JP5205333B2 - 推薦番組算出装置、推薦番組算出方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

推薦番組算出装置、推薦番組算出方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、推薦番組算出装置、推薦番組算出方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、放送やネットワークの高度化に伴い、IP−TVなどで多チャンネル環境が整備されてきている。家庭においても多くのチャンネルで番組が提供される環境が整い、視聴者は自宅に居ながら様々な番組を視聴することができる。これにより、視聴者は自分の好みに適した番組を視聴できる機会が多くなってきている。
一方で、多くのチャンネルによって提供される大量の番組から嗜好にあった番組をユーザが見つけ出すことには困難がある。そこで、ユーザの視聴傾向を分析し、嗜好にあった番組表を作成するシステムが提案されている(例えば、非特許文献1)。このシステムでは、時間帯やユーザが視聴した履歴を利用して番組推薦を行っている。
磯辺忠,他7名,「パーソナルTVナビシステムの開発と評価結果」,情報処理学会 研究報告,2004-AVM-47(18),p.107-112
非特許文献1に記載のパーソナルTVナビシステムでは、ユーザが番組を視聴する時間帯やユーザの視聴履歴に基づいて番組推奨が行われる。しかしながら、時間帯や視聴履歴に限らず、ユーザが過去に訪問した場所、WEBの閲覧履歴等のユーザのライフログ情報からユーザの嗜好を抽出して、抽出されたユーザの嗜好に基づいて番組を推薦するシステムが提供できればより利便性が増す。但し、過去の訪問場所全てに基づいて番組を推薦した場合、すでにユーザが興味を失った場所に関する番組までも推薦されてしまいかねない。あるいは、WEBの閲覧履歴や視聴履歴全てに基づいて番組を推薦した場合にも、すでにユーザが興味を失った番組までもが推薦されてしまいかねない。このため、ユーザの直近の興味に応じた適切な番組を推薦することが望ましい。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたもので、ユーザのライフログ情報に基づいて、ユーザの直近の興味に応じた番組を推薦する番組推薦装置を提供することを目的とする。
本発明に係る推薦番組算出装置は以下のような態様の構成とする。
(1)放送または配信予定の複数の番組それぞれの詳細情報を取得する番組情報取得手段と、ユーザが体験した事象を特定するキーワードを含むライフログ情報を取得するライフログ情報取得手段と、前記ライフログ情報取得手段によって取得されたライフログ情報中のキーワードを蓄積し、各キーワードの取得頻度を計数するキーワード処理手段と、
前記蓄積されたキーワードそれぞれについて、前記事象が生じた最終日時と基準日時の差が大きいほど大きく減衰し、前記取得頻度が小さいほど大きく減衰する関数に基づいて、前記キーワードに対してユーザが関心を持つ度合いを表す記憶度を算出する記憶度算出手段と、前記番組情報取得手段で取得される各番組の詳細情報から、前記キーワード処理手段に蓄積されるキーワードが含まれる番組を検索し、前記キーワードそれぞれの記憶度に応じて前記キーワードが含まれる番組の重み付けを行う重み付け手段と、前記番組の重みに基づいて、前記番組情報からユーザへ推薦する番組を抽出し推薦番組表を作成する番組表作成手段を備える態様とする。
この態様によれば、事象が生じた最終日時と基準日時の差が大きいほど大きく減衰し、キーワードの取得頻度が小さいほど大きく減衰するように算出された記憶度に応じて番組の重み付けが行われ、この重みに基づいて番組表を作成することができる。
(2)(1)の構成において、前記ライフログ情報取得手段は、互いに異なる種類のライフログ情報を生成する複数のデバイスを備え、前記記憶度算出手段は、前記複数のデバイスそれぞれのライフログ情報毎に前記記憶度を算出する態様とする。
この態様によれば、ライフログ情報の種類に応じて記憶度を算出することができる。
(3)(1)の構成において、前記ライフログ情報は、前記ユーザが過去に視聴した番組の視聴履歴情報と、前記ユーザが訪問したことのある場所の訪問履歴情報の少なくともいずれかを含む態様とする。
この態様によれば、ユーザのテレビ視聴履歴やユーザが訪問したことのある場所の訪問履歴情報をライフログ情報として用いて、視聴頻度や訪問頻度に応じた記憶度を算出することができる。
(4)(1)の構成において、前記番組表作成手段は、所定の値以上の重みを有する番組を前記番組情報から抽出して一覧表示する態様とする。
この態様によれば、所定値以上の重みを有する番組のみを一覧表示することができる。
また、本発明に係る推薦番組算出方法は以下のような態様の構成とする。
