JP5603221B2 - 番組推薦機器 - Google Patents

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本発明は、利用者の嗜好に沿った番組を推薦するための番組推薦機器、嗜好情報通信機器、嗜好情報集約機器、及び放送受信システムに関する。
近年、地上波だけでなく、衛星放送、ケーブル、インターネットなどを利用したテレビ放送の増加に伴い、放送番組の数が増えてきた。そのため、多くの番組の中から視聴者の好みに合った番組を選択し表示する方法が提案されている。例えば特許文献1では、利用者の視聴履歴から利用者の好みにあった番組を表示する技術が開示されている。
特開2001−275048号公報
しかしながら、前記特許文献1では、利用者の視聴履歴を用いて番組を推薦できるが、視聴履歴以外の情報を用いて推薦することは考慮されておらず、利用者の嗜好を反映するうえでは必ずしも充分でなかった。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、利用者の嗜好に沿った番組を推薦するための番組推薦機器、嗜好情報通信機器、嗜好情報集約機器、及び放送受信システムを提供することにある。
上記目的を達成するための手段は、例えば特許請求の範囲に開示されている。
本発明によれば、利用者の嗜好に沿った番組を推薦するための番組推薦機器、嗜好情報通信機器、嗜好情報集約機器、及び放送受信システムを提供でき、利用者が番組を視聴する際の満足度を向上できるという効果がある。
本発明の実施形態1における利用形態を示すブロック図である。 本発明の実施形態1における番組推薦機器のブロック図である。 本発明の実施形態1における嗜好情報通信機器のブロック図である。 本発明の実施形態1における番組推薦処理の手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態1における番組推薦機器の表示を示す図である。 本発明の実施形態2における利用形態を示すブロック図である。 本発明の実施形態3における利用形態を示すブロック図である。 本発明の実施形態3における番組推薦機器のブロック図である。 本発明の実施形態3における嗜好情報通信機器のブロック図である。 本発明の実施形態3における利用者情報の登録処理の手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態3における第1の嗜好情報管理データベースを示す図である。 本発明の実施形態3における嗜好情報通信機器が他の嗜好情報通信機器と嗜好情報を送受信する際の処理手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態3における第2の嗜好情報管理データベースを示す図である。 本発明の実施例3における番組推薦処理の手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態4における利用形態を示すブロック図である。 本発明の実施形態5における番組推薦処理の手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態7における利用形態を示すブロック図である。 本発明の実施形態7における嗜好情報集約機器のブロック図である。 本発明の実施形態7における番組推薦処理の手順を示すフロー図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳述する。なお、図面において、同一符号は、同一または相当部分を示す。また、本発明は、図示例に限定されるものではない。
本発明に係る実施形態1を、図1、図2、図3、図4、図5を用いて説明する。
実施形態1は、利用者の嗜好情報を外出先で収集し、収集した嗜好情報を外出先から家庭内にある番組推薦機器に送信する場合を想定している。
図1は、本発明の実施形態1における利用形態を示すブロック図である。1は本発明に係る番組推薦機器、2は嗜好情報通信機器である。嗜好情報通信機器2は利用者3により外出先に携帯され、その先々で利用者3の嗜好情報を収集する。嗜好情報通信機器2は利用者3の外出先からネットワーク4を介して番組推薦機器1に接続され、収集した嗜好情報を番組推薦機器1に送信する。
番組推薦機器1の例としては、番組推薦機能を備えたレコーダが望ましいが、同様の機能を備えたテレビ、携帯電話、ゲーム機などの機器であっても本発明の効果は同様である。上記テレビ、携帯電話、ゲーム機を用いる場合は、利用者が推薦番組の一覧を確認し、いつ視聴可能か判断できる。レコーダを用いる場合は、録画済の番組一覧に推薦番組があれば、上記の利点に加えて利用者がすぐに視聴できる。
また、嗜好情報送信機器2の例としては、携帯電話を始めとした携帯可能なノートPCやゲーム機などがある。携帯可能な上記機器を用いる場合、利用者が常に持ち歩くことで様々な嗜好情報を入手できるという利点がある。
図2は、本発明の実施形態1における番組推薦機器1の一例を示すブロック図である。
番組推薦機器1は、通信装置21、入力装置22、受信装置23、出力装置24、制御装置25と記録装置26を有している。
通信装置21は、インターネットをはじめとするネットワーク4を介して嗜好情報通信機器2と通信を行い、また、通信内容を制御装置25に転送する装置である。ネットワーク4への接続手段は、無線LAN(Local Area Network)、移動通信網による無線接続、あるいは、有線接続を用いる。無線LAN、移動通信網による無線接続を用いた場合は、通信エリア内であれば、番組推薦機器1を自由に設置できる。入力装置22は、利用者が番組推薦機器1を操作するインタフェースである。入力装置の例としては、ボタン、スイッチ、ダイヤル、マウス、キーボード、タッチパネル、リモートコントローラなどがある。
受信装置23は、放送データを受信し、利用者が視聴可能な形式に信号処理する装置である。なお、放送データはUHFアンテナ、VHFアンテナ、インターネット回線、ケーブルテレビ回線などを介して受信する。出力装置24は、受信装置23で信号処理された映像や文字情報、操作のためのユーザーインターフェース画面を出力する装置である。出力先の例としては、液晶ディスプレイモニタ、プラズマディスプレイモニタ、有機ELディスプレイモニタ、タッチパネルディスプレイモニタなどがある。制御装置25は、番組推薦機器1の動作を制御する装置である。記録装置26が保持している処理プログラムを実行し、番組推薦機器1の機能を実現する。
