JP5203562B2 - Cmosイメージセンサー及びその駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、CMOSイメージセンサー及びその駆動方法に係り、より詳しくは、残像現象を減らしうるCMOSイメージセンサー及びその駆動方法に関するものである。
イメージセンサーは、マシンビジョンアプリケーション、ロボット、衛星関連装置、自動車、航海、誘導など多様な分野で適用される。一般に、イメージセンサーは、半導体基板上に形成された2次元的に配列された画素を含む。こうした画素配列は、イメージフレームのイメージフィールドを限定する。
画素配列部は、多数の画素を含み、各画素は検出されたエネルギーと対応される光量に該当する電荷を蓄積できる光電変換素子を含む。すなわち、フォトンが光電変換素子の表面に衝突すれば、電荷が生成され、これは光電変換素子に蓄積される。蓄積された電荷は読み出し動作を通じて光量に対応する伝達信号(すなわち、電圧又は電流)に変換される。多数の画素から出力された信号は出力回路を通じて伝達され、イメージフレームから出たエネルギーに対応するイメージが生成される。
イメージセンサーには、電荷結合素子(Charge Coupled Device;CCD)とCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)イメージセンサーが代表的である。知られたように、CCDはCMOSイメージセンサーに比べて雑音が少なく、画質に優れる。だが、CMOSイメージセンサーは、駆動方式が簡便で多様なスキャニング方式に実現可能である。また、信号処理回路を単一チップに集積できて製品の小型化が可能であり、通常のCMOS工程技術を互換して使用できて製造コストを低めうる。電力消耗もまた非常に低くてバッテリー容量が制限的な製品に適用が容易である。したがって、CMOSイメージセンサーは、技術開発と共にSVGA級(50万画素)、MEGA級(100万画素)の解像度が実現可能なことによってその使用が急激に増えている。
CMOSイメージセンサーは、多様な構造が可能であるが、主に使用される構造は4個のトランジスターとフォトダイオードを使用した構造である。こうした構造は4Tr構造と称する。一般的なCMOS製作工程を用いて4Tr構造を製作できる。
4Tr構造を有するCMOSイメージセンサーの駆動を説明すれば次の通りである。先ず、フォトダイオードは光エネルギーを吸収して光量に該当する電荷を蓄積し、電荷伝送素子は、フォトダイオードに蓄積された電荷を電荷検出素子に伝送する。増幅器は、例えば定電流源とソースフォロアーバッファ増幅器で形成でき、電荷伝送素子から電荷を受けて対応する出力信号で出力する。
ところで、従来のCMOSイメージセンサーでフォトダイオードから電荷検出素子に伝達する動作は、しばしば非効率的であり、不適切に成されうる。このようにフォトダイオードに残された電荷は所謂“残像現象”を作るようになる。こうした現象は、次回のイメージ読み出し動作にエラーイメージを作りうる。残された電荷は、フォトダイオードの電荷蓄積容量を落とす。また、フォトダイオードと電荷検出素子が電荷を分配したので、フォトダイオードの変換利得(すなわち、光電子一つ当たり発生する電荷の量)が縮小するようになる。
残像現象を改善するための多様な努力が行われてきた。例えば、特許文献1を調べれば次の通りである。この特許文献1では、一つ以上の特殊化された電荷ポンプ素子がCMOSイメージセンサーの画素配列に提供される。この特殊化された電荷ポンプ素子は、Vdd以上の電圧を生成する場合に使用される。各画素配列内の各画素、特に各画素内の電荷伝送素子は、Vdd以上の電圧を受けるため電荷ポンプ素子に連結される。ところで、こうした従来のアプローチは多くの欠点がある。例えば、特殊化された電荷ポンプとこれと関連した電源シグナリングは、画素配列を複雑にし、CMOSイメージセンサーの全体サイズを広くする。また、個別画素の電荷伝送素子及びその他素子に印加されるとき、Vdd以上の電圧は常にON状態である。したがって、各素子はVdd以上の電圧を扱うことができるように適切なサイズに製造されなければならない。
CMOSイメージセンサーの残像現象を解決するためのより効果的な解決方案が要求される。すなわち、解決方案はCMOSイメージセンサーの全体サイズに広く影響を与えるか、或いは常にON状態のVdd以上の電圧によって各素子が損傷を受けてはいけない。
米国特許第6,140,630号明細書
本発明の技術的課題は、残像現象を減らしうるCMOSイメージセンサー及び駆動方法を提供するところにある。
本発明の技術的課題は、以上で言及した技術的課題に限定されなく、言及されないさらに他の技術的課題は以下の記載から当業者に明確に理解できるものである。
前述した技術的課題を達成するための本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーは、単位画素の行を含む画素配列部であって、各単位画素は電源電圧を受信し、光電変換素子から電荷検出素子へ電荷を伝送する電荷伝送素子を含む画素配列部と、電荷伝送素子に電荷伝送信号を提供する行駆動部であって、電荷伝送信号は電荷伝送期間の間にのみ電源電圧より高い電圧を有するブースティングされた電圧信号によってブースティングされる行駆動部と、を含む。
前述した他の技術的課題を達成するための本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーの駆動方法は、外部電源電圧を受信する単位画素の行列(row−by−column)画素配列を含み、各単位画素は光電変換素子と、電荷検出素子及び電荷伝送素子と、を含むCMOSイメージセンサーを提供し、光電変換素子に電荷を蓄積し、蓄積された電荷を電荷伝送期間の間電荷伝送素子を通じて電荷検出素子に伝送し、電荷伝送期間の間にのみ電荷伝送素子に電源電圧より高いブースティングされた電圧信号を提供することを含む。
前述した技術的課題を達成するための本発明の他の実施形態によるCMOSイメージセンサーは、電源電圧を受信し、多数の単位画素行を含む画素配列部であって、各単位画素は光電変換素子と、電荷伝送素子及び電荷検出素子と、を含み、各単位画素行は各単位画素で電荷伝送信号を電荷伝送素子に伝達する電荷伝送信号ラインと連結された画素配列部と、単位画素行と連結され、選択的に電源電圧より高いブースティングされた電圧信号を電荷伝送ラインに選択的にスイッチングするスイッチングセクションと、を含む。
前述した他の技術的課題を達成するための本発明の他の実施形態によるCMOSイメージセンサーの駆動方法は、外部電源電圧を受信する単位画素の行列画素配列を含み、各単位画素は光電変換素子と、電荷検出素子及び電荷伝送素子と、を含むCMOSイメージセンサーを提供し、電荷伝送信号ラインを通じて電荷伝送素子に印加された電荷伝送信号に応じて、電荷伝送素子を通じて光電変換素子から電荷検出素子へ伝達し、電荷伝送信号ラインに電源電圧より高いブースティングされた電圧信号を選択的にスイッチングすることを含む。
前述した技術的課題を達成するための本発明のさらに他の実施形態によるCMOSイメージセンサーは、電源電圧を受信し、画素行を含む画素配列部であって、各画素は電源電圧より高いブースティングされた電圧信号に応答して光電変換素子から電荷検出素子へ電荷を伝達することを制御する電荷伝送素子を含む画素配列部と、ブースティング電荷をディベロップするブースティングキャパシタと、画素行と関連したローディングキャパシタンスと、少なくとも一部のブースティングされた電圧信号を生成するため、ブースティングキャパシタとローディングキャパシタンスの間のブースティング電荷を分配するスイッチングセクションと、を含む。
前述したさらに他の技術的課題を達成するための本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーの電荷伝達方法であって、電源電圧を受信して光電変換素子にディベロップされた電荷を電荷伝送素子を通じて電荷検出素子に伝達する方法であって、ブースティングキャパシタンスを限定し、電荷伝送素子と関連したローディングキャパシタンスを限定し、ブースティングキャパシタンスとローディングキャパシタンスとの間で電荷を分配して、電源電圧より高いブースティングされた電圧信号を生成し、ブースティングされた電圧信号を電荷伝送素子にスイッチングして印加することを含む。
前述した技術的課題を達成するための本発明のさらに他の実施形態によるCMOSイメージセンサーは、多数の単位画素行を含む画素配列部であって、各単位画素は電源電圧を受信し、光電変換素子から電荷検出素子へ電荷を伝達する電荷伝送素子を含む画素配列部と、多数の電荷伝送実行信号を提供し、各電荷伝送実行信号は多数の単位画素行のうち少なくとも一つに対応する駆動信号提供セクションと、第1の電圧信号を提供する少なくとも一つのブースティングセクションと、多数の電荷伝送実行信号のうち少なくとも一つを受信し、第1の電圧信号と第2の電圧信号とを選択された単位画素行と非選択単位画素に集合的に提供する少なくとも一つのスイッチングセクションと、を含み、第1の電圧信号は第2の電圧信号より高い。
その他実施形態の具体的な事項は、詳細な説明及び図面に含まれている。
本発明のCMOSイメージセンサーの実施形態は多数の長所がある。例えば、電荷伝送期間の間ブースティングされた電圧信号を電荷伝送素子を提供することによって、光電変換素子から電荷検出素子への電荷伝送を円滑にする。したがって、残像効果を減らしたり無くしうる。変換利得及び光電変換素子の電荷蓄積容量を向上させうる。高電圧に耐えるための別途の設計が不要である。
以下、添付した図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。本発明の利点及び特徴、そしてそれらを達成する方法は添付する図面と共に詳細に後述している実施形態を参照すれば明確になる。しかしながら、本発明は、以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、相異なる多様な形態で具現されるものであり、本実施形態は、本発明の開示が完全となり、当業者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は、特許請求の範囲の記載に基づいて決められなければならない。なお、明細書全体にかけて同一参照符号は同一構成要素を示すものとする。
