JP2019159357A - 広告表示システム、広告表示方法、及び広告表示プログラム - Google Patents

広告表示システム、広告表示方法、及び広告表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザー(携帯端末装置の利用者)のおかれた状況に応じて当該ユーザーに適した広告を提示することのできる広告表示システムを実現する。【解決手段】携帯端末装置10のユーザー情報送信手段110は、ユーザー位置情報含むユーザー情報をサーバ20に送信する。サーバ20では、周辺環境情報取得手段220によってユーザー情報に基づき処理対象の携帯端末装置についての周辺環境情報が取得され、当該周辺環境情報とユーザー情報との組合せに応じた広告対象が広告対象選択手段250によって該当の携帯端末装置10での表示対象として選択される。その選択された広告対象の広告を表示するための広告表示用データが、広告表示用データ送信手段260によって、サーバ20から携帯端末装置10に送信される。携帯端末装置10の広告表示手段120は、広告表示用データに基づき広告を表示する。【選択図】図4

Description

本発明は、携帯端末装置の利用者に応じた広告を当該携帯端末装置に表示する広告表示システム、広告表示方法、及び広告表示プログラムに関する。
従来より、各種商品・各種サービスの宣伝活動が、印刷物、看板、インターネットのホームページなどによる広告を用いて行われている。また、近年、時刻や時期によって表示内容を変更することのできるデジタルサイネージを用いた広告の提示も行われている。さらに、近年、商品や店舗などの利用者の評価結果を集約して表示するレビューサイトが多数存在しており、そのようなレビューサイトを参照して商品の購入や店舗の利用を検討する消費者も多い。
ところで、近年、携帯端末装置(特にスマートフォン)の高性能化が顕著であり、画面の高解像度化や通信速度の向上のみならず、各種センサ機能が充実してきている。そこで、携帯端末装置に搭載されているセンサによって取得された情報に基づいて当該携帯端末装置に広告を提示することが行われている。例えば、特開2016−53776号公報に開示された広告表示システムでは、GPS機能を用いて得られた位置情報(すなわち、携帯端末装置の利用者の現在位置の情報)に基づいて利用者に対する広告の提示が行われている。この特開2016−53776号公報に開示された広告表示システムによれば、利用者が関心語句の入力を随時行うことによって、各時点における関心事に関連する広告のみを利用者に提示することが可能となり、各広告主が提供する広告が利用者に効率的に提示される。また、特開2013−15707号公報には、地図の視認性や操作性を妨げることなく地図上に広告情報を表示することのできる広告表示システムの発明が開示されている。
なお、以下においては、「携帯端末装置の利用者」のことを「ユーザー」という。
特開2016−53776号公報 特開2013−15707号公報
ところが、従来の広告は、閲覧者のおかれた状況を考慮することなく一方的に広告主から閲覧者へと提示されるものである。デジタルサイネージを用いた場合には、広告を提示する場所の状況やタイミングを考慮して広告内容を変化させることはできるが、個々の閲覧者それぞれに適した広告を提示することはできない。レビューサイトによれば、閲覧者は商品等の評価情報を参照することができるが、閲覧者のおかれた状況に応じた情報が提示されるわけではない。また、レビューサイトに関しては、例えば自店舗の評価を高めるために行われる不正入力の問題がある。さらに、携帯端末装置を用いた従来の広告表示システムによれば、ユーザーの現在位置を考慮して広告を提示することはできるが、必ずしも当該ユーザーのおかれた状況に応じた広告が提示されるわけではない。
そこで、本発明は、ユーザー(携帯端末装置の利用者)のおかれた状況に応じて当該ユーザーに適した広告を提示することのできる広告表示システムを実現することを目的とする。
第1の発明は、ネットワークを介して互いに接続されたサーバと複数の携帯端末装置とによって構成される広告表示システムであって、
前記サーバは、
各携帯端末装置から送信される利用者情報を取得する利用者情報取得手段と、
前記利用者情報取得手段によって取得された利用者情報に基づいて、処理対象の携帯端末装置についての周辺環境情報を取得する周辺環境情報取得手段と、
各携帯端末装置に広告を表示する対象となり得る広告対象の属性情報を含む広告データを複数の広告対象について保持する広告データ保持手段と、
前記広告データ保持手段に保持されている前記複数の広告対象についての広告データに基づいて、前記利用者情報取得手段によって取得された利用者情報と前記周辺環境情報取得手段によって取得された周辺環境情報との組合せに応じた広告対象を表示対象として選択する広告対象選択手段と、
前記広告対象選択手段によって選択された広告対象の広告を表示するための広告表示用データを前記処理対象の携帯端末装置に送信する広告表示用データ送信手段と
を備え、
各携帯端末装置は、
前記利用者情報を前記サーバに送信する利用者情報送信手段と、
前記サーバから送信される前記広告表示用データに基づく広告を表示する広告表示手段と
を備え、
前記利用者情報は、携帯端末装置の現在位置を表す利用者位置情報を含み、
前記広告データは、広告対象の位置を表す広告対象位置情報を含み、
前記広告対象選択手段は、前記利用者位置情報と前記広告対象位置情報とに基づいて、前記処理対象の携帯端末装置の現在位置から所定距離以内に位置する広告対象の中から前記表示対象としての広告対象を選択することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記周辺環境情報は、年月日、曜日、および時刻のうちの少なくとも1つの情報を含む日時情報を含み、
前記広告対象選択手段は、前記日時情報を考慮して、前記表示対象としての広告対象を選択することを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記サーバは、前記複数の広告対象のそれぞれに対する評価値を求めるためのデータであって前記利用者情報と前記周辺環境情報との組合せに対応付けられた評価情報を含むデータである評価データを保持する評価データ保持手段を更に備え、
前記広告対象選択手段は、前記評価データ保持手段に保持されている評価データの中から前記利用者情報取得手段によって取得された利用者情報と前記周辺環境情報取得手段によって取得された周辺環境情報との組合せに応じた検索条件に合致する評価データを抽出し、その抽出した評価データに含まれる評価情報を用いて各広告対象の評価値を求め、その求めた評価値に基づいて前記表示対象として選択する複数の広告対象を決定することを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、
前記広告対象選択手段は、
前記評価値として、高評価の広告対象を抽出するための第1の評価値と、低評価の広告対象を抽出するための第2の評価値とを求め、
前記第1の評価値と前記第2の評価値とに基づいて、前記表示対象として選択する複数の広告対象を決定することを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明において、
前記広告表示手段は、
前記広告表示用データに基づいて複数の広告対象の広告をリスト形式で表示する広告リスト表示手段と、
前記広告リスト表示手段によって表示されている複数の広告対象のうちの少なくとも1つの選択を受け付ける広告選択受け付け手段と、
前記広告選択受け付け手段によって選択が受け付けられた広告対象の詳細な広告を表示する詳細広告表示手段と
を含むことを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、
前記評価情報は、前記第1の評価値の算出に用いられる第1評価情報を含み、
前記広告対象選択手段によって前記表示対象として選択された複数の広告対象の1つにつき前記評価データとしての1つのレコードが設けられ、
前記広告選択受け付け手段によって広告対象の選択が受け付けられると、対応する評価データに含まれる前記第1評価情報の値が、利用者によって選択されていない旨を表す値から利用者によって選択された旨を表す値に書き換えられ、
前記広告対象選択手段は、各広告対象についての前記第1の評価値を下記の式で算出することを特徴とする。
EV1=Nsel/Nall
ここで、EV1は各広告対象についての前記第1の評価値を表し、Nallは前記検索条件に合致する評価データのレコード数を表し、Nselは前記検索条件に合致する評価データのうち前記第1評価情報の値が利用者によって選択された旨を表す値になっている評価データのレコード数を表す。
第7の発明は、第5または第6の発明において、
前記広告リスト表示手段は、複数の広告対象の広告をリスト形式で表示する際、前記評価値に基づいて求められる適合度合いを示す値を広告対象毎に表示することを特徴とする。
第8の発明は、第4の発明において、
各携帯端末装置は、表示された広告に関する評価を入力するための広告評価手段を更に備え、
前記評価情報は、前記第2の評価値の算出に用いられる第2評価情報を含み、
前記広告評価手段によって入力された評価に相当する値が前記第2評価情報の値となることを特徴とする。
第9の発明は、第8の発明において、
前記広告対象選択手段によって前記表示対象として選択された複数の広告対象の1つにつき前記評価データとしての1つのレコードが設けられ、
前記広告対象選択手段は、各広告対象についての前記第2の評価値を下記の式で算出することを特徴とする。
EV2=Sum/Num
ここで、EV2は各広告対象についての前記第2の評価値を表し、Numは前記検索条件に合致する評価データのうち前記第2評価情報の値が評価を表す値となっている評価データのレコード数を表し、Sumは前記検索条件に合致する評価データについての前記第2評価情報の値の総和を表す。
第10の発明は、第4から第9までのいずれかの発明において、
前記広告対象選択手段は、前記処理対象の携帯端末装置に関し、
