JP5263922B2 - 情報推薦システム、情報推薦方法および情報推薦用プログラム - Google Patents

情報推薦システム、情報推薦方法および情報推薦用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ等の情報をユーザに推薦するための情報推薦システム、情報推薦方法および情報推薦用プログラムに関する。
利用者が情報を受信する時期(受信時期)や受信する位置(受信位置)をふまえて、効果的な広告を提示する広告システムの一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されている広告システムは、広告データベースと、時間取得部と、嗜好取得部と、位置取得部と、広告格納処理部と、受信広告データベースと、広告抽出部と、広告提示部とを備える。
特許文献1に記載されている広告システムは、例えば、次のように動作する。すなわち、広告データベースには、広告の提示期間、広告の有効期間、広告対象の営業時間、広告対象の位置が付与された広告データが格納されている。時間取得部は、現在時期を取得する。嗜好取得部は、利用者の嗜好を取得する。位置取得部は、利用者の現在位置を取得する。
広告格納処理部は、受信時期、利用者の受信位置および嗜好についての選択基準を設定しておく。例えば、受信時期が広告の期間内であること、受信位置が広告対象の位置から一定距離の範囲内であること、広告データに利用者の興味のないキーワードを含まないことを選択基準とする。そして、広告格納処理部は、受信した広告データから選択基準を満たす広告データを選択して、受信広告データベースに格納する。
広告抽出部は、受信広告データベースに格納されている広告データを、再生時期、利用者の再生位置および嗜好に基づいて評価し、評価の高い順に抽出する。広告データの評価方法として、例えば、受信時期が広告の期間内であるときに高く、受信位置と広告対象の位置との距離が短いほど高く、広告データに利用者の興味のあるキーワードが多く含まれるほど高く評価する方法がある。そして広告提示部は、抽出された広告データを利用者に提示する。
また、特許文献2には、ユーザの興味の傾向を評価する要素として、過去の文書閲覧履歴のほかに、そのユーザの行動履歴、ユーザの会話などを含む音声情報履歴の少なくとも1つの情報を用いることで、そのユーザの興味の傾向を判断して適切な情報を効率よく提示できる情報提示システムが記載されている。
特開2004−240986号公報 特開2004−272355号公報
特許文献1に記載された技術の問題点は、ユーザが情報を閲覧する時期や位置と、広告の期間や広告対象の位置とが一致する情報、またはごく近い情報が提示されるにすぎないことである。その理由は、一般に、受信時期が広告の期間内であることや、受信位置と広告対象の位置との距離が短いことが、広告データの選択時や評価時のポイントを高め、広告期間内で位置が近い広告データのほうが抽出されやすいためである。
しかし、ユーザは、今この場所でここに近い場所の情報を求める場合もあるが、ある将来の行動のために前もって情報を求める場合も多い。特許文献1に記載された技術では、情報を取得するタイミングと情報を利用するタイミングが異なる場合には対応できない。
また、特許文献2に記載された方式では、行動履歴と提示予定情報(コンテンツ)との関連性を判断することにより、ユーザの興味の度合が大きいコンテンツとして、過去に行動した場所に関連するコンテンツを提示する。しかし、行動した時刻、すなわち行動を起こすタイミングについては考慮されていない。また、コンテンツを提示するタイミングについても考慮されていない。したがって、適切なタイミングでコンテンツを提示できるとは限らない。
そこで、本発明は、ユーザの行動につながる情報を適切なタイミングで推薦することができる情報推薦システム、情報推薦方法および情報推薦用プログラムを提供することを目的とする。
本発明による情報推薦システムは、コンテンツを閲覧した閲覧日時と、閲覧したコンテンツに基づいて行動した行動日時との組み合わせに基づいて、提示用コンテンツとして推薦するコンテンツを決定するとともに、コンテンツを推薦する時期を決定するコンテンツ決定手段を備えたことを特徴とする。
本発明による情報推薦方法は、コンテンツを閲覧した閲覧日時と、閲覧したコンテンツに基づいて行動した行動日時との組み合わせに基づいて、提示用コンテンツとして推薦するコンテンツを決定するとともに、コンテンツを推薦する時期を決定するコンテンツ決定ステップを含むことを特徴とする。
本発明による情報推薦用プログラムは、コンピュータに、コンテンツを閲覧した閲覧日時と、閲覧したコンテンツに基づいて行動した行動日時との組み合わせに基づいて、提示用コンテンツとして推薦するコンテンツを決定するとともに、コンテンツを推薦する時期を決定するコンテンツ決定処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの行動につながる情報を適切なタイミングで推薦することができるという効果がある。
まず、本発明の概要について図面を参照して説明する。図1は、本発明による情報推薦システムの最小の構成例を示すブロック図である。図1に例示する情報推薦システム10は、コンテンツ決定手段404を備える。
コンテンツ決定手段404は、コンテンツを閲覧した閲覧日時と、閲覧したコンテンツに基づいて行動した行動日時との組み合わせに基づいて、コンテンツを推薦する時期と、推薦するコンテンツを決定する。
図1に示すように構成すれば、ユーザの行動につながる情報を適切なタイミングで推薦することができる。
実施形態1.