(5)放送または配信予定の複数の番組それぞれの詳細情報を取得する番組情報取得ステップと、ユーザが体験した事象を特定するキーワードを含むライフログ情報を取得するライフログ情報取得ステップと、前記取得されたライフログ情報中のキーワードを蓄積し、各キーワードの取得頻度を計数するキーワード処理ステップと、前記蓄積されたキーワードそれぞれについて、前記事象が生じた最終日時と基準日時の差が大きいほど大きく減衰し、前記取得頻度が小さいほど大きく減衰する関数に基づいて、前記キーワードに対してユーザが関心を持つ度合いを表す記憶度を算出する記憶度算出ステップと、前記取得された各番組の詳細情報から、前記蓄積されたキーワードが含まれる番組を検索し、前記キーワードそれぞれの記憶度に応じて前記キーワードが含まれる番組の重み付けを行う重み付けステップと、前記番組の重みに基づいて、前記番組情報からユーザへ推薦する番組を抽出し推薦番組表を作成する番組表作成ステップとを備える態様とする。
この態様によれば、事象が生じた最終日時と現在日時の差が大きいほど大きく減衰し、キーワードの取得頻度が小さいほど大きく減衰するように算出された記憶度に応じて番組の重み付けが行われ、この重みに基づいて番組表を作成することができる。
(6)(5)の構成において、前記ライフログ情報取得ステップでは、複数のデバイスによって互いに異なる種類のライフログ情報が生成され、前記記憶度算出ステップでは、前記デバイスそれぞれのライフログ情報毎に前記記憶度が算出される態様とする。
この態様によれば、ライフログ情報の種類に応じて記憶度を算出することができる。
(7)(5)の構成において、前記ライフログ情報は、前記ユーザが過去に視聴した番組の視聴履歴情報と、前記ユーザが訪問したことのある場所の訪問履歴情報の少なくともいずれかを含む態様とする。
この態様によれば、ユーザのテレビ視聴履歴やユーザが訪問したことのある場所の訪問履歴情報をライフログ情報として用いて、視聴頻度や訪問頻度に応じた記憶度を算出することができる。
(8)(5)の構成において、前記番組表作成ステップでは、所定の値以上の重みを有する番組前記が番組表情報から抽出されて一覧表示される態様とする。
この態様によれば、所定値以上の重みを有する番組のみを一覧表示することができる。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは以下のような態様の構成とする。
(9) コンピュータを、放送または配信予定の複数の番組それぞれの詳細情報を取得する番組情報取得手段と、ユーザが体験した事象を特定するキーワードを含むライフログ情報を取得するライフログ情報取得手段と、前記ライフログ情報取得手段によって取得されたライフログ情報中のキーワードを蓄積し、各キーワードの取得頻度を計数するキーワード処理手段と、前記蓄積されたキーワードそれぞれについて、前記事象が生じた最終日時と基準日時の差が大きいほど大きく減衰し、前記取得頻度が小さいほど大きく減衰する関数に基づいて、前記キーワードに対してユーザが関心を持つ度合いを表す記憶度を算出する記憶度算出手段と、前記番組情報取得手段で取得される各番組の詳細情報から、前記キーワード処理手段に蓄積されるキーワードが含まれる番組を検索し、前記キーワードそれぞれの記憶度に応じて前記キーワードが含まれる番組の重み付けを行う重み付け手段と、前記番組の重みに基づいて、前記番組情報からユーザへ推薦する番組を抽出し推薦番組表を作成する番組表作成手段として機能させるための態様とする。
この態様によれば、事象が生じた最終日時と現在日時の差が大きいほど大きく減衰し、キーワードの取得頻度が小さいほど大きく減衰するように算出された記憶度に応じて番組の重み付けが行われ、この重みに基づいて番組表を作成することができる。
本発明の構成によれば、放送または配信予定の複数の番組それぞれの詳細情報を番組情報取得手段によって取得し、ユーザが体験した事象を特定するキーワードを含むライフログ情報をライフログ情報取得手段によって取得し、取得されたライフログ情報中のキーワードをキーワード処理手段によって蓄積し、各キーワードの取得頻度を計数する。蓄積されたキーワードそれぞれについて、当該事象が生じた最終日時と基準日時の差が大きいほど大きく減衰し、取得頻度が小さいほど大きく減衰する関数に基づいて、前記キーワードに対してユーザが関心を持つ度合いを表す記憶度を記憶度算出手段によって算出し、番組情報取得手段で取得される各番組の詳細情報から、重み付け手段によってキーワード処理手段に蓄積されるキーワードが含まれる番組を検索し、前記キーワードそれぞれの記憶度に応じて前記キーワードが含まれる番組の重み付けを行う。この番組の重みに基づいて、番組表作成手段が番組情報からユーザへ推薦する番組を抽出し推薦番組表を作成するため、ユーザのライフログ情報に基づいて、ユーザの直近の興味に応じた番組を推薦することが可能となる。
