JP4114509B2 - 情報提示方法および情報提示システムならびに情報提示処理プログラム - Google Patents

情報提示方法および情報提示システムならびに情報提示処理プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はユーザが必要と思われる情報を適切にかつ効率よく提示可能とする情報提示方法および情報提示システムならびに情報提示処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ユーザの必要とする情報を効率よく収集して提示するサービスは従来から種々提案されている。その手法の一つとして、あるユーザの過去の閲覧履歴に基づいて、そのユーザの興味度合が高いと推定される情報をフィルタリングする技術がある。
【0003】
たとえば、特開平10−275160号公報に記載の「情報フィルタリング装置および情報フィルタリング方法」(以下、従来技術という)もその1つである。この従来技術は、たとえば、情報の閲覧時にユーザの要・不要の判断を記録し、それに基づいて、文書内から収集したキーワードに対する正の相関、負の相関を各文書の重要度計算に用い、それによって、文書に対する重要度の指標を生成し、重要度が高いと推定された文書、すなわち、ユーザの興味に合致すると推定された文書をそのユーザに提示するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来技術では、ユーザの興味の傾向は、過去に閲覧した文書の履歴よってのみ推定されるため、過去に閲覧された文書と相関関係のない文書に対しては、そのユーザの興味度合を推定することができない。
【0005】
一般に、人が物事に関心を抱く契機としては、訪れた場所や、他人との会話、視聴したテレビジョン放送やラジオ放送などの情報が基になることも多い。すなわち、その人間が何に興味を持っているかを判断する際、過去に閲覧した文書だけではなく、そのユーザの行動履歴や、ユーザの会話などから得られる音声情報履歴も重要な要素であり、これらの要素を考慮して、そのユーザの興味の傾向を判断し、それに基づいて、ユーザに情報提示を行うことが重要であると考えられる。
【0006】
しかしながら、上述した従来技術は、これら行動履歴や音声情報履歴などは何ら考慮されてないので、ユーザの興味の傾向を反映した情報を適切に提示することはできない。
【0007】
そこで本発明は、ユーザの興味の傾向を評価する要素として、過去の文書閲覧履歴のほかに、そのユーザの行動履歴、ユーザの会話などを含む音声情報履歴の少なくとも1つの情報を用いることで、そのユーザの興味の傾向を判断して適切な情報を効率よく提示できる情報提示方法および情報提示システムならびに情報提示処理プログラムを実現することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明の情報提示方法は、情報を検索して配信する機能を有するとともに、少なくとも個々のユーザの閲覧履歴を有する情報検索・配信サーバにネットワークを介して接続されたユーザ側端末に対し、前記情報検索・配信サーバから情報提示を行う際、前記ユーザへの提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求め、その興味度合に基づいて、前記提示予定情報に対する提示判断を行う情報提示方法であって、前記ユーザの位置情報と当該ユーザの発話を含む音声情報の少なくとも1つの情報の収集が可能であるとともに、その収集した情報を前記情報検索・配信サーバに送信可能な携帯情報端末から、当該ユーザの位置情報と当該ユーザの発話を含む音声情報の少なくとも1つの情報を発信し、前記情報検索・配信サーバは、前記提示予定情報と前記ユーザの過去の閲覧履歴との関連性を判断し、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求めるとともに、当該ユーザの所持する前記携帯情報端末から送られてくる位置情報と音声情報の少なくとも一つの情報を取得して、前記位置情報は行動履歴として記録し、前記音声情報は音声情報履歴として記録し、この位置情報や音声情報と前記提示予定情報との関連性を判断し、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求めたのち、これらそれぞれの興味度合から総合的な興味度合を求め、その総合的な興味度合に応じて前記提示予定情報に対する提示判断を行うようにしている。
【0009】
また、本発明の情報提示システムは、情報を検索して配信する機能を有するとともに、少なくとも個々のユーザの閲覧履歴を有する情報検索・配信サーバにネットワークを介して接続されたユーザ側端末に対し、前記情報検索・配信サーバから情報提示を行う際、前記ユーザへの提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求め、その興味度合に基づいて、前記提示予定情報に対する提示判断を行う情報提示システムであって、この情報提示システムには、前記情報検索・配信サーバと、前記ユーザの位置情報と当該ユーザの発話を含む音声情報の少なくとも1つの情報の収集が可能であるとともに、その収集した情報を前記ネットワークを介して前記情報検索・配信サーバに送信可能な携帯情報端末とが含まれ、前記情報検索・配信サーバは、前記ユーザの過去の閲覧履歴を記録する閲覧履歴蓄積手段と、前記携帯情報端末から送られてくる位置情報と音声情報の少なくとも一つの情報を取得して、位置情報は行動履歴として記録し、音声情報は音声情報履歴として記録する行動履歴・音声情報履歴蓄積手段と、前記提示予定情報と前記閲覧履歴蓄積手段に記録された当該ユーザの過去の閲覧履歴との関連性を判断し、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求めるとともに、前記行動履歴・音声情報履歴蓄積手段に記録された当該ユーザの位置情報と音声情報の少なくとも一つの情報と前記提示予定情報との関連性を判断し、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求めたのち、これらそれぞれの興味度合から総合的な興味度合を求める興味度合判定部と、この興味度合判定部で求められた総合的な興味度合に応じて前記提示予定情報に対する提示判断を行う提示内容決定部とを有している。
【0010】
