JP5146218B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、トナーとキャリアを含む現像剤を供給・排出するようにした、いわゆるトリクル方式を採用している画像形成装置において、特許文献1に開示されているように、トナーと、トナーとキャリアを含む劣化現像剤を搬送合流するための排出経路を設置し、集めたトナーと劣化現像剤を画像形成装置に着脱可能な廃棄粉体回収容器に収容する技術が提案されている。
トリクル方式とは、現像剤の帯電性能の低下を防止して現像剤交換のインターバルを延ばすために、現像容器内に現像剤を徐々に補給する一方で過剰になった(劣化した)現像剤を排出しながら現像を行う現像方式である。このトリクル方式では、現像容器内の劣化現像剤が少しずつ新しい現像剤に置換され、現像器内現像剤の帯電性能等の現像特性を一定に維持し、複写画質の低下を押さえることができる。このトリクル方式では、現像器内の現像剤量を常に所定の範囲内に保持するように、現像剤の補給と排出を行う必要がある。
また、特許文献2に開示されている画像形成装置のように、廃トナーと劣化現像剤が合流したものを磁気センサによって満杯検出する技術が提案されている。また、特許文献3では、感光体の表面から掻き落とされた廃トナーと、中間転写ベルトから掻き落とされた廃トナーを、それぞれ別の隔室に収容し、その隔室それぞれに設けられた通孔から1つの検知室に廃トナーが落下すると、いずれかの隔室の廃トナーが満杯になったことを検出できるようになっている廃トナー容器及びそれを備えた画像形成装置が提案されている。
特許文献1及び特許文献2の画像形成装置においては、装置本体に排出経路を設置する必要がある。さらに、通常、劣化現像剤を排出する現像器とトナーを排出するクリーナーは離れた位置に設けられているため、廃トナー排出経路と劣化現像剤排出経路を合流させようとすると、装置本体内部での必要なスペースが増大するため、装置全体の小型化及び装置のコスト増について問題があった。特許文献3の廃トナー容器及びそれを備えた画像形成装置においては、検知室が1つであるため、トナーと劣化現像剤の2種類の廃棄粉体が排出されるようなトリクル現像方式を採用する画像形成装置に対しては、それぞれの廃棄粉体の堆積量を別々に検出することができないという問題があった。
また、通常、廃棄粉体回収容器は、満杯検知手段によって満杯が検出されてから直ぐに装置を停止させるのではなく、使用者が交換用の廃棄粉体回収容器を準備するための一定期間は印字できるようになっている。劣化現像剤はトリクル方式を採用している現像器において、排出されるものである。従って、例えば、黒色だけトリクル方式を採用した場合には、カラーを印字した場合とモノクロを印字した場合とで排出される廃トナーと劣化現像剤の排出量は異なる。つまり、廃トナーと劣化現像剤の混合割合は印字モードによって一定ではない。そのため、廃トナーと劣化現像剤を合流させ、劣化現像剤に含まれる磁性体を検知し、満杯検出をする方式では、残された容積に対して印字許可枚数の設定が困難である。どのような印字モードであっても、決して溢れさせないように、常に最大の排出量を想定して、一定の期間で印字禁止とする必要があり、廃棄粉体回収容器にまだ収容できる余裕があっても機械を停止させ交換する必要がある。
特開平11−212361号公報 特開2006−119289号公報 特開2005−292608号公報
本発明は、廃棄粉体の満杯検出をし、満杯検出から印字禁止までの期間を廃トナー及び劣化現像剤の排出量に応じて決定することができる廃棄粉体回収容器を備えた画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明の発電装置は、着脱可能な廃棄粉体回収容器を備えた画像形成装置において、前記廃棄粉体回収容器は、内部空間が仕切り板により2つに分割された分割室と、前記第1の分割室と連通し、廃トナーを受け入れる複数の廃トナー受入口と、前記複数の廃トナー受入口から前記第1の分割室に供給された前記廃トナーを搬送及び攪拌する前記第1の分割室に設けられた廃トナー搬送手段と、前記第2の分割室と連通し、トナーとキャリアを含む劣化現像剤を受け入れる劣化現像剤受入孔と、前記劣化現像剤受入孔から前記第2の分割室に供給された前記劣化現像剤を搬送及び攪拌する前記第2の分割室に設けられた劣化現像剤搬送手段と、前記第1の分割室に設けられ、前記廃トナーが所定量に到達したか否かを検知する第1検知部と、前記第2の分割室に設けられ、前記劣化現像剤が所定量に到達したか否かを検知する第2検知部とを備え、画像形成装置本体は、複数の異なる色のトナーにより画像形成を行う複数の画像形成部と、前記廃トナーを前記廃トナー受入口へ搬送する手段と、前記複数の画像形成部のうち、一部の画像形成部における前記劣化現像剤を前記劣化現像剤受入孔へ搬送する手段と、前記第1検知部に対して配置され、前記廃トナーが所定量に到達