JP3872490B2 - 発光素子収納パッケージ、発光装置および照明装置 - Google Patents

発光素子収納パッケージ、発光装置および照明装置 Download PDF

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Description

本発明は、発光素子を収容するための発光素子収納パッケージ、発光装置および照明装置に関する。
発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)等の発光素子を用いた発光装置は、今後さらなる低消費電力化や長寿命化がすすむものと予測されていることから注目されており、近年、各種インジケーター、光センサー、ディスプレイ、ホトカプラ、バックライト、光プリンタヘッド等の種々の分野で使用され始めている。従来の発光素子を搭載するための発光素子収納パッケージ(以下、単にパッケージともいう)の断面図を図4に示す。
図4に示すように、従来のパッケージ11は、一般に各種樹脂やセラミックスなどの材料から成る基板12を有している。基板12には、タングステン(W)やモリブデン(Mo)−マンガン(Mn)等を含む導体ペーストを焼成して成るメタライズ層の表面にメッキ法によりニッケル(Ni)メッキ層や金(Au)メッキ層を施した配線導体が形成されている。そして、この配線導体を介してパッケージ11内の搭載部12aに搭載された発光素子14に外部から電力が供給され、発光素子14が作動可能となる。
基板12の上面の外周部は、搭載部12aを取り囲むように接合された、各種樹脂やセラミックス、または可視光領域の光に対する反射率の高いアルミニウム(Al)や銀(Ag)等の金属から成る反射部材13が設けられている。反射部材13は基板12に従来周知のセラミック積層方法で取着されるか、もしくは700〜900℃の融点を有するAg−銅(Cu)等のロウ材や樹脂接着剤、500℃以下で溶融する低融点ガラスにより固定される。
発光素子14は、基板12の搭載部12a上にダイボンドされるとともに、発光素子14の電極と搭載部12aの周辺に配置した配線導体とがボンディングワイヤを介して電気的に接続される。しかる後、反射部材13の内側に透明樹脂15を発光素子14を覆うように充填し熱硬化させることにより、発光素子14を保護するとともに発光素子14をパッケージ11に強固に密着させて発光装置と成すことができる。または、発光素子14の側面や上面に蛍光体や蛍光体を混入した透明樹脂を塗布した後に、反射部材13の内側に透明樹脂15を充填し熱硬化させることで、発光素子14からの光を蛍光体により波長変換し所望の波長スペクトルを有する光を取り出せる発光装置と成すことができる。なお反射部材13の上面には、必要に応じて透光性の蓋体(図示せず)を接合させることもできる。
この発光装置は、外部電気回路から供給される駆動電流によって発光素子14を発光させることで可視光を放出することができる。その用途としては、各種インジケーター、光センサー、ディスプレイ、ホトカプラ、バックライト、光プリンタヘッドなどである。近年、この発光装置を照明用として利用するようになってきており、高輝度、放熱性の点でより高特性のものが要求されている。また、照明用として使用する場合には寿命が重要な問題となるため、長寿命な発光装置が要求されている。
そこで、最近では発光装置の発光輝度を向上させるために、反射部材13や基板12をより反射率の高い材料で構成することが検討されている。例えば、反射部材13の材料にAgやAlからなる、発光素子14の光に対して反射率の高い金属を使用したり、それらの金属を反射部材13の内面に被着させることによって、高輝度の発光装置とすることが提案されている。
特開2002−344029号公報
しかしながら、上記従来のパッケージ11は、基板12と反射部材13との熱膨張係数差が大きいため、基板12および反射部材13に、発光素子14が作動時に発生する熱や外部環境の温度変化等が繰り返し印加されると、発光素子14と配線パターンの実装部やパッケージ11に応力が生じ、発光素子収納パッケージ全体に曲げモーメントが生じるという問題があった。そして基板12にクラックが発生したり、基板12と反射部材13とが剥離するという問題があった。その結果、配線導体等に断線等の電気的接続不良が発生し、発光素子収納パッケージから放出される光の強度分布や照射面における照度分布にムラが生じ、出力光が不安定なものとなり、発光装置を長期間にわたって高信頼性を維持して作動することが出来ないという問題点を有していた。