前記第1の評価値が上位となるM個(Mは自然数)の広告対象を抽出し、
前記第1の評価値を求める際に用いた情報とは異なる情報に基づいて前記M個の広告対象についての前記第2の評価値を求め、前記第2の評価値が下位となるN個(NはM未満の自然数)の広告対象を抽出し、
前記M個の広告対象から前記N個の広告対象を除いた(M−N)個の広告対象を前記表示対象として選択することを特徴とする。
第11の発明は、第4から第9までのいずれかの発明において、
前記広告対象選択手段は、前記処理対象の携帯端末装置に関し、
前記第1の評価値が上位となるM個(Mは自然数)の広告対象を抽出し、
前記第1の評価値を求める際に用いた情報とは異なる情報に基づいて全ての広告対象についての前記第2の評価値を求め、前記第2の評価値が下位となるN個(NはM未満の自然数)の広告対象を抽出し、
前記M個の広告対象から前記N個の広告対象に一致する広告対象を除いた広告対象を前記表示対象として選択することを特徴とする。
第12の発明は、第3から第11までのいずれかの発明において、
前記広告対象選択手段は、前記検索条件に合致する評価データに加えて前記検索条件の一部の条件に合致する評価データを抽出し、前記検索条件に合致する度合いが大きい評価データほど評価値への寄与度が大きくなるように各広告対象の評価値を求めることを特徴とする。
第13の発明は、第1の発明において、
広告対象は、店舗であって、
前記広告データは、前記属性情報として店舗の営業時間の情報を含み、
前記周辺環境情報は、年月日、曜日、および時刻のうちの少なくとも1つの情報を含む日時情報を含み、
前記広告対象選択手段は、前記広告データに含まれる営業時間の情報を参照して前記日時情報に基づき営業時間内の店舗を抽出し、その抽出した店舗の中から前記表示対象としての店舗を選択することを特徴とする。
第14の発明は、ネットワークを介して互いに接続されたサーバと複数の携帯端末装置とによって構成される広告表示システムを利用した広告表示方法であって、
携帯端末装置から前記サーバに利用者情報を送信する利用者情報送信ステップと、
前記サーバにおいて、各携帯端末装置から送信される利用者情報を取得する利用者情報取得ステップと、
前記サーバにおいて、前記利用者情報取得ステップで取得された利用者情報に基づいて、処理対象の携帯端末装置についての周辺環境情報を取得する周辺環境情報取得ステップと、
前記サーバにおいて、各携帯端末装置に広告を表示する対象となり得る広告対象の属性情報を含む、複数の広告対象についての広告データに基づいて、前記利用者情報取得ステップで取得された利用者情報と前記周辺環境情報取得ステップで取得された周辺環境情報との組み合わせに応じた広告対象を表示対象として選択する広告対象選択ステップと、
前記広告対象選択ステップで選択された広告対象の広告を表示するための広告表示用データを前記サーバから前記処理対象の携帯端末装置に送信する広告表示用データ送信ステップと、
前記処理対象の携帯端末装置において、前記サーバから送信される前記広告表示用データに基づく広告を表示する広告表示ステップと
を含み、
前記利用者情報は、携帯端末装置の現在位置を表す利用者位置情報を含み、
前記広告データは、広告対象の位置を表す広告対象位置情報を含み、
前記広告対象選択ステップでは、前記利用者位置情報と前記広告対象位置情報とに基づいて、前記処理対象の携帯端末装置の現在位置から所定距離以内に位置する広告対象の中から前記表示対象としての広告対象が選択されることを特徴とする。
第15の発明は、ネットワークを介して互いに接続されたサーバと複数の携帯端末装置とによって構成される広告表示システムにおいて前記サーバで実行される広告表示プログラムであって、
各携帯端末装置から送信される利用者情報を取得する利用者情報取得ステップと、
前記利用者情報取得ステップで取得された利用者情報に基づいて、処理対象の携帯端末装置についての周辺環境情報を取得する周辺環境情報取得ステップと、
各携帯端末装置に広告を表示する対象となり得る広告対象の属性情報を含む、複数の広告対象についての広告データに基づいて、前記利用者情報取得ステップで取得された利用者情報と前記周辺環境情報取得ステップで取得された周辺環境情報との組み合わせに応じた広告対象を表示対象として選択する広告対象選択ステップと、
前記広告対象選択ステップで選択された広告対象の広告を表示するための広告表示用データを前記処理対象の携帯端末装置に送信する広告表示用データ送信ステップと
をコンピュータのCPUがメモリを利用して実行し、
前記利用者情報は、携帯端末装置の現在位置を表す利用者位置情報を含み、
前記広告データは、広告対象の位置を表す広告対象位置情報を含み、
前記広告対象選択ステップでは、前記利用者位置情報と前記広告対象位置情報とに基づいて、前記処理対象の携帯端末装置の現在位置から所定距離以内に位置する広告対象の中から前記表示対象としての広告対象が選択されることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、ネットワークを介して互いに接続されたサーバと複数の携帯端末装置とからなる広告表示システムにおいて、各携帯端末装置からサーバには利用者位置情報を含む利用者情報が送信される。サーバでは、利用者情報に基づいて該当の携帯端末装置の周辺環境情報が取得され、利用者情報と周辺環境情報との組合せに応じた広告対象が該当の携帯端末装置での広告の表示対象として選択される。これにより、同じような状況であってもユーザーの属性によって異なる広告を提示することや同じユーザーに対して状況によって異なる広告を提示することが可能となる。以上のように、ユーザーのおかれた状況に応じて当該ユーザーに適した広告を提示することのできる広告表示システムが実現される。
上記第2の発明によれば、同じユーザーに対して日時によって異なる広告を提示することが可能となる。
上記第3または第4の発明によれば、各携帯端末装置での表示対象として選択される広告対象は評価値に基づいて決定される。このため、統計的により適切と考えられる広告対象の広告をユーザーに提示することが可能となる。
上記第5の発明によれば、携帯端末装置には複数の広告がリスト形式で表示され、ユーザーが望むときにだけ詳細な広告が表示される。
上記第6の発明によれば、各広告対象についての詳細な広告が表示される割合を考慮して、各携帯端末装置での表示対象として選択される広告対象が決定される。このため、よりユーザーの興味の度合いが高いと考えられる広告対象の広告を当該ユーザーに提示することが可能となる。
上記第7の発明によれば、ユーザーは、リスト形式で表示される各広告の自身に対する適合度合いを数値で把握することが可能となる。
上記第8または第9の発明によれば、各広告対象に対するユーザーの評価を考慮して、各携帯端末装置での表示対象として選択される広告対象が決定される。このため、よりユーザーが満足すると考えられる広告対象の広告を当該ユーザーに提示することが可能となる。
上記第10または第11の発明によれば、或る観点で評価が高くても別の観点で評価の低い広告対象を該当の携帯端末装置での表示対象から除くことが可能となる。
上記第12の発明によれば、検索条件に合致する評価データのレコード数が少ない場合でも各ユーザーに対して状況に応じて適切な広告を提示することが可能となる。
上記第13の発明によれば、営業時間内の店舗の広告のみをユーザーに提示することが可能となる。
上記第14の発明によれば、上記第1の発明と同様の効果が得られる。
上記第15の発明によれば、上記第1の発明と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る広告表示システムを実現する機器構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態において、携帯端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態において、サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態において、広告表示システムの詳細な機能構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態において、広告属性データのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、広告コンテンツデータのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、評価データのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、広告表示領域の表示例を示す図である。 上記第1の実施形態において、広告表示領域に広告が表示されている時の携帯端末装置の画面例を示す図である。 上記第1の実施形態において、広告表示領域の表示例(店舗の名称とともに簡単な宣伝文句が表示される例)を示す図である。 上記第1の実施形態において、広告表示領域の表示例(アイコンが表示される例)を示す図である。 上記第1の実施形態において、広告表示領域の表示例(店舗の名称とともに各店舗のユーザーに対する適合度が表示される例)を示す図である。 上記第1の実施形態において、詳細広告画面の一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、評価データ(1つのレコード)の内容の推移について説明するための図である。 上記第1の実施形態において、携帯端末装置に広告を表示する一連の処理の手順を示すフローチャートである。 上記第1の実施形態において、広告データ保持手段に蓄積された評価データの例を示す図である。 上記第1の実施形態において、広告対象を選択する処理の手順を示すフローチャートである。 上記第1の実施形態において、検索条件には完全には合致していない評価データも用いて第1の評価値を求める第1の手法について説明するための図である。 上記第1の実施形態において、検索条件には完全には合致していない評価データも用いて第1の評価値を求める第2の手法について説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る広告表示システムを実現する機器構成を示すブロック図である。 上記第2の実施形態において、POSレジの概略構成を示す図である。 上記第2の実施形態において、広告属性データのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記第2の実施形態において、評価データのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記第2の実施形態において、詳細広告画面の一例を示す図である。 上記第2の実施形態において、評価データ(1つのレコード)の内容の推移について説明するための図である。 上記第2の実施形態において、携帯端末装置に広告を表示する一連の処理の手順を示すフローチャートである。 上記第2の実施形態において、広告対象を選択する処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。なお、以下においては、「アプリケーションソフトウェア」のことを「アプリ」と略記している。