したか否かを検出する第1検出手段と、前記第2検知部に対して配置され、前記劣化現像剤が所定量に到達したか否かを検出する第2検出手段と、前記第1検出手段による検知に基づき、以後の画像形成に対してカウントを実行する第1カウント手段と、前記第2検出手段による検知に基づき、以後の画像形成に対してカウントを実行する第2カウント手段と、前記第1カウント手段または前記第2カウント手段におけるカウントが設定値に到達すると装置を印刷不可にするとともに、前記第1カウント手段はカラー画像形成時はモノクロ画像形成時よりも多いカウント値にてカウントアップを行い、前記第2検出手段はカラー画像形成およびモノクロ画像形成に関わらず同じカウント値にてカウントアップを実行する制御手段とを備えるようにした。
この構成によれば、画像形成装置に装填された廃棄粉体回収容器には、内部空間を仕切る仕切り板によって構成された第1の分割室に廃トナー受入口から供給された廃トナーを、第2の分割室に劣化現像剤受入孔から供給された劣化現像剤を収容する。第1の分割室の廃トナーは、廃トナー搬送手段によって搬送及び攪拌され、第2の分割室の劣化現像剤は、劣化現像剤搬送手段によって搬送及び攪拌される。第1の分割室に第1検知部、第2の分割室に第2検知部を設けることで、廃トナーを収容する第1の分割室の第1検知部で満杯検出された場合、印字許可枚数をモノクロ印字時はカラー印字時よりも4倍許可し、劣化現像剤が収容される第2の分割室の第2検知部で満杯検出された場合、印字許可枚数を劣化現像剤の排出量に応じて設定することが可能となり、効率よく廃棄粉体回収容器内部に収容可能となる。
前記第1検知部及び前記第2検知部のうち、前記画像形成装置に装填された状態で本体側に位置するいずれか一方の前記検知部が、他方よりも下方に配置されることが好ましい。この構成によれば、異なる検知部を仕切り板により上下に分割した分割室のそれぞれに配置することによりそれぞれの分割室の廃棄粉体の堆積量を検知することができる。
前記第1検知部及び前記第2検知部の、一方が前扉側に設けられ、かつ、他方が前記本体側に設けられることが好ましい。この構成によれば、第1検知部及び第2検知部のうち、一方は前扉に設けられた検知部により、他方は本体に設けられた検知部により廃棄粉体の満杯検知をすることができる。
前記複数の廃トナー受入口が廃棄粉体回収容器の上部に設けられることが好ましい。この構成によれば、従来の現像器の廃トナー排出口の位置に対応させることができる。また、廃トナーと劣化現像剤が上下に離れた位置から排出されたとしても、両者を一つの廃棄粉体回収容器に収容することができる。
扉側の検知位置と前記本体側の検知位置が、高さ方向において、互いに異なることが好ましい。この構成によれば、廃棄粉体回収容器の内部空間を仕切り板により上下に分割することにより、廃棄粉体を水平方向に効率よく回収できる。また、満杯検知の信頼性を向上させることができる。
前記第1検出手段は前記第1検知部における廃トナー堆積高さを検出前記第2検出手段は前記第1検知部における劣化現像剤堆積高さを検出すことが好ましい。
この構成によれば、画像形成装置の第1検出手段により、廃棄粉体回収容器の上部分割室における廃トナー堆積高さを検出し、画像形成装置の第2検出手段により、廃棄粉体回収容器の下部分割室における劣化現像剤堆積高さを検出することができる。これにより、廃トナー及び劣化現像剤の満杯検出を行うことができる。印字モードに応じて満杯検出からの印字許可枚数を最適に設定することで廃棄粉体回収容器の収容空間を効率的に使用することができる。


本発明によれば、廃棄粉体回収容器の内部空間を上下に仕切り、それぞれの分割室に満杯検知を行うための検知部を設けることにより、安価で簡単な構成でありながら、廃棄粉体回収容器内の廃棄粉体の満杯検知を行うことができる。これにより、印字モードに応じて満杯検出からの印字許可枚数を最適に設定することで廃棄粉体回収容器の収容空間を効率的に使用することができる。廃トナーと劣化現像剤が上下に離れた位置から排出されたとしても、両者を一つの廃棄粉体回収容器に収容することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1及び図2は、それぞれ、本発明の実施形態に係る廃棄粉体回収容器1が装填された状態及び取り外された状態にある画像形成装置2の斜視図である。図1に示す状態では、画像形成装置2の前扉3が開かれ、廃棄粉体回収容器1が露出しており、他方、図2に示す状態では、廃棄粉体回収容器1が取り外され、記録紙に対してそれぞれイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)のプリントを実行するイメージングユニット4A,4B,4C及び4Dを含む作像部5がその一端側で露出している。この画像形成装置2において、イメージングユニット4A,4B,4C及び4Dは、中間転写ベルト(図示せず)下で水平方向に沿って横並びした配列となっており、色毎に感光ドラム(図示せず)を備えている。