次に、本発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。図2は、第1の実施形態の情報推薦システムの構成例を示すブロック図である。図2を参照すると、本発明の第1の実施形態は、入力手段1と、表示手段2と、情報を記憶する記憶手段3と、プログラム制御により動作するデータ処理手段4とを備える。
本発明による情報推薦システムは、ユーザが閲覧したコンテンツが示す場所に、ユーザが実際に行ったかどうかに基づいて、行動履歴とすでに閲覧したコンテンツとの関連性を求める。また、閲覧日時と行動日時との相関関係に注目して分析を行い、ユーザが次にいつ行動するかを予測し、将来の行動に適したコンテンツを、推薦するコンテンツとして決定する。「推薦するコンテンツとして決定」とは、ディスプレイ表示等によりユーザに対して提示すべきコンテンツを決定することである。
入力手段1は、例えば、ユーザによって携帯され、プログラムに従って動作する携帯電話機等の情報端末が備えるCPU、キー操作部、GPS受信機等によって実現される。また、情報推薦システムが1つの装置によって実現される場合には、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置のCPU、キーボード等によって実現される。入力手段1は、コンテンツ選択手段101と、行動取得手段102とを含む。
表示手段2は、例えば、情報端末や情報処理装置のCPUおよびディスプレイ表示部によって実現される。表示手段2は、コンテンツ一覧表示手段201と、コンテンツ内容表示手段202とを含む。
記憶手段3は、例えば、磁気ディスク装置等のデータベース装置や、データベースサーバによって実現される。記憶手段3は、コンテンツデータベース(DB)301と、閲覧履歴データベース(DB)302と、行動履歴データベース(DB)303と、閲覧行動比較データベース(DB)304とを含む。
データ処理手段4は、例えば、プログラムにしたがって動作するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって実現される。データ処理手段4は、閲覧行動比較手段401と、割合計算手段402と、優先度決定手段403と、コンテンツ決定手段404とを含む。
コンテンツデータベース301は、1つ以上のコンテンツを記憶し、それぞれのコンテンツには、コンテンツの対象についての場所、期間、ジャンルを示す情報が付与されている。
コンテンツ一覧表示手段201は、ある条件でコンテンツデータベース301を検索した結果として得られた複数のコンテンツを表示する。例えば、コンテンツ一覧表示手段201は、ユーザに、コンテンツデータベース301から検索された複数のコンテンツから1つのコンテンツを選択させるための画面を表示する。
コンテンツ選択手段101は、コンテンツ一覧表示手段201が表示したコンテンツの中から、ユーザが1つのコンテンツを選択する指示を受け付ける。すなわち、コンテンツ選択手段101は、例えば、ユーザが選択したコンテンツを識別可能な情報を、ユーザを識別可能な情報(以下、ユーザIDと表記する。)とともに、コンテンツ内容表示手段202に出力する。
コンテンツ内容表示手段202は、コンテンツデータベース301を参照して、ユーザが選択した1つのコンテンツの内容を表示するとともに、閲覧履歴データベース302に必要な情報を送信(または、出力)する。
具体的には、コンテンツ内容表示手段202は、ユーザが選択したコンテンツを識別可能な情報に基づいて、コンテンツデータベース301からコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツを表示してユーザに閲覧させる。また、コンテンツ内容表示手段202は、必要な情報として、ユーザID、ユーザがコンテンツを閲覧した日時を示す情報(閲覧日時)、コンテンツに付与された場所を示す情報を閲覧履歴データベース302に記憶させる。
閲覧履歴データベース302は、ユーザがコンテンツを閲覧した日時(閲覧日時)や、コンテンツに付与された場所を示す情報を、ユーザIDごとに記憶する。すなわち、閲覧履歴データベース302は、コンテンツ内容表示手段202が送信した情報を記憶する。
行動取得手段102は、ユーザの行動を示す情報を取得するとともに、行動履歴データベース303に必要な情報を送信(または、出力)する。なお、行動取得手段102は、例えば、ユーザの行動を示す情報として、GPS信号に基づいてユーザの位置情報を求める。行動取得手段102は、必要な情報として、ユーザID、ユーザが実際に行動した日時を示す情報(行動日時)、行った場所を示す情報を行動履歴データベース303に記憶させる。
行動履歴データベース303は、ユーザが実際に行動した日時(行動日時)や、ユーザが行った場所を示す情報を、ユーザIDごとに記憶する。
閲覧行動比較手段401は、閲覧履歴データベース302と行動履歴データベース303との相関を分析するとともに、閲覧行動比較データベース304を作成する。
なお、例えば、閲覧行動比較手段401は、以下の処理により、閲覧行動比較データベース304を作成する。例えば、閲覧行動比較手段401は、閲覧履歴データベース302が記憶する場所を示す情報と、行動履歴データベース303が記憶するユーザが行った場所を示す情報とを比較する。なお、閲覧履歴データベース302および行動履歴データベース303が記憶する情報のうち、比較の対象とする情報は、例えば、同一のユーザIDに対応する情報である。
比較した情報が一致する場合、閲覧行動比較手段401は、閲覧履歴データベース302から、一致した場所を示す情報に対応する閲覧日時を抽出する。また、同様に、行動履歴データベース303から、一致した場所を示す情報に対応する行動日時を抽出する。
閲覧行動比較手段401は、ユーザIDおよび一致した場所を示す情報に対応付けて、抽出した閲覧日時および行動日時を閲覧行動比較データベース304に記憶させる。
割合計算手段402は、閲覧日時および行動日時をセットとして、その組み合わせが閲覧行動比較データベース304が記憶する組み合わせ全体に対して現れる割合を算出する。また、割合計算手段402は、算出した結果を閲覧行動比較データベース304に記憶させる。