また、本発明の情報提示処理プログラムは、情報を検索して配信する機能を有するとともに、少なくとも個々のユーザの閲覧履歴を有する情報検索・配信サーバと、この情報検索・配信サーバにネットワークを介して接続され、前記ユーザの位置情報と当該ユーザの会話を含む音声情報の少なくとも一つの情報を収集して、その収集した情報を前記情報検索・配信サーバに送信可能な携帯情報端末とを含む情報提示システムにおいて、前記情報検索・配信サーバにネットワークを介して接続されたユーザ側端末に対し、前記情報検索・配信サーバから情報提示を行う際、前記ユーザへの提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求め、その興味度合に基づいて、前記提示予定情報に対する提示判断を行う情報提示処理プログラムであって、その情報提示処理プログラムは、前記提示予定情報と前記ユーザの過去の閲覧履歴との関連性を判断し、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求める手順と、当該ユーザの所持する前記携帯情報端末から送られてくる位置情報と音声情報の少なくとも一つの情報を取得して、前記位置情報は行動履歴として記録し、前記音声情報は音声情報履歴として記録し、この位置情報や音声情報と前記提示予定情報との関連性を判断し、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求める手順と、これらそれぞれの興味度合から前記提示予定情報に対する当該ユーザの総合的な興味度合を求める手順と、これによって得られた総合的な興味度合に応じて前記提示予定情報に対する提示判断を行う手順とを含むものである。
【0011】
これら各発明において、前記行動履歴には、ユーザの居場所を示す位置情報とそのときの時刻が含まれ、前記音声情報履歴には、ユーザの会話を含む音声情報の中から予め設定されたキーワードが音声認識された認識結果とそのキーワードの発話された時刻が含まれている。
【0012】
また、前記提示予定情報と前記ユーザの過去の閲覧履歴との関連性を判断し、それによって、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求める処理は、前記提示予定情報と当該ユーザの過去の閲覧履歴との類似度を求め、その類似度の大きさに基づいて、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味の度合いを求める処理であって、前記行動履歴に属する情報と前記提示予定情報との関連性を判断し、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求める処理は、前記提示予定情報の内容に当該ユーザの所持する携帯情報端末が収集した位置情報に関連する情報が含まれるか否かを判定し、その判定結果に基づいて、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味の度合いを求める処理であって、前記音声情報履歴に属する情報と前記提示予定情報との関連性を判断し、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求める処理は、前記提示予定情報の内容に当該ユーザの所持する携帯情報端末が収集した音声情報に関連する情報が含まれるか否かを判定し、その判定結果に基づいて、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味の度合いを求める処理としている。
【0013】
また、前記閲覧履歴に基づく興味度合、行動履歴に基づく興味度合、音声情報履歴に基づく興味度合は、それぞれに重み付けをして、その重み付けされたそれぞれの興味度合から前記総合的な興味度合を求めるようにしてもよい。
【0014】
また、前記閲覧履歴に基づく興味度合、行動履歴に基づく興味度合、音声情報履歴に基づく興味度合は、時間の経過とともに興味の度合いを低くするような関数から得られる値をこれらそれぞれの興味度合に反映させることによって、時間の経過を考慮したそれぞれの興味度合を求めるようにしてもよい。
【0015】
また、前記総合的な興味度合に応じて提示内容を決定する処理は、その総合的な興味度合を複数段階に分けて、それぞれの段階に応じてどのような情報提示内容とするかを決める処理を含んでいる。
【0016】
また、前記情報検索・配信サーバは、前記携帯情報端末から送信された当該ユーザの位置情報や音声情報を取得すると、その取得した位置情報や音声情報に適合した内容を有する情報を検索し、それを当該ユーザに配信する情報の適時配信を可能としている。
【0017】
以上のように本発明によれば、大量の文書の中からユーザに提示すべき文書を選択する際、そのユーザの過去の閲覧履歴に基づいた興味度合を求めるとともに、行動履歴に基づいた興味度合と音声情報履歴に基づいた興味度合のいずれか、またはその両方を求めたあと、これらを総合した興味度合を求めて、その総合的な興味度合に応じて、提示すべき情報を決定するとともに、その提示すべき情報をどのような提示内容とするかを決定するようにしている。
【0018】
これによって、従来のように、過去に閲覧した文書などの情報によってのみそのユーザの興味度合を推定するのと異なり、ユーザへの提示対象となる情報は過去に閲覧された情報と何ら相関関係のない情報にまでその範囲が及ぶので、たとえば、大量の新着文書の中から、ユーザに提示すべき情報を選択する場合、ユーザの関心のある文書を幅広い分野から適切にかつ効率よく選択してそれをユーザに提示することができる。
【0019】
また、行動履歴は、ユーザの居場所を示す位置情報とそのときの時刻が記録されるので、ユーザの居場所を時系列で記録することができる。これによって、ユーザがいつどこにいたかという情報を得ることができるので、時刻ごとのユーザの居場所に関連した情報を提示することができる。
【0020】
また、音声情報履歴は、ユーザの会話を含む音声情報の中から予め設定されたキーワードが音声認識された認識結果とそのキーワードの発話された時刻が記録されるので、ユーザの発話や周囲の音声情報などを時系列で記録することができる。これによって、ユーザがいつどのような話題での会話を行ったか、ユーザの周囲でいつどのような話題が話されたかという情報を得ることができるので、時刻ごとのユーザの発話内容や周囲の発話内容に関連した情報を提示することができる。
【0021】
また、過去の閲覧履歴に基づいてユーザの興味度合を求める処理は、提示予定情報と当該ユーザの過去の閲覧履歴との類似度を求め、その類似度の大きさに基づいて、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味の度合いを求めるようにしているので、求められた興味度合はユーザの実際の興味度合と合致する可能性が高くなる。
【0022】
また、行動履歴に基づいて当該ユーザの興味度合を求める処理は、前記提示予定情報の内容に当該ユーザの所持する携帯情報端末で収集された位置情報と関連する情報が含まれるか否かを判定し、その判定結果に基づいて、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味の度合いを求めるようにしているので、求められた興味度合は、ユーザの行動を適切に反映したものとなる。
【0023】
また、音声情報履歴に基づいて当該ユーザの興味度合を求める処理は、前記提示予定情報の内容に当該ユーザの所持する携帯情報端末で収集された音声情報と関連する情報が含まれるか否かを判定し、その判定結果に基づいて、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味の度合いを求めるようにしているので、求められた興味度合は、ユーザの関心ごとを適切に反映したものとなる。
【0024】
