JP6369979B2 - データ処理装置、データ処理システム、データ表示装置、データ処理方法、表示方法およびプログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理システム、データ表示装置、データ処理方法、表示方法およびプログラム Download PDF

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本発明は、データ処理装置、データ処理システム、データ表示装置、データ処理方法、表示方法およびプログラムに関する。
近年、放送伝送路や通信網などを介して配信されるコンテンツに関して、その概要などの属性を示すメタデータを管理することが行われている。このようなメタデータを利用して、ユーザの嗜好や習慣により適った番組推薦を行うことなどが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2008−10951号公報
しかしながら、上述の技術では、番組以外のユーザの嗜好や習慣などを解析することはできなかった。そのため、例えば、ユーザの興味および関心に適合した情報をユーザに提示できないことがあった。このように、ユーザの興味および関心を知ることができないことがあった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザの興味および関心を解析するデータ処理装置、データ処理システム、データ表示装置、データ処理方法、表示方法およびプログラムを提供する。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、ユーザが視聴したコンテンツに係る視聴ログデータを受信する受信部と、記憶部に予め記憶されているコンテンツ属性データであって、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを参照し、前記受信部が受信した視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成するデータ処理部と、を備えることを特徴とするデータ処理装置である。
(2)また、本発明の一態様は、上記(1)のデータ処理装置において、前記データ処理部は、少なくとも1人のユーザを含むユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成する、ことを特徴とする。
(3)また、本発明の一態様は、上記(2)のデータ処理装置において、前記データ処理部は、ユーザの視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードに対する注目度と、当該キーワードに対する注目度であって、前記ユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータに基づく注目度とを比較して関連データの比較結果を生成する、ことを特徴とする。
(4)また、本発明の一態様は、上記(2)または(3)のデータ処理装置において、前記データ処理部は、ユーザの属性を示すユーザ属性データに基づいて、前記ユーザ群に属するユーザを特定する、ことを特徴とする。
(5)また、本発明の一態様は、上記(4)のデータ処理装置において、前記データ処理部は、前記ユーザ属性データのうちユーザに係る地域に基づいて、前記ユーザ群に属するユーザを特定する、ことを特徴とする。
(6)また、本発明の一態様は、上記(4)または(5)のデータ処理装置において、前記視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードとは、地域を表すキーワードである、ことを特徴とする。
(7)また、本発明の一態様は、上記(1)から(6)のいずれかに記載のデータ処理装置と通信するデータ表示装置であって、前記データ処理装置が生成した関連データまたは関連データの比較結果を受信する受信部と、前記受信部が受信した関連データまたは関連データの比較結果に基づく情報を表示部に表示させる表示処理部と、を備えることを特徴とするデータ表示装置である。
(8)また、本発明の一態様は、端末装置と、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを予め記憶するコンテンツ属性データ管理装置と、データ処理装置と、データ表示装置と、を備えるデータ処理システムであって、前記端末装置は、ユーザが視聴したコンテンツに係る視聴ログデータをデータ処理装置に送信する送信部、を備え、前記データ処理装置は、前記端末装置から前記視聴ログデータを受信する受信部と、前記コンテンツ属性データ管理装置が記憶するコンテンツ属性データを参照し、前記受信部が受信した視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成するデータ処理部と、を備え、前記データ表示装置は、前記データ処理装置が生成した関連データを表示部に表示させる表示処理部、を備えることを特徴とするデータ処理システムである。
(9)また、本発明の一態様は、データ処理装置が、ユーザが視聴したコンテンツに係る視聴ログデータを受信する受信過程と、データ処理装置が、記憶部に予め記憶されているコンテンツ属性データであって、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを参照し、前記受信過程において受信した視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成するデータ処理過程と、を含むことを特徴とするデータ処理方法である。
(10)また、本発明の一態様は、端末装置と、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを予め記憶するコンテンツ属性データ管理装置と、データ処理装置と、データ表示装置と、を備えるデータ処理システムにおける表示方法であって、前記端末装置が、ユーザが視聴したコンテンツに係る視聴ログデータをデータ処理装置に送信する送信過程と前記データ処理装置が、前記端末装置から前記視聴ログデータを受信する受信過程と、前記データ処理装置が、前記コンテンツ属性データ管理装置が記憶するコンテンツ属性データを参照し、前記受信過程において受信した視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成するデータ処理過程と、前記データ表示装置が、前記データ処理装置が生成した関連データを表示する表示過程と、を含むことを特徴とする表示方法である。
(11)また、本発明の一態様は、コンピュータに、ユーザが視聴したコンテンツに係る視聴ログデータを受信する受信手順、記憶部に予め記憶されているコンテンツ属性データであって、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを参照し、前記受信手順において受信した視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成するデータ処理手順、を実行させるためのプログラムである。
(12)また、本発明の一態様は、上記(1)から(6)のいずれかに記載のデータ処理装置と通信するデータ表示装置のコンピュータに、前記データ処理装置が生成した関連データまたは関連データの比較結果を受信する受信手順、前記受信手順において受信した関連データまたは関連データの比較結果に基づく情報を表示部に表示させる表示処理手順、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ユーザの興味および関心を解析することができる。
本発明の第1の実施形態に係るデータ処理システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るデータ処理装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ属性データの第1例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ属性データの第2例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る視聴ログデータの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るキーワードテーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るタグテーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る注目指数テーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る注目比率テーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るキーワード出現比率テーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る注目度テーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る端末装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るデータ表示装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る配信コンテンツ選択装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る配信コンテンツリストの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るデータ処理システムによる処理の流れの一例を示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るデータ処理装置による注目度演算処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るデータ表示装置による関連データの表示の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る端末装置による配信コンテンツなどの表示の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るデータ処理装置による関連データの比較処理の概念図である。 本発明の第2の実施形態に係るデータ処理装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るユーザ属性データテーブルの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るデータ処理システムによる処理の流れの一例を示すシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るデータ処理装置による関連データの比較処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るデータ処理装置による関連データの比較処理の概念図である。 本発明の第3の実施形態に係るユーザ属性データの一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る端末装置による配信コンテンツなどの表示の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係るキーワードの階層構造の概念図である。 本発明の第4の実施形態に係るキーワードテーブルの一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係るキーワードのカテゴリの概念図である。 本発明の第5の実施形態に係るキーワードテーブルの一例を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係るデータ表示装置による関連データの比較結果の表示の一例を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る端末装置による配信コンテンツなどの表示の一例を示す図である。 本発明の第6の実施形態に係るデータ処理装置による関連データの比較処理の概念図である。 本発明の第7の実施形態に係るデータ処理システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施形態に係るデータ処理装置の概略構成の第1例を示すブロック図である。 本発明の第7の実施形態に係るデータ処理装置の概略構成の第2例を示すブロック図である。 本発明の第8の実施形態に係るデータ処理装置による関連データの比較処理の概念図である。 本発明の各実施形態に係る各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係るデータ処理システム1の概略構成を示すブロック図である。
データ処理システム1は、データ処理装置11と、コンテンツ属性データ管理装置31と、データ表示装置41と、配信コンテンツ選択装置51と、配信コンテンツ送信装置52と、複数の端末装置61と、を含んで構成される。これらの各装置は、ネットワーク71を介して互いに通信可能に接続されている。図1では、端末装置61は2台が描かれているが、これは例示である。端末装置61は1台または3台以上であってもよい。以下の説明では、端末装置61が1台であるとして説明をする。
図1では、データ処理システム1の他に、コンテンツ送信装置21および放送伝送路81も描かれている。
コンテンツ送信装置21は、放送伝送路81を介してコンテンツを端末装置61に送信する。なお、変形例として、コンテンツ送信装置21は、ネットワーク71を介してデータ処理システム1が備える各種装置と通信可能に接続されていてもよい。この場合、コンテンツ送信装置21は、放送伝送路81に代えてネットワーク71を介してコンテンツを端末装置61に送信する。
ネットワーク71は、WAN(Wide Area Network)およびLAN(Local Area Network)などによって構成される情報通信ネットワークである。WANは、例えば、携帯電話網、PHS(Personal Handy−phone System)網、PSTN(Public Switched Telephone Network;公衆交換電話網)、専用通信回線網、およびVPN(Virtual Private Network)などによって構成される。
放送伝送路81は、コンテンツ送信装置21が送信するコンテンツデータを伝送する伝送路である。放送伝送路81は、データを一方向に送信する伝送路であり、一度に複数の端末装置61にデータを伝送することができる。放送伝送路81は、例えば、放送波(空間波媒体)であってもよいし、通信網(インターネットなど)を含んでいてもよい。
コンテンツ送信装置21が端末装置61に送信するコンテンツのコンテンツ提供者は、例えば、テレビジョン放送の放送事業者、ラジオ放送の放送事業者、放送番組の番組制作者、映像コンテンツ配信サービス事業者、映像コンテンツの制作者などである。
コンテンツには、例えば、放送番組やインターネットを通じて利用可能になった情報がある。放送番組には、例えば、テレビジョン放送、ラジオ放送などがある。インターネットを通じて利用可能になった情報には、例えば、動画配信サービス等で配信される映像コンテンツ、ウェブページ、ブログなどがある。動画配信サービスでの配信形式には、例えば、ストリーミング配信、ダウンロード配信、ビデオオンデマンド(VOD:Video On Demand)がある。コンテンツは、例えば、映像データと音声データを含む映像コンテンツである。コンテンツは、映像データ、音声データ、テキストデータなど、ユーザが視覚、音声またはその両者で知覚される情報を示すものであればよい。
コンテンツが放送伝送路81を介してテレビジョン放送で放送される場合、または、ネットワーク71を介してリアルタイムで配信される場合には、そのコンテンツに係るコンテンツデータは所定のデータ形式(例えば、MPEG−2 TS:Moving Picture Expert Group 2 Transport Stream)で送信されてもよい。所定のデータ形式のコンテンツデータには、そのコンテンツを識別するコンテンツ識別情報(例えば、Content ID)、放送局識別情報(例えば、Broadcaster ID)などの情報が付加されてもよい。また、コンテンツがネットワーク71を介してオンデマンドで配信される場合には、そのコンテンツデータに番組識別情報(例えば、Program ID)などの情報が付加されてもよい。コンテンツデータとは、コンテンツを表すデータであり、例えば、放送番組の内容に係る映像データと音声データの組である。
端末装置61は、例えば、テレビジョン放送受信機、パーソナルコンピュータ、携帯電話、タブレット、スマートフォン、PHS(Personal Handy−phone System)端末装置、またはPDA(Personal Digital Assistant)などの電子機器である。端末装置61は、コンテンツ送信装置21から受信したコンテンツデータが示すコンテンツを表示する。また、端末装置61は、配信コンテンツ選択装置51により選択された配信コンテンツを表すデータを配信コンテンツ送信装置52から取得し、取得したデータに基づいて配信コンテンツを表示する。また、端末装置61は、ユーザにより視聴されたコンテンツの視聴履歴を示す視聴ログデータをデータ処理装置11に送信する。以下の説明では、コンテンツ送信装置21がテレビジョン放送番組に係るコンテンツデータを送信し、端末装置61が受信したコンテンツデータが示す放送番組を表示する例について説明する。
なお、ユーザとは、特に断らない限り端末装置61の使用者を指す。ユーザは、端末装置61により表示されたコンテンツを視聴する。端末装置61は、個々のユーザごと、またはユーザと住居および生計をともにする世帯ごとに所持される。
ここで、視聴とは、視認する(見る)こと、聴取する(聞く)こと、またはその両者を含む。また、視聴とは、ユーザに視聴させるコンテンツを表示することを含む。
表示とは、視覚で認識できるように提示することもしくは聴覚で認識できるように提示すること、またはその両者を含む。換言すると、表示とは、画像などの視覚情報を提示すること、音声等の聴覚情報を提示すること、またはその両者を含む。すなわち、コンテンツの視聴履歴とは、端末装置61によるコンテンツの表示履歴である。
データ処理システム1の説明を続ける。
コンテンツ属性データ管理装置31は、コンテンツ送信装置21が送信するコンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを管理する管理装置である。この点の詳細については後述する。
データ処理装置11は、コンテンツ属性データ管理装置31が管理するコンテンツ属性データと、端末装置61が送信する視聴ログデータとに基づいて、キーワードと当該キーワードに対する注目の度合いとを対応付けた関連データを生成する。データ処理装置11は、生成した関連データをデータ表示装置41および配信コンテンツ選択装置51に送信する。
なお、以下の説明において、キーワードとは、ユーザの興味および関心の対象を表す文字列である。注目の度合いとは、ユーザの嗜好および習慣などの属性に基づく興味および関心の強弱を数値、順位付けまたは文字列などにより表現したものである。従って、以下の説明において、注目しているとは、ユーザの注目の度合いが高い、すなわち、ユーザの興味および関心が強いことを表す。注目していないとは、ユーザの注目の度合いが低い、すなわち、ユーザの興味および関心が弱いまたは全くないことを表す。
また、コンテンツに係るキーワードとは、当該コンテンツに係るコンテンツ属性データに含まれるキーワードおよび当該キーワードに対応付けられているキーワードである。
データ表示装置41は、データ処理装置11から上述の関連データを受信する。データ表示装置41は、受信した関連データに基づいて、データ処理装置11による処理結果を表示する。データ表示装置41の使用者は、例えば、端末装置61のユーザの興味および関心に基づいて、マーケティング分析を行う広告業者などである。データ表示装置41は、通信部411(図13)を含んでいる。