記録装置26は、嗜好情報管理処理部261、嗜好情報管理データベース262、嗜好情報変換処理部263、番組管理処理部264を有している。嗜好情報管理処理部261は、後述する番組管理処理部264が推薦した番組の表示順番を決める処理部である。表示順番としては、推薦番組の日付などがある。
嗜好情報管理データベース262は、利用者の嗜好情報を保存する保存領域である。嗜好情報変換処理部263は、利用者の嗜好情報をキーワードに変換する処理部である。本実施例では、嗜好情報として、例えば利用者の行動履歴を用いる。番組管理処理部264は嗜好情報管理データベース262に保存されたキーワードから番組を推薦する処理部である。
図3は、本発明の実施形態1における嗜好情報通信機器2の一例を示すブロック図である。
嗜好情報通信機器2は、通信装置31、入力装置32、出力装置33、制御装置34、記録装置35、嗜好情報測定装置36を有している。
通信装置31は、インターネットをはじめとするネットワーク4を介して番組推薦機器1と通信を行い、また通信内容を制御装置34に転送する装置である。ネットワーク4への接続手段は、例えばホットスポットを使う無線LAN(Local Area Network)や移動通信網による無線接続、あるいは、有線接続を用いる。ホットスポットを用いた場合は駅、空港、ホテルなどホットスポットを使えるエリアでの通信に限られるが、ホットスポットエリアで利用者が番組推薦機器1との通信開始を明示的に指示する場合は、嗜好情報通信機器2の消費電力を節約できる。移動通信網を用いた場合は携帯電話のように通信エリアが広く高速移動中も通信可能であるため、嗜好情報通信機器2が収集した嗜好情報をリアルタイムで番組推薦機器1に送信できる。
入力装置32は、利用者が嗜好情報通信機器を操作するためのインタフェース装置である。インタフェース装置の例としては、ボタン、スイッチ、ダイヤル、マウス、キーボード、タッチパネル、リモートコントローラなどがある。
出力装置33は、記録装置35の情報を出力する装置である。出力先の例としては、液晶ディスプレイモニタ、プラズマディスプレイモニタ、有機ELディスプレイモニタ、ブラウン管モニタ、タッチパネルディスプレイモニタなどがある。なお、出力先のモニタは嗜好情報通信機器2と一体であっても良い。制御装置34は、記録装置35が保持している処理プログラムを実行し、機器全体の動作を制御する装置である。
記録装置35は、嗜好情報管理処理部351、嗜好情報管理データベース352を有している。
嗜好情報管理処理部351は、嗜好情報収集処理全体の動作を制御する。処理の詳細については後述する。
嗜好情報管理データベース352は、利用者3の嗜好情報を保存する保存領域である。
嗜好情報測定装置36は利用者の嗜好を測定する手段である。嗜好情報として行動履歴を収集する場合は、例えばGPS受信機を用いて位置情報(緯度、経度、高さ)などを測定する。GPSを用いた場合は、GPSと互換性のある信号を使う屋内測位技術であるIMES(indoor messaging system)の活用も可能で、屋外、屋内の位置情報をシームレスに測位できる利点がある。位置情報の測定には無線LANのアクセス・ポイントを利用しても良い。この場合は、GPSよりも測位精度が低くなるが、広く普及しているため利用しやすい。また、通信装置31の通信手段に無線LANを用いた場合はハードウェア・モジュールを嗜好情報測定のために追加しなくても良い。
以下、図4を用いて本実施例における嗜好情報収集処理、および、番組推薦処理について説明する。
図4は、本発明の実施形態1における番組推薦処理の手順の一例を示すフロー図である。以下、図中のステップごとに処理手順を説明する。
図4の(a)は嗜好情報通信機器2の嗜好情報管理処理部351における嗜好情報収集処理の処理シーケンスである。
(S401)利用者の指示により嗜好情報の収集が指示されると、制御装置34は嗜好情報管理処理部351に嗜好情報収集処理の開始を通知する。通知を受けた嗜好情報管理処理部351は嗜好情報測定装置36による嗜好情報測定を開始させる。嗜好情報測定装置36は嗜好情報管理処理部351により設定された測定時間間隔(n秒)毎に嗜好情報を測定し、嗜好情報管理処理部351に出力する。嗜好情報管理処理部351は取得した嗜好情報を嗜好情報管理データベース352に保存する。
(S402)さらに、嗜好情報管理処理部351は嗜好情報管理データベース352に保存した嗜好情報を、通信装置31を用いてネットワーク4経由で番組推薦機器1へ送信する。
(S403)嗜好情報管理処理部351は測定時間間隔n秒の経過を待ち、所定の時間(n秒)の経過を判定した場合はS401に戻り、嗜好情報収集処理が終了するまで嗜好情報収集、送信を繰り返す。
図4の(b)は番組推薦機器1における番組推薦処理の処理シーケンスである。
(S404)通信装置21が嗜好情報通信機器2の送出した嗜好情報の受信を検知すると、制御装置25は嗜好情報管理処理部261に番組推薦処理の開始を通知する。通知を受けた嗜好情報管理処理部261は受信した嗜好情報を嗜好情報管理データベース262に保存する。
(S405)続いて、嗜好情報変換処理部263は、嗜好情報管理データベース262に保存された嗜好情報から、推薦番組を抽出するためのキーワードを算出し、嗜好情報管理データベース262に記憶する。たとえば嗜好情報が利用者の行動履歴を示す位置情報(緯度、経度)であった場合、嗜好情報変換処理部263は位置情報を横浜市や東京都新宿区などの地名や、マリンタワー、東京都庁などの様なランドマークとなる建物名の情報などに変換する。S404、S405の処理は嗜好情報を受信する度、実行する。
(S406)利用者の操作などにより、推薦番組提示要求が発生すると番組管理処理部264は算出したキーワードを元に推薦番組の抽出処理を行う。例えば、放送番組の番組情報であるSI(Service Information)情報の番組名、出演者、番組詳細情報に算出したキーワードが含まれる場合にその番組を推薦番組として抽出する。