また、閲覧履歴に基づく興味度合、行動履歴に基づく興味度合、音声情報履歴に基づく興味度合は、それぞれに重み付けをして、その重み付けされたそれぞれの興味度合から前記総合的な興味度合を求めるようにしているので、閲覧履歴、行動履歴、音声情報履歴のどれに重点をおいた情報検索を行うかを自由に設定することができる。なお、この重み付けはユーザが設定することも可能であるが、システム側で設定することもできる。
【0025】
また、閲覧履歴に基づく興味度合、行動履歴に基づく興味度合、音声情報履歴に基づく興味度合は、時間の経過とともに興味の度合いを低くするような関数から得られる値をこれらそれぞれの興味度合に反映させることによって、時間の経過を考慮したそれぞれの興味度合を求めるようにしている。これは、物事に対する興味は、時間の経過とともに減少して行くのが一般的であり、それを興味の度合いに反映させることで、興味の薄れた情報が検索されることが少なくなり、適切な情報検索が行える。
【0026】
また、総合的な興味度合に応じて提示内容を決定する際、その総合的な興味度合を複数段階に分けて、それぞれの段階に応じてどのような情報提示内容とするかを決めるようにしているので、たとえば、興味度合が高ければ、要約文までを付すというように、興味の度合いに応じた提示内容を作成することができる。
【0027】
また、情報検索・配信サーバは、前記ユーザの所持する携帯情報端末から送信された当該ユーザの位置情報や音声情報を取得すると、その取得した位置情報や音声情報に適合した内容を有する情報を検索し、それを当該ユーザに配信するようにしているので、たとえば、ユーザから現在位置を示す情報が送られてきたら、その地域の天気予報やイベント情報を配信したり、ユーザの会話内容からそのユーザの関心事を判断し、それに応じた話題を提供するなど、ユーザが現在いる場所に関連した情報や、話題に関連した情報を適時配信することができる。これによって、ユーザは自分から意識的に情報を取りに行かなくても、その時々で便利な情報を受けることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、この実施の形態で説明する内容は、本発明の情報提示方法、情報提示システムについての説明であるとともに、本発明の情報提示処理プログラムの具体的な処理内容をも含むものである。
【0029】
図1は本発明の情報提示システムの構成を示す図であり、その構成をまずは大まかに説明すると、情報検索・配信サーバ1、ユーザが文書の閲覧などを行う情報検索クライアント端末2(パーソナルコンピュータやWebアプライアンスなどが一般的である)、ユーザが所持するたとえばPDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話機などの携帯情報端末3、これらを相互に接続するネットワーク4などから構成されている。なお、この図1では、情報検索・配信サーバ1、情報検索クライアント端末2、携帯情報端末3は、それぞれ1つずつしか図示されていないが、実際には情報検索・配信サーバ1は複数存在し、情報検索クライアント端末2や携帯情報端末3は多数存在する。
【0030】
携帯情報端末3は、上述したように、PDAや携帯電話機などユーザが携帯可能な情報機器であればよいが、この実施の形態で使用する携帯情報端末3は、図2に示すように、GPS(Global Positioning System)など位置情報の取得が可能な位置情報取得部31と、音声認識部32、無線ネットワーク接続部33を有している必要がある。
【0031】
このような構成の携帯情報端末3は、位置情報取得部31によって現在の位置情報を取得し、取得した位置情報を時刻とともに、この図2では図示しない記憶部に記録し、記録された位置情報を所定のタイミングでネットワーク4を介して情報検索・配信サーバ1に送信可能とし、また、音声認識部32によって、その携帯情報端末3を所持するユーザの発話は勿論、周囲の音声情報を収集し、その収集した音声情報を音声認識して、その認識結果を時刻とともに、ここでは図示しない記憶部に記録し、記録された認識結果を所定のタイミングでネットワーク4を介して情報検索・配信サーバ1に送信する機能を有している。
【0032】
なお、この携帯情報端末3が有する音声認識部32は、音声情報として、たとえば、ユーザの会話が入力された場合、その会話すべてについて認識可能とするものであってもよいが、システム側で予め用意されたキーワード群だけに反応して、そのキーワード群に属するキーワードのみを認識可能とするものであってもよい。
【0033】
一般にこの種の携帯情報端末は小型・軽量・低価格が要求されるので、使用できるCPUの処理能力に大きな制限があることから、この実施の形態では、後者、すなわち、システム側で予め用意されたキーワード群だけに反応して、そのキーワード群に属するキーワードのみを認識するワードスポッティング方式による音声認識を行うものとして説明する。なお、この携帯情報端末3の詳細な動作説明は後に行う。
【0034】
また、情報検索・配信サーバ1は、図3に示すように、ネットワーク4との間で通信を可能とするネットワーク通信部11と、個々のユーザごとの閲覧履歴(個々のユーザが過去に閲覧した文書の閲覧履歴)、個々のユーザの行動履歴(個々のユーザが所持する携帯情報端末3から送られてくる位置情報に基づいて作成される行動履歴)、個々のユーザの音声情報履歴(個々のユーザが所持する携帯情報端末3から送られてくる音声情報に基づいて作成される音声情報履歴)を収集してそれらを管理する履歴管理部12と、この履歴管理部12で収集された各ユーザごとの閲覧履歴、行動履歴、音声情報履歴を蓄積する閲覧履歴蓄積部13、行動履歴蓄積部14、音声情報履歴蓄積部15と、個々のユーザごとの行動履歴と音声情報履歴に基づいて適時、情報検索を指示し、該当するユーザに対し、そのユーザの必要とする情報を検索して、その検索された情報を配信する検索指示部16、多数の文書を蓄積する文書データベース17、上述の閲覧履歴蓄積部13、行動履歴蓄積部14、音声情報履歴蓄積部15に蓄積されている個々のユーザごとの閲覧履歴、行動履歴、音声情報履歴に基づいて、文書データベース17に蓄積された文書の中からユーザに提示しようとする文書(ここではユーザ提示予定文書と呼び、たとえば、ユーザが過去に閲覧していない新着文書などを指している)に対するユーザの興味度合を求める興味度合判定部18、この興味度合判定部18で求められた興味度合に応じた提示内容を決定する提示内容決定部19と、提示内容決定部19で決定された提示内容に基づいてユーザに提示すべき情報の一覧を作成する提示情報一覧作成部20を有した構成となっている。
【0035】
上述の興味度合判定部18が行う興味度合判定処理についてはのちに詳細に説明するが、その概略的な処理としては、文書データベース17に存在するユーザ提示予定文書と閲覧履歴蓄積部13に記録された当該ユーザの過去の閲覧履歴との関連性を判断し、それによって、ユーザ提示予定文書に対する当該ユーザの興味度合を求めるとともに、行動履歴蓄積部14に記録された当該ユーザの位置情報と上述のユーザ提示予定文書との関連性を判断し、それによって、ユーザ提示予定文書に対する当該ユーザの興味度合を求め、さらに、音声情報履歴蓄積部15に記録された当該ユーザの音声情報と上述のユーザ提示予定文書との関連性を判断し、それによって、ユーザ提示予定文書に対する当該ユーザの興味度合を求め、これらそれぞれの興味度合から総合的な興味度合を求める。
