JP2005258870A - 嗜好分析装置、嗜好分析方法及び嗜好分析プログラム - Google Patents

嗜好分析装置、嗜好分析方法及び嗜好分析プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 時間経過によって変化する利用者の嗜好を的確に捉えた嗜好分析装置、嗜好分析方法及び嗜好分析プログラムを提供する。
【解決手段】 アンテナ114、チューナ選局部101、復調部102及びデコード部103は、放送番組を受信し、嗜好分析部109は、この受信した放送番組の番組コードを含む視聴履歴データを取得し、更に、この視聴履歴データに含まれた番組コードにて特定されるコンテンツの特徴を表すキーワードに基づいて、コンテンツの特徴を表す情報としての基本嗜好データ内のキーワードに対して嗜好の程度を表す視聴ランクを算出し、所定の基準を満たす視聴ランクのキーワードを利用者が嗜好するコンテンツの特徴を表すキーワードとして決定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放送番組や通信系コンテンツ等の各種コンテンツの提供を受ける利用者の嗜好を分析する嗜好分析装置、嗜好分析方法及び嗜好分析プログラムに関する。
従来、デジタル放送の提供に当たって、各放送局は、放送番組のデータとともに、その放送番組の識別データや番組名、放送時間帯、出演者等の番組の属性データ(例えばメタデータ)等を送出している。このため、デジタル放送受信機は、個々の放送番組を識別することができるとともに、利用者に対して映像とともに放送番組に関連する情報を提供することができる。また、各放送局は、番組名、放送時間帯、出演者等の番組の属性データを含んだ番組表のデータを送出している。このため、デジタル放送受信機は、利用者に対して番組表を提供することができ、録画予約等に役立てることを可能としている。
しかし、デジタル放送における放送番組は非常に多種多様であるため、利用者が番組表から自分の見たい番組を探し出すことは容易ではない。このため、利用者の嗜好に応じて推奨番組を案内する放送受信機が提案されている(例えば特許文献1参照)。このような放送受信機の利用により、利用者が所望する番組を見逃してしまうことが抑制される。
特開2001−249925号公報
しかしながら、前述した利用者の嗜好に応じて推奨番組を案内する放送受信機は、利用者が視聴した放送番組が数多く有する属性データほど、利用者の嗜好に合致する属性データであるという原則の下で、利用者の嗜好分析を行っており、必ずしも時間経過によって変化する嗜好を的確に捉えた分析とはなっていない。
本発明は従来の問題を解決するためになされたもので、時間経過によって変化する利用者の嗜好を的確に捉えた嗜好分析装置、嗜好分析方法及び嗜好分析プログラムを提供することを目的とする。
本発明の嗜好分析装置は、コンテンツの提供を受ける利用者の嗜好を分析するものであって、前記コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段により取得されたコンテンツの識別情報を含む取得履歴情報を取得する取得履歴情報取得手段と、前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴を表す特徴項目に基づいて、コンテンツの特徴を表す基本特徴項目に対して嗜好の程度を表す数値を所定のアルゴリズムに従って算出する嗜好値算出手段と、所定の基準を満たす数値の基本特徴項目を前記利用者が嗜好するコンテンツの特徴を表す嗜好特徴項目として決定する嗜好特徴項目決定手段とを有する構成となる。
この構成により、嗜好分析装置は、取得した放送番組や通信系コンテンツ等のコンテンツの識別情報を含む受信履歴情報を得て、その前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴を表す特徴項目に基づいて、コンテンツの特徴を表す情報としての基本特徴項目に対して嗜好の程度を表す数値を算出し、更に所定の基準を満たす数値の基本特徴項目を利用者が嗜好するコンテンツの特徴を表す嗜好特徴項目として決定している。このため、コンテンツの取得状況の変化に応じて、利用者の嗜好の程度を表す数値を適切に算出することが可能となる。
また、本発明の嗜好分析装置は、前記嗜好値算出手段が、所定のタイミングで前記嗜好の程度を表す数値を算出するものであって、前回の嗜好特徴項目を決定した後に取得した前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目に対応した基本特徴項目に対して最も高い嗜好の程度を表す数値を与える構成となる。
この構成により、嗜好分析装置は、直近に取得されたコンテンツが有する特徴項目ほど重視して、利用者における嗜好の程度を表す数値の算出を適切に行うことが可能となる。
また、本発明の嗜好分析装置は、前記嗜好値算出手段が、所定のタイミングで前記嗜好の程度を表す数値を算出するものであって、前回の嗜好特徴項目を決定した後に受信した前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目に対応した基本特徴項目以外の基本特徴項目に対する数値を嗜好の程度を所定程度分だけ低下させた数値に更新する構成となる。
この構成により、嗜好分析装置は、前述と同様、直近に受信されたコンテンツが有する特徴項目ほど重視して、利用者における嗜好の程度を表す数値の算出を適切に行うことが可能となる。
また、本発明の嗜好分析装置は、前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目の取得回数を計数する計数手段を有し、前記嗜好値算出手段が、前記計数手段にて得られた前記特徴項目の取得回数が多くなるほど前記特徴項目に対応した基本特徴項目に対する数値をより嗜好の程度を高くする数値に設定する構成となる。
