては、ボールバンプを融解させることにより、発光素子とボールバンプを接合するとともに発光素子を基板上に固定している。しかしながら、ボールバンプを融解させることによって発光素子を基板上に固定する場合、発光素子の位置決めが容易でなく、発光素子と基板とが近接してしまう可能性があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、発光素子の位置を安定させることが容易な発光装置を提供することを目的とする。
本発明の発光装置は、主面に凹部を有する基体と、前記凹部の表面上に配設される第1の接続導体と、該第1の接続導体の主成分よりも融点の高い部材を主成分として、前記第1の接続導体の表面上であって、前記凹部に少なくとも一部が配設される第2の接続導体と、前記基体の主面上に配設され、前記第2の接続導体と電気的に接続される発光素子と、を備え、前記基体の主面に対して垂直であって前記第2の接続導体を含む断面において、前記第2の接続導体は、少なくとも一部が前記凹部の主面から離隔するに従って幅が大きくなるテーパ形状であることを特徴とする。
本発明の発光装置によれば、凹部の表面上に配設される第1の接続導体と、第1の接続導体の主成分よりも融点の高い部材を主成分として、第1の接続導体の表面上であって、凹部に少なくとも一部が配設される第2の接続導体とを介して基体と発光素子とが接合されている。これにより、発光素子の位置を安定させることが容易となる。これは、第2の接続導体の形状を保持しつつ第1の接続導体のみを溶融させることができるからである。結果として、第2の接続導体によって基体と発光素子の間隔を保つことができると同時に、第1の接続導体により、基体と第2の接続導体との間で高い接合性を容易に得ることができる。
以下、本発明の発光装置について図面を用いて詳細に説明する。
図1〜3に示すように、本発明の第1の実施形態にかかる発光装置1は、主面3aに凹部5を有する基体3と、凹部5の表面上に配設される第1の接続導体7と、第1の接続導体7の主成分よりも融点の高い部材を主成分として、第1の接続導体7の表面上であって、凹部5に少なくとも一部が配設される第2の接続導体9と、基体3の主面3a上に配設され、第2の接続導体9と電気的に接続される発光素子11と、を備えている。
言い換えれば、本実施形態にかかる発光装置1は、凹部5の表面上に配設される第1の接続導体7と、第1の接続導体7の主成分よりも融点の高い部材を主成分として、第1の接続導体7の表面上であって、凹部5に少なくとも一部が配設される第2の接続導体9とを介して基体3と発光素子11とが接合されている。
このように、第1の接続導体7と第2の接続導体9を備えていることから、第2の接続導体9によって基体3と発光素子11の間隔を保つことができると同時に、第1の接続導体7により、基体3と第2の接続導体9との間で高い接合性を得ることができる。具体的には、第1の接続導体7及び第2の接続導体9を凹部5上に配設し、第1の接続導体7及び第2の接続導体9に対して、第1の接続導体7の主成分の融点よりも高い温度であって、第2の接続導体9の主成分の融点よりも低い温度に加温する。
このとき、第2の接続導体9を溶融させずに第1の接続導体7を溶融させることができるので、第2の接続導体9を介することによって、第1の接続導体7の変形により基体3と発光素子11とが近接することが抑制される。これにより、基体3と発光素子11との間隔が得られやすくなり、発光素子11の位置を安定させることが容易となる。また、第2の接続導体9の少なくとも一部が基体3の主面3aに設けられた凹部5内に位置していることから、第2の接続導体9の位置ずれを抑制することもできる。
本実施形態における基体3は、主面3aに凹部5を有している。この凹部5に配設された第1の接続導体7及び第2の接続導体9を介して外部電源(非図示)から発光素子11に通電することができる。
第1の接続導体7と第2の接続導体9の熱膨張に対する基体3の耐久性を向上させるためには、凹部5が底面5aから開口部にかけて径の大きくなるテーパ形状であることが好ましい。第1の接続導体7及び第2の接続導体9として用いられる金属部材は、基体3として用いられるセラミック部材などと比較して熱膨張しやすい。そのため、第1の接続導体7及び第2の接続導体9の熱膨張により凹部5の径を大きくしようとするように、基体3の主面3aに対して平行な方向に熱応力が基体3に加わる。しかしながら、本実施形態の発光装置1においては、凹部5の表面が上記のようなテーパ形状であることにより、凹部5の径を大きくしようとする、基体3の主面3aに対して平行な方向の熱応力を基体3の上方へと分散させることができる。そのため、凹部5に大きな熱応力が加わって基体3が破損する可能性を低減できる。