従来周知の構成であるため、特に図示しないが、作像部5では、各イメージングユニット4A,4B,4C及び4Dにそれぞれ組み込まれた感光ドラムから各色のトナー像が中間転写ベルトへ順次に転写される1次転写部と、1次転写部でそれぞれ転写されて重ねあわされた4色トナー像が中間転写ベルトから記録紙へ一括して転写される2次転写部と、が設けられている。また、これら1次転写部及び2次転写部におけるトナー像の転写の間隙には、中間転写ベルト及び記録紙等の転写先に転写されずに各感光体及び中間転写ベルト上に残るトナーが発生するが、作像部5では、かかる転写残トナーを回収するために、1次転写部で転写されず各感光ドラム上に残ったトナーを掻き取るクリーニングブレードを含むクリーニング装置が設けられるとともに、2次転写部で中間転写ベルトに残ったトナーを、2次転写部とほぼ反対側の位置にある中間転写ベルト用の駆動ローラに圧接されることで掻き取るクリーニングブレードを含むベルトクリーニング装置が設けられている。図3は、ブラック(K)のイメージングユニット4Dを示す。トナーは、現像装置41の現像ローラ42を通じて感光ドラム43に供給され、感光ドラム43上に残ったトナーはクリーニング装置44により掻き取られ、廃トナー排出口6Dから排出される。トナーとキャリアを含む劣化現像材は劣化現像剤排出孔8から排出される。
加えて、本実施形態では、廃棄粉体回収容器1が画像形成装置2本体の前面側に取り付けられるため、中間転写ベルト及び各イメージングユニット4A,4B,4C及び4Dに対して、各クリーニング装置で回収された廃トナーを画像形成装置2の奥行き方向において前方に移動させる廃トナー搬送機構(図示せず)がそれぞれ設けられている。これにより、プリント実行時に、廃トナーは各廃トナー搬送機構(図示せず)により画像形成装置2の奥行き方向において前方に搬送され、各廃トナー搬送機構(図示せず)の先端側に設けられた廃トナー排出口6A,6B,6C,6D及び6Eを介して廃棄粉体回収容器1内へ排出される。
図4は、本発明にかかる廃棄粉体回収容器1の画像形成装置2の本体側(以下、裏面側という。)からみた斜視図である。廃棄粉体回収容器1の裏面側には、イメージングユニット4A,4B,4C及び4D側の廃トナー排出口6A,6B,6C,6D及び中間転写ベルト(図示せず)の廃トナー排出口6Eに対応して、イメージングユニット用廃トナー受入口7A,7B,7C及び7D及び中間転写ベルト用廃トナー受入口7Eが設けられている。また、廃棄粉体回収容器1を画像形成装置2本体に装填時に、廃棄粉体回収容器1の、後述するブラック(K)のプリントを実行するイメージングユニット4Dの劣化現像剤排出孔8(図3参照)に対応する位置には、劣化現像剤排出孔8に対応する形状の劣化現像剤受入孔9が設けられている。また、廃棄粉体回収容器1の画像形成装置2への装填時、後述する下部分割室10の裏面には、下部分割室10の内部に堆積する劣化現像剤の堆積高さを検知するための劣化現像剤堆積高さ検知窓11が設けられている。
図5は、後述するカバー12が取り付けられていない廃棄粉体回収容器1の前扉3側(以下、正面側という。)の斜視図である。廃棄粉体回収容器1の内部空間は仕切り板13によって上部分割室14と下部分割室10とに分割されている。
上部分割室14は、廃トナー受入室15A,15B,15C,15D及び15E、廃トナー貯留室16及び廃トナー排出室17からなっている。廃トナー受入室15A,15B,15C,15D及び15Eは、イメージングユニット用廃トナー受入口7A,7B,7C及び7D及び中間転写ベルト用廃トナー受入口7Eを備えている。廃トナー受入室15A,15B,15C,15D及び15Eは、廃トナー排出口6A,6B,6C,6D及び6Eが、イメージングユニット用廃トナー受入口7A,7B,7C,7D及び7Eのそれぞれに差し込まれ、それぞれの廃トナーを受け入れる空間である。廃トナー受入室15A,15B,15C,15D及び15Eと、廃トナー貯留室16とは鉛直方向で隣接している。上部分割室14の廃トナー貯留室16、廃トナー排出室17及び下部分割室10を合わせた空間は略直方体である。廃トナー貯留室16は、劣化現像剤受入孔9側では、廃トナー排出室17と隣接している。廃トナー受入室15A,15B,15C,15D及び15E、廃トナー貯留室16及び廃トナー排出室17はそれぞれ連通している。
下部分割室10は、上面に劣化現像剤受入孔9を備える劣化現像剤受入室18と、劣化現像剤受入室18に隣接する劣化現像剤搬送室19と、劣化現像剤搬送室19に隣接する劣化現像剤堆積量検知室20からなっている。劣化現像剤堆積量検知室20の、裏面側には、廃トナーが所定量に到達したか否かを検知する第2検知部21が設けられている。第2検知部21は、廃棄粉体回収容器1本体とは別個の透明部材により構成された劣化現像剤堆積高さ検知窓11からなっている。図4に示すように、この劣化現像剤堆積高さ検知窓11は、廃棄粉体回収容器1本体から突出し、前壁22、右壁23、左壁(右壁23と形状は同じ)、上壁24、底壁(上壁24と形状は同じ)からなっている。前壁22、右壁23、左壁,上壁24、底壁それぞれの断面形状は略矩形である。劣化現像剤受入室18、劣化現像剤搬送室19及び劣化現像剤堆積量検知室20はそれぞれ連通している。