閲覧行動比較データベース304は、ユーザIDおよび一致した場所を示す情報ごとに、閲覧日時と行動日時のセットと、その組み合わせがデータベースが記憶する組み合わせ全体に対して現れる割合とを記憶する。
優先度決定手段403は、割合計算手段402が算出し、閲覧行動比較データベース304に記憶させた割合をふまえて、閲覧日時ごとに「いつ向けの情報」を推薦するかの優先度を決定する。
優先度は、推薦するコンテンツを決定するための値であって、行動日時に対する値である。例えば、優先度決定手段403は、閲覧行動比較データベース304が記憶する閲覧日時が同じ情報のうち、閲覧日時および行動日時の組み合わせが現れる「割合」が高い情報に含まれる行動日時に、高い優先度を割り当てる。
また、優先度決定手段403は、行動に結びつきやすいタイミングでコンテンツを推薦するために、閲覧日時と行動日時とに基づく時期をコンテンツを推薦する時期として決定する。例えば、優先度決定手段403は、優先度の高い閲覧日時および行動日時の組み合わせにおける閲覧日時を、コンテンツを推薦する時期とする。
コンテンツ決定手段404は、優先度決定手段403が決定した優先度をふまえて、推薦するコンテンツを決定する。例えば、コンテンツ決定手段404は、優先度の高い行動日時に関連するコンテンツを、推薦するコンテンツとして決定する。例えば、コンテンツ決定手段404は、コンテンツデータベース301から、優先度の高い行動日時を「期間」に含むコンテンツを、推薦するコンテンツとして決定する。
次に、図面を参照して第1の実施形態の動作について説明する。図3は、第1の実施形態における情報推薦システムの動作の例を示すフローチャートである。
まず、コンテンツ一覧表示手段201は、ある条件でコンテンツデータベース301を検索した結果として得られた複数のコンテンツを表示する(ステップS101)。ユーザが1つのコンテンツを選択すると(ステップS102)、コンテンツ選択手段101は、例えば、ユーザIDおよびユーザが選択したコンテンツを識別可能な情報をコンテンツ内容表示手段202に出力する。コンテンツ内容表示手段202は、コンテンツデータベース301を参照して、ユーザが選択した1つのコンテンツの内容を表示する(ステップS103)とともに、閲覧履歴データベース302に必要な情報を送信する(ステップS104)。
ここで、行動取得手段102の動作について説明する。図4は、行動取得手段102の動作の例を示すフローチャートである。行動取得手段102は、例えば、図4に示す処理を随時実行する。
ユーザがある行動を起こすと、行動取得手段102は、その行動を示す情報を取得する(ステップS201)とともに、行動履歴データベース303に必要な情報を送信する(ステップS202)。
図3を参照すると、閲覧行動比較手段401は、閲覧履歴データベース302および行動履歴データベース303を読み込み(ステップS105)、緯度経度以外で表現されている場所情報を緯度経度に変換し(ステップS106)、両者の相関を分析する(ステップS107)とともに、閲覧行動比較データベース304を作成する(ステップS108)。
すなわち、閲覧行動比較手段401は、ステップS106において、閲覧履歴データベース302が記憶する「コンテンツに付与された場所を示す情報」および行動履歴データベース303が記憶する「ユーザが行った場所を示す情報」を、相関分析が可能な同一形式の情報に変換する。
割合計算手段402は、閲覧日時と行動日時とをセットとして、その組み合わせが閲覧行動比較データベース304全体に対して現れる割合を算出する(ステップS109)。優先度決定手段403は、割合計算手段402が算出した割合をふまえて、閲覧日時ごとに「いつ向けの情報」を推薦するかの優先度を決定する(ステップS110)。最後に、コンテンツ決定手段404は、優先度決定手段403が決定した優先度をふまえて、推薦するコンテンツを決定する(ステップS111)。
次に、第1の実施形態の効果について説明する。第1の実施形態では、閲覧したタイミングと行動したタイミングとの関連が強いタイミング(ユーザの行動に結びつきやすいタイミング)でユーザにコンテンツを推薦するというように構成されているため、推薦したコンテンツが行動に利用される確率も高くなる。すなわち、推薦したコンテンツがユーザに利用されずに無駄になってしまう確率を低くすることができる。
また、推薦するコンテンツを、ユーザが今いる場所に基づいて決めるのではなく、今閲覧しているコンテンツに基づいていつ行動する傾向があるかを分析して決めるように構成されているため、ユーザが将来の行動のために前もって情報を取得したい場合に、適切なタイミングで、有効な情報を提供できる。
以下、本発明による情報推薦システムの好ましい他の一態様について説明する。本発明の情報推薦システムは、1つ以上のコンテンツを記憶し、それぞれのコンテンツには、コンテンツの対象についての場所、期間、ジャンルが付与されているコンテンツデータベースと、コンテンツデータベースを参照して、ユーザが選択した1つのコンテンツの内容を表示するとともに、閲覧履歴データベースに必要な情報を送信するコンテンツ内容表示手段と、ユーザがコンテンツを閲覧した日時や、コンテンツに付与された場所を、ユーザごとに記憶する閲覧履歴データベースと、ユーザの行動を取得するとともに、行動履歴データベースに必要な情報を送信する行動取得手段と、ユーザが実際に行動した日時や、行った場所を、ユーザごとに記憶する行動履歴データベースと、閲覧履歴データベースと行動履歴データベースとの相関を分析するとともに、閲覧行動比較データベースを作成する閲覧行動比較手段と、閲覧日時と行動日時をセットとして、その組み合わせが閲覧行動比較データベース全体に対して現れる割合を算出する割合計算手段と、ユーザごと場所ごとに、閲覧日時と行動日時のセットと、その組み合わせがデータベース全体に対して現れる割合を記憶する閲覧行動比較データベースと、割合をふまえて、閲覧日時ごとに「いつ向けの情報」を推薦するかの優先度を決定する優先度決定手段と、優先度をふまえて、推薦するコンテンツを決定するコンテンツ決定手段とを備える。
このような構成を採用し、ユーザがコンテンツを閲覧したタイミングと、そのコンテンツに基づいて行動したタイミングとの結びつきの度合いを求め、関連が強いタイミングを優先してコンテンツを推薦することにより、本発明の目的を達成することができる。
実施形態2.