本発明に係る推薦番組算出装置を用いた推薦番組算出システムの一実施形態を示すシステム構成図。 図1の推薦番組算出システムの機能ブロック図を示す図。 キーワードテーブルに記憶される情報の一例を示す図。 推薦番組テーブルに記憶される情報の一例を示す図。 視聴履歴重み,訪問履歴重みの算出結果の例。 番組毎に重みが追記された推薦番組テーブルの一例を示す図。 ユーザに提示される推薦番組の例を示す図。 キーワード処理部によって行われる処理のフローチャート。 初期重み算出部によって行われる処理のフローチャート。 記憶度算出部によって行われる処理のフローチャート。 重み補正部によって行われる処理のフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る推薦番組算出装置を用いた推薦番組算出システムの一実施形態を示すシステム構成図である。本システムは、テレビ操作ログ取得用コンピュータ1、位置情報算出用コンピュータ2、番組表作成用コンピュータ3を有する。これらのコンピュータ1〜3は、プロセッサ(CPU)や記憶装置、入出力装置等を備える通常のコンピュータであり、有線又は無線のネットワーク6を介して互いに接続される。
上記テレビ操作ログ取得用コンピュータ1は、テレビ4に対して送信されるリモートコントローラ(以下、リモコン)4aからの赤外線信号を受信し、当該赤外線信号によって指示される操作内容を判別してテレビ操作ログを取得し、取得したテレビ操作ログをEPG(Electric Program Guide:電子番組案内)情報と比較して視聴履歴情報を作成する。
上記位置情報算出用コンピュータ2は、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)装置5から、例えばユーザが訪問先で地点登録した測定時刻、緯度、経度の位置情報を取得し、各位置情報から訪問先の名所、店舗、建物等の位置情報を算出して訪問履歴情報を作成する。
上記番組表作成用コンピュータ3は、上記コンピュータ1,2で得られた視聴履歴情報、訪問履歴情報に基づいて、EPG情報に含まれる番組中からユーザに推薦する番組を特定して推薦番組表を作成する。
尚、図1では、各コンピュータ1〜3をネットワーク6で接続されるものとしたが、ネットワーク6を介さず直接的に接続してもよい。また、テレビ操作ログ取得用コンピュータ1、位置情報算出用コンピュータ2、番組表作成用コンピュータ3のうちの複数のコンピュータの機能を、1つのコンピュータによって実現してもよい。
図2は、図1に示す推薦番組算出システムの具体的な構成を示す機能ブロック図である。
テレビ操作ログ取得用のコンピュータ1は、視聴履歴生成部11を有し、テレビ4に対して送信されたリモコン4aからの赤外線信号を受信し、テレビ4の操作ログを取得する。また、コンピュータ1は、EPG情報取得部12を備え、放送信号または通信回線を通じて提供されるEPG情報を逐次取得して視聴履歴生成部11に提供するようになされている。上記EPG情報には、所定の期間(例えば1週間分)に放送又は配信される予定の各番組の情報が含まれている。上記視聴履歴生成部11は、ユーザの指示に応じて、又は予め設定された日時が到来すると、テレビ4の操作ログを取得し、当該操作ログとEPG情報とを比較してテレビ4における視聴履歴情報(視聴した時刻、番組名、ジャンル、出演者名、番組内容)を生成する。生成された視聴履歴情報はコンピュータ3に送信される。以下では、視聴履歴情報が作成される都度コンピュータ3に送信される例について説明するが、視聴履歴情報は例えば決められた時刻などにまとめて送信されてもよい。
GPS装置5はユーザが携帯可能な端末装置であり、全地球測位システム(GPS)を利用してユーザの現在位置を測定することができる。コンピュータ2が携帯可能なモバイルコンピュータである場合には、GPS装置5はコンピュータ2に内蔵されていてもよい。測定された位置情報(緯度、経度及び測定時刻)は、GPS装置5内の所定の領域にログとして記録される。
位置情報算出用のコンピュータ2は、訪問履歴生成部21と地図情報保持部22を有し、GPS装置5からログとして記録された位置情報を取得する。上記訪問履歴生成部21は、ユーザの指示に応じて、又は所定の時刻に、GPS装置5から位置情報を取得し、予め保持している地図情報と照合して、各位置情報によって示される地点(ユーザが訪問した地点)の地名(あるいは住所)を取得する。また、訪問履歴生成部21は、当該地点から所定の半径R(例えば100m)以内の地名及び建物名称等を地図情報から抽出し、訪問履歴情報(訪問日時、地名、周辺の地名、周辺の建物等の名称)を生成する。生成された訪問履歴情報は、コンピュータ3に送信される。以下では、訪問履歴情報が作成される都度コンピュータ3に送信される例について説明するが、訪問履歴情報は、例えば決められた時刻などにまとめて送信されてもよい。
番組表作成用のコンピュータ3は、キーワード処理部31、重み算出部32、推薦番組表示部33、キーワードテーブル34及び推薦番組テーブル35を備えている。また、コンピュータ3は、EPG情報取得部36を備え、当該EPG情報取得部36にて一定期間内に放送または配信される予定の番組情報を取得し保持している。