(S407)S406で推薦番組が抽出された場合、嗜好情報管理処理部261が表示順番を番組管理処理部264へ通知する。通知を受けた番組管理処理部264は、推薦番組情報を提示する画面を生成し出力装置24に出力し、利用者に提示する(S408)。一方、推薦番組が抽出されなかった場合は、推薦番組がないことを利用者に知らせる画面を生成し出力装置24に出力する(S409)。
図5は、本発明の実施形態1における番組推薦機器1の表示の一例を示す図であり、番組管理処理部264が生成する番組情報を提示する画面の一例である。また図5は、番組推薦機器1がデジタル放送受信機の場合の表示例である。510は番組を表示する番組領域で、520が推薦番組を提示するUI(User Interface)を表示するUI領域である。番組領域510はUI領域520が表示されていない時は、全画面にわたり表示される。破線で囲んだ領域521は番組管理処理部264が抽出した推薦番組一覧を表示する推薦番組表示領域である。図に示すように、推薦番組の選局番号(CH)と番組名の一覧を表示する。図では、選局番号101から131までの放送局の番組名のみが表示されているが、スクロールさせることで他の放送局の番組名も表示可能である。この例は、嗜好情報が利用者の行動履歴を示す位置情報で、嗜好情報変換処理部263が算出したキーワードが「渋谷」、「上野」、「川崎」、「東京」であった場合の例である。推薦番組表示領域521には、放送番組の番組情報の番組名で推薦番組を抽出した例を示している。図に示すように、抽出された推薦番組の番組名には算出されたキーワードの「渋谷」、「上野」、「川崎」、「東京」のうちのいずれかを含んでいる。
以上のように、本実施例では、利用者の外出先で収集した嗜好情報を元に、推薦番組を抽出するため、利用者の行動に関連する番組を推薦することができる。また、嗜好情報通信機器2は、利用者の嗜好情報を所定時間毎に番組推薦機器1へ送信するため嗜好情報を保存する嗜好情報管理データベース352の容量を少なくすることができる。
本発明に係る実施形態2を、図6を用いて説明する。
実施形態1では外出先で収集した嗜好情報を外からネットワークを介して番組推薦機器1に送信していたが、実施形態2では、家に戻ってから家庭内で番組推薦機器1に嗜好情報を送信する点が異なる。
図6は、本発明の実施形態2における利用形態を示すブロック図である。1は本発明に係る番組推薦機器、2は嗜好情報通信機器である。嗜好情報通信機器2は利用者3により外出先に携帯され、その先々で利用者の嗜好情報を収集する。嗜好情報通信機器2は、利用者3の帰宅後、番組推薦機器1に接続し、収集した嗜好情報を番組推薦機器1に送信する。
番組推薦機器1および嗜好情報通信機器2の構成を示すブロック図は、実施例1で説明した図2および図3と同一であるため、説明を省略する。なお、実施例1では、家庭内の番組推薦機器1と、家庭外の嗜好情報通信機器2の通信であったため、通信装置21と通信装置31は無線LANなどインターネットアクセスできる通信方式を用いたが、本実施例は、家庭内の通信であるので、有線通信だけでなく、Bluetooth、赤外線のような無線通信を用いても良い。通信装置として無線LANを用いた場合は、実施例1と2を同時に実現できる利点がある。Bluetoothを用いた場合は室内であれば番組推薦機器1との間に遮蔽物があっても通信できる。赤外線を用いた場合は赤外線対応モジュールが広く普及しているため、番組推薦機器1と嗜好情報通信機器2の低コスト製造に貢献できる。
以下、本実施例における嗜好情報収集処理、および、番組推薦処理について説明する。
嗜好情報収集処理の処理は測定した嗜好情報を送信しない点が実施例1と異なる。図4の(a)のS401の後、S402の嗜好情報送信処理をしないでS403に進む。
嗜好情報通信機器2から番組推薦機器1への嗜好情報送信は、嗜好情報通信機器2が家庭内に戻った時に実行する。利用者の操作により明示的に指示して嗜好情報を送信しても良いし、嗜好情報通信機器2の家庭内ネットワークへの接続検知をトリガに自動で送信処理を開始してもよい。前者の場合は、嗜好情報通信機器2が家庭内のネットワークに戻ったことを検知する必要がなく、制御装置34の機器制御処理を簡単にできる。後者の場合は、利用者が指示する必要がないため使い勝手が良くなる。
番組推薦機器1における番組推薦処理、および、推薦番組一覧の表示例は実施例1と同じであるため説明を省略する。
以上のように、嗜好情報通信機器2を持つ利用者3が、屋内へ移動後に番組推薦機器1へ嗜好情報を送信するため、利用者3の外出先で通信手段がない状況でも実施例1と同様の効果が得られる。
本発明に係る実施形態3を、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14を用いて説明する。
実施形態3は、外出先で他の利用者の嗜好情報を収集し、収集した嗜好情報を外出先から家庭内にある番組推薦機器に送信する場合を想定している。
図7は、本発明の実施形態3における利用形態を示すブロック図である。1は本発明に係る番組推薦機器、2は利用者3の持つ嗜好情報通信機器である。5は3以外の利用者が持つ嗜好情報通信機器である。嗜好情報通信機器2は利用者3により外出先に携帯され、その先々で他の利用者が有する嗜好情報通信機器5と嗜好情報を交換する。嗜好情報通信機器2は利用者3の外出先からネットワーク4を介して番組推薦機器1に接続され、収集した嗜好情報通信機器5から得た嗜好情報を番組推薦機器1に送信する。番組推薦機器と嗜好情報通信機器の例は、実施例1の図1で説明した通りであるので説明を省略する。また、本実施例では嗜好情報通信機器5が1台として説明するが、複数台あっても2と5の間の交換処理は変わらない。
図8は、本発明の実施形態3における番組推薦機器1の一例を示すブロック図である。
本実施例の番組推薦機器1は、通信装置81と、入力装置82と、受信装置83と、出力装置84と、制御装置85と、記録装置86を有している。
通信装置81から制御装置85は、実施例1で示した図2の通信装置21から制御装置25と同様であるため、説明を省略する。なお、通信装置81は、後に実施例7で述べる嗜好情報集約機器6とも通信を行うことができる。