配信コンテンツ選択装置51は、データ処理装置11から関連データを受信する。配信コンテンツ選択装置51は、受信した関連データに基づいて配信コンテンツを選択する。配信コンテンツ送信装置52は、配信コンテンツ選択装置51の選択に係る配信コンテンツの選択結果を配信コンテンツ選択装置51から受信して、この配信コンテンツの選択結果を端末装置61に送信する。なお、図1のデータ処理システム1において配信コンテンツ選択装置51と配信コンテンツ送信装置52は別個の装置として構成されているが、これらの2つの装置を1つの装置に統合してもよい。
配信コンテンツとは、通信網を介して提供されるサービスを構成する情報であり、例えば、広告を表す画像や広告へのリンク、サービス提供用のアプリケーション、および当該アプリケーションが用いる情報などである。
配信コンテンツ送信装置52は、配信コンテンツを表すデータを管理する。配信コンテンツ送信装置52は、端末装置61から配信コンテンツの取得要求を受信すると、要求された配信コンテンツを表すデータを、要求元の端末装置61に送信する。
なお、配信コンテンツ送信装置52の数は、少なくとも1つであり、不特定多数であってもよい。配信コンテンツ送信装置52が複数の場合は、各配信コンテンツ送信装置52は、それぞれ異なる配信コンテンツを表す配信コンテンツデータを管理してもよい。
データ処理システム1は、これらの装置を備えることにより、ユーザが注目しているキーワード、すなわち興味および関心の強いキーワードを解析し、その解析結果を提示することができる。
次に、データ処理装置11の構成について説明する。
図2は、データ処理装置11の概略構成を示すブロック図である。
データ処理装置11は、通信部12と、記憶部13と、制御部14と、を備える。
通信部12は、通信用インターフェースを備え、ネットワーク71に接続されている他の装置と通信する。通信部12は、他の装置から各種情報を受信する受信部121と、他の装置に各種情報を送信する送信部122と、を備える。
記憶部13は、ユーザ属性データ記憶部131と、視聴ログデータ記憶部132と、キーワードテーブル記憶部133と、タグテーブル記憶部134と、注目比率テーブル記憶部135と、キーワード出現比率テーブル記憶部136と、を備える。また、記憶部13は、データ処理装置11が備えるCPU(Central Processing Unit、図示せず)が実行するための各種プログラム、当該各種プログラムの実行に必要な情報、CPUが実行した処理の結果、および外部装置から取得したコンテンツ属性データなどの各種情報などを記憶する。
制御部14の詳細は後述する。
図3は、データ処理装置11の受信部121がコンテンツ属性データ管理装置31から受信するコンテンツ属性データの第1例を示す図である。
この図に示す例は、コンテンツが放送番組である場合のコンテンツ属性データの例である。このコンテンツ属性データは、コンテンツ識別情報(Content ID)、放送開始時刻情報(Start)、放送終了時刻情報(End)、放送局識別情報(Broadcaster ID)、番組識別情報(Program ID)、区分識別情報(Corner ID)、表題情報(Title)、概要情報(Content)、および分類情報(Genre)を含み、これらが対応付けられて構成される。
放送開始時刻情報、放送終了時刻情報は、それぞれそのコンテンツの放送開始時刻、放送終了を示し、これらを合わせて放送時間を示す。放送局識別情報は、そのコンテンツを放送する放送局(放送事業者)を識別する情報である。放送局識別情報は、例えば、その放送局が用いている放送波のチャネル番号であってもよい。番組識別情報は、1つまたは複数のコンテンツからなる組により構成される番組を識別する情報である。コーナ識別情報は、その番組を構成する区分であるコーナ(セグメント、segment)のそれぞれを識別する情報であり、そのコンテンツに対応するコーナを表す情報である。分類情報は、そのコンテンツが属する分類であるジャンル(カテゴリ、category)を示す情報である。従って、各コンテンツは、番組単位で識別されてもよいし、区分単位で識別されてもよい。
図3に示される例において、第2行目では、コンテンツ識別情報「1」、放送開始時刻情報「2013/1/1 0:00:00」、放送終了時刻情報「2013/1/1 0:45:00」、放送局識別情報「10」、番組識別情報「1」、区分識別情報「1」、表題情報「特集」、概要情報「渋谷区特集オープニングに〇さんと×さんが登場」、および分類情報「バラエティ」が対応付けられている。すなわち、このコンテンツ属性データは、コンテンツ識別情報「1」が示すコンテンツが、放送局識別情報「10」が示す放送局により、「2013/1/1 0:00:00」から「2013/1/1 0:45:00」までの間に放送される予定である、または、既に放送されたことを表す。また、当該コンテンツ属性データは、コンテンツ識別情報「1」が示すコンテンツが、番組識別情報「1」が示す放送番組において、区分識別情報「1」が示すコーナを構成することを表す。また、当該コンテンツ属性データは、コンテンツ識別情報「1」が示すコンテンツの表題が「特集」であり、当該コンテンツの概要が「渋谷区特集オープニングに〇さんと×さんが登場」であり、当該コンテンツのジャンルが「バラエティ」であることを表す。
コンテンツ属性データは、少なくともコンテンツを一意に特定することができるコンテンツ識別情報、放送時間を示す情報、およびキーワードとして抽出可能な情報が対応付けられていればよいが、これには限らない。例えば、放送局識別情報、番組識別情報、区分識別情報、分類情報のいずれか、組み合わせ、または全てが省略されてもよい。キーワードが含まれる可能性がある情報として、この図に示す例では、表題情報と概要情報がある。例えば、この図の第2行目の概要情報での「渋谷区」は、キーワードとして抽出可能である。このキーワードが、後述するタグ生成部151(図2)によりコンテンツに対応付けられるタグとして抽出される。コンテンツ属性データには表題情報と概要情報のうちの少なくとも一方が含まれていればよく、他方が省略されてもよい。
なお、放送番組には、物品やサービス等の宣伝や広告を目的とする内容を示す広告番組(CM:コマーシャル、Commercial Message、advertisement)も含まれる。
なお、コンテンツがネットワークを介してリアルタイムで配信される映像コンテンツである場合も、この図に示される形式のコンテンツ属性データが用いられてもよい。
図4は、コンテンツ属性データの第2例を示す図である。
この図に示す例は、コンテンツがネットワークを介してオンデマンドで配信される映像コンテンツである場合のコンテンツ属性データの例である。
このコンテンツ属性データは、コンテンツ識別情報(Content ID)、収録開始時刻情報(Play Start)、収録終了時刻情報(Play End)、番組識別情報(Program ID)、区分識別情報(Corner ID)、表題情報(Title)、および概要情報(Content)を含み、これらが対応付けられて構成される。
収録開始時刻情報、収録終了時刻情報は、その映像ファイルのうち、そのコンテンツのコンテンツデータが収録されている区間の先頭の時刻、終端の時刻をそれぞれ示し、これらを合わせて収録区間を示す。収録開始時刻情報、収録終了時刻情報は、その映像ファイルに収録されたコンテンツデータの先頭の時刻を基準とする時刻である。
この図に示される例において、例えば、第2行目では、コンテンツ識別情報「1」、収録開始時刻情報「0:00:00」、および収録終了時刻情報「0:30:00」、番組識別情報「1」、区分識別情報「1」、表題情報「特集」、および概要情報「渋谷区特集オープニングに〇さんと×さんが登場」が対応付けられている。すなわち、このコンテンツ属性データは、コンテンツ識別情報「1」が示すコンテンツが、「0:00:00」から「0:30:00」までの間に収録されていることを表す。
なお、この例において、コンテンツ属性データは、少なくともコンテンツを一意に特定することができるコンテンツ識別情報、再生時間を示す情報、およびキーワードを抽出可能に含む情報が対応付けられていれば、これには限らない。例えば、番組識別情報、区分識別情報のうちの少なくとも一方が含まれていればよく、他方が省略されてもよい。コンテンツ属性データには表題情報と概要情報のうちの少なくとも一方が含まれていればよく、他方が省略されてもよい。
ユーザ属性データ記憶部131(図2)は、ユーザ属性データを記憶する。ユーザ属性データとは、ユーザの属性を示すデータであり、例えば、そのユーザを識別するユーザ識別情報(ユーザID(IDentification)、氏名など)と、当該ユーザの性別、年齢、生年月日、当該ユーザ自身により登録された当該ユーザが注目しているキーワード(お気に入りキーワード)、および当該ユーザに係る地域など、ユーザごとの属性情報であるユーザ属性情報とを対応付けたデータである。本実施形態において、注目キーワードやユーザに係る地域などの情報は必須ではなく、当該ユーザ属性データは、ユーザの識別情報を有していればよい。
なお、ユーザに係る地域とは、例えば、ユーザの所在地、居所、出身地、ユーザが興味および関心を持っている地域などである。以下では、ユーザに係る地域の一例として、ユーザの所在地を用いることがある。
視聴ログデータ記憶部132は、視聴ログデータを記憶する。
図5は、視聴ログデータの一例を示す図である。
図5(A)は、コンテンツが放送番組である場合の視聴ログデータの一例を示す。
この視聴ログデータは、ユーザ識別情報(User ID)、視聴開始時刻情報(Start)、視聴終了時刻情報(End)、および放送局識別情報(Broadcaster ID)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。
視聴開始時刻情報は、ユーザ識別情報が示すユーザが、その時間帯において放送局識別情報が示す放送事業者によって放送されたコンテンツの視聴を開始した時刻を示す情報である。視聴を開始した時刻には、例えば、(a)そのコンテンツの放送開始時刻、(b)そのコンテンツを放送する放送波のチャネル番号が選択された時刻、(c)そのチャネル番号が選択された状態で端末装置61がそのコンテンツの表示を開始した時刻がある。
視聴終了時刻情報は、ユーザ識別情報が示すユーザが、その時間帯において放送局識別情報が示す放送事業者によって放送されたコンテンツの視聴を終了した時刻を示す情報である。視聴を終了した時刻は、例えば、(d)そのコンテンツの放送終了時刻、(e)そのコンテンツを放送する放送波のチャネル番号が選択されている状態から他のチャネル番号に変更された時刻、(f)端末装置61がそのコンテンツの表示を終了した時刻、がある。
この図に示される例において、第2行目では、ユーザ識別情報「2」、視聴開始時刻情報「2013/1/1 0:00:00」、視聴終了時刻情報「2013/1/1 1:00:00」、および放送局識別情報「10」が対応付けられている。すなわち、この視聴ログデータは、ユーザ識別情報「2」が示すユーザが、放送局識別情報「10」が示す放送局により放送された番組を「2013/1/1 0:00:00」から「2013/1/1 1:00:00」までの間視聴したことを表す。
図5(B)は、コンテンツがネットワークを介してオンデマンドで配信される映像コンテンツである場合の視聴ログデータの一例を示す。
この視聴ログデータは、ユーザ識別情報(User ID)、視聴開始時刻情報(Start)、視聴終了時刻情報(End)、番組識別情報(Program ID)、再生開始時刻情報(Play Start)、および再生終了時刻情報(Play End)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。
再生開始時刻情報は、番組識別情報が示す番組が収録されている区間のうち、再生が開始された時刻を示す情報である。再生終了時刻情報は、番組識別情報が示す番組が収録されている区間のうち、再生が終了した時刻を示す情報である。従って、再生開始時刻情報と再生終了時刻情報は、ユーザ識別情報が示すユーザがその番組を再生した再生区間を示す。この再生区間の長さは、視聴時間の長さに等しい。再生開始時刻情報、再生終了時刻情報は、その映像ファイルに収録されたコンテンツデータの先頭の時刻を基準とする時刻であってもよい。その場合には、ネットワークを介してオンデマンドで配信される映像コンテンツは、放送番組とは異なり、再生開始時刻情報、再生終了時刻情報と放送局識別情報だけでは、コンテンツを特定することができない。そこで、放送局識別情報に代えて番組識別情報が用いられる。
この図に示される例において、第2行目では、ユーザ識別情報「2」、視聴開始時刻情報「2013/1/1 0:30:00」、視聴終了時刻情報「2013/1/1 0:40:00」、番組識別情報「1」、再生開始時刻情報「0:00:00」、および再生終了時刻情報「0:10:00」が対応付けられている。すなわち、この視聴ログデータは、ユーザ識別情報「2」が示すユーザが、番組識別情報「1」が示す番組が収録されている区間のうち、「0:00:00」から「0:10:00」までの間を視聴したことを表す。
図5(C)は、コンテンツが端末装置61に記録された録画データを再生したコンテンツである場合の視聴ログデータの一例を示す。
この視聴ログデータは、ユーザ識別情報(User ID)、視聴開始時刻情報(Start)、視聴終了時刻情報(End)、録画開始時刻情報(Record Start)、録画終了時刻情報(Record End)、放送局識別情報(Broadcaster ID)、視聴開始点情報(Watch Start Point)を含み、これらが対応付けて構成される。
録画開始時刻情報は、ユーザ識別情報が示すユーザが使用する端末装置61が、その時間帯において放送局識別情報が示す放送事業者によって放送されたコンテンツデータ記憶を開始した時刻を示す情報である。記憶を開始した時刻には、例えば、(a’)そのコンテンツの放送開始時刻、(b’)そのチャネル番号が選択された状態で端末装置61がそのコンテンツデータの記録を開始した時刻がある。
録画終了時刻情報は、ユーザ識別情報が示すユーザが使用する端末装置61が、その時間帯において放送局識別情報が示す放送事業者によって放送されたコンテンツデータの記憶を終了した時刻を示す情報である。記憶を終了した時刻は、例えば、(c’)そのコンテンツを放送する放送波のチャネル番号が選択されている状態から他のチャネル番号に変更された時刻、(d’)端末装置61がそのコンテンツデータの記録を終了した時刻がある。
視聴開始点情報は、ユーザ識別情報が示すユーザが、そのコンテンツの視聴を開始した時刻を示す情報である。視聴開始点情報は、省略されてもよい。
なお、視聴ログデータは、コンテンツを一意に識別することができる情報として、番組識別情報に代えて、または、これとともに、コンテンツ識別情報もしくはコーナ識別情報を含んで構成されてもよい。
この図に示される例において、第2行目では、ユーザ識別情報「2」、視聴開始時刻情報「2013/2/1 0:00:00」、視聴終了時刻情報「2013/2/1 1:00:00」、録画開始時刻情報「2013/1/1 0:00:00」、録画終了時刻情報「2013/1/1 2:00:00」、放送局識別情報「10」、および視聴開始点情報「0:00:00」が対応付けられている。すなわち、この視聴ログデータは、ユーザ識別情報「2」が示すユーザが有する端末装置61が、放送局識別情報「10」により放送された番組を、「2013/1/1 0:00:00」〜「2013/1/1 2:00:00」までの間録画したことを表し、当該録画された番組を「0:00:00」から再生したことを表す。
キーワードテーブル記憶部133は、キーワードテーブルを記憶する。キーワードテーブルとは、後述するタグ生成部151がコンテンツ属性データから抽出するキーワードと、その抽出規則に係る情報とを対応付けたキーワードデータのテーブルである。
図6は、キーワードテーブルの一例を示す図である。
この図に示されるキーワードテーブルに登録されるキーワードデータは、キーワード識別情報(キーワードID)、キーワード情報(キーワード)、別名情報(別名)、および除外情報(除外キーワード)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。
キーワード識別情報は、コンテンツ属性データから抽出するキーワードの文字列を識別する情報である。キーワード情報は、コンテンツ属性データから抽出されるキーワードの文字列を示す情報である。キーワード情報は、例えば、文字、数字および記号によって構成される文字列である。すなわち、キーワード情報が示す文字列は、キーワードの実体を表す。別名情報は、キーワード情報が示す文字列に対応する他の文字列を示す情報である。除外情報は、キーワード情報が示す文字列を抽出しない条件を示す情報である。除外情報は、例えば、キーワード情報が示す文字列の字数に比して大きな字数により構成される文字列であり、コンテンツ属性データにおいて除外情報が示す文字列にキーワード情報が示す文字列が含まれる場合、キーワード情報が示す文字列は抽出されない。
この図に示される例において、第4行目では、キーワード識別情報「10」、キーワード情報「東京」、別名情報「東京都、とうきょう、トウキョウ、Tokyo,江戸」、および除外情報「さきょうとうきょう」が対応付けられている。すなわち、このキーワードデータは、キーワード識別情報「10」が示すキーワードが、文字列「東京」であり、文字列「東京都」、「とうきょう」、「トウキョウ」、「Tokyo」、および「江戸」が、それぞれ文字列「東京」として抽出されることを表す。また、当該キーワードデータは、文字列「とうきょう」を検出したときであっても、当該文字列が文字列「さきょうとうきょう」に含まれている場合には、文字列「東京」として抽出しないことを表す。
タグテーブル記憶部134は、タグテーブルを記憶する。タグテーブルとは、コンテンツ識別情報と、当該コンテンツ識別情報に関連付けられているコンテンツ属性データから、後述するタグ生成部151により抽出されたキーワードとを対応付けたタグデータのテーブルである。
図7は、タグテーブルの一例を示す図である。
この図に示されるタグテーブルに登録されるタグデータは、コンテンツ識別情報(Content ID)およびキーワード情報(キーワード)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。
なお、タグデータは、コンテンツ識別情報に加えて、区分識別情報が対応付けられていてもよい。これにより、例えば、コーナなど番組よりも細かい単位で、ユーザの興味および関心を解析することができる。
この図に示される例において、第2行目では、コンテンツ識別情報「1」およびキーワード情報「東京」が対応付けられている。すなわち、このタグデータは、コンテンツ識別情報「1」を含むコンテンツ属性データが表題情報、概要情報などに文字列「東京」を含むことを表す。
注目比率テーブル記憶部135は、注目比率テーブルを記憶する。注目比率テーブルは、注目指数テーブルに基づいて、後述する注目比率演算部153により演算される注目比率データである。注目指数テーブルは、視聴ログデータおよびタグテーブルに基づいて、後述する注目指数演算部152により演算される注目指数データである。注目指数テーブルは、特定のコンテンツに係るコンテンツ属性データが含むキーワードに対するユーザの注目の度合いを表す注目指数を示す注目指数データのテーブルである。
図8は、注目指数テーブルの一例を示す図である。
図8(A)は、注目指数の演算においてユーザの視聴状況に基づく重み付けを行わない場合の注目指数テーブルの一例を示す。
この図に示される注目指数テーブルに登録される注目指数データは、コンテンツ識別情報(Content ID)、キーワード情報(キーワード)、および注目指数情報(注目指数)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。
注目指数情報は、注目指数を表す情報である。この図に示される例において、注目指数は、ユーザがコンテンツを視聴したか否かの判定結果に基づいて、注目指数が演算される。視聴したか否かの判定条件には、例えば、(g)そのコンテンツを最初から最後まで視聴したか否か、または(h)そのコンテンツを一部でも視聴したか否かがある。