上記キーワード処理部31は、コンピュータ1及び2から送信された視聴履歴情報と訪問履歴情報からキーワードを抽出し、図8に示す処理によってキーワード毎の出現頻度をキーワードテーブル34に記憶する。本実施形態においては、例えば視聴履歴情報に含まれる番組の出演者、訪問履歴情報に含まれる地名、建物名称等がキーワードとして抽出される。
上記重み算出部32はEPG情報に含まれる各番組の重み付けを行うもので、初期重み算出部32a、記憶度算出部32b、重み補正部32cを備えている。
初期重み算出部32aは、図9に示す処理によって番組及びキーワードの組み合わせ毎の視聴履歴重み又は訪問履歴重みを算出する。記憶度算出部32bは、図10に示す処理によってユーザの興味や嗜好との関連性の強さを表す記憶度Φをキーワード毎に算出する。重み補正部32cは、初期に算出された各番組の重みを図11に示す処理によって補正する。
推薦番組表示部33は、重み算出部32が算出した重みに基づいてEPG情報から決定される推薦番組をコンピュータ3の表示部33に一覧表示する。一覧表示は、推薦番組表示部33から表示情報を外部出力させ、コンピュータ3にネットワーク6を介して接続されている他のコンピュータの表示部で行われるようにしてもよい。
尚、ここでは詳細は図示しないが、推薦番組を特定して一覧表示した結果、ユーザが推薦番組の中から所望の番組を選択し、当該番組を視聴したり、視聴又は録画の予約を行ったりすることができるようにしておくとよい。ユーザの選択に応じた視聴指示や予約指示が、コンピュータ3にネットワーク6を介して接続された他のコンピュータに送られ、当該他のコンピュータにおいて番組の視聴や予約が行われてもよい。
キーワードテーブル34には、例えば図3に示すように、キーワード毎の出現頻度、各キーワードを含む履歴情報が生成された最新の日時(最終日時)、及び各キーワードを含む最新の履歴情報の属性(訪問履歴であるか視聴履歴であるか)が記憶される。
推薦番組テーブル35には、EPG情報に基づいて各番組の放送開始時刻、終了時刻、チャンネル名、番組名、ジャンル、出演者、番組内容等の情報が展開され、図11の処理によって算出される番組毎の重みが記憶される。
推薦番組表示部33は、推薦番組テーブル35を参照して所定の値以上の重みを有する番組を推薦番組として一覧表示する。
次に、以上のような構成を有する推薦番組算出システムの動作について説明する。図8〜図11の各処理を、コンピュータ3のキーワード処理部31、重み算出部32及び推薦番組表示部33によって実行させるためのプログラムは、コンピュータ3の図示しない記憶装置に予め記憶されている。
図8は、コンピュータ3のキーワード処理部31によって行われる処理のフローチャートを示す。
キーワード処理部31は、コンピュータ1から送信された視聴履歴情報またはコンピュータ2から送信された訪問履歴情報を受信すると(ステップS81)、受信した履歴情報に含まれているキーワード(番組出演者、地名、建物名称等)が、既にキーワードテーブル34(図3参照)に蓄積されているキーワードのいずれかと一致するか否かを判断する(ステップS82)。
受信した履歴情報に含まれているキーワードが、キーワードテーブル34に記憶されたいずれかのキーワードと同一であれば(ステップS82でYes)、当該キーワードの出現頻度(キーワードが取得された回数)をカウントアップし、また当該履歴情報に含まれる日時情報(番組を視聴した日時又は位置測定を行った日時)を最終日時としてキーワードテーブル34に記憶する(ステップS83)。
一方、受信した履歴情報に含まれているキーワードが、キーワードテーブル34に記憶されていなければ(ステップS82でNo)、当該キーワードを出現頻度「1」としてキーワードテーブル34に追記する(ステップS84)。このとき、当該キーワードに関連付けて、受信した履歴情報に含まれる日時情報(番組を視聴した日時又は位置測定を行った日時)を最終日時としてキーワードテーブル34に記憶し、また当該履歴情報の属性(視聴履歴情報であるか又は訪問履歴情報であるか)も記憶しておく。
その後、コンピュータ1及びコンピュータ2から送信される全ての履歴情報について処理が終了したか否かを判断し(ステップS85)、処理されていない履歴情報があれば(ステップS85でNo)、ステップS81に戻って未処理の履歴情報について上述した処理を繰り返し実行する。全ての履歴情報について処理が終了していれば(ステップS85でYes)、一連の処理を終了し、重み算出部32に処理終了を通知する。
なお以上の処理では、履歴情報に含まれる出演者、地名、建物名称をキーワードとして抽出しキーワードテーブル34に追記するものとしたが、番組名やジャンル、番組内容の中の特定の単語など、他の特徴的な文字列をキーワードとしてキーワードテーブル34に記憶するようにしてもよい。
図9は、重み算出部32の初期重み算出部32aによって行われる処理のフローチャートを示す。