本明細書を通じて“ロー”と“ハイ”という用語は、それぞれ反対の信号値又はレベル(すなわち、“0”又は“1”の論理値)を示す。細部的な電圧レベル又は論理スタンダードはこうした二つの用語に指定されてはいけなく、どんな特別な実行においても単に相対的なロジック状態を意味する。
本発明の実施形態によるCMOSイメージセンサーを説明する前に、例示的な駆動テキストが説明される。例えば、図1を参照して一般的なプロセッサベースホストシステム200を説明する。CMOSイメージセンサー210は、画素配列部を含む。CMOSイメージセンサー210は、画素配列部の駆動によってイメージを出力し、イメージ出力と関連した電気的信号を伝達する。こうした電気的信号は、システムバス205を通じて中央プロセスユニット(Central Processing Unit;CPU)220及び/又はメモリ(RAM)240に伝達できる。例えば、ディスクドライブ250又はポート255に連結されたメモリカード(例えば、メモリカードスロット)のような一つ以上のバルクデータストレージ装置及び一つ以上の入出力装置230がシステムバス205に連結できる。
CMOSイメージセンサー210は、ホストシステムのイメージ関連能力の核心を形成する。したがって、画素配列部によって生成されるイメージデータ信号の質は、全体ホストシステムパフォーマンスの核心的な要素である。
図2は、本発明の一実施形態による例示的なCMOSイメージセンサー1を説明するためのブロック図である。図2で、CMOSイメージセンサー1は、画素配列部10と、行駆動部20と、相関二重サンプラー(CDS)70と、アナログディジタルコンバーター(ADC)80と、を含む。
画素配列部10は、マトリックス形態に配列された多数の単位画素を含む。イメージフレームで各単位画素は、事物から反射された光エネルギーを吸収して電気的信号に変換する。実施形態で、画素配列部10は、行駆動部20から多数の駆動信号、すなわち画素選択信号(ROW)と、リセット信号(RST)と、電荷伝送信号(TG)と、を受信する。画素配列部10から生成された電気的信号は、垂直信号ライン12を通じてCDS70に提供される。
行駆動部20は、コントローラ(図示せず)からタイミング信号と一つ以上の制御信号を受け、前述したように、画素配列部10に多数の駆動信号を提供する。駆動信号は、画素配列部10を構成する多数の単位画素の読み出し動作を制御する。一実施形態で、多数の単位画素のマトリックス形態の配列は通常的に行方向に駆動信号が提供される。
行駆動部20は、駆動信号提供セクション30と、ブースティングセクション40と、スイッチングセクション50と、を含む。
駆動信号提供セクション30は、画素選択信号(ROW)と、リセット信号(RST)と、を画素配列部10に提供する。また、駆動信号提供セクション30は、電荷伝送実行信号(TGX)をスイッチングセクション50に提供する。
画素選択信号(ROW)は、画素配列部10の単位画素の選択を制御する。例えば、画素選択信号(ROW)は対応するi番目画素選択信号ライン14を通じて画素配列部10のi番目行に配置された一つ以上の単位画素に提供できる。
リセット信号(RST)は、画素配列部10の単位画素のリセット動作を制御する。例えば、リセット信号(RST)は対応するi番目画素選択信号ライン16を通じて画素配列部10のi番目行に配置された一つ以上の単位画素に提供できる。
電荷伝送実行信号(TGX)は、スイッチングセクション50に提供され、電荷伝送信号(TG)を引き出す場合に使用される。電荷伝送信号(TG)は画素配列部10で、一つ以上の電荷伝送素子を制御する役割を果たす。
ブースティングセクション40は、外部電源電圧(例えば、Vdd)を所定の高電圧にブースティングする。そして、一実施形態でブースティングセクション40は、外部電源電圧から電荷を受けるブースティングキャパシタを含んでブースティングされた電圧信号を生成する。“ブースティング”という単語及び派生語は、本明細書全般にかけて外部電源電圧より高いポテンシャルを有する電圧を生成したりディベロップすることを指称する。キャパシタを用いたブースティングはブースティングプロセスのうち一つの例として使用される。しかしながら、本発明の実施形態はただキャパシタを用いたブースティング技術及び関連技術に制限されない。すなわち、多くのアナログ信号プロセス技術、ディジタル信号とアナログ信号プロセス技術などが電荷伝送素子に印加されるブースティングされた電圧信号をディベロップする場合に容易に使用できる。
スイッチングセクション50は、駆動信号提供セクション30から電荷伝送実行信号(TGX)及びブースティングセクション40からブースティングされた電圧信号を受け、画素配列部10内の一つ以上の電荷伝送素子に二つの信号のうち一つを選択的に伝達する。
通常のブースティング回路とは違って、図2で説明される例示的なCMOSイメージセンサーは、外部から提供される電源電圧より高い電圧を有するブースティングされた電圧信号を生成するが、常にブースティングされた電圧を維持することではない。ブースティングされた電圧信号は、ただ必要に応じてブースティングセクション40によって生成されるので、図1の例示的なCMOSイメージセンサー1は、常に印加される高電圧信号に耐えることができるように設計されなくても良い。
CDS70は、(例えば、サンプリング及び維持動作を通じて)垂直信号ライン12を通じて画素配列部10によって生成された電気的信号を受ける。一例として、CDS70は通常的な二重サンプリング動作を遂行できる。すなわち、特定した基準電圧レベル(以下、‘雑音レベル’と称する。)とターゲット電気的信号によって限定された電圧レベル(以下、‘信号レベル’と称する。)とを二重にサンプリングして、雑音レベルと信号レベルの差異に該当する差異レベル信号を出力する。異なる形態のサンプリング方法が代わりに使用できる。しかしながら、CDS70は画素配列部10内の単位画素と垂直信号ライン12の特性分散による固定的な雑音レベルを抑制する役割を果たす。選択的にプログラム可能なアンプ(図示せず)は、相関二重サンプラー70から差異レベルが提供されて、適正な利得を有するアナログ信号を出力する。
ADC80は、CDS(又は、選択的にはアンプ(図示せず))からアナログ信号を受信して、オフセット補正のためのディジタル信号を出力する。典型的に、出力ディジタル信号はラッチ部(図示せず)によってラッチされ、データ選択素子(図示せず)によってさらにプロセスされうる。典型的なラッチ信号は、多重化部(MUX)(図示せず)に提供できる。多重化部は、提供された信号を全て直列に配置し、直列化された信号を映像信号処理部(図示せず)に提供する。
図3は、本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーに使用される単位画素の例示的な回路図である。図4は、図3の単位画素による概念的な平面図である。
先ず、図3及び図4を参照すれば、本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーの単位画素100は、光電変換素子110と、電荷検出素子120と、電荷伝送素子130と、リセット素子140と、増幅素子150と、選択素子160と、を含む。“素子”という用語は、ここで広く個別的な(又は結合した)電気的素子、不純物拡散領域、電圧ノード及び/又は関連した信号ラインを指称する場合に使用される。本発明の属する技術の当業者は、言及された“素子”に多くの細部的な適用が可能なことを理解するものである。
光電変換素子110は、光エネルギーを吸収して発生した電荷を蓄積する。光電変換素子110は、例えばフォトダイオード、フォトトランジスター、フォトゲート及び/又はピンドフォトダイオード(Pinned Photo Diode;PPD)が可能である。
一実施形態で、フローティング拡散(Floating Diffusion;FD)領域が電荷検出素子120として主に使用され、他の構造体が同一に使用できる。電荷検出素子120は、寄生キャパシタンスを有しているので、光電変換素子110で集められた電荷が累積的に貯蔵される。電荷検出素子120は、増幅素子150のゲートに電気的に連結されていて、増幅素子150を制御する。
電荷伝送素子130は、光電変換素子110から電荷検出素子120へ電荷を伝送する。電荷伝送素子130は、一般に一つ以上のトランジスターより成る。一実施形態で電荷伝送素子130は、電荷伝送信号TGによって制御される。
リセット素子140は、電荷検出素子120を周期的にリセットする。一実施形態で、リセット素子140を形成するトランジスターのソースは電荷検出素子120と連結され、リセット素子140のドレーンは外部電源電圧Vddと連結される。リセット素子140はリセット信号(RST)によって駆動される。
一実施形態で、増幅素子150は、外部の定電流源(図示せず)と組み合わせてソースフォロアーバッファ増幅器の役割を果たす。しかしながら、増幅素子150は、電荷検出素子120のポテンシャルに応答して多様な電圧を垂直信号ライン12に出力する。一実施形態で、増幅素子150のソースは、選択素子160のドレーンに連結され、増幅素子150のドレーンは外部電源電圧Vddに連結される。
選択素子160は、行単位に読み出す単位画素100を選択する役割を果たし、画素選択信号(ROW)によって駆動される。選択素子160を形成するトランジスターのソースは垂直信号ライン12に連結される。
また、電荷伝送素子130、リセット素子140、選択素子160の駆動信号ライン18、16、14は、同一な行に含まれた単位画素が同時に駆動されるように行方向に延長される。
ここで、図5A及び図5B、図3、図4を参照してブースティングセクション40によって提供されるブースティングされた電圧信号について詳述する。一実施形態で、電荷伝送素子130は、過度な光エネルギーが照射されたとき発生できる光電変換素子110でのオーバーフロー及び所謂ブルーミング現象を防ぐため、低いスレッショルド電圧(Vth)を有する増加型トランジスター又は空乏型トランジスターを使用する。すなわち、別途のオーバーフロー経路を有するCMOSイメージセンサーは通常の増加型トランジスターを使用しても差し支えない。
図5Aは、一実施形態で電荷伝送素子130を低いスレッショルド電圧を有する増加型トランジスターを使用したとき、電荷伝送素子130のゲートに印加される電荷伝送信号(TG)と電荷伝送素子130にディベロップされるポテンシャルとの関係を示す。