この構成により、嗜好分析装置は、取得したコンテンツが数多く有する特徴項目ほど重視して、利用者における嗜好の程度を表す数値の算出を適切に行うことができる。
また、本発明の嗜好分析装置は、前記利用者が嗜好するとされるコンテンツの特徴を表す利用者特徴項目を記憶した利用者特徴項目記憶手段を有し、前記嗜好値算出手段が、前記利用者特徴項目記憶手段に記憶された利用者特徴項目に対応する基本特徴項目に対する数値を嗜好の程度を所定分だけ高くさせた数値に更新する構成となる。
この構成により、嗜好分析装置は、利用者が嗜好するとされるコンテンツの特徴を表す利用者特徴項目に対応する基本特徴項目を重視して、利用者における嗜好の程度を表す数値の算出を適切に行うことができる。
また、本発明の嗜好分析装置は、前記嗜好特徴項目決定手段にて決定された嗜好特徴項目に対応する特徴項目を有するコンテンツの識別情報を取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段にて取得されたコンテンツの識別情報を出力する識別情報出力手段とを有する構成となる。
また、本発明の嗜好分析方法は、コンテンツの提供を受ける利用者の嗜好を分析する嗜好分析装置におけるものであって、前記コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、前記コンテンツ取得ステップにより取得されたコンテンツの識別情報を含む取得履歴情報を取得する取得履歴情報取得ステップと、前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴を表す特徴項目に基づいて、コンテンツの特徴を表す基本特徴項目に対して嗜好の程度を表す数値を所定のアルゴリズムに従って算出する嗜好値算出ステップと、所定の基準を満たす数値の基本特徴項目を前記利用者が嗜好するコンテンツの特徴を表す嗜好特徴項目として決定する嗜好特徴項目決定ステップとを有する構成となる。
また、本発明の嗜好分析方法は、前記嗜好値算出ステップが、所定のタイミングで前記嗜好の程度を表す数値を算出するものであって、前回の嗜好特徴項目を決定した後に取得した前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目に対応した基本特徴項目に対して最も高い嗜好の程度を表す数値を与える構成となる。
また、本発明の嗜好分析方法は、前記嗜好値算出ステップが、所定のタイミングで前記嗜好の程度を表す数値を算出するものであって、前回の嗜好特徴項目を決定した後に受信した前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目に対応した基本特徴項目以外の基本特徴項目に対する数値を嗜好の程度を所定程度分だけ低下させた数値に更新する構成となる。
また、本発明の嗜好分析方法は、前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目の取得回数を計数する計数ステップを有し、前記嗜好値算出ステップは、前記計数ステップにて得られた前記特徴項目の取得回数が多くなるほど前記特徴項目に対応した基本特徴項目に対する数値をより嗜好の程度を高くする数値に設定する構成となる。
また、本発明の嗜好分析方法は、前記嗜好値算出ステップが、予め記憶手段に記憶された前記利用者が嗜好するとされるコンテンツの特徴を表す利用者特徴項目に対応する基本特徴項目に対する数値を嗜好の程度を所定分だけ高くさせた数値に更新する構成となる。
また、本発明の嗜好分析方法は、前記嗜好特徴項目決定ステップにて決定された嗜好特徴項目に対応する特徴項目を有するコンテンツの識別情報を取得するコンテンツ取得ステップと、前記コンテンツ取得ステップにて取得されたコンテンツの識別情報を出力する識別情報出力ステップとを有する構成となる。
また、本発明の嗜好分析プログラムは、コンテンツの提供を受ける利用者の嗜好を分析する嗜好分析装置において実行されるものであって、前記コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、前記コンテンツ取得ステップにより取得されたコンテンツの識別情報を含む取得履歴情報を取得する取得履歴情報取得ステップと、前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴を表す特徴項目に基づいて、コンテンツの特徴を表す基本特徴項目に対して嗜好の程度を表す数値を所定のアルゴリズムに従って算出する嗜好値算出ステップと、所定の基準を満たす数値の基本特徴項目を前記利用者が嗜好するコンテンツの特徴を表す嗜好特徴項目として決定する嗜好特徴項目決定ステップとを前記嗜好分析装置に実行させる構成となる。
また、本発明の嗜好分析プログラムは、前記嗜好値算出ステップが、所定のタイミングで前記嗜好の程度を表す数値を算出するものであって、前回の嗜好特徴項目を決定した後に取得した前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目に対応した基本特徴項目に対して最も高い嗜好の程度を表す数値を与える構成となる。
また、本発明の嗜好分析プログラムは、前記嗜好値算出ステップが、所定のタイミングで前記嗜好の程度を表す数値を算出するものであって、前回の嗜好特徴項目を決定した後に受信した前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目に対応した基本特徴項目以外の基本特徴項目に対する数値を嗜好の程度を所定程度分だけ低下させた数値に更新する構成となる。
また、本発明の嗜好分析プログラムは、前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目の取得回数を計数する計数ステップを前記嗜好分析装置に実行させ、前記嗜好値算出ステップが、前記計数ステップにて得られた前記特徴項目の取得回数が多くなるほど前記特徴項目に対応した基本特徴項目に対する数値をより嗜好の程度を高くする数値に設定する構成となる。
