JP5206398B2 - 廃棄粉体回収容器、廃棄粉体回収容器への接続構造、現像装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

廃棄粉体回収容器、廃棄粉体回収容器への接続構造、現像装置、及び、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5206398B2
JP5206398B2 JP2008329356A JP2008329356A JP5206398B2 JP 5206398 B2 JP5206398 B2 JP 5206398B2 JP 2008329356 A JP2008329356 A JP 2008329356A JP 2008329356 A JP2008329356 A JP 2008329356A JP 5206398 B2 JP5206398 B2 JP 5206398B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
container
waste powder
discharge
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008329356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010152045A (ja
Inventor
英人 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2008329356A priority Critical patent/JP5206398B2/ja
Priority to US12/640,488 priority patent/US8224225B2/en
Publication of JP2010152045A publication Critical patent/JP2010152045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5206398B2 publication Critical patent/JP5206398B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/10Collecting or recycling waste developer
    • G03G21/12Toner waste containers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/10Collecting or recycling waste developer
    • G03G21/105Arrangements for conveying toner waste

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、廃棄粉体回収容器、廃棄粉体回収容器への接続構造、現像装置、及び、画像形成装置に関するものである。
従来、劣化したキャリアを含む現像剤を排出し、新たな現像剤を補給するようにした、いわゆるトリクル方式の画像形成装置では、現像装置から排出される廃棄現像剤を、廃棄粉体回収容器に回収するようにしている。このようなトリクル方式の画像形成装置では、現像装置側に現像剤を排出するための筒状の排出部が設けられ、廃棄粉体回収容器側には、この排出部が挿入される現像剤排出口が形成されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2000−98722号公報 特開2008−134395号公報
前記従来の画像形成装置では、省スペース化、コストダウン等を目的として、像担持体等の廃棄トナーをも廃棄粉体回収容器に回収するようにしている。このため、次のような問題が発生する。すなわち、廃棄粉体回収容器内に回収された廃棄トナーは飛散しやすい。そして、飛散した廃棄トナーが、廃棄粉体回収容器内に挿入した排出部に付着すると、廃棄粉体回収容器を交換する際、廃棄トナーの付着した排出部が露出し、周囲に飛散する等により画像形成処理に悪影響を及ぼす恐れがある。
そこで、本発明は、プロセスユニット側から排出される廃棄粉体を全て同じ容器に回収する場合であっても、廃棄粉体によって排出部を汚すことのない構造を備えた廃棄粉体回収容器、廃棄粉体回収容器への接続構造、現像装置、及び、画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
画像形成装置に取外可能に装着され、プロセスユニットを構成する部品から排出される廃棄粉体を回収する回収口を備えた廃棄粉体回収容器であって、
前記画像形成装置への取付方向に向かうに従って徐々に下方側に傾斜し、前記回収口が形成される容器側傾斜面を有し、
前記容器側傾斜面は、プロセスユニットを構成する部品に形成した排出部に装着される開閉部材を、該開閉部材に形成した本体側傾斜面を押し込むことにより移動させて、排出部に形成した排出口を開放することにより廃棄粉体を排出させ、回収口を介して回収可能としたものである。
ここで、プロセスユニットとは、画像形成ユニット、クリーニングユニット等のトナーや現像剤等の廃棄粉体が排出される部品を含むものを意味する。
前記構成により、画像形成処理に廃棄粉体回収容器を装着するだけで、傾斜面同士を互いに圧接させて、排出口と回収口とを連通させることができる。排出部が廃棄粉体回収容器内に突出することはなく、従ってこの排出部に飛散した廃棄粉体が付着することはない。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
廃棄粉体回収容器への接続構造を、
画像形成装置のプロセスユニットを構成する部品に設けられ、先端下部に排出口が形成された排出管と、排出管の先端部を覆い、本体側傾斜面を備え、排出管の軸心方向に往復移動可能に取り付けられ、前記排出口を開閉可能な開閉部材と、開閉部材を排出管から突出する方向に付勢する付勢部材と、からなる排出部と、
前記画像形成装置に取外可能に装着される廃棄粉体回収容器に形成され、前記画像形成装置への取付方向に向かうに従って徐々に下方側に傾斜する容器側傾斜面に設けた、前記部品から排出される廃棄粉体を回収する回収口と、で構成され、