低いスレッショルド電圧を有する増加型トランジスターを使用する場合、電荷伝送素子130のゲートにロー信号が印加されるときにも電荷伝送素子130のスレッショルド電圧以上の所定の電圧(△)を加えてチャネルが形成されるようにする。これは、一定量以上の電荷が光電変換素子110に生成されたとき、一部の電荷が電荷検出素子120に抜けることができるようにするためである。一実施形態で、このようなチャネル領域を形成するため電荷伝送素子130に対応する半導体基板の表面の選択的な領域にPドーパントをイオン注入する。
図5Aを参照すれば、従来のCMOSイメージセンサーの駆動は、電荷伝送信号TGがハイになるように範囲(A)内で外部電源電圧(Vdd)に応じて電圧ポテンシャルがディベロップされる。反面、本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーの駆動は、限定された電荷伝送期間のうち少なくとも一部の間提供されたブースティングされた電圧信号(Vh)に応じてより高い電圧ポテンシャルがディベロップされる。勿論、ブースティングされた電圧信号(Vh)が提供される期間は、CMOSイメージセンサーのデザインによって変わることができる。ここで、“限定された電荷伝送期間のうち少なくとも一部の間”は、少なくともブースティングされた電圧信号(Vh)がブースティングセクション40によって画素配列部10の一つ以上の行に提供される時間及び/又は電荷伝送素子130を通じて十分に電荷が電荷検出素子120に伝送できる時間を確保できなければならない。例えば、ブースティングされた電圧信号(Vh)は0.1μs〜10μsの範囲で提供できる。
一実施形態で、ブースティングされた電圧信号(Vh)は外部から提供された電圧(Vdd)より高く、多数の不連続的なレベルに多様にブースティングできる(図5Aで示された各TGのウェーブフォームを比較)。これにより、ブースティングされた電圧信号(Vh)が急に印加されることによって発生しうるストレスを減らしたり避けることができる。
また、ブースティングされた電圧信号(Vh)の使用は、電荷伝送素子130のポテンシャルが光電変換素子110のポテンシャルよりさらに高めることによって、電荷の伝送がより容易になる。例えば、4V〜5Vのブースティングされた電圧信号(Vh)は使用できる。
図5Bは、電荷伝送素子130として空乏型トランジスターを使用したとき、電荷伝送素子130のゲートに印加される電荷伝送信号TGと電荷伝送素子130にディベロップされるポテンシャルとの関係を示す。
空乏型トランジスターを使用する場合には、電荷伝送素子130が非活性時にもチャネルが形成されている。したがって、前述したように光電変換素子110で一定量以上生成された電荷は電荷伝送素子130を通じて電荷検出素子120に一部抜けることができるようにする。ここで、このようなチャネルを形成するため電荷伝送素子130で半導体基板の選択された表面の一部にNドーパントをイオン注入する。
図5Bを参照すれば、従来のCMOSイメージセンサーの駆動は、電荷伝送信号(TG)がハイであるとき、外部電源電圧(Vdd)に応じて電圧ポテンシャル(C)がディベロップされる。反面、本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーの駆動は、ブースティングされた電圧信号(Vh)が限定された電荷伝送期間のうち少なくとも一部を含む期間の間供給されることによって電圧ポテンシャル(D)がディベロップされる。
図5Aのように、ブースティングされた電圧信号(Vh)は外部から提供された電圧(Vdd)より高く多数の不連続的なレベルに多様にブースティングできる(図5Bで示された各TGのウェーブフォームを比較)。ブースティングされた電圧信号(Vh)を使用することによって、電荷伝送素子130の電圧ポテンシャルを光電変換素子110の電圧ポテンシャルより高くできる。
図6は、本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーのブースティングセクション40及びスイッチングセクション50を示した概念図である。図7は、図6のブースティングセクション40及びスイッチングセクション50の関連タイミング図である。“セクション”という用語は、一つ以上の回路、部品、結合部品、素子、結合素子などを指称する。こうしたセクションは多様に変形できる。
図6及び図7を参照すれば、電荷伝送信号(TG)は画素配列部10の特定した行に含まれた単位画素に共通するように印加される信号である。一実施形態で、画素配列部10はN本の行より成っており、説明の便宜上画素配列部10のi番目行の電荷伝送実行信号(TGX(i))と、電荷伝送信号(TG(i))と、を例に取る。
先ず、図6を参照すれば、駆動信号提供セクション30は、制御部(図示せず)によって制御され、電荷伝送実行信号(TGX(i))をスイッチングセクション50に提供する。ブースティングセクション40は、外部電源電圧(Vdd)をブースティングしてブースティングされた電圧信号をスイッチングセクション50に提供する。実施形態で、ブースティングセクション40は、画素配列部10の全ての行にブースティングされた電圧信号を共通的に提供する。
一実施形態で、ブースティングキャパシタ(CBST)は外部電源電圧(Vdd)によって充電され、ブースティング制御信号(BSTX)に応答してポンピングして好適な電荷量をディベロップする。勿論他の電荷ポンピング方法が可能である。一実施形態を詳細に説明すれば、第1のスイッチ(SW1)は前ブースティング信号(BSTP)によって制御される。すなわち、前ブースティング信号(BSTP)がローであるときには、第1のスイッチ(SW1)はターンオンされ、ブースティングキャパシタ(CBST)は充電される。この際、ノードEは、外部電源電圧(Vdd)によって充電され、ノードFは0Vになる。前ブースティング信号(BSTP)がハイになれば、第1のスイッチ(SW1)はターンオフされる。この際、ブースティング制御信号(BSTX)がハイになれば、ノードFの電圧が外部電源電圧(Vdd)になりながらブースティングキャパシタ(CBST)は、充電された電荷をポンピングするようになる。こうした方法に、ブースティングされた電圧信号は提供される。
電荷伝送信号(TG(i))が提供される電荷伝送素子130を外部から見れば、数pFのキャパシタンスを有するローディングキャパシタ(CTG(i))が設けられるように見える。したがって、ブースティングキャパシタ(CBST)とローディングキャパシタ(CTG(i))はカップリングされて電荷を分配するようになる。行駆動部出力セクション60は、一つ以上の出力信号ラインとローディングキャパシタ(CTG(i))の結合に見える。
説明された例で前述した仮定に基づき、ブースティング電圧(Vbst)は以下のような[数1]の通り計算できる。
Figure 0005203562
この[数1]で、ローディングキャパシタ(CTG(i))は、多数の容量性ソース、例えば電荷伝送信号ラインの出力と関連した寄生キャパシタンス、所望のブートストラップキャパシタ又は所望のブースティング電圧を限定するため付加的に提供される分離されたキャパシタンスなどから形成できる。したがって、Vddの値が決定された状況で、所望のブースティング電圧(Vbst)を限定するプロセスは、ブースティングキャパシタ(CBST)とローディングキャパシタ(CTG)の適切な値を選択するプロセスで理解できる。又は、こうしたプロセスは、CMOSイメージセンサーの駆動で本来使用される制御信号が、電荷が光電変換素子110から電荷伝送素子130を通じて電荷検出素子120へ伝達される限定された時間ウィンドウの間のみ2個の限定された容量性値と関連して使用されて、ブースティングキャパシタとローディングキャパシタとの間に電荷をディベロップして分けるプロセスでさらに理解できる。
例えば、ブースティングキャパシタ(CBST)のキャパシタンスがローディングキャパシタ(CTG(i))のキャパシタンスの9倍であれば、Vddの90%がブースティングされる。ブースティングキャパシタ(CBST)のキャパシタンスがローディングキャパシタ(CTG(i))のキャパシタンスに比べて十分に大きければ、ブースティング電圧(Vbst)は外部電源電圧(Vdd)になる。したがって、ブースティングキャパシタ(CBST)のキャパシタンスは、ローディングキャパシタ(CTG(i))のキャパシタンスの2倍〜10倍であれば好ましい。多数の代表的な実施形態で、ブースティングキャパシタ(CBST)のキャパシタンスは、10pF〜20pFであれば充分であるが、このようなキャパシタンスの範囲に制限されない。
スイッチングセクション50は、駆動信号提供セクション30から電荷伝送実行信号(TGX(i))を受信し、ブースティングセクション40からブースティングされた電圧信号を受け、二つの信号のうち一つの信号を選択的に電荷伝送素子に伝達する。図6の実施形態で、電荷伝送実行信号(TGX(i))は第2のスイッチ(SW2(i))を通じて、外部電源電圧(Vdd)より高い電圧は第3のスイッチ(SW3(i))を通じて電荷伝送素子130に伝達される。
第2のスイッチ(SW2(i))及び第3のスイッチ(SW3(i))は、交互にターンオンされる。第2のスイッチ(SW2(i))及び第3のスイッチ(SW3(i))は、前ブースティング信号(BSTP)と電荷伝送実行信号(TGX(i))のAND演算信号によって制御される。AND演算信号がローであるときは、第2のスイッチ(SW2(i))がターンオンされ、AND演算信号がハイになれば、第3のスイッチ(SW3(i))がターンオンされる。一実施形態で電荷伝送実行信号(TGX(i))が先にハイになり、前ブースティング信号(BSTP)が後にハイになるため、前ブースティング信号(BSTP)がハイになるとき、第3のスイッチ(SW3(i))がターンオンされる。
図7のタイミング図を参照して、図6の例示的な実施形態でブースティングセクション40及びスイッチングセクション50の動作を整理すれば次の通りである。時間t1で前ブースティング信号(BSTP)及びブースティング制御信号(BSTX)がローであり、電荷伝送実行信号(TGX(i))がハイになる。したがって、第1のスイッチ(SW1)がターンオンされているためブースティングキャパシタ(CBST)が充電される。ここで、前ブースティング信号(BSTP)と電荷伝送実行信号(TGX(i))のAND演算信号がローであるため第2のスイッチ(SW2(i))がターンオンされている。したがって、電荷伝送実行信号(TGX(i))は、第2のスイッチ(SW2(i))を経て電荷伝送素子130に伝達される。