上部分割室14には、廃棄粉体回収容器1に貯留された廃トナーを均すために、廃トナーを攪拌しつつ幅方向両側から中央に向かって搬送する廃トナー搬送部材25(廃トナー搬送手段)が設けられている。廃トナー搬送部材25は、廃トナー搬送部26と、廃トナー攪拌部27と回動支持部材28からなっている。廃トナー搬送部材25の回転半径最下端は、後述する廃トナー堆積高さ検知窓29の上端より下になるように配設されている。
この廃トナー搬送部材25は、廃棄粉体回収容器1本体の幅方向のほぼ全域にわたって延びるもので、螺旋状に構成され、軸心Lまわりに回動可能であるように支持されている。裏面側に組み込まれた駆動モータ(図示せず)の駆動力が、廃トナー搬送部材25の一端側に設けられた回動支持部材28のギヤ部を介して伝達されることで、廃トナー搬送部材25は軸心Lまわりに回動可能である。
本実施形態では、廃トナー搬送部26は、廃トナー攪拌部27の両側で互いに逆方向に巻かれて構成され、これにより、廃トナー搬送部材25の回動に伴い廃トナーを攪拌しつつ幅方向両側から幅方向中央に向かって搬送することができる。廃トナー搬送部26の廃トナー堆積高さ検知窓29に対応する部分には、廃トナー搬送部材25の回動に伴い廃トナー搬送部26に従動し、廃トナーを廃トナー堆積高さ検知窓29の内部に押し出すパドル45が設けられている。また、廃トナー攪拌部27は、廃トナー搬送部材25の回動時に、軸心Lまわりに回動するように構成され、これにより、廃棄粉体回収容器1の幅方向中央において廃トナーを適切に攪拌することができる。
下部分割室10には、廃棄粉体回収容器1に貯留された劣化現像剤を均すために、劣化現像剤を攪拌しつつ廃棄粉体回収容器1本体の劣化現像剤受入孔9側から劣化現像剤受入孔9の反対側に向かって搬送する劣化現像剤搬送部材30(劣化現像剤搬送手段)が設けられている。劣化現像剤搬送部材30は、劣化現像剤搬送部31、劣化現像剤攪拌部32及び回動支持部材33からなっている。劣化現像剤搬送部材30の回転半径最下端は、劣化現像剤堆積高さ検知窓11の上端より下になるように配設されている。
この劣化現像剤搬送部材30も、また、廃棄粉体回収容器1本体の幅方向のほぼ全域にわたって延びるもので、螺旋状に構成され、軸心Mまわりに回動可能であるように支持されている。裏面側に組み込まれた駆動モータ(図示せず)の駆動力が、劣化現像剤搬送部材30の一端側に設けられた回動支持部材33のギヤ部を介して伝達されることで、劣化現像剤搬送部材30は軸心Mまわりに回動可能である。
本実施形態では、劣化現像剤搬送部材30の劣化現像剤搬送部31は、劣化現像剤搬送部31から劣化現像剤攪拌部32へ搬送される向きに巻かれて構成され、これにより、劣化現像剤搬送部材30の回動に伴い劣化現像剤を攪拌しつつ劣化現像剤搬送部31から劣化現像剤攪拌部32に向かって搬送することができる。また、劣化現像剤攪拌部32は、劣化現像剤搬送部材30の回動時に、軸心Mまわりに回動するように構成され、これにより、廃棄粉体回収容器1の下部分割室10の劣化現像剤堆積量検知室20近傍において劣化現像剤を適切に攪拌することができる。
廃棄粉体回収容器1の正面側の開口は、図6に示すカバー12で閉じられ、溶着により密封されている。カバー12のイメージングユニット用廃トナー受入口7Aと、中間転写ベルト用廃トナー受入口7Eとの間及びイメージングユニット用廃トナー受入口7Cと、イメージングユニット用廃トナー受入口7Dとの間に対応する部分それぞれに、廃棄粉体回収容器1を画像形成装置2に装填する際に使用する取っ手34が設けられている。また、カバー12の上部分割室14内の廃トナーが所定量に到達したか否かを検知する第1検知部35が設けられている。第1検知部35は、廃棄粉体回収容器1本体とは別個の透明部材により構成された廃トナー堆積高さ検知窓29からなっている。この廃トナー堆積高さ検知窓29は、廃棄粉体回収容器1本体から突出し、前壁36、左壁37、右壁(左壁と形状は同じ)、上壁38からなっている。前壁36及び上壁38の形状は略矩形である。左壁37及び右壁は、上壁38に接する2つの角が直角で、かつ、前壁36に接する1つの角が鋭角である形状である。
上部分割室14においては、カバー12の、廃トナー排出室17の下方に対応する位置に廃トナー廃棄孔39が設けられている。廃トナー廃棄孔39は図示しないキャップにより塞がれている。廃棄粉体回収容器1を画像形成装置2から取り外し、廃棄粉体回収容器1の廃トナー廃棄孔39のキャップを取り外すことにより、上部分割室14に貯留した廃トナーを外部へ排出し、廃棄粉体回収容器1を再利用することができる。