画像形成装置に廃棄粉体回収容器を装着することにより、容器側傾斜面が本体側傾斜面を押圧し、開閉部材を押し込んで、排出口を開口させ、回収口を介して前記部品から排出された廃棄粉体を、廃棄粉体回収容器内に回収可能としたものである。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
現像剤収容容器内に収容した現像剤を、搬送手段により攪拌しながら循環移動させ、現像剤担持体に供給し、排出部より劣化した現像剤を廃棄粉体回収容器に廃棄し、補給部より新たな現像剤を補給するようにした現像装置であって、
前記現像剤収容容器の排出部は、先端下部に排出口が形成された排出管と、排出管の先端部を覆い、排出管の軸心方向に往復移動可能に取り付けられ、前記排出口を開閉可能な開閉部材と、開閉部材を排出管から突出する方向に付勢する付勢部材と、からなり、
前記開閉部材には、先端に向かうに従って徐々に上方へと傾斜する本体側傾斜面を形成し、
前記本体側傾斜面は、前記廃棄粉体回収容器を画像形成装置に装着する際、廃棄粉体回収容器に形成される、前記画像形成装置への取付方向に向かうに従って徐々に下方側に傾斜し、回収口を有する容器側傾斜面に押し込まれて、開閉部材を移動させ、排出口を開放させることにより、回収口を介して廃棄粉体回収容器に劣化した現像剤を回収可能としたものである。
前記付勢部材は、開閉部材から延びる延設部と、前記現像剤収容容器の一部との間に配置することにより、開閉部材の排出管を覆う部分での軸心方向の長さを抑制するのが好ましい。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
画像形成装置を、
装置本体と、
前記装置本体内に設けられ、廃棄粉体が排出される排出部を備えた、プロセスユニットを構成する部品であって、前記排出部は、先端下部に排出口が形成された排出管と、排出管の先端部を覆い、排出管の軸心方向に往復移動可能に取り付けられ、先端に向かうに従って徐々に上方側に傾斜する本体側傾斜面を有し、前記排出口を開閉可能な開閉部材と、開閉部材を排出管から突出する方向に付勢する付勢部材と、からなるプロセスユニットを構成する部品と、
前記装置本体に取外可能に設けられ、前記部品から排出される廃棄粉体を回収する回収口を、前記画像形成装置への取付方向に向かうに従って徐々に下方側に傾斜する容器側傾斜面に回収口を備えた廃棄粉体回収容器と、を備え、
前記廃棄粉体回収容器を画像形成装置に装着する際、容器側傾斜面が本体側傾斜面を押圧することにより、開閉部材を移動させ、排出口を開放させることにより、回収口を介して廃棄粉体回収容器に劣化した現像剤を回収可能としたものである。
前記廃棄粉体が排出される、プロセスユニットを構成する部品は、
現像剤収容容器内に収容した現像剤を、搬送手段により攪拌しながら循環移動させ、現像剤担持体に供給し、排出部より劣化した現像剤を廃棄粉体回収容器に廃棄し、補給部より新たな現像剤を補給するようにした現像装置と、
像担持体の表面に残留するトナーを回収するためのクリーニング装置と、を含み、
前記廃棄粉体回収容器は、上下に2分割されることにより、上方側のトナー回収室と、下方側の現像剤回収室とを形成され、現像剤回収室はトナー回収室に比べて内部空間の高さ寸法に対する幅寸法の割合が大きく、
前記回収口は、現像剤回収室から上方に延び、トナー回収室の側方に位置し、側方に向かうに従って徐々に下方側に傾斜する容器側傾斜面に形成するのが好ましい。
本発明によれば、画像形成装置に廃棄粉体回収容器を装着する際、傾斜面同士を互いに圧接状態とすることにより、排出口と回収口とを連通させるようにしたので、廃棄粉体回収容器内に排出部が突出することがなく、従ってその表面に飛散した廃棄粉体が付着することがない。よって、廃棄粉体回収容器を交換する場合であっても、排出部に付着した廃棄粉体が周囲に飛散することがなく、プロセスユニットに付着して画像形成処理に支障を来すことがない。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。但し、以下の説明では、構成要素の種類、組合せ、形状、相対配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の技術的範囲をそれのみに限定するものではない。また、適宜、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「一端」、「他端」等を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によっても、本発明の技術的範囲が限定されるものではない。
(1.構成)
図1は、2成分現像剤を用いた電子写真方式のうち、特に、トナーのみではなく現像剤を補給するようにした、いわゆるトリクル方式の画像形成装置を示す。この画像形成装置は、大略、画像形成ユニット1、転写ユニット2、露光ユニット3、定着ユニット4、給紙ユニット5、廃棄粉体回収ユニット6、クリーニングユニット7、制御ユニット8(図3参照)等を備える。なお、画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及び、それらの機能を複合的に備えた複合機のいずれであってもよい。
(1−1.画像形成ユニット1)
画像形成ユニット1は、転写ユニット2の中間転写ベルト45に沿って4箇所に配置され、それぞれ左側よりイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の画像形成を行なうことにより、中間転写ベルト45の表面にカラー画像を形成する。各画像形成ユニット1は、図2に示すように、感光体ドラム9の周囲に、帯電装置10、現像装置11、クリーニング装置12、等を備える。
帯電装置10は、感光体ドラム9の表面に所定の表面電位を形成する。この表面電位は、露光ユニット3によって露光されることにより静電潜像となる。ここでは、帯電装置10として非接触式のスコロトロン帯電器を使用しているが、例えば、ブレード状、ブラシ状等の接触式のものを使用することもできる。帯電ローラを使用することも可能である。
現像装置11は、図2(a)及び図2(b)に示すように、現像剤収容容器13内に、攪拌スクリュー14、供給スクリュー15、及び、現像ローラ16をそれぞれ収容したものである。