キーワード処理部31からの処理終了通知を受信すると、初期重み算出部32aは、EPG情報取得部36からEPG情報を読み出して放送または配信予定の番組の情報を展開し、推薦番組テーブル35に追記する(ステップS91)。図4に、推薦番組テーブル35に格納される情報の一例を示す。図4に示すように、推薦番組テーブル35には、各番組の放送開始時刻、放送終了時刻、チャンネル名、番組名、ジャンル、出演者、番組内容等の情報が書き込まれる。図4では説明を簡略化するために6つの番組の情報が示されているが、通常のEPG情報には、例えば一週間分など所定の期間に放送(又は配信)される番組全ての情報が含まれる。
一方で、初期重み算出部32aは、キーワードテーブル34から蓄積されている全てのキーワード及びその属性を取得する(ステップS92)。
次に、初期重み算出部32aは、取得したキーワードと推薦番組テーブル35に追記された番組の情報とを比較し、番組とキーワードの組み合わせ毎に、視聴履歴重みまたは訪問履歴重みを算出する(ステップS93)。具体的には、キーワードの属性が視聴履歴情報を示す場合は視聴履歴重みを算出し、キーワードの属性が訪問履歴情報を示す場合は訪問履歴重みを算出する。
具体的には、番組の情報にキーワードテーブル34から読み出したいずれかのキーワードが含まれていた場合、当該番組と当該キーワードとの組み合わせに対応する視聴履歴重み又は訪問履歴重みを1とする。一方、番組の情報に、キーワードテーブル34から読み出したキーワードが含まれていなかった場合、当該番組と当該キーワードとの組み合わせに対応する視聴履歴重み又は訪問履歴重みを0とする。
初期重み算出部32aは、番組とキーワードの組み合わせ毎に算出された視聴履歴重み又は訪問履歴重みを推薦番組テーブル35に記憶して(ステップS94)、一連の処理を終了し、記憶度算出部32bに処理終了を通知する。
例えば、図4に示すように「番組00」の情報に出演者として「タレントA1」が含まれている場合には、この「タレントA1」は、キーワードテーブル34から読み出されたキーワードに含まれるため、「番組00」と「タレントA1」の組み合わせに対応する視聴履歴重みは「1」となる。一方、「番組00」の情報には出演者として「タレントB2」が含まれていないため、「番組00」と「タレントB2」の組み合わせに対応する視聴履歴重みは「0」となる。
また、「番組10」の番組内容が「仙台特集」であり、キーワードテーブル34から読み出されたキーワードにユーザが訪問したことがある「仙台駅」(頻度:1回)が含まれていたとする。このとき、対応する訪問履歴重みは「1」となる。同様に、「番組20」の番組内容が「今日の大阪」であり、キーワードに「大阪駅」が含まれていた場合、この「大阪駅」に対応する訪問履歴重みは「1」となる。また、「番組21」の番組内容が「東京特集」であり、キーワードに「東京駅」が含まれていた場合、この「東京駅」に対応する訪問履歴重みは「1」となる。
なお、視聴履歴重み及び訪問履歴重みについては、例えば概念ベース(別所克人、他2名,「単語・意味属性間共起に基づく概念ベースの拡張方式」社団法人 情報処理学会 研究報告,2006-ICS-144,p.29-34参照)などを利用して、より精度良く算出しても良い。
また、図9ではステップS91とステップS92の処理が並列して示してあるが、これらの処理はどちらかが先に実行されてもよい。
図10は、重み算出部32の記憶度算出部32bによって行われる処理のフローチャートである。本実施形態では、ユーザの現在の興味や嗜好とキーワードとの関連の強さを記憶度Φによって表す。すなわち、記憶度Φの値が大きいキーワードほど、ユーザの現在の興味や嗜好との関連性が強いものと定義する。図10は、キーワード毎の記憶度を算出する処理を示す。
初期重み算出部32aから処理終了通知を受信すると、記憶度算出部32bは、コンピュータ3のプロセッサが計時している現在日時を取得する(ステップS101)。また記憶度算出部32bは、キーワードテーブル34から各キーワード及びそれぞれのキーワードに対応する最終日時、属性、頻度を読み出す(ステップS102)。
次に、記憶度算出部32bは、キーワード毎の最終日時、属性、頻度から、以下の記憶関数に基づいてキーワード毎の記憶度Φを算出する(ステップS103)。
Φ=exp[ - { A * ( tc - tlast ) 2} ] (1)
ここで、tlastはキーワードに対応する最終日時であり、tcはステップS101で取得した現在の日時である。またAは頻度影響度であり、以下の頻度影響度関数によって算出する。
A = 1.0 / ( B * count ) (2)
ここで、countはキーワードテーブル34から取得した頻度を表す。Bはキーワードテーブル34の属性に応じて予め定められる頻度影響率である。
その後、記憶度算出部32bは、各キーワードと、キーワード毎の属性及び記憶度Φを重み補正部32cに送信する(ステップS104)。
図10において、ステップS103のブロックに、記憶度Φの時間変化を表すグラフを示す。このグラフに示されているように、式(1)より、記憶度Φは最終時刻と現在の時刻の差に応じて指数関数的に減衰する。すなわち記憶度Φは、時間が経つほど減少する。従って最終日時が古いキーワードほど、記憶度Φの値が小さくなり、ユーザの現在の興味や嗜好との関連性が弱いものされる。