<1.第1の実施形態>
<1.1 概略>
本発明の第1の実施形態として、ユーザー(携帯端末装置の利用者)に現在地から目的地までの経路を提示する経路案内システムに広告表示システムが組み込まれている例を説明する。すなわち、本実施形態では、携帯端末装置で経路案内アプリが実行されているときに、地図や風景映像が表示されている画面上にユーザーに適した広告が表示される。また、本実施形態においては、店舗毎に広告が用意される。すなわち、携帯端末装置の画面への表示対象とする広告対象を選択する処理では店舗を選択する処理が行われる。
<1.2 全体構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る広告表示システムを実現する機器構成を示すブロック図である。この広告表示システムは、サーバ20と複数の携帯端末装置10とによって実現される。サーバ20と携帯端末装置10とは、インターネットなどの通信回線を介して接続される。本実施形態においては、この広告表示システムを実現するために、携帯端末装置10には経路案内アプリがインストールされる。ユーザーは、所定の操作により経路案内アプリを起動することができる。
<1.3 ハードウェア構成>
図2は、携帯端末装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。携帯端末装置10は、CPU11,フラッシュROM12,RAM13,通信制御部14,映像撮影部(カメラ)15,入力操作部16,表示部17,GPSセンサ18a,加速度センサ18b,および地磁気センサ18cを有している。CPU11は、この携帯端末装置10の全体を制御するために各種演算処理等を行う。フラッシュROM12は、書き込み可能な不揮発性のメモリであって、携帯端末装置10の電源がオフされても保持されるべき各種プログラム・各種データを格納する。RAM13は、書き込み可能な揮発性のメモリであって、実行中のプログラムやデータ等を一時的に格納する。通信制御部14は、外部へのデータ送信の制御や外部からのデータ受信の制御を行う。映像撮影部(カメラ)15は、ユーザーによる操作に基づいて、現在位置から見える風景の撮影を行う。入力操作部16は、例えばタッチパネルであって、ユーザーによる入力操作を受け付ける。表示部17は、CPU11からの指令に基づいて、画像の表示を行う。GPSセンサ18aは、GPS衛星から受信する電波に基づいて、ユーザーの現在位置を特定するための位置情報(緯度・経度の情報)を取得する。加速度センサ18bは、この携帯端末装置10の動きに基づいて、加速度を測定する。地磁気センサ18cは、この携帯端末装置10の向いている方位(例えば表示部17の向いている方位)を示す方位情報を取得する。
携帯端末装置10内において、経路案内アプリを実現する経路案内プログラムは、フラッシュROM12に格納される。ユーザーによって経路案内アプリの起動が指示されると、フラッシュROM12に格納されている経路案内プログラムがRAM13に読み出され、そのRAM13に読み出された経路案内プログラムをCPU11が実行することにより、経路案内アプリの機能がユーザーに提供される。
図3は、サーバ20のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ20は、CPU21,ROM22,RAM23,補助記憶装置24,通信制御部25,入力操作部26,および表示部27を有している。CPU21は、このサーバ20の全体を制御するために各種演算処理等を行う。ROM22は、読み出し専用のメモリであって、例えばサーバ20の起動時にCPU21に実行させる初期プログラムなどを格納する。RAM23は、書き込み可能な揮発性のメモリであって、実行中のプログラムやデータ等を一時的に格納する。補助記憶装置24は、磁気ディスク装置などであって、サーバ20の電源がオフされても保持されるべき各種プログラム・各種データを格納する。通信制御部25は、外部へのデータ送信の制御や外部からのデータ受信の制御を行う。入力操作部26は、例えばキーボードやマウスであって、オペレータによる入力操作を受け付ける。表示部27は、CPU21からの指令に基づいて、画像の表示を行う。
サーバ20には、ユーザーに適した広告が当該ユーザーの携帯端末装置の表示部17に表示されるようにするための広告表示プログラムがインストールされる。サーバ20内において、広告表示プログラムは、ROM22または補助記憶装置24に格納される。サーバ20が起動すると、ROM22または補助記憶装置24に格納されている広告表示プログラムがRAM23に読み出され、そのRAM23に読み出された広告表示プログラムをCPU21が実行する。これにより、携帯端末装置10から送られるデータに応じて当該携帯端末装置10のユーザーに適した広告を提示するための後述する処理が行われる。
<1.4 機能構成>
図4は、広告表示システムの詳細な機能構成を示すブロック図である。上述したように、この広告表示システムは、携帯端末装置10とサーバ20とによって実現される。携帯端末装置10は、機能的には、ユーザー情報送信手段110と広告表示手段120と広告評価手段130とを有している。サーバ20は、機能的には、ユーザー情報取得手段210と周辺環境情報取得手段220と広告データ保持手段230と評価データ保持手段240と広告対象選択手段250と広告表示用データ送信手段260とを有している。なお、携帯端末装置10内の各構成要素は携帯端末装置10で経路案内プログラムが実行されることによって実現され、サーバ20内の各構成要素はサーバ20で広告表プログラムが実行されることによって実現される。
ユーザー情報送信手段110は、ユーザーに関する各種情報であるユーザー情報をサーバ20に送信する。ユーザー情報の例としては、携帯端末装置10の内部に保持されている属性情報(ユーザー自身の性別、年齢、職業などの情報)、GPSセンサ18aなどの各種センサによって得られるセンサ情報(例えば、ユーザーの現在位置を示す位置情報)、携帯端末装置10で行われた操作に関する情報である操作情報(例えば、経路探索、路線検索、店舗検索、ホテル検索などを実行した旨の情報)などが挙げられる。また、センサ情報(例えば、加速度の情報)を利用してユーザーの動作を解析することによって得られる行動情報(「歩いている」、「走っている」、「立ち止まっている」などの情報)をユーザー情報に含めるようにしても良い。なお、ここでは説明を簡単にするため、性別の情報、年齢の情報、およびユーザーの現在位置を示す情報(以下、「ユーザー位置情報」という。)がユーザー情報として携帯端末装置10からサーバ20に送信されるものとする。
ユーザー情報取得手段210は、各携帯端末装置10から送信されるユーザー情報を取得する。なお、本実施形態においてはユーザー情報取得手段210は各携帯端末装置10からのみユーザー情報を取得するが、本発明はこれに限定されない。各携帯端末装置10からサーバ20に送信されるユーザー情報にユーザーを一意に識別するための識別情報(IDなど)が含まれるようにして、別途設けられたデータベースから当該識別情報を用いて該当のユーザーに関する情報(ユーザー情報)をユーザー情報取得手段210が取得するようにしても良い。
周辺環境情報取得手段220は、ユーザー情報取得手段210によって取得されたユーザー情報に基づいて、処理対象の携帯端末装置10(ユーザー情報取得手段210によって取得されたユーザー情報に対応するユーザーの携帯端末装置10)についての周辺環境情報を取得する。周辺環境情報の例としては、気象情報(天気、温度、湿度などの情報)や時に関する情報(年月日、曜日、時刻などの情報)が挙げられる。なお、ここでは説明を簡単にするため、天気の情報と時刻の情報とが周辺環境情報取得手段220によって取得されるものとする。天気の情報は、ユーザー位置情報を用いて天気情報提供サイトから取得される。
広告データ保持手段230は、各携帯端末装置10に広告を表示する対象となり得る店舗(広告対象)の属性情報を含む広告データ(複数の店舗についての広告データ)を保持する。広告データは、典型的には、店舗の属性情報(例えば、店舗位置、営業時間、営業日、業種、主要提供物、平均使用料金などの情報)と実際の広告の内容を表すデータ(画像データなど)とによって構成される。また、店舗の混雑状況を示す情報(店員によって入力される満席率・待ち時間などの情報)や広告種類・広告料金などの情報が広告データに含まれていても良い。なお、ここでは説明を簡単にするため、店舗の属性情報に関しては店舗位置の情報および営業時間の情報のみが広告データに含まれているものとする。以下、本実施形態における広告データについて説明する。