下部分割室10においては、カバー12の、劣化現像剤受入室18の下方に対応する位置に劣化現像剤廃棄孔40が設けられている。劣化現像剤廃棄孔40は図示しないキャップにより塞がれている。上述の廃トナー排出方法と同様にして、廃棄粉体回収容器1の劣化現像剤廃棄孔40のキャップを取り外すことにより、下部分割室10に貯留した劣化現像剤を外部へ排出し、廃棄粉体回収容器1を再利用することができる。
図7に画像形成装置2の前扉3が閉じられた状態を図示している。分かりやすくするため、画像形成装置2の前扉3は透明で図示している。
廃棄粉体回収容器1の廃トナー堆積高さ検知窓29に対応する位置の前扉3には、図1及び図2及び図7に示すように、前扉3を閉じると、廃トナー堆積高さ検知窓29の左壁37、右壁及び上壁38を包囲する形状の廃トナー堆積高さ検出センサ50(上部検出手段)が設けられている。
図8に、廃トナー堆積高さ検知窓29を包囲する廃トナー堆積高さ検出センサ50の拡大図を示す。廃トナー堆積高さ検出センサ50は、廃トナー堆積高さ検知窓29の左壁37、右壁それぞれに対向する面の、一方に発光部51、他方に受光部52を備えている。発光部51と受光部52は、発光部51と受光部52とを結ぶ線が、水平となるように配設されている。発光部51及び受光部52は、単なる例示であり、互いに逆の位置関係であってもよい。廃トナー堆積高さ検知窓29は、画像形成装置2の前扉3の廃トナー堆積高さ検出センサ50により、第1検知部35として使用される。
廃棄粉体回収容器1を画像形成装置2に装填した状態において、廃棄粉体回収容器1の第2検知部21に対応する位置の画像形成装置2本体には、劣化現像剤堆積高さ検知窓11の右壁23及び左壁を包囲するような形状の劣化現像剤堆積高さ検出センサ60(下部検出手段)が設けられている。
図9に、劣化現像剤堆積高さ検知窓11の右壁23及び左壁を包囲する形状の劣化現像剤堆積高さ検出センサ60の拡大図を示す。劣化現像剤堆積高さ検出センサ60は、劣化現像剤堆積高さ検知窓11の右壁23、左壁それぞれに対向する面の、一方に発光部61、他方に受光部62を備えている。発光部61と受光部62は、発光部61と受光部62とを結ぶ線が、水平となるように配設されている。発光部61及び受光部62は、単なる例示であり、互いに逆の位置関係であってもよい。劣化現像剤堆積高さ検知窓11は、画像形成装置2本体の劣化現像剤堆積高さ検出センサ60により、第2検知部21として使用される。
廃棄粉体回収容器1は、画像形成装置2本体の、廃トナー排出口6A,6B,6C,6D及び中間転写ベルトの廃トナー排出口6Eを、廃棄粉体回収容器1の、各イメージングユニット用廃トナー受入口7A,7B,7C,7D及び中間転写ベルト用廃トナー受入口7Eに対してそれぞれ差し込むことにより、取り付けられる。
次に、前記構成からなる廃棄粉体回収容器1が装填された画像形成装置2の動作について説明する。
画像読取部(図示せず)で画像を読み取って得られたカラープリントデータ、又はパーソナルコンピュータ等から入力された画像データは、制御部(図示せず)で所定の信号処理が施された後、画像形成装置2に入力される。画像形成装置2では、入力された画像データに基づいてレーザ光を変調し、感光ドラム(図示せず)に投射して画像潜像を形成する。
作像部5では、各イメージングユニット4A,4B,4C及び4Dにそれぞれ組み込まれた感光ドラムから各色のトナー像が、1次転写部において、中間転写ベルトへ順次に転写される。1次転写部でそれぞれ転写されて重ね合わされた4色トナー像は、中間転写ベルトから、2次転写部において、記録紙へ一括して転写される。1次転写部及び2次転写部におけるトナー像の転写の間隙では、中間転写ベルト及び記録紙等の転写先に転写されずに各感光体及び中間転写ベルト上に残るトナーが発生し、作像部5のクリーニングブレードを含むクリーニング装置により、1次転写部で転写されずに各感光ドラム上に残ったトナーが掻き取られる。2次転写部においては、中間転写ベルトに残ったトナーを、2次転写部とほぼ反対側の位置にあるクリーニングブレードを含むベルトクリーニング装置により、中間転写ベルト用の駆動ローラに圧接され、掻き取られる。掻き取られたトナーは、廃棄粉体回収容器1内の、各イメージングユニット用廃トナー受入口7A,7B,7C,7D及び中間転写ベルト用廃トナー受入口7Eに供給される。トリクル方式によりイメージングユニット4Dから排出された劣化現像剤は、劣化現像剤排出孔8から劣化現像剤受入孔9を通過し、廃棄粉体回収容器1の劣化現像剤受入室18へ供給される。
画像形成装置(カラー)に関する傾向としては、中間転写ベルトから生じる廃トナー量が、各イメージングユニット4A,4B,4C及び4Dから生じる廃トナー量よりも多いこと、また、イメージングユニット4A,4B,4C及び4Dの間では、ブラック(K)に対応したイメージングユニット4Dから生じる廃トナー量が他のイメージングユニット4A,4B,4Cから生じる廃トナー量よりも多いことが一般的に知られている。