また、本発明の嗜好分析プログラムは、前記嗜好値算出ステップが、予め記憶手段に記憶された前記利用者が嗜好するとされるコンテンツの特徴を表す利用者特徴項目に対応する基本特徴項目に対する数値を嗜好の程度を所定分だけ高くさせた数値に更新する構成となる。
また、本発明の嗜好分析プログラムは、前記嗜好特徴項目決定ステップにて決定された嗜好特徴項目に対応する特徴項目を有するコンテンツの識別情報を取得するコンテンツ取得ステップと、前記コンテンツ取得ステップにて取得されたコンテンツの識別情報を出力する識別情報出力ステップとを前記嗜好分析装置に実行させる構成となる。
本発明は、嗜好分析装置が、取得したコンテンツの識別情報を含む受信履歴情報を得て、その前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴を表す特徴項目に基づいて、コンテンツの特徴を表す情報としての基本特徴項目に対して嗜好の程度を表す数値を算出し、更に所定の基準を満たす数値の基本特徴項目を利用者が嗜好するコンテンツの特徴を表す嗜好特徴項目として決定しており、コンテンツの取得状況の変化に応じて、利用者の嗜好の程度を表す数値を適切に算出することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態の嗜好分析装置としての放送受信機について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の形態における放送受信機のブロック図を図1に示す。図1において、方法受信機100は、コンテンツとしての放送番組を受信するとともに、利用者の嗜好を分析し、放送番組や各種通信系コンテンツの案内を行うものであり、チューナ選局部101、復調部102、デコード部103、音声出力処理部104、映像出力処理部105、画面合成処理部106、ICカードインタフェース(IF)部107、システム制御部108、嗜好分析部109、情報案内処理部110、メモリ111、ハードディスクドライブ(HDD)112、オンスクリーン制御部113及びアンテナ114を有する。
これらの内、嗜好分析部109及び情報案内処理部110のブロック図を図2に示す。図2において、嗜好分析部109は、視聴履歴データベース(DB)201、利用者DB202、嗜好分析DB203及び嗜好分析処理部204を有し、情報案内処理部110は、情報管理DB205、推奨情報決定部206及び推奨情報提供部207を有する。
以上のように構成された放送受信機100について、その動作を説明する。
まず、利用者登録時の動作を説明する。システム制御部108は、放送受信機100の利用者に関するデータ(利用者登録データ)を生成し、嗜好分析部109内の利用者DB202に登録する。例えば、システム制御部108は、利用者がリモコン装置(図示せず)を用いて利用者登録データを入力すると、その操作に応じた信号を、内蔵する受信部(図示せず)によって受信し、利用者登録データを生成する。利用者登録データの一例を図3に示す。図3に示す利用者登録データは、利用者を識別するための利用者IDと、その利用者の年齢、性別、住所、好みのジャンル及び利用者特徴項目としての好みのキーワードとにより構成される。これらの内、利用者IDはICカードIF部107に挿入されたICカードから読み出されたものである。
また、システム制御部108は、利用者の要求に応じて利用者登録データを随時更新する。例えば、システム制御部108は、利用者がリモコン装置を用いて新たな利用者登録データを入力すると、その操作に応じた信号を、内蔵する受信部によって受信し、新たに利用者登録データを生成する。更に、システム制御部108は、嗜好分析部109内の利用者DB202に登録された利用者登録データを、新たに生成した利用者登録データに更新する。
次に、放送受信時の動作を説明する。利用者が例えばリモコン装置等を用いて電源オンの操作を行うと、放送受信機100は、電源を投入して、放送局から送出されるSI/EPG(電子番組ガイド)等の制御データを受信するとともに、放送を受信する。
具体的には、チューナ選局部101は、システム制御部108の制御により、選局処理を行い、アンテナ114によって受信された信号を復調部102へ出力する。復調部102は、入力した信号の復調を行い、その復調により得られたデータをデコード部103へ出力する。
デコード部103は、多重分離機能により、入力したデータをSI/EPG等の制御データと、放送番組の番組データ(映像データ及び音声データ)とに分離する。次に、デコード部103は、制御データ内のSI等に含まれる識別/属性データを番組関連データとして情報案内処理部110内の情報管理DB205に登録する。番組関連データの一例を図4に示す。図4に示す番組関連データは、管理IDと、放送番組の送出元である放送局200を識別するための放送局IDと、番組コードと、その放送番組の放送年月日、開始時刻及び終了時刻と、その放送番組の名称(番組名)と、その放送番組のジャンルと、内容、出演者等の放送番組を特徴付ける情報である特徴項目としてのキーワードとにより構成される。
なお、情報管理DB205には、放送番組以外のコンテンツである通信系コンテンツに関するデータであるコンテンツ関連データが登録されている。コンテンツ関連データの一例を図5に示す。図5に示すコンテンツ関連データは、管理IDと、通信系コンテンツを識別するためのコンテンツコードと、その通信系コンテンツの容量と、その通信系コンテンツの名称(コンテンツ名)と、その通信系コンテンツのジャンルと、内容、出演者等の通信系コンテンツを特徴付ける情報である特徴項目としてのキーワードとにより構成される。
番組関連データに対応する番組データと、コンテンツ関連データに対応するコンテンツデータとは、HDD112に記憶されることができるようになっている。