時間t2になれば、前ブースティング信号(BSTP)がハイになる。第1のスイッチ(SW1)がターンオフされ、ブースティングキャパシタ(CBST)がフローティングされる。前ブースティング信号(BSTP)と電荷伝送実行信号(TGX(i))のAND演算信号がハイになるため、第2のスイッチ(SW2(i))がターンオフされ、第3のスイッチ(SW3(i))がターンオンされる。
時間t3になれば、ブースティング制御信号(BSTX)がハイになる。ブースティングキャパシタ(CBST)は、充電された電荷をポンピングする。前述したようにブースティング電圧(Vbst)は、[数1]のように計算でき、電荷伝送信号(TG(i))は、Vdd+Vbstに上昇する。
図8は、本発明の他の実施形態によるCMOSイメージセンサーのブースティングセクション及びスイッチングセクションの回路図である。図9は、関連タイミング図である。但し、図6〜図8と同一又は当該部分は同一な図面符号を使用して説明したり省略する。通常的な素子についての具体的な説明は省略される。
先ず、図8を参照すれば、ブースティングセクション40は、外部電源電圧(Vdd)をブースティングして、スイッチングセクション50にブースティングされた電圧信号を提供する。
ブースティングキャパシタ(CBST)は、外部電源電圧(Vdd)によって充電され、ブースティング制御信号(BSTX)がハイになるとき、充電された電荷をポンピングして外部電源電圧(Vdd)より高い電圧(ブースティングされた電圧信号)を提供する役割を果たす。また、第1のスイッチ(SW1)は前ブースティング信号(BSTP)の反転信号によって制御される。
スイッチングセクション50は、駆動信号提供セクション30から電荷伝送実行信号(TGX(i))を受信し、ブースティングセクション40からブースティングされた電圧信号を受信して、二つの信号のうち一つの信号を選択的に電荷伝送素子130に伝達する。すなわち、電荷伝送実行信号(TGX(i))は、第2のスイッチ(SW2(i))を通じて、ブースティングされた電圧信号は第3のスイッチ(SW3(i))を通じて電荷伝送素子130(図2参照)に伝達される。
ブートストラップキャパシタ(CBS(i))は、第3のスイッチ(SW3(i))のゲートとソースとを電気的に連結し、ゲートとソースとの間に所定の電圧差を維持させる。ブートストラップキャパシタ(CBS(i))のキャパシタンスは、寄生キャパシタと関連した素子のジャンクションリーケージ成分を補償する程度であれば良いため、0.001pF〜0.1pFの範囲でありうる。
ブートストラップキャパシタ(CBS(i))は、第4のスイッチ(SW4(i))及び第5のスイッチ(SW5(i))がターンオンされるとき外部電源電圧(Vdd)によって充電される。第4のスイッチ(SW4(i))及び第5のスイッチ(SW5(i))は、電荷伝送実行信号(TGX(i))の反転信号と前ブースティング信号(BSTP)のNOR演算信号によって制御される。
ブートストラップキャパシタ(CBS(i))が外部電源電圧(Vdd)に充電される前に、第6のスイッチ(SW6(i))が活性化されて接地電圧への放電パスが形成されるため、ブートストラップキャパシタ(CBS(i))は0Vにリセットされる。第6のスイッチ(SW6(i))は、電荷伝送実行信号(TGX(i))の反転信号によって制御される。
ブートストラップ抵抗(RBS(i))は、第5のスイッチ(SW5(i))がターンオンされるとき、ノードIとノードJの間の電圧差を維持する役割を果たす。第5のスイッチ(SW5(i))がターンオフされれば、ノードIとノードJは同一な電圧ポテンシャルを維持する。
前述した例で、ブースティングセクション40及びスイッチングセクション50を形成する回路は動作特性及び製造工程上の特性上通常のNMOSトランジスターで回路を構成することが好ましい。
図9を参照して図8のCMOSイメージセンサーのブースティングセクション40及びスイッチングセクション50の動作を詳細に説明する。
時間t1までの時間(0<t<t1)には、前ブースティング信号(BSTP)がローであるため第1のスイッチ(SW1)がターンオンされ、電荷伝送実行信号(TGX(i))もローであるため、第6のスイッチ(SW6(i))がターンオンされる。
第1のスイッチ(SW1)は、NMOSトランジスターであるため、ノードEは、Vdd−Vthで充電される。したがって、ブースティングキャパシタ(CBST)の電圧(V(CBST))はVdd−Vthになる。第6のスイッチ(SW6(i))がターンオンされているため、ノードHは0Vで維持される。したがって、第3のスイッチ(SW3(i))はターンオフされた状態である。
電荷伝送実行信号(TGX(i))及び前ブースティング信号(BSTP)は、ローであるためノードGがハイになる。したがって、第2のスイッチ(SW2(i))はターンオンされて電荷伝送信号(TG(i))はローになる。
時間t1で、第2のスイッチ(SW2(i))がターンオンされた状態で電荷伝送実行信号(TGX(i))がハイになる。したがって、電荷伝送信号(TG(i))はVdd−Vthになる。
ここで、第4のスイッチ(SW4(i))と第5のスイッチ(SW5(i))がターンオンされ、第6のスイッチ(SW6(i))はターンオフされる。したがって、ブートストラップキャパシタ(CBS(i))はVdd−Vthで充電され、ノードHはVdd−Vthになる。その結果、第3のスイッチ(SW3(i))がターンオンされる。ところで、第3のスイッチ(SW3(i))がターンオンされれば、ノードEの電圧Vdd−VthがノードJに伝達される。ブートストラップ抵抗(RBS(i))はノードJとノードIとの間で電圧降下を生じさせる。したがって、ノードJの電圧はVdd−Vthで、ノードIの電圧は0Vで維持させる。
時間t2で前ブースティング信号(BSTP)がハイになる。したがって、第1のスイッチ(SW1)及び第2のスイッチ(SW2(i))がターンオフされる。だが、ノードEの電圧は第3のスイッチ(SW3(i))を通じてノードJに伝達されるため、電荷伝送信号(TG(i))はVdd−Vthを維持できる。
また、時間t2で第4のスイッチ(SW4(i))及び第5のスイッチ(SW5(i))もターンオフされる。したがって、ノードIは、ノードJと同一な電圧、Vdd−Vthになる。したがって、ノードIが0VからVdd−Vthになりながら、ブートストラップキャパシタ(CBS(i))はブースティング動作を行ってノードHは2Vdd−2Vthになる。
時間t3でブースティング制御信号(BSTX)がハイになる。したがって、ブースティングキャパシタ(CBST)は、充電された電荷をポンピングする。ところで、電荷伝送信号(TG(i))が提供される電荷伝送素子130を外部から見れば、数pFのキャパシタンスを有するローディングキャパシタ(CTG(i))が設けられるように見える。したがって、ブースティングキャパシタ(CBST)はローディングキャパシタ(CTG(i))と前述した[数1]によって電荷を分配するようになる。したがって、ブースティングキャパシタ(CBST)が充電された電荷をポンピングすればノードEをVbst+Vdd−Vthにできる。
但し、ブースティングキャパシタ(CBST)がローディングキャパシタ(CTG(i))に比べて十分に大きければブースティング電圧(Vbst)は、外部電源電圧(Vdd)のようであると看做すことができる。したがって、ブースティング電圧(Vbst)を十分に高めるためにはブースティングキャパシタ(CBST)のキャパシタンスが大きいほど好ましい。実施形態で、ブースティングキャパシタ(CBST)のキャパシタンスはローディングキャパシタ(CTG(i))のキャパシタンスの2倍〜10倍でありうる。
第3のスイッチ(SW3(i))は、ターンオンされている状態なので、ノードEの電圧は、ノードJに伝達され、電荷伝送信号(TG(i))はVbst+Vdd−Vthになる。ところで、ノードIの電圧がノードJのように上昇するのでブートストラップキャパシタ(CBS(i))のブースティング動作によってノードHの電圧がVbst+2Vdd−2Vthになる。
時間t4でブースティング実行信号(BSTX)がローになれば、ブースティングキャパシタ(CBST)の電圧(VCBST)が再びVdd−Vthになり、ノードEはVdd−Vthになる。
この際、やはり第3のスイッチ(SW3(i))は、ターンオンされている状態であるためノードEの電圧がノードJに伝達されるので電荷伝送信号(TG(i))はVdd−Vthになる。したがって、ノードIの電圧はノードJのように落ちるため、ノードHの電圧も2Vdd−2Vthになる。
時間t5で前ブースティング信号(BSTP)がローになる。したがって、第1のスイッチ(SW1)及び第2のスイッチ(SW2(i))がターンオンされる。この際、第4のスイッチ(SW4(i))及び第5のスイッチ(SW5(i))がターンオンされるためノードHの電圧は、Vdd−Vthになり、ノードIの電圧は0Vになる。
時間t6で電荷伝送実行信号(TGX(i))がローになる。第4のスイッチ(SW4(i))及び第5のスイッチ(SW5(i))がターンオフされ、第6のスイッチ(SW6(i))がターンオンされる。その結果、ブートストラップキャパシタ(CBS(i))が0Vに放電される。この際、ノードHの電圧が0Vに維持されるため第3のスイッチ(SW3(i))はターンオフされる。
ローである電荷伝送実行信号(TGX(i))が第2のスイッチ(SW2(i))を通じて電荷伝送素子に伝達されるため、電荷伝送信号(TG(i))がローになる。
図10は、本発明の他の実施形態によるCMOSイメージセンサーのタイミング図である。図11は、図10を参照して説明されるCMOSイメージセンサーの動作を説明するための概念図とポテンシャル図である。図11で、動作前のポテンシャルレベルは点線に、動作後のポテンシャルレベルは実線に表示する。
図2〜図9で説明された例でのように光電変換素子(例えば、フォトダイオード)を用いるCMOSイメージセンサーの駆動を図10及び図11を参照して詳細に説明する。一般に、画素配列部10(図1参照)に設けられる全ての単位画素は、共通的に電荷を蓄積するようになる。また、リセット信号(RST)、画素選択信号(ROW)は画素配列部10の各行に設けられる単位画素に共通した信号である。すなわち、特定した行に設けられる単位画素は固有なリセット信号(RST)、画素選択信号(ROW)が提供される。