基体3としては、例えば、アルミナセラミックス、窒化アルミニウム焼結体、ムライト質焼結体、ガラスセラミックスのようなセラミックス、又は、エポキシ樹脂のような樹脂を用いることができる。また、セラミックスの上に樹脂を重ねた積層体であってもよい。セラミックスの上に樹脂を積層した積層体を用いることにより、発光装置1の耐久性を向上させることができる。発光素子11に通電すると、発光素子11は、発光すると同時に発熱する。また、樹脂は、セラミックスと比較して弾性変形しやすい。そのため、セラミックスにより基体3の強度を向上させつつ、樹脂により発光素子11の発熱により生じる熱応力を吸収することができるからである。
本実施形態における第1の接続導体7は、基体3の主面3aにおける凹部5を除く部分にも配設されているが、少なくとも凹部5の表面上に配設されていればよい。第1の接続導体7としては、導電性の良いものを用いればよく、例えば、Al,Ag,Auなど金属を用いることができる。また、第1の接続導体7として半田を用いることもできる。
また、凹部5の表面上に第1の接続導体7として半田を配設するとともに、基体3の主面3aにおける凹部5を除く部分に第1の接続導体7としてAl,Agのような反射率の高い金属部材を配設することも有効である。これにより、第2の接続導体9と基体3の接合性を高めるとともに、基体3の主面上に進む発光素子11からの放射光を効率良く反射させることができるからである。
また、第1の接続導体7は、凹部5においてだけでなく、凹部5よりも上方においても第2の接続導体9と接していることが好ましい。既に示したように、第1の接続導体7及び第2の接続導体9として用いられる金属部材は、基体3として用いられるセラミック部材などと比較して熱膨張しやすい。しかしながら、第1の接続導体7が凹部5よりも上方においても第2の接続導体9と接している場合には、この部分では基体3の主面3aに対して平行な方向に熱応力が基体3に加わりにくい。そのため、第1の接続導体7が熱収縮することにより凹部5に加わる熱応力の影響を小さくすることができる。これにより、凹部5にクラックが生じる可能性や第1の接続導体7が基体3から剥離する可能性を小さくすることができる。
また、第2の接続導体9の主成分が、第1の接続導体7の主成分よりも硬度が高い部材であることが好ましい。これは、第1の接続導体7の主成分よりも硬度が高く変形しにくい第2の接続導体9を介することによって、第1の接続導体7の変形により基体3と発光素子11とが近接することが抑制されるので、基体3と発光素子11との間隔が得られやすくなり、また、凹部5の表面上に配設される第1の接続導体7を介することにより、基体3と第2の接続導体9との接合性が高められるからである。
第2の接続導体9の形状は特に限定されることはなく、例えば、直方体形状や円柱状のものを用いることができる。特に、発光素子11との接続性を考慮すると、第2の接続導体は上面が発光素子11の下面と平行となるような平面状のものを用いることが好ましい。
第1の接続導体7及び第2の接続導体9の硬度は、両者のヤング率を測定することにより評価することができる。
第2の接続導体9としては、導電性の良いものを用いればよく、例えば、Al,Ag,Au,Pt,Ti,Cr,Cu,Niなど金属を用いることができる。特に熱伝導性に優れたAl,Ag,Cuを用いることが好ましい。
発光素子11としては、駆動電力により光を発生させることのできる素子を用いればよい。例えば、半導体材料からなる発光ダイオードを用いることができる。具体的には、GaAs、GaN或いはAlNを主成分とする発光ダイオードを用いることができる。
また、本実施形態の発光装置1は、発光素子11を被覆する透光性部材13を備えている。発光素子11が外気に露出されていると、長時間の使用により発光素子11の耐久性が低下する可能性があるが、透光性部材13により発光素子11が被覆されている場合には、発光効率を大きく低下させることなく、発光素子11の耐久性を向上させることができるからである。
透光性部材13は上に凸の形状になっていることが好ましい。これにより、発光素子11から斜め上方に放出された光に対しても発光素子11と透光性部材13の表面との間隔が長くなることを抑制できるからである。これにより、透光性部材13による光の吸収を抑制できるので、発光装置1の発光効率を高めることができる。透光性部材13としては、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂のような透明樹脂を用いることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明をする。