また、デコード部103は、情報管理DB205に登録された番組関連データの内、利用者が視聴した放送番組に対応する番組コードと放送局IDとを対応付けて取得履歴情報としての視聴履歴データを生成し、嗜好分析部109内の視聴履歴DB201に登録する。視聴履歴データの一例を図6に示す。図6に示す視聴履歴データは、利用者ID、履歴管理ID、利用者が視聴した放送番組の送出元の放送局の放送局ID、及び、利用者が視聴した放送番組の番組コードにより構成される。これらの内、利用者IDはICカードIF部107に挿入されたICカードから読み出されたものである。
なお、デコード部103は、利用者が同一の放送番組を連続して視聴した結果、多重分離機能による分離処理により、連続して同一の番組コードを取得した場合には、最初に取得した番組コードのみ、視聴履歴データの生成の対象とする。これにより、デコード部103は、電源投入直後及びその後の利用者の選局操作直後にのみ番組コードを含んだ視聴履歴データを生成して嗜好分析部109内の視聴履歴DB201に登録することになり、視聴履歴DB201が同一の放送番組に対応する番組コードを複数保持することを防止し、その視聴履歴DB201が保持する視聴履歴データを必要最小限に抑えることができる。
また、デコード部103は、利用者がいわゆるザッピングにより短時間に選局を繰り返す場合には、視聴の意思がないと考えられる放送番組については視聴履歴データの生成対象から除外するようにしてもよい。この場合には、例えば、デコード部103は、番組コードを取得してから次の番組コードを取得するまでの時間が所定時間以下であった場合には、最初に取得した方の番組コードに対応する放送番組について、視聴履歴データの生成対象から除外する。
また、デコード部103は、音声信号復号機能及び映像信号復号機能により番組データの復号を行い、音声信号を音声出力処理部104へ出力し、映像信号を映像出力処理部105へ出力する。音声出力処理部104は、入力した音声信号をスピーカ等の音声出力媒体へ出力する。一方、映像出力処理部105は、入力した映像信号を、画面合成処理部106を介してモニタ等の映像出力媒体へ出力する。なお、放送局が特定の利用者にのみ放送番組を提供するために、その特定の利用者に対応する利用者登録データ内の利用者IDを番組データとともに送出する場合には、デコード部103は、CA処理機能により、復調部102からのデータに含まれている利用者IDと、ICカードIF部107に挿入されたICカード(図示せず)から読み出した利用者IDとを照合し、これらの利用者IDが一致する場合にのみ、視聴履歴データを嗜好分析部109内の視聴履歴DB201へ登録し、番組データの復号を行う。
このように、嗜好分析部109内の利用者DB202に利用者登録データが登録され、視聴履歴DB201に視聴履歴データが登録され、更に、情報案内処理部110内の情報管理DB205に番組関連データ及びコンテンツ関連データが登録されることにより、利用者の嗜好分析が可能となる。
次に、利用者の嗜好分析時の動作を説明する。嗜好分析の動作のフローチャートを図7に示す。嗜好分析部109内の嗜好分析処理部204は、視聴履歴DB201に登録されている視聴履歴データを読み出す(S101)。更に、嗜好分析処理部204は、読み出した視聴履歴データが新たな視聴履歴データであるか否かを判定する(S102)。ここで、新たな視聴履歴データとは、前回の嗜好分析以降に視聴履歴DB201に登録された視聴履歴データを指す。例えば、嗜好分析処理部204は、嗜好分析を終える毎に視聴履歴DB201に登録された視聴履歴データを削除することにより、次の嗜好分析において視聴履歴DB201から読み出される視聴履歴データは、全て新たな視聴履歴データとなる。この場合、嗜好分析処理部204は、視聴履歴DB201に視聴履歴データが登録されている場合には、新たな視聴履歴データであると判定する。
新たな視聴履歴データである場合、嗜好分析処理部204は、利用者DB202に登録されている利用者登録データを読み出す(S103)。
一方、新たな視聴履歴データがない場合、嗜好分析処理部204は、利用者DB202に登録されている利用者登録データを読み出し(S104)、更に、その読み出した利用者登録データが新たな利用者登録データであるか否かを判定する(S105)。ここで、新たな利用者登録データとは、前回の嗜好分析以降に更新された利用者登録データを指す。例えば、嗜好分析処理部204は、嗜好分析を終える毎に利用者DB202に登録された利用者登録データを削除することにより、次の嗜好分析において利用者DB202から読み出される利用者登録データは、全て新たな利用者登録データとなる。この場合、嗜好分析処理部204は、利用者DB202に利用者登録データが登録されている場合には、新たな利用者登録データであると判定する。S105において新たな利用者登録データがないと判定された場合、一連の動作が終了する。
一方、嗜好分析処理部204は、S103において利用者登録データを読み出した後、あるいは、S105において新たな利用者登録データであると判定した後、嗜好分析DB203に登録されている嗜好基本データを読み出す(S106)。嗜好基本データの一例を図8及び図9に示す。図8に示す嗜好基本データは、利用者ID、ジャンル及び基本特徴項目としてのキーワードにより構成される。ここで、キーワードに付随する括弧内の数値(A,B)は、Aが、利用者がそのキーワードを有する放送番組を視聴した回数(視聴回数)を示し、Bが、利用者がそのキーワードを有する放送番組を最後に視聴してからの経過時間等に基づく嗜好の傾向を示す数値(視聴ランク)を示す。一方、図9に示す嗜好基本データは、利用者IDと、視聴ランクの数値が小さい順に並べ替えられたキーワードとによって構成される。
次に、嗜好分析処理部204は、S103又はS104において読み出した利用者登録データ、及び、S106において読み出した嗜好基本データに含まれるキーワードを抽出するとともに、情報管理DB205に登録されている番組関連データの内、新たな視聴履歴データを含む番組関連データ内のキーワードを抽出する。更に、嗜好分析部554は、これら抽出したキーワードについて所定の整理を行う(S107)。例えば、嗜好分析処理部204は、抽出したキーワードが重複する場合、それらをまとめる整理を行う。