廃棄粉体回収容器1内の、各イメージングユニット用廃トナー受入口7A,7B,7C,7D及び中間転写ベルト用廃トナー受入口7Eに供給されたトナーは、それぞれ廃トナー受入室15A,15B,15C,15D及び15Eを通過し、廃トナー貯留室16に堆積する。廃トナー貯留室16では、堆積したトナーが形成する上面が、廃トナー搬送部材25の、廃トナー攪拌部27及び/又は廃トナー搬送部26の回転半径最下点に到達するまでは、トナーの斜面が安息角を形成するように堆積する。そして、堆積したトナーが形成する上面が、廃トナー搬送部材25の、廃トナー攪拌部27及び/又は廃トナー搬送部26の回転半径最下点に到達すると、廃トナー搬送部26付近の廃トナーは、廃トナー搬送部材25の回動に伴い攪拌されつつ幅方向両側から幅方向中央に向かって搬送される。廃トナー攪拌部27付近の廃トナーは、軸心Lまわりに回動するように構成された廃トナー攪拌部27により、廃棄粉体回収容器1の幅方向中央において攪拌され、廃トナーの上面が平坦化される。このようにして、廃トナー貯留室16において、廃トナー受入室15Cの廃トナー堆積高さ検知窓29の内部にも流入しつつ、廃トナーの上面全体が平坦となるように堆積していく。
廃棄粉体回収容器1の劣化現像剤受入室18へ供給された劣化現像剤は、堆積した劣化現像剤が形成する上面が、劣化現像剤搬送部材30の、劣化現像剤搬送部31の回転半径最下点に到達するまでは、劣化現像剤の斜面が安息角を形成するように堆積する。そして、堆積した劣化現像剤が形成する上面が、劣化現像剤搬送部材30の、劣化現像剤搬送部31の回転半径最下点に到達すると、劣化現像剤搬送部材30の回動に伴い劣化現像剤は攪拌されつつ劣化現像剤搬送部31から劣化現像剤攪拌部32に向かって搬送される。劣化現像剤攪拌部32付近まで搬送された劣化現像剤は、軸心Mまわりに回動するように構成された劣化現像剤攪拌部32により、廃棄粉体回収容器1の幅方向中央の劣化現像剤搬送室19において攪拌されつつ、劣化現像剤の上面が平坦化するまで劣化現像剤搬送室19から劣化現像剤堆積量検知室20へ向けて劣化現像剤が搬送される。このようにして、劣化現像剤堆積量検知室20において、劣化現像剤堆積高さ検知窓11の内部にも流入しつつ、劣化現像剤の上面全体が平坦となるように堆積していく。
上記のように、廃トナー(劣化現像剤)の堆積高さは、印刷の実行とともに上昇していく。廃棄粉体回収容器1を装填する画像形成装置2においては、廃棄粉体回収容器1が満杯になってから使用者に知らされるのではなく、別の廃棄粉体回収容器1を準備する期間を与えるために、満杯になる前に知らせる必要がある。廃棄粉体回収容器1が満杯状態に近づいているか否かは、検知窓11,26の内部の所定の高さに到達したか否かにより検知する。満杯状態に近づいている状態とは、例えば、満杯状態である全量の90%が貯留された状態である。
廃トナー堆積高さ検知窓29の内部に堆積したトナーの堆積高さは、廃トナー堆積高さ検出センサ50により検知される。廃トナー堆積高さ検出センサ50は、発光部51から発せられた光が受光部52で受光できるか否かで、廃トナーの上面が所定の廃トナー堆積高さに到達したか否かを判断する。発光部51から発せられた光を受光部52で受光できる場合、廃トナー堆積高さは、発光部51(受光部52)よりも鉛直方向において低いということを意味する。発光部51から発せられた光を、受光部52で初めて受光できなくなる廃トナー堆積高さは、鉛直方向において発光部51(受光部52)の高さと同じということを意味する。発光部51から発せられた光を、受光部52で受光できない場合は、廃トナー堆積高さが、鉛直方向において発光部51(受光部52)と同じ高さかそれよりも高いということを意味する。これらにより、鉛直方向における発光部51(受光部52)の高さに決定される所定の廃トナー堆積高さを検知することができる。
劣化現像剤堆積高さ検知窓11の内部に堆積した劣化現像剤堆積高さは、劣化現像剤堆積高さ検出センサ60により検知される。劣化現像剤堆積高さ検出センサ60は、発光部61から発せられた光が受光部62で受光できるか否かで、劣化現像剤の上面が所定の劣化現像剤堆積高さに到達したか否かを判断する。発光部61から発せられた光を受光部62で受光できる場合、劣化現像剤堆積高さは、発光部61(受光部62)よりも鉛直方向において低いということを意味する。発光部61から発せられた光を、受光部62で初めて受光できなくなる劣化現像剤堆積高さは、鉛直方向において発光部61(受光部62)の高さと同じということを意味する。発光部61から発せられた光を、受光部62で受光できない場合は、劣化現像剤堆積高さが、鉛直方向において発光部61(受光部62)と同じ高さかそれよりも高いということを意味する。これらにより、鉛直方向における発光部61(受光部62)の高さに決定される所定の劣化現像剤堆積高さを検知することができる。