図4,5に示すように、本実施形態の発光装置1は、第1の実施形態と比較して、基体3が、凹部5の少なくとも一部から裏面3bに向かって貫通する貫通孔15を有し、貫通孔15内に導電性部材17が充填されている。
本実施形態のように、貫通孔15内に充填された導電性部材17を有していることにより、発光素子11から生じた熱を基体3の裏面3b側へ放出させることが容易となる。また、導電部材を介することにより、別途、配線を発光素子11の上面に接続することなく発光素子11に通電することができる。
導電性部材17としては、導電性の良いものを用いればよく、例えば、Al,Ag,Au,Pt,Ti,Cr,Cuなど金属を用いることができる。特に熱伝導性に優れたAl,Ag,Cuを用いることが好ましい。また、第1の接続導体7と導電性部材17の接続性を考慮して、第1の接続導体7と導電性部材17とが同じ成分を含有していることが好ましい。
また、基体3の主面3aに対して垂直であって貫通孔15を含む断面において、貫通孔15の幅L1が、凹部5の幅L2よりも大きいことが好ましい。これにより、凹部5に伝わる熱を基体3の裏面3b側へより効率良く放出させることができるからである。
なお、本実施形態にかかる発光装置1は、基体3の主面3aに対して垂直であって貫通孔15を含む任意の断面において、貫通孔15の幅L1が、凹部5の幅L2よりも大きい形状に限られるものではなく、基体3の主面3aに対して垂直であって貫通孔15を含む少なくとも一つの断面において、貫通孔15の幅L1が、凹部5の幅L2よりも大きい形状であればよい。
また、各貫通孔15内に配設されるとともに発光素子11と電気的に接続された複数の導電性部材17の一部は、互いに電気的に接続されていることが好ましい。具体的には、基体3内に埋設された金属層19を介して隣り合う導電性部材17が電気的に接続されていることが好ましい。これにより、金属層19を介して発光素子11で生じた熱を基体3の主面3aに対して平行な方向にも効率よく分散させることができるからである。結果として、基体3における放熱性をさらに高めることができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明をする。
図6に示すように、本実施形態の発光装置1は、第1の実施形態と比較して、基体3の主面3aに対して垂直であって第2の接続導体9を含む断面において、第2の接続導体9は、少なくとも一部が凹部5の主面3aから離隔するに従って幅が大きくなるテーパ形状である。
このように、第2の接続導体9がテーパ形状であることにより、第2の接続導体9が熱膨張することに起因する、凹部5の径を大きくしようとする基体3の主面3aに対して平行な方向の熱応力を基体3の上方へと分散させることができる。そのため、凹部5に大きな熱応力が加わって基体3が破損する可能性を低減できる。
このとき、凹部5の底面5aから離隔するに従い、第1の接続導体7の幅が大きくなることが好ましい。これにより、第1の接続導体7が熱膨張することに起因する、凹部5の径を大きくしようとする基体3の主面3aに対して平行な方向の熱応力を基体3の上方へと分散させることができる。そのため、凹部5に大きな熱応力が加わって基体3が破損する可能性をさらに低減できる。
一方、第2の接続導体9及び第2の接続導体9上に配設される発光素子11の位置決めを安定させるためには、逆に、凹部5が底面5aから開口部にかけて径の小さくなるテーパ形状であることが好ましい。これにより、第2の接続導体9の配設時において、第2の接続導体9が横ずれする或いは転倒するといった可能性が低減されるため、第2の接続導体9の位置を安定させることができる。結果として、第2の接続導体9上に配設される発光素子11の位置決めを安定させることができる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明をする。
図7,8に示すように、本実施形態の発光装置1は、第1の実施形態と比較して、基体3を平面視した場合に、発光素子11の中心部が中心である円周X上に3つ以上の第2の接続導体9が位置している。第2の接続導体9を3つ以上有している場合には、第2の接続導体9により安定して発光素子11を支持することができる。さらに、これらの第2の接続導体9が円周X上に位置している場合には、発光素子11を基体3の主面3a上に配設する時に位置決めしやすくなる。そのため、発光素子11の基体3の主面3a上への配設が容易となる。