次に、本発明の第2の実施形態を図面を参照して説明する。図5は、第2の実施形態の情報推薦システムの構成例を示すブロック図である。図5を参照すると、本発明の第2の実施形態は、第1の実施形態に加えて、プログラム制御により動作するデータ取得手段5を備えている。
データ取得手段5は、外部データ取得手段501と、外部データ変換手段502と、外部行動履歴データベース(DB)503とを含む。
外部データ取得手段501は、入力手段1以外から行動履歴を取得して、外部行動履歴データベース503に登録する。入力手段1以外から取得する行動履歴として、例えば、クレジットカード会社からの購入履歴や交通機関の乗降記録が考えられる。データの取得方法は、ネットワークを経由したりCDなどの媒体から読み込むなど、対象によってさまざまである。図6は、外部行動履歴データベース503の登録例を示す説明図である。図6に示す例では、クレジットカードによる購入履歴が行動履歴として登録されている。
外部データ変換手段502は、外部行動履歴データベース503に登録されているデータを変換して外部行動履歴データベース503の内容を更新する。一般に、外部から取得した行動履歴は、行動履歴データベース303に登録されているデータとは形式が違う。そのため、外部データ変換手段502は、外部から取得した行動履歴を所定の形式に変換する。例えば、ユーザIDの対応付け、店舗名をもとに位置情報を追加、購入品種別とジャンルの対応付けなどが考えられる。変換に必要な各種のデータベースも外部データ変換手段502に含む。
第2の実施形態において、閲覧行動比較手段401は、閲覧履歴データベース302および行動履歴データベース303とともに、外部行動履歴データベース503を読み込む。そして、閲覧行動比較手段401は、外部行動履歴データベース503を行動履歴データベース303と同様に用いる。
第2の実施形態によれば、より多くの行動履歴に基づいて、閲覧行動比較データベース304を作成することができる。そのため、より正確に推薦するコンテンツを決定することができる。
次に、本発明の第1の実施例を、図面を参照して説明する。かかる実施例は第1の実施形態に対応するものである。以下、第1の実施例にかかる情報推薦システムが図2に示す構成を備える場合を例にして説明する。
第1の実施例において、情報推薦システムは、入力手段1として、例えば、ユーザが携帯する携帯電話機等の情報端末やパーソナルコンピュータ等の情報処理装置が備えるCPU、キーボード、GPS(汎地球測位システム、Global Positioning System)受信機等を備える。また、データ処理手段4としてパーソナルコンピュータを備え、記憶手段3として磁気ディスク装置を備える。また、表示手段2として、例えば、情報端末や情報処理装置のCPUおよびディスプレイ装置を備えている。パーソナルコンピュータは、中央演算装置を有している。また、磁気ディスクには各種データベースが記憶されている。
コンテンツデータベース301は、1つ以上のコンテンツを記憶し、それぞれのコンテンツには、コンテンツの対象についての場所、期間、ジャンルを示す情報が付与されている。図7は、コンテンツデータベース301の登録例を示す説明図である。図7には、コンテンツデータベース301が、[コンテンツURL]、[場所]、[期間]、[ジャンル]、[本文]の各情報を記憶する場合を例示する。[場所]とは、例えば、住所、エリア、最寄り駅、緯度経度、店舗名である。[期間]とは、例えば営業時間や、セールなどのイベント期間である。[ジャンル]とは、例えば、グルメ、スポーツ、医療、英語等のコンテンツの種類である。
コンテンツ一覧表示手段201は、例えば、「レストラン」というキーワードでコンテンツデータベース301を検索した結果として得られた、複数のコンテンツを一覧表示する。表示する内容は、検索されたコンテンツのURLでもよいし、タイトルでもよいし、要約でもよい。また、それらの組み合わせでもよい。例えば、コンテンツ一覧表示手段201は、ユーザに、コンテンツデータベース301から検索された複数のコンテンツから1つのコンテンツを選択させるための画面を表示する。
ユーザが、一覧表示された複数のコンテンツの中から、詳しい内容を見たいコンテンツを1つ決め、キーボード上の選択ボタンをクリックする。コンテンツ選択手段101は、例えば、コンテンツ一覧表示手段201が表示したコンテンツを選択させるための画面においてユーザが選択したコンテンツを識別可能な情報を、ユーザIDとともに、コンテンツ内容表示手段202に出力する。コンテンツ選択手段101は、他に、マイクロフォンでもよいし、指やペンによりタッチされるタッチパネル等でもよい。
ユーザがコンテンツを1つ選択すると、コンテンツ内容表示手段202は、コンテンツデータベース301を参照して、ユーザが選択したコンテンツの内容を表示するとともに、閲覧履歴データベース302に必要な情報を送信する。必要な情報とは、例えば、ユーザがコンテンツを閲覧した日、曜日、時刻、閲覧したコンテンツのURL、コンテンツの対象についての場所やジャンルを示す情報である。コンテンツ内容表示手段202は、閲覧日、曜日、時刻、コンテンツのURLを、ユーザが選択したコンテンツを表示した時点で取得する。また、コンテンツの対象についての場所とジャンルを、コンテンツデータベース301から取得する。