また式(2)より、頻度影響度Aの値は、頻度影響率Bが大きいほど、また頻度(count)が大きいほど小さくなる。また式(1)より、記憶度Φは頻度影響度Aが大きいほど減衰率が大きい。すなわち、頻度影響度Aが大きいキーワードほど、ユーザの現在の興味や嗜好との関連性が弱くなる。
図5は、視聴履歴情報に対応する頻度影響率Bを5とし、訪問履歴情報に対応する頻度影響率Bを10とした場合の記憶度Φの算出結果を示す。
図3では、キーワード「タレントA1」の頻度は30回、キーワード「タレントB2」の頻度は2回であり、「タレントB2」の頻度の方が小さい。このため図5に示すように「タレントB2」の頻度影響度Aの値の方が大きくなり、記憶度Φの減衰率も大きい。すなわち、出現頻度の低いキーワードほど、ユーザの現在の興味や関心との関連性の強さを表す記憶度Φの値が小さくなる。
また図3では、キーワード「仙台駅」の頻度は1回、最終日時は「2007年10月2日9:00」であり、キーワード「東京駅」の頻度は1000回、最終日時は「2007年10月3日10:05」である。これに対して、図5に示すように「仙台駅」の頻度影響度Aは「0.1」、「2009年1月4日0:00」現在の記憶度Φは「0」となる。また「東京駅」の頻度影響度Aは「0.0001」、「2009年1月4日0:00」現在の記憶度Φは「1」となっている。すなわち、経過時間はほとんど変わらなくとも、頻度が小さいキーワードほど記憶度Φの値が小さくなっていることがわかる。
また図3では、キーワード「大阪駅」の頻度は1回、最終日時は「2008年12月31日10:00」である。これに対して、図5に示すように「大阪駅」の頻度影響度Aは「0.1」、「2009年1月4日0:00」現在の記憶度Φは「0.85」となっている。すなわち「大阪駅」は「仙台駅」と同様に1回しか訪れていない場所であるが、最終日時からのそれほど時間が経過していないので、「仙台駅」と比べて記憶度Φの減衰が小さく、ユーザの現在の興味や嗜好との関連が強い。
なお,以上の処理では記憶関数と頻度影響度関数を上記の式(1)、(2)を用いて表したが、記憶関数は最終時刻と現在の時刻の差に応じて減衰し、頻度影響度が大きくなるに従って減衰率が大きくなる関数であれば、他の関数が用いられてもよい。
図11は、重み算出部32の重み補正部32cによって行われる処理のフローチャートを示す。
キーワード及び当該キーワードに対応する属性と記憶度Φを記憶度算出部32bから受信すると、重み補正部32cは、推薦番組テーブル35に記憶された当該キーワードに対応する視聴履歴重み及び訪問履歴重みに記憶度Φを乗算して、各視聴履歴重み及び訪問履歴重みを補正する(ステップS111)。
そして、補正された視聴履歴重みと訪問履歴重みのうちで最大の値を番組毎に算出し、算出された値を各番組の重みとして定めて、推薦番組テーブル35に追記する(ステップS112)。追記が終了したら、一連の処理を終了し、推薦番組表示部33に処理終了を通知する。
図6は、番組毎に重みが追記された推薦番組テーブルの一例を示す図である。
図5に示すように、キーワード「タレントA1」の記憶度Φは「1」である。「番組00」について「タレントA1」に対応する視聴履歴重み(図4では1)に記憶度Φ(=1)をステップS111で乗算すると、補正された視聴履歴重みは「1」となる。「番組00」については、補正された視聴履歴重みと訪問履歴重みのうちでこの「1」が最大の値なので、「番組00」の重みは「1」とされ、ステップS112で推薦番組テーブル35に追加される。
また図5に示すように、キーワード「仙台駅」の記憶度Φは「0」である。例えば「番組10」の番組内容は「仙台特集」であるが、この「番組10」について「仙台駅」に対応する視聴履歴重み(図4では1)に記憶度Φ(=0.00)をステップS111で乗算すると、補正された視聴履歴重みは「0」となる。「番組10」については、全てのキーワードについて補正された視聴履歴重みと訪問履歴重み全ての値が「0」となるので、「番組10」の重みは「0」とされ、ステップS112で推薦番組テーブル35に追加される。
また図5では、キーワード「大阪駅」の記憶度Φは「0.85」である。例えば「番組20」の番組内容は「今日の大阪」であるが、この「番組20」について「大阪駅」に対応する視聴履歴重み(図4では1)に記憶度Φ(=0.85)をステップS111で乗算すると、補正された視聴履歴重みは「0.85」となる。「番組20」については、補正された視聴履歴重みと訪問履歴重みのうちでこの「0.85」が最大の値なので、「番組20」の重みは「0.85」とされ、ステップS112で推薦番組テーブル35に追加される。