画素配列部10には、N本の行より成っており、各行はROW(1),……,ROW(i),ROW(i+1),……,ROW(N)の順序に順次に読み出される。説明の便宜上ROW(i)を主として説明する。前述したように、画素選択信号(ROW)、リセット信号(RST)、電荷伝送信号(TG)は制御部(図示せず)によって制御される行駆動部20が画素配列部10に提供する。画素配列部10は、こうした多数の信号(ROW、RST、TG)が提供されて電荷を蓄積し、蓄積された電荷を電荷検出素子120に伝送し、電荷検出素子120で雑音レベルと信号レベルとを二重にサンプリングするサンプリング動作が遂行される。
図10及び図11を参照すれば、時間t1までの区間(0<t<t1)は非選択状態である。すなわち、画素選択信号(ROW(i)、ROW(i+1))、リセット信号(RST(i)、RST(i+1))、電荷伝送信号(TG(i)、TG(i+1))はローである。ところで、電荷伝送素子130は、過度な光エネルギーが照射されたとき発生しうる光電変換素子110でのオーバーフロー現象を防ぐため空乏型トランジスター又は低いスレッショルド電圧(Vth)を有する増加型トランジスターを使用する。したがって、電荷伝送素子130が非活性時にも所定のチャネルが形成されて一定量以上の電荷が電荷伝送素子130を通じて電荷検出素子120に抜けるようになる。
時間t1で画素選択信号(ROW(i))がハイになれば、選択素子160は、活性化される。すなわち、電荷検出素子120に貯蔵された電荷が選択された単位画素100と連結された垂直信号ラインを通じて読み出されることができるように準備される。この際、リセット信号(RST(i))が同時にハイになって、電荷検出素子120がVddでリセットされる。勿論、画素選択信号(ROW(i))、リセット信号(RST(i))が同時にハイにならず、リセット信号(RST(i))が後にハイになっても良い。
時間t2でリセット信号(RST(i))はローになる。リセット信号(RST(i))がローになれば、各画素毎に他のオフセットレベル、すなわち雑音レベルが垂直信号ラインを通じて読み出される。図面には表示しないが、垂直信号ラインの雑音レベルは、例えばサンプルホールドパルス(SHP)によって相関二重サンプラー70(図1参照)に保有される。
時間t3で電荷伝送信号(TG(i+1))はハイになれば、電荷伝送素子130はターンオンされる。すなわち、光電変換素子110から電荷検出素子120へ蓄積された電荷を伝送する。この際、電荷検出素子120は、寄生キャパシタンスを有しているため、電荷が累積的に貯蔵される。したがって、電荷検出素子120のポテンシャルは変化する。ここで、このように電荷伝送素子130が活性化された期間(時間t3から時間t6までの期間)を伝送期間という。
ところで、光電変換素子110に蓄積された電荷が全部電荷検出素子120に伝送されることができない。このように光電変換素子110に残された電荷は、次回の読み出し動作時に残像に現れる。光電変換素子110の電荷蓄積容量減少の原因になったりする。
時間t4で電荷伝送信号(TG(i))は、外部電源電圧(Vdd)より高いブースティングされた電圧信号になる。これにより、電荷伝送素子130のポテンシャルを光電変換素子110のポテンシャルより高めることができる。したがって、光電変換素子110に残された電荷が全て電荷検出素子120に伝送できる。
時間t5で電荷伝送信号(TG(i))は、再びハイになり、時間t6で電荷伝送信号(TG(i))はローになる。電荷伝送信号(TG(i))がローになれば、変化した電荷検出素子120のポテンシャル、すなわち信号レベルが垂直信号ライン12を通じて読み出される。図面には表示されないが、垂直信号ライン12上の信号レベルは、例えばサンプルホールドパルス(SHD)によって相関二重サンプラー70に保有される。
すなわち、一つの単位画素100で雑音レベルと信号レベルがそれぞれ順次にサンプリングされる。勿論、信号レベルが前にサンプリングされ、その後に雑音レベルがサンプリングされても良い。
このような動作によれば、雑音レベルと信号レベルの出力が所定のスイッチを用いて制御されるので、同一な経路を使用しても固定的な雑音レベルが理論上発生しない。また、雑音レベルと信号レベルが順次に出力されるので、別途のメモリを利用せずとも差動回路である相関二重サンプラーによって雑音レベルと信号レベルの差異を獲得できる。したがって、システムデザイン及び動作が単純化できる。
以後には、映像信号処理部(図示せず)が画面を表示するまで、多数の処理過程を経る。例えば、相関二重サンプラー70は、雑音レベルと信号レベルの差異レベルを出力するようになる。したがって、単位画素100及び垂直信号ライン12の特性分散による固定的な雑音レベルが抑制される。また、アナログ−ディジタルコンバーター80は、相関二重サンプラー70から出力されるアナログ信号を受信してディジタル信号を出力する。
時間t7で画素選択信号(ROW(i+1))がハイになる。以後の動作はi番目行と同一である。すなわち、リセット信号(RST(i+1))がハイになって電荷検出素子120をVddでリセットし、電荷伝送信号(TG(i))が提供される。非選択画素行(TG(i+1))の状態は、選択された画素行(TG(i))に印加される電圧より低い電圧によって特徴とされる。
図12は、本発明のさらに他の実施形態によるCMOSイメージセンサーのブースティングセクション及びスイッチングセクションを説明するための回路図である。図12で説明される例示的な回路は、図6で前述した回路と多くの面で類似する。したがって、二つ実施形態の間の共通的な素子についての説明は省略する。
図12の回路は、各電荷伝送信号ライン(すなわち、TG)に印加される電圧をスイッチングするゲートロジック(すなわち、デュアルANDゲート)が省略される。前ブースティング信号(BSTP)の反転信号は、第1のスイッチ(SW1)に印加される。ブースティング制御信号(BSTX)と前ブースティング信号(BSTP)の間のタイミング関係に応じて、第1のスイッチ(SW1)は、ノードEの電圧をブースティングしてブースティングされた電圧を各電荷伝送信号ラインに印加する。シングルプル、ダブルスロースイッチ組合せ(SW2(i)、 SW3(i)又は SW2(i+1)、 SW3(i+1))は第1のスイッチと連関して動作して、電荷伝送実行信号 (TGX(i))とブースティングされた電圧信号の間をスイッチングする。
図13は、本発明のさらに他の実施形態によるイメージセンサーのブースティング部及びスイッチング部を説明するための回路図である。図13で説明される例示的な回路は、図8で前述した回路と多くの面で類似する。図14は、図13で説明される回路の駆動において、信号の間の例示的な関係を説明するためのタイミング図である。
図8と図13で説明される回路を比較すれば、図13でスイッチングセクション50は、次の通りの方式に変更された。先ず、制御ブロック90がスイッチングセクション50に追加される。実施形態で制御ブロック90は、Vddと接地との間に連結された第4及び第5のスイッチ(SW4、SW5)を含む。制御ブロック出力信号(例えば、ノードHの電圧)はスイッチング素子(SW4、SW5)の共通連結端からタッピングされる。リセット信号(RST)と行選択信号(ROW)は、NANDゲートに印加され、NANDゲート出力信号の反転信号が第4のスイッチ(SW4)のゲートに制御信号として印加される。行選択信号の反転信号が第5のスイッチ(SW5)のゲートに制御信号として印加される。
リセット信号と行選択信号のタイミング駆動を見れば、制御ブロック出力信号は、第3のスイッチ(SW3)のゲートに印加され、ブートストラップキャパシタ(CBS)を充電する。スイッチングセクション50は、ソースノードで電荷伝送実行信号(TGX)を受信し、ゲートで電荷伝送実行信号(TGX)の反転信号を受信する第2のスイッチ(SW2)をさらに含む。第2及び第3のスイッチのドレーン、ブートストラップキャパシタ(CBS)の一端は、電荷伝送信号ライン(TG)に共通連結される(ノードI)。
図13の回路の例示的な動作は、図14で説明される。時間t1で行選択信号(ROW)はハイになり、第4のスイッチ(SW4)はターンオンされ、第5のスイッチ(SW5)はターンオフされる。その結果、Vdd−Vth4はノードHにディベロップされる。その後、時間t2でリセット信号(RST)はローになり、第4のスイッチはターンオフされる。Vth4は、第4のスイッチ(SW4)のスレッショルド電圧である。
時間t3で、前ブースティング信号(BSTP)と電荷伝送実行信号(TGX)がハイになる。それにより第1及び第2のスイッチ(SW1及びSW2)がターンオフされる。その結果、2Vdd−Vth4−Vth1がノードHにディベロップされ、Vdd−Vth1が電荷伝送信号(TG)にディベロップされる。ここで、Vth1は第1のスイッチ(SW1)のスレッショルド電圧である。
時間t4で、ブースティング制御信号(BSTX)はハイになる。それで、ノードEの電圧は、Vdd+Vbst−Vth1(Vbstは、ブースティング電圧)でブースティングされる。こうしたブースティングされた電圧は、ノードHの電圧ポテンシャルがVbst+2Vdd−Vth4−Vth1になるようにする。電荷伝送信号ライン(TG)の電圧はVbst+Vdd−Vth1になる。
時間t5で、ブースティング制御信号(BSTX)、前ブースティング信号(BSTP)、電荷伝送実行信号(TGX)は全てローになる。ノードHと電荷伝送信号ライン(TG)の電圧は、それぞれブースティングされない状態に変わる。
図15A、図15B、図15Cは関連図面である。図15Aは、本発明のさらに他の実施形態によるブースティングセクション40、スイッチングセクション50、駆動信号提供セクション30の一部を説明するための図面である。ここで、ブースティングセクション40は、ブースティング制御信号(BSTX)とVddとの間に連結されたブースティングキャパシタ(CBST)を含み、ブースティングキャパシタ(CBST)とVddは伝達信号(TX)(すなわち、電荷伝送実行信号(TGX)又は電荷伝送信号(TG))の制御に応じて選択的に連結される。