閲覧履歴データベース302は、これらの情報をユーザごとに記憶する。図8は、閲覧履歴データベース302の登録例を示す説明図である。図8には、閲覧履歴データベース302が、[ユーザID]、[閲覧日]、[閲覧曜日]、[閲覧時刻]、[コンテンツURL]、[場所]、[ジャンル]の各情報を記憶する場合を例示する。図8には、ユーザ「00000A」が、URL「www.aaa.bbb.com」のコンテンツを、「2007/09/05」の「水曜日」の「17:00」に閲覧し、閲覧したコンテンツの対象は「港区芝浦3丁目」にあり、ジャンルは「グルメ」であることを表している。
一方、GPS受信機等で実現される行動取得手段102は、ユーザの行動をこまめに取得する。こまめに取得しないと、同じ場所に滞在したのか通過しただけなのかがわからないからである。行動取得手段102として、他に、RFID(Radio Frequency Identification)を用いたり、目的地に着いた時点でユーザに入力してもらったりしてもよい。行動取得手段102が取得する情報は、例えば、ユーザが行動した日、曜日、時刻、行った場所等を示す情報である。行った場所は、GPS受信機では緯度経度で得られ、ユーザが入力する場合は住所や店舗名で得られる。行動取得手段102は、取得した情報を行動履歴データベース303に送信する。
行動履歴データベース303は、これらの情報をユーザごとに記憶する。図9は、行動履歴データベース303の登録例を示す説明図である。図9には、行動履歴データベース303が、[ユーザID]、[行動日]、[行動曜日]、[行動時刻]、[場所]の各情報を記憶する場合を例示する。図9に示す例では、ユーザ「00000A」が、「2007/09/07」の「金曜日」の「17:00」に、「西野デパート」に行ったことを表している。
閲覧行動比較手段401は、閲覧履歴データベース302と行動履歴データベース303とをユーザ単位で比較する。比較する際のキーとなるのは、閲覧履歴データベース302が記憶する[場所]と、行動履歴データベース303が記憶する[場所]とである。閲覧行動比較手段401は、両者の[場所]の値が一致すれば、閲覧と行動は1つのコンテンツで結びついたもの、すなわち、閲覧したコンテンツに基づいた行動であると判断し、閲覧日時/行動日時/場所を対応付けた閲覧行動比較データベース304を作成する。なお、[場所]を緯度と経度の組み合わせで比較する場合、測位の誤差や代表点の取り方が原因で同一地点であっても完全に一致しないことがありうる。そのため、一致の確認をする場合に一定の誤差を許容することも考えられる。
図10は、閲覧行動比較データベース304の登録例を示す説明図である。図10(a)には、閲覧行動比較データベース304が、[ユーザID]、[閲覧曜日]、[閲覧時刻]、[場所A]、[行動曜日]、[行動時刻]、[場所B]の各情報を記憶する場合を例示する。
閲覧履歴データベース302の[場所]が「111.000,222.000」という緯度経度であり、行動履歴データベース303の[場所]も「111.000,222.000」という緯度経度であった場合、閲覧行動比較手段401は、この閲覧と行動は結びついていると判断する。そして、閲覧行動比較手段401は、閲覧履歴データベース302から、[場所]の値「111.000,222.000」を抽出し、閲覧行動比較データベース304(図10(a)参照。)の[場所A]に書き込む。閲覧行動比較手段401は、続いて、行動履歴データベース303から、[場所]の値「111.000,222.000」を抽出して、閲覧行動比較データベース304の[場所A] の値が「111.000,222.000」である行の[場所B]に書き込む。
次に、閲覧行動比較手段401は、閲覧履歴データベース302から、[場所]の値が「111.000,222.000」であるコンテンツを閲覧した[閲覧曜日]と[閲覧時刻]の値を抽出し、閲覧行動比較データベース304の[場所A]の値が「111.000,222.000」である行の[閲覧曜日]と[閲覧時刻]とに書き込む。
さらに、閲覧行動比較手段401は、行動履歴データベース303から、[場所]の値が「111.000,222.000」である行動の[行動曜日]と[行動時刻]の値を抽出し、閲覧行動比較データベース304の[場所B]の値が「111.000,222.000」である行の[行動曜日]と[行動時刻]とに書き込む。
閲覧履歴データベース302の[場所]と行動履歴データベース303の[場所]の値は、必ずしも緯度経度であるとは限らず、上述したように、住所、エリア、最寄り駅、店舗名である場合もある。そのため、閲覧行動の比較を行う前に同一形式に合わせる必要がある。緯度経度以外の値で表される[場所]を緯度経度に変換するためには、対応データベースを用意する。変換が必要なパターンと変換方法には、以下のようなものが考えられる。
例えば、[場所]の値が住所である場合、住所のうち、例えば「1丁目」などの丁目までを抽出し、代表緯度経度に変換する。また、[場所]の値がエリアである場合、エリアを代表緯度経度に変換する。また、例えば、[場所]の値が最寄り駅である場合、最寄り駅を緯度経度に変換する。さらに、例えば、[場所]の値が店舗名である場合、店舗名から住所を求め、住所のうち丁目までを抽出し、代表緯度経度に変換する。
[場所]の値が一致しても、行動が閲覧に基づくものかどうかはわからない場合もある。例えば、[場所]の値がともに住所であり、その住所にはデパートがある場合である。ユーザが閲覧したのがデパートの中にあるレストランのコンテンツであっても、ユーザの行動が、本当にそのレストランで食事をしたのか、デパート内の他の店での買い物だけだったのかはわからないからである。そのような場合は、閲覧履歴データベース302と行動履歴データベース303を比較する際に、ジャンルをキーとして使用してもよい。