特に、基体3を平面視した場合に、3つ以上の第2の接続導体9は、発光素子11の中心部が中心である円周X上において隣り合う孔部の間隔が略一定であることがより好ましい。これにより、発光素子11から基体3に加わる応力が、複数の第2の接続導体9のうちの一部に集中することを抑制し、各第2の接続導体9に上記の応力を分散させることができるからである。結果として、発光装置1の耐久性を高めることができる。
本実施形態において、基体3を平面視した場合に、発光素子11の中心部が中心である円周X上に3つ以上の第2の接続導体9が存在する、とは、発光素子11の中心部が中心部である円周X上に少なくとも一部が含まれるように各第2の接続導体9が存在することを意味している。つまり、発光素子11の中心部が中心である円周X上に第2の接続導体9の中心が厳密に位置することを意味するものではない。また、発光素子11の中心部とは、発光素子11を平面視した場合における中心を意味している。具体的には、平面視したときに発光素子11の形状が円形である場合には、その中心が中心部とする。また、平面視したときに発光素子11の形状が矩形である場合には、対角線の交点を中心部とする。
さらに、上記の場合において、隣り合う第2の接続導体9の間隔が略一定となるように第2の接続導体9が位置している、とは、隣り合う第2の接続導体9の間隔が厳密に一定であるというものではなく、第2の接続導体9の幅程度の誤差を含めるものである。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
図9に示すように、本実施形態の発光装置1は、第1の実施形態と比較して、基体3を平面視した場合に、発光素子11の中心部が中心である第1の円周X1上及びこの第1の円周よりも外側に位置する第2の円周X2上に、隣り合う第2の接続導体9の間隔が略一定となるようにそれぞれ3つ以上の第2の接続導体9が位置していることを特徴としている。
一つの円周上において、隣り合う第2の接続導体9の間隔が略一定となるように3つ以上の第2の接続導体9が形成されていることにより、安定して発光素子11を支持することができる。本実施形態においては、第1の円周X1上及びこの第1の円周X1よりも外側に位置する第2の円周X2上に、隣り合う第2の接続導体9の間隔が略一定となるようにそれぞれ3つ以上の第2の接続導体9が位置している。これにより、上記の円周の径方向に対する発光素子11からの放熱のばらつきを抑制することができるので、第4の実施形態と比較して、基体3の主面3a上での放熱の均一性を向上させることができる。結果として、基体3の一部への熱応力の集中がさらに抑制されるので、発光装置1の耐久性をより一層向上させることができる。
また、図9に示すように、基体3を平面視した場合に、第1の円周X1上に形成された第2の接続導体9と第2の円周X2上に形成された第2の接続導体9とが、互い違いとなるように形成されていることが好ましい。これにより、基体3の一部への熱応力の集中を抑制する効果をさらに高めることができるからである。
次に、本発明の第6の実施形態について説明をする。
図10に示すように、本実施形態の発光装置1は、第1の実施形態と比較して、基体3上に配設され、発光素子11から発光される光を反射する反射面を有する反射部材21を備えている。上記のような反射部材21を備えることにより、発光素子11から放出された光を集光して、所望の光出射方向へ放出することができる。
より具体的には、図10に示すように、基体3上であって発光素子11を取り囲むように位置し、内周面が発光素子11から発光される光を反射する反射面である枠状の反射部材21を用いることができる。また、複数の発光素子11を備えている場合、基体3上であって発光素子11間に位置し、側面が発光素子11から発光される光を反射する反射面である反射部材21を用いることができる。
反射部材21としては、発光素子11と対抗する面における光の反射率が高いものであれば良く、例えば、Al,Fe−Ni−Co合金などの金属を用いることができる。また、アルミナセラミックスなどのセラミックス及びエポキシ樹脂などの樹脂の表面に、Al,Ag,Au,Pt,Ti,Cr,Cuなどの反射率の高い金属薄膜が配設されたものを反射部材21として用いることもできる。さらに、金属薄膜としてAg,Cuのように腐食しやすい部材を用いる場合には、金属薄膜の表面をNiのような腐食しにくい部材で被覆することが好ましい。
次に、本発明の第7の実施形態について説明をする。