駆動信号提供セクション30の例示的な一部は、図15Aに説明される。こうした一部は、行駆動部のスイッチングセクション50に提供されるリセット信号(RST)と行選択信号(ROW)のシュードバージョン(pseudo version)を生成する回路である。リセット信号(RST)は、マスタータイミング生成部(図示せず)から提供された第1のマスタータイミング信号(TGB)から始まる。これと類似して、行選択信号(ROW)はマスタータイミング生成部から提供された第2のマスタータイミング信号(GSW)から始まる。一実施形態で、第1及び第2のマスタータイミング信号は、駆動信号提供セクション30に約1.5Vの電圧のハイレベルで提供される。そうすれば、各マスタータイミング信号は、それぞれ所定遅延タイミングチェーンを経てレベルシフター(LS1、LS2)で提供される。リセット及び行選択信号は、所定の遅延特性を有するレベルシフターから生成されて、約2.5Vの高められた電圧のハイレベルになる。こうしたリセット信号及び行選択信号は、スイッチングセクション50に印加される。
スイッチングセクション50で、行選択信号の反転信号は、第4のスイッチ(SW4)のゲート及びNANDゲートの入力端に印加されるが、NANDゲートの入力端はリセット信号も入力される。リセット信号と行選択信号の反転信号のNAND演算信号は、第3のスイッチ(SW3)のゲートに印加される。第3及び第4のスイッチ(SW3、SW4)は、Vddと接地との間に連結される。第3及び第4のスイッチ組合せのタッピングされた出力は第5のスイッチのゲートに印加され、ブートストラップキャパシタ(BSTC)の第1の側端を充電する。
スイッチングセクション50は、電荷伝送信号ライン(TG)の電圧を調節し、電荷伝送実行信号(TGX)の反転信号によってゲーティングされる第2のスイッチ(SW2)を含む。第5のスイッチ(SW5)は、ブースティングセクション40の動作と関連するようにノードEと連結され、電荷伝送信号ライン(TG)の出力と連結されたブートストラップキャパシタ(CBS)の第2の側端に連結される。
図15Aで説明された例示的回路の動作は入力信号(BSTX、TX、TGB、GSW)のタイミング図(図15B)を参照して理解でき、図15Cは電荷伝送信号ライン(TG)の出力電圧を示す。
この実施形態の動作は前述した例の説明と類似する。したがって、本発明の属する技術の当業者は、入力スイッチング信号のタイミングによるスイッチの動作を通じて、電荷伝送信号ライン(TG)の出力ノード(K)のブースティングされた電圧が生成されることを理解できる。勿論、前述した実施形態で提供されたように、こうしたブースティングされた出力電圧は、ブースティングキャパシタ値の選択によって決めることができる。
多くのCMOSイメージセンサーは、ホストシステムオペレーターが電荷蓄積時間(各画素の光電変換素子(すなわち、フォトダイオード)に電荷が蓄積される時間)を制御するシャッター機能を有している。シャッター機能は、例えば以前のフィルムカメラの露出セッティングと類似する。最大利得を得るため、シャッター機能を実行させる制御信号は、個々の画素に選択的に適用されなければならない。こうした場合、CMOSイメージセンサーの各行及び/又は画素にシャッターイネーブル信号を応用することが、電荷伝送信号のグループ電圧ブースティングに逆効果を起こしてはいけない。
本発明の実施形態は、シャッター機能を有するCMOSイメージセンサーに応用でき、前述した電圧ブースティング機能と衝突せず画素配列部にシャッターイネーブル信号を選択的に適用させうる。図16に説明された回路の例のように、制御ブロック90は、シャッターイネーブル信号と行選択信号(ROW)をOR演算できる。
図16で示された回路の機能は、図13の実験例の回路と類似する。図17、図18に示されたタイミング図を比較して見れば、エレクトリックシャッター機能が選択されない場合(すなわち、図17のようにシャッターイネーブル信号がハイ)とエレクトリックシャッター機能が選択された場合(すなわち、図18のようにシャッターイネーブル信号がロー)との間に何等逆効果がないことが分かる。
図19〜図22に含まれた例示的回路図は、駆動信号提供セクション30と、ブースティングセクション40と、画素配列部10及び関連制御信号の間の多様な構造及び配列を説明する。
図19を参照すれば、CMOSイメージセンサーは、多数のブースティングセクション40_1,40_2,...,40_Mと、多数のスイッチングセクション50_1,50_2,...,50_Mと、を含む。本発明の他の実施形態によるCMOSイメージセンサーでは、100本の行毎にそれぞれブースティングセクション40_1,40_2,...,40_M及びスイッチングセクション50_1,50_2,...,50_Mが設けられる。勿論、多数の行を多数の帯域に分割し、それぞれの帯域毎にブースティングされた電圧信号を供給できても良く、これに限定されることではない。このように行駆動部を小さいブロックにグループ化する構造に限定することによって、小さいブロックはブースティングセクション40_1,40_2,...,40_Mとスイッチングセクション50_1,50_2,...,50_Mの組合せによって活性化されるので、画素配列部を形成する多数の行ラインのバルク(すなわち、容量性ローディング)寄生効果を減らすことができる。
図20で説明される構造は、一つのブースティングセクション40を用いてブースティング電圧を多数のスイッチングセクション50_1,50_2,...,50_Mに提供する。付加的に、こうした実施形態は、行駆動部を横切るリセット信号、行選択信号、電荷伝送実行信号、電荷伝送信号の一つの流れ及び連結のみが可能である。
図21で説明された構造は分離された多数のブースティングセクション40_1,40_2,...,40_Mとスイッチングセクション50_1,50_2,...,50_Mとを備え、各ブースティングセクション40とスイッチングセクション50が多数の画素行グループと連結された場合である。付加的に、本実施形態では、リセット信号、行選択信号、電荷伝送実行信号、電荷伝送信号の他の流れ及び連結がありうる。制御信号の流れ及び連結は、各ブースティングセクションとスイッチングセクションとを構成する回路によって総じて決定される。言い換えれば、ブースティングセクション及び/又はスイッチングセクションの他の実施形態は、所望のブースティング電荷伝送信号を効果的に生成できる。こうした他の実施形態は色々の理由のために、CMOSイメージセンサーで一般に使用される多様な制御信号を用いてこうした信号を生成できる。したがって、システム設計者の選択に応じてブースティングセクション及びスイッチングセクションに関するレイアウト及び制御信号のアプリケーションを決定できる。
また、図22に説明された構造はただの一つのブースティングセクション40が多数のスイッチングセクション50_1,50_2,...,50_Mにブースティング電圧を提供する。しかしながら、駆動信号提供セクション30にシャッターイネーブル信号を提供することはリセット信号、行選択信号、電荷伝送実行信号、電荷伝送信号の他の可能な流れ及び連結によって説明される。
説明の便宜上、全ての単位画素の信号が独立的に読み出される全画素独立読み取りモードについて説明したが、これに制限されない。本発明の属する技術分野の当業者は本発明の実施形態がCMOSイメージセンサーの駆動で通常的に理解される全てのモードで応用可能なことが分かる。
また、本発明の多様な実施形態によるCMOSイメージセンサーの単位画素は、キャリヤとして負電荷を使用し、NMOSトランジスターを使用したが、これに制限されない。すなわち、キャリヤとして正電荷を使用し、PMOSトランジスターを使用でき、電圧の極性もまたこれにより変更可能である。
本発明の属する技術分野の当業者は、本発明の実施形態によるCMOSイメージセンサーは、付加的な信号処理チップ、フォーカシングレンズ及び/又は光フィルタリング素子を含み、所定の電気装置内に内蔵されるモジュール型でありうる。
以上、添付した図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本発明の技術的思想や必須的な特徴を変更せずに他の具体的な形態で実施されうることを理解することができる。したがって、上述した好適な実施形態は、例示的なものであり、限定的なものではないと理解されるべきである。
本発明は、イメージセンサーに適用されうる。
CMOSイメージセンサーで使用される通常的なホストシステムのブロック図である。 本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーの例示的ブロック図である。 本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーの単位画素の例示的回路図である。 本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーの単位画素の概念的平面図である。 本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーの電荷伝送素子の選択的特性を説明するためのグラフである。 本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーの電荷伝送素子の選択的特性を説明するためのグラフである。 本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーのブースティングセクションとスイッチングセクションとを説明するための例示的概念図である。 図6の例示的CMOSイメージセンサーのブースティングセクションとスイッチングセクションの駆動をさらに説明するためのタイミング図である。 本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーのブースティングセクションとスイッチングセクションとを説明するための例示的回路図である。 図8のCMOSイメージセンサーのブースティングセクションとスイッチングセクションとをさらに説明するためのタイミング図である。 本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーの駆動を説明するためのタイミング図である。 本発明の一実施形態によるCMOSイメージセンサーを説明するための概念図と関連ポテンシャル図である。 本発明の他の実施形態によるCMOSイメージセンサーのブースティングセクションとスイッチングセクションとを説明するための例示的回路図である。 本発明のさらに他の実施形態によるCMOSイメージセンサーのブースティングセクションとスイッチングセクションとを説明するための例示的回路図である。 図13で説明されたCMOSイメージセンサーの動作を説明するためのタイミング図である。 本発明のさらに他の実施形態によるCMOSイメージセンサーの駆動信号提供セクションの一部と、ブースティングセクションと、スイッチングセクションと、を説明するための例示的回路図である。 図15Aに説明されたCMOSイメージセンサーの入力を説明するためのタイミング図である。 図15Aに説明されたCMOSイメージセンサーの電荷伝送信号の出力電圧ウェーブフォームである。 本発明のさらに他の実施形態によるCMOSイメージセンサーのブースティングセクションとスイッチングセクションとを説明する例示的回路図である。 図16に説明されたCMOSイメージセンサーの駆動を説明するためのタイミング図である。 図16に説明されたCMOSイメージセンサーの駆動を説明するためのタイミング図である。 本発明の付加的な実施形態によるCMOSイメージセンサーのブースティングセクションとスイッチングセクションの多様な構造と信号連結を説明するためのブロック図である。 本発明の付加的な実施形態によるCMOSイメージセンサーのブースティングセクションとスイッチングセクションの多様な構造と信号連結を説明するためのブロック図である。 本発明の付加的な実施形態によるCMOSイメージセンサーのブースティングセクションとスイッチングセクションの多様な構造と信号連結を説明するためのブロック図である。 本発明の付加的な実施形態によるCMOSイメージセンサーのブースティングセクションとスイッチングセクションの多様な構造と信号連結を説明するためのブロック図である。