記録装置86は、嗜好情報管理処理部861、嗜好情報管理データベース862、嗜好情報変換処理部863、番組管理処理部864を有している。
嗜好情報管理処理部861、嗜好情報変換処理部863、番組管理処理部864は実施例1の図2で示した嗜好情報管理処理部261、嗜好情報変換処理部263、番組管理処理部264と同様であるため、説明を省略する。
嗜好情報管理データベース862は、利用者3および3以外の利用者の嗜好情報を保存する保存領域である。嗜好情報の保存例は図11、図13に示してあり、これらの説明は後述する。
図9は、本発明の実施形態3における嗜好情報通信機器2の一例を示すブロック図である。
本発明の嗜好情報通信機器2は、通信装置91、端末間用通信装置92、入力装置93、出力装置94、制御装置95、記録装置96、嗜好情報測定装置97を有している。
通信装置91は、利用者3が外出先でインターネットなどのネットワーク4を介して番組推薦機器1と通信を行い、また通信内容を制御装置95に転送する装置である。なお、通信装置91は、実施例7で述べる嗜好情報集約機器6とも通信を行うことができる。
端末間用通信装置92は、利用者3が他の嗜好情報通信機器5と通信を行い、また通信内容を制御装置95に転送する装置である。
通信装置91の例としては、ホットスポットなどを使う無線LAN(Local Area Network)や移動通信網による無線接続に対応したモジュールがある。ホットスポットを用いた場合は駅、空港、ホテルなどホットスポットを使えるエリアでの通信に限られるが、ホットスポットエリアで利用者が番組推薦機器1との通信開始を明示的に指示する場合は嗜好情報通信機器2の消費電力を節約できる。移動通信網を用いた場合は携帯電話のように通信エリアが広く高速移動中も通信可能であるため、嗜好情報通信機器2が収集した嗜好情報をリアルタイムで番組推薦機器1に送信できる。
端末間用通信装置92の例としては、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth、赤外線に対応したモジュールがある。通信手段として無線LANを用いると、嗜好情報通信機器間、及び嗜好情報通信機器と番組推薦機器間の通信を同時に実現できる利点があり、嗜好情報通信機器製造時に小型化できる利点がある。Bluetoothを用いた場合は、無指向性かつ遮蔽物に依らないアドホック通信が可能となるため、通信基地局を設置しなくても嗜好情報通信機器間の通信が可能となる。赤外線を用いた場合は、通信基地局の設置が不要である上に、対応モジュールが広く普及しているため、端末間用通信装置92を備えた嗜好情報通信機器2を低コストで製造できる利点がある。
入力装置93、出力装置94、制御装置95、嗜好情報測定装置97は、実施例1で説明した図3の入力装置32、出力装置33、制御装置34、嗜好情報測定装置36と同様であるため、説明を省略する。
記録装置96は、嗜好情報管理処理部961、嗜好情報管理データベース962を有している。
嗜好情報管理処理部961は、実施例1の図3で示した嗜好情報管理処理部351と同一であるため処理を省略する。
嗜好情報管理データベース962は、利用者3および嗜好情報通信機器5が持つ嗜好情報を保存する保存領域である。
以下、図10、図11、図12、図13、図14を用いて本実施例における嗜好情報登録・収集処理、および、番組推薦処理について説明する。
図10は、本発明の実施形態3における利用者情報の登録処理の手順の一例を示すフロー図であり、特に嗜好情報通信機器2の嗜好情報管理処理部961における嗜好情報登録の処理シーケンスを示す。以下は、利用者3が嗜好情報通信機器2を買い換えたときに、自分の嗜好情報を再入力する手間を省く効果がある。利用者3が嗜好情報通信機器2へ嗜好情報を直接入力する場合は不要である。
(S1001)(a)において、利用者の操作などにより、嗜好情報送信要求が発生すると、嗜好情報通信機器2の制御装置95は嗜好情報管理処理部961に嗜好情報登録処理の開始を通知する。通知を受けた嗜好情報管理処理部961は、番組推薦機器1へ利用者3の嗜好情報を要求する。
(S1002)(b)において、番組推薦機器1の嗜好情報管理処理部861は、通信装置81を用いてネットワーク4経由で番組推薦機器1の嗜好情報管理データベース862に登録されている利用者3の情報を嗜好情報通信機器2へ送信する。
(S1003)(a)において、嗜好情報通信機器2が利用者3の情報の受信に成功した場合には(図中のYes)、嗜好情報通信機器2の嗜好情報管理処理部961は、受信した嗜好情報を嗜好情報管理データベース962に登録し(S1004)、受信成功を利用者3に知らせる画面を生成して出力装置94に出力して(S1005)、処理を終了する。
一方、(S1003)(a)において、前記情報の受信に失敗した場合には(図中のNo)、受信失敗を利用者3に知らせる画面を生成し、出力装置94に出力する(S1006)。
(S1007)(a)において、利用者3が再度送信要求した場合(図中のYes)、S1001の処理を再度実行する。一方、利用者が送信要求しなかった場合は(図中のNo)、処理を終了する。
図11は、本発明の実施形態3における第1の嗜好情報管理データベース862及び962の一例を示す図であり、ここには利用者3の嗜好情報が保存されている。属性情報としては、「行動履歴」、「よくみる番組」、「好きな服のブランド名」などが保存可能であり、例えば「よくみる番組」には利用者がよくみる番組名がテキストで保存されている。各属性情報については公開/非公開が可能である。公開に設定された属性情報は他の嗜好情報通信機器5との嗜好情報交換処理の際、送信されるが、非公開に設定した情報は他の嗜好情報通信機器5との嗜好情報交換処理の際、送信されない。
また、図に属性情報の例をいくつか示したが、記載されている以外の属性情報を用いても本発明の効果は変わらない。例えば図11では、「よくみる番組名」、「好きな服のブランド名」などの属性情報を示したが、「好きな観光地」、「よくみる番組の出演者」など、これ以外の属性情報を示してもよい。
図12は、本発明の実施形態3における嗜好情報通信機器2が他の嗜好情報通信機器5と嗜好情報を送受信する際の処理手順の一例を示すフロー図である。尚、嗜好情報通信機器5が行う処理は嗜好情報通信機器2が行う処理と対であるため、図示と説明を省略する。