【0036】
また、提示内容決定部19は、興味度合判定部18で得られた興味度合(総合的な興味度合)に応じた提示内容を決定するものであるが、その提示内容決定処理としては、興味度合判定部18からの興味度合(総合的な興味度合)の高さによって、上述のユーザ提示予定文書が当該ユーザに提示すべき情報であるか否かを決定し、当該ユーザ提示予定文書がユーザに提示すべき情報であると判定された場合には、興味度合判定部18で求められた総合的な興味度合を複数段階に分けて、それぞれの段階に応じてどのような情報提示内容とするかを決める処理を行う。これについての具体的な処理についてはのちに説明する。
【0037】
本発明の情報提示システムは以上のような構成となっており、次にその具体的な処理や動作について詳細に説明する。
【0038】
ユーザは携帯情報端末3を持って行動する。これによって、その携帯情報端末3に搭載されている位置情報取得部31によって、定期的にユーザの現在位置を示す位置情報取得を行い、そのときの時刻とともにその位置情報を記録し、その記録した位置情報を無線通信部33からネットワーク4を介して情報検索・配信サーバ1に送る。
【0039】
また、携帯情報端末3に搭載されている音声認識部32によって、そのユーザの発話内容や周囲の音声情報に存在する特定のキーワードについて音声認識を行い、その認識結果をそのときの時刻とともに記録し、その記録した認識結果を無線通信部33からネットワーク4を介して情報検索・配信サーバ1に送る。
【0040】
このとき、情報検索・配信サーバ1側で個々のユーザを識別できるように、個々のユーザから送信する情報(位置情報や音声情報)にユーザIDを付す。
【0041】
これら個々のユーザから情報検索・配信サーバ1に送信された位置情報や音声情報は、ネットワーク通信部11を介して履歴管理部12に送られ、それぞれのユーザIDに対応付けられて、時刻と行動履歴が行動履歴蓄積部14に記録され、時刻と音声情報履歴が音声情報履歴蓄積部15に記録される。
【0042】
その行動履歴蓄積部14に記録される内容としては、たとえば、図4に示すように、ユーザIDとしての「USER001」に続いて、時刻「8:00」とそのときの位置情報「松本」というような内容で記録され、同様に、ユーザID「USER001」、時刻「9:30」、位置情報「諏訪」、さらに、ユーザID「USER001」、時刻「12:00」、位置情報「諏訪」というような内容となっている。この例の場合、ユーザID「USER001」を有するユーザは、8時には松本、9時30分には諏訪、12時にも諏訪にいるといった行動履歴が残されたことになる。
【0043】
一方、音声情報歴蓄積部15に蓄積される内容としては、たとえば、図4に示すように、ユーザIDとしての「USER001」に続いて、時刻「8:00」とそのときのユーザの発話などの音声情報(キーワード)が「サッカー」というような内容で記録され、同様に、ユーザID「USER001」、時刻「10:00」、音声情報(キーワード)として「音楽」、さらに、ユーザID「USER001」、時刻「11:00」、音声情報として「ラーメン」というような内容となっている。この例の場合、ユーザID「USER001」を有するユーザは、9時にはサッカーについての発話を行い、10時には音楽についての発話を行い、11時にはラーメンについての発話を行ったことが音声情報履歴として残されたことになる。
【0044】
このように、行動履歴蓄積部14には、どのユーザがいつどこにいたかを示す位置情報が記録され、音声情報履歴蓄積部15にはどのユーザがいつどのような話題の発話をしたかを示す音声情報が記録される。
【0045】
また、閲覧履歴蓄積部13には、個々のユーザが情報検索クライアント端末2などを用いて、過去にどのような文書を閲覧したかが記録され、その内容としては、ユーザID、文書番号、閲覧日時などである。上述した行動履歴や音声情報履歴と同じく、図4の例では、ユーザID「USER001」を有するユーザの閲覧履歴を示すもので、この例では、文書番号「0206000137」の文書を2001年12月15日に閲覧し、文書番号「0206000136」の文書を2001年12月6日に閲覧し、文書番号「0206000135」の文書を同じく2001年12月6日に閲覧したことが記録されている。
【0046】
ところで、この情報提示システムにおいて、情報検索クライアント端末2からユーザが文書を閲覧する操作は次のようにして行われる。
【0047】
まず、ユーザが情報検索クライアント端末2から情報検索・配信サーバ1にアクセスして、ユーザIDを情報検索・配信サーバ1に送信すると、興味度合判定部18では、文書データベース17に蓄積された多数の文書の中から、当該ユーザが閲覧していない文書(新着文書)をユーザ提示予定文書として抽出して、その新着文書のリストを作成する。そして、それぞれの新着文書に対して、それぞれの新着文書ごとにそのユーザの興味の度合いを求める。
【0048】
そして、提示内容決定部19は、求められた興味度合に基づいて、その新着文書がユーザの提示すべき文書であるか否かを判断し、ユーザに提示すべき文書であると判断した場合には、興味度合に応じた提示内容を決定する。その後、提示情報一覧作成部20が提示内容決定部19で決定された提示内容に基づいて、新着文書一覧を作成し、それを当該ユーザの情報検索クライアント端末2に送る。
【0049】
このとき、ユーザの興味度合の高いと判断された文書(新着文書)については、その文書の本文の要約を提示内容決定部19で作成してそれをその新着文書一覧の中に付加する。
【0050】
たとえば、文書データベース17に蓄積された多数の文書の中から、当該ユーザが閲覧していない新着文書が抽出されて図5のような新着文書リストが作成されたとする。なお、文書データベース17には、それぞれの文書の文書番号と文書を取得した日時、文書の題名、本文などが記録されているので、この図5に示す新着文書リストにも、それぞれの文書の文書番号とその文書を取得した日時、文書の題名、本文などが記録される。
【0051】
そして、この図5に示すような新着文書リストに存在する個々の文書についてユーザの興味度合を求め、求められた興味度合に基づいて、ユーザに提示すべき文書を幾つか選択する。そして、その選択された文書に対するユーザの興味度合に応じた新着文書一覧を作成し、それを当該ユーザの情報検索クライアント端末2に送ると、その情報検索クライアント端末2では、図6に示すような新着文書一覧が表示される。
【0052】
図6に示す新着文書一覧は、図5に示す新着文書リストから当該ユーザの興味度合に応じて作成されたものであり、この例では、当該ユーザの興味のありそうな新着文書として、文書D1,D2,D3,D4,D5,D6,D7,D8の8個の新着文書が提示されている。
【0053】