上記のようにすれば、廃トナー堆積高さ(劣化現像剤堆積高さ)が所定の高さに到達したか否かを検知することができるが、廃トナー(劣化現像剤)が、所定の廃トナー堆積高さ(劣化現像剤堆積高さ)に到達するまでは、印刷枚数のカウント値のカウントアップは全く実行されない。そのため、いずれの色の印刷においても印刷枚数に制限はない。しかしながら、所定の廃トナー堆積高さ(劣化現像剤堆積高さ)に到達した後は、印刷枚数に制限を受けるため、その制御方法について図10のフローチャートをみながら説明する。
まず、廃トナー堆積高さ(劣化現像剤堆積高さ)が所定の高さに到達したことを検知する。それにより、画像形成装置2の表示画面(図示せず)には、廃棄粉体回収容器1の交換を必要とすることを使用者に知らせる旨の「交換表示」がされるようにする。上記検出が上側(分割室)14での検出であるか否かを判断する(ステップS1)。上側(分割室)14の廃トナー堆積高さ検出センサ50からオン信号が入力されれば、カラー印刷であるか否かを判断する(ステップS2)。カラー印刷であれば、カウント値として「4」をカウントアップし(ステップS3)、モノクロ印刷であれば、カウント値として「1」を加算する(ステップS4)。また、劣化現像剤堆積高さ検出センサ60からオン信号が入力されれば、カラー印刷であるのかモノクロ印刷であるのかに拘わらず、カウント値として「1」を加算する(ステップS5)。なお、前記ステップS3で、カウント値として「4」を加算するようにしたのは、廃トナー堆積高さ検出センサ50からオン信号が入力された場合、カラー印刷であれば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色の画像形成ユニットから廃棄されるトナーが廃棄粉体回収容器1に回収されるからである。
そして、前記各ステップS3及びS4で得られるカウント値の合計又はS5で得られるカウント値が、それぞれ予め設定したカウント上限値(設定枚数)以上となったか否かを判断する(ステップS6〜8)。カウント上限値(設定枚数)は、廃棄粉体回収容器1が満杯状態に近づいていることを示す「所定の高さ」の検出から満杯状態になると予測される値を、例えば、実験等から求めることができる。カウント値の合計がカウント上限値未満であれば、次の記録用紙への印刷動作が完了する毎に、前記ステップS3〜S5のいずれかで決定されたカウント値を加算する。そして、前記ステップS6〜8で、カウント値の合計がカウント上限値以上となることにより廃棄粉体回収容器が満杯状態であると判断する(ステップS6〜8)。
このような制御例により、いずれの検出センサ50,60から先にオン信号が入力されるのかによってカウント値を相違させるようにしている。詳しくは、廃トナー検出センサ50からオン信号が入力された場合、カラー印刷であるか否かによってカウント値を相違させるようにしている。したがって、満杯に近い状態から満杯状態に至るまでを、簡単な構成であるにも拘わらず、正確に判定することができる。
本発明によれば、廃棄粉体回収容器1の内部空間を上下に仕切り、それぞれの分割室10,12に、満杯検知を行うための第1検知部35、第2検知部21をそれぞれ設けることにより、安価で簡単な構成でありながら、廃棄粉体回収容器1内の廃棄粉体の満杯検知を行うことができる。これにより、印字モードに応じて満杯検知からの印字許可枚数を最適に設定することで廃棄粉体回収容器1の収容空間を効率的に使用することができる。また、図3に示すイメージングユニット4Dのように廃トナーと劣化現像剤が上下に離れた位置から排出されたとしても、両者を一つの廃棄粉体回収容器1に収容することができる。
前扉が開かれ、本発明の実施形態にかかる廃棄粉体回収容器が装填された状態にある画像形成装置の斜視図。 前扉が開かれ、本発明の実施形態にかかる廃棄粉体回収容器が取り外された状態にある画像形成装置の斜視図。 トリクル現像方式を搭載したイメージングユニットの斜視図。 本発明の実施形態にかかる廃棄粉体回収容器の裏面側斜視図。 カバーが取り付けられていない本発明の実施形態にかかる廃棄粉体回収容器の正面側斜視図。 本発明の実施形態にかかる廃棄粉体回収容器の画像形成装置正面側に溶着されるカバーの斜視図。 前扉が閉じられた状態の画像形成装置の斜視図。 前扉が閉じられた状態での画像形成装置の廃トナー堆積高さ検出センサと廃棄粉体回収容器の廃トナー堆積高さ検知窓との位置関係を示す斜視図。 画像形成装置の劣化現像剤堆積高さ検出センサを示す斜視図。 廃トナー堆積高さ(劣化現像剤堆積高さ)が所定の高さに到達した後、画像形成装置が印刷不可となるまでの制御方法を示すフローチャート。
符号の説明
1 廃棄粉体回収容器
2 画像形成装置
3 前扉
4A,4B,4C,4D イメージングユニット
5 作像部
6A,6B,6C,6D,6E 廃トナー排出口