また、発光素子14から出る熱によりパッケージ11に歪みが発生し易くなるため、発光素子14から発せられて反射部材13で反射される光束(光ビーム)のパターンが一定にならず光の放射角度が不安定となったり、単一の光束またはそれらの集合体で表される光強度分布が所望の値およびパターンからずれるという問題点を有していた。特に、発光装置が局部照明の用途等に使用される場合、光の放射角度や光強度分布の不安定性は重要な問題点となる。
また、上記従来のパッケージ11を外部接続基板と接続する際には、基板12の下面に一端部が平面視で、基板12より外方に飛び出すような外部接続端子を設けて接続したり、あるいは基板12の下面に形成した接続パッドに直接、導電性接合材等を設けて接続する場合が多かった。そして、一端部が平面視で基板12より外方に飛び出すような外部接続端子を用いる場合、発光素子14の発熱時に生じた応力でパッケージ11が歪むと、外部接続端子が基板12にぶつかり、基板12の外周部に欠けや割れ、クラック等が発生するという問題があった。その結果、従来のパッケージ11では発光素子14を気密に収容することができず、長期間にわたり正常かつ安定に発光装置を作動させることができなくなるという問題点があった。
また、導電性接合材を用いた場合、外部接続基板とパッケージの間からはみ出した導電性接合材が、基板12の側面を伝わって這い上がり、反射部材13に接触することがあった。特に、反射部材13が金属等からなる場合、反射部材13と導電性接合材との間で短絡が生じるという問題点も有していた。
また、基板12がセラミックスからなる場合には、発光素子14から発せられた光が基板12の側面から外部に漏れ出るという問題点もあった。このような、基板12の側面から光が漏れる従来の発光装置を表示装置として用いると、照射面からの光と基板12の側面から漏れる光とによって表示がぼやけて見え、視認性が低下するという問題点もあった。
したがって、本発明はかかる従来の問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的は、発光素子が発光する光を外部に均一に効率よく放射させ、光の放射角度および光強度分布が変化しない安定した光学的特性が得られ、また、欠けや割れ、クラック、短絡等の不良を低減した、高品質な発光素子収納パッケージ、発光装置および照明装置を提供することにある。
本発明の発光素子収納パッケージは、発光素子の搭載部を有する基板の上面から下面にかけて導電路を形成するとともに、前記基板の上面に、前記搭載部を取り囲む反射面を有した反射部材を取着してなる発光素子収納パッケージにおいて、前記反射部材の外周面と下面との間に切り欠き部を形成し、前記反射部材の切り欠き部に上部を埋入させるとともに、下部を前記基板の側方に配した弾性部材を前記反射部材に取着させたことを特徴とする。
本発明の発光素子収納パッケージにおいて前記弾性部材の下部と前記基板の側方との間に隙間が設けられていることを特徴とする。
本発明の発光素子収納パッケージにおいて好ましくは前記反射部材の切り欠き部が、前記反射部材の外周面に沿って環状に周設されていることを特徴とする。
本発明の発光素子収納パッケージにおいて好ましくは前記弾性部材が、前記反射部材の外周面に沿って環状に周設されていることを特徴とする。
本発明の発光装置は、上記本発明の発光素子収納パッケージの前記搭載部に発光素子を搭載するとともに、該発光素子を被覆するようにして透光性部材を配置したことを特徴とする。
本発明の照明装置は、上記本発明の発光装置を光源として用いたことを特徴とする。
本発明の発光素子収納パッケージは、反射部材の外周面と下面との間に切り欠き部を形成し、反射部材の切り欠き部に上部を埋入させるとともに、下部を基板の側方に配した弾性部材を反射部材に取着させているため、基板および反射部材に、発光素子が作動時に発生する熱や外部環境の温度変化等が繰り返し印加されて、反射部材および基板が膨張あるいは収縮しても、歪みによって生じる応力を弾性部材により緩和して、反射部材に及ぼす影響を非常に低減することができる。
また、反射部材の下面に基板と弾性部材という一体ではない2つのものを有することにより、歪みによって生じる応力を基板と弾性部材との境目が適度にずれることで緩和することができ、発光素子収納パッケージ全体に生じる曲げモーメントを抑制することができる。その結果、基板にクラックが生じたり、基板と反射部材との間で剥離することを有効に防止できるとともに、配線導体等に断線等の電気的接続不良が生じることを抑制でき、発光素子収納パッケージから放出される光の強度分布や照射面における照度分布にムラが生じず、安定した光を出力し、発光装置を長期間にわたり高信頼性でかつ安定して作動することができる。