符号の説明
1 CMOSイメージセンサー
10 画素配列部
20 行駆動部
30 駆動信号提供セクション
40 ブースティングセクション
50 スイッチングセクション
70 相関二重サンプラー
80 アナログ−ディジタルコンバーター
110 光電変換素子
120 電荷検出素子
130 電荷伝送素子
140 リセット素子
150 増幅素子
160 選択素子

Claims (53)

  1. 単位画素の行を含む画素配列部であって、各単位画素は電源電圧を受信し、光電変換素子から電荷検出素子へ電荷を伝送する電荷伝送素子を含む画素配列部;および
    前記電荷伝送素子に電荷伝送信号を提供する行駆動部;
    を含み、
    前記電荷伝送素子はCMOSイメージセンサーの電荷伝送素子であり、
    前記電荷伝送信号は、電荷伝送期間の間に、前記電源電圧を有する電圧信号の区間と、前記電源電圧より大きい電圧を有するブースティングされた電圧信号の区間とを有し、
    前記電源電圧を有する電圧信号の区間は、前記ブースティングされた電圧信号の区間の前後に隣接することを特徴とするCMOSイメージセンサー。
  2. 前記行駆動部は、
    電荷伝送実行信号を提供する駆動信号提供セクション;
    前記ブースティングされた電圧信号を少なくとも一部の間提供するブースティングセクション;および
    前記電荷伝送実行信号と前記ブースティングされた電圧信号とを受信して電荷伝送信号を提供するスイッチングセクション;
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のCMOSイメージセンサー。
  3. 前記ブースティングセクションは、電源電圧で充電されるブースティングキャパシタを含むこと
    を特徴とする請求項2に記載のCMOSイメージセンサー。
  4. 前記スイッチングセクションは、前記ブースティングされた電圧信号が生成される間前記ブースティングキャパシタと電荷を分配するブートストラップキャパシタとをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のCMOSイメージセンサー。
  5. 前記駆動信号提供セクションは、リセット信号と行選択信号とを前記単位画素の行にさらに提供し、前記リセット信号及び行選択信号は前記電荷伝送期間を限定することを特徴とする請求項2に記載のCMOSイメージセンサー。
  6. 前記単位画素の雑音及び信号レベルの間の差異を示すアナログ差異信号を出力する相関二重サンプラーをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のCMOSイメージセンサー。
  7. 前記差異レベル信号をディジタル信号に変換するアナログディジタルコンバーターをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のCMOSイメージセンサー。
  8. 前記ブースティングされた電圧信号は、前記光電変換素子に印加された電圧ポテンシャルよりさらに高い電圧ポテンシャルを前記電荷伝送素子に提供することを特徴とする請求項2に記載のCMOSイメージセンサー。
  9. 前記ブースティングされた電圧信号は、階段形の電圧信号を含むことを特徴とする請求項2に記載のCMOSイメージセンサー。
  10. 前記ブースティングキャパシタは、約10pF〜20pFの範囲のキャパシタンスを有することを特徴とする請求項3に記載のCMOSイメージセンサー。
  11. 前記ブースティングキャパシタのキャパシタンスは、前記電荷伝送素子のローディングキャパシタのキャパシタンスより約2倍〜10倍大きいことを特徴とする請求項3に記載のCMOSイメージセンサー。
  12. 前記スイッチングセクションは、
    前記電荷伝送素子に伝達される前記電荷伝送実行信号を選択する第1のスイッチ;および
    前記電荷伝送素子に伝達される前記ブースティングされた電圧信号を選択する第2のスイッチ;
    を含むことを特徴とする請求項4に記載のCMOSイメージセンサー。
  13. 前記ブートストラップキャパシタは、第2のスイッチのゲートとソースとの間に連結されて、前記ゲートとソースとの間に所定電圧差を維持させることを特徴とする請求項12に記載のCMOSイメージセンサー。
  14. 前記ブートストラップキャパシタは、約0.001pF〜0.1pFの範囲のキャパシタンスを有することを特徴とする請求項13に記載のCMOSイメージセンサー。
  15. 外部電源電圧を受信する単位画素の行列画素配列を含み、各単位画素は光電変換素子と、電荷検出素子及び電荷伝送素子と、を含むCMOSイメージセンサーの駆動方法であって、
    前記光電変換素子に電荷を蓄積し、前記蓄積された電荷を電荷伝送信号に応答して電荷伝送期間の間前記電荷伝送素子を通じて前記電荷検出素子に伝送し、
    前記電荷伝送信号は、前記電荷伝送期間の間に、前記外部電源電圧を有する電圧信号の区間と、前記外部電源電圧より高いブースティングされた電圧信号の区間とを有することを含み、
    前記外部電源電圧を有する電圧信号の区間は、前記ブースティングされた電圧信号の区間の前後に隣接することを特徴とするCMOSイメージセンサーの駆動方法。
  16. 前記CMOSイメージセンサーは、電荷伝送実行信号を提供する駆動信号提供セクションと、前記ブースティングされた電圧信号を提供するブースティングセクションと、スイッチングセクションと、を含み、
    前記スイッチングセクションの動作を通じて、前記電荷伝送実行信号又は前記ブースティングされた電圧信号を前記電荷伝送素子に提供することを特徴とする請求項15に記載のCMOSイメージセンサーの駆動方法。
  17. 前記ブースティングセクションは、ブースティングキャパシタと、前記ブースティングキャパシタに電源電圧を印加することを制御するスイッチと、を含み、
    前記ブースティングセクションでブースティング制御信号と前ブースティング信号とを受信し、前記ブースティング制御信号と前ブースティング信号と関連して電荷伝送期間を限定することを含むことを特徴とする請求項16に記載のCMOSイメージセンサーの駆動方法。
  18. 前記前ブースティング信号によって制御されるスイッチのタイミング駆動によって前記ブースティングキャパシタに電荷をディベロップし、前記ブースティングされた電圧信号の少なくとも一部が前記ブースティングキャパシタにディベロップされた電荷と関連して限定されることを特徴とする請求項17に記載のCMOSイメージセンサーの駆動方法。
  19. 前記駆動信号提供セクションは、前記画素配列部で少なくとも一つの画素行と関連したリセット信号と行選択信号とをさらに提供し、
    前記リセット信号及び行選択信号と関連した電荷伝送期間を限定することをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載のCMOSイメージセンサーの駆動方法。
  20. 電源電圧を受信し、多数の単位画素行を含む画素配列部であって、各単位画素は光電変換素子と、電荷伝送素子及び電荷検出素子と、を含み、各単位画素行は各単位画素で電荷伝送信号を前記電荷伝送素子に伝達する電荷伝送信号ラインと連結された画素配列部;および
    単位画素行と連結され、前記電荷伝送信号を前記電荷伝送信号ラインに出力するスイッチングセクション;
    を含み、
    前記電荷伝送素子はCMOSイメージセンサーの電荷伝送素子であり、
    前記電荷伝送信号は、電荷伝送期間の間に、前記電源電圧を有する電圧信号の区間と、前記電源電圧より大きい電圧を有するブースティングされた電圧信号の区間とを有し、
    前記電源電圧を有する電圧信号の区間は、前記ブースティングされた電圧信号の区間の前後に隣接することを特徴とするCMOSイメージセンサー。
  21. 前記スイッチングセクションにブースティングされた電圧信号を提供するブースティングセクションをさらに含むことを特徴とする請求項20に記載のCMOSイメージセンサー。
  22. 前記ブースティングセクションは、電源電圧、前ブースティング信号及びブースティング制御信号のタイミングアプリケーションによって電荷をディベロップするブースティングキャパシタを含み、
    前記ブースティングされた電圧信号の少なくとも一部は、前記ディベロップされた電荷によって限定されることを特徴とする請求項21に記載のCMOSイメージセンサー。
  23. 電荷伝送実行信号を前記スイッチングセクションに提供する駆動信号提供セクションをさらに含み、前記電荷伝送実行信号に応答して前記ブースティングされた電圧信号が前記電荷伝送信号ラインに選択的にスイッチングされることを特徴とする請求項22に記載のCMOSイメージセンサー。
  24. 前記駆動信号提供セクションは、リセット信号と行選択信号とを前記単位画素行にさらに提供し、
    前記リセット信号と行選択信号に応答して前記ブースティングされた電圧信号が前記電荷伝送信号ラインに選択的にスイッチングされることを特徴とする請求項23に記載のCMOSイメージセンサー。