この図に示される例において、第2行目では、コンテンツ識別情報「2」、キーワード情報「ケーキ」、および注目指数情報「1」が対応付けられている。すなわち、この注目指数データは、コンテンツ識別情報「2」が示すコンテンツに係るコンテンツ属性データがキーワード「ケーキ」を含み、当該コンテンツをユーザが視聴したことを表す。
図8(B)は、注目指数の演算においてユーザの視聴状況に基づく重み付けを行う場合の注目指数テーブルの一例を示す。
この図に示される注目指数テーブルに登録される注目指数データは、コンテンツ識別情報(Content ID)、キーワード情報(キーワード)、および注目指数情報(注目指数)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。
この図に示される例において、注目指数は、ユーザによるコンテンツの視聴状況に応じて演算される。この図に示される例において、注目指数の演算に用いられる視聴状況には、例えば、(g’)そのコンテンツの放送時間に対する視聴時間の比率、および(h’)ザッピングの有無がある。ザッピングの有無は、例えば、そのコンテンツの視聴時間が所定の閾値以下か否かにより判定する。そのコンテンツにおいてザッピングがあると判定された場合、例えば、注目指数情報を「0」として、ユーザがそのコンテンツに係るキーワードに注目していないとする。
この図に示される例において、第2行目では、コンテンツ識別情報「2」、キーワード情報「ケーキ」、および注目指数情報「0.8」が対応付けられている。すなわち、この注目指数データは、コンテンツ識別情報「2」が示すコンテンツに係るコンテンツ属性データがキーワード「ケーキ」を含み、当該コンテンツの放送時間の80[%]をユーザが視聴したことを表す。
注目比率テーブルは、キーワードに対するユーザの注目の度合いを表す注目比率を示す注目比率データのテーブルである。注目比率テーブルは、ユーザごとのテーブルであり、ユーザ識別情報と対応付けられている。
図9は、注目比率テーブルの一例を示す図である。
この図に示される注目比率テーブルは、キーワード情報(キーワード)および注目比率情報(注目比率)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。
注目比率情報は、注目比率を表す情報である。注目比率は、キーワードごとの注目指数の合計値と、全キーワードの注目指数の合計値との比である。すなわち、注目比率は、ユーザにより視聴されたコンテンツに係るコンテンツ属性データにおけるキーワードの出現比率(注目指数の演算において重み付けが行われている場合は、出現頻度に類する値)を表す。
この図に示される例において、第2行目では、キーワード情報「じゃがいも」および注目比率情報「0.1」が対応付けられている。すなわち、この注目比率データは、キーワード「じゃがいも」の注目指数の合計値が、全キーワードの注目指数の合計値の10[%]を占めることを表す。換言すると、この注目比率データは、注目指数の演算において重み付けがなされていない場合は、ユーザにより視聴されたコンテンツに係るコンテンツ属性データにおいて、キーワード「じゃがいも」および「じゃがいも」に対応付けられている文字列が、10[%]の比率で出現することを表す。
キーワード出現比率テーブル記憶部136は、キーワード出現比率テーブルを記憶する。キーワード出現比率テーブルは、コンテンツ属性データにおいて、キーワードが出現する頻度を表す出現比率を示す出現比率データのテーブルである。
図10は、キーワード出現比率テーブルの一例を示す図である。
この図に示されるキーワード出現比率テーブルは、キーワード情報(キーワード)および出現比率情報(出現比率)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。
出現比率情報は、出現比率を表す。出現比率は、タグテーブルのタグデータにおいて、解析範囲のコンテンツを示すコンテンツ識別情報に対応付けられているキーワードのキーワードごとの数と、解析範囲のコンテンツを示すコンテンツ識別情報に対応付けられている全キーワードの数との比である。すなわち、出現比率は、コンテンツ属性データにおけるキーワードの出現比率を表す。
なお、解析範囲のコンテンツとは、調査対象として所定の条件を満たすコンテンツ群に属するコンテンツである。当該コンテンツ群を特定するための所定の条件については、後述する。
この図に示される例において、第2行目では、キーワード情報「じゃがいも」および出現比率情報「0.1」が対応付けられている。すなわち、この出現比率データは、キーワード「じゃがいも」および「じゃがいも」に対応付けられている文字列が、10[%]の比率でコンテンツ属性データに出現することを表す。
後述するデータ処理部15は、上述した各種情報に基づいて注目度テーブルを生成する。注目度テーブルは、キーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データである。
図11は、注目度テーブルの一例を示す図である。
この図に示される注目度テーブルは、キーワード情報(キーワード)および注目度情報(注目度)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。注目度テーブルは、ユーザごとのテーブルであり、ユーザ識別情報と対応付けられている。
注目度情報は、注目度を表す。注目度は、注目比率情報が示す注目比率と、出現比率情報が示す出現比率とのキーワードごとの比である。すなわち、注目度は、ユーザにより視聴されたコンテンツに係るキーワードの出現確率またはそれに類する値と、無作為に視聴されたコンテンツに係るキーワードの出現確率との比であり、キーワードに対するユーザの注目の度合いを表す。
この図に示される例において、第2行目では、キーワード情報「じゃがいも」および注目度「1」が対応付けられている。すなわち、この関連データは、キーワード「じゃがいも」に対してユーザが特に注目していないことを表す。また、この図に示される例において、第4行目では、キーワード情報「東京」および注目度「1.67」が対応付けられている。すなわち、この関連データは、キーワード「東京」に対して、ユーザが注目していることを表す。また、この図に示される例において、第8行目では、キーワード情報「北海道」および「NULL」が対応付けられている。すなわち、この関連データは、キーワード「北海道」がコンテンツ属性データにおいて出現しないため、ユーザの注目度を解析できなかったことを表す。また、この図に示される例において、第10行目では、キーワード情報「天気」および注目度情報「0」が対応付けられている。すなわち、この関連データは、キーワード「天気」に対して、ユーザが注目していないことを表す。
なお、この図において図示はされていないが、各関連データは、キーワード情報に対応するキーワード識別情報を含んでよい。また、キーワード識別情報を含まない場合であっても、キーワード情報に対応するキーワード識別情報は、キーワードテーブルを参照可能とすることにより、特定可能としてもよい。
続いて、データ処理装置11が備える制御部14(図2)について説明する。
制御部14は、ユーザデータ登録部141と、コンテンツ属性データ取得部142と、キーワード登録部143と、データ処理部15と、を備える。制御部14が有する機能の一部または全ては、例えば、データ処理装置11が備えるCPUが記憶部13に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
ユーザデータ登録部141は、受信部121が端末装置61(図1)から受信したユーザ属性データを、ユーザ属性データ記憶部131に記憶させることにより登録する。また、ユーザデータ登録部141は、受信部121が端末装置61から受信した視聴ログデータを視聴ログデータ記憶部132に記憶させることにより登録する。
コンテンツ属性データ取得部142は、送信部122を介して、コンテンツ属性データの取得要求をコンテンツ属性データ管理装置31に送信する。コンテンツ属性データ取得部142は、受信部121を介して、当該取得要求に応じてコンテンツ属性データ管理装置31から送信されたコンテンツ属性データを取得する。コンテンツ属性データ取得部142は、取得したコンテンツ属性データをタグ生成部151に出力する。
なお、コンテンツ属性データ取得部142が取得するコンテンツ属性データは、調査対象として所定の条件を満たすコンテンツ属性データであってもよい。所定の条件とは、例えば、(i)放送開始時刻情報、放送終了時刻情報、収録開始時刻情報、および収録終了時刻情報などの時刻情報が示す時刻が所定の期間内である、(j)分類情報が示すジャンルが所定のジャンルである、(k)放送局識別情報が示す放送局が所定の放送局であるなどである。(i)の条件により、コンテンツ属性データ取得部142は、調査対象とするコンテンツ群の期間を特定することができる。また、(j)の条件により、コンテンツ属性データ取得部142は、調査対象とするコンテンツ群のジャンルを特定することができる。また、(k)の条件により、コンテンツ属性データ取得部142は、調査対象とするコンテンツ群を放送した放送局を特定することができる。これにより、コンテンツ属性データ取得部142は、例えば、ユーザが視聴可能な番組群のみを調査対象としたり、全国ネットの番組群のみを調査対象としたりすることができる。
キーワード登録部143は、キーワードテーブルをキーワード登録部143に記憶させることにより登録する。キーワード登録部143は、例えば、不特定数のコンテンツ属性データに対して形態素解析を行い、文字列をキーワード情報として抽出する。キーワード登録部143は、抽出したキーワード情報にキーワード識別情報を対応付け、キーワードテーブル記憶部133に記憶させる。また、キーワード登録部143は、別名情報および除外情報の登録において、マウス、キーボード、またはタッチパネルなどの入力装置(図示せず)を介した文字列の入力を受け付ける。キーワード登録部143は、当該入力を行う入力者の操作に基づいて、キーワード識別情報およびキーワード情報と受け付けた文字列とを対応付けてキーワードテーブル記憶部133に記憶させる。別名情報および除外情報の登録において、キーワード登録部143は、類似語検索、漢字かな変換などの変換プログラム、および形態素解析によるキーワード分解プログラムなどの入力支援機能を入力者に提供してもよい。
データ処理部15は、コンテンツ属性データ、キーワードテーブル、視聴ログデータ、およびユーザ属性データに基づいて、注目度テーブルを生成する。
データ処理部15は、タグ生成部151と、注目指数演算部152と、注目比率演算部153と、キーワード出現比率演算部154と、注目度演算部155と、を備える。
タグ生成部151は、コンテンツ属性データ取得部142からコンテンツ属性データを取得する。また、タグ生成部151は、キーワードテーブル記憶部133が記憶するキーワードテーブルを参照し、キーワードデータを選択する。タグ生成部151は、選択したキーワードデータに含まれるキーワード情報が示す文字列と別名情報が示す文字列とを検索語として、コンテンツ属性データに対してテキスト検索を実行する。コンテンツ属性データに検索語が存在する場合、タグ生成部151は、検索されたテキストがキーワードテーブルに含まれる除外情報が示す文字列を構成しているか否かを判定する。検索されたテキストがキーワードテーブルに含まれる除外情報が示す文字列を構成していないと判定した場合、タグ生成部151は、当該コンテンツ属性データに含まれるコンテンツ識別情報と検索に係るキーワード情報とを対応付けたタグデータを生成する。タグ生成部151は、生成したタグデータをタグテーブル記憶部134に記憶させる。
なお、テキスト検索において、タグ生成部151は、例えば、形態素解析などの自然言語処理を実行してもよい。この場合、キーワードテーブルが含む除外情報が示す文字列のうち、自然言語処理により除外することができる文字列は、予めキーワードテーブルに登録されていなくてもよい。また、キーワードテーブルに登録されている場合であっても、除外情報に基づく検索結果の判定を行わなくてもよい。
注目指数演算部152は、ユーザ属性データ記憶部131が記憶するユーザ属性データを参照し、解析対象ユーザのユーザ識別情報を選択する。ここで、解析対象ユーザとは、各キーワードに対する興味および関心の度合いを解析する対象のユーザである。注目指数演算部152は、視聴ログデータ記憶部132が記憶する視聴ログデータを参照し、選択したユーザ識別情報を含む視聴ログデータを取得する。ここで、注目指数演算部152は、コンテンツ属性データ取得部142が調査対象としたコンテンツ群に係る視聴ログデータを取得する。注目指数演算部152は、タグテーブル記憶部134が記憶するタグテーブルを参照し、取得した視聴ログデータ各々によって特定されるコンテンツ識別情報を含むタグデータ各々を抽出する。注目指数演算部152は、抽出したタグデータ各々に対応する視聴ログデータに基づいて、注目指数を演算する。注目指数演算部152は、演算した注目指数を表す注目指数情報を当該タグデータに対応付けた注目指数データを生成する。また、注目指数演算部152は、視聴ログデータに対応しないタグデータに対して、注目指数「0」を対応付けた注目指数データを生成する。注目指数演算部152は、生成した注目指数データから構成される注目指数テーブルを注目比率演算部153に出力する。
注目指数演算部152による注目指数の演算処理について説明する。注目指数演算部152は、注目指数を演算するタグデータに対応するコンテンツに係るコンテンツ属性データからコンテンツの放送時間を演算する。また、注目指数演算部152は、当該コンテンツに対応する視聴ログデータから視聴時間を演算する。
注目指数の演算においてユーザの視聴状況に基づく重み付けを行わない場合、注目指数演算部152は、抽出したタグデータ各々が含むコンテンツ識別情報が示すコンテンツが視聴されたか否かを判定する。注目指数演算部152は、演算した放送時間と視聴時間とに基づいて、例えば、上述した(g)または(h)の条件を満たすか否かを判定することにより、コンテンツが視聴されたか否かを判定する。コンテンツが視聴されたと判定した場合、注目指数演算部152は、当該タグデータに対して、注目指数情報「1」を対応付けることにより注目指数データを生成する。また、コンテンツが視聴されていないと判定した場合、注目指数演算部152は、当該タグデータに対して、注目指数情報「0」を対応付けることにより注目指数データを生成する。
また、注目指数の演算においてユーザの視聴状況に基づく重み付けを行う場合、注目指数演算部152は、演算した視聴時間を演算した放送時間により除算することにより、注目指数を演算する。また、注目指数演算部152は、視聴ログデータがザッピングにより記録されたものか否かを判定する。具体的には、注目指数演算部152は、演算した視聴時間が、10秒間などの所定時間以下か否かを判定する。演算した視聴時間が所定時間以下である場合、注目指数演算部152は、その視聴ログデータがザッピングにより記録されたものと判定し、注目指数を「0」とする。
なお、注目指数の演算において、例えば、2画面で放送番組を同時に視聴したり、録画された放送番組を繰り返し視聴した場合など、視聴ログデータが示す視聴履歴が重複する場合、注目指数演算部152は、当該重複する視聴履歴のいずれかを選択して注目指数の演算を行ってもよいし、当該視聴ログデータ各々について注目指数を演算してもよい。
注目比率演算部153は、注目指数演算部152から注目指数テーブルを取得する。注目比率演算部153は、取得した注目指数テーブルにおいて、キーワード情報が同一である注目指数データを抽出する。注目比率演算部153は、抽出した注目指数データに含まれる注目指数の合計値を演算する。また、注目比率演算部153は、取得した注目指数テーブルにおいて、全ての注目指数データに含まれる注目指数の合計値を演算する。注目比率演算部153は、キーワード情報ごとに演算された注目指数の合計値を、全ての注目指数データに含まれる注目指数の合計値で除算することにより、当該キーワード情報ごとの注目比率を演算する。注目比率演算部153は、演算した注目比率をキーワード情報と対応付けることにより注目比率データを生成する。注目比率演算部153は、生成した注目比率データを注目比率テーブル記憶部135に記憶させる。
キーワード出現比率演算部154は、タグテーブル記憶部134からタグテーブルを取得する。キーワード出現比率演算部154は、取得したタグテーブルにおいて、キーワード情報が同一であるタグデータの数を計数する。また、キーワード出現比率演算部154は、取得したタグテーブルにおいて、タグデータの総数を計数する。キーワード出現比率演算部154は、計数したキーワード情報ごとのタグデータの数を、計数したタグデータの総数で除算することにより、当該キーワード情報ごとの出現比率を演算する。キーワード出現比率演算部154は、演算した出現比率をキーワード情報と対応付けることにより出現比率データを生成する。キーワード出現比率演算部154は、生成した出現比率データをキーワード出現比率テーブル記憶部136に記憶させる。
注目度演算部155は、注目比率テーブル記憶部135が記憶する注目比率テーブルと、キーワード出現比率テーブル記憶部136が記憶するキーワード出現比率テーブルとを参照し、それぞれから、同一のキーワード情報を含む注目比率データと、出現比率データとを取得する。注目度演算部155は、取得した注目比率データに含まれる注目比率を、取得した出現比率で除算することにより、キーワード情報ごとの注目度を演算する。注目度演算部155は、演算した注目度をキーワード情報と対応付けることにより関連データを生成する。注目度演算部155は、送信部を介して、生成した関連データにより構成される注目度テーブルをデータ表示装置41および配信コンテンツ選択装置51に送信する。
なお、データ処理部15は、注目比率データを関連データとしてデータ表示装置41(図1)および配信コンテンツ選択装置51(図1)に送信してもよい。ただし、注目度は、コンテンツにおけるキーワードの出現の偏りを考慮した値であるため、キーワードに対する注目の度合いを表す値としては、注目度の方が注目比率に比して適している。
次に、端末装置61の構成について説明する。
図12は、端末装置61の概略機能構成を示すブロック図である。
端末装置61は、通信部62と、表示部63と、記憶部64と、制御部65とを備える。端末装置61のユーザは、例えば、不特定多数の一般消費者であってもよいし、所定の集団に属するユーザ、例えば、所定の商品やサービスのユーザ、所定の地域に在住するユーザ、所定の組織に属するユーザなどであってもよい。端末装置61は、例えば、各ユーザが所持する電子機器である。端末装置61は、その時点での時刻(現在時刻)を計時する計時部(タイマ)を備えていてもよい。
通信部62は、当該他の装置から各種情報を受信する受信部621と、当該他の装置に各種情報を送信する送信部622と、を備える。通信部62の受信部621および送信部622は、通信用インターフェースを備え、ネットワーク71に接続される他の装置と通信する。
表示部63は、制御部65から入力された画像データが示す画像を表示する。具体的には、表示部63は、後述する表示処理部651が出力するコンテンツデータが示すコンテンツおよび配信コンテンツデータが示す配信コンテンツを表示する。表示部63は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Organic Electroluminescence Display)ディスプレイである。配信コンテンツデータとは、配信コンテンツを表すデータであり、例えば、テキストデータ、画像データ、または音声データなどであり、これらの組み合わせであってもよい。
記憶部64は、コンテンツ記憶部641と、ユーザデータ記憶部642と、を備える。また、記憶部64は、端末装置61が備えるCPU(図示せず)が実行するための各種プログラム、当該各種プログラムの実行に必要な情報、CPUが実行した処理の結果、および外部装置から取得した各種情報などを記憶する。
コンテンツ記憶部641は、後述する表示処理部651で選択されたコンテンツに係るコンテンツデータを記憶する。