そして、その提示内容は、新着文書の題名(タイトル)や日時だけではなく、興味度合によって、要約文まで表示したり、キーワードを表示したりする。この図6の例の場合、たとえば、文書D1や文書D6は、ユーザの興味度合が高いと判断され、その題名(タイトル)と日時の他に要約S1,S2までが表示されている。ちなみに、文書D1は図5に示す文書番号「0206000147」の文書であり、文書D6は図5に示す文書番号「0206000142」の文書である。
【0054】
また、文書D3は、図6の文書番号「0206000146」の文書であり、この文書D3に対しては、その題名(タイトル)と日時の他にキーワードとしてこの場合「松本」、「音楽」が提示されている。
【0055】
また、その他の文書D2,D4,D5,D7,D8についてはそれぞれ題名(タイトル)と日時のみが提示されている。
【0056】
このように、ユーザの興味のありそうな文書が選択されてそのユーザに提示され、しかも、そのユーザの興味度合に応じた提示内容となっている。ところで、ユーザの興味度合の判断は、そのユーザの閲覧履歴、行動履歴、音声情報履歴に基づいて判断する。以下、この興味度合の判断について説明する。
【0057】
ある文書(これをDとし、上述の例では図5に示す新着文書リストに存在する個々の文書に相当する)に対するユーザの興味度合は、閲覧履歴に基づく興味度合、行動履歴に基づく興味度合、会話などによる音声情報履歴に基づく興味度合をそれぞれ評価し、それらを組み合わせて総合的な興味度合を求める、この総合的な興味度合を、ある文書Dに対するユーザの興味度合とする。
【0058】
ここで、ある文書Dに対する閲覧履歴に基づくユーザの興味度合をIread(D)、ある文書Dに対する行動履歴に基づくユーザの興味度合をIact(D)、ある文書Dに対する音声情報履歴に基づくユーザの興味度合をIsp(D)とすると、文書Dに対するユーザの総合的な興味度合Interest(D)は、
Interest(D)=Kr・Iread(D)+Ka・Iact(D)+Ks・Isp(D) (1)
で表すことができる。この(1)式において、Kr,Ka,Ksは重み付け係数であり、Kr+Ka+Ks=1とする。なお、Iread(D)、Iact(D)、Isp(D)を、たとえば、それぞれ0.0〜1.0の間の値をとるように正規化すると、総合的な興味度合Interest(D)も0.0〜1.0の間の値となる。
【0059】
上述の重み付け定数Kr,Ka,Ksは、閲覧履歴、行動履歴、音声情報履歴のどれを重要視するかによって、それぞれを独立に設定することができるもので、Kr+Ka+Ks=1となるように自由に設定することができ、たとえば、閲覧履歴の重み付け係数Krを最も大きくし、次に行動履歴の重み付け係数Kaを大きくし、音声情報履歴Ksは最も小さくするといったことも可能であり、あるいは、その逆とするというように、任意に設定することができる。
【0060】
上述の重み付け係数Kr,Ka,Ksの設定は、閲覧履歴、行動履歴、音声情報履歴のどれを重要視するかによって、ユーザ自身が設定することも可能であり、また、システム側で予め設定できるようにしてもよい。
【0061】
また、これら各重み付け係数Kr,Ka,Ksは、これらの係数のうち、1つあるいは2つの係数をゼロとすることもできるが、本発明では、KaとKsを共に0とはしないようにする。これは、Ka=Ks=0とすると、興味度合が閲覧情報のみによって判断されることとなり、興味度合の評価という点では前述した従来技術と同様になるからである。
【0062】
なお、仮に、Ka=0とすれば、行動履歴に基づくユーザの興味度合は考慮されず、閲覧履歴と音声履歴に基づいた興味度合によって総合的な興味度合が求められ、その総合的な興味度合による文書選択がなされ、また、仮に、Ks=0とすれば、音声情報履歴に基づくユーザの興味度合は考慮されず、閲覧履歴と行動履歴に基づいた興味度合によって総合的な興味度合が求められ、その総合的な興味度合による文書検索がなされるが、この実施の形態では、閲覧履歴、行動履歴、音声情報履歴をすべて用いて総合的な興味度合を求めるものとして説明する。
【0063】
上述した閲覧履歴に基づくユーザの興味度合Iread(D)、行動履歴に基づくユーザの興味度合Iact(D)、音声情報履歴に基づくユーザの興味度合Isp(D)は次のようにして求める。
【0064】
まず、ある文書Dに対する閲覧履歴に基づくユーザの興味度合Iread(D)は、過去にそのユーザがどのような文書を閲覧したかの記録(閲覧履歴蓄積部13の内容)を利用する。これは、過去に閲覧したということが、その文書に対してユーザが関心を持ったと考えられるからである。
【0065】
そして、その興味度合Iread(D)は、過去に閲覧された文書との類似度を基に判定する。すなわち、過去に閲覧された文書(閲覧済み文書)との類似度が高いほど、そのユーザの興味の度合いが高い文書であると推定される。
【0066】
ここで、文書間の類似度計算は、文書の特徴を表すベクトル(特徴ベクトル)をそれぞれの文書ごとに作成し、その特徴ベクトル間の距離を求めることで算出する。特徴ベクトル間の距離は、ユークリッド距離や角距離などを用いて求めることができる。この実施の形態では、角距離(内積)を用いて算出する。
【0067】
文書の特徴を表す特徴ベクトルは、文書中に出現する単語頻度を利用したもの(TF)、単語頻度と単語の重要度を考慮したもの(TF*IDF)などの手法で求めることができる。
【0068】
ある文書(新着文書など)Dの特徴ベクトルをX(D)、閲覧済み文書(これをRで表す)の特徴ベクトルをX(R)とすると、この文書Dの閲覧済み文書Rに対する類似度は以下のように算出できる。文書Dの文書Rに対する類似度をSim(D,R)とすると、
Sim(D,R)=(X(D)・X(R))/(|X(D)|・|X(R)|) (2)
で求めることができる。ここで、0≦Sim(D,R)≦1である。なお、閲覧済み文書Rの特徴ベクトルX(R)は予め求めておくことができる。
【0069】
また、興味は時間とともに薄れていくことを考慮して、興味の移り変わりを表す以下の関数を用いる。ここで、tは文書Rを閲覧してからの経過時間、Tlostは興味を失うまでの時間である。ユーザの興味の移り変わりI(t)は、
I(t)=1−(t/Tlost)^3 (3)
で求めることができる。この(3)式において、「^3」は3乗を表している。なお、興味は時間と共に薄れていくことを考慮して、興味の移り変わりを表す上述の(3)式で表される関数を用いる技術については、本出願人によってすでに特許出願がなされている(特許出願番号2002−070479)。
【0070】
上述した(3)式による関数を用いて、ある1つの閲覧済みの文書Rに対する文書Dの興味の度合いは、時間経過による興味の移り変わりを考慮すると、Sim(D,R)とI(t)の積として求めることができる。なお、有効な閲覧済みの文書Rがn個存在する場合には、文書Dに対する興味度合Iread(D)は、以下のように算出する。
【0071】
Iread(D)=Σ(Sim(D,Ri)・I(ti)/ΣI(ti) (4)
なお、この(4)式において、0≦Iread(D)≦1である。
【0072】
以上のようにして、ある文書Dに対する閲覧履歴に基づくユーザの興味度合Iread(D)を求めることができる。