(S1201)嗜好情報通信機器2の端末間用通信装置92が、通信可能圏内に他の嗜好情報通信機器5の存在を検出すると、嗜好情報通信機器5に通信の可否と機器情報を要求する。
(S1202)嗜好情報通信機器5からの受信処理の成否を確認し、受信処理に失敗したら処理を終了する(図中のNo)。これは嗜好情報通信機器2を所持する利用者3が移動する環境下で、嗜好情報通信機器同士が常に嗜好情報を交換することを想定するためである。
(S1203)S1202で受信処理に成功した場合(図中のYes)、嗜好情報通信機器2の嗜好情報管理処理部961が、嗜好情報管理データベース962を参照し、嗜好情報通信機器5の機器情報および受信処理に成功した時刻から、所定時間内(例えば1日以内)に嗜好情報を嗜好情報通信機器5に登録済みか判断する。所定時間内に登録済みであれば(図中のYes)、処理を終了する。
(S1204)S1203で所定時間内に未登録の場合(図中のNo)、嗜好情報通信機器2の嗜好情報管理処理部961は、嗜好情報管理データベース962に格納されている利用者3の嗜好情報を、通信装置91を用いて嗜好情報通信機器5に送信する。
(S1205)嗜好情報通信機器2の通信装置91が、嗜好情報通信機器5から通知を受けると、制御装置95は嗜好情報管理処理部961に嗜好情報受信処理の開始を通知する。通知を受けた嗜好女王管理処理部961は、嗜好情報通信機器5から嗜好情報を受信する。
(S1206)受信処理に失敗した場合(図中のNo)、処理を終了する。
一方、受信処理に成功した場合(図中のYes)、嗜好情報通信機器2の嗜好情報管理処理部961は、受信した嗜好情報を嗜好情報管理データベース962に保存し(S1207)、処理を終了する。
図13は、本発明の実施形態3における第2の嗜好情報管理データベース862及び962の一例を示す図であり、ここには利用者3以外、即ち他の利用者の嗜好情報が保存されている。また、実施例7で述べる嗜好情報集約機器6においても、同様な嗜好情報管理データベースを有しても良い。嗜好情報機器2および5の通信時に交換する機器情報を利用し、各嗜好情報が識別されている。機器情報の例としては、MACアドレスなどがある。MACアドレスを用いる場合、機器固有番号であるため、機器の識別が一意に可能となる利点がある。
非公開設定された属性情報を含む嗜好情報が保存されると、図13において、機器情報CC:DD:EE:FF:GG:HHの嗜好情報通信機器5では、「好きな服のブランド名」のように、「非公開のため表示なし」のように表示される。
また、図に属性情報の例をいくつか示したが、記載されている以外の属性情報を用いても本発明の効果は変わらない。例えば図13では、「取得場所」、「よくみる番組名」などの属性情報を示したが、「好きな観光地」、「よくみる番組の出演者」など、これ以外の属性情報を示してもよい。
図14は、本発明の実施例3における番組推薦処理の手順の一例を示すフロー図である。
図14の(a)は、嗜好情報通信機器2の嗜好情報管理処理部961における嗜好情報収集処理の処理シーケンスである。
(S1401)図10のS1001からS1005までの処理シーケンスと同じであるため説明を省略する。
S1402からS1404は実施例1の図4で示したS402からS404と同じであるため説明を省略する。このうちS1403では、嗜好情報通信機器2から番組推薦機器1へ嗜好情報が送信される。送信される嗜好情報には、他の嗜好情報通信機器5から供給された嗜好情報も含まれる。
図14の(b)は、番組推薦機器1における番組推薦処理の処理シーケンスである。
(S1405)通信装置81が嗜好情報通信機器2の送出した嗜好情報の受信を検知すると、制御装置84は嗜好情報管理処理部861に番組推薦処理の開始を通知する。通知を受けた嗜好情報管理処理部861は受信した嗜好情報を嗜好情報管理データベース862に保存する。
(S1406)続いて、嗜好情報変換処理部863は、嗜好情報管理データベース862に保存された嗜好情報から、推薦番組を抽出するための共通キーワードを算出し、嗜好情報管理データベース862に記憶する。
(S1407)利用者の操作などにより、推薦番組提示要求が発生すると番組管理処理部864は算出したキーワードを元に推薦番組の抽出処理を行う。例えば、放送番組の番組情報であるSI(Service Information)情報の番組名、出演者、番組詳細情報に算出したキーワードが含まれる場合にその番組を推薦番組として抽出する。
(S1408)S1405で推薦番組が抽出された場合(図中のYes)、嗜好情報管理処理部861が表示順番を番組管理処理部864へ通知する。通知を受けた番組管理処理部864は、推薦番組情報を提示する画面を生成し出力装置84に出力し、利用者3に提示して(S1409)、処理を終了する。一方、推薦番組が抽出されなかった場合は(図中のNo)、推薦番組がないことを利用者に知らせる画面を生成し、出力装置84に出力して(S1410)、処理を終了する。
以下に、嗜好情報管理データベース862の例として図13を用いて、嗜好情報変換処理部863が行う共通キーワードの抽出基準を説明する。図13では、関心あるイベントとして、機器情報AA:BB:CC:DD:EE:FFの嗜好情報通信機器を持つ他の利用者と、機器情報CC:DD:EE:FF:GG:HHの嗜好情報通信機器を持つ他の利用者が、「東京ビアパラダイス」を入力している。また図11で示したように、利用者3も「東京ビアパラダイス」を入力している。この場合、嗜好情報変換処理部863は、「東京ビアパラダイス」を共通キーワードと決定する。尚、共通キーワードとは同じ文字列、文字数の単語であるだけでなく、「ワールドカップ特集」、「ワールドカップ総集編」であれば「ワールドカップ」など、単語の一部が共通する場合でもよい。S1405、S1406の処理は嗜好情報を受信する度、実行する。
また、本実施例における推薦番組一覧のテレビへの表示例は、実施例1と同様に図5で示されるため説明を省略する。
以上のように、本実施例では、利用者の外出先で収集した他者の嗜好情報を元に、推薦番組を抽出するため、利用者の周囲で関心が高いキーワードに関連する番組を推薦することができる。また、嗜好情報通信機器2は、利用者の嗜好情報を取得毎に番組推薦機器1へ送信するため、嗜好情報を保存する嗜好情報管理データベース962の容量を少なくできる。
本発明に係る実施形態4を、図15を用いて説明する。
実施形態3では外出先で他の嗜好情報通信機器5から収集した嗜好情報を、外からネットワーク4を介して番組推薦機器1に送信していたが、実施形態4では、家に戻ってから家庭内で番組推薦機器1に嗜好情報を送信する点が異なる。
図15は、本発明の実施形態4における利用形態を示すブロック図である。1は本発明に係る番組推薦機器、2は利用者3の持つ嗜好情報通信機器である。5は3以外の利用者が持つ嗜好情報通信機器である。嗜好情報通信機器2は利用者3により外出先に携帯され、その先々で嗜好情報通信機器5から嗜好情報を収集する。嗜好情報通信機器2は、利用者3の帰宅後、番組推薦機器1に接続し収集した嗜好情報を番組推薦機器1に送信する。
番組推薦機器1および嗜好情報通信機器2の例は、実施例1の図1と同一であるため説明を省略する。
番組推薦機器1および嗜好情報通信機器2の構成を示すブロック図は、実施例3で説明した図8および図9と同一であるため、説明を省略する。
以下、本実施例における嗜好情報登録・収集処理、および、番組推薦処理について説明する。嗜好情報収集処理の処理は、収集した嗜好情報をネットワーク4経由では送信しない点が実施例3と異なる。図14のS1402の後、S1403の処理をしないでS1405に進む。
嗜好情報通信機器2から番組推薦機器1への嗜好情報送信処理以降は、実施例2と同じであるため説明を省略する。
番組推薦機器1における番組推薦処理、および、推薦番組一覧の表示例は実施例3と同じであるため説明を省略する。
以上のように、嗜好情報通信機器2を持つ利用者3が、屋内へ移動後に番組推薦機器1へ嗜好情報を送信するため、利用者3の外出先で通信手段がない状況でも実施例3と同様の効果が得られる。
本発明に係る実施形態5を、図16を用いて説明する。
実施形態5は、外出先で他の利用者の嗜好情報を収集し、収集した嗜好情報を外出先から家庭内にある番組推薦機器に送信する場合を想定している。
本実施例のシステム構成は、実施例3で説明済みの図7と同一であるため、説明を省略する。番組推薦機器1および嗜好情報通信機器2の構成を示すブロック図は、実施例3で説明した図8および図9と同一であるため、説明を省略する。
図16は、本発明の実施形態5における番組推薦処理の手順の一例を示すフロー図である。以下、本実施例における嗜好情報登録・収集処理、および、番組推薦処理について説明する。
図16の(a)は、嗜好情報通信機器2における嗜好情報収集処理の処理シーケンスである。
S1601からS1604は、図14のS1401からS1404と同じであるため説明を省略する。
図16の(b)は番組推薦機器1における番組推薦処理の処理シーケンスである。
(S1605)通信装置81が嗜好情報通信機器2の送出した嗜好情報の受信を検知すると、制御装置84は嗜好情報管理処理部861に番組推薦処理の開始を通知する。通知を受けた嗜好情報管理処理部861は受信した嗜好情報を嗜好情報管理データベース862に保存する。
(S1606)続いて、嗜好情報変換処理部863は、嗜好情報管理データベース862に保存された嗜好情報から、利用者の嗜好情報と所定数の属性情報が一致する嗜好情報を抽出し、その嗜好情報が持つ「よくみる番組名」を抽出し、嗜好情報管理データベース862に記憶する。
(S1607)利用者の操作などにより、推薦番組提示要求が発生すると番組管理処理部864は抽出した番組名を元に推薦番組の抽出処理を行う。例えば、放送番組の番組情報であるSI(Service Information)情報の番組名、出演者、番組詳細情報に算出したキーワードが含まれる場合にその番組を推薦番組として抽出する。
(S1608)S1607で推薦番組が抽出された場合(図中のYes)、嗜好情報管理処理部861が表示順番を番組管理処理部864へ通知する。通知を受けた番組管理処理部864は、推薦番組情報を提示する画面を生成し出力装置84に出力し、利用者に提示して(S1609)、処理を終了する。一方、推薦番組が抽出されなかった場合は(図中のNo)、推薦番組がないことを利用者に知らせる画面を生成し出力装置84に出力して(S1610)、処理を終了する。
以下では、嗜好情報管理データベース862として図11、図13を用いて、S1606における所定数が3の場合にて推薦基準を説明する。
図11、図13の例では、利用者と、機器情報AA:BB:CC:DD:EE:FFの機器を持つ他の利用者の嗜好情報を比較すると、「好きな服のブランド名」、「好きな食べ物」、「関心あるイベント」の3つの属性情報が一致している。この場合、嗜好情報変換処理部863は、利用者と、機器情報AA:BB:CC:DD:EE:FFの機器を持つ他の利用者は類似人物と判断し、機器情報AA:BB:CC:DD:EE:FFの機器を持つ他の利用者がよくみる番組「クラシックコンサート」を抽出する。尚、類似の基準は同じ文字列、文字数の単語であるだけでなく、「ワールドカップ特集」、「ワールドカップ総集編」であれば、「ワールドカップ」など、単語の一部が共通する場合も類似とみなしてよい。S1604、S1605の処理は嗜好情報を受信する度、実行する。
また、本実施例における推薦番組一覧のテレビへの表示例は、実施例1と同様に図5で示されるため説明を省略する。
以上のように、本実施例では、利用者3の外出先で収集した他者の嗜好情報を元に、推薦番組を抽出するため、利用者3と嗜好が類似している他者の視聴番組を提案することができる。また、嗜好情報通信機器2は、利用者3の嗜好情報を取得毎に番組推薦機器1へ送信するため嗜好情報を保存する嗜好情報管理データベース962の容量を少なくできる。
本発明に係る実施形態6を説明する。
実施形態5では外出先で他の嗜好情報通信機器から収集した嗜好情報を、外からネットワークを介して番組推薦機器に送信していたが、実施形態6では、家に戻ってから家庭内で番組推薦機器に嗜好情報を送信する点が異なる。
本実施例のシステム構成は、実施例4で説明済みの図15と同一であるため、説明を省略する。番組推薦機器1および嗜好情報通信機器2の構成を示すブロック図は、実施例3で説明した図8および図9と同一であるため、説明を省略する。
本実施例における嗜好情報登録・収集処理、および、番組推薦処理については、実施例5で示した図16と同様であるが、S1602の後、S1603の処理をしないでS1605に進む点が異なる。
嗜好情報通信機器2から番組推薦機器1への嗜好情報送信は、嗜好情報通信機器2が家庭内に戻った時に実行する。利用者の操作により明示的に指示して嗜好情報を送信しても良いし、嗜好情報通信機器2が家庭内ネットワークへの接続検知をトリガに自動で送信処理を開始してもよい。前者の場合は、嗜好情報通信機器2が家庭内のネットワークに戻ったことを検知する必要がなく、制御装置95の機器制御処理を簡単にできる。後者の場合は、利用者が指示する必要がないため使い勝手が良くなる。
番組推薦機器1における番組推薦処理、および、推薦番組一覧の表示例は実施例5と同じであるため説明を省略する。
以上のように、嗜好情報通信機器2を持つ利用者3が、屋内へ移動後に番組推薦機器1へ嗜好情報を送信するため、利用者3の外出先で通信手段がない状況でも実施例5と同一の効果が得られる。
本発明に係る実施形態7を、図17、図18、図19を用いて説明する。
実施形態7は、外出先で他の利用者の嗜好情報を収集し、収集した嗜好情報を外出先から嗜好情報集約機器に送信する場合を想定している。
図17は、本発明の実施形態7における利用形態を示すブロック図である。
1は本発明に係る番組推薦機器、2は利用者3の持つ嗜好情報通信機器である。5は3以外の利用者が持つ嗜好情報通信機器である。嗜好情報通信機器2は利用者3により外出先に携帯され、その先々で嗜好情報通信機器5と嗜好情報を交換する。嗜好情報通信機器2は利用者3の外出先からネットワーク4を介して嗜好情報集約機器6に接続され、収集した嗜好情報通信機器5の持つ嗜好情報を嗜好情報集約機器6に送信する。また、本実施例では嗜好情報通信機器5が1台として説明するが、複数台あっても2と5の交換処理は変わらない。
番組推薦機器1および嗜好情報通信機器2の構成を示すブロック図は、実施例3で説明した図8および図9と同一であるため、説明を省略する。
図18は、本発明の実施形態7における嗜好情報集約機器6の一例を示すブロック図である。
本実施例の嗜好情報集約機器6は、通信装置181と、入力装置182と、出力装置183と、制御装置184と、記録装置185を有している。
通信装置181は、インターネットなどのネットワーク4を介して嗜好情報通信機器2や番組推薦機器1と通信を行い、また通信内容を制御装置184に転送する装置である。ネットワーク4への接続手段は、無線LAN(Local Area Network)、移動通信網による無線接続、あるいは、有線接続を用いる。無線LAN、移動通信網による無線接続を用いた場合は、通信エリア内であれば、嗜好情報集約機器6を自由に設置できる。通信方式の例としては、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、イーサネット(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth、赤外線などがある。通信内容の例としては、嗜好情報から抽出したキーワードがある。
入力装置182は、嗜好情報集約機器6の管理者が嗜好情報集約機器6を操作するインタフェースである。入力装置182の例としては、ボタン、スイッチ、ダイヤル、マウス、キーボード、タッチパネル、リモートコントローラなどがある。
出力装置183は、嗜好情報集約機器6の管理情報を出力する装置である。出力先の例としては、ブラウン管モニタ、液晶ディスプレイモニタ、プラズマディスプレイモニタ、有機ELディスプレイモニタ、タッチパネルディスプレイモニタなどがある。出力先は嗜好情報集約機器本体でもよいが、通信装置181を介して別の機器に出力してもよい。別の機器に出力した場合、嗜好情報集約機器6を設置した場所以外でも出力内容を確認できる。そのため、嗜好情報集約機器6の管理者の管理効率上昇に貢献できる。
制御装置184は、通信装置181から受けた通信内容を記録装置185へ保存する。また、記録装置185が保持している処理プログラムを実行し、機器全体の動作を制御する装置である。
記録装置185は、嗜好情報管理処理部1851、嗜好情報管理データベース1852、嗜好情報比較処理部1853を有している。
嗜好情報管理処理部1851は、嗜好情報を嗜好情報管理データベース1852に保存し、管理する処理部である。
嗜好情報管理データベース1852は、複数の嗜好情報通信機器利用者が送信した嗜好情報を保存する保存領域である。
嗜好情報比較処理部1853は、指定条件で嗜好情報管理データベース1853の全データを比較し、条件に合うキーワードを抽出する比較処理部である。
図19は、本発明の実施形態7における番組推薦処理の手順の一例を示すフロー図である。以下、本実施例における嗜好情報収集処理、および、番組推薦処理について説明する。
図19の(a)は嗜好情報通信機器2における嗜好情報収集処理の処理シーケンスである。
(S1901)図10のS1001からS1005までの処理シーケンスと同じであるため説明を省略する。
(S1902)図12のS1201からS1205までの処理シーケンスと同じであるため説明を省略する。利用者などの操作により嗜好情報送信要求が来るまで、嗜好情報収集、送信を繰り返す。
(S1903)利用者の操作などにより、嗜好情報送信要求が発生すると嗜好情報管理処理部961は嗜好情報管理データベース962に保存した嗜好情報を、通信装置91を用いて嗜好情報集約機器6へ送信する。
図19の(b)は嗜好情報集約機器6における嗜好情報収集処理の処理シーケンスである。
(S1904)通信装置181が嗜好情報通信機器2の送出した嗜好情報の受信を検知すると、制御装置184は嗜好情報管理処理部1851に嗜好情報保存の開始を通知する。通知を受けた嗜好情報管理処理部1851は、受信した嗜好情報を嗜好情報管理データベース1852に保存する。尚、嗜好情報集約機器6と接続されている嗜好情報通信機器が複数台あっても嗜好情報通信機器2と嗜好情報集約機器5の交換処理は変わらない。
(S1905)続いて、嗜好情報比較処理部1853が、嗜好情報管理データベース1852の全データを比較し、所定人数以上の嗜好情報に共通する属性情報の有無を調べる。尚、所定人数は何人であってもよいが、以下では、3人として説明する。
(S1906)S1905にて、3人以上から共通する属性情報を取得した場合(図中のYes)、嗜好情報比較処理部1853が、各嗜好情報を比較し、共通キーワードの上位m個を抽出する。
(S1907)S1905にて、3人未満から共通する詳細情報を取得した場合(図中のNo)、嗜好情報比較処理部1853が、共通キーワードなしと判断する。
(S1908)嗜好情報管理処理部1851は、S1906で抽出した共通キーワードを、通信装置181を用いて番組推薦機器1へ送信する。
以下では嗜好情報管理データベース1852として図13を用いて、S1906におけるm=2の場合にて推薦基準を説明する。
図13の例では、属性情報の「関心あるイベント」の全て(3人)の詳細情報に「東京」というキーワードが含まれている。この場合、嗜好情報比較処理部1853は、「東京」を共通キーワードの1位と決定する。続いて、属性情報の「よくみる番組」では、二つの詳細情報に「日本の歴史」というキーワードが含まれている。この場合、嗜好情報比較処理部1853は、「日本の歴史」を共通キーワードの2位と決定する。これにより、m=2個の共通キーワードが決定される。
尚、本実施例で示したように、共通キーワードとは、部分一致でも完全一致であってもよい。部分一致の場合は、共通キーワードを抽出しやすくなる。完全一致の場合は、正確な共通キーワードを抽出できる。
図19の(c)は番組推薦機器1における番組推薦処理の処理シーケンスである。
(S1909)通信装置81が嗜好情報集約機器6の送出した共通キーワードの受信を検知すると、制御装置84は嗜好情報管理処理部861に番組推薦処理の開始を通知する。通知を受けた嗜好情報管理処理部861は受信した共通キーワードを嗜好情報管理データベース862に保存する。
(S1910)利用者の操作などにより、推薦番組提示要求が発生すると番組管理処理部864は算出したキーワードを元に推薦番組の抽出処理を行う。例えば、放送番組の番組情報であるSI(Service Information)情報の番組名、出演者、番組詳細情報に算出したキーワードが含まれる場合にその番組を推薦番組として抽出する。
(S1911)S1910で推薦番組が抽出された場合(図中のYes)、嗜好情報管理処理部861が表示順番を番組管理処理部864へ通知する。通知を受けた番組管理処理部864は、推薦番組情報を提示する画面を生成し出力装置84に出力し、利用者に提示して(S1912)、処理を終了する。一方、推薦番組が抽出されなかった場合は(図中のNo)、推薦番組がないことを利用者に知らせる画面を生成し出力装置84に出力して(S1913)、処理を終了する。
また、本実施例における推薦番組一覧のテレビへの表示例は、実施例1と同様に図5で示されるため説明を省略する。
以上のように、本実施例では、利用者の外出先で収集した他者の嗜好情報を嗜好情報集約機器6へ集約し嗜好情報集約機器6でキーワードを抽出するため、嗜好情報通信機器2および5の利用者の関心が高いキーワードの上位に関連する番組を推薦することができる。また、嗜好情報通信機器2におけるキーワードの抽出に係る負荷を軽減することができる。
これまで説明した実施形態は各々が一例であって、本発明を限定するものではない。各機器のブロック図、利用形態に係るシステム構成図、及び処理手順のフロー図について、変更を加えた例を考えることができるが、いずれも本発明の範疇にある。
1:番組推薦機器、2:嗜好情報通信機器、3:利用者、4:ネットワーク、5:嗜好情報通信機器、6:嗜好情報集約機器、21:通信装置、22:入力装置、23:受信装置、24:出力装置、25:制御装置、26:記録装置、31:通信装置、32:入力装置、33:出力装置、34:制御装置、35:記録装置、36:嗜好情報測定装置、81:通信装置、82:入力装置、83:受信装置、84:出力装置、85:制御装置、86:記録装置、91:通信装置、92:端末間通信装置、93:入力装置、94:出力装置、95:制御装置、96:記録装置、97:嗜好情報測定装置、181:通信装置、182:入力装置、183:出力装置、184:制御装置、185:記録装置。

Claims (3)

  1. ネットワークを介して他の機器と通信し利用者が嗜好する番組を推薦する番組推薦機器であって、
    少なくとも、送受信場所の情報と送受信日時の情報とを含む、前記利用者の嗜好情報を他の機器と送受信する通信装置と、
    該通信装置を介して前記他の機器から受信した、前記他の機器の利用者の嗜好情報を、
    前記他の機器を一意に識別する識別情報と対応付けて保存する嗜好情報管理データベースと、
    前記嗜好情報管理データベースに保存した前記他の機器の利用者の嗜好情報に共通して含まれる文字列を共通キーワードとして抽出する嗜好情報変換処理部と、
    該嗜好情報変換処理部で抽出された共通キーワードに基づき視聴する番組を利用者に推薦する番組管理処理部と、
    該番組管理処理部で推薦された番組を受信する受信装置と、
    該受信装置で受信された番組を表示するために出力する出力装置
    を有することを特徴とする番組推薦機器。
  2. 請求項1に記載の番組推薦機器であって、
    前記嗜好情報が、前記番組推薦機器の利用者の行動履歴情報、前記通信装置から供給された前記番組推薦機器における利用者の登録情報、または前記通信装置から供給された他の番組推薦機器における他の利用者の登録情報であることを特徴とする番組推薦機器。
  3. 請求項1に記載の番組推薦機器において、
    前記ネットワークを介して接続された他の機器は、前記嗜好情報を格納して前記番組推薦機器と通信する携帯電話/パーソナルコンピュータ/ゲーム機をはじめとする嗜好情報通信機器、前記嗜好情報を他の機器から供給されて集約するパーソナルコンピュータ/サーバをはじめとする嗜好情報集約機器、またはレコーダ/テレビ/携帯電話/ゲーム機をはじめとする他の番組推薦機器であることを特徴とする番組推薦機器。
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