現像剤収容容器13は、図2(b)に示すように、一端側から他端側へと延びる長尺な箱形状で、内部は第1仕切壁17によって長手方向に沿って第1収容部18と第2収容部19とに2分割されている。但し、第1収容部18と第2収容部19の両端側は連通部20a、20bによってそれぞれ連通され、収容された現像剤は攪拌されながら循環移動するようになっている。
第2収容部19の一端側、すなわち連通部20bの近傍には現像剤補給口21が形成され、対応する現像剤補給容器18a(図1参照)から現像剤が補給される。ここでは、現像剤には、トナーとキャリアとを含む2成分現像剤が使用されている。但し、現像剤にはさらに外添剤等を含めるようにしても構わない。第1収容部18の一端側、すなわち連通部20bの近傍には現像剤排出部22が形成され、適宜、現像剤を排出することにより劣化したキャリアが長期間に亘って現像剤収容容器13内に残留しないようにしている。
現像剤排出部22は、図10から図12に示すように、排出管23と、開閉部材24と、開閉部材24を閉鎖位置に付勢するコイルスプリング25とを備える。
排出管23は、図12に示すように、下面に現像剤排出口26を形成され、上面にガイド凹部27を形成されている。また、排出管23の後端下部には略三角形の支持板28が形成されている。支持板28には、開閉部材24を弾性支持するコイルスプリング25を取り付けるための突出部29が2箇所に形成されている。
開閉部材24は、排出管23の先端部分を覆う筒部30と、そこから延びる2箇所のスプリング受部31と、現像剤排出口26を開閉する開閉口32を備えた開閉部33とで構成されている。
筒部30は、先端に鍔部34が形成されている。鍔部34は、上方部分が上方へと突出した形状である。鍔部34の端面には、外縁に沿って段部35が形成され、そこにはシール板36が貼着されている。筒部30の後端側上面には、略U字形に切り欠かれることにより、先端側へと突出する舌片37が形成されている。この舌片37は、先端側が下方側に向かって屈曲し、先端部が排出管23のガイド凹部27内に位置して、排出管23に対する開閉部材24の往復移動範囲を規制している。筒部30の後端にはシール部材38が配置され、排出管23の支持板28との間がシールされている。
スプリング受部31は筒状で、そこには前記コイルスプリング25が配設されている。スプリング受部31を筒部30から延在させて設けるようにしたので、筒部30にコイルスプリング25を設ける場合に比べて、筒部30の軸心方向の寸法を大幅に抑制することができる。スプリング受部31は、筒部30から離れ、開閉部33とは干渉しない位置に設けるようにすればよい。そして、コイルスプリング25により、開閉部材24は押込可能に突出する。
開閉部33では、排出管23の現像剤排出口26を開閉する開閉口32から下方へと通路39が延び、その下端は前方に向かうに従って徐々に上方へと傾斜する本体側傾斜面40に開口している。開閉部33は、開閉口32を構成する後端側上面にウレタン等の閉鎖部41が設けられている。この閉鎖部41は、シール部材38を突出方向の閉鎖位置に移動させることにより、排出管23の現像剤排出口26を閉鎖する。
攪拌スクリュー14は、図2(b)に示すように、回転軸14aの周囲に、一端側から他端側に螺旋状の第1羽根14bを備え、他端部に第1羽根14bとは逆巻きの第2羽根14cを備え、第1収容部18に配置されている。攪拌スクリュー14は、回転駆動することにより、第1羽根14bが連通部20a側から連通部20b側へと現像剤を搬送しながら撹拌し、第2羽根14cが現像剤排出口26へと流動する現像剤に対して一定の抵抗圧を作用させる。これにより、現像剤排出口26からは余剰の現像剤のみが排出される。
供給スクリュー15は、回転軸15aの周囲に螺旋状の羽根15bを備えた構成で、第2収容部19に配置されている。供給スクリュー15は、回転駆動することにより、現像剤を、連通部20b側から連通部20a側へと搬送すると共に、現像ローラ16へと供給する。
現像ローラ16は、図2に示すように、円筒状のスリーブ42内に複数の永久磁石43を収容したものである(ここでは、5つの永久磁石S2,N2,S1,N1,S3を、この順で時計回り方向に配置している。)。スリーブ42は、図示しないスリーブ駆動手段によって図中矢印方向に回転するように構成されている。
クリーニング装置12は、感光体ドラム9の表面から中間転写ベルト45にトナーを転写した後、感光体ドラム9の表面に残留するトナーを回収する。クリーニング装置12は、図13に示すように、回収されたトナーを廃棄するためのトナー排出部12aを有する。トナー排出部12aは筒状で、図示しない廃棄スクリューが内蔵されている。トナー排出部12aは、後述するように、画像形成装置に廃棄粉体回収容器54を装着することにより、廃棄粉体回収容器54のトナー回収口58a〜58dに挿入される。そして、廃棄スクリューを回転させることにより、クリーニング装置12内の廃棄トナーがトナー回収室56へと廃棄される。なお、クリーニング装置12はブレードに限られるものでなく、その他のクリーニング部材(例えば、固定ブラシ、回転ブラシ、ローラ)を使用することもできる。また、複数のクリーニング装置12を併せて使用したり、クリーニング装置12の代わりに現像装置11により未転写トナーを回収するクリーナレス方式を採用したりしてもよい。
(1−2.転写ユニット2)
転写ユニット2は、図1に示すように、一対の支持ローラ44a、44bに中間転写ベルト45を架け渡し、駆動手段(図示せず)により中間転写ベルト45を矢印方向に循環移動させるようにしたもので、1次転写部46、及び、2次転写部47を備える。1次転写部46は、感光体ドラム9に中間転写ベルト45を挟持した状態で対向する1次転写ローラ48を備える。1次転写ローラ48は、中間転写ベルト45の裏面に正の電圧を印加する。2次転写部47は、一方の支持ローラ44bに対向する2次転写ローラ49を備える。2次転写ローラ49は、中間転写ベルト45の裏面に正の電圧を印加する。中間転写ベルト45に転写されたトナー像は記録媒体51(例えば、紙)に転写される。
(1−3.露光ユニット3)
露光ユニット3は、前記感光体ドラム9に対してレーザ光を照射し、図示しないスキャナで読み取った画像データに対応する静電潜像を形成する。露光ユニット3としては、例えばレーザ又は発光ダイオード等が使用可能である。
(1−4.定着ユニット4)
定着ユニット4は、図示しないが、定着ローラ及び加圧ローラを回転可能に支持したものである。定着ローラは導電性材料からなり、図示しないモータによって回転駆動され、図示しない励磁コイルによって誘導加熱される。加圧ローラは、定着ローラに圧接され、記録媒体51を挟み込む。これにより、記録媒体51に、転写ユニット2で転写されたトナーを定着させることができる。