7A,7B,7C,7D イメージングユニット用廃トナー受入口
7E 中間転写ベルト用廃トナー受入口
8 劣化現像剤排出孔
9 劣化現像剤受入孔
10 下部分割室
11 劣化現像剤堆積高さ検知窓
12 カバー
13 仕切り板
14 上部分割室
15A,15B,15C,15D,15E 廃トナー受入室
16 廃トナー貯留室
17 廃トナー排出室
18 劣化現像剤受入室
19 劣化現像剤搬送室
20 劣化現像剤堆積量検知室
21 第2検知部
22 前壁
23 右壁
24 上壁
25 廃トナー搬送部材(廃トナー搬送手段)
26 廃トナー搬送部
27 廃トナー攪拌部
28 回動支持部材
29 廃トナー堆積高さ検知窓
30 劣化現像剤搬送部材(劣化現像剤搬送手段)
31 劣化現像剤搬送部
32 劣化現像剤攪拌部
33 回動支持部材
34 取っ手
35 第1検知部
36 前壁
37 左壁
38 上壁
39 廃トナー廃棄孔
40 劣化現像剤廃棄孔
41 現像装置
42 現像ローラ
43 感光ドラム
44 クリーニング装置
45 パドル
50 廃トナー堆積高さ検出センサ(上部検出手段)
51 発光部
52 受光部
60 劣化現像剤堆積高さ検出センサ(下部検出手段)
61 発光部
62 受光部
L 軸心
M 軸心

Claims (6)

  1. 着脱可能な廃棄粉体回収容器を備えた画像形成装置において、
    前記廃棄粉体回収容器は、
    内部空間が仕切り板により2つに分割された分割室と、
    前記第1の分割室と連通し、廃トナーを受け入れる複数の廃トナー受入口と、
    前記複数の廃トナー受入口から前記第1の分割室に供給された前記廃トナーを搬送及び攪拌する前記第1の分割室に設けられた廃トナー搬送手段と、
    前記第2の分割室と連通し、トナーとキャリアを含む劣化現像剤を受け入れる劣化現像剤受入孔と、
    前記劣化現像剤受入孔から前記第2の分割室に供給された前記劣化現像剤を搬送及び攪拌する前記第2の分割室に設けられた劣化現像剤搬送手段と、
    前記第1の分割室に設けられ、前記廃トナーが所定量に到達したか否かを検知する第1検知部と、
    前記第2の分割室に設けられ、前記劣化現像剤が所定量に到達したか否かを検知する第2検知部と
    を備え
    画像形成装置本体は、
    複数の異なる色のトナーにより画像形成を行う複数の画像形成部と、
    前記廃トナーを前記廃トナー受入口へ搬送する手段と、
    前記複数の画像形成部のうち、一部の画像形成部における前記劣化現像剤を前記劣化現像剤受入孔へ搬送する手段と、
    前記第1検知部に対して配置され、前記廃トナーが所定量に到達したか否かを検出する第1検出手段と、
    前記第2検知部に対して配置され、前記劣化現像剤が所定量に到達したか否かを検出する第2検出手段と、
    前記第1検出手段による検知に基づき、以後の画像形成に対してカウントを実行する第1カウント手段と、
    前記第2検出手段による検知に基づき、以後の画像形成に対してカウントを実行する第2カウント手段と、
    前記第1カウント手段または前記第2カウント手段におけるカウントが設定値に到達すると装置を印刷不可にするとともに、前記第1カウント手段はカラー画像形成時はモノクロ画像形成時よりも多いカウント値にてカウントアップを行い、前記第2検出手段はカラー画像形成およびモノクロ画像形成に関わらず同じカウント値にてカウントアップを実行する制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置
  2. 前記第1検知部及び前記第2検知部のうち、前記画像形成装置に装填された状態で本体側に位置するいずれか一方の前記検知部が、他方よりも下方に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
  3. 前記第1検知部及び前記第2検知部の、一方が前扉側に設けられ、かつ、他方が前記本体側に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置
  4. 前記複数の廃トナー受入口が廃棄粉体回収容器の上部に設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置
  5. 扉側の検知位置と前記本体側の検知位置が、高さ方向において、互いに異なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置
  6. 前記第1検出手段は前記第1検知部における廃トナー堆積高さを検出
    前記第2検出手段は前記第1検知部における劣化現像剤堆積高さを検出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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