次に、嗜好分析処理部204は、S107において抽出、整理した後のキーワード毎に視聴回数をカウントする(S108)。
S108における視聴回数カウントの詳細な動作のフローチャートを図10に示す。嗜好分析処理部204は、対象キーワードについて前回の嗜好分析時以降の視聴回数をカウントする(S201)。具体的には、嗜好分析処理部204は、情報管理DB205に登録された番組関連データの内、図7のS101において読み出した新たな視聴履歴データに含まれる放送局ID及び番組コードの組み合わせを有するものを抽出する。ここで抽出される番組関連データは、利用者が前回の嗜好分析時以降に視聴した放送番組に対応するものである。更に、嗜好分析処理部204は、抽出した番組関連データに含まれる対象キーワードの数をカウントする。
次に、嗜好分析処理部204は、図7のS106において読み出した嗜好基本データ内の対象キーワードに付随する視聴回数、換言すれば、前回の嗜好分析時までの視聴回数と、S201においてカウントした前回の嗜好分析以降の視聴回数とを加算することにより、嗜好基本データ内の対象キーワードに付随する視聴回数を更新する(S202)。
次に、嗜好分析処理部204は、対象キーワードが図7のS103又はS104において読み出した利用者登録データに含まれているか否かを判定する(S203)。対象キーワードが利用者登録データに含まれている場合には、嗜好分析処理部204は、S201においてカウントした視聴回数に1を加算する(S204)。なお、加算される数値は必ずしも1である必要はない。一方、対象キーワードが利用者登録データに含まれていない場合には、嗜好分析処理部204は、S204の動作を行わない。
各キーワード毎にS201乃至S204の動作が行われることにより、各キーワード毎に視聴回数がカウントされることになる。
再び、図7に戻って説明する。嗜好分析処理部204は、S107において抽出、整理した後のキーワード毎に視聴ランクを算出する(S109)。
S109における視聴ランク算出の詳細な動作のフローチャートを図11に示す。嗜好分析処理部204は、対象キーワードを有する放送番組について前回の嗜好分析時まで視聴実績がないか否かを判定する(S301)。具体的には、嗜好分析処理部204は、図7のS106において読み出した嗜好基本データにおいて対象のキーワードに付随する視聴回数が「0」である場合、前回の嗜好分析時まで視聴実績がないと判定し、「0」以外の値である場合、前回の嗜好分析時までに視聴実績があると判定する。
対象キーワードを有する放送番組について前回の嗜好分析時まで視聴実績がない場合は、前回の執行分析時以降に、利用者によってその対象キーワードを有する放送番組が初めて視聴されたということである。この場合、利用者の直近の嗜好を重視すべく、対象キーワードについての視聴ランクは上位であることが望ましい。このため、嗜好分析処理部204は、対象キーワードについての視聴ランクに最上位であることを示す「1」を設定する(S305)。
一方、対象キーワードを有する放送番組について前回の嗜好分析時までに視聴実績がある場合は、嗜好分析処理部204は、対象キーワードを有する放送番組について前回の嗜好分析時以降に視聴実績がないか否かを判定する(S302)。具体的には、嗜好分析処理部204は、図7のS201においてカウントした対象キーワードについての前回の嗜好分析時以降の視聴回数が「0」である場合には、前回の嗜好分析時以降に視聴実績がないと判定し、「1」以上の値である場合には、前回の嗜好分析時以降に視聴実績があると判定する。
対象キーワードを有する放送番組について前回の嗜好分析時以降に視聴実績がない場合は、利用者の直近の嗜好を重視すべく、対象キーワードについての視聴ランクは下位であることが望ましい。このため、嗜好分析処理部204は、今回の視聴分析時より前に算出された対象キーワードについての視聴ランク、換言すれば、図7のS106において読み出した嗜好基本データ内の対象キーワードについての視聴ランクに1を加算して、今回嗜好分析時における視聴ランクを算出する(S306)。
一方、対象キーワードを有する放送番組について前回の嗜好分析時以降に視聴実績がある場合は、嗜好分析処理部204は、対象キーワードについて、前回の嗜好分析時における視聴ランク、換言すれば、図7のS106において読み出した嗜好基本データ内の視聴ランクから、前回の嗜好分析時以降の視聴回数(図10のS201においてカウントされた値又はS204において更に1加算された値)を減じる(S303)。
次に、嗜好分析処理部204は、S303において算出した対象キーワードについての視聴ランクが1未満であるか否かを判定する(S304)。対象キーワードについての視聴ランクが1以上である場合には、一連の動作が終了する。この場合、S303において算出された視聴ランクが今回嗜好分析時における視聴ランクとなる。
一方、対象キーワードについての視聴ランクが1以上である場合には、嗜好分析処理部204は、対象キーワードについての視聴ランクに最上位であることを示す「1」を設定する(S305)。
再び、図7に戻って説明する。嗜好分析処理部204は、対象キーワードについて、図10のS202において算出した視聴回数、すなわち、今回の嗜好分析時までの視聴回数と、S109において算出した視聴ランクとにより、嗜好分析DB203内の嗜好基本データを更新する(S110)。なお、利用者についての嗜好分析が初めて行われる場合には、嗜好分析データは嗜好分析DB203に登録されていない。この場合、嗜好分析処理部204は、対象キーワードについて、図10のS202において算出した視聴回数、すなわち、今回の嗜好分析時までの視聴回数と、S109において算出した視聴ランクとにより、嗜好基本データを生成して、嗜好分析DB203に登録することになる。