(1−5.給紙ユニット5)
給紙ユニット5は、カセット50に収容した記録媒体51を、順次、複数の搬送ローラ52を介して2次転写部47へと搬送し、トナー像を転写させ、定着ユニット4で転写させたトナー像を定着させた後、排出トレイ53へと搬出する。
(1−6.廃棄粉体回収ユニット6)
廃棄粉体回収ユニット6は、廃棄粉体回収容器54を備える。廃棄粉体回収容器54は、図4及び図5に示すように、画像形成ユニット1の下方空間に着脱可能となっており、図6(b)に示すように、内部空間が第2仕切壁55によって上下に2分割されている。形成された上方空間がトナー回収室56であり、下方空間が現像剤回収室57である。
トナー回収室56には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び、ブラック(Bk)の各画像形成ユニット1に接続されるトナー回収口58a、58b、58c、58dと、クリーニングユニット7で回収された中間転写ベルト45上の残留トナーを回収するトナー回収口38eとがそれぞれ形成されている。これらトナー回収口58a、58b、58c、58d、58eは全てトナー回収室56に連通している。
また、トナー回収室56には、透光性を有し、側方に突出する第1検出部59が形成されている。第1検出部59内に位置する現像剤が「ニアフル」状態であるか否かは、突出部分の対向する両側面を介して発光素子及び受光素子からなる廃棄トナー検出センサ60により検出されるようになっている。すなわち、トナー回収室56の内部に、残り所定量のトナーしか回収できなくなるまでトナーが回収されれば、第1検出部59で発光素子からの光が透過できなくなり、「ニアフル」状態であることが検出される。なお、「ニアフル」とは、満杯となる前の所定量(ここでは、内容量の90%)を意味する。
さらに、トナー回収室56には、図8(a)に示すように、線材を屈曲させることにより形成したトナー攪拌用コイル61が収容されている。トナー攪拌用コイル61は、両端部がトナー回収室56の両端壁を貫通して回転可能に支持されている。トナー攪拌用コイル61の両端側には、支持部分から内側の位置に、第1螺旋部61aと第2螺旋部61bとがそれぞれ形成されている。第1螺旋部61aと第2螺旋部61bとは巻き方向が逆に形成されている。また、第1螺旋部61aと第2螺旋部61bの間は、トナー攪拌用コイル61の回転中心から偏心する直線部61cで構成されている。トナー攪拌用コイル61の回転方向は、第1螺旋部61aと第2螺旋部61bとによってトナーを直線部61c側へと搬送する方向である。直線部61cは、各螺旋部61a、61bによって搬送されてきたトナーを幅方向に分散させる。
一方、現像剤回収室57には、ブラック(Bk)の画像形成ユニット1の開閉口32に接続される現像剤回収口62が形成されている。この現像剤回収口62は、図6(a)に示すように、廃棄粉体回収容器54の側面に形成された凹所63に形成される容器側傾斜面64に開口している。
また、現像剤回収室57の側方部分には、透光性を有し、側方に突出する第2検出部65が形成されている。第2検出部65内に位置する現像剤が「ニアフル」状態であるか否かは、突出部分の対向する両側面を介して発光素子及び受光素子からなる廃棄現像剤検出センサ66により検出されるようになっている。発光素子から出力された光が受光素子で受光されている状態から受光されなくなった時点が、「ニアフル」状態である。
さらに、現像剤回収室57には、前記トナー攪拌用コイル61と同様に、線材を屈曲させることにより形成した現像剤攪拌コイル67が収容されている。現像剤攪拌コイル67は、その両端部を現像剤収容室の両端壁に回転可能に支持され、図示しない駆動手段によって回転するようになっている。そして、現像剤攪拌コイル67は、現像剤回収口62の近傍に位置する一端側の第1螺旋部67aと、この第1螺旋部67aから他端側に延びる直線部67bと、他端側に形成される、第1螺旋部67aとは逆巻きの第2螺旋部67cとを備える。第1螺旋部67aは、現像剤回収口62を介して現像剤回収室57内に回収された現像剤を攪拌しながら他端側へと搬送する。直線部67bは、現像剤攪拌コイル67の回転中心から偏心し、現像剤攪拌コイル67が回転することにより第1螺旋部67aによって搬送される現像剤を幅方向へと分散させる。第2螺旋部67cは、現像剤収容室の他端壁で回転可能に支持される軸受部の近傍に位置する。第2螺旋部67cは、回転することにより軸受部に作用する現像剤の圧力を緩和する。これにより、軸受部から現像剤が漏出したり、現像剤攪拌コイル67の回転が妨げられたりすることを防止することが可能となる。
トナー回収室56と現像剤回収室57とは、図7に示すように、第2仕切壁55に形成した筒状部68によって互いに連通されている。筒状部68は、現像剤回収口62とは反対側の端部に形成され、トナー回収室56内へと突出している。トナー回収室56と現像剤回収室57の容量は、実験や経験値等に基づいて、先にトナー回収室56内が「ニアフル」状態となった後、現像剤回収室57内が「ニアフル」状態となるように決定されている。これにより、トナー回収室56内が満杯(「フル」状態)となる前の「ニアフル」状態で、トナー回収室56内のトナーは筒状部68を介して、まだ回収スペースに余裕のある現像剤回収室57へと流下する。
前記実施形態では、廃棄粉体回収容器54に設けたトナー攪拌用コイル61及び現像剤攪拌コイル67が共に線材を屈曲させることにより形成されているため、安価かつ簡単に製作することができる。但し、これらコイルは回転軸に螺旋状の羽根を設けたスクリューで構成することも可能である。具体的には、回転軸に螺旋状の羽根と、板状のパドルを設け、羽根を現像剤攪拌用コイルの螺旋部として機能させ、パドルが直線部として機能させるようにすればよい。
(1−7.クリーニングユニット7)
クリーニングユニット7は、中間転写ベルト45に接離可能で、接近することにより中間転写ベルト45に残留するトナーを回収してクリーニングする。
(1−8.制御ユニット8)
制御ユニット8は、後述するように、廃棄トナー検出センサ60や廃棄現像剤検出センサ66から入力されるオン信号に基づいて、廃棄粉体回収容器54のトナー回収室56や現像剤回収室57でのトナーや現像剤の回収状態すなわち「ニアフル」状態を検出し、所定のカウントを行うことにより満杯状態すなわち「フル」状態を推測する。