ユーザデータ記憶部642には、端末装置61のユーザ、例えば、所持者に係るユーザのユーザデータが記憶される。ユーザデータは、データ処理装置11に登録されるユーザ属性データを含み、例えば、ユーザ識別情報、注目キーワードを示す情報、および所在地の情報などを含む。これらの情報は、例えば、端末装置61のユーザにより入力され、登録されてもよい。
制御部65は、表示処理部651と、視聴履歴生成部652と、ユーザ属性データ生成部653とを備える。制御部65が有する機能の一部または全ては、例えば、端末装置61が備えるCPUが記憶部64に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
表示処理部651は、ユーザの操作により入力された操作データに基づいてユーザが視聴を希望するコンテンツを選択する。表示処理部651は、選択されたコンテンツを表すコンテンツデータを受信し、受信したコンテンツデータを表示部63に出力する。これにより、出力したコンテンツデータが示すコンテンツを表示部63に表示させる。表示処理部651は、表示させたコンテンツを示すコンテンツ識別情報(例えば、放送局識別情報、番組識別情報)と、そのコンテンツを表示した時間に係る表示時間情報とを対応付けて視聴履歴生成部652に出力する。
表示時間情報は、例えば、そのコンテンツの表示を開始した時刻、終了した時刻である。表示時間情報には、そのコンテンツの表示を一時停止(ポーズ)した時刻、一時停止後にコンテンツの表示を再開した時刻は含まれなくてもよい。
ユーザが視聴を希望するコンテンツが放送番組である場合には、表示処理部651は、通信部62で受信された放送波による信号を、入力された操作データで指示されるチャネル番号(放送局識別情報)に対応した搬送周波数で受信し、復調し、復調して得られる放送データからコンテンツデータを抽出する。表示処理部651は、抽出されたコンテンツデータを表示部63に出力する。
そのコンテンツの表示を開始した時刻(視聴開始時刻)は、(a)コンテンツデータの抽出および出力が継続されているときに新たな放送番組に係るコンテンツデータを出力する時刻(放送開始時刻)、(b)そのチャネル番号を指示する操作データが入力された時刻(チャネル番号が選択された時刻)、および(c)そのチャネル番号が選択された状態で抽出されたコンテンツデータの出力を開始した時刻、のいずれかとなる。
そのコンテンツの表示を終了した時刻(視聴終了時刻)は、(d)コンテンツデータの抽出および出力が継続されているときに、その放送番組に係るコンテンツデータの抽出が終了した時刻(放送終了時刻)、(e)そのチャネル番号から他のチャネル番号を指示する操作データが入力された時刻(他のチャネル番号に変更された時刻)、および(f)そのチャネル番号が選択された状態でコンテンツデータの出力の停止を指示する操作データが入力された時刻(コンテンツの表示を終了した時刻)、のいずれかとなる。
表示処理部651は、表示させたコンテンツを示すコンテンツ識別情報(例えば、放送局識別情報、番組識別情報)と、そのコンテンツを表示した時間に係る視聴時間情報(視聴開始時刻情報、視聴終了時刻情報)とを対応付けて視聴履歴生成部652に出力する。
表示処理部651は、受信したコンテンツデータをコンテンツ記憶部641に記憶してもよい(録画)。そのコンテンツデータの記憶を開始した時刻(録画開始時刻)は、(a’)コンテンツデータの記憶が継続されているときに新たな放送番組に係るコンテンツデータを記憶する時刻(放送開始時刻)、および(b’)そのチャネル番号が選択された状態で受信したコンテンツデータの記憶を開始した時刻、のいずれかとなる。
そのコンテンツの記憶を終了した時刻(録画終了時刻)は、(c’)コンテンツデータの記憶が継続されているときに、その放送番組に係るコンテンツデータの記憶が終了した時刻(放送終了時刻)、および(d’)そのチャネル番号が選択された状態でコンテンツデータの記憶の停止を指示する操作データが入力された時刻(コンテンツの記憶を終了した時刻)、のいずれかとなる。
また、表示処理部651は、受信部621を介して、配信コンテンツ選択装置51による配信コンテンツの選択結果を取得する。この選択結果は、配信コンテンツの格納位置を示す格納位置情報を含む。表示処理部651は、配信コンテンツの選択結果を取得したことに応じて、送信部622を介して、配信コンテンツの取得要求を配信コンテンツ送信装置52に送信する。この取得要求は、配信コンテンツの選択結果に含まれる格納位置情報を含む。表示処理部651は、当該取得要求に応じて、配信コンテンツ送信装置52から送信された配信コンテンツデータを、受信部621を介して受信する。表示処理部651は、受信した配信コンテンツデータを表示部63に出力することにより、配信コンテンツデータが表す配信コンテンツを表示部63に表示させる。
表示処理部651は、入力された操作データに応じて、受信したコンテンツデータを表示部63に出力するか否かを切り替えてもよい(録画同時再生)。
表示処理部651は、記憶したコンテンツデータを示すコンテンツ識別情報(例えば、放送局識別情報、番組識別情報)と、そのコンテンツデータを記憶した時間に係る録画時間情報(録画開始時刻情報、録画終了時刻情報)とを対応付けて視聴履歴生成部652に出力する。表示処理部651は、記憶したコンテンツデータを表示部63に出力した場合には、その出力を開始した時刻を視聴開始点情報として、コンテンツ識別情報とさらに対応付けて視聴履歴生成部652に出力してもよい。
ユーザが録画データの再生を希望する場合には、表示処理部651は、入力された操作データで指示されるコンテンツデータをコンテンツ記憶部641から読み出し、読み出したコンテンツデータを表示部63に出力する。表示処理部651は、読み出したコンテンツデータの表示部63への出力を開始、終了した時刻を、それぞれ視聴開始時刻情報、視聴終了時刻情報として特定する。表示処理部651は、読み出したコンテンツデータを示すコンテンツ識別情報と、そのコンテンツデータを表示した時間に係る視聴時間情報(視聴開始時刻情報、視聴終了時刻情報)とを対応付けて視聴履歴生成部652に出力する。
ユーザが視聴を希望するコンテンツがネットワークを介してオンデマンドで配信される映像コンテンツである場合には、表示処理部651は、入力された操作データで指示されるコンテンツ(例えば、番組識別情報で指定される)を要求することを示すコンテンツ要求信号を、通信部62を介してコンテンツ送信装置21に送信する。コンテンツ送信装置21は、端末装置61からコンテンツ要求信号を受信し、受信したコンテンツ要求信号が要求するコンテンツを特定する。コンテンツ送信装置21は、特定したコンテンツを表すコンテンツデータを端末装置61に送信する。
ユーザが視聴を希望するコンテンツがネットワークを介してリアルタイムで配信される映像コンテンツである場合には、表示処理部651は、入力された操作データで指示されるコンテンツに係るアドレスを特定する。表示処理部651は、通信部62に対し特定したアドレスで指示されるコンテンツ送信装置21との接続を要求する。接続が確立すると、コンテンツ送信装置21は、特定したコンテンツを表すコンテンツデータを端末装置61に送信する。
表示処理部651は、コンテンツ送信装置21から通信部62を介してコンテンツデータを受信し、受信したコンテンツデータを表示部63に出力する。
従って、そのコンテンツの表示を開始した時刻(再生開始時刻)は、そのコンテンツの表示の開始を指示する操作データが入力され、コンテンツデータの出力を開始した時刻となる。そのコンテンツの表示を終了した時刻(再生終了時刻)は、そのコンテンツの表示の終了を指示する操作データが入力され、コンテンツデータの出力を終了した時刻となる。再生開始時刻、再生終了時刻は、コンテンツデータに収録された映像ファイルの先頭の時刻を基準とする時刻で指定されてもよいし、その時点での時刻で指定されてもよい。
視聴履歴生成部(視聴ログデータ生成部)652は、表示処理部651からコンテンツ識別情報と表示時間情報とが入力されたことに応じて、ユーザデータ記憶部642に記憶されたユーザ識別情報を読み出す。視聴履歴生成部652は、読み出したユーザ識別情報と、入力されたコンテンツ識別情報と表示時間情報とを対応付けて、視聴ログデータを生成する。
また、視聴履歴生成部652は、表示処理部651からコンテンツ識別情報と録画時間情報とが入力されたことに応じて、ユーザデータ記憶部642に記憶されたユーザ識別情報を読み出し、読み出したユーザ識別情報と、入力されたコンテンツ識別情報と録画時間情報とを対応付けて、視聴ログデータを生成する。入力されたコンテンツ識別情報に視聴開始点情報が対応付けられている場合には、視聴履歴生成部652は、その視聴開始点情報をコンテンツ識別情報に対応付けて視聴ログデータを生成してもよい。
視聴履歴生成部652は、入力されたコンテンツ識別情報を含む視聴ログデータを既に生成した場合には、その視聴ログデータに対して、入力された表示時間情報または録画時間情報を追加してもよい。
視聴履歴生成部652は、生成または追加した視聴ログデータを、送信部622を介してデータ処理装置11に送信する。
ユーザ属性データ生成部653は、例えば、ユーザ属性データ記憶部131が記憶するユーザデータの内容が更新されたことに応じて、ユーザデータ記憶部642に記憶されたユーザデータを読み出す。ユーザ属性データ生成部653は、読み出したユーザデータが含むユーザ識別情報と、当該ユーザの属性を示す情報とを対応付けたユーザ属性データを生成する。ユーザ属性データ生成部653は、生成したユーザ属性データを、送信部622を介してデータ処理装置11に送信する。
次に、データ表示装置41の構成について説明する。
図13は、データ表示装置41の概略機能構成を示すブロック図である。
データ表示装置41は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、タブレット、スマートフォン、PHS端末装置、またはPDAなどの電子機器である。データ表示装置41は、通信部411と、表示部412と、図示しない記憶部と、制御部413と、を含んで構成される。
通信部411は、通信用インターフェースを備え、ネットワーク71に接続される他の装置と通信する。通信部411は、当該他の装置から各種情報を受信する受信部4111を備える。
表示部412は、制御部413から入力された画像データが示す画像を表示する。具体的には、表示部412は、後述する表示処理部4131が出力する注目度テーブルが示す情報を表示する。表示処理部4131は、例えば、LCD、有機ELディスプレイである。
データ表示装置41が備える記憶部(図示せず)は、データ表示装置41が備えるCPUが実行するための各種プログラム、当該各種プログラムの実行に必要な情報、CPUが実行した処理の結果、および外部装置から取得した各種情報などを記憶する。
制御部413は、表示処理部4131を備える。制御部413が有する機能の一部または全ては、例えば、データ表示装置41が備えるCPUが当該装置の記憶部に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
表示処理部4131は、受信部4111がデータ処理装置11から注目度テーブルを受信すると、当該受信された注目度テーブルに基づいて、当該注目度テーブルが示す情報を表示部412に表示させるための画像データを生成する。表示処理部4131は、生成した画像データを表示部412に出力することにより、注目度テーブルが示す情報を表示部412に表示させる。
次に、配信コンテンツ選択装置51の構成について説明する。
図14は、配信コンテンツ選択装置51の概略機能構成を示すブロック図である。
配信コンテンツ選択装置51は、通信部511と、記憶部512と、制御部513と、を備える。
通信部511は、通信用インターフェースを備え、ネットワーク71に接続される他の装置と通信する。通信部511は、当該他の装置から各種情報を受信する受信部5111と、当該他の装置に各種情報を送信する送信部5112と、を備える。
記憶部512は、配信コンテンツリスト記憶部5121を備える。また、記憶部512は、配信コンテンツ選択装置51が備えるCPU(図示せず)が実行するための各種プログラム、当該各種プログラムの実行に必要な情報、CPUが実行した処理の結果、および外部装置から取得した各種情報などを記憶する。
配信コンテンツリスト記憶部5121は、配信コンテンツリストを記憶する。配信コンテンツリストとは、データ処理装置11による処理結果に基づく配信コンテンツの選択規則を定める配信規則データのテーブルである。
図15は、配信コンテンツリストの一例を示す図である。
この図に示される配信コンテンツリストに登録される配信規則データは、配信コンテンツ識別情報(配信コンテンツID)、キーワード識別情報(キーワードID)、格納位置情報(URL)、および配信コンテンツ概要情報(概要)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。
配信コンテンツ識別情報は、配信コンテンツを識別する情報である。格納位置情報は、配信コンテンツを示す。格納位置情報は、その配信コンテンツを表す配信コンテンツデータの格納位置を示す。本実施形態において、配信コンテンツデータは、配信コンテンツ送信装置52が記憶するため、格納位置情報は、例えば、配信コンテンツ送信装置52が備える記憶装置における配信コンテンツの記憶位置を特定するための情報を含む。配信コンテンツ概要情報は、その配信コンテンツの概要を示す。
この図に示される例において、第2行目では、配信コンテンツ識別情報「1」、キーワード識別情報「1,30」、格納位置情報「http://content1.com」、および配信コンテンツ概要情報「北海道○×組合のじゃがいも詰め合わせの紹介」が対応付けられている。すなわち、この配信規則データは、配信コンテンツ識別情報「1」が示す配信コンテンツを表す配信コンテンツデータの格納位置が、格納位置情報「http://content1.com」により格納位置が特定され、当該配信コンテンツの概要が「北海道○×組合のじゃがいも詰め合わせの紹介」であることを表す。また、この配信規則データは、配信コンテンツ識別情報「1」に対応する配信コンテンツデータは、キーワード識別情報「1」および「30」が示すキーワードに応じて選択されることを表す。
続いて、配信コンテンツ選択装置51が備える制御部513(図14)について説明する。
制御部513は、配信コンテンツ選択部5131を備える。制御部513が有する機能の一部または全ては、例えば、配信コンテンツ選択装置51が備えるCPUが記憶部512に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
配信コンテンツ選択部5131は、受信部5111がデータ処理装置11から注目度テーブルを受信すると、配信コンテンツリスト記憶部5121が記憶する配信コンテンツリストを参照し、受信した注目度テーブルの関連データが表す情報に応じた配信規則データを取得する。配信コンテンツ選択部5131は、送信部5112を介して、取得した配信規則データを配信コンテンツの選択結果として端末装置61に送信する。
配信コンテンツ選択部5131による配信コンテンツの選択処理の具体例について説明する。配信コンテンツ選択部5131は、取得した注目度テーブルが含む関連データのうち、注目度情報が表す注目度が高いデータを抽出する。このとき、配信コンテンツ選択部5131は、当該注目度が高い順に所定の数の関連データを抽出してもよいし、注目度が所定の閾値より大きい関連データを抽出してもよい。配信コンテンツ選択部5131は、抽出した関連データが含むキーワード識別情報、または、抽出した関連データが含むキーワード情報に対応するキーワード識別情報を取得する。例えば、図15に示される配信コンテンツリストの例を用いて説明すると、配信コンテンツ選択部5131が注目度に応じてキーワード識別情報「1」を含む関連データを抽出した場合、配信コンテンツ選択部5131は、配信コンテンツリストのうち、キーワード識別情報「1」を含む第2行目の配信規則データを抽出する。配信コンテンツ選択部5131は、配信コンテンツリスト記憶部5121が記憶する配信コンテンツリストを参照し、取得したキーワード識別情報を含む配信規則データを取得する。これにより、配信コンテンツ選択部5131は、取得した注目度テーブルに応じて、配信コンテンツを特定するための配信規則データを抽出する。すなわち、配信コンテンツ選択部5131は、関連データに基づいて、配信コンテンツを選択する。
次に、データ処理システム1の動作について説明する。
図16は、データ処理システム1による処理の流れの一例を示すシーケンスチャートである。
(ステップS101)まず、端末装置61は、視聴ログデータを生成する。その後、端末装置61は、ステップS102に処理を進める。
(ステップS102)次に、端末装置61は、生成した視聴ログデータをデータ処理装置11に送信する。その後、データ処理システム1は、ステップS103に処理を進める。
(ステップS103)次に、データ処理装置11は、端末装置61から取得した視聴ログデータ、自装置が記憶するタグデータ、および不図示のコンテンツ属性データ管理装置31から取得したコンテンツ属性データに基づいて、注目度テーブルを生成する。注目度テーブルの生成に係る注目度の演算処理の流れは、後述する。その後、データ処理装置11は、ステップS104に処理を進める。
(ステップS104)次に、データ処理装置11は、生成した注目度テーブルをデータ表示装置41および配信コンテンツ選択装置51に送信する。
なお、データ表示装置41は。生成した注目度テーブルを当該注目度テーブルに対応付けられているユーザ識別情報が示すユーザに係る端末装置61に送信してもよい。
その後、データ処理システム1は、ステップS105とステップS106とに処理を進める。
(ステップS105)次に、データ表示装置41は、取得した注目度テーブルが表す情報を表示する。
(ステップS106)また、配信コンテンツ選択装置51は、取得した注目度テーブルに基づいて、配信コンテンツを選択する。その後、配信コンテンツ選択装置51は、ステップS107に処理を進める。
(ステップS107)次に、配信コンテンツ選択装置51は、配信コンテンツの選択結果を端末装置61に送信する。このとき、送信先の端末装置61は、視聴ログデータの送信元の端末装置61と同一でなくてもよい。配信コンテンツ選択装置51は、例えば、視聴ログデータの送信元の第1の端末装置61に係るユーザが別に所持し、当該ユーザを示す同一のユーザ識別情報に対応付けられている第2の端末装置61に配信コンテンツの選択結果を送信してもよい。その後、データ処理システム1は、ステップS108に処理を進める。
(ステップS108)次に、端末装置61は、取得した配信コンテンツの選択結果に基づいて、配信コンテンツの取得要求を配信コンテンツ送信装置52に送信する。その後、データ処理システム1は、ステップS109に処理を進める。
(ステップS109)次に、配信コンテンツ送信装置52は、受信した配信コンテンツの取得要求に応じて、当該取得要求の送信元の端末装置61に、配信コンテンツデータを送信する。その後、データ処理システム1は、ステップS110に処理を進める。
(ステップS110)次に、端末装置61は、受信した配信コンテンツデータが表す配信コンテンツを表示する。その後、データ処理システム1は、この図に示される処理を終了する。
なお、ステップS102において、視聴ログデータをデータ処理装置11に送信する端末装置61と、ステップS110において、配信コンテンツを表示する端末装置61とは、異なる装置であってもよい。例えば、1人のユーザが第1の端末装置61と第2の端末装置61との2つを所有する場合、第1の端末装置61の送信部622が視聴ログデータをデータ処理装置11に送信し、当該視聴ログデータに基づいて生成された関連データに応じて選択された配信コンテンツを、第2の端末装置61の表示処理部651が表示部63に表示させてもよい。
図17は、データ処理装置11による注目度演算処理の流れの一例を示すフローチャートである。
(ステップS201)まず、データ処理部15は、ユーザ属性データ記憶部131が記憶するユーザ属性データを参照し、解析対象ユーザを示すユーザ識別情報を選択する。その後、データ処理部15は、ステップS202に処理を進める。