図11に示すように、本実施形態の発光装置1は、主面3aに凹部5を有する基体3と、凹部5の表面上に配設される第1の接続導体7と、第1の接続導体7の表面上であって、凹部5に少なくとも一部が配設される第2の接続導体9と、基体3の主面3a上に配設され、第2の接続導体9と電気的に接続される発光素子11と、を備えている。そして、第1の接続導体7は、外表面の少なくとも一部が、基体から離隔するほど外径が小さくなるとともに、内側に凹となる曲面形状である。
具体的には、図11に示すように、基体3の主面3aに対して垂直であって、第1の接続導体7及び第2の接続導体9を含む断面において、第2の接続導体9における外表面の外径Rが基体3から離隔するほど小さくなる部分を有している。また、第2の接続導体9の上記部分にかかる外表面が内側に凹となる曲線形状である。
第1の接続導体7が上記の形状であることにより、第2の接続導体9を強固に支持することができる。そのため、第2の接続導体9の位置を安定して保つことができるので、第2の接続導体9によって基体3と発光素子11の間隔を保つことができると同時に、第1の接続導体7により、基体3と第2の接続導体9との間で高い接合性を容易に得ることができる。
次に、本発明の一実施形態にかかる発光装置1の製造方法について説明する。
まず、主面3aに凹部5を有する基体3を準備する。基体3は、例えば、下記のようにして作製することができる。まず、ガラス粉末、セラミック粉末などの原料粉末を有機溶剤及びバインダとともに混練する。これをシート状に成形して複数のセラミックグリーンシートを作製する。金属層19が埋設された基体3を製造する場合には、金属層19となる導体ペーストをセラミックグリーンシートの主面3a上に被着する。さらに、このセラミックグリーンシートの上にセラミックグリーンシートを積層する。これらを所定の焼成温度(例えば1000℃)で焼成する。そして、焼成されたセラミック基体の主面3aの一部を切削することにより凹部5を形成することができる。このようにして凹部5を有する基体3を作製することができる。なお、貫通孔15を有する基体3を製造する場合には、貫通孔が形成されたセラミックグリーンシートを用いればよい。この貫通孔に導電性部材17となる導体ペーストを充填して、これらを焼成すればよい。
また、上記の実施形態においては、セラミック基体の主面3aの一部を切削することにより凹部5を形成しているが、凹部5の形成方法としてはこれに限られない。例えば、最も主面3a側に位置するセラミックグリーンシートとして、貫通孔を有するセラミックグリーンシートを用いることにより、この貫通孔を凹部5とすることができる。特に、このように凹部5を形成することにより、基体3にクラックが生じる可能性を小さくすることができる。セラミック基体の主面3aの一部を切削することによって凹部5を形成すると、切削時にセラミック基体に強い衝撃が加わりクラックが発生する可能性がある。一方で、貫通孔を有するセラミックグリーンシートを用いることにより、このような切削加工が不要となるからである。
次に、第1の接続導体7となる部材と、第2の接続導体9となる部材とを凹部5上に配設する。このとき、第1の接続導体7の主成分が、第2の接続導体9の主成分よりも融点の高い部材であることが好ましい。これにより、既に示したように、容易に第1の接続導体7及び第2の接続導体9を配設することができる。第1の接続導体7及び第2の接続導体9に対して、第1の接続導体7の主成分の融点よりも高い温度であって、第2の接続導体9の主成分の融点よりも低い温度に加温する。これにより、第2の接続導体9の形状を保持しつつ第1の接続導体7のみを溶融させることができる。このようにして、第1の接続導体7を凹部5の表面上に配設し、第2の接続部材を、第1の接続導体7の表面上であって、少なくとも一部を凹部5に配設することができる。
なお、上記実施形態では、セラミック基体を製造した後に、第1の接続導体7となる部材と、第2の接続導体9となる部材とを凹部5上に配設しているが、このような実施形態に限られるものではない。例えば、セラミックグリーンシートの凹部5となる部分の上に、第1の接続導体7となる金属ペースト及び第2の接続導体9となる部材を配設したのち、これらを一体焼成してもよい。
そして、第2の接続導体9上に発光素子11を配設することにより、上記実施形態に代表される発光装置1を製造することができる。
次に、本発明の一実施形態にかかる照明装置について説明する。
図12に示すように、本実施形態の照明装置23は、上記の実施形態に代表される発光装置1と、発光装置1が搭載される搭載板25と、発光装置1に通電する電気配線27と、発光装置1から出射される光を反射する光反射手段29とを備えている。