(2.動作)
次に、前記構成からなる画像形成装置1の動作について説明する。
画像読取部(図示せず)で画像を読み取って得られたカラープリントデータ、又はパーソナルコンピュータ等から入力された画像データは、制御ユニット8で所定の信号処理が施された後、画像形成装置1に入力される。画像形成装置1では、入力された画像データに基づいてレーザ光を変調し、感光体ドラム9に投射して画像潜像を形成する。
各色のトナーを供給するための各画像形成ユニット1では、クリーニング装置12にて感光体ドラム9から廃棄トナーが回収される。各クリーニング装置12に回収された廃棄トナーは、廃棄粉体回収容器54の各トナー回収口58a〜58eを介してトナー回収室56に回収される。
また、ブラック(Bk)のトナーを供給するための画像形成ユニット1では、現像剤収容容器13の第1収容部18内に現像剤が補給される。補給された現像剤は、順次、攪拌スクリュー14の回転により第1羽根14bによって軸方向に搬送される。一端側まで移動した現像剤は、第2羽根14cによる逆方向の圧力(抵抗圧)を受ける。そして、この抵抗圧を超える余剰の現像剤(廃棄現像剤)は、開閉口32を介して廃棄粉体回収容器54の現像剤回収室57へと排出され、その他は連通部20bを介して第2収容部19へと搬送される。第2収容部19では、現像剤は供給スクリュー15によって攪拌されながら現像ローラ16へと供給され、連通部20aを介して再び第1収容部18に戻って循環する。
廃棄粉体回収容器54では、画像形成処理の開始から終了までの間、図示しないモータの駆動により、トナー回収室56ではトナー攪拌用コイル61が回転し、現像剤回収室57では現像剤攪拌コイル67が回転する。
トナー回収室56では、各トナー回収口58a〜58eを介して回収されたトナーが堆積する。堆積したトナーがトナー攪拌用コイル61の回転領域に至れば、その第1螺旋部61a及び第2螺旋部61bによって中央部へと攪拌されながら搬送される。中央部では、トナーは直線部61cによって幅方向にならされる。そして、第1検出部59にてトナー回収室56内のトナーが「ニアフル」状態となったか否かが検出される。
一方、現像剤回収室57では、図8(b)に示すように、現像剤攪拌コイル67が回転することにより、現像剤回収口62から回収された現像剤が第1螺旋部51aによって長手方向に攪拌されながら搬送される。そして、回転中心から偏心して設けた直線部51bに至ることにより、図9(b)に示す状態から、図9(a)に示す状態へと、幅方向に分散される。したがって、高さ寸法に対する幅寸法の割合が大きな現像剤回収室57であっても、廃棄現像剤を偏ることなく、幅方向にも均一な高さとすることができる。直線部51bに至った廃棄現像剤は、幅方向にも分散されながら、第1螺旋部51aからの推進力を受けて、さらに第2螺旋部51cへと搬送される。第2螺旋部51cでは、第1搬送部51aとは巻き方向が逆となっており、現像剤に対して逆向きの力が付与されるので、図8(c)に示すように、軸受部に作用する現像剤の圧力が軽減される。したがって、軸受部を介して現像剤が外部に漏出したり、現像剤により軸受部での回転支持状態が悪化して現像剤攪拌コイル67の回転が十分に行われなかったりといった不具合の発生が防止される。
その後、トナー回収室56内が「ニアフル」状態となれば、廃棄トナー検出センサ60によってそのことが検出され、制御ユニット8に検出信号が送信される。制御ユニット8では、この検出信号に基づいて、「ニアフル」状態であると判定し、1回目の報知を行う。これ以降、トナー回収室56では、さらにトナーが回収されると、筒状部68を介して現像剤回収室57へと流下する。
そして、現像剤回収口62を介して回収される現像剤と、筒状部68を介してトナー回収室56から流下するトナーとにより、廃棄粉体回収容器54が「ニアフル」状態となれば、廃棄現像剤検出センサ66によってそのことが検出され、制御ユニット8に検出信号が送信される。制御ユニット8では、この検出信号に基づいて、「ニアフル」状態であると判定し、2回目の報知を行う。これにより、ユーザは、1回目の報知時からさらに廃棄粉体回収容器54の残余容量が少なくなり、より一層、交換時期が近付いたと判断することができる。この場合、制御ユニット8で、1回目の報知から2回目の報知に至るまでの時間や画像形成回数をカウントし、廃棄粉体回収容器54の交換時期を推測するようにしてもよい。推測結果を図示しないディスプレイに表示させるようにすれば、ユーザは強制的に停止されてしまう前に、廃棄粉体回収容器54の交換時期を正確に把握することができ、便利である。
以上のようにして、廃棄粉体回収容器54内が「フル」状態あるいはそれに近い状態となれば、この廃棄粉体回収容器54を取り外し、新たな廃棄粉体回収容器54と交換する。
廃棄粉体回収容器54を取り外すと、開閉部材24は、本体側傾斜面40に圧接していた容器側傾斜面64による支持を失って、コイルスプリング25の付勢力により突出位置、すなわち図12(b)に示す閉鎖位置へと移動する。これにより、排出管23の現像剤排出口26が開閉口32によって開放された状態から開閉部材24の閉鎖部41によって閉鎖された状態となる。
また、新しい廃棄粉体回収容器54を装着すると、その容器側傾斜面64が開閉部材24に形成した本体側傾斜面40を押圧し、コイルスプリング25の付勢力に抗して、開閉部材24を押込位置すなわち開放位置へと移動させる。これにより、排出管23の現像剤排出口26が開放することになる。
このようにして廃棄粉体回収容器54が装着された状態では、図12(a)及び図13に示すように、本体側傾斜面40に容器側傾斜面64が圧接した状態で、現像装置11と廃棄粉体回収容器54とが連通する。このため、廃棄粉体回収容器54内には現像装置11の現像剤排出部22が侵入することがない。したがって、廃棄粉体回収容器54の上方空間に、トナー回収口58a〜58eを介して挿入されたクリーニング装置12のトナー排出部12aから廃棄トナーが排出され、この廃棄トナーが内部空間で飛散したとしても、現像装置11の現像剤排出部22に付着することがない。つまり、次に新しい廃棄粉体回収容器54に交換するときでも、現像装置11の現像剤排出部22に廃棄トナーが付着することがないので、安心して交換作業を行うことができる。
(3.他の実施形態)