(ステップS202)次に、データ処理部15は、視聴ログデータ記憶部132が記憶する視聴ログデータを参照し、選択したユーザ識別情報を含む視聴ログデータのうち、解析範囲の視聴ログデータを取得する。その後、データ処理部15は、ステップS203に処理を進める。
(ステップS203)次に、データ処理部15は、取得した各視聴ログデータについて、ステップS204〜S206の処理を実行する。データ処理部15は、未処理の視聴ログデータがなくなるまで、ステップS204〜S206の処理の実行を繰り返す。その後、データ処理部15は、ステップS207に処理を進める。
(ステップS204)データ処理部15は、視聴ログデータに含まれるコンテンツ識別情報に基づいて、コンテンツ属性データを取得する。なお、注目指数の演算において、重み付けを行わない場合、この処理を省略してもよい。その後、データ処理部15は、ステップS205に処理を進める。
(ステップS205)次に、データ処理部15は、タグテーブルを取得し、取得したタグテーブルに含まれるタグデータが含むコンテンツ識別情報に対応するコンテンツ属性データおよび視聴ログデータに基づいて注目指数を演算する。タグデータが含むコンテンツ識別情報に対応する視聴ログデータがない場合、データ処理部15は、注目指数を「0」とする。また、その後、データ処理部15は、ステップS206に処理を進める。
(ステップS206)次に、データ処理部15は、タグデータ各々に対して、演算した注目指数を示す注目指数情報を対応付けて、注目指数データを生成する。
(ステップS207)次に、データ処理部15は、注目指数テーブルに含まれる注目指数データが含む注目指数情報が示す注目指数の合計値を演算する。その後、データ処理部15は、ステップS208に処理を進める。
(ステップS208)次に、データ処理部15は、注目指数テーブルに含まれる注目指数データが含む各キーワード情報についてステップS209〜S211の処理を実行する。データ処理部15は、未処理のキーワード情報がなくなるまでステップS209〜S211の処理を繰り返す。その後、データ処理部15は、ステップS212に処理を進める。
(ステップS209)データ処理部15は、同一のキーワード情報を含む注目指数データを取得し、取得した注目指数データが含む注目指数情報が表す注目指数の合計値を演算する。その後、データ処理部15は、ステップS210に処理を進める。
(ステップS210)次に、データ処理部15は、ステップS209において演算した注目指数の合計値を、ステップS207において演算した注目指数の合計値により除算して注目比率を演算する。その後、データ処理部15は、ステップS211に処理を進める。
(ステップS211)次に、データ処理部15は、演算した注目比率を表す注目比率情報をキーワード情報に対応付けて注目比率データを生成する。
(ステップS212)次に、データ処理部15は、キーワード出現比率テーブル記憶部136からキーワード出現比率テーブルを取得する。その後、データ処理部15は、ステップS213に処理を進める。
(ステップS213)次に、データ処理部15は、注目比率テーブルが含む注目比率データが含む各キーワード情報についてステップS214〜S215の処理を実行する。データ処理部15は、未処理のキーワード情報がなくなるまでステップS214〜S215の処理を繰り返す。その後、データ処理部15は、この図に示される処理を終了する。
(ステップS214)データ処理部15は、注目比率テーブルおよびキーワード出現比率テーブルから、それぞれ、同一のキーワード情報を含む注目比率データおよび出現比率データを取得する。データ処理部15は、取得した注目比率データが含む注目比率情報が表す注目比率を、取得した出現比率データが含む出現比率情報が表す出現比率で除算し、注目度を演算する。その後、データ処理部15は、ステップS215に処理を進める。
(ステップS215)次に、データ処理部15は、演算した注目度をキーワード情報に対応付けて関連データを生成する。
次に、データ表示装置41(図1)による関連データの表示の態様について説明する。
図18は、データ表示装置41による関連データの表示の一例を示す図である。
この図に示される例において、データ表示装置41が備える表示部412は、キーワード情報(キーワード)、順位情報(順位)、およびユーザ識別情報(ユーザID)を対応付けた表を表示する。データ表示装置41の表示処理部4131は、データ処理装置11から取得したユーザ識別情報ごとの注目度テーブルが含む関連データを、当該関連データが含む注目度情報が表す注目度の値の大きさに応じてソートする。表示処理部4131は、当該ソートの順序に応じた順位を表す順位情報を関連データに対応付ける。表示処理部4131は、関連データが含むキーワード情報、関連データに対応付けられた順位情報、および関連データに対応付けられたユーザ識別情報を、この図に示される表の各行の値とした画像データを生成し、生成した画像データを表示部412に表示させる。このように、表示処理部651は、キーワードへの注目度が高いユーザを一括して表示することにより、例えば、広告業者は、広告の内容ごとに当該広告を配信すべきユーザを容易に把握することができ、より効果的に宣伝を行うことができる。
なお、表示処理部4131は、データ表示装置41の使用者の操作により入力された操作データに基づいて、この図に示される各情報を値に応じてソートした表を表示部412に表示させてもよい。また、表示処理部4131は、各関連データが含む注目度の値をキーワード情報に対応付けて表示部412に表示させてもよい。また、表示処理部4131は、注目度情報が表す注目度の値や順位情報の値などに応じて、関連データの一部のみを表示させるようにしてもよい。また、表示処理部4131は、関連データから特定される任意の情報を表示部412に表示させてもよい。例えば、関連データに含まれるキーワード情報から特定されるキーワードデータが含む任意の情報、または関連データに含まれるユーザ識別情報から特定されるユーザ属性データが含む任意の情報などを表示させてもよい。また、表示処理部4131は、関連データが含む注目度情報をランキング形式の他、パーセンテージなど、任意の態様で表示させてもよい。また、表示処理部4131は、ユーザごとの関連データを表示させてもよい。
次に、端末装置61(図1)による配信コンテンツの表示の態様について説明する。
図19は、端末装置61による配信コンテンツなどの表示の一例を示す図である。
この図に示される例において、端末装置61が備える表示部63は、関連データに基づく情報91および配信コンテンツ92を表示する。端末装置61が備える表示処理部651は、例えば、データ処理装置11から取得した関連データに基づいて生成される。表示処理部651は、例えば、図18を用いて説明したようにキーワード情報に対して順位情報を対応付け、対応付けた順位情報とキーワード情報とを表す画像データを生成する。表示処理部651は、生成した画像データを表示部63に出力することにより、関連データに基づく情報91を表示部63に表示させる。この図に示される例において、表示部63は、注目度の値が大きい順に「りんご」、「東京」、および「天気」を順位付けして表示している。
また、表示処理部651は、配信コンテンツ送信装置52から取得した配信コンテンツデータを表示部63に出力することにより、配信コンテンツを表示部63に表示させる。この図に示される例において、表示部63は、注目度の値が大きい「りんご」、「東京」、および「天気」に関する配信コンテンツを表示している。キーワード「りんご」については、「りんごに関連する商品のご紹介」として、りんごに関連する商品の広告を表すテキスト情報の配信コンテンツが示されている。キーワード「東京」については、「東京都のイベント一覧」として、東京という地域に関するテキスト情報の配信コンテンツが示されている。キーワード「天気」については、「天気予報」を示す画像情報の配信コンテンツが示されている。
なお、例えば、テキスト情報には、当該テキスト情報に関連するWebページへのリンクが張られていてもよい。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係るデータ処理システム1a(図示せず)は、データ処理システム1(図1)においてデータ処理装置11に代えてデータ処理装置11a(図示せず)を備える。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
上記第1の実施形態では、データ処理システム1(図1)は、キーワードとキーワードに対する注目度とを対応付けた関連データを生成した。そして、データ表示装置41(図1)は、当該生成された関連データを表示し、配信コンテンツ選択装置51(図1)は、当該生成された関連データに基づいて配信コンテンツを選択した。本実施形態では、データ処理装置が解析対象ユーザと、他のユーザまたはユーザ群との間で、関連データを比較する態様について説明する。
図20は、本実施形態に係るデータ処理装置11aによる関連データの比較処理の概念図である。
データ処理装置11aは、解析対象ユーザと、比較対象ユーザ群とについて注目度テーブルを生成する。ここで、比較対象ユーザ群とは、当該ユーザ群に係る注目度テーブルが、解析対象ユーザに係る注目度テーブルとの比較対象であるユーザ群のことである。本実施形態において、比較対象ユーザ群は、一例として、解析対象ユーザと同一の地域に所在するユーザからなるユーザ群であるとして説明するが、比較対象ユーザ群は、例えば同一のユーザ属性情報(性別、年齢、生年月日など)など、他の方法により選択されてもよい。ただし、比較対象ユーザ群を同一地域など、解析対象ユーザと同様の放送番組を視聴可能なユーザ群とすることにより、キーワード出現比率テーブルが解析対象ユーザと比較対象ユーザ群との間で同一となるため、注目比率を演算して比較することで、解析対象ユーザが特徴的に注目しているキーワードを精度良く抽出することが可能となる。つまり、データ処理装置11aは、注目の度合いの比較において、注目比率を出現比率で除算した注目度を用いず、解析対象ユーザと比較対象ユーザ群の注目比率テーブルを比較した結果を簡便な形として提示し、注目の度合いの比較を行ってもよい。このように、注目比率に基づいて簡便に注目の度合いを比較する場合であっても、解析対象ユーザと比較対象ユーザ群とが同様の放送番組を視聴可能であれば、データ処理装置11aは、注目度と同様の精度で注目の度合いを比較することができる。
これに対して、解析対象ユーザと比較対象ユーザ群との間で視聴可能な放送番組が異なる場合は、放送内に出現するキーワードが異なるため、注目比率テーブルだけで比較するとキーワードの抽出精度が低下する。しかしながら、注目度は、ユーザごとに異なる注目比率と出現比率とから算出した比率であるため、データ処理装置11aは、注目の度合いの比較に注目度を用いることにより、ユーザ間で視聴可能な放送番組が異なることによるキーワードの抽出精度の低下を補うことができる。
なお、比較対象ユーザ群は、少なくとも1人以上のユーザを含み、解析対象ユーザを含んでもよい。また、比較対象ユーザ群は、例えば所在地が解析対象ユーザと同一地域であるなどの抽出条件に合致する全てまたは一部のユーザであってもよい。
なお、比較対象ユーザ群が複数のユーザを含む場合、比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルとは、当該比較対象ユーザ群に含まれるユーザ各々の注目度テーブルを統合したものであってもよいし、当該比較対象ユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータを統合してから生成された注目度テーブルであってもよい。データ処理装置11aは、ユーザ各々の視聴ログデータの全てを1人のユーザの視聴ログデータのように用いて、注目度テーブルを生成してもよい。以下では、データ処理装置11aが、比較対象ユーザ群に含まれるユーザ各々について注目度テーブルを生成し、当該ユーザ各々の注目度テーブルが表すキーワードごとの注目度の平均値を、比較対象ユーザ群の注目度テーブルにおける注目度として統合する場合について説明する。
本実施形態において、注目度テーブルの比較は、比較対象と比して注目度が突出しているキーワードを抽出するために行われる。具体的には、データ処理装置11aは、比較対象ユーザ群の注目度テーブルにおけるキーワードごとの注目度に対する解析対象ユーザの注目度テーブルにおけるキーワードごとの注目度の比率を演算することにより、データ処理装置11aによる解析対象ユーザの注目度テーブルと比較対象ユーザ群の注目度テーブルとを比較する。これにより、データ処理装置11aは、比較対象ユーザ群との比較において、解析対象ユーザが注目しているキーワードの注目の度合いを演算し、データ表示装置41および配信コンテンツ選択装置51に送信することができる。
次に、データ処理装置11aの構成について説明する。
図21は、データ処理装置11aの概略構成を示すブロック図である。
データ処理装置11aは、データ処理装置11(図2)において、記憶部13、制御部14に代え、記憶部13a、制御部14aを備える。
記憶部13aは、記憶部13(図2)の各機能部に加え、注目度テーブル記憶部137を備える。制御部14aは、データ処理装置11(図2)において、データ処理部15に代えてデータ処理部15aを備える。データ処理部15aは、データ処理装置11(図2)において、注目度演算部155に代えて注目度演算部155aを備え、さらに比較部156を備える。
本実施形態に係るユーザ属性データ記憶部131aが記憶するユーザ属性データは、ユーザの所在地に係る情報を含む。
図22は、ユーザ属性データテーブルの一例を示す図である。
この図に示されるユーザ属性データテーブルに登録されるユーザ属性データは、ユーザ識別情報(User ID)、緯度情報(緯度)、経度情報(経度)、および所在地名情報(所在地名)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。
緯度情報は、ユーザの所在地の緯度を示す。経度情報は、ユーザの所在地の経度を示す。所在地名情報は、ユーザの所在地の地名を表す。なお、所在地名情報の値は、例えば、国、都道府県、市町村区などであってもよい。
なお、緯度情報、経度情報、および所在地名情報は、ユーザから入力された操作データに基づいて登録されてもよいし、端末装置61(図20)が備えるGPS(Global Positioning System)センサなどの位置センサにより検出され、登録されてもよい。
この図に示される例において、第2行目では、ユーザ識別情報「1」、緯度情報「35.000」、経度情報「140.000」、および所在地名情報「東京都」が対応付けられている。すなわち、このユーザ属性データは、ユーザ識別情報「1」が示すユーザの所在地が、「東京都」の緯度「35.000」、経度「140.000」の地点であることを示す。
注目度テーブル記憶部137は、後述する注目度演算部155aが生成した注目度テーブルを記憶する。注目度テーブルの態様は、図11を用いて説明したものと同様である。
続いて、データ処理装置11が備える制御部14aについて説明する。
本実施形態に係る制御部14aが備えるデータ処理部15aは、タグ生成部151、注目指数演算部152、注目比率演算部153、キーワード出現比率演算部154、注目度演算部155aにより、第1の実施形態に係るデータ処理部15と同様にユーザ識別情報ごとの注目度テーブルを生成する。ただし、データ処理部15aは、解析対象ユーザに係る注目度テーブルだけでなく、少なくとも、比較対象ユーザ群に属するユーザ各々に係る注目度テーブルを生成する。比較対象ユーザ群に属するユーザ各々を特定するための処理は、後述する。
本実施形態に係る注目度演算部155aは、第1の実施形態に係る注目度演算部155と同様に注目度テーブルを生成する。ただし、注目度演算部155は、生成した注目度テーブルをデータ表示装置41および配信コンテンツ選択装置51に送信したのに対し、注目度演算部155aは、生成した注目度テーブルを注目度テーブル記憶部137に記憶させる。
比較部156は、ユーザ属性データ記憶部131aが記憶するユーザ属性データが含む緯度情報および経度情報、または、所在地名情報を参照して、比較対象ユーザ群に属するユーザのユーザ識別情報を特定する。比較部156は、特定したユーザ識別情報各々に対応付けられている注目度テーブルを注目度テーブル記憶部137から読み出す。比較部156は、読み出した注目度テーブルに含まれる関連データのうち、同一のキーワード情報に対応付けられている注目度情報が表す注目度の平均値を演算する。比較部156は、演算した平均値をキーワード情報に対応付けた関連データを生成する。比較部156は、生成した関連データを、比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルの関連データとする。
比較部156は、解析対象ユーザに係る注目度テーブルに含まれる関連データと、比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルに含まれる関連データとから、それぞれ、同一のキーワード情報に対応付けられている注目度情報を取得する。比較部156は、解析対象ユーザに係る注目度テーブルから取得した注目度情報が表す注目度を、比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルから取得した注目度情報が表す注目度情報で除算して、注目度比率を演算する。比較部156は、演算した注目度比率をキーワード情報と対応付けた比較データを生成する。この比較データは、解析対象ユーザの視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードに対する注目度と、当該キーワードに対する注目度であって、ユーザ群に属するユーザの視聴ログデータに基づく注目度とを比較して得られた関連データの比較結果の一例である。比較部156は、生成した比較データをデータ表示装置41および配信コンテンツ選択装置51に送信する。なお、比較部156は、注目度テーブルをデータ表示装置41および配信コンテンツ選択装置51に送信してもよい。
比較対象ユーザ群を特定する処理として、例えば、所在地名情報を利用する場合と、緯度情報および経度情報を利用する場合とがある。所在地名情報を利用する場合、データ処理部15aは、ユーザ属性データ記憶部131aが記憶するユーザ属性データにおいて、解析対象ユーザを示すユーザ識別情報に対応付けられている所在地名情報を取得する。データ処理部15aは、ユーザ属性データ記憶部131aが記憶するユーザ属性データを参照し、取得した所在地名情報が示す所在地名と同一の所在地名を含むユーザ属性データが含むユーザ識別情報を取得することにより、比較対象ユーザ群を特定する。
また、比較対象ユーザ群の特定において、緯度情報および経度情報を利用する場合、データ処理部15aは、ユーザ属性データ記憶部131aが記憶するユーザ属性データにおいて、解析対象ユーザを示すユーザ識別情報に対応付けられている緯度情報および経度情報を取得する。データ処理部15aは、ユーザ属性データ記憶部131aが記憶するユーザ属性データを参照し、例えば取得した緯度情報および経度情報が示す地点からの距離が、所定の距離以下の地点を示す緯度情報および経度情報を含むユーザ属性データが含むユーザ識別情報を取得することにより、比較対象ユーザ群を特定する。また、データ処理部15aは、例えば、ユーザ属性データが含む緯度情報および経度情報と、各地域の境界を表すポリゴンデータなどとの対応に基づいて、比較対象ユーザ群を特定してもよい。
次に、本実施形態に係るデータ処理システムの動作について説明する。
図23は、本実施形態に係るデータ処理システムによる処理の流れの一例を示すシーケンスチャートである。
この図に示される例において、ステップS101、S102、およびS107〜S110の処理は、図16を用いて説明した処理と同様であるため説明を省略する。また、この図に示される例において、ステップS103a〜S106aの処理は、それぞれ、図16を用いて説明したステップS103〜S106の処理に対応する。
なお、この図において省略されているが、ステップS101およびS102の処理は、解析対象ユーザに係る端末装置61と、比較対象ユーザ群に属するユーザに係る端末装置61とにより実行される。