  25. 前記スイッチングセクションは、前記リセット信号と行選択信号とを受信し、前記電荷伝送信号ラインにブースティングされた電圧信号がスイッチングされることを制御する制御ブロック出力信号を生成する制御ブロックをさらに含むことを特徴とする請求項24に記載のCMOSイメージセンサー。
  26. 前記駆動信号提供セクションは、第1及び第2のマスタタイミング信号を受信して、それぞれ前記リセット信号と行選択信号とをさらに生成することを特徴とする請求項25に記載のCMOSイメージセンサー。
  27. 前記駆動信号提供セクションは、シャッターイネーブル信号を前記単位画素行及び前記スイッチングセクションに提供し、ブースティングされた電圧信号が前記シャッターイネーブル信号にさらに応答して前記電荷伝送信号ラインに選択的にスイッチングされることを特徴とする請求項24に記載のCMOSイメージセンサー。
  28. 前記スイッチングセクションは、少なくとも一部の前記ブースティングされた電圧信号を限定するブースティングキャパシタと電荷を分配するブートストラップキャパシタとをさらに含むことを特徴とする請求項24に記載のCMOSイメージセンサー。
  29. 外部電源電圧を受信する単位画素の行列画素配列を含み、各単位画素は光電変換素子と、電荷検出素子及び電荷伝送素子と、を含むCMOSイメージセンサーの駆動方法であって、
    電荷伝送信号ラインを通じて前記電荷伝送素子に印加された電荷伝送信号に応じて、前記電荷伝送素子を通じて光電変換素子から前記電荷検出素子へ電荷を伝達することを含み、前記電荷伝送信号は、電荷伝送期間の間に、前記電源電圧を有する電圧信号の区間と、前記電源電圧より大きい電圧を有するブースティングされた電圧信号の区間とを有し、
    前記電源電圧を有する電圧信号の区間は、前記ブースティングされた電圧信号の区間の前後に隣接することを特徴とするCMOSイメージセンサーの駆動方法。
  30. 前記CMOSイメージセンサーは、電荷伝送実行信号を提供する駆動信号提供セクションと、前記ブースティングされた電圧信号を提供するブースティングセクションと、スイッチングセクションと、を含み、
    前記スイッチングセクションの動作を通じて、前記電荷伝送実行信号又は前記ブースティングされた電圧信号を前記電荷伝送信号ラインに提供することを特徴とする請求項29に記載のCMOSイメージセンサーの駆動方法。
  31. 前記ブースティングセクションは、ブースティングキャパシタと、前記ブースティングキャパシタに電源電圧を印加することを制御するスイッチと、を含み、
    前記ブースティングセクションでブースティング制御信号と前ブースティング信号とを受信し、前記ブースティング制御信号と前記前ブースティング信号と関連して前記ブースティングされた電圧信号を前記電荷伝送信号ラインにスイッチングすることを含むことを特徴とする請求項30に記載のCMOSイメージセンサーの駆動方法。
  32. 前記前ブースティング信号によって制御されるスイッチのタイミング駆動によって前記ブースティングキャパシタに電荷をディベロップし、前記ブースティングされた電圧信号の少なくとも一部が前記ブースティングキャパシタにディベロップされた電荷と関連して限定されることをさらに含むことを特徴とする請求項31に記載のCMOSイメージセンサーの駆動方法。
  33. 前記駆動信号提供セクションは、前記画素配列部の少なくとも一つの画素行と関連したリセット信号と行選択信号とを提供し、
    前記リセット信号及び行選択信号と関連して、前記ブースティングされた電圧信号を前記電荷伝送信号ラインにスイッチングすることをさらに含むことを特徴とする請求項30に記載のCMOSイメージセンサーの駆動方法。
  34. 電源電圧を受信し、画素行を含む画素配列部であって、電荷伝送信号に応答して光電変換素子から電荷検出素子へ電荷を伝達することを制御する電荷伝送素子を含む画素配列部;
    ブースティング電荷をディベロップするブースティングキャパシタ;
    画素行と関連したローディングキャパシタンス;および
    ブースティングキャパシタとローディングキャパシタンスとの間の前記ブースティング電荷を分配し、前記電荷伝送信号を出力するスイッチングセクション;
    を含み、
    前記電荷伝送素子はCMOSイメージセンサーの電荷伝送素子であり、
    前記電荷伝送信号は、電荷伝送期間の間に、前記電源電圧を有する電圧信号の区間と、前記電源電圧より大きい電圧を有するブースティングされた電圧信号の区間とを有し、
    前記電源電圧を有する電圧信号の区間は、前記ブースティングされた電圧信号の区間の前後に隣接することを特徴とするCMOSイメージセンサー。
  35. 前記ブースティングキャパシタは、ブースティング制御信号と前ブースティング信号に応答して前記電源電圧によって充電されることを特徴とする請求項34に記載のCMOSイメージセンサー。
  36. 前記スイッチングセクションは、少なくとも一部のローディングキャパシタンスを限定するブートストラップキャパシタを含むことを特徴とする請求項34に記載のCMOSイメージセンサー。
  37. 前記ブースティングキャパシタは、約10pF〜20pFの範囲のキャパシタンスを有することを特徴とする請求項34に記載のCMOSイメージセンサー。
  38. 前記ブースティングキャパシタのキャパシタンスは、前記ローディングキャパシタンスより約2倍〜10倍であることを特徴とする請求項34に記載のCMOSイメージセンサー。
  39. 前記ブートストラップキャパシタは、約0.001pF〜0.1pFの範囲のキャパシタンスを有することを特徴とする請求項36に記載のCMOSイメージセンサー。
  40. CMOSイメージセンサーにおいて、電源電圧を受信して光電変換素子にディベロップされた電荷を電荷伝送素子を通じて電荷検出素子に伝達する方法であって、
    ブースティングキャパシタンスと、前記電荷伝送素子と関連したローディングキャパシタンスとの間で電荷を分配して、前記電源電圧より高いブースティングされた電圧信号を生成し、
    前記電荷伝送素子に電荷伝送信号を印加すること
    を含み、
    前記電荷伝送素子はCMOSイメージセンサーの電荷伝送素子であり、
    前記電荷伝送信号は、電荷伝送期間の間に、前記電源電圧を有する電圧信号の区間と、前記電源電圧より高いブースティングされた電圧信号の区間とを有し、
    前記電源電圧を有する電圧信号の区間は、前記ブースティングされた電圧信号の区間の前後に隣接することを特徴とする電荷伝達方法。
  41. 前記ブースティングされた電圧信号は、電荷伝送期間の間にのみ前記電荷伝送素子に印加されることを特徴とする請求項40に記載の電荷伝達方法。
  42. 前記電荷伝送実行信号を提供し、前記電荷伝送実行信号と関連して前記電荷伝送期間が限定されることをさらに含むことを特徴とする請求項41に記載の電荷伝達方法。
  43. ブースティング制御信号と前ブースティング信号とを付加的に提供し、前記ブースティング制御信号と前ブースティング信号と関連して前記電荷伝送期間が限定されることをさらに含むことを特徴とする請求項42に記載の電荷伝達方法。
  44. リセット信号と行選択信号とを付加的に提供し、前記リセット信号と行選択信号と関連して前記電荷伝送期間が限定されることをさらに含むことを特徴とする請求項42に記載の電荷伝達方法。
  45. 前記シャッターイネーブル信号を付加的に提供し、前記シャッターイネーブル信号と関連して前記電荷伝送期間が限定されることをさらに含むことを特徴とする請求項44に記載の電荷伝達方法。
  46. 前記ブースティングされた電圧信号を前記電荷伝送素子に印加することは、
    画素配列部で多数の単位画素行から一つの単位画素行を選択し、
    前記電荷伝送素子と連結された電荷伝送信号に前記ブースティングされた電圧信号をスイッチングすることを含むことを特徴とする請求項40に記載の電荷伝達方法。
  47. 前記ローディングキャパシタンスを限定することは、ブートストラップキャパシタを提供することを含むことを特徴とする請求項40に記載の電荷伝達方法。
  48. 多数の単位画素行を含む画素配列部であって、各単位画素は電源電圧を受信し、光電変換素子から電荷検出素子へ電荷を伝達する電荷伝送素子を含む画素配列部;
    多数の電荷伝送実行信号を提供し、各電荷伝送実行信号は多数の単位画素行のうち少なくとも一つに対応する駆動信号提供セクション;
    第1の電圧信号を提供する少なくとも一つのブースティングセクション;および
    前記多数の電荷伝送実行信号のうち少なくとも一つを受信し、電荷伝送信号を選択された単位画素行と非選択単位画素に集合的に提供する少なくとも一つのスイッチングセクション;
    を含み、
    前記電荷伝送素子はCMOSイメージセンサーの電荷伝送素子であり、
    前記電荷伝送信号は、電荷伝送期間の間に、前記電源電圧を有する第2の電圧信号の区間と、前記電源電圧より大きい電圧を有する前記第1の電圧信号の区間とを有し、
    前記第2の電圧信号の区間は、前記第1の電圧信号の区間の前後に隣接することを特徴とするCMOSイメージセンサー。
  49. 前記第1の電圧信号は、ブースティングされた電圧信号であることを特徴とする請求項48に記載のCMOSイメージセンサー。
  50. 前記多数の単位画素行は、多数の単位画素行セットにグループ化され、
    前記多数の単位画素セットのうち各セットは、対応するスイッチングセクションから電荷伝送信号を受信することを特徴とする請求項48に記載のCMOSイメージセンサー。
  51. 前記対応するスイッチングセクションのうち各スイッチングセクションは、対応するブースティングセクションから前記ブースティングされた電圧信号を受信することを特徴とする請求項50に記載のCMOSイメージセンサー。
  52. 前記駆動信号提供セクションは、リセット信号及び行選択信号を各単位画素行及び少なくとも一つのスイッチングセクションにさらに提供することを特徴とする請求項48に記載のCMOSイメージセンサー。
  53. 前記駆動信号提供セクションは、シャッターイネーブル信号を少なくとも一つの単位画素行と少なくとも一つのスイッチングセクションにさらに提供することを特徴とする請求項48に記載のCMOSイメージセンサー。
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