また、発光素子から出る熱によるパッケージの歪みが発生し難くなるため、発光素子から発せられて反射部材で反射される光束(光ビーム)のパターンが一定になり、光の放射角度が安定で、単一の光束またはそれらの集合体で表される光強度分布を所望の値およびパターンにできる。
また、発光素子収納パッケージを外部接続基板と接続する際には、基板の下面に、平面視で一端部が基板より外方に飛び出すように外部接続端子を設けて接合したり、あるいは基板の下面に形成した接続パッドに直接、導電性接合材等を設けて接続する場合が多く、本発明のように、弾性部材の下部を基板の側方に配して反射部材に取着させた場合は、基板の欠けや割れ、クラック、短絡等を有効に防止できる。なぜなら、基板の下面に上記のような外部接続端子を設けた場合、たとえ発光素子の発熱時に生じた応力等で外部接続端子が動いて基板にぶつかろうとしても、外部接続端子は、基板の側方に形成された弾性部材と接触して基板との接触が防止されるか、あるいは、ぶつかったとしてもその応力が緩衝されるため、基板の外周部に生じる欠けや割れ、クラック等の発生を有効に防止できるからである。その結果、発光素子を気密に収容することができ、発光素子を長期間にわたり正常かつ安定に作動させることができる。
また、基板の下面に形成した接続パッドに直接、導電性接合材を用いて発光素子収納パッケージと外部接続基板とを取着させる場合、導電性接合材を溶融させたときに、たとえ外部接続基板と発光素子収納パッケージの間から導電性接合材がはみ出して基板を伝わり這い上がろうとしても、従来では反射部材であった部分に弾性部材が存在するため、反射部材と導電性接合材は接触しにくい。よって、反射部材が金属等からなるとしても、反射部材と導電性接合材が容易には接触しないため、電気的な短絡を有効に防止できる。
また、基板がセラミックスからなる場合においては、弾性部材の下部を基板の側方に配して反射部材に取着させたことにより、側方にある弾性部材の下部によってセラミック基板の側面から外部に漏れ出ていた光は進行を妨げられ、外部に漏れ出るのを防ぐことができる。その結果、本発明の発光装置を表示装置として用いても、光がぼやけず良好な視認性を得ることができる。
本発明の発光素子収納パッケージは、弾性部材の下部と基板の側方との間に隙間が設けられていることから、発光素子から発生した熱が基板に伝わり、基板と弾性部材の隙間から、その熱を放熱することができる。また、放熱性が高まることによって発光素子の劣化を防止でき、さらに熱による発光素子収納パッケージの変形を有効に防止できる。
本発明の発光素子収納パッケージは、反射部材の切り欠き部が、反射部材の外周面に沿って環状に周設されていることから、基板と反射部材の間に環状に切り欠き部を形成する前よりも容量の大きい外気層が存在することとなり、発光素子の作動時に発生する熱が基板から反射部材に伝達するのを有効に防止できる。その結果反射部材から基板に伝わる曲げモーメントを抑制でき、基板にクラックや割れが発生するのを有効に防止できる。
また、反射部材の体積を小さくし、基板と反射部材との接合面積を小さくできることによって、発光装置を作動させる際に発光素子より発生する熱により、基板や反射部材との接合部に集中する応力が抑制される。その結果、基板や、基板と反射部材との接合部におけるクラックや剥離を、一層抑制できる。
本発明の発光素子収納パッケージは、弾性部材が、反射部材の外周面に沿って環状に周設されていることから、反射部材の全周に渡って応力を緩和できる。
また、基板の下面に一端部が平面視で基板より外方に飛び出すように外部接続端子を設けて、発光素子収納パッケージを外部接続基板と接続する際には、たとえ発光素子の発熱時に生じた応力等で外部接続端子がどのような位置にずれたとしても、弾性部材が基板にぶつかって生じる応力は、どのような位置でも、環状に形成された弾性部材によって緩衝される。その結果、さらに基板や基板の外周部に生じる欠けや割れ、クラック等の発生を有効に防止でき、発光素子を気密に収容して、発光素子を長期間にわたり正常かつ安定に作動させることができる。
本発明の発光装置は、上記本発明の発光素子収納パッケージの搭載部に発光素子を搭載するとともに、発光素子を被覆するようにして透光性部材を配置したことから、発光効率に優れ、安定した光学的特性を得ることができ、高性能なものとなる。