本実施形態においては、広告データは、広告属性データと広告コンテンツデータとによって構成される。図5は、広告属性データのレコードフォーマットの一例を示す図である。広告属性データは、図5に示すように、4つの項目(店舗ID、店舗位置、営業時間、広告コンテンツID)からなる。店舗IDは、広告対象としての店舗を一意に識別するための識別情報である。広告コンテンツIDは、広告コンテンツデータとのリンク付けのための識別情報である。図6は、広告コンテンツデータのレコードフォーマットの一例を示す図である。広告コンテンツデータは、広告コンテンツIDとリスト用広告と詳細広告とからなる。リスト用広告は、リスト形式での広告の表示が行われる際に画面(経路案内アプリによって携帯端末装置10の表示部17に表示される画面)に表示する広告である。詳細広告は、広告の詳細表示が行われる際に画面に表示する広告である。リスト用広告のデータは、テキストデータあるいは画像データである。詳細広告のデータは、典型的には画像データである。なお、広告属性データについては、店舗の属性に変化がない限り固定された内容で維持され、リスト用広告のデータおよび詳細広告のデータについては、広告主が必要に応じて内容を変更する。
評価データ保持手段240は、各店舗に対する評価値を求めるためのデータであってユーザー情報と周辺環境情報との組合せに対応付けられた評価情報を含むデータである評価データを保持する。図7は、評価データのレコードフォーマットの一例を示す図である。評価データは、図7に示すように、7つの項目(店舗ID、性別、年代、天気、時間帯、評価A、評価B)からなる。この評価データの1つのレコードは、或る携帯端末装置10に或る店舗の広告がリスト形式で表示される際に生成される。従って、評価データに関しては、店舗IDがキーとなるわけではない。すなわち、評価データ保持手段240には同じ店舗IDの評価データ(レコード)が複数存在し得る。ところで、上述したように周辺環境情報取得手段220によって時刻の情報が取得されるが、本実施形態においては、検索の便宜のため、評価データのレコードが生成される際には時刻の情報は4時間毎の時間帯の情報に変換される。評価Aおよび評価Bは、広告対象選択手段250による広告対象の選択の際に参照される評価情報である。なお、評価Aが第1評価情報に相当し、評価Bが第2評価情報に相当する。
広告対象選択手段250は、広告データ保持手段230に保持されている広告データに基づいて、ユーザー情報取得手段210によって取得されたユーザー情報と周辺環境情報取得手段220によって取得された周辺環境情報との組合せに応じた店舗を処理対象の携帯端末装置10での広告の表示対象として選択する。その際、広告対象選択手段250は、評価データ保持手段240に保持されている評価データの中からユーザー情報と周辺環境情報との組合せに応じた検索条件に合致する評価データを抽出し、その抽出した評価データに含まれる評価情報(評価Aおよび評価B)を用いて各店舗の評価値を求め、その求めた評価値に基づいて処理対象の携帯端末装置10での広告の表示対象として選択する複数の店舗を決定する。このように広告を表示する店舗の選択は評価値に基づいて行われるので、選択された複数の店舗には優先順位が付けられる。なお、本実施形態においては広告対象選択手段250によって5件の店舗が選択されるものとする。
広告表示用データ送信手段260は、広告対象選択手段250によって選択された店舗の広告を表示するための広告表示用データを処理対象の携帯端末装置10に送信する。広告表示用データには、例えば、選択された店舗についての店舗ID、広告コンテンツID、リスト用広告、詳細広告などのデータおよび優先順位の情報が含まれる。なお、例えば詳細広告のデータについては、携帯端末装置10で実際に詳細広告を表示する必要が生じたときに後述する広告表示手段120が広告コンテンツIDをキーにして広告データ保持手段230から取得するようにしても良い。
広告表示手段120は、サーバ20から送信される広告表示用データに基づく広告を表示する。サーバ20から広告表示用データが送信されると、広告表示手段120は、まず、画面上に設けられた広告表示領域にリスト形式で広告を表示する。その際、広告表示領域には、広告コンテンツデータ(図6参照)のうちのリスト用広告が表示される。本実施形態においては、図8に示すように、広告対象選択手段250によって表示対象として選択された5件の店舗の広告(リスト用広告)が優先順位に従って広告表示領域122に表示される。
なお、上述した広告対象選択手段250での店舗(広告対象)の選択は数秒〜数分毎に行われ、それに応じてサーバ20から各携帯端末装置10への広告表示用データの送信も数秒〜数分毎に行われる。これにより、広告表示手段120によって表示される広告の内容は数秒〜数分毎に更新される。但し、広告対象選択手段250によって選択される店舗に変化がない場合、広告表示領域122の表示内容も変化しない。また、広告対象選択手段250によって選択される店舗に変化がない場合、表示対象の店舗に変化がない旨を示すデータが広告表示用データとしてサーバ20から携帯端末装置10に送信されるようにしても良い。
広告表示手段120による広告の表示が行われることにより、携帯端末装置10の表示部17に表示される画面は例えば図9に示すような画面となる。図9に示す例では、映像撮影部(カメラ)15によって撮影されている風景映像が表示部17の全体に表示されており、当該表示部17の上方に配置された広告表示領域122に5件の店舗の広告がリスト形式で表示されている。
なお、図8および図9に示す例では店舗の名称がリスト形式で表示されているが、例えば図10に示すように、店舗の名称とともに簡単な宣伝文句がリスト形式で表示されるようにしても良い。また、例えば図11に示すように、5件の店舗のそれぞれに対応するアイコン41が広告表示領域122に表示されるようにしても良い。同様に、5件の店舗のそれぞれに対応する拡張現実画像(AR画像)が広告表示領域122に表示されるようにしても良い。さらに、例えば図12に示すように、各店舗のユーザーに対する適合度が店舗の名称とともに表示されるようにしても良い。これにより、ユーザーは、各店舗の広告が自身にどの程度適合しているのかを数値で把握することが可能となる。
広告表示手段120は、また、広告表示領域122に表示されている広告(リスト用広告)のいずれかがユーザーによって選択されると、その選択された広告に対応する詳細広告を表示する。なお、広告の選択は、広告表示領域122において広告部分をタップすることによって行われる。
以上のように、広告表示手段120は、機能的には、広告表示用データに基づいて複数の店舗の広告をリスト形式で表示する広告リスト表示手段と、広告リスト表示手段によって広告が表示されている複数の店舗のうちの少なくとも1つの選択を受け付ける広告選択受け付け手段と、広告選択受け付け手段によって選択が受け付けられた店舗の詳細広告を表示する詳細広告表示手段とを含んでいる。
広告評価手段130は、表示された広告に関する評価を入力するための画面を表示し、ユーザーによる評価の入力を受け付ける。この評価の入力は、詳細広告が表示されているときに行われる。すなわち、本実施形態においては、ユーザーは、詳細広告を表示することによって初めて該当の広告に対する評価を入力することが可能となる。例えば、広告表示領域122内の或る広告が選択されると、図13に示すような詳細広告画面44が表示される。詳細広告画面44は、詳細広告を表示するためのコンテンツ領域45と評価を入力するための評価入力領域46とからなる。図13に示す例では、広告対象である店舗に対する評価を5段階で入力することが可能となっている。なお、評価入力領域46の具体的な構成は図13に示すような構成には限定されず、例えば、高評価用のボタンと低評価用のボタンとからなる2つのボタンのみが設けられた構成を採用することもできる。また、本実施形態においては詳細広告画面44からの評価の入力は実際に該当の店舗が利用された後に行われるものとする。
ところで、上述したように、本実施形態においては、評価データには評価情報として評価Aおよび評価Bという2つの項目が含まれている(図7参照)。これに関し、詳細広告の表示が行われたか否かが評価Aに反映され、広告評価手段130を用いてユーザーが入力した評価の内容が評価Bに反映される。以下、これについて説明する。
本実施形態においては、広告対象選択手段250によって広告の表示対象として選択された複数の店舗の1つにつき評価データとしての1つのレコードが設けられる。換言すれば、任意の携帯端末装置10の広告表示領域122への広告の表示が行われる毎に、広告が表示された店舗についての評価データとしてのレコードが生成される。なお、上述したように広告表示手段120によって表示される広告の内容は数秒〜数分毎に更新されるが、各店舗についてのレコードの追加は、該当の広告が最初に広告表示領域122に表示された時にだけ行われる。
広告対象としての或る1つの店舗についての1つの評価データ(1つのレコード)に着目すると、該当の店舗の広告が広告表示領域122に表示された直後には、図14(a)に示すように、評価Aについても評価Bについても値は入力されていない状態(ブランクの状態)となっている。その後、該当の店舗の広告がタップされると(すなわち、詳細広告の表示が行われると)、図14(b)に示すように、該当の評価データについての評価Aの値が「1」となる。さらに、詳細広告画面44の表示後に評価入力領域46(図13参照)からユーザーによって評価が入力されると、図14(c)に示すように、該当の評価データについての評価Bの値がユーザーによって入力された評価の値となる。なお、広告評価手段130によって数値以外のデータが評価として入力される場合には、入力データを数値に変換したものを評価Bの値としても良いし、入力データ(例えばコードデータ)を評価Bの値とした上で後述する第2の評価値を求める際に当該入力データを数値データに変換するようにしても良い。
以上より、評価Aの値がブランクになっている評価データは、該当の広告が広告表示領域122に表示された後にユーザーによって選択されていない旨を表し、評価Aの値が1になっている評価データは、該当の広告が広告表示領域122に表示された後にユーザーによって選択された旨を表している。また、評価Bの値がブランクになっている評価データは、該当の広告に対するユーザーの評価がなされていない旨を表し、評価Bに何らかの値が入力されている評価データは、該当の広告に対するユーザーの評価がなされている旨を表している。なお、評価Aおよび評価Bの値については、後述する評価値(第1の評価値および第2の評価値)を適切に求めることができるのであれば、ここで説明した値には限定されない。例えば、評価Aのデフォルト値が「0」であっても良い。