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、クリーニング装置12のトナー排出部が廃棄粉体回収容器54に接続される位置に対して、現像剤が排出される現像装置11の現像剤排出部22が接続される位置を下方側としたが、両者の位置関係は逆であっても、あるいは、ほぼ同じ高さであってもよい。つまり、トナーと現像剤の排出位置は、廃棄粉体回収容器54のいずれの位置に設けることも可能である。
また、前記実施形態では、廃棄粉体回収容器54を画像形成装置の前面側に着脱する構成としたが、側面側あるいは背面側に着脱する構成とするようにしてもよい。
本実施形態に係る画像形成装置の概略を示す正面図である。 (a)は図1の画像形成ユニットの概略を示す正面断面図、(b)はその現像装置の概略を示す平面断面図である。 本実施形態に係る画像形成装置のブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置から廃棄粉体回収容器を取り外した状態を示す部分斜視図である。 本実施形態に係る画像形成装置に廃棄粉体回収容器を取り付けた状態を示す部分斜視図である。 (a)は図5及び図6の廃棄粉体回収容器の斜視図、(b)はその反対側から見た正面断面図である。 (a)は図6(a)を逆方向から見た状態を示す断面斜視図、(b)は端面側から見た断面斜視図である。 (a)は廃棄粉体回収容器の現像剤回収室の概略断面図、(b)は現像剤回収口から回収された現像剤を第1螺旋部により長手方向に搬送している状態を示す図、(c)は第1螺旋部により第2螺旋部へと現像剤が搬送された状態を示す図である。 (a)は廃棄粉体回収容器の現像剤回収室で、直線部により現像剤を幅方向に押し広げた状態を示す端面側からの斜視図、(b)は幅方向に押し広げる前の状態を示す図である。 (a)は現像装置を下方側から見た状態を示す斜視図、(b)はその現像剤排出部の部分拡大図である。 現像剤排出部を上方から見た状態を示す斜視図である。 (a)は現像剤排出口が開放状態となっている状態での現像剤排出部の断面図、(b)は閉鎖状態となっている状態での断面図である。 トナー排出部と現像剤排出部との関係を位置関係を示す説明図である。
符号の説明
1…画像形成ユニット
2…転写ユニット
3…露光ユニット
4…定着ユニット
5…給紙ユニット
6…廃棄粉体回収ユニット
7…クリーニングユニット
8…制御ユニット
9…感光体ドラム
10…帯電装置
11…現像装置
12…クリーニング装置
13…現像剤収容容器
14…攪拌スクリュー
15…供給スクリュー
16…現像ローラ
17…第1仕切壁
18…第1収容部
19…第2収容部
20a、20b…連通部
21…現像剤補給口
22…現像剤排出部
23…排出管
24…開閉部材
25…コイルスプリング
26…現像剤排出口
27…ガイド凹部
28…支持板
29…突出部
30…筒部
31…スプリング受部
32…開閉口
33…開閉部
34…鍔部
35…段部
36…シール板
37…舌片
38…シール部材
39…通路
40…本体側傾斜面
41…閉鎖部
42…スリーブ
43…永久磁石
44…支持ローラ
45…中間転写ベルト
46…1次転写部
47…2次転写部
48…1次転写ローラ
49…2次転写ローラ
50…カセット
51…記録媒体
52…搬送ローラ
53…排出トレイ
54…廃棄粉体回収容器
55…第2仕切壁
56…トナー回収室
57…現像剤回収室
58a〜58e…トナー回収口
59…第1検出部
60…廃棄トナー検出センサ
61…トナー攪拌用コイル
62…現像剤回収口
63…凹所
64…容器側傾斜面
65…第2検出部
66…廃棄現像剤検出センサ
67…現像剤攪拌コイル
68…筒状部

Claims (6)

  1. 画像形成装置に取外可能に装着され、プロセスユニットを構成する部品から排出される廃棄粉体を回収する回収口を備えた廃棄粉体回収容器であって、
    前記画像形成装置への取付方向に向かうに従って徐々に下方側に傾斜し、前記回収口が形成される容器側傾斜面を有し、
    前記容器側傾斜面は、プロセスユニットを構成する部品に形成した排出部に装着される開閉部材を、該開閉部材に形成した本体側傾斜面を押し込むことにより移動させて、排出部に形成した排出口を開放することにより廃棄粉体を排出させ、回収口を介して回収可能としたことを特徴とする廃棄粉体回収容器。
  2. 画像形成装置のプロセスユニットを構成する部品に設けられ、先端下部に排出口が形成された排出管と、排出管の先端部を覆い、本体側傾斜面を備え、排出管の軸心方向に往復移動可能に取り付けられ、前記排出口を開閉可能な開閉部材と、開閉部材を排出管から突出する方向に付勢する付勢部材と、からなる排出部と、
    前記画像形成装置に取外可能に装着される廃棄粉体回収容器に形成され、前記画像形成装置への取付方向に向かうに従って徐々に下方側に傾斜する容器側傾斜面に設けた、前記部品から排出される廃棄粉体を回収する回収口と、で構成され、
    画像形成装置に廃棄粉体回収容器を装着することにより、容器側傾斜面が本体側傾斜面を押圧し、開閉部材を押し込んで、排出口を開口させ、回収口を介して前記部品から排出された廃棄粉体を、廃棄粉体回収容器内に回収可能としたことを特徴とする廃棄粉体回収容器への接続構造。
  3. 現像剤収容容器内に収容した現像剤を、搬送手段により攪拌しながら循環移動させ、現像剤担持体に供給し、排出部より劣化した現像剤を廃棄粉体回収容器に廃棄し、補給部より新たな現像剤を補給するようにした現像装置であって、
    前記現像剤収容容器の排出部は、先端下部に排出口が形成された排出管と、排出管の先端部を覆い、排出管の軸心方向に往復移動可能に取り付けられ、前記排出口を開閉可能な開閉部材と、開閉部材を排出管から突出する方向に付勢する付勢部材と、からなり、
    前記開閉部材には、先端に向かうに従って徐々に上方へと傾斜する本体側傾斜面を形成し、
    前記本体側傾斜面は、前記廃棄粉体回収容器を画像形成装置に装着する際、廃棄粉体回収容器に形成される、前記画像形成装置への取付方向に向かうに従って徐々に下方側に傾斜し、回収口を有する容器側傾斜面に押し込まれて、開閉部材を移動させ、排出口を開放させることにより、回収口を介して廃棄粉体回収容器に劣化した現像剤を回収可能としたことを特徴とする現像装置。