このようにして利用者の嗜好分析が行われた後、利用者が例えばリモコン装置を用いてメニュー画面の表示のための所定の操作を行うと、システム制御部108は、その操作に応じた信号を、内蔵する受信部によって受信し、オンスクリーン制御部113に対して、メニュー画面表示を指示する。オンスクリーン制御部113は、メニュー画面を生成し、その映像信号を画面合成処理部106へ出力する。画面合成処理部106は、映像出力処理部105からの映像信号に基づく映像に、オンスクリーン制御部113からの映像信号に基づく映像を合成して、モニタ等の映像出力媒体へ出力する。メニュー画面の一例を図12に示す。
更に、利用者が例えばリモコン装置を用いて、メニュー画面における選択肢である「おすすめ情報案内」を選択する操作を行うと、システム制御部108は、利用者のリモコン装置の操作に応じた信号を、内蔵する受信部によって受信し、情報案内処理部110に対して、情報案内を指示する。
情報案内処理部110は、情報案内の指示を受けると、利用者の嗜好分析の結果に基づいて、その利用者に推奨すべき放送番組や通信系コンテンツ(推奨情報)を決定する。
推奨情報決定の詳細な動作のフローチャートを図13に示す。情報案内処理部110内の推奨情報決定部206は、嗜好分析DB203内の嗜好基本データから視聴ランクの上位所定数に対応するキーワードを抽出する(S401)。
次に、推奨情報決定部206は抽出したキーワードに関連するキーワードを選択する(S402)。例えば、推奨情報決定部206は、キーワードとそのキーワードに意味が近似するキーワードとを対応付けて保持しておき、S401において抽出したキーワードに意味が近似するキーワードを関連キーワードとして選択する。
次に、推奨情報決定部206は、情報管理サーバ510からの番組関連データ及びコンテンツ関連データの内、S401において抽出したキーワードと、S402において選択した関連キーワードとの少なくともいずれかを有する番組関連データ及びコンテンツ関連データを選択する(S403)。選択された番組関連データ及びコンテンツ関連データは、推奨番組関連データ及び推奨コンテンツ関連データとして推奨情報提供部207へ出力される。
推奨情報提供部207は、推奨番組関連データ及び推奨コンテンツ関連データをまとめて情報案内データとして、HDD112に格納する。情報案内データの一例を図15に示す。図15に示す情報案内データは、管理IDと、推奨情報が放送番組である場合における放送局IDと、情報コード(推奨情報が放送番組である場合には番組コード、推奨情報が通信系コンテンツである場合にはコンテンツコード)、推奨情報が放送番組である場合における放送年月日、開始時刻及び終了時刻と、情報名(推奨情報が放送番組である場合には番組名、推奨情報が通信系コンテンツである場合にはコンテンツ名)、その推奨情報のジャンルと、その推奨情報の内容、出演者等の放送番組を特徴付ける情報であるキーワードとにより構成される。
オンスクリーン制御部113は、HDD112から情報案内データを読み出し、この情報案内データに基づいて情報案内画面を生成し、その映像信号を画面合成処理部606へ出力する。画面合成処理部106は、映像出力処理部105からの映像信号に基づく映像に、オンスクリーン制御部113からの映像信号に基づく映像を合成して、モニタ等の映像出力媒体へ出力する。
図15に情報案内画面の一例を示す。図15に示す情報案内画面では、放送番組については、その放送番組の番組名、放送日時、放送局名、録画予約欄及び料金が表示され、通信系コンテンツについてはその通信系コンテンツのコンテンツ名及び対処欄が表示される。
その後、利用者が例えばリモコン装置650により情報案内画面内の放送番組や通信系コンテンツの選択操作を行うと、システム制御部108は、利用者のリモコン装置の操作に応じた信号を、内蔵する受信部によって受信し、利用者の選択操作に応じた所定の放送番組や通信系コンテンツの選択処理を行う。例えば、利用者が図15に示す情報案内画面における放送番組である「ドラマA」の録画を選択した場合、システム制御部108は、内蔵する受信部が受信した情報選択データに応じて録画予約に関する処理を行う。
このように、本実施形態の放送受信機100では、受信した放送番組、換言すれば、利用者が視聴した放送番組の視聴履歴データが視聴履歴DB201に登録され、嗜好分析処理部204は、その視聴履歴データ、特に前回の嗜好分析以降に受信した放送番組に応じた視聴履歴データを重視して、放送番組のキーワードに基づいて利用者の嗜好を分析し、その分析結果に基づいて利用者の嗜好に応じた所定の条件を満たす放送番組や通信系コンテンツを決定し、推奨情報として利用者に通知する。このため、コンテンツの受信状況の変化に応じて、利用者の嗜好の程度を表す視聴ランクを適切に算出することが可能となる。
また、嗜好分析処理部204は、嗜好分析において視聴ランクを算出する際に、対象キーワードに対応する放送番組が前回の嗜好分析以降に初めて放送受信機100によって受信された場合には、その対象キーワードに対応する嗜好傾向が高くなるように視聴ランクに1を設定する。また、嗜好分析処理部204は、対象キーワードに対応する放送番組が前回の嗜好分析以降に放送受信機100によって受信されなかった場合には、その対象キーワードに対応する嗜好傾向が低くなるように視聴ランクに1を加算する。このため、利用者の直近の嗜好傾向を重視した嗜好分析が可能となる。
なお、前述の実施形態では、コンテンツとして放送番組や通信系コンテンツが用いられたが、他の情報、例えばインターネットのサイトにおける情報であっても良い。インターネットのサイトにおける情報が用いられる場合、各情報はURLにより識別される。また、前述した実施形態では、特徴項目としてキーワードが用いられたが、ジャンル等の他のデータを特徴項目として用いても良い。また、前述の実施形態では、放送受信機100において利用者の嗜好分析が行われる場合について説明したが、各種コンテンツを取得する他の装置において、その取得したコンテンツから利用者の嗜好を分析する場合においても、本発明を適用することができる。