<1.5 処理フロー>
次に、図15を参照しつつ、携帯端末装置10に広告を表示する一連の処理の手順について説明する。なお、ここでは、図16に示すように、充分な数の評価データが既に広告データ保持手段230に蓄積されているものとする。また、上述したように広告表示手段120によって表示される広告の内容は数秒〜数分毎に更新されるが、ここでは或る1つの携帯端末装置10における1回の表示の処理に着目する。
まず、携帯端末装置10からサーバ20にユーザー情報が送信される(ステップS110)。本実施形態においては、ユーザーの性別の情報、ユーザーの年齢の情報、およびユーザー位置情報の送信が行われる。そして、サーバ20では、携帯端末装置10から送信されたそのユーザー情報が取得される(ステップS120)。
次に、サーバ20において、周辺環境情報が取得される(ステップS130)。本実施形態においては、時刻の情報が取得されるとともにユーザー位置情報に基づいて天気の情報が取得される。天気の情報は、天気情報提供サイトから取得される。
次に、サーバ20において、広告データ保持手段230に保持されている広告データに基づいて、ユーザー情報と周辺環境情報との組合せに応じた店舗が広告の表示対象として選択される(ステップS140)。その際、店舗毎に評価値が算出され、広告の表示対象として選択する複数の店舗が評価値に基づいて決定される。その詳細な手順について、図17を参照しつつ、以下に説明する。
初めに、高評価の店舗の抽出が行われる(ステップS142)。ステップS142では、まず、ステップS120で取得されたユーザー情報とステップS130で取得された周辺環境情報との組合せに応じた検索条件に合致する評価データの抽出が行われる。その際、店舗位置および店舗の営業時間による評価データの絞り込みが行われる。具体的には、ステップS120で取得されたユーザー位置情報と広告属性データに含まれる店舗位置の情報とに基づいて、処理対象の携帯端末装置10の現在位置から所定距離よりも離れた位置に存在する店舗についての評価データが抽出対象から除外されるとともに、ステップS130で取得された時刻の情報と広告属性データに含まれる営業時間の情報とに基づいて、営業時間外の店舗についての評価データが抽出対象から除外される。これにより、最終的には、処理対象の携帯端末装置10の現在位置から所定距離以内に位置する営業時間内の店舗から表示対象が選択されることとなる。
以上のような絞り込みが行われた後の評価データの中から、ユーザーの性別の情報、ユーザーの年齢の情報、天気の情報、および時刻の情報を用いて定められる検索条件に合致する評価データが抽出される。その際、ユーザー情報取得手段210によって取得された年齢の情報は10代毎の年代の情報に変換され、周辺環境情報取得手段220によって取得された時刻の情報は上述したように4時間毎の時間帯の情報に変換される。例えば、ステップS120で取得された性別の情報、ステップS120で取得された年齢の情報、ステップS130で取得された天気の情報、およびステップS130で取得された時刻の情報がそれぞれ「男」、「52才」、「雨」、および「11時50分15秒」という内容である場合、上述した絞り込みが行われた後の評価データの中から「“性別=男”かつ“年代=50代”かつ“天気=雨”かつ“時間帯=10〜14”」という検索条件に合致する評価データが抽出される。以下、このようにして抽出された評価データを「抽出評価データ」という。
ステップS142では、上述のようにして検索条件に合致する評価データの抽出が行われた後、抽出評価データに含まれる全ての店舗のデータに関し、店舗毎に評価データに含まれる評価Aの情報を用いた評価値(以下、「第1の評価値」という。)の算出が行われる。各店舗に関し、抽出評価データのレコード数をNallと表し、抽出評価データのうち評価Aの値が「1」になっている評価データのレコード数をNselと表すと、第1の評価値EV1は次式(1)で算出される。
EV1=Nsel/Nall ・・・(1)
上式(1)から把握されるように、第1の評価値EV1は、該当の店舗の広告が携帯端末装置10でリスト形式で表示された回数のうちユーザーによってタップされた回数(すなわち、詳細広告の表示が行われた回数)の割合に相当する。従って、ユーザーの興味の度合いが高い店舗ほど第1の評価値EV1は高くなる。
ステップS142では、上式(1)で算出された第1の評価値EV1が上位である複数の店舗が抽出される。なお、ここでは、第1の評価値EV1が上位8位以内の店舗が高評価の店舗として抽出されるものとする。
ところで、検索条件に合致する評価データのレコード数が少なければ、信頼性の高い結果は得られない。そこで、検索条件には完全には合致していない評価データも用いて第1の評価値EV1を求めるようにしても良い。これに関し、以下、具体例を示しつつ、2つの手法(第1の手法および第2の手法)を説明する。
まず、第1の手法について説明する。上記検索条件を用いた検索によれば、4つの項目(性別、年代、天気、時間帯)の内容の全てが条件に合致する評価データ(レコード)のみが抽出される。第1の手法では、さらに、上記4つの項目のうちの3つの項目(例えば、性別、天気、時間帯)の内容が合致する評価データおよび上記4つの項目のうちの2つの項目(例えば、天気、時間帯)の内容が合致する評価データをも抽出する。ここで、以上のようにして評価データの抽出が行われたところ、或る店舗のデータに関して図18に示すような抽出結果が得られたと仮定する。なお、図18において、Da〜DcおよびTa〜Tcは数値のデータである。符号50を付した行は、4つの項目の内容の全てが条件に合致する評価データを抽出した結果を表し、符号51を付した行は、3つの項目の内容が条件に合致する評価データを抽出した結果を表し、符号52を付した行は、2つの項目の内容が条件に合致する評価データを抽出した結果を表している。この第1の手法では、内容が合致する項目の数に応じた係数(重み付け)を使用して、第1の評価値EV1を算出する。第1の評価値EV1は、例えば次式(2)によって算出される。
EV1=(Ta/Da)×0.6+(Tb/Db)×0.3+(Tc/Dc)×0.1 ・・・(2)
上式(2)において0.6、0.3、および0.1が係数である。内容が合致する項目の数が多いほど係数の値を大きくしている。
ところで、上述の例では、3つの項目の内容が合致する評価データの抽出に関し、当該3つの項目として「性別、天気、時間帯」という組合せのみに着目していた。しかしながら、3つの項目の組合せは、それ以外にも3種類の組合せ(「性別、年代、天気」という組合せ、「性別、年代、時間帯」という組合せ、および「年代、天気、時間帯」という組合せ)がある。従って、それら全ての組合せに基づいて評価データを抽出することによって、抽出される評価データのレコード数を多くすることもできる。但し、検索に使用される項目(ユーザー情報の項目、周辺環境情報の項目)の数が増加するにつれて組合せの数が指数関数的に増加するので、全ての組合せに基づいて評価データを抽出した場合、検索のための処理負荷が大きくなることが懸念される。それ故、上記においては、1種類の組合せのみに着目する例を示した。
次に、第2の手法について説明する。第2の手法では、例えば或る1つの項目については内容が合致する評価データだけではなく内容が近い評価データをも抽出する。上記検索条件によれば、年代が50代の評価データのみが抽出されたが、第2の手法では、例えば年代が30代から70代までの評価データを抽出する。ここで、以上のようにして評価データの抽出が行われたところ、或る店舗のデータに関して図19に示すような抽出結果が得られたと仮定する。なお、図19において、D3〜D7およびT3〜T7は数値のデータである。符号53〜57を付した行はそれぞれ年代が30代〜70代の評価データを抽出した結果を表している。この第2の手法では、内容(値)の近さに応じた係数(重み付け)を使用して、第1の評価値EV1を算出する。第1の評価値EV1は、例えば次式(3)によって算出される。
EV1=(T3/D3)×0.1+(T4/D4)×0.2+(T5/D5)×0.4+(T6/D6)×0.2+(T7/D7)×0.1 ・・・(3)
上式(3)において0.1、0.2、および0.4が係数である。年代が本来の条件に近いほど係数の値を大きくしている。
第1の手法および第2の手法について説明したが、これらの具体的な手法は上述した例には限定されない。検索条件に合致する評価データに加えて検索条件の一部の条件に合致する評価データを抽出し、検索条件に合致する度合いが大きい評価データほど第1の評価値EV1への寄与度が大きくなるように各店舗についての第1の評価値EV1を求めるようにすれば良い。
高評価の店舗の抽出後、低評価の店舗の抽出が行われる(ステップS144)(図17参照)。ステップS144では、まず、ステップS142で高評価の店舗として抽出された8件の店舗のデータに関し、店舗毎に評価データに含まれる評価Bの情報を用いた評価値(以下、「第2の評価値」という。)の算出が行われる。このように、第2の評価値は、第1の評価値を求める際に用いた情報とは異なる情報に基づいて求められる。各店舗に関し、上記検索条件に合致する評価データのうち評価Bに何らかの値(ブランク以外の値)が入力されている評価データのレコード数をNumと表し、上記検索条件に合致する評価データについての評価Bの値の総和をSumと表すと、第2の評価値EV2は次式(4)で算出される。
EV2=Sum/Num ・・・(4)
上式(4)から把握されるように、該当の店舗に対するユーザーの評価が第2の評価値EV2に反映される。また、広告評価手段130を用いた評価の入力は店舗の利用後に行われる。従って、利用後の評価の低い店舗ほど第2の評価値EV2は低くなる。