閲覧履歴データベース302には[ジャンル]という項目があるが、行動履歴データベース303にはない。そこで、[場所]の値をジャンルに変換するための対応データベースを用意して、行動履歴データベース303の[場所]の値をジャンルに変換してから、閲覧履歴データベース302の[ジャンル]と比較する。変換が必要なパターンと変換方法には、以下のようなものが考えられる。
例えば、行動履歴データベース303の[場所]の値が店舗名である場合、店舗名からジャンルを求める。また、例えば、行動履歴データベース303の[場所]の値が緯度経度である場合、緯度経度を住所に変換し、住所から店舗名を求めて、店舗名からジャンルを求める。
閲覧行動比較データベース304が作成および更新されたら、割合計算手段402は、閲覧日時と行動日時とをセットとして、その組み合わせが閲覧行動比較データベース304全体に対して現れる割合を算出して、閲覧行動比較データベース304に書き込む。
図10(a)に示す例では、まず、割合計算手段402は、閲覧行動比較データベース304から、[閲覧曜日]と[閲覧時刻]の値が「水曜日」と「17:00」であるデータの数(A)を算出する。
次に、割合計算手段402は、[閲覧曜日]と[閲覧時刻]の値が「水曜日」と「17:00」であり、[行動曜日]と[行動時刻]の値が「金曜日」と「17:00」であるデータの数(B)を算出する。そして、BのAに対する割合を算出する。
同様に、割合計算手段402は、[閲覧曜日]と[閲覧時刻]の値が「水曜日」と「17:00」であり、[行動曜日]と[行動時刻]の値が「土曜日」と「13:00」であるデータの数(C)を算出して、CのAに対する割合を算出する。
図10(b)は、割合計算手段402が算出した割合を書き込んだ後の閲覧行動比較データベース304の例である。図10(b)に示す例では、ユーザ「00000A」が、「水曜日」の「17:00」に閲覧した場所に「金曜日」の「17:00」に行く割合は「20%」、「水曜日」の「17:00」に閲覧した場所に「土曜日」の「13:00」に行く割合は「30%」であることを表している。
優先度決定手段403は、割合計算手段402が算出した割合をふまえて、閲覧曜日と閲覧時刻ごとに「いつ向けの情報」を推薦するかの優先度を決定する。図10(b)に示す例では、優先度決定手段403は、行動に結びつきやすいタイミングとして、「水曜日の17:00」に、「土曜日の13:00に向けた情報」を1番目に、「金曜日の17:00に向けた情報」を2番目に推薦することを決定する。コンテンツを推薦する推薦時刻には幅を持たせてもよい。すなわち、17:00ぴったりに推薦するのではなく、例えば、16:00〜18:00を「夕方」という分類に設定し、17:00に推薦する情報を16:00〜18:00の間に推薦してもよい。
最後に、コンテンツ決定手段404は、優先度決定手段403が決定した優先度をふまえて、推薦するコンテンツを決定する。例えば、あらかじめコンテンツに付与されている期間についての情報を利用し、行動予定日が期間内であるコンテンツを推薦する。例えば、コンテンツ決定手段404は、コンテンツデータベース301から、優先度の高い行動日時(行動予定日)である「土曜日の13:00」を[期間]に含むコンテンツを、推薦するコンテンツとして決定する。また、他のユーザの行動履歴データベース303を利用して、例えば、「土曜日」の「13:00」に他のユーザが行動している頻度の多い場所を求め、その場所に関するコンテンツを推薦してもよい。
次に、本発明の第2の実施例を、図面を参照して説明する。かかる実施例は第2の実施形態に対応するものである。第2の実施例にかかる情報推薦システムが図5に示す構成を備える場合を例にして説明する。
第2の実施例の動作は、図3のステップS105以外は、第1の実施例の動作と同じである。ステップS105においては、閲覧履歴データベース302と行動履歴データベース303を参照するだけではなく、外部行動履歴データベース503も参照する。閲覧行動比較手段401は、外部行動履歴データベース503を行動履歴データベース303と同様に用いる。
なお、上記に示した実施形態では、以下の(1)〜(5)に示すような特徴的構成を備えた情報推薦システムが示されている。
(1)コンテンツを閲覧した閲覧日時と、閲覧したコンテンツに基づいて行動した行動日時との組み合わせに基づいて、提示用コンテンツとして推薦するコンテンツを決定するとともに、コンテンツを推薦する時期を決定するコンテンツ決定手段(例えば、優先度決定手段403およびコンテンツ決定手段404で実現される。)を備えたことを特徴とする情報推薦システム。
(2)閲覧日時と行動日時との組み合わせを記憶する閲覧行動比較データベース(例えば、閲覧行動比較データベース304で実現される。)と、閲覧行動比較データベースが記憶する組み合わせのうち、処理対象の組み合わせが占める割合を組み合わせ毎に算出する割合計算手段(例えば、割合計算手段402で実現される。)とを備え、コンテンツ決定手段は、割合計算手段が計算した割合に基づいて閲覧日時毎に行動日時を抽出し、抽出した行動日時に関連するコンテンツを、推薦するコンテンツとして決定する情報推薦システム。そのように構成された情報推薦システムは、閲覧日時と行動日時との組み合わせのうち、閲覧行動比較データベースにおいて占める割合が多い組み合わせにおける行動日時に関連するコンテンツを推薦することができる。すなわち、閲覧日時と関連が強い行動日時に関連するコンテンツを推薦することができる。