本発明の照明装置は、上記本発明の発光装置を光源として用いたことから、それぞれの発光装置は強度むらが抑制されているためそれらを集めて照明装置とした本発明の照明装置の強度むらも抑制される。
また、本発明の発光装置を光源として所定の配置に設置するとともに、これらの発光装置の周囲に任意の形状に光学設計した反射治具や光学レンズ、光拡散板等を設置することにより、任意の配光分布の光を放射する照明装置とすることができる。
本発明の発光素子収納パッケージについて以下に詳細に説明する。図1は本発明の発光素子収納パッケージについて実施の形態の一例を示す断面図である。図1において、1は基板、2は反射部材、4は弾性部材であり、これらで発光素子3を収容するための発光素子収納パッケージが主に構成されている。
本発明の発光素子収納パッケージは、上面に発光素子3の搭載部1aを有するとともに、基板の上面から下面にかけて導電路を形成したセラミックス等から成る基板1と、基板1の上面に搭載部1aを取り囲む反射面2aを有して取着された反射部材2と、反射部材2の外周面と下面との間には切り欠き部2bを形成しており、反射部材2の切り欠き部2bに上部を埋入させ取着させるとともに、下部を基板1の側方に配した弾性部材4とを具備している。
本発明の基板1は、発光素子3を支持し搭載するための支持部材および発光素子3の熱を放熱させるための放熱部材として機能する。基板1には発光素子3の搭載部1aが設けられている。この搭載部1aには、発光素子3が樹脂接着剤や錫(Sn)−鉛(Pb)半田、Au−Sn等の低融点ロウ材等を介して取着される。そして、発光素子3の熱は、樹脂接着剤や低融点ロウ材を介して基板1に伝達され外部に効率よく放散されることにより、発光素子3の作動性を良好に維持する。また、発光素子3から出射される光は、反射面2aで反射されて外部に放射される。
また、基板1は、酸化アルミニウム質焼結体(アルミナセラミックス)、窒化アルミニウム質焼結体、ガラスセラミックス等のセラミックス等から成り、基板1の中央部には搭載部1aが形成されている。また、搭載部1aの近傍からは、発光素子収納パッケージの外側にかけて導出する配線導体(図示せず)が形成されている。
また、基板1に形成した配線導体は例えばW,Mo,Mn,Cu等のメタライズ層で形成しており、例えばW等の粉末に有機溶剤、溶媒を添加混合して得た金属ペーストを、所定パターンに印刷塗布し焼成することによって基板1に形成させる。この配線導体の表面には、酸化防止のためとボンディングワイヤ(図示せず)を強固に接続するために、厚さ0.5〜9μmのNi層や厚さ0.5〜5μmのAu層等の金属層をメッキ法により被着させておくと良い。
また、反射部材2は、基板1の上面に搭載部1aを取り囲むように形成されており、反射部材2の下面と外周面との間には、切り欠き部2bが形成されている。そして、反射部材2はAl,ステンレス(SUS),Ag,鉄(Fe)−Ni−コバルト(Co)合金,Fe−Ni合金等の金属や樹脂、セラミックス等からなり、反射部材2が金属からなる場合、内周面を研磨等の方法で鏡面化することにより、内周面を発光素子3から発せられる可視光を良好に反射することのできる反射面2aとすることができる。また、樹脂やセラミックスからなる場合、内周面にメッキや蒸着等で金属層を形成することにより、内周面を発光素子3から発せられる可視光を良好に反射することのできる反射面2aとすることができる。発光素子3からの可視光の反射効率の高い反射面2aをより簡単に製造することができるという観点、および酸化等による腐食を防止することができるという観点からは、反射部材2はAlやSUSから成ることが好ましい。また、このような反射部材2は、金属からなる場合、その材料のインゴットに切削加工、圧延加工や打ち抜き加工等の従来周知の金属加工を施すことによって、上記の所定形状に形成される。
本発明の弾性部材4は、その縦弾性率が反射部材2の縦弾性率よりも小さい材料から成る。好ましくは、弾性部材4の縦弾性率が反射部材2の縦弾性率の1/5倍以下であるのがよい。反射部材2よりも小さい縦弾性率を有することにより、基板1および反射部材2に、発光素子3が作動時に発生する熱や外部環境の温度変化等が繰り返し印加されて、反射部材2および基板1が膨張あるいは収縮しても、歪みによって生じる応力を弾性部材4により有効に緩和して、反射部材2に及ぼす影響を非常に低減することができるためよい。