ステップS144では、上式(4)で算出された第2の評価値EV2が下位である複数の店舗が抽出される。なお、ここでは、第2の評価値EV2が下位3位以内の店舗が低評価の店舗として抽出されるものとする。
低評価の店舗の抽出後、ステップS142で抽出された8件の店舗からステップS144で抽出された3件の店舗を除いた5件の店舗が処理対象の携帯端末装置10での広告の表示対象として選択される(ステップS146)
以上のようにして広告の表示対象としての店舗の選択が行われた後、その選択された店舗の広告を表示するための広告表示用データがサーバ20から処理対象の携帯端末装置10に送信される(ステップS150)(図15参照)。そして、携帯端末装置10において、広告表示用データに基づく広告の表示が行われる(ステップS160)。上述したように、本実施形態においては、5件の店舗についての広告が広告表示領域122にリスト形式で表示される。広告表示領域122に表示される広告は、評価値に基づいて選択された店舗の広告であるので、ユーザーの興味の度合いが高いものであると考えられる。なお、広告とともに適合度を表示する場合には(図12参照)、例えば、第1の評価値EV1および第2の評価値EV2を引数とする予め用意された関数によって適合度を求めると良い。
その後、広告表示領域122に広告がリスト形式で表示されているときに、ユーザーは、必要に応じて、詳細広告を表示したい店舗の広告部分をタップする(ステップS170)。これにより、該当の店舗の詳細広告が表示される。そして、ユーザーは、店舗の利用後に、例えば5段階による評価を入力する(ステップS180)。これにより、携帯端末装置10に広告を表示する一連の処理が終了する。なお、ステップS170の処理およびステップS180の処理については行われない場合もある。
ところで、上述の例では、高評価の店舗として抽出されたM件(8件)の店舗について第2の評価値EV2が算出され、M件(8件)の店舗から第2の評価値EV2が下位となるN件(3件)の店舗を除いた“M−N”件(5件)の店舗が広告の表示対象として選択されるが、本発明はこれに限定されない。高評価の店舗として抽出されたM件の店舗を含む全ての店舗について第2の評価値EV2を算出して当該第2の評価値EV2が下位となるN件の店舗を抽出し、上記M件の店舗から上記N件の店舗に一致する店舗を除いた店舗を広告の表示対象として選択するようにしても良い。
本実施形態においては、ステップS110によって利用者情報送信ステップが実現され、ステップS120によって利用者情報取得ステップが実現され、ステップS130によって周辺環境情報取得ステップが実現され、ステップS140によって広告対象選択ステップが実現され、ステップS150によって広告表示用データ送信ステップが実現され、ステップS160によって広告表示ステップが実現されている。
<1.6 効果>
本実施形態によれば、ネットワークを介して互いに接続されたサーバ20と複数の携帯端末装置10とからなる広告表示システムにおいて、各携帯端末装置10からサーバ20には位置情報を含むユーザー情報が送信される。サーバ20では、ユーザー情報に基づいて処理対象の携帯端末装置10の周辺環境情報が取得され、当該周辺環境情報とユーザー情報との組合せに応じた店舗が該当の携帯端末装置10での広告の表示対象として選択される。これにより、同じような状況であってもユーザーの属性によって異なる店舗の広告を提示することが可能となる。例えば、昼食の時間帯に60代のユーザーには和食店の広告を優先的に提示するが10代のユーザーにはファーストフード店の広告を優先的に提示するということが可能となる。また、或る1人のユーザーに着目したときに、時間によって異なる店舗の広告を当該ユーザーに提示することが可能となる。例えば、夕食の時間帯には飲食店の広告を優先的に提示するが深夜の時間帯にはホテルの広告を優先的に提示するということが可能となる。以上のように、本実施形態によれば、ユーザー(携帯端末装置の利用者)のおかれた状況に応じて当該ユーザーに適した広告を提示することのできる広告表示システムが実現される。
また、本実施形態によれば、詳細広告が表示される割合に相当する第1の評価値EV1に基づいて、処理対象の携帯端末装置10での広告の表示対象として選択する店舗が決定される。このため、ユーザーの興味の度合いが高い店舗の広告を優先的に当該ユーザーに提示することが可能となる。
さらに、本実施形態によれば、店舗の利用後に入力される評価に基づいて算出される第2の評価値EV2の低い店舗は、処理対象の携帯端末装置10での広告の表示対象としては選択されない。このため、評価の良くない店舗の広告がユーザーに提示されることが防止される。
さらにまた、本実施形態によれば、評価データが蓄積されるにつれて、特異なデータが評価値に及ぼす影響が小さくなる。従って、時間の経過に従って、より好適な広告を各ユーザーに提示することが可能となる。
<2.第2の実施形態>
<2.1 概略>
本発明の第2の実施形態として、スーパーマーケット用の販売促進システムに広告表示システムが組み込まれている例を説明する。すなわち、本実施形態では、スーパーマーケットが提供している販売促進アプリ(店舗アプリ)が携帯端末装置で実行されているときに、必要に応じて適宜のタイミングで携帯端末装置の画面上にユーザーに適した広告が表示される。また、本実施形態においては、該当のスーパーマーケットで販売されている品目毎に広告が用意される。すなわち、携帯端末装置の画面への表示対象とする広告対象を選択する処理では品目を選択する処理が行われる。
以下、主に上記第1の実施形態と異なる点について説明し、上記第1の実施形態と同様の点については説明を適宜省略する。
<2.2 全体構成>
図20は、本発明の第2の実施形態に係る広告表示システムを実現する機器構成を示すブロック図である。この広告表示システムは、サーバ20と当該サーバ20に接続されたPOSレジ30と複数の携帯端末装置10とによって実現される。サーバ20と携帯端末装置10とは、インターネットなどの通信回線を介して接続される。本実施形態においては、この広告表示システムを実現するために、携帯端末装置10には販売促進アプリ(店舗アプリ)がインストールされる。ユーザーは、所定の操作により販売促進アプリを起動することができる。
上述のように、本実施形態においては、POSレジ30が利用される。図21は、POSレジの概略構成を示す図である。図21に示すように、POSレジ30は、本体部31と、店員が操作を行うためのタッチパネル32と、バーコードやQRコード(日本の登録商標)などのコードを読み取るためのハンドスキャナ33とによって構成されている。本実施形態に係る広告表示システムの構成要素としてのPOSレジ30は、携帯端末装置10の画面上に詳細広告の一部としてのクーポンが表示された後に当該クーポンが使用されたか否かの情報を収集するために用いられる。
携帯端末装置10のハードウェア構成およびサーバ20のハードウェア構成については、上記第1の実施形態と同様であるので、それらの説明は省略する(図2および図3を参照)。
<2.3 広告対象を選択するために使用される情報>
本実施形態における機能構成は、上記第1の実施形態における機能構成と同様である(図4参照)。但し、広告対象(本実施形態では、品目)を選択するために使用される情報が上記第1の実施形態とは異なる。これについて、以下に説明する。
ユーザー情報としては、性別の情報、職業の情報、およびユーザー位置情報が携帯端末装置10からサーバ20に送信される。また、周辺環境情報としては、天気の情報、曜日の情報、および時刻の情報が周辺環境情報取得手段220によって取得される。広告属性データは、図22に示すように、3つの項目(品目ID、品目位置、広告コンテンツID)からなる。品目IDは、広告対象としての品目を一意に識別するための識別情報である。図23は、評価データのレコードフォーマットの一例を示す図である。評価データは、図23に示すように、8つの項目(品目ID、性別、職業、天気、曜日、時間帯、評価A、評価B)からなる。
以上のような前提の下、本実施形態においては、広告対象選択手段250によって広告対象としての品目の選択が行われる際、ユーザーの性別の情報、ユーザーの職業の情報、天気の情報、曜日の情報、および時刻の情報を用いて定められる検索条件に合致する評価データが評価データ保持手段240に保持されている評価データの中から抽出される。そして、その抽出された評価データに含まれる評価情報(評価Aおよび評価B)を用いて各品目の評価値が求められ、その求められた評価値に基づいて、広告の表示対象として選択する複数の品目が決定される。
ところで、上記第1の実施形態では、詳細広告画面44にユーザーが評価を入力するための評価入力領域46が設けられていて、当該評価入力領域46での入力内容が評価データのうちの評価Bに反映されていた。これに対して、本実施形態においては、リスト用広告が表示されているときにのいずれかの広告がユーザーによって選択されると(タップされると)、ユーザーがクーポンとして使用することのできる例えば図24に示すような詳細広告画面48が表示される。この詳細広告画面48には、バーコードやQRコード(日本の登録商標)などPOSレジ30が読み取り可能なコード49が記されている。そして、ユーザーがこのクーポンを使用して該当の商品(品目)を購入すると、POSレジ30の構成要素であるハンドスキャナ33によってコード49の読み取りが行われ、クーポンを使用したという情報が評価データのうちの評価Bに反映される。
広告対象としての或る1つの品目についての1つの評価データ(1つのレコード)に着目すると、該当の品目の広告が広告表示領域122に表示された直後には、図25(a)に示すように、評価Aについても評価Bについても値は入力されていない状態(ブランクの状態)となっている。その後、該当の品目の広告がタップされると(すなわち、詳細広告としてのクーポンの表示が行われると)、図25(b)に示すように、該当の評価データについての評価Aの値が「1」となる。さらに、詳細広告画面48に表示されたクーポンを使用して商品が購入されると、図25(c)に示すように、該当の評価データについての評価Bの値が「1」となる。