  4. 前記付勢部材は、開閉部材から延びる延設部と、前記現像剤収容容器の一部との間に配置することにより、開閉部材の排出管を覆う部分での軸心方向の長さを抑制したことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 装置本体と、
    前記装置本体内に設けられ、廃棄粉体が排出される排出部を備えた、プロセスユニットを構成する部品であって、前記排出部は、先端下部に排出口が形成された排出管と、排出管の先端部を覆い、排出管の軸心方向に往復移動可能に取り付けられ、先端に向かうに従って徐々に上方側に傾斜する本体側傾斜面を有し、前記排出口を開閉可能な開閉部材と、開閉部材を排出管から突出する方向に付勢する付勢部材と、からなるプロセスユニットを構成する部品と、
    前記装置本体に取外可能に設けられ、前記部品から排出される廃棄粉体を回収する回収口を、前記画像形成装置への取付方向に向かうに従って徐々に下方側に傾斜する容器側傾斜面に回収口を備えた廃棄粉体回収容器と、を備え、
    前記廃棄粉体回収容器を画像形成装置に装着する際、容器側傾斜面が本体側傾斜面を押圧することにより、開閉部材を移動させ、排出口を開放させることにより、回収口を介して廃棄粉体回収容器に劣化した現像剤を回収可能としたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記廃棄粉体が排出される、プロセスユニットを構成する部品は、
    現像剤収容容器内に収容した現像剤を、搬送手段により攪拌しながら循環移動させ、現像剤担持体に供給し、排出部より劣化した現像剤を廃棄粉体回収容器に廃棄し、補給部より新たな現像剤を補給するようにした現像装置と、
    像担持体の表面に残留するトナーを回収するためのクリーニング装置と、を含み、
    前記廃棄粉体回収容器は、上下に2分割されることにより、上方側のトナー回収室と、下方側の現像剤回収室とを形成され、現像剤回収室はトナー回収室に比べて内部空間の高さ寸法に対する幅寸法の割合が大きく、
    前記回収口は、現像剤回収室から上方に延び、トナー回収室の側方に位置し、側方に向かうに従って徐々に下方側に傾斜する容器側傾斜面に形成したことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
JP2008329356A 2008-12-25 2008-12-25 廃棄粉体回収容器、廃棄粉体回収容器への接続構造、現像装置、及び、画像形成装置 Expired - Fee Related JP5206398B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008329356A JP5206398B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 廃棄粉体回収容器、廃棄粉体回収容器への接続構造、現像装置、及び、画像形成装置
US12/640,488 US8224225B2 (en) 2008-12-25 2009-12-17 Waste powder recovery container, connecting structure to waste powder recovery container, developing device, and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008329356A JP5206398B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 廃棄粉体回収容器、廃棄粉体回収容器への接続構造、現像装置、及び、画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010152045A JP2010152045A (ja) 2010-07-08
JP5206398B2 true JP5206398B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=42285151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008329356A Expired - Fee Related JP5206398B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 廃棄粉体回収容器、廃棄粉体回収容器への接続構造、現像装置、及び、画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8224225B2 (ja)
JP (1) JP5206398B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011107595A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤回収容器および画像形成装置
JP5033897B2 (ja) * 2010-05-13 2012-09-26 シャープ株式会社 シャッター装置、廃トナー回収ユニット及び画像形成装置
JP5573536B2 (ja) * 2010-09-17 2014-08-20 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、画像形成方法
CN202421735U (zh) * 2012-01-06 2012-09-05 珠海天威飞马打印耗材有限公司 碳粉盒
JP2014182240A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Fuji Xerox Co Ltd 粉体回収装置および画像形成装置
JP6274074B2 (ja) * 2014-10-30 2018-02-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 廃トナー収容容器、画像形成装置
JP6406174B2 (ja) * 2015-08-26 2018-10-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 廃トナー収容容器、画像形成装置
JP6406212B2 (ja) * 2015-10-30 2018-10-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 廃トナー回収機構及びそれを備えた画像形成装置