また、弾性部材4は反射部材2の切り欠き部2bに上部を埋入させるとともに、下部を基板1の側方に配して反射部材2に取着させており、例えば、エポキシ樹脂や液晶ポリマー(LCP)などの高耐熱性の熱可塑性樹脂から成り、弾性部材4の縦弾性率は10[MPa]〜20[MPa]の値をもつのがよい。なぜなら、上記のような縦弾性率の値をもつことによって、弾性部材4が緩衝材となり、発光素子3の作動時に発生する熱や、外部環境の温度変化等が基板1に繰り返し印加されたとしても、大きな熱応力が発生することは抑制されるので、基板1にクラックが生じたり基板1と反射部材4とが剥離することを有効に防止できるからである。その結果、配線導体等に断線等の電気的接続不良が生じることを抑制でき、発光素子3から発せられて反射部材4で反射される光束(光ビーム)のパターンが一定になり、光の放射角度が安定で、単一の光束またはそれらの集合体で表される光強度分布を所望の値およびパターンとできる。なお、縦弾性率が70[MPa]よりも大きい値であると、発光素子3の発熱時に基板1と反射部材2とに生じる応力を緩和し難く不向きとなる傾向がある。また、弾性部材4の縦弾性率が5[MPa]よりも小さい値であると反射部材2を弾性部材4が支持する効果が小さくなり、反射部材2を基板1上に安定に固定できなくなる傾向がある。よって、5[MPa]〜70[MPa]の弾性率、より好適には10[MPa]〜20[MPa]の値とするのが良い。
また、図1で示すように弾性部材4を基板1の上面に接着させ、熱伝導率が反射部材2よりも低い弾性部材4を用いる場合、基板1から反射部材2への熱伝導を、熱伝導率の低い弾性部材によって抑制でき、反射部材2が熱により歪むのを特に有効に防止でき好ましい。たとえ、発光素子3の熱によって基板1が歪んだとしても、歪みによって生じる応力を基板1と反射部材2とに接着された弾性部材4により緩和して、反射部材2におよぼす影響を非常に低減することができる。従って、発光素子収納パッケージから放出される光の強度分布や照射面における照度分布にムラが生じず、安定した光を出力し、発光装置を長期間にわたり高信頼性でかつ安定して作動することができる。
また、発光素子収納パッケージを外部接続基板と接続する際には、基板1の下面に、一端部が平面視で基板1より外方に飛び出すように外部接続端子を設けて接続したり、あるいは基板1の下面に形成した接続パッドに直接、導電性接合材を設けて接続する場合が多い。これらのうち、例えば図3に示すように外部接続端子としてL字型のリード端子6を基板1と弾性部材4の下面に設けた場合では、たとえ発光素子3の発熱時に生じた応力でL字型のリード端子6が基板1にぶつかろうとしても、L字型のリード端子6は基板1の側方に形成された弾性部材4と接触して基板1との接触が防止され、あるいはぶつかったとしてもその応力が弾性部材4によって緩衝されるため、L字型のリード端子6と基板1との接触による基板1の欠けや割れ、クラック等の発生を有効に防止できるからである。その結果、発光素子3を気密に収容することができ、発光素子3を長期間にわたり正常かつ安定に作動させることができる。
また、このようにL字型のリード端子6を基板1の下面に設ける場合には、図3に示したように基板1の中央部よりもリード端子6の接合部が上方に位置するように段差部を設け、その段差部にL字型のリード端子6を接続するのが好ましい。段差部にL字型のリード端子6を設けることで、外部接続基板とL字型のリード端子6との短絡を抑制することができる。
また、基板1の下面に形成した接続パッドに直接、導電性接合材を設けて発光素子収納パッケージと外部接続基板とを取着させる場合、導電性接合材を溶融したときに、たとえ外部接続基板と発光素子収納パッケージの間から導電性接合材がはみ出し、基板1を伝わって這い上がろうとしても、従来では反射部材13であった部分に本発明では弾性部材4が存在するため、反射部材2と導電性接合材は接触しにくい。よって、反射部材2が金属等からなるとしても、反射部材2と導電性接合材が容易には接触しないため、電気的な短絡を有効に防止できる。
また、基板1がセラミックスからなる場合においては、弾性部材4の下部を基板1の側方に配して反射部材2に取着させたことにより、側方にある弾性部材4の下部によってセラミック基板1の側面から外部に漏れ出ていた光は進行を妨げられ、外部に漏れ出るのを防ぐことができる。その結果、本発明の発光装置を表示装置として用いても、光がぼやけず良好な視認性を得ることができる。