(3)1つ以上のコンテンツを記憶し、各コンテンツに対応付けて、コンテンツの対象についての場所、期間、ジャンルを示す情報を記憶するコンテンツデータベース(例えば、コンテンツデータベース301で実現される。)と、コンテンツデータベースを参照して、ユーザが選択した1つのコンテンツの内容を表示するとともに、閲覧日時を示す情報を閲覧履歴データベース(例えば、閲覧履歴データベース302で実現される。)に記憶させるコンテンツ内容表示手段(例えば、コンテンツ内容表示手段202で実現される。)と、ユーザの行動を取得するとともに、行動日時を示す情報を行動履歴データベース(例えば、行動履歴データベース303で実現される。)に記憶させる行動取得手段(例えば、行動取得手段102で実現される。)と、閲覧履歴データベースと行動履歴データベースとの相関を分析するとともに、閲覧行動比較データベースに閲覧日時と行動日時との組み合わせを記憶させる閲覧行動比較手段(例えば、閲覧行動比較手段401で実現される。)とを備え、閲覧履歴データベースは、ユーザがコンテンツを閲覧した閲覧日時と、コンテンツに付与された場所を示す情報とを、ユーザを示す情報毎に記憶し、行動履歴データベースは、ユーザが実際に行動した行動日時と、行った場所を示す情報とを、ユーザを示す情報毎に記憶し、閲覧行動比較データベースは、ユーザを示す情報および場所を示す情報毎に、閲覧日時と行動日時との組み合わせと、割合計算手段が算出した組み合わせが閲覧行動比較データベースが記憶する組み合わせ全体に対して占める割合とを記憶し、コンテンツ決定手段は、割合に基づいて、閲覧日時毎に行動日時を抽出し、優先度を決定する優先度決定手段(例えば、優先度決定手段403で実現される。)を含み、優先度決定手段が決定した優先度に基づいて、対応する行動日時に関連するコンテンツを、推薦するコンテンツとして決定する情報推薦システム。そのように構成された情報推薦システムは、コンテンツを閲覧して行動する時期を分析することにより、「いつ向けの情報」を推薦するかを決定することができる。
(4)閲覧行動比較手段は、閲覧履歴データベースが記憶する場所を示す情報と、行動履歴データベースが記憶する場所を示す情報とを比較し、両者が一致する場合に、閲覧したコンテンツに基づいた行動であると判断して、場所をキーにして閲覧日時と行動日時とを対応付けて閲覧行動比較データベースに記憶させる情報推薦システム。そのように構成された情報推薦システムは、ユーザが閲覧したコンテンツが示す場所にユーザが実際に行った場合について、閲覧日時と行動日時とを組み合わせることができるため、より正確に推薦するコンテンツを決定することができる。
(5)行動取得手段とは異なる手段であって、行動履歴を取得し、データ変換して外部行動履歴データベースに記憶させるデータ取得手段(例えば、外部データ取得手段501および外部データ変換手段502で実現される。)を備え、閲覧行動比較手段は、データ取得手段が外部行動履歴データベース(例えば、外部行動履歴データベース503で実現される。)に記憶させたデータを分析対象とする情報推薦システム。そのように構成された情報推薦システムは、より多くの行動履歴に基づいて、より正確に推薦するコンテンツを決定することができる。
本発明は、データベースを参照して情報を推薦する情報推薦システムや、情報推薦システムをコンピュータに実現するためのプログラムに効果的に適用できる。
本発明による情報推薦システムの最小の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態の情報推薦システムの構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態における情報推薦システムの動作の例を示すフローチャートである。 行動取得手段の動作の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の情報推薦システムの構成例を示すブロック図である。 外部行動履歴データベースの登録例を示す説明図である。 コンテンツデータベースの登録例を示す説明図である。 閲覧履歴データベースの登録例を示す説明図である。 行動履歴データベースの登録例を示す説明図である。 閲覧行動比較データベースの登録例を示す説明図である。
符号の説明
10 情報推薦システム
404 コンテンツ決定手段

Claims (5)

  1. ユーザがコンテンツを閲覧した閲覧日時と、閲覧したコンテンツに基づいて行動した行動日時との組み合わせに基づいてコンテンツを推薦する情報推薦システムであって、
    1つ以上のコンテンツを記憶し、各コンテンツに対応付けて、コンテンツの対象についての場所、期間、ジャンルを示す情報を記憶するコンテンツデータベースと、
    ユーザがコンテンツを閲覧した閲覧日時と前記コンテンツに付与された場所を示す情報とを、ユーザを示す情報ごとに記憶する閲覧履歴データベースと、
    ユーザが閲覧に応じて実際に行動した日時と行った場所を示す情報とを、ユーザの情報を示す情報ごとに記憶する行動履歴データベースと、
    ユーザを示す情報および場所を示す情報ごとに、閲覧日時と行動日時との組み合わせを記憶する閲覧行動比較データベースと、
    前記コンテンツデータベースを参照して、ユーザが選択した1つのコンテンツの内容を表示するとともに、閲覧日時を示す情報を前記閲覧履歴データベースに記憶させるコンテンツ内容表示手段と、
    ユーザの行動を取得するとともに、行動日時を示す情報を前記行動履歴データベースに記憶させる行動取得手段と、