(ステップS103a)データ処理装置11aは、データ処理装置11は、端末装置61から取得した視聴ログデータ、自装置が記憶するタグデータ、および不図示のコンテンツ属性データ管理装置31から取得したコンテンツ属性データに基づいて、注目度テーブルを生成する。そして、データ処理装置11aは、解析対象ユーザに係る注目度テーブルと、比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルとを比較し、比較結果を生成する。その後、データ処理部15aは、ステップS104aに処理を進める。
(ステップS104a)次に、データ処理装置11aは、データ表示装置41および配信コンテンツ選択装置51に、生成した比較結果を送信する。その後、本実施形態に係るデータ処理システムは、ステップS105aおよびS106aに処理を進める。
(ステップS105a)次に、データ表示装置41は、取得した比較結果が表す情報を表示する。このとき、データ表示装置41は、例えば、比較結果である比較データが含む注目度比率を、第1の実施形態に係る関連データの注目度と同様に扱って表示を行ってもよい。
(ステップS106a)また、配信コンテンツ選択装置51は、取得した比較結果に基づいて、配信コンテンツを選択する。このとき、配信コンテンツ選択装置51は、例えば、比較結果である比較データが含む注目度比率を、第1の実施形態に係る関連データの注目度と同様に扱って表示を行ってもよい。その後、配信コンテンツ選択装置51は、ステップS107に処理を進める。
図24は、データ処理装置11aによる関連データの比較処理の流れの一例を示すフローチャートである。
(ステップS301)まず、データ処理部15aは、ユーザ属性データ記憶部131aが記憶するユーザ属性データを参照し、解析対象ユーザと、比較対象ユーザ群に属するユーザとを示すユーザ識別情報を選択する。その後、データ処理部15aは、ステップS302に処理を進める。
(ステップS302)次に、データ処理部15aは、選択した各ユーザ識別情報について、ステップS303の処理を実行する。データ処理部15aは、未処理のユーザ識別情報がなくなるまで、ステップS303の処理の実行を繰り返す。その後、データ処理部15aは、ステップS304に処理を進める。
(ステップS303)次に、データ処理部15aは、図17を用いて説明したステップS202〜S215の処理により注目度テーブルを生成する。
(ステップS304)次に、データ処理部15aは、比較対象ユーザ群に属するユーザに係る注目度テーブルに含まれる関連データが含む各キーワード情報について、ステップS305およびS306の処理を実行する。データ処理部15aは、未処理のキーワード情報がなくなるまで、S305およびS306の処理の実行を繰り返す。その後、データ処理部15aは、ステップS307に処理を進める。
(ステップS305)次に、データ処理部15aは、比較対象ユーザ群に属するユーザ各々に係る注目度テーブルから、同一のキーワード情報を含む関連データを取得し、取得した関連データが含む注目度情報が表す注目度の平均値を演算する。その後、データ処理部15aは、ステップS306に処理を進める。
(ステップS306)次に、データ処理部15aは、演算した注目度の平均値とキーワード情報とを対応付けた関連データを生成し、生成した関連データを比較対象ユーザ群に係る関連データとする。
(ステップS307)次に、データ処理部15aは、解析対象ユーザに係る注目度テーブルに含まれる関連データが含む各キーワード情報について、ステップS308およびS309の処理を実行する。データ処理部15aは、未処理のキーワード情報がなくなるまで、ステップS308およびS309の処理の実行を繰り返す。その後、データ処理部15aは、この図に示される処理を終了する。
(ステップS308)次に、データ処理部15aは、解析対象ユーザに係る注目度テーブルと比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルとを比較する。より具体的には、データ処理部15aは、解析対象ユーザに係る注目度テーブルと、比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルとから、それぞれ、同一のキーワード情報を含む関連データを取得する。データ処理部15aは、解析対象ユーザに係る注目度テーブルから取得した関連データに含まれる注目度情報が表す注目度を、比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルから取得した関連データに含まれる注目度情報が表す注目度で除算して、注目度比率を演算する。その後、データ処理部15aは、ステップS309に処理を進める。
(ステップS309)次に、データ処理部15aは、演算した注目度比率を表す注目度比率情報とキーワード情報とを対応付けた比較データを比較結果として生成する。
このように、本実施形態に係るデータ処理部15aは、ユーザ属性データのうちユーザに係る地域に基づいて、ユーザ群に属するユーザを特定する。
これにより、データ処理部15aは、例えば、同一の番組を視聴可能なユーザと比較して注目度の高いキーワードを解析する。従って、データ処理装置11aは、ユーザの視聴環境に依存せずに、ユーザの興味および関心を解析することができるため、より精度良くユーザの興味および関心を解析することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
本実施形態に係るデータ処理システム1b(図示せず)は、データ処理システム1(図1)においてデータ処理装置11に代えてデータ処理装置11b(図示せず)を備える。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
上記第2の実施形態では、データ処理装置11aが解析対象ユーザと、比較対象ユーザ群との間で関連データを比較する態様について説明した。本実施形態では、比較対象ユーザ群が複数存在し、データ処理装置が、解析対象のユーザと、複数の比較対象ユーザ群との間で、関連データを比較する態様について説明する。
図25は、本実施形態に係るデータ処理装置11bによる関連データの比較処理の概念図である。
この図に示されるように、本実施形態に係るデータ処理装置11bは、解析対象ユーザに係る注目度テーブルと複数の比較対象ユーザ群に係る注目度テーブル各々とを比較する。本実施形態において、比較対象ユーザ群は、一例として、ユーザ自身により登録された当該ユーザが注目しているキーワードであるお気に入りキーワードに基づいて特定される。データ処理装置11bは、例えば、解析対象ユーザに係る注目度テーブルと、お気に入りキーワードAを登録している比較対象ユーザ群Aに係る注目度テーブルおよびお気に入りキーワードBを登録している比較対象ユーザ群Bに係る注目度テーブルとを比較する。例えば、キーワードAとBなど、複数のお気に入りキーワードを登録しているユーザの場合、いずれのキーワードにより特定される比較対象ユーザ群に含めてもよいし、当該比較対象ユーザ群から除外してもよい。
本実施形態において、注目度テーブルの比較は、比較対象とキーワードごとの注目度が類似するユーザ群を特定するために行われる。具体的には、データ処理装置11bは、解析対象ユーザに係る注目度テーブルと比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルとの類似の度合いを演算することにより比較する。これにより、データ処理装置11bは、解析対象ユーザと注目しているキーワードの近い比較対象ユーザ群を特定する。従って、データ処理装置11bは、当該比較対象ユーザ群が注目しているキーワードに対する解析対象ユーザの潜在的な注目を推測することができる。なお、類似の度合いの演算には、例えば、コサイン類似度の演算やクラスタリング手法などが用いられてもよい。以下では、データ処理装置11bが、コサイン類似度を演算して比較する例を用いて説明する。
次に、本実施形態に係るデータ処理装置11bの構成について説明する。
データ処理装置11bは、データ処理装置11a(図21)において、制御部14に代え、制御部14bを備える。制御部14bは、制御部14a(図21)において、データ処理部15aに代えてデータ処理部15bを備える。データ処理部15bは、データ処理部15a(図21)において、比較部156に代えて比較部156bを備える。また、データ処理装置11bは、データ処理装置11a(図21)において、ユーザ属性データ記憶部131aに代えてユーザ属性データ記憶部131bを備える。
本実施形態に係るユーザ属性データ記憶部131bが記憶するユーザ属性データは、ユーザのお気に入りキーワードに係る情報を含む。
図26は、ユーザ属性データの一例を示す図である。
この図に示されるユーザ属性データテーブルに登録されるユーザ属性データは、ユーザ識別情報(User ID)およびお気に入りキーワード情報(お気に入り)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。
お気に入りキーワード情報は、お気に入りキーワードを表す文字列を示す。なお、端末装置61(図1)が備えるユーザ属性データ生成部653またはデータ処理装置11bが備えるユーザデータ登録部141は、ユーザから入力されたお気に入りキーワードの文字列が、キーワードテーブルに含まれるキーワードデータが含む別名情報に一致する場合は、当該キーワードデータが含むキーワード情報の値をお気に入りキーワード情報として登録する機能を有してもよい。
この図に示される例において、第2行目では、ユーザ識別情報「1」およびお気に入りキーワード情報「雷門」が対応付けられている。すなわち、このユーザ属性データは、ユーザ識別情報「1」が示すユーザがお気に入りキーワードとして「雷門」を登録したことを表す。
続いて、比較部156bについて説明する。
比較部156bは、ユーザ属性データ記憶部131bが記憶するユーザ属性データが含むお気に入りキーワード情報を参照して、お気に入りキーワード情報ごとに、比較対象ユーザ群に属するユーザのユーザ識別情報を特定する。比較部156bは、特定した各比較対象ユーザ群各々について、第2の実施形態と同様に、比較対象ユーザ群に係る注目度テーブル各々を生成する。
比較部156bは、解析対象ユーザに係る注目度テーブルおよび比較対象ユーザ群に係る注目度テーブル各々において、キーワード情報の値を向き、注目度情報の値を大きさとした多次元ベクトルとして、解析対象ユーザに係る注目度テーブルと、比較対象ユーザ群に係る注目度テーブル各々との間のコサイン類似度を演算する。比較部156bは、例えば、コサイン類似度が最も高かった比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルを比較結果として、データ表示装置41(図1)および配信コンテンツ選択装置51(図1)に送信する。
なお、比較部156bは、比較対象ユーザ群の特定に用いたお気に入りキーワード情報とコサイン類似度を表す類似度情報とを対応付けた比較データを比較結果としてデータ表示装置41および配信コンテンツ選択装置51に送信してもよい。この場合、データ表示装置41および配信コンテンツ選択装置51は、比較データが含むお気に入りキーワード情報およびコサイン類似度を、それぞれ、第1の実施形態における関連データが含むキーワード情報および注目度情報と同様に処理し、比較結果の表示と配信コンテンツの選択とを行ってもよい。
なお、比較部156bは、比較される注目度テーブルが含む一部の関連データのみを用いて類似の度合いを演算してもよい。具体的には、比較部156bは、例えば、解析対象ユーザに係る注目比率テーブルが含む関連データのうち、所定の閾値よりも大きい注目度を表す注目度情報を含む関連データを抽出する。次に、比較部156bは、取得した関連データに含まれるキーワード情報を含む関連データを、比較対象ユーザに係る注目度テーブルから抽出する。比較部156bは、解析対象ユーザと比較対象ユーザ群との間で、それぞれに係る注目度テーブルから抽出した関連データに基づいてコサイン類似度を演算する。また、比較部156bは、比較される注目度テーブルから、例えば、関連データが含む注目度の大きさに応じた順位付けを行い、上位から所定の数の関連データを抽出するようにしてもよい。このように、比較部156bは、解析対象ユーザに係る注目度テーブルと比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルとの類似の度合いの比較において、注目度の値に応じた一部の関連データに基づいて比較を行うことにより、例えば、特定の地域で放送された番組でしか現れないキーワードなど、解析の誤差要因となりうる関連データを除外することができるため、より精度良くユーザの興味および関心を解析することができる。
次に、端末装置61(図1)による配信コンテンツの表示の態様について説明する。
図27は、本実施形態に係る端末装置61による配信コンテンツなどの表示の一例を示す図である。
この図に示される例において、端末装置61が備える表示部63は、図19に示される例と同様に、関連データに基づく情報91および配信コンテンツ92を表示する。また、表示部63は、ユーザのお気に入りキーワードの登録を支援する情報93をソフトボタンとして表示する。表示処理部651は、ユーザにより入力された操作データが当該ソフトボタン93の押下を示す場合、押下されたソフトボタン93に対応するキーワードをユーザデータ記憶部642にお気に入りキーワード情報として記憶させる。また、ユーザ属性データ生成部653は、当該記憶されたお気に入りキーワード情報を含むユーザ属性データを生成し、データ処理装置11bに送信する。
このように、端末装置61は、例えば、関連データまたは関連データの比較結果に基づく情報と合わせてユーザ属性データに含まれる情報を登録可能に表示させることにより、ユーザによるユーザ属性データの登録を促進する。これにより、データ処理システムは、ユーザが注目しているキーワードの情報を効率的に入手することができ、ユーザの興味および関心を精度良く解析することができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
本実施形態に係るデータ処理システム1c(図示せず)は、データ処理システム1(図1)においてデータ処理装置11(図1)に代えてデータ処理装置11c(図示せず)を備える。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態では、抽出されるキーワードが階層関係を有する態様について説明する。
図28は、本実施形態に係るキーワードの階層構造の概念図である。
この図に示される例では、キーワード間の階層関係が木構造で示されている。この木構造は、ノードにキーワード識別情報とキーワード情報の組で形成されるノードと、それらのノードのうち2つのノードの組で形成されるリンクとからなる。それぞれのリンクを形成する2つのノードの一方は、キーワード識別情報で形成され、他方はそのキーワード識別情報に対応する階層関係情報が示すキーワード識別情報で形成される。各ノードの左側の数字および右側の地名は、それぞれ、キーワード識別情報およびキーワード情報を示す。
この図に示される例において、キーワード「じゃがいも」、「ケーキ」、「東京都」、「北海道」、および「天気」がそれぞれ最上位の階層のキーワードである。また、この図に示される例において、キーワード「じゃがいも」は、「ばれいしょ」、および「メークイン」を含む。この階層関係に基づいてキーワードを抽出する場合、例えば、データ処理部15cによる処理において、コンテンツ属性データに文字列「ばれいしょ」または「メークイン」が検出された場合には、キーワード情報「じゃがいも」に関するタグデータが生成されるようにしてもよい。
次に、データ処理装置11cの概略構成について説明する。
データ処理装置11cは、データ処理装置11(図2)において制御部14(図2)に代えて制御部14c(図示せず)を備える。制御部14cは、制御部14において、データ処理部15に代えてデータ処理部15cを備える。また、データ処理装置11cは、データ処理装置11(図2)においてキーワードテーブル記憶部133(図2)に代えてキーワードテーブル記憶部133c(図示せず)を備える。
なお、制御部14cは、制御部14a(図21)においてデータ処理部15a(図21)に代えてデータ処理部15c(図示せず)を備えてもよい。また、データ処理装置11cは、データ処理装置11a(図21)においてキーワードテーブル記憶部133(図21)に代えてキーワードテーブル記憶部133c(図示せず)を備えてもよい。
本実施形態に係るキーワードテーブル記憶部133cは、階層関係情報を有するキーワードテーブルを記憶する。階層関係情報は、図28を用いて説明した木構造において、上位のノードを形成するキーワード識別情報を示す情報である。データ処理部15cは、例えば、タグデータの生成においてキーワード情報に基づいて文字列を検索し、検索された文字列の最上位の階層のキーワード情報についてタグデータを生成する。このように、データ処理部15cは、検索する文字列に対して、当該文字列の属する異なる階層のキーワード情報についてタグデータを生成し、その後の処理を行う。
図29は、本実施形態に係るキーワードテーブルの一例を示す図である。
この図に示されるキーワードテーブルに登録されるキーワードデータは、キーワード識別情報(キーワードIC)、キーワード情報(キーワード)、別名情報(別名)、除外情報(除外キーワード)、および階層関係情報(親IC)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。
この図に示される例において、第3行目では、キーワード識別情報「2」、キーワード情報「ばれいしょ」、および階層関係情報「1」が対応付けられている。すなわち、このキーワードデータは、キーワード識別情報「2」が示すキーワードが、文字列「ばれいしょ」であり、キーワード識別情報が示すキーワード「じゃがいも」の下位に位置することを表す。従って、データ処理部15cは、例えば、文字列「ばれいしょ」を含むコンテンツ属性データに対して、その上位の階層の文字列「じゃがいも」をキーワード情報としたタグデータを生成する。
なお、データ処理部15cは、キーワードテーブルに基づいて、キーワード情報「じゃがいも」を取得する際、文字列「じゃがいも」の他、文字列「じゃがいも」に包含される文字列「ばれいしょ」および「メークイン」をキーワード情報として抽出してもよい。また、データ処理部15cが、取得したキーワード情報よりも参照可能な下位のキーワード情報の階層数は、予め定められていてもよい。また、データ処理部15cは、抽出できるキーワード情報の数が所定の範囲内となるように、参照可能なキーワード情報の階層数を定めてもよい。
なお、その階層関係において一部のキーワード情報が欠落していても、そのキーワード情報よりも下位または上位の階層のキーワード情報が存在する場合には、データ処理部15aは、その下位または上位の階層のキーワード情報を抽出してもよい。例えば、図において「千代田区」が存在しない場合、データ処理部15cは、「千代田」、「丸の内1丁目」、「丸の内2丁目」を抽出してもよいし、「東京都」を抽出してもよい。
このように、本実施形態に係るデータ処理装置11cは、キーワードの階層関係に基づいて、視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードを特定する。
これにより、データ処理装置11cは、ユーザの興味および関心の対象を抽象化または具象化することができ、ユーザの興味および関心を抽象化または具象化して解析することができる。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
本実施形態に係るデータ処理システム1d(図示せず)は、データ処理システム1(図1)においてデータ処理装置11(図1)に代えてデータ処理装置11d(図示せず)を備える。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態では、抽出されるキーワードがカテゴリを有する態様について説明する。
図30は、本実施形態に係るキーワードのカテゴリの概念図である。