また、好ましくは、弾性部材4の下部と基板1の側方との間に隙間が設けられていると、発光素子3から発生した熱が基板1に伝わり、基板1と弾性部材4の隙間から、その熱を放熱することができるためよい。また、放熱性が高まることによって、発光素子3の劣化を防止し、さらに熱による発光素子収納パッケージの変形も有効に防止できるため、より好ましいといえる。
また、さらに好ましくは、反射部材2の切り欠き部2bは、反射部材2の外周面に沿って環状に周設されているのがよい。これにより、基板1と反射部材2の間に、環状に切り欠き部2bが周設される前よりも容量の大きい外気層が存在することとなり、発光素子3の作動時に発生する熱が基板1から反射部材2に伝達するのを有効に防止できる。その結果、反射部材2から基板1に伝わる曲げモーメントを抑制でき、基板1にクラックや割れが発生するのを有効に防止できる。また更に、反射部材2の体積を小さくし、基板1と反射部材2との接する面積を小さくすることができ、発光装置を作動させる際に発光素子3より発生する熱により、基板1や反射部材2との接合部に集中する応力が抑制される。その結果、基板1や、基板1と反射部材2との接合部におけるクラックや剥離を、一層抑制できる。
また、弾性部材4を反射部材2の外周面に沿って環状に周設すると、基板1の下面に一端部が平面視で基板1より外方に飛び出すように外部接続端子を設けて、発光素子収納パッケージを外部接続基板接合した場合に、たとえ発光素子3の発熱時に生じた応力等で外部接続端子がどのような位置にずれたとしても、弾性部材4が基板1にぶつかって生じる応力は、環状に形成された弾性部材4によって緩衝されるため、さらに好ましい。その結果、基板1や基板1の外周部に生じる欠けや割れ、クラック等の発生を、より有効に防止でき、発光素子3を気密に収容して、発光素子3を長期間にわたり正常かつ安定に作動させることができる。
また、反射部材2は、切り欠き部2bの上面のみが弾性部材4に接合されているのが好ましい。これにより、反射部材2が適度に変形しやすくなり、弾性部材4による拘束を適度に開放することができる。その結果、弾性部材4や基板1が歪んだとしてもその歪みによって反射部材2も歪むのを有効に抑制できる。また、反射部材2の下面の弾性部材4よりも内側に位置する部位と、基板1の上面との間に隙間を形成するのがよい。これにより、基板1から反射面2aに熱が伝わり難くすることができるため好ましい。
また、好ましくは反射面2aは、基板1の上面に対して35〜70度の角度で傾斜しているのがよい。これにより、搭載部1aに搭載した発光素子3の光を、傾斜した反射面2aで良好に反射させ、外部に放射角度45度以内の範囲で光を良好に放射することができ、本発明の発光素子収納パッケージを使用した発光装置の発光効率や輝度、光度を極めて高いものとすることができる。なお、光の放射角度とは、発光素子3の中心を通る基板1に直交する平面上での光の広がりの角度のことであり、反射部材2の横断面における開口形状が円形状であれば放射角度は反射面2aの全周にわたって一定である。また、反射部材2の横断面における開口形状が楕円形状などの偏りがある場合は、放射角度はその最大値である。
また、反射面2aは、基板1の上面となす角度が35度未満になると放射角度が45度を超えて広がり、分散した光の量が多くなり、光の輝度や光度が低下しやすくなる。一方、角度が70度を超えると、発光素子収納パッケージの外部に発光素子3の光が良好に放射されずに発光素子収納パッケージ内で乱反射しやすくなる。
なお、反射面2aの形状が逆円錐状である場合は、反射面2aと基板の上面とのなす角度を全周にわたって35〜70度とするのがよい。また、反射面2aの形状が四角錐状である場合は、少なくとも一対の対向する内面が基板の上面に対して35〜70度で傾斜しているのがよい。好ましくは、内面の全面が基板1の上面に対して35〜70度で傾斜しているのがよい。これにより、発光効率をきわめて高いものとすることができる。
また、反射面2aの算術平均粗さRaは、0.004〜4μmとするのが好ましい。即ち、反射面2aの算術平均粗さRaが、4μmを超える場合、発光素子収納パッケージに収容された発光素子3の光を正反射させて発光素子収納パッケージの上方に出射させることが困難になり、光強度が減衰したり偏りが発生しやすくなる。また、反射面2aの算術平均粗さRaが0.004μm未満の場合、このような面を安定かつ効率よく形成することが困難となるとともに、製品コストが高くなりやすい。なお、反射面2aのRaを上記の範囲とするには、従来周知の電解研磨加工,化学研磨加工もしくは切削加工により形成することができる。また、金型の面精度を利用した転写加工により形成する方法を用いてもよい。