【0073】
次に、ある文書Dに対する行動履歴に基づくユーザの興味度合Iact(D)について説明する。この行動履歴は情報検索・配信サーバ1の行動履歴蓄積部14に、個々のユーザの位置情報が時刻とともに記録されている。この行動履歴蓄積部14に記録された情報を用い、その位置情報と文書Dとの関連性を評価することによってそのユーザの文書Dに対する興味度合を求める。
【0074】
単純な方法としては、あるユーザの行動履歴に含まれる位置情報(地名)が文書Dに出現すれば、その文書Dに対してスコアとして1を与え、出現しなければスコアとして0を与え、その合計のスコアを前述したように、0.0〜1.0の間の値をとるように正規化し、それを興味度合Iactとして表す。
【0075】
また、ユーザの位置情報に含まれる地名から連想される単語(その地域の名所や地域を特定できる特産物など)をシソーラスとして持ち、そのシソーラスを利用して、文書D内にその地名から連想される単語が出現するか否かを調べて、それをその興味度合に反映させるようにしてもよい。
【0076】
なお、この行動履歴に基づくユーザの興味度合Iactを求める際も、上述の閲覧履歴に基づくユーザの興味度合Ireadを求めるときと同様に、時間の経過とともに興味の度合いを低くするような(3)式に示す関数から得られる値を、この興味度合Iactに反映させて、時間の経過を考慮した興味度合Iactを求めることができる。
【0077】
次に、ある文書Dに対する音声情報履歴に基づくユーザの興味度合Isp(D)について説明する。この音声情報履歴は情報検索・配信サーバ1の音声情報履歴蓄積部15に、個々のユーザの会話を含む音声情報が時刻と共に記録されている。この音声情報を用い、その音声情報と文書Dとの関連性を評価することによってそのユーザの文書Dに対する興味度合を求める。
【0078】
この場合、音声情報履歴から得られた単語(たとえば、そのユーザの会話内容から得られた単語)とその出現頻度を用い、その単語の取得された時間からの経過時間を考慮した特徴ベクトルXsを作成する。たとえば、そのユーザの会話から得られた単語を時系列で並べて、その出現頻度とともに時間的に新しい単語ほど高い重み付けするというような経過時間をも考慮した特徴ベクトルXsを作成する。
【0079】
そして、この特徴ベクトルXsと前述した文書Dの特徴ベクトルX(D)との類似度を算出する。特徴ベクトルXsと文書Dの特徴ベクトルX(D)との類似度を算出し、その類似度の大きさは文書Dの興味度合の高さを表すので、文書Dの興味度合Isp(D)は、
Isp(D)=(X(D)・Xs)/(|X(D)|・|Xs|) (5)
で求めることができる。ここで、0≦Isp(D)≦1である。
【0080】
以上のようにして、文書Dに対する閲覧履歴に基づくユーザの興味度合Iread(D)、文書Dに対する行動履歴に基づくユーザの興味度合Iact(D)、文書Dに対する音声情報履歴に基づくユーザの興味度合Isp(D)を求めることができる。
【0081】
こうして求められた文書Dに対する閲覧履歴に基づくユーザの興味度合Iread(D)、文書Dに対する行動履歴に基づくユーザの興味度合Iact(D)、文書Dに対する音声情報履歴に基づくユーザの興味度合Isp(D)を(1)式に代入することによって、ある文書(新着文書)Dに対するあるユーザの総合的な興味度合Interest(D)が得られる。
【0082】
なお、この(1)式において、文書Dに対する閲覧履歴に基づくユーザの興味度合Iread(D)、文書Dに対する行動履歴に基づくユーザの興味度合Iact(D)、文書Dに対する音声情報履歴に基づくユーザの興味度合Isp(D)に対して、定数Kr,Ka,KsをKr+Ka+Ks=1となるようにそれぞれ最適な値を設定することで、文書Dに対する閲覧履歴に基づくユーザの興味度合Iread(D)、文書Dに対する行動履歴に基づくユーザの興味度合Iact(D)、文書Dに対する音声情報履歴に基づくユーザの興味度合Isp(D)にそれぞれ適当な重み付けを行うことができる。
【0083】
このようにして、ある文書(新着文書)Dに対して、閲覧履歴に基づくユーザの重み付け後の興味度合Kr・Iread(D)、行動履歴に基づくユーザの重み付け後の興味度合Ka・Iact(D)、音声情報履歴に基づくユーザの重み付け後の興味度合Ks・Isp(D)が得られたら、これらを総合して、つまり、(1)式に示すように、それぞれの興味度合の和を求め、それを総合的な興味度合Interest(D)とする。
【0084】
そして、総合的な興味度合Interest(D)が得られたら、その総合的な興味度合Interest(D)の大きさに応じた提示内容を提示内容決定部19で決定する。この提示内容決定部19は、興味度合判定部18で得られた興味度合(総合的な興味度合)Interest(D)に応じた提示内容を決定するが、その提示内容決定処理は、興味度合判定部18で求められた総合的な興味度合Interest(D)の高さから、ユーザ提示予定文書としての文書(新着文書)Dが当該ユーザに提示すべき情報であるか否かを決定し、その文書Dが当該ユーザに提示すべき情報であると判断された場合には、その総合的な興味度合Interest(D)を複数段階に分けて、それぞれの段階に応じてどのような提示内容とするかを決める処理を行う。
【0085】
そして、この提示内容決定19部で決定された提示内容に基づいて、提示情報一覧作成部20が提示すべき情報の一覧(新着文書一覧)を作成して、それをユーザ側に送信する。
【0086】
たとえば、前述した図6はユーザ側に送信された新着文書一覧の一例であって、前述したように、総合的な興味度合Interest(D)が高いと判断されれば、新着文書のタイトルや日時とともにその要約文までを表示し、総合的な興味度合Interest(D)があまり高くなければ、新着文書のタイトルや日時までの表示にとどめた新着文書一覧をユーザに送る。
【0087】
この総合的な興味度合Interest(D)の大きさに応じてどのような提示内容とするかは種々の形態が考えられるが、その一例について説明する。
【0088】
提示内容決定部19は、興味度合判定部18で求められた総合的な興味度合Interest(D)の大きさを判断するために、たとえば、2段階の閾値Th1,Th2(ただし、Th1<Th2)を設定し、Th2<Interest(D)であれば、ユーザの興味度合は高いと判断し、Th1<Interest(D)≦Th2であれば、ユーザの興味度合は中程度と判断し、Interest(D)≦Th1であれば、ユーザの興味度合は低いと判断する。
【0089】
このように、提示内容決定部19では、興味度合判定部18からの総合的な興味度合を受け取ると、その興味度合の高さを「高」、「中」、「低」の3段階に分けて、それぞれの段階ごとにどのような提示内容とするかを決定する。たとえば、興味度合が「高」であると判定された場合には、図7に示すように、文書の題名(タイトル)と日時、さらに、120文字程度の要約文を作成しそれらを提示内容とし、興味度合が「中」である場合には、文書の題名(タイトル)と日時、さらに、キーワードを作成してそれらを提示内容とし、興味度合が「低」である場合には、文書の題名(タイトル)と日時のみを提示内容とする。