本実施形態の照明装置23における発光装置1は搭載板25上に載置される。このとき、図12に示すように、本実施形態の照明装置23は、下方を照明するように形成されているため、発光装置1は発光素子11が絶縁性基体3よりも下方に位置するようにして、搭載板25上に載置される。本実施形態の照明装置23においては、電気配線27を通じて発光装置1に通電することにより、発光素子11が光を射出する。そして、光反射手段29により、上記射出された光を反射させることで所望の方向を照らす照明装置23として機能する。
照明装置23は、発光装置1を一つのみ備えていてもよく、また、図12に示すように、複数備えていても良い。また、発光装置1を複数備えている場合には、各発光装置1を電気配線27により、直列配置としても、並列配置としても良い。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を行うことは何ら差し支えない。
本発明の第1の実施形態における発光装置を示す斜視図である。 図1におけるA−A断面の断面図である。 図2における領域Bを拡大した拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す断面図である。 図4における領域Bを拡大した拡大断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す拡大断面図である。 本発明の第4の実施形態を示す平面図である。 図7における発光素子が配設された部分を拡大した拡大平面図である。 本発明の第5の実施形態を示す平面図である。 本発明の第6の実施形態を示す断面図である。 本発明の第7の実施形態を示し、発光素子が配設された部分を拡大した拡大平面図である。 本発明の一実施形態にかかる照明装置を示す斜視断面図である。
符号の説明
1・・・発光装置
3・・・基体
3a・・・主面
3b・・・裏面
5・・・凹部
5a・・・底面
7・・・第1の接続導体
9・・・第2の接続導体
11・・・発光素子
13・・・透光性部材
15・・・貫通孔
17・・・導電性部材
19・・・金属層
21・・・反射部材
23・・・照明装置
25・・・搭載板
27・・・電気配線
29・・・光反射手段

Claims (8)

  1. 主面に凹部を有する基体と、
    前記凹部の表面上に配設される第1の接続導体と、
    該第1の接続導体の主成分よりも融点の高い部材を主成分として、前記第1の接続導体の表面上であって、前記凹部に少なくとも一部が配設される第2の接続導体と、
    前記基体の主面上に配設され、前記第2の接続導体と電気的に接続される発光素子と、を備え
    前記基体の主面に対して垂直であって前記第2の接続導体を含む断面において、前記第2の接続導体は、少なくとも一部が前記凹部の主面から離隔するに従って幅が大きくなるテーパ形状であることを特徴とする発光装置。
  2. 前記基体は、前記凹部の少なくとも一部から裏面に向かって貫通する貫通孔を有し、該貫通孔内に導電性部材が充填されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記基体の主面に対して垂直であって前記貫通孔を含む断面において、前記貫通孔の幅が、前記凹部の幅よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記第1の接続導体は、前記凹部よりも上方において前記第2の接続導体と接していることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  5. 前記基体を平面視した場合に、前記発光素子の中心部が中心である円周上に3つ以上の前記第2の接続導体が位置していることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  6. 前記基体を平面視した場合に、前記発光素子の中心部が中心である円周上において隣り合う前記3つ以上の第2の接続導体の間隔が略一定であることを特徴とする請求項に記載の発光装置。
  7. 前記第2の接続導体の主成分が、前記第1の接続導体の主成分よりも硬度が高い部材であることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  8. 請求項1〜のいずれか1つに記載の発光装置と、前記発光装置が搭載される搭載板と、前記発光装置に通電する電気配線と、前記発光装置から出射される光を反射する光反射手段とを備えた照明装置。
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