さらに反射部材2と弾性部材4との接合や、反射部材2と基板1との接合は、シリコーン系やエポキシ系等の樹脂接着剤や、Ag−Cuロウ等の金属ロウ材やPb−Au−Sn−Au−Sn−ケイ素(Si),Sn−Ag−Cu等の半田等により行われる。なお、このような接着剤や半田等の接合材は、基板1、弾性部材4および反射部材2の材質や熱膨張係数等を考慮して適宜選定すればよく、特に限定されるものではない。また、基板1と弾性部材4、および弾性部材4と反射部材2との接合の高信頼性が必要とされる場合、好ましくは金属ロウ材や半田により接合するのがよい。
また、発光装置の特性を重要視する場合は、接合材によって反射部材2と弾性部材4がずれるのを防止するため、かしめ方法により接合するのがよい。かしめ方法では、反射部材2の位置決めが一義的に行なわれ、発光素子収納パッケージの製造工程における反射部材2の位置ずれや傾きを抑制できるとともに、弾性部材4と反射部材2との中心軸とを高精度に一致させ接合できる。その結果、発光素子3の光軸と光を反射する反射部材2の中心軸とを発光素子収納パッケージ製造工程において高精度に一致させることができる。従って、所望の光強度分布や照度分布、発光色が得られる発光装置を製造することができる。
また、弾性部材4と反射部材2との熱膨張係数の関係式は、弾性部材4の熱膨張係数をα1、反射部材2の熱膨張係数をα2としたときに、α1<α2であることがよい。これにより、反射部材2と基板1との熱膨張係数差を弾性部材4により緩和して、熱膨張差による応力が基板1や反射部材2、弾性部材4に生じるのを有効に抑制することができる。よって、発光素子収納パッケージの製造工程や発光装置を作動させる際の熱膨張、熱吸収により生じる応力を緩和できるとともに、反射部材2の傾きや変形を抑制することができる。
かくして、本発明の発光素子収納パッケージは、基板1の搭載部1aに発光素子3を搭載するとともに、発光素子3をAuやAl等のボンディングワイヤおよび配線導体を介して発光素子収納パッケージの外部の外部電気回路に電気的に導通させることができる。そして、反射部材2の内側に透明樹脂等の透光性部材5を充填し熱硬化させて発光素子3を覆う被覆層を形成し、必要に応じて反射部材2の上面に透光性の蓋体(図示せず)を半田や樹脂接着剤等で接合することにより本発明の発光装置となる。または、発光素子3の側面や上面に蛍光体もしくは蛍光体を混入した透明樹脂等を塗布した後、発光素子3を覆う透光性部材5を充填し熱硬化させ、反射部材2の上面に透光性の蓋体を半田や樹脂接着剤等で接合することにより、発光素子3の光を蛍光体により波長変換し所望の波長スペクトルを有する光を取り出すことができる発光装置となる。
また、本発明の発光装置は、1個のものを光源として所定の配置となるように設置したことにより、または複数個を、例えば、格子状や千鳥状,放射状,複数の発光装置から成る、円状や多角形状の発光装置群を同心状に複数群形成したもの等の所定の配置となるように設置したことにより、照明装置とすることができる。これにより、従来の照明装置よりも強度ムラの抑制されたものとすることができる。
また、本発明の発光装置を光源として所定の配置に設置するとともに、これらの発光装置の周囲に任意の形状に光学設計した反射治具や光学レンズ、光拡散板等を設置することにより、任意の配光分布の光を放射できる照明装置とすることができる。
例えば、図5,図6に示す平面図,断面図のように複数個の発光装置101が発光装置駆動回路基板102に複数列に配置され、発光装置101の周囲に任意の形状に光学設計した反射治具103が設置されて成る照明装置の場合、隣接する一列上に配置された複数個の発光装置101において、隣り合う発光装置101との間隔が最短に成らないような配置、いわゆる千鳥状とすることが好ましい。即ち、発光装置101が格子状に配置される際には、光源となる発光装置101が直線上に配列されることによりグレアが強くなり、このような照明装置が人の視覚に入ってくることにより、不快感や目の障害を起こしやすくなるのに対し、千鳥状とすることにより、グレアが抑制され人間の目に対する不快感や目に及ぼす障害を低減することができる。さらに、隣り合う発光装置101間の距離が長くなることにより、隣接する発光装置101間の熱的な干渉が有効に抑制され、発光装置101が実装された発光装置駆動回路基板102内における熱のこもりが抑制され、発光装置101の外部に効率よく熱が放散される。その結果、人の目に対しても障害の小さく、長期間にわたって光学特性の安定した長寿命の照明装置を作製することができる。