【0090】
そして、この提示内容決定部19で決定された提示内容は、提示情報一覧作成部20に渡されて、この提示情報一覧作成部20では、たとえば、図6で示したような新着文書一覧を作成する。この提示情報一覧作成部20で作成された提示情報一覧(新着情報一覧)は該当するユーザに送信される。なお、この提示情報一覧作成部20で作成された提示情報一覧(新着情報一覧)に存在する文書はそのユーザの閲覧情報として履歴管理部12に与えられ、閲覧履歴蓄積部13に閲覧情報として記録される。
【0091】
以上説明したように、この実施の形態では、多数の文書(新着文書)の中からユーザに提示すべき文書を、当該ユーザの興味度合に応じて選ぶようにしている。そして、その興味度合は、そのユーザの過去の閲覧履歴に基づくユーザの興味度合Iread、行動履歴に基づくユーザの興味度合Iact、音声情報履歴に基づくユーザの興味度合Ispをそれぞれ独立して評価し、これらを(1)式に代入し、かつ、重み係数Kr,Ka,Ksを最適な値に選ぶことによって、ある文書(新着文書)Dに対するユーザの総合的な興味度合Interest(D)を求めるようにしている。
【0092】
これによって、従来のように、過去に閲覧した文書によってのみそのユーザの興味度合を推定するのと異なり、ユーザへの提示対象となる文書は過去に閲覧された文書と相関関係のない文書にまでその範囲が及ぶので、大量の文書の中から、ユーザの関心のある文書を適切に抽出し、それをユーザに提示することができる。
【0093】
また、このときの提示内容は、興味度合の高さに応じて、要約文を付加して提示したり、キーワードを提示したりというように、興味の度合いに応じた内容を提示できるので、ユーザは提示された文書を効率よく閲覧することができる。
【0094】
また、閲覧履歴に基づくユーザの興味度合Ireadの重み付け定数Kr、行動履歴に基づくユーザの興味度合Iactの重み付け定数Ka、音声情報履歴に基づくユーザの興味度合の重み付け定数Ksを、Kr+Ka+Ks=1となるように任意に設定することができる。
【0095】
それによって、閲覧履歴に基づくユーザの興味度合Iread、行動履歴に基づくユーザの興味度合Iact、音声情報履歴に基づくユーザの興味度合Ispのどれに重点を置くかを自由に設定することができ、ユーザの関心をより適切に反映した文書を提示することができる。
【0096】
ところで、上述の情報検索・配信サーバ1は、個々のユーザの携帯情報端末3からそのユーザの位置情報や音声情報を受信し、それを行動履歴や音声情報履歴として蓄積している。
【0097】
したがって、これら個々のユーザから送られてくる位置情報や音声情報を受信すると、それぞれのユーザに対してその時点でユーザのいる場所や会話内容などに適した情報を検索して、その検索された情報の配信を適時行う情報配信サービスも可能となる。このユーザの所持する携帯情報端末3から送られてくる位置情報や音声情報に適した情報を検索する処理は、図3で示した検索指示部16によって行い、検索指示部16で検索された情報を該当するユーザに配信する。
【0098】
このように、ユーザから送られてくる位置情報や音声情報に適した情報をそのユーザに適時配信する情報配信サービスは、個々のユーザごとに条件を予め設定しておき、その条件を満たしたときに行う。たとえば、あるユーザに対して次のような条件が設定されていたとする。その条件としては、たとえば、
【0099】
(1)そのユーザから午前7時から8時の間に位置情報が送られてきたら、その地域の天気予報を配信する。
【0100】
(2)そのユーザから午前11時から午後1時の間で、過去1時間以内に食事に関する話題が音声情報として送られてきたら、そのユーザのいる地域付近の飲食店情報を配信する。
【0101】
(3)週末に最近1週間の話題との関連性の高い分野の商品や店舗の広告を配信する。
【0102】
といった内容があり、これらは個々のユーザが情報検索・配信サーバ1側に予め設定しておくことができる。
【0103】
このような条件を設定しておくことによって、そのユーザからたとえば、午前7時30分に位置情報が情報検索・配信サーバ1に送信されたとすると、情報検索・配信サーバ1では、そのユーザの位置情報に基づいてその地域の天気情報を検索して、検索された天気情報を当該ユーザに配信する。
【0104】
また、そのユーザからたとえば、午前12時頃に昼食に関する話題が音声情報として情報検索・配信サーバ1に送信されたとすると、情報検索・配信サーバ1では、そのユーザのそのときの位置情報と音声情報に基づいて、その付近のレストランなどの情報を検索して、検索された情報を当該ユーザに配信する。
【0105】
また、ある週の週末においては、あるユーザのその1週間の話題として、たとえば、洋服に関する話題が多いことが情報検索・配信サーバ1側で判断されたとすると、洋品店やショッピングモールなどの広告を検索して、検索された情報を当該ユーザに配信する。
【0106】
このように、本発明は、ユーザの所持する携帯情報端末3から収集した位置情報や音声情報に基づいて、そのときのユーザの居場所や会話内容に適した情報をリアルタイムでそのユーザに配信したり、一週間単位といったサイクルでユーザの会話内容などを判断し、その会話内容から、最近のユーザの関心ごとを判断し、それに適した情報を配信するといったサービスを行うことも可能となり、位置情報や音声情報に基づいて、情報を適時配信する情報配信サービスが可能となる。
【0107】
なお、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能となるものである。たとえば、上述の実施の形態では、音声情報としては、主としてユーザの会話を用いたが、ユーザの会話だけでなく、ユーザの周囲から入ってくる音声情報からキーワードとなる単語を音声認識して、その認識結果を音声情報として情報検索・配信サーバ1に送ることができる。
【0108】
また、興味度合に応じてユーザに提示する情報内容としては、図7で説明したように、興味度合を3段階に分けてそれぞれの段階ごとに表示内容を設定するようにしたが、これも、3段階に限られるものではなく、よりきめ細かな興味度合の段階を設定することも可能であり、また、興味度合に応じて要約文の長さを種々設定するようにしてもよく、さらに、興味度合に応じて文字の大きさや字体などを変化させることもできる。
【0109】
また、位置情報や音声情報に基づいて情報を適時配信するサービスを行う際、位置情報や会話などの音声情報だけでなく、そのユーザの過去の閲覧履歴をも用いることができる。
【0110】
また、本発明は以上説明した本発明を実現するための処理手順が記述された処理プログラムは、フロッピィディスク、光ディスク、ハードディスクなどの記録媒体に記録させておくこともでき、本発明は、その処理プログラムの記録された記録媒体をも含むものである。また、ネットワークから当該処理プログラムを得るようにしてもよい。