この図に示される例において、左の集合Aは、カテゴリを考慮しないキーワード群を示す。また、右の集合Bは野菜のカテゴリに属するキーワード群を示す。この図に示される例では、キーワード情報「じゃがいも」、「にんじん」、「きゃべつ」、「ほうれん草」、および「たまねぎ」が野菜のカテゴリに分類されている。各カテゴリに属するキーワード群は、例えば、カテゴリを示すキーワード分類情報により分類される。以下では、一例として、地域を表すキーワードを解析する態様、すなわち、地域のカテゴリに属するキーワードについて解析する態様について説明するが、カテゴリは、地域に限られず、任意に設定されてもよい。
次に、データ処理装置11dの概略構成について説明する。
データ処理装置11dは、データ処理装置11(図2)において制御部14(図2)に代えて制御部14d(図示せず)を備える。制御部14dは、制御部14において、データ処理部15に代えてデータ処理部15bを備える。また、データ処理装置11dは、データ処理装置11(図2)においてキーワードテーブル記憶部133(図2)に代えてキーワードテーブル記憶部133d(図示せず)を備える。
なお、制御部14dは、制御部14a(図21)においてデータ処理部15a(図21)に代えてデータ処理部15d(図示せず)を備えてもよい。また、データ処理装置11dは、データ処理装置11a(図21)においてキーワードテーブル記憶部133(図21)に代えてキーワードテーブル記憶部133d(図示せず)を備えてもよい。
本実施形態に係るキーワードテーブル記憶部133dは、キーワード分類情報ごとのキーワードテーブルを記憶する。キーワード分類情報は、キーワードが属するカテゴリを表す情報である。データ処理部15dは、解析を行うキーワードのカテゴリを表すキーワード分類情報を選択し、選択したキーワード分類情報と対応付けられているキーワードテーブルに基づいて、タグデータの生成と、その後の処理とを行う。
図31は、本実施形態に係るキーワードテーブルの一例を示す図である。
この図に示されるキーワードテーブルに登録されるキーワードデータは、キーワード識別情報(キーワードID)、キーワード情報(地域)、別名情報(別名)、除外情報(除外キーワード)、および階層関係情報(親ID)を含み、これらの情報が対応付けられて構成される。
この図に示されるキーワードデータが含むキーワード情報は、全て地域に関する文字列である。従って、データ処理部15dは、この図に示されるキーワードテーブルに基づいてタグデータの生成を行うことにより、地域に関するキーワードについてのタグデータを生成する。そして、データ処理部15dは、当該タグテーブルに基づいて関連データまたは関連データの比較結果を生成するため、解析対象ユーザの興味および関心を詳細に解析することができる。
なお、キーワードテーブル記憶部133dに記憶されるキーワードテーブルが含むキーワード情報は、キーワード分類情報が表すカテゴリとは、直接的には関連しないものであってもよい。例えば、地域にまつわるキーワードが当該地域を表すキーワードの下位の階層に対応付けられてもよい。具体的には、ある地域について、その地域を出身地とする著名人の名前やその地域のマスコットキャラクターの名称、その地域のご当地商品の名称などが、当該地域を表すキーワードの下位階層のキーワードとして階層関係情報により対応付けられてもよい。
次に、本実施形態に係るデータ表示装置41(図1)による表示の態様について説明する。
図32は、データ表示装置41による関連データの比較結果の表示の一例を示す図である。
この図に示される例において、データ表示装置41が備える表示部412は、図18に示される例と同様に、キーワード情報(地域)、順位情報(順位)、およびユーザ識別情報(ユーザID)を対応付けた表を表示する。本実施形態では、キーワードは、特定のカテゴリに属するものであり、この図に示される例では、地域に関するキーワードである。
図33は、本実施形態に係る端末装置61(図1)による配信コンテンツなどの表示の一例を示す図である。
この図に示される例において、端末装置61が備える表示部63は、図27に示される例と同様に、関連データの比較結果に基づく情報94および配信コンテンツ95を表示する。また、表示部63は、ユーザのお気に入りキーワードの登録を支援する情報96をソフトボタンとして表示する。表示処理部651は、ユーザにより入力された操作データが当該ソフトボタン96の押下を示す場合、押下されたソフトボタン96に対応するキーワードをユーザデータ記憶部642にお気に入りキーワード情報として記憶させる。また、ユーザ属性データ生成部653は、当該記憶されたお気に入りキーワード情報を含むユーザ属性データを生成し、データ処理装置11dに送信する。
なお、ソフトボタン96により登録される情報は、お気に入りキーワード情報以外のユーザの属性情報であってもよい。この図に示される例では、キーワードは地域に係る例であるため、例えば、ソフトボタン96により出身地や地元などが登録されるようにしてもよい。
本実施形態では、キーワードは、特定のカテゴリに属するものであり、この図に示される例では、地域に関するキーワードである。従って、関連データの比較結果に基づく情報94は、地域に関するキーワードへのユーザの注目を順位付けて表示している。また、表示部63が表示する配信コンテンツ95も地域に関する情報を表しており、この図に示される例では、注目度が最も高い「北海道」に関する情報を表している。
このように、本実施形態に係るデータ処理システム1dは、視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードのうち特定のカテゴリに属するキーワードに対する注目度を演算する。
これにより、データ処理システム1dは、特定のカテゴリにおけるユーザの関心および興味を詳細に解析することができる。
また、本実施形態に係る視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードとは、地域を表すキーワードである。
これにより、例えば、データ処理装置11dは、キーワードのカテゴリを地域として関連データを生成することにより、ユーザが注目している地域を解析することができる。また、例えば、データ処理装置11dは、キーワードのカテゴリを地域として解析対象ユーザ群と比較対象ユーザ群とに係る注目度テーブルを比較することにより、解析対象ユーザが他のユーザに比して注目している地域を解析することができる。また、例えば、データ処理装置11dは、キーワードのカテゴリを地域とし、比較対象ユーザ群を注目キーワードにより特定することで、解析対象ユーザに係る注目度テーブルには表れていない地域に対するユーザの興味および関心を解析することができる。
例えば、小売業や観光業において、特定の地域において、他の遠方地域に係る特産品の販売や観光の広告などが企画されることがある。しかしながら、従来は、当該遠方地域の選定のために、別途アンケート調査などが必要であり、マーケティング分析を容易に行えないことがあった。これに対し、例えば、解析するキーワードのカテゴリを地域とし、解析対象ユーザを所在地により特定した場合、特定の地域に所在するユーザについて、他の遠方地域への興味および関心を解析することができるため、マーケティング分析に係る負担を軽減することができる。なお、データ処理装置は、例えば、特定の地域に所在する複数のユーザを解析対象として、特定の地域に所在するユーザ群について、他の遠方地域への興味および関心を解析してもよい。
[第6の実施形態]
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。
本実施形態に係るデータ処理システム1e(図示せず)は、データ処理システム1(図1)においてデータ処理装置11に代えてデータ処理装置11e(図示せず)を備える。
データ処理装置11eは、データ処理装置11a(図21)において制御部14aに代えて制御部14e(図示せず)を備える。制御部14eは、制御部14aにおいて、データ処理部15aに代えてデータ処理部15eを備える。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
データ処理システム1eは、比較対象ユーザ群をユーザの所在地に基づいて特定し、地域のカテゴリに含まれるキーワードについて解析を行う。
図34は、本実施形態に係るデータ処理装置による関連データの比較処理の概念図である。
この図に示されるように、本実施形態に係るデータ処理部15eは、解析対象ユーザに係る注目度テーブルと複数の比較対象ユーザ群に係る注目度テーブル各々とを比較する。また、注目度テーブルが含む関連データのキーワード情報は、そのキーワード分類情報が地域を表す地域キーワードである。本実施形態において、比較対象ユーザ群は、一例として、ユーザの所在地に基づいて特定される。データ処理部15eは、例えば、解析対象ユーザに係る注目度テーブルと、地域Aに所在する比較対象ユーザ群Aに係る注目度テーブルおよび地域Bに所在する比較対象ユーザ群Bに係る注目度テーブルとを比較する。
データ処理部15eは、比較対象ユーザ群を、例えば、第2の実施形態に係るデータ処理部15a(図21)と同様に、所在地名情報ごとに特定する。そして、データ処理部15eは、解析対象ユーザに係る注目度テーブルと、所在地名情報ごとの複数の比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルとの比較を、第3の実施形態に係るデータ処理部15b(図示せず)と同様に行う。
なお、データ処理部15eは、注目度テーブルの比較において、解析対象ユーザの所在地と比較対象ユーザ群の所在地との物理的距離に応じた重み付けを行ってもよい。データ処理部15eは、例えば、両者の距離の大きさに応じて、より類似しているとする重み付けを行ってもよいし、より類似していないとする重み付けを行ってもよい。また、所在地の物理的距離に応じた重み付けは、注目指数の演算において行われてもよい。
これにより、本実施形態に係るデータ処理装置11eは、解析対象ユーザと、特定の地域に所在するユーザ群との間において、地域についての興味および関心の類似性を判定することができる。従って、データ処理装置11eは、例えば、ユーザの興味および関心の傾向に基づいて、例えば、ユーザの出身地など、ユーザの属性を解析することができる。
[第7の実施形態]
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。
図35は、本実施形態に係るデータ処理システム1fの概略構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るデータ処理システム1f(図示せず)は、データ処理システム1(図1)においてデータ処理装置11に代えてデータ処理装置11f(図示せず)を備える。また、データ処理システム1fは、配信コンテンツ選択装置51(図1)を備えない。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
データ処理装置11fは、データ処理装置11の機能に加え、配信コンテンツ選択装置51の機能を有する。すなわち、データ処理装置11fは、関連データを生成し、生成した関連データに基づいて配信コンテンツを選択する。データ処理装置11fは、配信コンテンツの選択結果を端末装置61に送信する。
次に、本実施形態に係るデータ処理装置11fの概略構成について説明する。
図36は、データ処理装置11fの概略構成の第1例を示すブロック図である。
データ処理装置11fは、データ処理装置11(図2)において、記憶部13、制御部14に代え、記憶部13f、制御部14fを備える。
記憶部13fは、記憶部13(図2)に加え、配信コンテンツリスト記憶部138を備える。制御部14fは、データ処理装置11(図2)において、注目度演算部155に代えて注目度演算部155fを備え、さらに配信コンテンツ選択部157を備える。
本実施形態に係る配信コンテンツリスト記憶部138は、配信コンテンツ選択装置51(図1)が備える配信コンテンツリスト記憶部5121(図14)と同様に、配信コンテンツリストを記憶する。
本実施形態に係る注目度演算部155fは、注目度演算部155(図2)と同様に関連データを生成する。注目度演算部155fは、生成した関連データを配信コンテンツ選択部157に出力する。
本実施形態に係る配信コンテンツ選択部157は、配信コンテンツ選択装置51(図1)が備える配信コンテンツ選択部5131(図14)と同様に、配信コンテンツリスト記憶部138が記憶する配信コンテンツリストを参照し、注目度演算部155fから取得した関連データに基づいて、配信規則データを取得する。配信コンテンツ選択部157は、取得した配信規則データを、送信部122を介して端末装置61に送信する。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
本実施形態に係るデータ処理システム1g(図示せず)は、データ処理システム1f(図35)においてデータ処理装置11f(図35)に代えてデータ処理装置11g(図示せず)を備える。
データ処理装置11gは、データ処理装置11aの機能に加え、配信コンテンツ選択装置51の機能を有する。すなわち、データ処理装置11gは、関連データの比較結果を生成し、生成した関連データの比較結果に基づいて配信コンテンツを選択する。データ処理装置11gは、配信コンテンツの選択結果を端末装置61に送信する。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
図37は、本実施形態に係るデータ処理装置11gの概略構成の第2例を示すブロック図である。
データ処理装置11gは、データ処理装置11a(図21)において、記憶部13a、制御部14aに代え、記憶部13g、制御部14gを備える。
記憶部13gは、記憶部13a(図21)に加え、配信コンテンツリスト記憶部138を備える。制御部14gは、データ処理装置11a(図21)において、比較部156に代えて比較部156gを備え、さらに配信コンテンツ選択部157を備える。
本実施形態に係る配信コンテンツリスト記憶部138は、配信コンテンツ選択装置51(図1)が備える配信コンテンツリスト記憶部5121(図14)と同様に、配信コンテンツリストを記憶する。
本実施形態に係る比較部156gは、比較部156(図21)と同様に関連データを生成する。比較部156gは、生成した関連データの比較結果を配信コンテンツ選択部157に出力する。
本実施形態に係る配信コンテンツ選択部157は、配信コンテンツ選択装置51(図1)が備える配信コンテンツ選択部5131(図14)と同様に、配信コンテンツリスト記憶部138が記憶する配信コンテンツリストを参照し、比較部156gから取得した関連データの比較結果に基づいて、配信規則データを取得する。配信コンテンツ選択部157は、取得した配信規則データを、送信部122を介して端末装置61に送信する。
このように、本実施形態に係るデータ処理装置11f、11gは、ユーザが視聴したコンテンツに係る視聴ログデータを受信する受信部121と、コンテンツ属性データ管理装置31に予め記憶されているコンテンツ属性データであって、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを参照し、受信部121が受信した視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データまたは関連データの比較結果を生成するデータ処理部15f、15gと、データ処理部15f、15gが生成した関連データまたは関連データの比較結果に基づいて、配信コンテンツを選択する配信コンテンツ選択部157と、を備える。
これにより、データ処理装置11f、11gは、ユーザ各々の興味および関心に適合した配信コンテンツを選択することができる。
[第8の実施形態]
次に、本発明の第8の実施形態について説明する。
本実施形態に係るデータ処理システム1h(図示せず)は、データ処理システム1(図1)においてデータ処理装置11に代えてデータ処理装置11h(図示せず)を備える。
データ処理装置11hは、制御部14a(図21)において制御部14aに代えて制御部14h(図示せず)を備える。制御部14hは、制御部14a(図21)において、データ処理部15aに代えてデータ処理部15hを備える。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態では、キーワードに対する興味および関心の度合いを解析する対象が個人ではなく複数のユーザからなるユーザ群である場合について説明する。ユーザ群で比較する事例としては、ユーザ属性情報(性別、年齢、生年月日、お気に入りキーワード、およびユーザに係る地域など)の違いによって、注目度の違いを明確にする事例がある。以下では、当該解析の対象とするユーザ群を解析対象ユーザ群と称する。
図38は、本実施形態に係るデータ処理装置11hによる関連データの比較処理の概念図である。
本実施形態に係るデータ処理部15hは、解析対象ユーザ群に係る注目度テーブルと比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルとを比較する。データ処理部15hは、例えば、上述した各実施形態で説明した比較対象ユーザ群の特定と同様の処理を行い、解析対象ユーザ群に属するユーザ群と、比較対象ユーザ群に属するユーザとを特定する。比較対象ユーザ群に属するユーザには、解析対象ユーザ群に属するユーザが含まれてもよいし、含まれなくてもよい。データ処理部15hは、例えば、ユーザ属性データ記憶部131aが記憶するユーザ属性データに含まれる所在地名情報に基づいて特定し、当該特定した解析対象ユーザ群に係る注目度テーブルを生成する。また、データ処理部15hは、例えば、ユーザ属性データ記憶部131aが記憶するユーザ属性データを参照し、例えば、無作為にユーザ識別情報を抽出することにより比較対象ユーザ群を特定する。データ処理部15hは、特定した比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルを生成する。データ処理部15hは、例えば、解析対象ユーザ群に係る注目度テーブルと、比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルとに基づいて、注目度比率を演算し、比較データを生成する。
なお、本実施形態に係るデータ処理部15hは、第3の実施形態に係るデータ処理部15bと同様に、複数の比較対象ユーザ群を特定し、当該特定された複数の比較対象ユーザ群に係る注目度テーブルと、解析対象ユーザ群に係る注目度テーブルとの類似の度合いを比較してもよい。
このように、本実施形態に係るデータ処理装置11hは、複数のユーザ群の間で、注目度テーブルを比較する。
これにより、データ処理装置11hは、例えば、共通する属性を有する複数のユーザにおいて共通する興味および関心を解析することができる。
次に、上述した各実施形態に係るデータ処理システム1〜1hが備えるデータ処理装置11〜11h、コンテンツ属性データ管理装置31、データ表示装置41、配信コンテンツ選択装置51、配信コンテンツ送信装置52、および端末装置61のハードウェア構成について説明する。
図39は、各装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
上述した各実施形態に係るデータ処理システムが備える各種装置(データ処理装置、コンテンツ送信装置21、コンテンツ属性データ管理装置31、データ表示装置41、配信コンテンツ選択装置51、配信コンテンツ送信装置52、および端末装置61)は、CPU101と、記憶媒体102と、ドライブ部103と、入力部104と、出力部105と、ROM106(Read Only Memory:ロム)と、RAM107(Random Acccess Memory:ラム)と、補助記憶部108と、インターフェース部209と、を備える。
CPU101と、ドライブ部103と、入力部104と、出力部105と、ROM106と、RAM107と、補助記憶部108と、インターフェース部209とは、バス100(母線)を介して相互に接続される。