    前記閲覧履歴データベースと前記行動履歴データベースとの相関を分析するとともに、前記閲覧行動比較データベースに閲覧日時と行動日時との組み合わせを記憶させる閲覧行動比較手段と、
    前記閲覧行動比較データベースが記憶する組み合わせのうち、閲覧日時と行動日時の組み合わせが占める割合を組み合わせ毎に算出する割合計算手段と、
    コンテンツを閲覧した日時と閲覧したコンテンツに基づいて行動した行動日時との組み合わせに基づいて、前記割合計算手段が計算した割合に基づいて閲覧日時毎に行動日時を抽出し、抽出した行動日時に関連するコンテンツを提示用コンテンツとして決定するとともにコンテンツを推薦する時期を決定するコンテンツ決定手段と
    を備え、
    前記閲覧行動比較データベースは、ユーザを示す情報および場所を示す情報毎に、前記閲覧日時と行動日時との組み合わせと、前記割合計算手段が算出した前記組み合わせが閲覧行動比較データベースが記憶する組み合わせ全体に対して占める割合とを記憶し、
    前記コンテンツ決定手段は、前記割合計算手段が計算した割合に基づいて、閲覧日時毎に行動日時を抽出し、閲覧日時が同じ行動日時の情報のうち、もっとも割合の高い閲覧日時および行動日時の組み合わせの行動日時に高い優先度を与える優先度決定手段を含み、前記優先度決定手段が決定した優先度に基づいて、優先度の高い行動日時に対応する閲覧日時をコンテンツを推薦する時期とし、当該優先度の高い行動日時に関連するコンテンツを推薦するコンテンツとして決定する
    ことを特徴とする情報推薦システム。
  2. 閲覧行動比較手段は、閲覧履歴データベースが記憶する場所を示す情報と、行動履歴データベースが記憶する場所を示す情報とを比較し、両者が一致する場合に、閲覧したコンテンツに基づいた行動であると判断して、場所をキーにして閲覧日時と行動日時とを対応付けて閲覧行動比較データベースに記憶させる
    請求項記載の情報推薦システム。
  3. 行動取得手段とは異なる手段であって、行動履歴を取得し、データ変換して外部行動履歴データベースに記憶させるデータ取得手段を備え、
    閲覧行動比較手段は、前記データ取得手段が外部行動履歴データベースに記憶させたデータを分析対象とする
    請求項記載の情報推薦システム。
  4. ユーザがコンテンツを閲覧した閲覧日時と、閲覧したコンテンツに基づいて行動した行動日時との組み合わせに基づいてコンテンツを推薦する情報推薦方法であって、
    コンテンツデータベースが、1つ以上のコンテンツを記憶し、各コンテンツに対応付けて、コンテンツの対象についての場所、期間、ジャンルを示す情報を記憶するステップと、
    閲覧履歴データベースが、ユーザがコンテンツを閲覧した閲覧日時と前記コンテンツに付与された場所を示す情報とを、ユーザを示す情報ごとに記憶するステップと、
    行動履歴データベースが、ユーザが閲覧に応じて実際に行動した日時と行った場所を示す情報とを、ユーザの情報を示す情報ごとに記憶するステップと、
    閲覧行動比較データベースが、ユーザを示す情報および場所を示す情報ごとに、閲覧日時と行動日時との組み合わせを記憶するステップと、
    コンテンツ内容表示手段が、前記コンテンツデータベースを参照して、ユーザが選択した1つのコンテンツの内容を表示するとともに、閲覧日時を示す情報を前記閲覧履歴データベースに記憶させるステップと、
    行動取得手段が、ユーザの行動を取得するとともに、行動日時を示す情報を前記行動履歴データベースに記憶させるステップと、
    閲覧行動比較手段が、前記閲覧履歴データベースと前記行動履歴データベースとの相関を分析するとともに、前記閲覧行動比較データベースに閲覧日時と行動日時との組み合わせを記憶させるステップと、
    割合計算手段が、前記閲覧行動比較データベースが記憶する組み合わせのうち、閲覧日時と行動日時の組み合わせが占める割合を組み合わせ毎に算出する割合計算ステップと、
    コンテンツ決定手段が、コンテンツを閲覧した日時と閲覧したコンテンツに基づいて行動した行動日時との組み合わせに基づいて、前記割合計算手段が計算した割合に基づいて閲覧日時毎に行動日時を抽出し、抽出した行動日時に関連するコンテンツを提示用コンテンツとして決定するとともにコンテンツを推薦する時期を決定するコンテンツ決定ステップと
    を含み、
    前記閲覧行動比較データベースは、ユーザを示す情報および場所を示す情報毎に、前記閲覧日時と行動日時との組み合わせと、前記割合計算ステップで算出した前記組み合わせが閲覧行動比較データベースが記憶する組み合わせ全体に対して占める割合とを記憶し、
    前記コンテンツ決定ステップは、前記割合計算手段が計算した割合に基づいて、閲覧日時毎に行動日時を抽出し、閲覧日時が同じ行動日時の情報のうち、もっとも割合の高い閲覧日時および行動日時の組み合わせの行動日時に高い優先度を与える優先度決定手段を含み、前記優先度決定手段が決定した優先度に基づいて、優先度の高い行動日時に対応する閲覧日時をコンテンツを推薦する時期とし、当該優先度の高い行動日時に関連するコンテンツを推薦するコンテンツとして決定する
    ことを特徴とする情報推薦方法。
  5. コンピュータに、インストールすることにより、請求項1から請求項3のいずれか記載の情報推薦装置の各手段の機能を実行させる情報推薦用プログラム。
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