JP6755699B2 (ja) 2016-04-22 2020-09-16 キヤノン株式会社 現像装置
CA3004839A1 (en) * 2017-05-12 2018-11-12 Rehrig Pacific Company Pallet and pallet cap
JP6988227B2 (ja) * 2017-07-25 2022-01-05 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 粉体回収装置および画像形成装置
CN110515289A (zh) * 2019-08-30 2019-11-29 珠海天威飞马打印耗材有限公司 处理盒及其改装方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62200386A (ja) * 1986-02-28 1987-09-04 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 現像剤回収容器を備えた記録装置
JP2879107B2 (ja) * 1989-02-23 1999-04-05 コニカ株式会社 トナー回収装置
JPH08328366A (ja) * 1995-06-02 1996-12-13 Konica Corp カラー画像形成装置
JP2000098722A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤搬送装置
JP4085571B2 (ja) * 2000-11-13 2008-05-14 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2004102137A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Ricoh Co Ltd 廃トナー回収装置及び画像形成装置
JP4570947B2 (ja) * 2004-12-07 2010-10-27 株式会社沖データ トナー回収装置及び画像形成装置
JP5066898B2 (ja) * 2006-11-21 2012-11-07 富士ゼロックス株式会社 現像剤搬送装置及び画像形成装置
JP4807238B2 (ja) 2006-11-28 2011-11-02 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP4940908B2 (ja) * 2006-11-28 2012-05-30 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
US7831190B2 (en) * 2007-07-04 2010-11-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Cover opening and closing unit, image forming apparatus having the same, and method of removing and mounting cover
JP5146218B2 (ja) * 2008-09-18 2013-02-20 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010152045A (ja) 2010-07-08
US20100166461A1 (en) 2010-07-01
US8224225B2 (en) 2012-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5206398B2 (ja) 廃棄粉体回収容器、廃棄粉体回収容器への接続構造、現像装置、及び、画像形成装置
JP4437476B2 (ja) トナー補給装置、画像形成装置及びトナー補給方法
JP4348645B2 (ja) 画像形成装置
JP4365360B2 (ja) 画像形成装置
JP3534104B2 (ja) 画像形成装置及びこれに用いられるプロセスカートリッジ、現像装置
JP4816721B2 (ja) 廃棄粉体回収装置及び画像形成装置
JP4208905B2 (ja) 画像形成装置
JPH1049025A (ja) 粉体ポンプ付き画像形成装置
JP2009036920A (ja) 画像形成装置
JP2011253173A (ja) プロセスユニット及び画像形成装置
AU2011201937A1 (en) Image forming apparatus
US20090067856A1 (en) Image Forming Apparatus
JP2011257692A (ja) トナー搬送装置、それを備えたトナーカートリッジおよびクリーニングユニット
JP5540142B2 (ja) 現像剤収容容器及びこれが適用された画像形成装置
JP3705364B2 (ja) 画像形成装置及びこれに用いられるプロセスカートリッジ、現像装置
CN109661619B (zh) 粉末容器,处理卡盒和图像形成设备
JP2003186305A (ja) 画像形成装置及びこれに用いられるプロセスカートリッジ、現像装置
JP5845696B2 (ja) 粉体容器、画像形成装置及び粉体容器発注システム
JP2004198768A (ja) 廃棄粉体回収装置、画像形成装置
JP4895646B2 (ja) 粉体供給装置、画像形成装置
US7197263B2 (en) Developer storage device and image forming apparatus
JPH10198255A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置及び現像装置
JP2021103292A (ja) 異物回収装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
CN104777731A (zh) 显影装置以及具有该显影装置的图像形成装置
JP6033596B2 (ja) 画像形成装置およびトナー補給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5206398

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees