JP5053785B2 - 放送受信装置システム、放送受信装置、および番組提示方法 - Google Patents

放送受信装置システム、放送受信装置、および番組提示方法 Download PDF

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本発明は、他のユーザの視聴履歴に基づいて、自機のユーザの視聴目的や嗜好に合った番組を、サーバを用いることなく提案可能な放送受信装置システム、放送受信装置、および番組提示方法に関する。
従来、テレビジョン放送においては、多数の放送番組が放送されているため、自分の嗜好にあった放送番組または自分の視聴目的にあった放送番組などをユーザが容易に見つけられない場合があった。このようなことは、地上波放送に加えてケーブルテレビ、衛星放送、デジタル放送、インターネットを介した放送(例えば、IP放送)など放送媒体も多様になるにつれて、頻繁に生じることが予想される。
なお、下記の特許文献1では、ネットワークを介して複数のユーザ端末とサーバとを接続し、サーバは各ユーザ端末からユーザの番組の好みを示す嗜好度データを集め、いずれかのユーザ端末が視聴予約また録画予約を行う際、集めた嗜好度データに基づく推薦番組を、そのユーザ端末へ提案する内容が開示されている。
特開2003−114903号公報
上述した特許文献1では、システムを構成する上でサーバが必要となるため、システムの構成が大がかりになりコストがかかると共に、サーバが不調になると、システム全体が機能しなくなるのでサーバの管理を厳重に行う必要がある。また、サーバを中心にしてシステムを構成するため、新たなユーザ端末の追加に係る設定も面倒であり、システムに拘わるユーザ端末の追加または削除を柔軟に行えないと云う問題もある。しかも、多数のユーザに関する情報がサービスを提供する側に集められるため、ユーザの個人情報保護に対する信頼性が懸念され、この点においてもサーバが記憶する情報管理に対する負担が大きい問題もある。
本発明は、斯かる問題に鑑みてなされたものであり、ネットワーク接続機能を有する放送受信装置の間で、視聴した番組の情報を送受することで、放送受信装置がユーザのネットワークにおけるエージェント的な役割を担うように処理を行って、放送受信装置が集めた情報と過去の視聴履歴に基づきユーザへ推薦する番組を提示できるようにした放送受信装置システム、放送受信装置、および番組提示方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る放送受信装置システムは、受信した少なくとも映像を含む放送に係る複数の番組を表す番組履歴情報を記憶する複数の放送受信装置をネットワークで接続した放送受信装置システムにおいて、一の放送受信装置は、記憶する番組履歴情報を他の放送受信装置へネットワークを通じて送信する手段を備え、前記他の放送受信装置は、ネットワークを通じて送信されてきた番組履歴情報を受信する手段と、受信した番組履歴情報に係る複数の番組から2つの番組を取る組合せの中で、記憶する番組履歴情報に係る番組が含まれる組合せを検出する検出手段と、前記検出手段が検出した組合せの中から、前記記憶する番組情報履歴に係る番組以外の番組を特定する特定手段と、前記特定手段が特定した番組を提示する提示手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、一の放送受信装置が、今までに視聴された番組履歴(記憶する番組履歴)の情報を他の放送受信装置へ送信するので、他の放送受信装置では、ネットワークでの通信先となる複数の放送受信装置から数多くの視聴履歴(番組履歴情報)を容易に集められるようになる。また、他の放送受信装置は、集めた視聴履歴の中から2つの番組を取る組合せの中で、自身が記憶する番組が含まれるものを検出し、その検出した組合せより、すでに視聴した番組を除いた番組を特定して、その番組を提示するので、多くのユーザの視聴履歴のすり合わせを経て、自らのユーザの嗜好または視聴目的などに合った未視聴の番組を提案できるようになる。それにより、他の放送受信装置は、番組の提案に関してネットワークにおけるエージェント的な役割を果たすと云う新たな付加価値をユーザに提供できる。なお、一の放送受信装置は複数存在することを想定しており、それにより、他の放送受信装置は多数のユーザの視聴履歴を集めることができる。なお、本発明において、少なくとも映像を含む放送には、電波により放送されるテレビジョン放送、有線により放送されるケーブルテレビジョン放送、インターネットのような通信網を通じて所定の通信プロトコルで放送されるインターネットテレビジョン放送、IP放送(IPマルチキャスト放送)等が含まれる。
本発明に係る放送受信装置システムは、前記一の放送受信装置が、記憶する番組履歴情報から2つの番組を取る組合せを生成する手段を備え、生成した組合せの状態で番組履歴情報を他の放送受信装置へ送信することを特徴とする。
本発明にあっては、一の放送受信装置が、視聴履歴となる番組履歴情報の中から2つの番組を取る組合せを生成して、他の放送受信装置へ送信するので、他の放送受信装置が2つの番組を取る組合せを生成せずに済み、他の放送受信装置の処理負担が低減される。
本発明に係る放送受信装置システムは、前記一の放送受信装置と前記他の放送受信装置が、ネットワークを通じて直接的に通信を行う手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、一の放送受信装置と前記他の放送受信装置が、ネットワークを通じて直接的に通信を行うので、本発明の放送受信装置システムではサーバが不要になり、サーバを設けることで生じる多数の不具合を全て解消できるようになる。
本発明に係る放送受信装置は、受信した少なくとも映像を含む放送に係る複数の番組を表す番組履歴情報を記憶すると共にネットワークを通じて他の装置と通信可能な放送受信装置において、ネットワークを通じて送信されてきた番組履歴情報を受信する手段と、受信した番組履歴情報に係る複数の番組から2つの番組を取る組合せの中で、記憶する番組履歴情報に係る番組が含まれる組合せを検出する検出手段と、前記検出手段が検出した組合せの中から、前記記憶する番組情報履歴に係る番組以外の番組を特定する特定手段と、前記特定手段が特定した番組を提示する提示手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、送信されてきた番組履歴情報の中から2つの番組を取る組合せの中で、自身が記憶する番組が含まれるものを検出し、その検出した組合せより、すでに視聴した番組を除いた番組を特定して、その番組を提示するので、多くのユーザの番組に関する嗜好傾向を蓄積して、自己のユーザの嗜好または視聴目的などに合った未視聴の番組を提案できるようになる。
本発明に係る放送受信装置は、前記特定手段が、前記検出手段が検出した組合せの中から、前記記憶する複数の番組情報履歴に係る番組以外で最も含まれる数が多い番組を特定することを特徴とする。
本発明にあっては、検出した組合せの中で、自己が記憶する番組以外で最も多く含まれる番組を特定するので、検出した組合せの中にユーザが未視聴の番組が複数存在しても、他のユーザが最も多く視聴した番組を自動的に提案(提示)できるようになり、他のユーザの視聴履歴に照らし合わせて、最も人気のある番組を自己のユーザに提示できる。
本発明に係る放送受信装置は、前記特定手段が、複数の番組を特定した場合、前記提示手段は、含まれる数が多い順に複数の番組を提示することを特徴とする。
本発明にあっては、ユーザに提案(提示)すべき番組を複数特定した場合、含まれる数が多い順に番組をユーザに提示するので、ユーザは、より詳細に未視聴の中で自らの視聴目的または嗜好にあった複数の番組をランク付けされた状態で確認でき、幅広い番組の選択肢をユーザに提示できる。
本発明に係る放送受信装置は、受信した番組履歴情報から2つの番組を取る組合せを生成する手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、ネットワークを通じて番組履歴情報を受信する放送受信装置が、受信した番組履歴情報の中から2つの番組を取る組合せを生成するので、番組履歴情報の受信側で必要な処理を全て行うことができ、番組履歴情報の送信元に係る装置の処理負担を低減できるようになる。
また、本発明に係る放送受信装置は、受信した番組履歴情報を送信元ごとに記憶する手段と、送信元ごとの番組履歴情報の中で、記憶する番組履歴情報に係る番組を含まない番組履歴情報があるか否かを検出する手段と、記憶する番組履歴情報に係る番組を含まない番組履歴情報があることを検出した場合、検出した番組履歴情報に対応する送信元との通信を停止する手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、送信元ごとに保存した番組履歴情報の中に、自己が記憶する番組が含まれないものがあることを検出した場合、検出に係る送信元との通信を停止するので、他の放送受信装置のユーザと、視聴目的または嗜好が異なるユーザの放送受信装置と通信を行わなくなり、無用な通信に係る処理負担を低減できるようになる。すなわち、視聴する番組の傾向が異なるユーザの視聴履歴は、他の放送受信装置のユーザの視聴目的または嗜好に応じた番組を特定する際に参考とならないので、そのような視聴傾向の異なるユーザに係る装置とは通信自体を行わないようにして、処理の効率化を図れる。
本発明に係る放送受信装置は、受信した番組履歴情報に基づく2つの番組を取る組合せの中で、前記検出手段が検出した組合せを記憶する手段を備え、前記特定手段が、記憶する組合せの中から特定を行うことを特徴とする。
本発明にあっては、2つの番組を取る組合せの中で、検出したものだけを記憶して、その記憶した組合せの中からユーザに提案(提示)する番組を特定するので、放送受信装置は、ネットワークを通じて受信した全ての番組履歴を記憶せずに済み、番組履歴情報の組合せを記憶するための記憶容量を削減でき、メモリなどの記憶する手段の記憶容量を有効活用できる。
本発明に係る放送受信装置は、少なくとも映像を含む放送に係る番組の視聴予約または録画予約を行う指示操作を受け付ける受付手段を備え、前記受付手段が指示操作を受け付けた場合、前記検出手段は検出を行うことを特徴とする。
本発明にあっては、視聴予約または録画予約の指示操作をユーザから受け付けた場合に、ユーザが視聴した番組を含む組合せを検出するので、視聴予約または録画予約に関連付けて、ユーザの嗜好または視聴目的に合った番組を提案できるようになる。
本発明に係る番組提示方法は、受信した少なくとも映像を含む放送に係る複数の番組を表す番組履歴情報を記憶すると共にネットワークを通じて他の装置と通信可能な放送受信装置が、ネットワークを通じて送信されてきた番組履歴情報を受信し、受信した番組履歴情報に係る複数の番組から2つの番組を取る組合せの中で、記憶する番組履歴情報に係る番組が含まれる組合せを検出し、検出した組合せの中で、前記記憶する番組履歴情報に係る番組以外の番組を特定し、特定した番組を提示することを特徴とする。
本発明にあっては、ネットワークに接続可能な放送受信装置が、ネットワークを通じて番組履歴情報を受信し、受信した中から2つの番組を取る組合せの中で、自身が記憶する番組が含まれるものを検出し、その検出した組合せより、すでに視聴した番組を除いた番組を特定してユーザに提示するので、多くのユーザの番組に関する嗜好傾向と照らし合わせて、自己のユーザの嗜好または視聴目的などに合った未視聴の番組を提案できるようになる。
本発明にあっては、一の放送受信装置が番組履歴情報を他の放送受信装置へ送信するので、他の放送受信装置は、数多くの視聴履歴を集めることができ、その集めた中から2つの番組を取る組合せの中で、未視聴のものを検出し、検出した番組を提示するので、多くのユーザの視聴履歴のすり合わせに基づき且つ自己のユーザの嗜好または視聴目的などに合った番組をスムーズに提案でき、ネットワーク接続機能を有する放送受信装置に新たな付加機能を設けられる。
また、本発明にあっては、一の放送受信装置が、視聴履歴となる番組履歴情報の中から2つの番組を取る組合せを生成して、他の放送受信装置へ送信するので、他の放送受信装置の処理負担を低減できる。
さらに、本発明にあっては、一の放送受信装置と他の放送受信装置は、ネットワークを通じて直接的に通信を行うので、サーバを不要にでき、サーバを用いることに伴う不具合を一掃できる。
本発明にあっては、検出した組合せの中で、自己が記憶する複数の番組以外で最も多く含まれる番組を特定するので、検出した組合せの中にユーザが未視聴の番組が複数存在しても、他のユーザの間で最も人気のある番組を提案できる。
また、本発明にあっては、ユーザに提案すべき番組を複数特定したときは、含まれる数が多い順に番組をユーザに提示するので、ユーザの嗜好等にあった複数の番組をランク付けした状態で提案できる。
本発明にあっては、ネットワークを通じて番組履歴情報を受信する放送受信装置が、受信した番組履歴情報の中から2つの番組を取る組合せを生成するので、番組履歴情報の受信側で必要な処理を全て行うことができる。
また、本発明にあっては、送信元ごとに保存した番組履歴情報の中に、自己が記憶する番組が含まれないものがあることを検出した場合、検出に係る送信元との通信を停止するので、嗜好等が異なるユーザの放送受信装置との通信を停止でき、番組の提案に参考となる通信先とのみ通信を行って、通信に係る処理の効率化を図れる。
さらに、本発明にあっては、2つの番組を取る組合せの中で、番組提案に必要なものだけを記憶するので、放送受信装置が有するメモリなどの記憶容量を有効活用できる。
さらにまた、本発明にあっては、視聴予約または録画予約の際に、ユーザの嗜好または視聴目的に合った番組を提案できる。
図1は、本発明の実施形態に係る放送受信装置システム1の全体的な構成を示しており、放送受信装置システム1は、テレビジョン放送(少なくとも映像を含む放送に相当)の受信が可能な複数の放送受信装置10、30、40をネットワークNWで接続して、各放送受信装置10、30、40の間で相互に通信できるようにしている。なお、図1では、計3台の放送受信装置10、30、40を示しているが、本発明に係る放送受信装置システム1は、さらに多くの放送受信装置を含ませることが可能である。また、各放送受信装置10、30、40の仕様は、ほぼ同等であり、以下の説明では、放送受信装置10、30(一の放送受信装置に相当)が、テレビジョン放送の受信番組を表す番組履歴情報(視聴番組の履歴情報)を放送受信装置40(他の放送受信装置に相当)へネットワークNWを通じて送信し、放送受信装置40は、受信した番組履歴情報および自己が記憶する番組履歴情報を参照して、放送受信装置40のユーザの嗜好等にあった未視聴番組を提案する内容になっている。
図2は、放送受信装置10の主要な内部構成を示したものであるが、放送受信装置10と、放送受信装置40は、同等の仕様であるため、各部の符号には放送受信装置10用のものに、放送受信装置40用のものを併記している。以下、最初は、放送受信装置10をベースにして、本発明に係る放送受信装置の内容を説明する。
本実施形態に係る放送受信装置10は、ネットワークに接続可能なテレビジョン装置に相当し、録画再生機能も具備しており、視聴予約および録画予約等を電子番組表(EPG)に基づき実行できる機能を有している。放送受信装置10は、デジタルのテレビジョン放送の受信に関する処理部分として、デジタルのチューナ部11および、受信した放送信号の復調等に係る処理を行う復調回路部12を有すると共に、他の外部機器からの番組コンテンツ等を取得する外部入力インタフェース13を有する。
また、放送受信装置10は、復調回路部12および外部入力インタフェース13が接続される切替部14を有し、チューナ部11で取得したテレビジョン放送(番組コンテンツ)または外部入力インタフェース13で取得した番組コンテンツ等のいずれかを処理対象として選択できるようにしている。また、切替部14は、番組コンテンツをユーザに提示する場合は、番組コンテンツに含まれる映像データおよび音声データをそれぞれ分けて、映像処理回路17および音声処理部19へ送るようにしている。映像処理回路17は、表示に関する所定の処理を行うものであり、所定の処理を行った映像データをディスプレイ部18へ送ることで、番組コンテンツに係る画像をディスプレイ部18で表示できるようにしている。音声処理部19は、音声出力に係る処理(増幅等)を行うものであり、切替部14から受け取った音声データに対して所定の処理を行ってスピーカ20へ送ることで、スピーカ20から番組コンテンツに係る音声が出力されるようにしている。
さらに、放送受信装置10は、切替部14に録画再生処理部15を接続しており、チューナ部11または外部入力インタフェース13で取得した番組コンテンツを、録画再生処理部15に接続されたHDD装置(ハードディスクドライブ装置)16で録画できるようにしている。なお、HDD装置16に録画された番組コンテンツを再生する場合、放送受信装置10は、HDD装置16から読み出した番組コンテンツを録画再生処理部15で所定の再生に係る処理を行ってから、切替部14へ送り、切替部14が再生に係る番組コンテンツに含まれる映像データを映像処理回路17へ送ると共に、番組コンテンツに含まれる音声データを音声処理部19へ送ることになる。
また、放送受信装置10が有する通信インタフェース部24は、10BASE−Tまたは100BASE―Tのネットワーク規格に応じた通信インタフェースであり、ネットワークNWと接続されて他の放送受信装置との通信に係る処理を行う。本実施形態では制御ユニット29の制御により、通信インタフェース部24は、通信先として設定された放送受信装置と直接的にピアツーピアシステムに応じた通信プロトコルに従って通信を行う。さらに、放送受信装置10が有する不揮発性メモリ25は、各種データを記憶するものであり、本実施形態では視聴履歴テーブル27および受信テーブル28の形態で各種データを記憶する。視聴履歴テーブル27は、チューナ部11で受信したテレビジョン放送の番組を表す番組履歴情報を記憶するものであり、受信テーブル28は、別の放送受信装置からネットワークNWを通じて受信した番組履歴情報を記憶するものである。
さらにまた、放送受信装置10が有する制御ユニット29は、放送受信装置10の全体的な制御処理を行うものであり、図示しない内部メモリに、制御ユニット29が行う制御処理内容を規定したプログラム、ピアツーピアシステムに係る通信制御処理を規定した通信プログラム等の各種プログラムを予め記憶すると共に、各種メニュー画面、提示用の案内画面等の画面データも予め記憶している。制御ユニット29には、操作部23およびリモコン受信部22が接続されており、操作部23またはリモコン受信部22から送られる操作指示に基づき、制御ユニット29は各種制御処理の開始または停止を行う。
図3は、リモコン受信部22に応じたリモコン装置21の外観を示しており、リモコン装置21は、上下左右キー21a〜21d、決定キー21eに加えて、推薦番組の提案ボタン21h、視聴予約を行う場合の視聴予約ボタン21f、および録画予約を行う場合の録画予約ボタン21g等を有している。リモコン装置21は、これらの各キー、ボタン等がユーザにより操作されると、操作されたキー、ボタン等に応じた操作信号を発し、その操作信号をリモコン受信部22が受信して制御ユニット29へ伝えることになる。
また、放送受信装置10は、制御ユニット29に接続された表示処理部26を有しており、この映像処理部26は、メニュー画面、図6(a)(b)等に示す各種画面をOSD(On Screen Display)としてディスプレイ部18に表示する処理を行うものである。以上のような内容が、放送受信装置10の基本的な構成部分および処理になっている。
次に、放送受信装置10が行う本発明に関連する処理について説明する。まず、放送受信装置10は、チューナ部11で受信を行うと、受信したテレビジョン放送の放送番組を表す番組履歴情報(ユーザが視聴した放送番組の履歴情報)を不揮発性メモリ25内の視聴履歴テーブル27に記憶する処理を制御ユニット29の制御に基づき行う。本実施形態では、チューナ部11で取得する電子番組表(EPG)に基づき番組を選択して番組を受信した場合に、その番組に応じた番組名、放送日、放送時間等を、電子番組表が含む電子番組情報(EPG情報)から取得し、番組履歴情報として記憶する。
図4(a)は、放送受信装置10の不揮発性メモリ25内の視聴履歴テーブル27が記憶する複数の番組を表す番組履歴情報の中身を示している。この視聴履歴テーブル27から、放送受信装置10のユーザは、毎週木曜日の18時〜19時に「番組B」を視聴し、毎週土曜日の20時〜21時に「番組C」を視聴し、毎週火曜日の19時〜20時に「番組D」を視聴していることが判明する。
なお、上述した説明では、電子番組表での番組選択に基づいて、電子番組表から取得した番組履歴情報を視聴履歴テーブル27へ記憶するようにしているが、それ以外にも、チューナ部11で設定されているチャンネルおよび受信時間を番組履歴情報として記憶すること、デジタル放送のTS(トランスポートストリーム)のセクションフォーマットのパケット内に含まれるSI(Service Information)から上述した番組履歴情報を取得して視聴履歴テーブル27へ記憶することも可能である。なお、このようにして番組履歴情報を取得する場合は、ユーザが一定時間視聴したことを確かめるために、制御ユニット29の内部メモリに視聴判断用の閾値(例えば、10分)を記憶し、その閾値を越えて視聴した場合にのみ、その番組を表す番組履歴情報を記憶するようにしてもよい。
また、放送受信装置10は、視聴履歴テーブル27に格納されている番組履歴情報を、一定時刻(本実施形態では、毎日午前0時)になった場合、または他から要求があった場合に、通信先として設定されている放送受信装置(本実施形態では放送受信装置40)へ通信インタフェース部24から、制御ユニット29の制御により送信することを行う。なお、放送受信装置10は、図4(a)に示すように、「番組B」、「番組C」、「番組D」に関する番組履歴情報を視聴履歴テーブル27に格納しているが、本実施形態では、これらの中で最新の日時に係る番組履歴情報を通信先へ送信するものとする。
さらに、放送受信装置10のピアツーピアシステムによる通信に関しては、図示しないメニュー画面により通信先等の設定(本実施形態では、放送受信装置40)等が行われ、制御ユニット29が有するクロック機能での掲示により所定の時刻(午前0時)になった場合、放送受信装置10は、ピアツーピアシステムの通信プロトコルに従って、放送受信装置40と通信に係る接続確立を行うように制御ユニット29で制御を行う。さらにまた、接続確立後は、放送受信装置10は、放送受信装置40とネットワークを通じて直接的に通信を行い、視聴履歴テーブル27の最新の番組履歴情報(例えば、8月9日の「番組B」、8月11日の「番組C」、8月14日の「番組D」に関する情報)を放送受信装置40へネットワークNWを通じて送信する処理を制御ユニット29の制御に基づき行う。なお、放送受信装置10は、上述した定期的な送信以外に、通信先として設定されている放送受信装置40から接続要求および番組履歴情報の送信要求を受けると、それに応じて、上述した通信処理を行って、その時における最新の番組履歴情報を放送受信装置40へ送信することも行う。
なお、図1では、放送受信装置10の下方に示した波線の楕円の中に、視聴履歴テーブル27には「番組B」、「番組C」、「番組D」が番組履歴情報として記憶されていることを示している。また、図1に示す放送受信装置30(一の放送受信装置に相当)は、放送受信装置10と同様の仕様であると共に、同様の通信に係る設定がなされており、視聴履歴テーブル37には「番組A」、「番組D」、「番組E」に係る番組履歴情報が記憶されているものとする。
次に、放送受信装置40について説明する。放送受信装置40も上述したように、放送受信装置10と同等の構成になっており、放送受信装置40のユーザが視聴した番組履歴情報(受信したテレビジョン放送の番組を表す番組履歴情報)を不揮発性メモリ55の視聴履歴テーブル57に記憶する処理を制御ユニット59の制御に従って行う。
図4(b)は、放送受信装置40の不揮発性メモリ55内の視聴履歴テーブル57に記憶している複数の番組を表す番組履歴情報の中身を示している。この視聴履歴テーブル57から、放送受信装置40のユーザは、毎週水曜日の19時〜20時に「番組A」を視聴し、毎週木曜日の18時〜19時に「番組B」を視聴し、毎週土曜日の20時〜21時に「番組C」を視聴していることが判明する。
また、放送受信装置40では、ピアツーピアシステムによる通信先として予め放送受信装置10および放送受信装置30が設定されており、所定の時刻(午前0時)になると、通信先として設定されている放送受信装置10、30と順次接続確立を自動的に行って、それぞれと直接的に通信を行い、放送受信装置10、30から視聴履歴テーブル27、37に記憶されている番組履歴情報を通信インタフェース部54で受信して、不揮発性メモリ55内の受信テーブル58に格納する処理を制御ユニット59の制御に基づき行う。さらに、放送受信装置40は、受信した番組履歴情報を受信テーブル58に格納する際、受信した番組履歴情報に係る複数の番組から2つの番組を取る組合せを生成し、その生成した組合せの状態で番組履歴情報を送信元の放送受信装置ごとに受信テーブル58に記憶する処理を制御ユニット59が行う。
図5(a)は、受信テーブル58が記憶する組合せの中身を示している。図1に示すように、放送受信装置10が記憶する番組履歴情報に係る複数の番組は、「番組B」、「番組C」、「番組D」なので、制御ユニット59は、これらの「番組B」、「番組C」、「番組D」から2つの番組を取る組合せとして、「番組B−番組C」、「番組B−番組D」、「番組C−番組D」を生成する。そして、制御ユニット59は、受信テーブル58の第1記憶欄58aに、生成した組合せ(「番組B−番組C」、「番組B−番組D」、「番組C−番組D」)を、送信元である放送受信装置10と対応付けて記憶する。また、図1に示すように、放送受信装置30が記憶する番組履歴情報に係る複数の番組は、「番組A」、「番組D」、「番組E」なので、制御ユニット59は「番組A−番組D」、「番組A−番組E」、「番組D−番組E」の計3個の組合せを生成し、受信テーブル58の第2記憶欄58aに、送信元である放送受信装置30と対応付けて、生成した組合せを記憶する。
さらに、放送受信装置40は、図3に示すリモコン装置51で提案ボタン51hがユーザにより操作されたことが、制御ユニット59に伝えられると、制御ユニット59の内部メモリに記憶されている番組提案に係るプログラムの規定に基づいて、番組提案(番組提示)に係る処理を開始する。
図7に示すフローチャートは、視聴または録画を推薦する番組の提案(提示)に係る放送受信装置40の制御ユニット59が行う一連の処理内容(番組提示方法の内容)を示したものである。以下、このフローチャートに基づき、番組提案(番組提示)に係る処理内容を説明する。
まず、制御ユニット59は、処理を開始する判断の段階として、リモコン装置51の提案ボタン51hがユーザにより操作されたか否かを判断する(S1)。提案ボタン51hが操作されていない場合(S1:NO)、放送受信装置40は操作待ちの状態になる。また、提案ボタン51hが操作された場合(S1:YES)、放送受信装置40の制御ユニット59は、図5(b)に示すマトリックス状のリンク表61を、不揮発性メモリ55の視聴履歴テーブル57および受信テーブル58の内容に基づき作成する処理を行う(S2)。
具体的な、リンク表61の作成手順として、まず、制御ユニット59は検出手段として、受信テーブル58に記憶されている各組合せに対して、放送受信装置40のユーザが視聴した番組(視聴履歴テーブル57に記憶される番組履歴情報に係る番組に相当)が含まれる組合せを検出する処理を行う。本実施形態では、放送受信装置40のユーザが視聴した番組は、視聴履歴テーブル57が示すように「番組A」、「番組B」、「番組C」なので(図1、図4(b)参照)、上記の計6個の組合せの中で、「番組D−番組E」を除く、残りの計5個の組合せを検出することになる。さらに、制御ユニット59は、これらの検出した組合せに含まれる各番組をリンク表61の「受信した番組」に係る垂直方向の欄に配置する。この場合では、検出された計5個の組合せに含まれる番組は「番組A」、「番組B」、「番組C」、「番組D」、「番組E」なので、これらをリンク表61の垂直方向の欄に制御ユニット59が配置する。さらにまた、制御ユニット59は、放送受信装置40のユーザが視聴した「番組A」、「番組B」、「番組C」をリンク表61の水平方向の欄に配置する。
そして、制御ユニット59は、上述した計5個の組合せを、上述したリンク表61に当てはめて、最終的なリンク表を生成する処理を行う。具体的に「番組B−番組C」の組合せの当てはめは、リンク表61の水平方向が「番組B」で、垂直方向が「番組C」となる欄に数字の「1」を配置することになる。以下、「番組B−番組D」の組合せの当てはめは、リンク表61の水平方向が「番組B」で、垂直方向が「番組D」となる欄に数字の「1」を配置し、「番組C−番組D」の組合せの当てはめは、リンク表61の水平方向が「番組C」で、垂直方向が「番組D」となる欄に数字の「1」を配置し、「番組A−番組D」の組合せの当てはめは、リンク表61の水平方向が「番組A」で、垂直方向が「番組D」となる欄に数字の「1」を配置し、「番組A−番組E」の組合せの当てはめは、リンク表61の水平方向が「番組A」で、垂直方向が「番組E」となる欄に数字の「1」を配置する。よって、図5(b)のリンク表61は、制御ユニット59の上述したような処理で生成される。
次に、図7のフローチャートにおいて、制御ユニット59は、生成したリンク表61から放送受信装置40のユーザが既に視聴した番組を除外する処理を行う(S3)。具体的には、放送受信装置40の視聴履歴テーブル57には、「番組A」、「番組B」、「番組C」が記憶されているので、リスト表61の水平方向および垂直方向で「番組A」、「番組B」、「番組C」に係る欄の範囲(図5中、グレーで示した欄の範囲)は、以下の処理で対象外にする。
それから、制御ユニット59は特定手段として、リンク表61の残った範囲の中で、数値が配置されているか否かを検出することで、推薦する番組が有るか否かを特定する(S4)。図5に示すリンク表61では、「番組D」および「番組E」について、それぞれ数値が配置されているので、制御ユニット59は推薦する番組が複数あることを特定し(S4:YES)、この場合、制御ユニット59は、配置された数値が最も多い「番組D(最も含まれる数が多い番組に相当)」を最終的な推薦番組として特定する。
そして、制御ユニット59は提示手段として、内部メモリに記憶した画面データの中に特定した番組(番組D)を配置した画面データを生成し、この画面データを表示処理部56へ送って、ディスプレイ部48に推薦する番組を示す案内画面をOSDとして提示(表示)させる(S5)。
図6(a)は、ディスプレイ部48に表示された案内画面62を示しており、この案内画面62には、特定した「番組D」を、波線枠で示す欄62aに配置すると共に、「番組D」に係る番組情報(放送日時等)を不揮発性メモリ55の受信テーブル58に記憶されている番組履歴情報から読み出して、配置している。また、案内画面62は、YESボタン62bを有しており、このYESボタン62bがリモコン装置51の上下左右キー51a〜51dおよび決定キー51eの操作で選択されると、推薦された番組をチューナ部41で受信する制御を制御ユニット59が行う。なお、案内画面62は、NOボタン62cも有しており、このNOボタン62cがリモコン装置51の操作で選択されると、推薦された番組をキャンセルして、ユーザからの操作指示を待つ状態に移行する。
また、図7のフローチャートにおいて、仮に各放送受信装置10、30の視聴履歴テーブル27、37に記憶された番組履歴情報が図1に示す内容と異なり、それにより、図5(b)のリンク表61の「番組D」および「番組E」の両方に数値が全く配置されない状態であるとすれば、制御ユニット59は、推薦番組は無いと判断する(S4:NO)。
この場合、制御ユニット59は、提案ボタン51hの操作に伴い図7のフローチャートの処理を開始してから、1回目の推薦番組が無いと判断した場合であるかを、内部メモリの推薦番組無し用のフラグが立っているか否かで判断する(S6)。1回目の推薦番組が無いと判断した場合(フラグが立っていない場合)であるとき(S6:YES)、制御ユニット59は、通信先として設定されている放送受信装置10、30に通信の接続確立を要求すると共に、最新の番組履歴情報の送信要求を行って、放送受信装置10、30が視聴履歴テーブル27、37に記憶している番組の履歴情報を受信して取得する(S7)。なお、この際、制御ユニット59は内部メモリに、推薦番組無し用のフラグを立てる処理を行うと共に、受信した番組履歴情報に基づき、図5(a)に示すような組合せを生成して、受信テーブル58に記憶するものとする。それから、制御ユニット59は再度、S2の段階以降の処理を行う。
このように、放送受信装置10、30から最新の番組履歴情報を取得することで、1回目の処理で存在しなかった推薦可能な番組が最新の番組履歴情報に含まれていれば、推薦番組あり(S4:YES)となり、推薦番組の案内画面を表示することになる(S5)。一方、最新の番組履歴情報を取得しても、推薦できる番組が含まれていなければ、推薦番組無し(S4:NO)となると共に、既に、推薦番組無し用のフラグが立っているため、1回目の推薦番組が無いと判断した場合に該当しないため(S6:NO)、制御ユニット59は、内部メモリから図6(b)に示すような推薦番組無しの画面データを読み出して、この画面データを表示処理部56へ送って、ディスプレイ部48に推薦番組無しの画面63をOSDとして提示(表示)させる(S8)。なお、推薦番組無しの画面63は、確認ボタン63aを有しており、この確認ボタン63aがリモコン装置51の操作で選択されると、ユーザからの操作指示を待つ状態になる。
放送受信装置40は、上述したような処理を行うことで、放送受信装置10、30のユーザの視聴履歴を参照して、放送受信装置40のユーザが未視聴の番組を提案できる。特に、本発明では、図5(a)に示すような組合せを生成して、放送受信装置40のユーザが視聴した番組に含まれるものを検出し、その組合せの一方のペアとなる未視聴の番組を推薦番組として提示するので、放送受信装置40のユーザの嗜好または視聴目的等に合う可能性の高い番組を提案できるようになる。しかも、本発明に係る放送受信装置システム1は、サーバを用いないため、サーバがもたらす各種不具合が生じなくなり、また、ピアツーピアシステムで通信を行う通信先に係る設定を行えば、自由に新たな放送受信装置を組み入れることが可能となり、柔軟なシステム構成をユーザに提供できる。
なお、本発明は、上述した説明内容に限定されるものではなく、種々の変形例が考えられる。例えば、上述した説明ではテレビジョン放送の受信はチューナ部11、41で行うようにしているが、他の放送媒体を通じて受信するテレビジョン放送(少なくとも映像を含む放送に相当)の番組も本発明の推薦対象にしてもよい。具体的には、インターネットによるテレビジョン放送またはIP放送(IPマルチキャスト放送)の場合は、通信インタフェース部24、54で放送番組を受信し、また、外部入力インタフェース13、43にケーブルテレビ用のセットトップボックスを接続して、ケーブルテレビを経由して放送番組を受信するようにしてもよい。このようなインターネットまたはケーブルテレビを経由して受信する放送番組も、上記と同様に処理を行うことで、推薦番組をユーザに提示できる。
また、図7に示すフローチャートの処理は、リモコン装置51の提案ボタン51hの操作により開始するようにしているが、テレビジョン放送に係る番組の視聴予約または録画予約の処理と連携するようにしてもよい。このように連携する場合は、リモコン装置51の視聴予約ボタン51fまたは録画予約ボタン51g(受付手段に相当)で、視聴予約または録画予約を行う指示操作を受け付けると、図7のフローチャートの処理(例えば、放送受信装置40のユーザが視聴した番組が含まれる組合せを検出する処理)を開始して、処理の連携化を図る。
さらに、上述の実施形態で、放送受信装置40は、放送受信装置10、30から送信される番組履歴情報に係る組合せの全てを不揮発性メモリ55の受信テーブル58に記憶するが、放送受信装置40のユーザが視聴した番組に関係しない組合せは記憶しないようにして、不揮発性メモリ55の記憶容量を無駄に使用しないようにしてもよい。この場合、放送受信装置40は、放送受信装置10、30から送信される番組履歴情報から生成される2つの番組を取る組合せの中で、放送受信装置40の視聴履歴テーブル57に記憶される番組履歴情報に係る番組(「番組A」、「番組B」、「番組C」)が含まれるものを制御ユニット59で検出し、検出したものだけを受信テーブル58に記憶する。そして、推薦する番組は、この記憶した中から制御ユニット59が特定するように処理を行う。
放送受信装置40が上述したような変形例の処理を行うことで、図5(a)に示す内容では、「番組D−番組E」に関する組合せが受信テーブル58に記憶されなくなり、不揮発性メモリ55の記憶容量を節約できると共に、推薦する番組を特定する処理においても、処理対象の組合せを減らすことができ、推薦番組の特定処理の効率化を進めることが可能になる。
また、図5(a)に示すような組合せは、推薦番組の提案を行う放送受信装置40で行う以外に、放送受信装置10、30のそれぞれが、視聴履歴テーブル27、37の記憶内容に基づき、図5(a)に示すような組合せを生成し、生成した組合せの状態で番組履歴情報を放送受信装置40へ送信するようにしてもよい。このようにすることで、放送受信装置40は、受信する番組履歴情報に対して組合せを生成しなくても済むようになり、放送受信装置40の処理負担を低減でき、特に、放送受信装置40が多数の放送受信装置から番組履歴情報を受信する場合に処理負担を大きく低減できて好適となる。
さらに、図8に示すように、放送受信装置40を含む放送受信装置システム1′が、図1の放送受信装置30の代わりに放送受信装置70を含んでおり、この放送受信装置70の視聴履歴テーブル70aに記憶される番組履歴情報は、「番組X」、「番組Y」、「番組Z」に関するものであれば、放送受信装置40のユーザが視聴する番組(「番組A」、「番組B」、「番組C」)と関係しないため、放送受信装置70との通信を停止するようにしてもよい。この場合、放送受信装置40は先ず、ピアツーピアシステムによる通信先として、放送受信装置10、70の両方を設定し、各放送受信装置10、70から番組履歴情報を受信して、不揮発性メモリ55の受信テーブル58へ送信元ごとに記憶するものとする(図8で示す受信テーブル58参照)。
そして、放送受信装置40は、受信テーブル58に記憶する組合せ(番組履歴情報)の中で、視聴履歴テーブル57に記憶した番組履歴情報に係る番組(放送受信装置40のユーザが視聴した番組に該当)を含まないものがあるか否かを制御ユニット59で検出する。図8に示す場合では、放送受信装置10に対して記憶された番組履歴情報の中には、「番組B」、「番組C」が含まれるので、放送受信装置10については検出にヒットしない。一方、放送受信装置70に対して記憶された番組履歴情報は、「番組A」、「番組B」、「番組C」をいずれも含まないので、この番組履歴情報は制御ユニット59により検出される。それから、検出された番組履歴情報に対応する送信元である放送受信装置70を通信先の設定から外して、通信を停止するように制御ユニット59は処理を行う。
すなわち、放送受信装置70のユーザが視聴した番組は、「番組X」、「番組Y」、「番組Z」であり、推薦番組の案内を行う放送受信装置40のユーザの嗜好または視聴目的と異なるので、推薦番組の特定に関して放送受信装置70の番組履歴情報は役に立たないため、放送受信装置40が上述した処理を行って、放送受信装置70との通信を停止すれば、無用な通信処理を回避できると共に、不揮発性メモリ58の記憶容量も無駄に占有することがなくなる。
さらに、図9は別の変形例の放送受信装置システム1″の構成を示している。この変形例の放送受信装置システム1″は、図1の放送受信装置システム1に対して、新たに放送受信装置71、72、73が追加されていることが変更点となっており、これらの放送受信装置71〜73も、放送受信装置40のピアツーピアシステムによる通信先として設定されているものとする。なお、放送受信装置71〜73の追加は、ピアツーピアシステムに関する所定のプロトコルの設定(相互の通信先の登録など)を行うだけで済むため、容易に追加を行え、サーバを介在させていないため、サーバの逐次の増強も不要になっている。
なお、図9にも示すように、放送受信装置71は、視聴履歴テーブル71aに「番組C」、「番組D」、「番組E」に関する番組履歴情報を記憶しており、放送受信装置72は、視聴履歴テーブル72aに「番組A」、「番組E」、「番組F」に関する番組履歴情報を記憶しており、放送受信装置73は、視聴履歴テーブル73aに「番組B」、「番組F」、「番組G」に関する番組履歴情報を記憶している。
図10(a)は、放送受信装置40が、放送受信装置10、30、71〜73より番組履歴情報を受信して作成したリンク表61′を示している。このリンク表61′は、図5(b)に示すリンク表61に比べて、含んでいる組合せの数が多くなっており、そのため、多くのユーザの視聴履歴を参照して、放送受信装置40のユーザへ提案する推薦番組を特定できるようになる。
また、図10(b)は、図10(a)にリンク表61′に基づき、放送受信装置40が提示する推薦番組の案内画面64をディスプレイ部48に表示した状態を示している。図10(b)の案内画面64は、図6(a)の案内画面62と異なり、リンク表61′にユーザが視聴した番組以外で、含まれる数が多い順に複数の番組を配置したリスト表65を含む内容になっている。この案内画面64の提示にあたり、放送受信装置40は、リンク表61′の「番組A」〜「番組C」を除く、「番組D」〜「番組G」の範囲の中で、数値の配置により、複数の番組が推薦番組の対象としてあることを制御ユニット59で特定し、含まれる数値の合計が多い順に複数の番組を配置して、案内画面64を生成して提示する。
図10(a)のリンク表61′では、「番組D」の数値合計が「4」であることから、「番組D」が最も多く含まれる番組になる。次に、「番組E」の数値合計が「3」であることから、「番組E」が2番目に多く含まれる番組になり、さらに「番組F」の数値合計が「2」であることから、「番組F」は3番目に多く含まれる番組になり、最後に「番組G」の数値合計が「1」であることから、「番組G」が4番目に多く含まれる番組になり、このような順位付けを制御ユニット59が行うことになる。
図10(b)の案内画面64は、上述した順位付けの結果に基づきベスト3までの番組を番組情報と共に載せたリスト表65が配置し、このリスト表65も制御ユニット59により生成される。なお、リスト表65の各番組は、リモコン装置51の上下キー51a、51bで選択可能になっており、リスト表65のいずれか1つの番組が選択された状態で決定ボタン64aを選択する操作がリモコン装置51で行われると、リスト表65で選択された番組が受信されるようになる。なお、案内画面64は、キャンセルボタン64bを有しており、このキャンセルボタン64bがリモコン装置51の操作で選択されると、案内画面64の表示が切り替わり、ユーザからの操作指示を待つ状態に移行する。
よって、図9に示すように多くの放送受信装置10、30、71〜73がシステムに含まれる場合、多くのユーザの視聴履歴を照らし合わせて複数の推薦番組を放送受信装置40のユーザへ提示できるようになる。
さらに、放送受信装置40が複数のユーザにより使用される場合は、ユーザごとに番組履歴情報を不揮発性メモリ57に記憶すると共に、ユーザごとに記憶された番組履歴情報ごとに上述した処理(図7に示すフローチャートの処理)を行うようにしてもよい。このようにすれば、放送受信装置40を複数のユーザで使用する場合でも、他のユーザの視聴履歴に影響されることなく、自己の嗜好等に合った番組の提示を受けることができる。ユーザごとに番組提示の処理を行うには、先ず、リモコン装置51にユーザ用のボタンを設け(例えば、第1ボタン、第2ボタン、第3ボタン)、ボタンごとにユーザ(例えば、お父さん、お母さん、おじいちゃん)を割り当てると共に、各ユーザが番組を視聴する際には、自己が割り当てられたボタンを操作するようにする。
図11は、上述したユーザごとの処理を行う場合の変形例に応じた視聴履歴テーブル57′の内容を概略的に示したものである。この場合、視聴履歴テーブル57′は、リモコン装置51に設けられたボタンごとに対応する第1領域57a′、第2領域57b′、第3領域57c′を有し、リモコン装置51のボタン操作に伴う番組受信に合わせて、それぞれの領域57a′〜57c′に分けて番組履歴情報を記憶する。図11の場合では、第1ボタンはユーザとして「お父さん」が割り当てられており、「お父さん」が視聴した番組の情報は、第1領域57a′に記憶される。また、第2ボタンはユーザとして「お母さん」が割り当てられており、「お母さん」が視聴した番組の情報は、第2領域57b′に記憶される。さらに、第3ボタンはユーザとして「おじいちゃん」が割り当てられており、「おじいちゃん」が視聴した番組の情報は、第3領域57c′に記憶される。このようにユーザ毎に番組情報履歴を分けて記憶することにより、ユーザごとに応じた推薦番組の提示が行いやすくなる。
さらにまた、推薦する番組を特定する場合に他の要素を用いることも可能であり、例えば、各放送受信装置10、30、40等は、テレビジョン放送の番組を受信した場合、番組を表す番組履歴情報の中に、その番組に登場する俳優、女優の名称、その番組のタイトル、サブタイトルなどの文字情報も電子番組情報等から取得して含ませるようにし、図9〜図10に示すような場合で複数の番組を推薦番組として特定すれば、放送受信装置40が記憶する番組履歴情報に含まれる文字情報で、各推薦番組に係る番組履歴情報を検索し、最もヒットした番組を最終的に推薦する番組に決定してユーザに提示するようにしてもよい。このようにすれば、よりユーザの嗜好または視聴目的に合致する確率の高い番組をユーザに推薦できるようになる。
本発明の実施形態に係る放送受信装置システムの全体的な構成を示す概略図である。 放送受信装置の主要な内部構成を示すブロック図である。 リモコン装置の概略図である。 (a)は一の放送受信装置に係る視聴履歴テーブルの中身を示す図表であり、(b)は他の放送受信装置に係る視聴履歴テーブルの中身を示す図表である。 (a)は受信テーブルを示す図表であり、(b)はリンク表を示す図表である。 (a)は推薦番組の案内画面を示す概略図、(b)は推薦する番組が無い場合の画面を示す概略図である。 本発明の番組提示方法に係る処理内容を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る放送受信装置システムの全体的な構成を示す概略図である。 本発明の別の変形例に係る放送受信装置システムの全体的な構成を示す概略図である。 (a)は変形例のリンク表を示す図表であり、(b)は複数の推薦番組を含むリストを提示する案内画面の概略図である。 変形例の受信テーブルの中身を示す概略図である。
符号の説明
1 放送受信装置システム
10、30、40 放送受信装置
21、51 リモコン装置
24、54 通信インタフェース部
27、57 視聴履歴テーブル
28、58 受信テーブル
29、59 制御ユニット
61 リンク表
NW ネットワーク

Claims (11)

  1. 受信した少なくとも映像を含む放送に係る複数の番組を表す番組履歴情報を記憶する複数の放送受信装置をネットワークで接続した放送受信装置システムにおいて、
    一の放送受信装置は、
    記憶する番組履歴情報を他の放送受信装置へネットワークを通じて送信する手段を備え、
    前記他の放送受信装置は、
    ネットワークを通じて送信されてきた番組履歴情報を受信する手段と、
    受信した番組履歴情報に係る複数の番組から2つの番組を取る組合せの中で、記憶する番組履歴情報に係る番組が含まれる組合せを検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した組合せの中から、前記記憶する番組情報履歴に係る番組以外の番組を特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した番組を提示する提示手段と
    を備えることを特徴とする放送受信装置システム。
  2. 前記一の放送受信装置は、
    記憶する番組履歴情報から2つの番組を取る組合せを生成する手段を備え、
    生成した組合せの状態で番組履歴情報を他の放送受信装置へ送信する請求項1に記載の放送受信装置システム。
  3. 前記一の放送受信装置と前記他の放送受信装置は、ネットワークを通じて直接的に通信を行う手段を備える請求項1または請求項2に記載の放送受信装置システム。
  4. 受信した少なくとも映像を含む放送に係る複数の番組を表す番組履歴情報を記憶すると共にネットワークを通じて他の装置と通信可能な放送受信装置において、
    ネットワークを通じて送信されてきた番組履歴情報を受信する手段と、
    受信した番組履歴情報に係る複数の番組から2つの番組を取る組合せの中で、記憶する番組履歴情報に係る番組が含まれる組合せを検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した組合せの中から、前記記憶する番組情報履歴に係る番組以外の番組を特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した番組を提示する提示手段と
    を備えることを特徴とする放送受信装置。
  5. 前記特定手段は、前記検出手段が検出した組合せの中から、前記記憶する複数の番組情報履歴に係る番組以外で最も含まれる数が多い番組を特定する請求項4に記載の放送受信装置。
  6. 前記特定手段が、複数の番組を特定した場合、前記提示手段は、含まれる数が多い順に複数の番組を提示する請求項4に記載の放送受信装置。
  7. 受信した番組履歴情報から2つの番組を取る組合せを生成する手段を備える請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  8. 受信した番組履歴情報を送信元ごとに記憶する手段と、
    送信元ごとの番組履歴情報の中で、記憶する番組履歴情報に係る番組を含まない番組履歴情報があるか否かを検出する手段と、
    記憶する番組履歴情報に係る番組を含まない番組履歴情報があることを検出した場合、検出した番組履歴情報に対応する送信元との通信を停止する手段と
    を備える請求項4乃至請求項7のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  9. 受信した番組履歴情報に基づく2つの番組を取る組合せの中で、前記検出手段が検出した組合せを記憶する手段を備え、
    前記特定手段が、記憶する組合せの中から特定を行う請求項4乃至請求項8のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  10. 少なくとも映像を含む放送に係る番組の視聴予約または録画予約を行う指示操作を受け付ける受付手段を備え、
    前記受付手段が指示操作を受け付けた場合、前記検出手段は検出を行う請求項4乃至請求項9のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  11. 受信した少なくとも映像を含む放送に係る複数の番組を表す番組履歴情報を記憶すると共にネットワークを通じて他の装置と通信可能な放送受信装置が、
    ネットワークを通じて送信されてきた番組履歴情報を受信し、
    受信した番組履歴情報に係る複数の番組から2つの番組を取る組合せの中で、記憶する番組履歴情報に係る番組が含まれる組合せを検出し、
    検出した組合せの中で、前記記憶する番組履歴情報に係る番組以外の番組を特定し、
    特定した番組を提示することを特徴とする番組提示方法。
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