<2.4 処理フロー>
次に、図26を参照しつつ、携帯端末装置10に広告を表示する一連の処理の手順について説明する。まず、携帯端末装置10からサーバ20にユーザー情報が送信される(ステップS210)。本実施形態においては、ユーザーの性別の情報、ユーザーの職業の情報、およびユーザー位置情報の送信が行われる。そして、サーバ20では、携帯端末装置10から送信されたそのユーザー情報が取得される(ステップS220)。
次に、サーバ20において、周辺環境情報が取得される(ステップS230)。本実施形態においては、曜日の情報および時刻の情報が取得されるとともにユーザー位置情報に基づいて天気の情報が取得される。天気の情報は、天気情報提供サイトから取得される。
次に、サーバ20において、広告データ保持手段230に保持されている広告データに基づいて、ユーザー情報と周辺環境情報との組合せに応じた品目が広告の表示対象として選択される(ステップS240)。その際、品目毎に評価値が算出され、広告の表示対象として選択する複数の品目が評価値に基づいて決定される。その詳細な手順について、図27を参照しつつ、以下に説明する。
初めに、高評価の品目の抽出が行われる(ステップS242)。ステップS242では、まず、ステップS220で取得されたユーザー情報とステップS230で取得された周辺環境情報との組合せに応じた検索条件に合致する評価データの抽出が行われる。その際、品目位置による評価データの絞り込みが行われる。具体的には、ステップS220で取得されたユーザー位置情報と広告属性データに含まれる品目位置の情報とに基づいて、処理対象の携帯端末装置10の現在位置から所定距離よりも離れた位置に存在する品目についての評価データが抽出対象から除外される。これにより、処理対象の携帯端末装置10の現在位置から所定距離以内に位置する品目から表示対象が選択されることとなる。
以上のような絞り込みが行われた後の評価データの中から、ユーザーの性別の情報、ユーザーの職業の情報、天気の情報、曜日の情報、および時刻の情報を用いて定められる検索条件に合致する評価データが抽出される。その際、周辺環境情報取得手段220によって取得された時刻の情報は4時間毎の時間帯の情報に変換される。例えば、ステップS220で取得された性別の情報、ステップS220で取得された職業の情報、ステップS230で取得された天気の情報、ステップS230で取得された曜日の情報、およびステップS230で取得された時刻の情報がそれぞれ「男」、「会社員」、「晴」、「金曜」、および「19時20分30秒」という内容である場合、上述した絞り込みが行われた後の評価データの中から「“性別=男”かつ“職業=会社員”かつ“天気=晴”かつ“曜日=金曜”かつ“時間帯=18〜22”」という検索条件に合致する評価データが抽出される。
ステップS242では、さらに、抽出評価データ(検索条件に合致して抽出された評価データ)に含まれる全ての品目のデータに関し、上記第1の実施形態と同様にして、品目毎に第1の評価値EV1が算出される。そして、第1の評価値EV1が上位である複数の品目が抽出される。ここでは、第1の評価値EV1が上位5位以内の品目が高評価の品目として抽出されるものとする。なお、上記第1の実施形態と同様、検索条件には完全には合致していない評価データも用いて第1の評価値EV1を求めるようにしても良い。
高評価の品目の抽出後、低評価の品目の抽出が行われる(ステップS244)。ステップS244では、まず、ステップS242で高評価の品目として抽出された5件の品目のデータに関し、品目毎に第2の評価値EV2の算出が行われる。第2の評価値EV2は、上記第1の実施形態と同様、上式(4)で算出される。但し、本実施形態においては、評価Bの値は「1」または「ブランク」のいずれかであるので、第2の評価値EV2は、クーポンが表示された回数に対する実際にクーポンが使用された回数の割合を表すこととなる。従って、クーポンを使用して実際に購入される可能性が低い品目ほど第2の評価値EV2は低くなる。ステップS244では、5件の品目について算出された第2の評価値EV2に基づいて、第2の評価値EV2が下位である複数の品目が抽出される。ここでは、第2の評価値EV2が下位2位以内の品目が低評価の品目として抽出されるものとする。
低評価の品目の抽出後、ステップS242で抽出された5件の品目からステップS244で抽出された2件の品目を除いた3件の品目が処理対象の携帯端末装置10での広告の表示対象として選択される(ステップS246)。
以上のようにして広告の表示対象としての品目の選択が行われた後、その選択された品目の広告を表示するための広告表示用データがサーバ20から携帯端末装置10に送信される(ステップS250)(図26参照)。そして、携帯端末装置10において、広告表示用データに基づく広告の表示が行われる(ステップS260)。上述したように、本実施形態においては、3件の品目についての広告が広告表示領域122にリスト形式で表示される。
その後、広告表示領域122に広告がリスト形式で表示されているときに、ユーザーは、必要に応じて、詳細広告(クーポン)を表示したい品目の広告部分をタップする(ステップS270)。これにより、該当の品目の詳細広告が表示される。そして、ユーザーがクーポンを使用して該当の商品(品目)を購入すると、POSレジ30の構成要素であるハンドスキャナ33によって詳細広告画面48内のコード49(図24参照)の読み取りが行われて、クーポンを使用したという情報が評価データのうちの評価Bに反映される(ステップS280)。これにより、携帯端末装置10に広告を表示する一連の処理が終了する。なお、ステップS270の処理およびステップS280の処理については行われない場合もある。
本実施形態においては、ステップS210によって利用者情報送信ステップが実現され、ステップS220によって利用者情報取得ステップが実現され、ステップS230によって周辺環境情報取得ステップが実現され、ステップS240によって広告対象選択ステップが実現され、ステップS250によって広告表示用データ送信ステップが実現され、ステップS260によって広告表示ステップが実現されている。
<2.5 効果>
本実施形態によれば、サーバ20では、ユーザー情報と周辺環境情報との組合せに応じた品目が処理対象の携帯端末装置10での広告の表示対象として選択される。これにより、同じような状況であってもユーザーの属性によって異なる品目の広告を提示することや同じユーザーに対して時間によって異なる品目の広告を提示することが可能となる。また、第1の評価値EV1と第2の評価値EV2とに基づいて広告の表示対象としての品目が決定されるが、第2の評価値EV2はクーポンが使用される割合に相当する。従って、クーポンの使用状況を考慮して、広告の表示対象として選択する品目を決定することが可能となる。例えば、金曜日の18時〜22時の時間帯にビールを購入する男性の会社員が多ければそのような条件に該当するユーザーがビール売り場の近くに来た時にビールの購入を促す広告を当該ユーザーの携帯端末装置10に表示することが可能となる。
<3.その他>
上記第1の実施形態では経路案内システムに広告表示システムが組み込まれている例を挙げて説明し、上記第2の実施形態ではスーパーマーケット用の販売促進システムに広告表示システムが組み込まれている例を挙げて説明した。しかしながら、本発明はこれらに限定されず、様々な形態で広告表示システムを実現することができる。
また、上記各実施形態では、評価値(第1の評価値EV1および第2の評価値EV2)に基づいて、携帯端末装置10での表示対象とする広告対象が決定されていた。しかしながら、本発明はこれに限定されない。評価値を考慮することなくユーザー情報と周辺環境情報とから表示対象とする広告対象を決定するようにしても良い。
さらに、上記各実施形態では、ユーザー情報・周辺環境情報として比較的少ない数の情報を用いて広告の表示対象としての広告対象を選択する例を挙げて説明したが、広告対象を選択する際に多数の情報を用いることによって、状況に応じたより適切な広告をユーザーに提示することが可能となる。例えば行動情報や操作情報を用いることによって、より必要性の高い広告をユーザーに提供することが可能となる。
10…携帯端末装置
20…サーバ
30…POSレジ
44,48…詳細広告画面
110…ユーザー情報送信手段
120…広告表示手段
122…広告表示領域
130…広告評価手段
210…ユーザー情報取得手段
220…周辺環境情報取得手段
230…広告データ保持手段
240…評価データ保持手段
250…広告対象選択手段
260…広告表示用データ送信手段

Claims (15)

  1. ネットワークを介して互いに接続されたサーバと複数の携帯端末装置とによって構成される広告表示システムであって、
    前記サーバは、
    各携帯端末装置から送信される利用者情報を取得する利用者情報取得手段と、
    前記利用者情報取得手段によって取得された利用者情報に基づいて、処理対象の携帯端末装置についての周辺環境情報を取得する周辺環境情報取得手段と、
    各携帯端末装置に広告を表示する対象となり得る広告対象の属性情報を含む広告データを複数の広告対象について保持する広告データ保持手段と、
    前記広告データ保持手段に保持されている前記複数の広告対象についての広告データに基づいて、前記利用者情報取得手段によって取得された利用者情報と前記周辺環境情報取得手段によって取得された周辺環境情報との組合せに応じた広告対象を表示対象として選択する広告対象選択手段と、
    前記広告対象選択手段によって選択された広告対象の広告を表示するための広告表示用データを前記処理対象の携帯端末装置に送信する広告表示用データ送信手段と
    を備え、
    各携帯端末装置は、
    前記利用者情報を前記サーバに送信する利用者情報送信手段と、
    前記サーバから送信される前記広告表示用データに基づく広告を表示する広告表示手段と
    を備え、
    前記利用者情報は、携帯端末装置の現在位置を表す利用者位置情報を含み、