また図5では、キーワード「東京駅」の記憶度Φは「1」である。例えば「番組21」の番組内容は「東京特集」であるが、この「番組21」について「東京駅」に対応する視聴履歴重み(図4では1.00)に記憶度Φ(=1)をステップS111で乗算すると、補正された視聴履歴重みは「1」となる。「番組21」については、補正された視聴履歴重みと訪問履歴重みのうちでこの「1」が最大の値なので、「番組21」の重みは「1」とされ、ステップS112で推薦番組テーブル35に追加される。
コンピュータ3の推薦番組表示部33は、重み補正部32cから処理終了通知を受信すると、推薦番組テーブル35から、番組毎に展開された番組の情報、キーワード、視聴履歴重み、訪問履歴重み、重みを読み出し、読み出した情報に基づいて番組表を表示する。具体的には、予め定めた閾値以上の重みを有する番組を抽出して一覧表示する。
図7は、予め閾値を0.8と定めた場合に、推薦番組表示部33によって一覧表示される推薦番組の一例を示す。図6では、閾値0.8以上の重みを有するのは、「番組00」、「番組20」、「番組11」及び「番組21」の4番組である。従って図7に示すように、これらの4番組の開始時刻、終了時刻、チャンネル、番組名、ジャンル、出演者及び番組内容が表示される。
このように、ユーザが視聴する頻度の高い「タレントA」(図3では30回)が出演する「番組00」は推薦番組として表示されるが、ユーザが視聴する頻度の低い「タレントA2」が出演する「番組01」は表示されない。
また、ユーザが頻繁に訪れる「東京駅」(図3では1000回)に関する「番組21」は推薦番組として表示されるが、ユーザが「2007年10月2日9:00」に1回訪れたきりの「仙台駅」に関する「番組10」は表示されない。
「2008年12月31日10:00」に1回訪れただけの「大阪駅」に関する「番組20」は「2009年1月4日0:00」の時点では推薦番組として表示されるが、この後ユーザが「大阪駅」を訪問しなければ、時間の経過と共に記憶度Φが減衰して、推薦番組として表示されなくなる。
以上のように、この番組推薦システムでは、ユーザが過去に視聴した番組の履歴情報に限らず、普段の生活でユーザが訪問した場所の履歴等のライフログに基づいて、EPG情報に含まれる番組毎に「重み」を算出する。すなわち、ユーザが体験した事象を特定するキーワードがライフログ情報から抽出され、キーワード毎の出現頻度が計数されるとともに、ライフログ情報を生成したデバイスに応じて頻度影響率Bが定義され、頻度影響率Bと頻度から頻度影響度Aが算出される。そして事象が起こった最終時刻、現在の時刻、及び頻度影響度Aによって定義される記憶関数から記憶度Φが算出される。ここで、記憶関数は、最終時刻と現在の時刻の差に応じて減衰し、頻度影響度Aが大きくなるに従って減衰率が大きくなる関数である。この記憶度Φを用いて番組毎の「重み」を付与し、番組毎の重みに基づいて、EPG情報から番組表が作成されてユーザに提供される。記憶度Φは、キーワードに対してユーザが関心を持つ度合いを表す。
このように、複数のチャンネルや多くの番組が放送又は配信されていても、ユーザが頻繁に訪問した場所等、ユーザが頻繁に経験した事象に関連した番組や、ユーザの嗜好にあった番組を推薦することが出来るようになる。特に、記憶度Φを用いて番組の重みを修正して番組表を作成することで、ユーザが現在興味ある事柄に関連する番組を推薦できるようになる。加えて、デバイスに応じて算出された頻度影響度Aを記憶度Φの算出時に用いることで、ライフログの属性に応じた重み付けを行うことができるようになる。
なお上述の説明では、GPS装置5が測定した位置情報がライフログ情報の一例として用いられたが、これに限らず、PCでのWEBの閲覧履歴、ファイルの閲覧履歴、画像データや音楽データの再生履歴等もライフログ情報として用いてもよい。
以上のように、この番組推薦システムによれば、ユーザのTV視聴履歴や訪問した場所の履歴等のライフログに基づいて、ユーザの直近に興味や嗜好との関連が大きい番組を抽出することができる。従って、複数のチャンネルで多くの番組が放送(又は配信)される場合であっても、ユーザの直近の興味や嗜好に合わせた番組を推薦することができるようになる。例えば、ユーザが頻繁に訪問したことのある場所に関連する番組を推薦すること等が可能となる。
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成を削除してもよい。さらに、異なる実施形態例に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、本発明は、コンピュータに所定の手段を実行させるため、コンピュータを所定の手段として機能させるため、コンピュータに所定の機能を実現させるため、あるいはプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施することもできる。
1…テレビ操作ログ取得用コンピュータ、2…位置情報算出用コンピュータ、3…番組表作成用コンピュータ、4…テレビ、4a…リモコン、5…GPS装置、11…視聴履歴生成部、12…EPG情報、21…訪問履歴生成部、22…地図情報、31…キーワード処理部、32…重み算出部、32a…初期重み算出部、32b…記憶度算出部、32c…重み補正部、33…推薦番組表示部、34…キーワードテーブル、35…推薦番組テーブル、36…EPG情報。