【0111】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、大量の文書の中からユーザに提示すべき文書を選択する際、そのユーザの過去の閲覧履歴に基づいた興味度合を求めるとともに、行動履歴に基づいた興味度合と音声情報履歴に基づいた興味度合のいずれか、またはその両方を求めたあと、これらを総合した興味度合を求めて、その総合的な興味度合に応じて、提示すべき情報を決定するとともに、その提示すべき情報をどのような提示内容とするかを決定するようにしている。
【0112】
これによって、従来のように、過去に閲覧した文書などの情報によってのみそのユーザの興味度合を推定するのと異なり、ユーザへの提示対象となる情報は過去に閲覧された情報と何ら相関関係のない情報にまでその範囲が及ぶので、たとえば、大量の新着文書の中から、ユーザに提示すべき情報を選択する場合、ユーザの関心のある文書を幅広い分野から適切にかつ効率よく選択してそれをユーザに提示することができる。
【0113】
また、閲覧履歴に基づく興味度合、行動履歴に基づく興味度合、音声情報履歴に基づく興味度合は、それぞれに重み付けをして、その重み付けされたそれぞれの興味度合から前記総合的な興味度合を求めるようにしているので、閲覧履歴、行動履歴、音声情報履歴のどれに重点をおいた情報選択を行うかを自由に設定することができる。
【0114】
また、閲覧履歴に基づく興味度合、行動履歴に基づく興味度合、会話履歴に基づく興味度合は、時間の経過とともに興味の度合いを低くするような関数から得られる値をこれらそれぞれの興味度合に反映させることによって、時間の経過を考慮したそれぞれの興味度合を求めるようにしているので、時間経過によって興味の薄れた情報が検索されることが少なくなり、適切な情報検索が行える。
【0115】
また、情報検索・配信サーバは、前記ユーザの所持する携帯情報端末から送信された当該ユーザの位置情報や音声情報を取得すると、その取得した位置情報や音声情報に適合した内容を有する情報を検索し、それを当該ユーザに配信するようにしているので、たとえば、ユーザから現在位置を示す情報が送られてきたら、その地域の天気予報やイベント情報を配信したり、ユーザの会話内容からそのユーザの関心事を判断し、それに応じた話題を提供するなど、ユーザが現在いる場所に関連した情報や、話題に関連した情報を適時配信することができる。これによって、ユーザは自分から意識的に情報を取りに行かなくても、その時々で便利な情報を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報提示システムの実施の形態を説明する概略的な構成図である。
【図2】 図1で示した携帯情報端末3の構成図である。
【図3】 図1で示した情報検索・配信サーバ1の構成図である。
【図4】 図3で示した情報検索・配信サーバ1における閲覧履歴蓄積部13、行動履歴蓄部14、音声情報履歴蓄積部15に蓄積されたデータの一部を示す図である。
【図5】 図3で示した情報検索・配信サーバ1における文書データベース17に蓄積されたユーザ提示予定文書としての新着文書の一例を示す図である。
【図6】 図5で示された文書の中からユーザに提示すべき文書をユーザの興味度合に応じて新着文書一覧とした例を示す図である。
【図7】 図3で示した情報検索・配信サーバ1における提示内容決定部19が総合な興味度合に応じて提示内容を決定する際に参照する興味度合の高さに対する提示内容の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 情報検索・配信サーバ
2 情報検索クライアント端末
3 携帯情報端末
11 ネットワーク通信部
12 履歴管理部
13 閲覧履歴蓄積部
14 行動履歴蓄積部
15 音声情報履歴蓄積部
16 検索指示部
17 文書データベース
18 興味度合判定部
19 提示内容決定部
20 提示情報一覧作成部
31 位置情報取得部
32 音声認識部
33 無線通信部

Claims (3)

  1. 情報を検索して配信する機能を有するとともに、少なくとも個々のユーザの閲覧履歴を有する情報検索・配信サーバにネットワークを介して接続されたユーザ側端末に対し、前記情報検索・配信サーバから情報提示を行う際、前記ユーザへの提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求め、その興味度合に基づいて、前記提示予定情報の一覧を作成する情報提示システムであって、
    前記提示予定情報には、題名情報および日時情報を含み、
    この情報提示システムには、前記情報検索・配信サーバと、前記ユーザの位置情報と当該ユーザの発話を含む音声情報の少なくとも1つの情報の収集が可能であるとともに、その収集した情報を前記ネットワークを介して前記情報検索・配信サーバに送信可能な携帯情報端末とが含まれ、
    前記情報検索・配信サーバは、
    前記ユーザの過去の閲覧履歴を記録する閲覧履歴蓄積手段と、
    前記携帯情報端末から送られてくる位置情報と音声情報の少なくとも一つの情報を取得して、位置情報は行動履歴として記録し、音声情報は音声情報履歴として記録する行動履歴・音声情報履歴蓄積手段と、
    前記提示予定情報と前記閲覧履歴蓄積手段に記録された当該ユーザの過去の閲覧履歴との関連性を判断し、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求めるとともに、前記行動履歴・音声情報履歴蓄積手段に記録された当該ユーザの位置情報と音声情報の少なくとも一つの情報と前記提示予定情報との関連性を判断し、前記提示予定情報に対する当該ユーザの興味度合を求めたのち、これらそれぞれの興味度合から総合的な興味度合を求める興味度合判定部と、
    この興味度合判定部で求められた総合的な興味度合が第1の閾値よりも高いと判定された場合には、前記提示予定情報に含まれる前記題名情報および前記日時情報とともに前記提示予定情報の要約情報を提示し、かつ、前記総合的な興味度合が前記第1の閾値以下であるとともに第2の閾値よりも高いと判定された場合には、前記提示予定情報に含まれる前記題名情報および前記日時情報とともに前記提示予定情報のキーワードを提示し、かつ、前記総合的な興味度合が前記第2の閾値以下と判定された場合には、前記提示予定情報に含まれる前記題名情報および前記日時情報を提示することを決定する提示内容決定部と、
    前記提示内容決定部により決定された提示内容に基づき、前記提示予定情報の一覧を作成する提示予定情報一覧作成部と、
    を有することを特徴とする情報提示システム。
  2. 請求項1に記載の情報提示システムにおいて、
    前記提示内容決定部は、前記総合的な興味度合が第1の閾値よりも高いと判定された場合には、前記興味度合に応じて前記要約情報の長さを設定可能であることを特徴とする情報提示システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報提示システムにおいて、
    前記提示内容決定部は、前期興味度合に応じて、文字の大きさまたは字体を設定可能であることを特徴とする情報提示システム。
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