以上のように、本発明にかかる嗜好分析装置、嗜好分析方法及び嗜好分析プログラムは、コンテンツの取得状況の変化に応じて、利用者の嗜好の程度を表す数値を適切に算出することが可能となるという効果を有し、嗜好分析装置等として有用である。
放送受信機のブロック図 嗜好分析部及び情報案内処理部のブロック図 利用者登録データの一例を示す図 番組関連データの一例を示す図 コンテンツ関連データの一例を示す図 視聴履歴データの一例を示す図 嗜好分析部の嗜好分析時の動作の一例を示すフローチャート 嗜好基本データの第1の例を示す図 嗜好基本データの第2の例を示す図 嗜好分析部の視聴回数カウント時の動作の一例を示すフローチャート 嗜好分析部の視聴ランク算出時の動作の一例を示すフローチャート メニュー画面の一例を示す図 情報案内処理部の推奨情報決定時の動作の一例を示すフローチャート 情報案内データの一例を示す図 情報案内画面の一例を示す図
符号の説明
100 放送受信機
101 チューナ選局部
102 復調部
103 デコード部
104 音声出力処理部
105 映像出力処理部
106 画面合成処理部
107 ICカードIF部
108 システム制御部
109 嗜好分析部
110 情報案内処理部
111 メモリ
112 HDD
113 オンスクリーン制御部
114 アンテナ
520 情報管理DB
530 顧客管理DB
550 情報案内サーバ
201 視聴履歴DB
202 利用者DB
203 嗜好分析DB
204 嗜好分析部
205 情報管理DB
206 推奨情報決定部
207 推奨情報提供部

Claims (18)

  1. コンテンツの提供を受ける利用者の嗜好を分析する嗜好分析装置であって、
    前記コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
    前記コンテンツ取得手段により取得されたコンテンツの識別情報を含む取得履歴情報を取得する取得履歴情報取得手段と、
    前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴を表す特徴項目に基づいて、コンテンツの特徴を表す基本特徴項目に対して嗜好の程度を表す数値を所定のアルゴリズムに従って算出する嗜好値算出手段と、
    所定の基準を満たす数値の基本特徴項目を前記利用者が嗜好するコンテンツの特徴を表す嗜好特徴項目として決定する嗜好特徴項目決定手段とを有することを特徴とする嗜好分析装置。
  2. 前記嗜好値算出手段は、所定のタイミングで前記嗜好の程度を表す数値を算出するものであって、前回の嗜好特徴項目を決定した後に取得した前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目に対応した基本特徴項目に対して最も高い嗜好の程度を表す数値を与えることを特徴とする請求項1記載の嗜好分析装置。
  3. 前記嗜好値算出手段は、所定のタイミングで前記嗜好の程度を表す数値を算出するものであって、前回の嗜好特徴項目を決定した後に受信した前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目に対応した基本特徴項目以外の基本特徴項目に対する数値を嗜好の程度を所定程度分だけ低下させた数値に更新することを特徴とする請求項1または2記載の嗜好分析装置。
  4. 前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目の取得回数を計数する計数手段を有し、
    前記嗜好値算出手段は、前記計数手段にて得られた前記特徴項目の取得回数が多くなるほど前記特徴項目に対応した基本特徴項目に対する数値をより嗜好の程度を高くする数値に設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の嗜好分析装置。
  5. 前記利用者が嗜好するとされるコンテンツの特徴を表す利用者特徴項目を記憶した利用者特徴項目記憶手段を有し、
    前記嗜好値算出手段は、前記利用者特徴項目記憶手段に記憶された利用者特徴項目に対応する基本特徴項目に対する数値を嗜好の程度を所定分だけ高くさせた数値に更新することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の嗜好分析装置。
  6. 前記嗜好特徴項目決定手段にて決定された嗜好特徴項目に対応する特徴項目を有するコンテンツの識別情報を取得するコンテンツ取得手段と、
    前記コンテンツ取得手段にて取得されたコンテンツの識別情報を出力する識別情報出力手段とを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の嗜好分析装置。
  7. コンテンツの提供を受ける利用者の嗜好を分析する嗜好分析装置における嗜好分析方法であって、
    前記コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
    前記コンテンツ取得ステップにより取得されたコンテンツの識別情報を含む取得履歴情報を取得する取得履歴情報取得ステップと、
    前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴を表す特徴項目に基づいて、コンテンツの特徴を表す基本特徴項目に対して嗜好の程度を表す数値を所定のアルゴリズムに従って算出する嗜好値算出ステップと、
    所定の基準を満たす数値の基本特徴項目を前記利用者が嗜好するコンテンツの特徴を表す嗜好特徴項目として決定する嗜好特徴項目決定ステップとを有することを特徴とする嗜好分析方法。