CPU101は、プログラム、各種データを読み出して、当該CPU101を備える自装置を制御する。記憶媒体102は、例えば、光磁気ディスク、フレキシブルディスク、フラッシュメモリなどの可搬記憶媒体であり、例えば、各種データを記憶する。ドライブ部103は、例えば、記憶媒体102の読み出し装置または読み書き装置である。入力部104は、例えば、マウス、キーボードなどの入力装置である。出力部105は、例えば、表示部、スピーカなどの出力装置である。ROM106は、例えば、プログラムを記憶する記憶媒体である。RAM107は、例えば、各種データ、プログラムを一時的に記憶する記憶媒体である。補助記憶部108は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリなどの記憶媒体であり、例えば、各種データを記憶する。インターフェース部209は、通信用インターフェースを有し、有線または無線によりネットワーク71に接続される。
CPU101が読み出すプログラムは、ROM106に記憶されている一例を示したが、記憶媒体102や補助記憶部108に記憶されていてもよいし、ネットワーク71からダウンロードしたプログラムを記憶媒体102や補助記憶部108などに記憶させてもよい。CPU101が読み出す各種データは、記憶媒体102や補助記憶部108に記憶されている一例を示したが、ROM106に記憶されていてもよいし、ネットワーク71からダウンロードした各種データであってもよい。
上述のように、データ処理装置11〜11hは、ユーザが視聴したコンテンツに係る視聴ログデータを受信する受信部121と、コンテンツ属性データ管理装置31に予め記憶されているコンテンツ属性データであって、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを参照し、受信部121が受信した視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成するデータ処理部15〜15hと、を備える。
これにより、データ処理装置11〜11hは、注目の度合いが高いキーワードを特定することができる。すなわち、データ処理装置11〜11hは、ユーザの興味および関心を解析することができる。
また、データ処理装置11a〜11f、11hが備えるデータ処理部15a〜15f、15hは、少なくとも1人のユーザを含む比較対象ユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成する。
これにより、データ処理装置11a〜11f、11hは、例えば、複数のユーザに共通する興味および関心を解析することができる。
また、データ処理部15a〜15f、15hは、解析対象ユーザの視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードに対する注目度と、当該キーワードに対する注目度であって、比較対象ユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータに基づく注目度とを比較して関連データの比較結果を生成する。
これにより、データ処理装置11a〜11f、11hは、例えば、他のユーザと比較して注目度の高いキーワードを解析する。従って、データ処理装置11a〜11f、11hは、他のユーザと比較した場合のユーザの興味および関心を解析することができる。
また、データ処理部15a〜15f、15hは、ユーザの属性を示すユーザ属性データに基づいて、ユーザ群に属するユーザを特定する。
これにより、データ処理装置11a〜11f、11hは、例えば、同一の属性を有する複数のユーザに共通する興味および関心を解析することができる。
また、データ処理部15b〜15f、15hは、解析対象ユーザの視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードに対する注目度と、当該キーワードに対する注目度であって、複数の比較対象ユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータに基づく注目度とを比較して関連データの比較結果を生成する。
これにより、データ処理装置11b〜11f、11hは、例えば、複数の比較対象ユーザ群と比較してキーワードごとの注目度の分布が類似する比較対象ユーザ群を特定する。従って、データ処理装置11b〜11f、11hは、特定した比較対象ユーザ群の有する特性に基づいて、解析対象ユーザの特性を解析することができる。そのため、解析対象ユーザに係る注目度テーブルには表れていないユーザの興味および関心も解析することができる。
また、データ処理装置11〜11hと通信するデータ表示装置41であって、データ処理装置11〜11hが生成した関連データまたは関連データの比較結果を受信する受信部121と、受信部121が受信した関連データまたは関連データの比較結果に基づく情報を表示部412に表示させる表示処理部4131と、を備える。
これにより、データ表示装置41は、データ処理装置11〜11hが解析したユーザが注目しているキーワードを、データ表示装置41の使用者に提示することができる。従って、データ表示装置41は、その使用者による、端末装置61のユーザの関心および興味の把握を支援することができ、マーケティング分析などを支援することができる。
また、端末装置61は、コンテンツ属性データ管理装置31に予め記憶されているコンテンツ属性データであって、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを参照し、ユーザが視聴したコンテンツに係る視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データに基づいて選択された配信コンテンツを表す配信コンテンツデータを受信する受信部621と、受信部621が受信した配信コンテンツデータが表す配信コンテンツを表示部63に表示させる表示処理部651と、を備える。
これにより、端末装置61は、自装置のユーザ各々の興味および関心に適合した配信コンテンツを表示することができる。
なお、上述した実施形態のいずれかの組み合わせまたは全ては、任意に組み合わされて実施されてもよい。
また、上述したデータ処理装置11〜11hとデータ表示装置41(図1)は、別体であることを前提として説明したが、これには限られない。データ処理装置などとデータ表示装置41は、一体として構成されてもよい。データ処理装置などは、例えば、コンテンツ記憶部641(図12)をさらに含んで構成されてもよい。また、配信コンテンツ選択装置51(図1)と配信コンテンツ送信装置52(図1)とは、一体として構成されてもよい。このように、上述したデータ処理システムが備える任意の装置は一体として構成されてもよい。また、上述したデータ処理システムが任意の装置が備える構成を任意に組み合わせて別の装置としてもよい。
なお、上述した説明では表示部63(図12)、412(図13)は、視覚情報を提示する構成(例えば、ディスプレイ)を備える場合を例にとったが、これには限られない。表示部63、412は視覚情報を提示する構成に代え、またはその構成とともに聴覚情報を提示する構成(例えば、スピーカ)を備えてもよい。
なお、上述した各実施形態におけるデータ処理装置11〜11hによる関連データおよび関連データの比較結果の出力方法は、上述したものに限られない。例えば、データ処理装置11〜11hは、関連データおよび関連データの比較結果をメールなどの通信手段により通知してもよい。また、データ処理装置11〜11hは、関連データおよび関連データの比較結果を参照するためのAPI(Application Programming Interface)を他の装置に提供してもよい。
データ表示装置41および配信コンテンツ選択装置51は、データ処理装置11〜11hが出力可能な任意の情報を取得可能としてよい。例えば、データ表示装置41および配信コンテンツ選択装置51は、特定のキーワード情報を関連データの取得要求に含めてデータ処理装置11〜11hに送信することにより、データ処理装置11〜11hから当該キーワード情報に対応する注目度を複数のユーザついて取得可能としてよい。他にも、データ表示装置41および配信コンテンツ選択装置51は、関連データの算出方法、関連データの比較方法、解析対象とするキーワードの階層、解析対象とするキーワードのカテゴリ、解析対象とするコンテンツ属性データおよび資料ログデータの範囲、ユーザ群の特定条件、関連データおよび関連データの比較結果の出力形式、および、関連データおよび関連データの比較結果の出力範囲など、データ処理装置11〜11hが行う処理の条件を指定可能としてもよい。
なお、上述した実施形態におけるデータ処理装置11〜11h、データ表示装置41、配信コンテンツ選択装置51、または端末装置61の一部、例えば、データ処理装置11〜11hが備える制御部14〜14hなど、制御部413、制御部513、および制御部65をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、データ処理装置11〜11h、データ表示装置41、配信コンテンツ選択装置51、または端末装置61に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態におけるデータ処理装置11〜11h、データ表示装置41、配信コンテンツ選択装置51、または端末装置61の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。データ処理装置11〜11h、データ表示装置41、配信コンテンツ選択装置51、または端末装置61の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1〜1f…データ処理システム、11〜11h…データ処理装置、12…通信部、13、13a、13f、13g…記憶部、14〜14h…制御部、121…受信部、122…送信部、131、131a、131b…ユーザ属性データ記憶部、132…視聴ログデータ記憶部、133…キーワードテーブル記憶部、134…タグテーブル記憶部、135…注目比率テーブル記憶部、136…キーワード出現比率テーブル記憶部、137…注目度テーブル記憶部、138…配信コンテンツリスト記憶部、141…ユーザデータ登録部、142…コンテンツ属性データ取得部、143…キーワード登録部、15〜15h…データ処理部、151…タグ生成部、152…注目指数演算部、153…注目比率演算部、154…キーワード出現比率演算部、155、155a、155f…注目度演算部、156、156b、156g…比較部、157…配信コンテンツ選択部、21…コンテンツ送信装置、31…コンテンツ属性データ管理装置、41…データ表示装置、411…通信部、4111…受信部、412…表示部、413…制御部、4131…表示処理部、51…配信コンテンツ選択装置、511…通信部、5111…受信部、5112…送信部、512…記憶部、5121…配信コンテンツリスト記憶部、513…制御部、5131…配信コンテンツ選択部、52…配信コンテンツ送信装置、61…端末装置、62…通信部、621…受信部、622…送信部、63…表示部、64…記憶部、641…コンテンツ記憶部、642…ユーザデータ記憶部、651…表示処理部、652…視聴履歴生成部、653…ユーザ属性データ生成部、71…ネットワーク、81…放送伝送路、100…バス、101…CPU、102…記録媒体、103…ドライブ部、104…入力部、105…出力部、106…ROM、107…RAM、108…補助記憶部、109…インターフェース部

Claims (10)

  1. ユーザが視聴したコンテンツに係る視聴ログデータを受信する受信部と、
    記憶部に予め記憶されているコンテンツ属性データであって、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを参照し、前記受信部が受信した視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成するデータ処理部と、
    を備え
    前記データ処理部は、
    少なくとも1人のユーザを含むユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成し、
    ユーザの視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードに対する注目度と、当該キーワードに対する注目度であって、前記ユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータに基づく注目度とを比較して関連データの比較結果を生成する、
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記データ処理部は、ユーザの属性を示すユーザ属性データに基づいて、前記ユーザ群に属するユーザを特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記データ処理部は、前記ユーザ属性データのうちユーザに係る地域に基づいて、前記ユーザ群に属するユーザを特定する、
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ処理装置。
  4. 前記視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードとは、地域を表すキーワードである、
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載のデータ処理装置。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のデータ処理装置と通信するデータ表示装置であって、
    前記データ処理装置が生成した関連データまたは関連データの比較結果を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した関連データまたは関連データの比較結果に基づく情報を表示部に表示させる表示処理部と、
    を備えることを特徴とするデータ表示装置。
  6. 端末装置と、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを予め記憶するコンテンツ属性データ管理装置と、データ処理装置と、データ表示装置と、を備えるデータ処理システムであって、
    前記端末装置は、
    ユーザが視聴したコンテンツに係る視聴ログデータをデータ処理装置に送信する送信部、
    を備え、
    前記データ処理装置は、
    前記端末装置から前記視聴ログデータを受信する受信部と、
    前記コンテンツ属性データ管理装置が記憶するコンテンツ属性データを参照し、前記受信部が受信した視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成するデータ処理部と、
    を備え、
    前記データ表示装置は、
    前記データ処理装置が生成した関連データを表示部に表示させる表示処理部、
    を備え
    前記データ処理部は
    少なくとも1人のユーザを含むユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成し、
    ユーザの視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードに対する注目度と、当該キーワードに対する注目度であって、前記ユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータに基づく注目度とを比較して関連データの比較結果を生成する、
    ことを特徴とするデータ処理システム。
  7. データ処理装置が、ユーザが視聴したコンテンツに係る視聴ログデータを受信する受信過程と、
    データ処理装置が、記憶部に予め記憶されているコンテンツ属性データであって、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを参照し、前記受信過程において受信した視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成するデータ処理過程と、
    を含み、
    前記データ処理過程において
    少なくとも1人のユーザを含むユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成し、
    ユーザの視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードに対する注目度と、当該キーワードに対する注目度であって、前記ユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータに基づく注目度とを比較して関連データの比較結果を生成する、
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  8. 端末装置と、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを予め記憶するコンテンツ属性データ管理装置と、データ処理装置と、データ表示装置と、を備えるデータ処理システムにおける表示方法であって、
    前記端末装置が、ユーザが視聴したコンテンツに係る視聴ログデータをデータ処理装置に送信する送信過程と
    前記データ処理装置が、前記端末装置から前記視聴ログデータを受信する受信過程と、
    前記データ処理装置が、前記コンテンツ属性データ管理装置が記憶するコンテンツ属性データを参照し、前記受信過程において受信した視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成するデータ処理過程と、
    前記データ表示装置が、前記データ処理装置が生成した関連データを表示する表示過程と、
    を含み、
    前記データ処理過程において
    少なくとも1人のユーザを含むユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成し、
    ユーザの視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードに対する注目度と、当該キーワードに対する注目度であって、前記ユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータに基づく注目度とを比較して関連データの比較結果を生成する、
    ことを特徴とする表示方法。
  9. コンピュータに、
    ユーザが視聴したコンテンツに係る視聴ログデータを受信する受信手順、
    記憶部に予め記憶されているコンテンツ属性データであって、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性データを参照し、前記受信手順において受信した視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成するデータ処理手順、
    を実行させ
    前記データ処理手順において
    少なくとも1人のユーザを含むユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードと、当該キーワードに対する注目の度合いを示す注目度とを対応付けた関連データを生成し、
    ユーザの視聴ログデータが示すコンテンツに係るキーワードに対する注目度と、当該キーワードに対する注目度であって、前記ユーザ群に属するユーザ各々の視聴ログデータに基づく注目度とを比較して関連データの比較結果を生成するためのプログラム。
  10. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のデータ処理装置と通信するデータ表示装置のコンピュータに、
    前記データ処理装置が生成した関連データまたは関連データの比較結果を受信する受信手順、
    前記受信手順において受信した関連データまたは関連データの比較結果に基づく情報を表示部に表示させる表示処理手順、
    を実行させるためのプログラム。
JP2014140393A 2014-07-08 2014-07-08 データ処理装置、データ処理システム、データ表示装置、データ処理方法、表示方法およびプログラム Active JP6369979B2 (ja)

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