また、照明装置が、図7,図8に示す平面図,断面図のような発光装置駆動回路基板102上に複数の発光装置101から成る円状や多角形状の発光装置101群を、同心状に複数群形成した照明装置の場合、1つの円状や多角形状の発光装置101群における発光装置101の配置数を照明装置の中央側より外周側ほど多くすることが好ましい。これにより、発光装置101同士の間隔を適度に保ちながら発光装置101をより多く配置することができ、照明装置の照度をより向上させることができる。また、照明装置の中央部の発光装置101の密度を低くして発光装置駆動回路基板102の中央部における熱のこもりを抑制することができる。よって、発光装置駆動回路基板102内における温度分布が一様となり、照明装置を設置した外部電気回路基板やヒートシンクに効率よく熱が伝達され、発光装置101の温度上昇を抑制することができる。その結果、発光装置101は長期間にわたり安定して動作することができるとともに長寿命の照明装置を作製することができる。
このような照明装置としては、例えば、室内や室外で用いられる、一般照明用器具、シャンデリア用照明器具、住宅用照明器具、オフィス用照明器具、店装,展示用照明器具、街路用照明器具、誘導灯器具および信号装置、舞台およびスタジオ用の照明器具、広告灯、照明用ポール、水中照明用ライト、ストロボ用ライト、スポットライト、電柱等に埋め込む防犯用照明、非常用照明器具、懐中電灯、電光掲示板等や、調光器、自動点滅器、ディスプレイ等のバックライト、動画装置、装飾品、照光式スイッチ、光センサ、医療用ライト、車載ライト等が挙げられる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を行うことは何等支障ない。例えば、発光装置より出射される光を任意に集光し拡散させる光学レンズや平板状の透光性の蓋体を半田や樹脂接合剤等で接合することにより、所望する放射角度で光を取り出すことができるとともに発光装置内部への耐浸水性が改善され長期信頼性が向上する。また、ボンディングワイヤによる光損失を抑制するために、基板1にメタライズ配線を形成し、そのメタライズ配線に半田を介して発光素子3を電気的に接続するフリップチップ実装をした発光装置でもよい。
本発明の発光素子収納パッケージの実施の形態の一例を示す断面図である。 図1の発光素子収納パッケージの斜視図である。 本発明の発光素子収納パッケージに外部接続端子としてL字型のリード端子を設けたときの一例を示す断面図である。 従来の発光素子収納パッケージの断面図である。 本発明の照明装置の実施の形態の一例を示す平面図である。 図5の照明装置の断面図である。 本発明の照明装置の実施の形態の他の例を示す平面図である。 図7の照明装置の断面図である。
符号の説明
1:基板
1a:搭載部
2:反射部材
2a:反射面
2b:切り欠き部
3:発光素子
4:弾性部材
5:透光性部材

Claims (5)

  1. 発光素子の搭載部を有する基板の上面から下面にかけて導電路を形成するとともに、前記基板の上面に、前記搭載部を取り囲む反射面を有した反射部材を取着してなる発光素子収納パッケージにおいて、
    前記反射部材の外周面と下面との間に切り欠き部を形成し、
    前記反射部材の切り欠き部に上部を埋入させるとともに、下部を前記基板の側面と隙間をあけて前記基板の側方に配した弾性部材を、前記反射部材に取着させたことを特徴とする発光素子収納パッケージ。
  2. 前記反射部材の切り欠き部が、前記反射部材の外周面に沿って環状に周設されていることを特徴とする請求項1記載の発光素子収納パッケージ。
  3. 前記弾性部材が、前記反射部材の外周面に沿って環状に周設されていることを特徴とする請求項1または請求項記載の発光素子収納パッケージ。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の発光素子収納パッケージの前記搭載部に発光素子を搭載するとともに、該発光素子を被覆するようにして透光性部材を配置したことを特徴とする発光装置。
  5. 請求項に記載の発光装置を光源として用いたことを特徴とする照明装置。
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