Claims (9)

  1. 放送または配信予定の複数の番組それぞれの詳細情報を取得する番組情報取得手段と、
    ユーザが体験した事象を特定するキーワードを含むライフログ情報を取得するライフログ情報取得手段と、
    前記ライフログ情報取得手段によって取得されたライフログ情報中のキーワードを蓄積し、各キーワードの取得頻度を計数するキーワード処理手段と、
    前記蓄積されたキーワードそれぞれについて、前記事象が生じた最終日時と基準日時の差が大きいほど大きく減衰し、前記取得頻度が小さいほど大きく減衰する関数に基づいて、前記キーワードに対してユーザが関心を持つ度合いを表す記憶度を算出する記憶度算出手段と、
    前記番組情報取得手段で取得される各番組の詳細情報から、前記キーワード処理手段に蓄積されるキーワードが含まれる番組を検索し、前記キーワードそれぞれの記憶度に応じて前記キーワードが含まれる番組の重み付けを行う重み付け手段と、
    前記番組の重みに基づいて、前記番組情報からユーザへ推薦する番組を抽出し推薦番組表を作成する番組表作成手段と、
    を備える推薦番組算出装置。
  2. 前記ライフログ情報取得手段は、互いに異なる種類のライフログ情報を生成する複数のデバイスを備え、
    前記記憶度算出手段は、前記複数のデバイスそれぞれのライフログ情報毎に前記記憶度を算出する請求項1に記載の推薦番組算出装置。
  3. 前記ライフログ情報は、前記ユーザが過去に視聴した番組の視聴履歴情報と、前記ユーザが訪問したことのある場所の訪問履歴情報の少なくともいずれかを含む請求項1記載の推薦番組算出装置。
  4. 前記番組表作成手段は、所定の値以上の重みを有する番組を前記番組情報から抽出して一覧表示する請求項1記載の推薦番組算出装置。
  5. 放送または配信予定の複数の番組それぞれの詳細情報を取得する番組情報取得ステップと、
    ユーザが体験した事象を特定するキーワードを含むライフログ情報を取得するライフログ情報取得ステップと、
    前記取得されたライフログ情報中のキーワードを蓄積し、各キーワードの取得頻度を計数するキーワード処理ステップと、
    前記蓄積されたキーワードそれぞれについて、前記事象が生じた最終日時と基準日時の差が大きいほど大きく減衰し、前記取得頻度が小さいほど大きく減衰する関数に基づいて、前記キーワードに対してユーザが関心を持つ度合いを表す記憶度を算出する記憶度算出ステップと、
    前記取得された各番組の詳細情報から、前記蓄積されたキーワードが含まれる番組を検索し、前記キーワードそれぞれの記憶度に応じて前記キーワードが含まれる番組の重み付けを行う重み付けステップと、
    前記番組の重みに基づいて、前記番組情報からユーザへ推薦する番組を抽出し推薦番組表を作成する番組表作成ステップと、
    を備える推薦番組算出方法。
  6. 前記ライフログ情報取得ステップでは、複数のデバイスによって互いに異なる種類のライフログ情報が生成され、
    前記記憶度算出ステップでは、前記デバイスそれぞれのライフログ情報毎に前記記憶度が算出される請求項5記載の推薦番組算出方法。
  7. 前記ライフログ情報は、前記ユーザが過去に視聴した番組の視聴履歴情報と、前記ユーザが訪問したことのある場所の訪問履歴情報の少なくともいずれかを含む請求項5記載の推薦番組算出方法。
  8. 前記番組表作成ステップでは、所定の値以上の重みを有する番組前記が番組表情報から抽出されて一覧表示される請求項5記載の推薦番組算出方法。
  9. コンピュータを、
    放送または配信予定の複数の番組それぞれの詳細情報を取得する番組情報取得手段と、
    ユーザが体験した事象を特定するキーワードを含むライフログ情報を取得するライフログ情報取得手段と、
    前記ライフログ情報取得手段によって取得されたライフログ情報中のキーワードを蓄積し、各キーワードの取得頻度を計数するキーワード処理手段と、
    前記蓄積されたキーワードそれぞれについて、前記事象が生じた最終日時と基準日時の差が大きいほど大きく減衰し、前記取得頻度が小さいほど大きく減衰する関数に基づいて、前記キーワードに対してユーザが関心を持つ度合いを表す記憶度を算出する記憶度算出手段と、
    前記番組情報取得手段で取得される各番組の詳細情報から、前記キーワード処理手段に蓄積されるキーワードが含まれる番組を検索し、前記キーワードそれぞれの記憶度に応じて前記キーワードが含まれる番組の重み付けを行う重み付け手段と、
    前記番組の重みに基づいて、前記番組情報からユーザへ推薦する番組を抽出し推薦番組表を作成する番組表作成手段と、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
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