    前記広告データは、広告対象の位置を表す広告対象位置情報を含み、
    前記広告対象選択手段は、前記利用者位置情報と前記広告対象位置情報とに基づいて、前記処理対象の携帯端末装置の現在位置から所定距離以内に位置する広告対象の中から前記表示対象としての広告対象を選択することを特徴とする、広告表示システム。
  2. 前記周辺環境情報は、年月日、曜日、および時刻のうちの少なくとも1つの情報を含む日時情報を含み、
    前記広告対象選択手段は、前記日時情報を考慮して、前記表示対象としての広告対象を選択することを特徴とする、請求項1に記載の広告表示システム。
  3. 前記サーバは、前記複数の広告対象のそれぞれに対する評価値を求めるためのデータであって前記利用者情報と前記周辺環境情報との組合せに対応付けられた評価情報を含むデータである評価データを保持する評価データ保持手段を更に備え、
    前記広告対象選択手段は、前記評価データ保持手段に保持されている評価データの中から前記利用者情報取得手段によって取得された利用者情報と前記周辺環境情報取得手段によって取得された周辺環境情報との組合せに応じた検索条件に合致する評価データを抽出し、その抽出した評価データに含まれる評価情報を用いて各広告対象の評価値を求め、その求めた評価値に基づいて前記表示対象として選択する複数の広告対象を決定することを特徴とする、請求項1または2に記載の広告表示システム。
  4. 前記広告対象選択手段は、
    前記評価値として、高評価の広告対象を抽出するための第1の評価値と、低評価の広告対象を抽出するための第2の評価値とを求め、
    前記第1の評価値と前記第2の評価値とに基づいて、前記表示対象として選択する複数の広告対象を決定することを特徴とする、請求項3に記載の広告表示システム。
  5. 前記広告表示手段は、
    前記広告表示用データに基づいて複数の広告対象の広告をリスト形式で表示する広告リスト表示手段と、
    前記広告リスト表示手段によって表示されている複数の広告対象のうちの少なくとも1つの選択を受け付ける広告選択受け付け手段と、
    前記広告選択受け付け手段によって選択が受け付けられた広告対象の詳細な広告を表示する詳細広告表示手段と
    を含むことを特徴とする、請求項4に記載の広告表示システム。
  6. 前記評価情報は、前記第1の評価値の算出に用いられる第1評価情報を含み、
    前記広告対象選択手段によって前記表示対象として選択された複数の広告対象の1つにつき前記評価データとしての1つのレコードが設けられ、
    前記広告選択受け付け手段によって広告対象の選択が受け付けられると、対応する評価データに含まれる前記第1評価情報の値が、利用者によって選択されていない旨を表す値から利用者によって選択された旨を表す値に書き換えられ、
    前記広告対象選択手段は、各広告対象についての前記第1の評価値を下記の式で算出することを特徴とする、請求項5に記載の広告表示システム:
    EV1=Nsel/Nall
    ここで、EV1は各広告対象についての前記第1の評価値を表し、Nallは前記検索条件に合致する評価データのレコード数を表し、Nselは前記検索条件に合致する評価データのうち前記第1評価情報の値が利用者によって選択された旨を表す値になっている評価データのレコード数を表す。
  7. 前記広告リスト表示手段は、複数の広告対象の広告をリスト形式で表示する際、前記評価値に基づいて求められる適合度合いを示す値を広告対象毎に表示することを特徴とする、請求項5または6に記載の広告表示システム。
  8. 各携帯端末装置は、表示された広告に関する評価を入力するための広告評価手段を更に備え、
    前記評価情報は、前記第2の評価値の算出に用いられる第2評価情報を含み、
    前記広告評価手段によって入力された評価に相当する値が前記第2評価情報の値となることを特徴とする、請求項4に記載の広告表示システム。
  9. 前記広告対象選択手段によって前記表示対象として選択された複数の広告対象の1つにつき前記評価データとしての1つのレコードが設けられ、
    前記広告対象選択手段は、各広告対象についての前記第2の評価値を下記の式で算出することを特徴とする、請求項8に記載の広告表示システム:
    EV2=Sum/Num
    ここで、EV2は各広告対象についての前記第2の評価値を表し、Numは前記検索条件に合致する評価データのうち前記第2評価情報の値が評価を表す値となっている評価データのレコード数を表し、Sumは前記検索条件に合致する評価データについての前記第2評価情報の値の総和を表す。
  10. 前記広告対象選択手段は、前記処理対象の携帯端末装置に関し、
    前記第1の評価値が上位となるM個(Mは自然数)の広告対象を抽出し、
    前記第1の評価値を求める際に用いた情報とは異なる情報に基づいて前記M個の広告対象についての前記第2の評価値を求め、前記第2の評価値が下位となるN個(NはM未満の自然数)の広告対象を抽出し、
    前記M個の広告対象から前記N個の広告対象を除いた(M−N)個の広告対象を前記表示対象として選択することを特徴とする、請求項4から9までのいずれか1項に記載の広告表示システム。
  11. 前記広告対象選択手段は、前記処理対象の携帯端末装置に関し、
    前記第1の評価値が上位となるM個(Mは自然数)の広告対象を抽出し、
    前記第1の評価値を求める際に用いた情報とは異なる情報に基づいて全ての広告対象についての前記第2の評価値を求め、前記第2の評価値が下位となるN個(NはM未満の自然数)の広告対象を抽出し、
    前記M個の広告対象から前記N個の広告対象に一致する広告対象を除いた広告対象を前記表示対象として選択することを特徴とする、請求項4から9までのいずれか1項に記載の広告表示システム。
  12. 前記広告対象選択手段は、前記検索条件に合致する評価データに加えて前記検索条件の一部の条件に合致する評価データを抽出し、前記検索条件に合致する度合いが大きい評価データほど評価値への寄与度が大きくなるように各広告対象の評価値を求めることを特徴とする、請求項3から11までのいずれか1項に記載の広告表示システム。
  13. 広告対象は、店舗であって、
    前記広告データは、前記属性情報として店舗の営業時間の情報を含み、
    前記周辺環境情報は、年月日、曜日、および時刻のうちの少なくとも1つの情報を含む日時情報を含み、
    前記広告対象選択手段は、前記広告データに含まれる営業時間の情報を参照して前記日時情報に基づき営業時間内の店舗を抽出し、その抽出した店舗の中から前記表示対象としての店舗を選択することを特徴とする、請求項1に記載の広告表示システム。
  14. ネットワークを介して互いに接続されたサーバと複数の携帯端末装置とによって構成される広告表示システムを利用した広告表示方法であって、
    携帯端末装置から前記サーバに利用者情報を送信する利用者情報送信ステップと、
    前記サーバにおいて、各携帯端末装置から送信される利用者情報を取得する利用者情報取得ステップと、
    前記サーバにおいて、前記利用者情報取得ステップで取得された利用者情報に基づいて、処理対象の携帯端末装置についての周辺環境情報を取得する周辺環境情報取得ステップと、
    前記サーバにおいて、各携帯端末装置に広告を表示する対象となり得る広告対象の属性情報を含む、複数の広告対象についての広告データに基づいて、前記利用者情報取得ステップで取得された利用者情報と前記周辺環境情報取得ステップで取得された周辺環境情報との組み合わせに応じた広告対象を表示対象として選択する広告対象選択ステップと、
    前記広告対象選択ステップで選択された広告対象の広告を表示するための広告表示用データを前記サーバから前記処理対象の携帯端末装置に送信する広告表示用データ送信ステップと、
    前記処理対象の携帯端末装置において、前記サーバから送信される前記広告表示用データに基づく広告を表示する広告表示ステップと
    を含み、
    前記利用者情報は、携帯端末装置の現在位置を表す利用者位置情報を含み、
    前記広告データは、広告対象の位置を表す広告対象位置情報を含み、
    前記広告対象選択ステップでは、前記利用者位置情報と前記広告対象位置情報とに基づいて、前記処理対象の携帯端末装置の現在位置から所定距離以内に位置する広告対象の中から前記表示対象としての広告対象が選択されることを特徴とする、広告表示方法。
  15. ネットワークを介して互いに接続されたサーバと複数の携帯端末装置とによって構成される広告表示システムにおいて前記サーバで実行される広告表示プログラムであって、
    各携帯端末装置から送信される利用者情報を取得する利用者情報取得ステップと、
    前記利用者情報取得ステップで取得された利用者情報に基づいて、処理対象の携帯端末装置についての周辺環境情報を取得する周辺環境情報取得ステップと、
    各携帯端末装置に広告を表示する対象となり得る広告対象の属性情報を含む、複数の広告対象についての広告データに基づいて、前記利用者情報取得ステップで取得された利用者情報と前記周辺環境情報取得ステップで取得された周辺環境情報との組み合わせに応じた広告対象を表示対象として選択する広告対象選択ステップと、
    前記広告対象選択ステップで選択された広告対象の広告を表示するための広告表示用データを前記処理対象の携帯端末装置に送信する広告表示用データ送信ステップと
    をコンピュータのCPUがメモリを利用して実行し、
    前記利用者情報は、携帯端末装置の現在位置を表す利用者位置情報を含み、
    前記広告データは、広告対象の位置を表す広告対象位置情報を含み、
    前記広告対象選択ステップでは、前記利用者位置情報と前記広告対象位置情報とに基づいて、前記処理対象の携帯端末装置の現在位置から所定距離以内に位置する広告対象の中から前記表示対象としての広告対象が選択されることを特徴とする、広告表示プログラム。
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