  8. 前記嗜好値算出ステップは、所定のタイミングで前記嗜好の程度を表す数値を算出するものであって、前回の嗜好特徴項目を決定した後に取得した前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目に対応した基本特徴項目に対して最も高い嗜好の程度を表す数値を与えることを特徴とする請求項7記載の嗜好分析方法。
  9. 前記嗜好値算出ステップは、所定のタイミングで前記嗜好の程度を表す数値を算出するものであって、前回の嗜好特徴項目を決定した後に受信した前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目に対応した基本特徴項目以外の基本特徴項目に対する数値を嗜好の程度を所定程度分だけ低下させた数値に更新することを特徴とする請求項7または8記載の嗜好分析方法。
  10. 前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目の取得回数を計数する計数ステップを有し、
    前記嗜好値算出ステップは、前記計数ステップにて得られた前記特徴項目の取得回数が多くなるほど前記特徴項目に対応した基本特徴項目に対する数値をより嗜好の程度を高くする数値に設定することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の嗜好分析方法。
  11. 前記嗜好値算出ステップは、予め記憶手段に記憶された前記利用者が嗜好するとされるコンテンツの特徴を表す利用者特徴項目に対応する基本特徴項目に対する数値を嗜好の程度を所定分だけ高くさせた数値に更新することを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載の嗜好分析方法。
  12. 前記嗜好特徴項目決定ステップにて決定された嗜好特徴項目に対応する特徴項目を有するコンテンツの識別情報を取得するコンテンツ取得ステップと、
    前記コンテンツ取得ステップにて取得されたコンテンツの識別情報を出力する識別情報出力ステップとを有することを特徴とする請求項7乃至11のいずれかに記載の嗜好分析方法。
  13. コンテンツの提供を受ける利用者の嗜好を分析する嗜好分析装置において実行される嗜好分析プログラムであって、
    前記コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
    前記コンテンツ取得ステップにより取得されたコンテンツの識別情報を含む取得履歴情報を取得する取得履歴情報取得ステップと、
    前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴を表す特徴項目に基づいて、コンテンツの特徴を表す基本特徴項目に対して嗜好の程度を表す数値を所定のアルゴリズムに従って算出する嗜好値算出ステップと、
    所定の基準を満たす数値の基本特徴項目を前記利用者が嗜好するコンテンツの特徴を表す嗜好特徴項目として決定する嗜好特徴項目決定ステップとを前記嗜好分析装置に実行させることを特徴とする嗜好分析プログラム。
  14. 前記嗜好値算出ステップは、所定のタイミングで前記嗜好の程度を表す数値を算出するものであって、前回の嗜好特徴項目を決定した後に取得した前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目に対応した基本特徴項目に対して最も高い嗜好の程度を表す数値を与えることを特徴とする請求項13記載の嗜好分析プログラム。
  15. 前記嗜好値算出ステップは、所定のタイミングで前記嗜好の程度を表す数値を算出するものであって、前回の嗜好特徴項目を決定した後に受信した前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目に対応した基本特徴項目以外の基本特徴項目に対する数値を嗜好の程度を所定程度分だけ低下させた数値に更新することを特徴とする請求項13または14記載の嗜好分析プログラム。
  16. 前記取得履歴情報に含まれた識別情報にて特定されるコンテンツの特徴項目の取得回数を計数する計数ステップを前記嗜好分析装置に実行させ、
    前記嗜好値算出ステップは、前記計数ステップにて得られた前記特徴項目の取得回数が多くなるほど前記特徴項目に対応した基本特徴項目に対する数値をより嗜好の程度を高くする数値に設定することを特徴とする請求項13乃至15のいずれかに記載の嗜好分析プログラム。
  17. 前記嗜好値算出ステップは、予め記憶手段に記憶された前記利用者が嗜好するとされるコンテンツの特徴を表す利用者特徴項目に対応する基本特徴項目に対する数値を嗜好の程度を所定分だけ高くさせた数値に更新することを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載の嗜好分析プログラム。
  18. 前記嗜好特徴項目決定ステップにて決定された嗜好特徴項目に対応する特徴項目を有するコンテンツの識別情報を取得するコンテンツ取得ステップと、
    前記コンテンツ取得ステップにて取得されたコンテンツの識別情報を出力する識別情報出力ステップとを前記嗜好分析装置に実行させることを特徴とする請求項13乃至17のいずれかに記載の嗜好分析プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009217458A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Fujitsu Ltd 特徴重要視度算出システム、特徴重要視度算出方法、およびコンピュータプログラム
JP2016018365A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 シャープ株式会社 データ処理装置、データ処理システム、データ表示装置、データ処理方法、表示方法およびプログラム

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