JP5197986B2 - 半導体装置の製造装置 - Google Patents

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本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に、high−k絶縁膜をゲート絶縁膜に用いたMOS型半導体装置の製造方法に関する。
近年、high−k絶縁膜として、ハフニウムシリケート(HfSiO)膜をゲート絶縁膜に用いた金属ゲート電極のCMOSFETが提案されている。ハフニウムシリケート膜をゲート絶縁膜に使用することにより、ゲート絶縁膜を通るリーク電流は防止できるが、一方で、MOSFETのしきい値電圧が上昇する、いわゆるフェルミレベルのピンニング現象が発生する。このピンニング現象は、ゲート電極材料の実効仕事関数が、基板材料であるシリコンのバンドギャップの中央近傍にシフトする現象であり、これに伴い、MOSFETのしきい値が上昇するものである。
これに対して、ゲート絶縁膜とゲート電極との間にアルミナ膜を設け、ピンニング現象を防止して、pチャネルMOSFETのしきい値電圧を低減する構造が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
また、nチャネルMOSFETでは、ランタニア膜を配置して、nチャネルMOSFETのしきい値電圧を低減する構造が提案されている(例えば、非特許文献2参照)。
H.S. Jung et al., Symp. VLSI Tech. Dig. p. 232, 2005 H.N. Alshareef et al., Symp. VLSI Tech. Dig. p. 10, 2006
ハフニウムシリケートからなるゲート絶縁膜上に、アルミナ膜やランタニア膜を形成する場合、ゲート絶縁膜上にアルミニウム膜やランタン膜を形成し、これを熱酸化する工程が必要となる。しかしながら、このような薄膜を剥き出しの状態で高温の熱酸化工程を行うと、同時にハフニウムシリケート膜とシリコン基板との界面でもシリコン酸化膜が形成され、MOSFETの電気的特性が悪くなるという問題があった。
そこで、本発明は、ハフニウムシリケートをゲート絶縁膜に用いた半導体装置において、電気的特性を低下させることなく、しきい値電圧の低減を可能とした半導体装置の提供を目的とする。
本発明は、シリコン基板を準備する工程と、シリコン基板上に、ハフニウム系酸化物またはハフニウム系酸窒化物からなるゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート絶縁膜の上に、Ru、Ir、Pt、Pd、Re、W、Mo、Ni、CoおよびTiNからなる群から選択される金属からなり、添加元素としてAl又は希土類元素を含むゲート電極を形成する工程と、ゲート電極の両側のシリコン基板にソース/ドレイン領域を形成する工程と、ゲート電極に含まれる添加元素を析出させ、添加元素を含む酸化膜を、ゲート絶縁膜とゲート金属との間に形成する熱処理工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法である。
本発明にかかる半導体装置の製造方法では、電気的特性を劣化させることなく、フェルミレベルのピンニングを改善し、しきい値電圧を低減することができる。
実施の形態1.
図1は、全体が100で表される、本実施の形態1にかかるpチャネルMOS型半導体装置の断面図である。MOS型半導体装置100は、n型のシリコン基板1を含む。シリコン基板1の上には、いわゆるhigh−k絶縁膜として、例えば、膜厚が2.5nmのハフニウムシリケート(HfSiON)からなるゲート絶縁膜2が設けられている。ゲート絶縁膜2の上には、例えば、膜厚が0.1nm〜0.5nm程度のアルミナ膜12が設けられている。アルミナ膜12の上には、第1金属層3、第2金属層4が、順次設けられて、ゲート電極50が形成されている。第1金属層3は、例えばRu、Ir、Pt、Pd、Re、W、Mo、Ni、CoおよびTiNからなり、また、第2金属層4は、例えば低抵抗金属であるWからなる。
ゲート電極40の側壁には、例えば、酸化シリコンからなるサイドウォール7が設けられている。
シリコン基板1には、ゲート電極40を挟んで、p型のソース/ドレイン領域11、およびp型のエクステンション領域10が設けられている。ソース/ドレイン領域11の上には、ソース/ドレイン電極30が設けられている。ソース/ドレイン電極30は、例えばニッケルシリサイドからなる。
MOS型半導体装置100では、ゲート絶縁膜2とメタルゲート電極40との間に、アルミナ膜12を設けることにより、フェルミレベルのピンニングを改善でき、しきい値電圧を低減したMOS型半導体装置100の提供が可能となる。
図2は、MOSキャパシタの高周波C−V特性であり、横軸にゲート電圧、縦軸にキャパシタンスを示す。測定に使用したMOSキャパシタには、第1金属層3に、Ru−Al(10atm%)、Ru−Ta(10atm%)、およびRuの3種類を用いたものを準備した。ゲート絶縁膜2にはハフニウムシリケート、第2金属層4にはWを用いた。それぞれのMOSキャパシタに対して、900℃で熱処理を行った。この結果、Ru−Al(10atm%)を第1金属層3に用いたMOSキャパシタでは、ゲート絶縁膜2と第1金属層3との間にアルミナ膜12が形成されている。
図2に示すように、Ru−Al(10atm%)を用いたMOSキャパシタではフラットバンド電圧(VFB)は−0.21Vであり、この結果からゲート電圧の実効仕事関数は4.69eVであることがわかる。
一方、Ru−Ta(10atm%)、Ruを用いたMOSキャパシタではフラットバンド電圧(VFB)は−0.30Vであり、この結果からゲート電圧の実効仕事関数は4.60eVであることがわかる。
Ruの仕事関数(〜4.7eV)に比較してAlの仕事関数(〜4.3eV)は低いため、通常は、Ruからなるゲート電極にAlを添加すると、仕事関数は低くなる方に変化すると考えられるが、本実験では、Alの添加によりRuゲート電極の実効仕事関数は、4.60eVから4.70eVへと大きくなる方向に変化していることが確認された。
これは、Ru−Al(10atm%)からなる第1金属層3からアルミナ膜12が析出し、第1金属層3とゲート絶縁膜2との間にアルミナ膜12が形成されたためと考えられる。
このように、本実施の形態1にかかるp型のMOS型半導体装置100では、第1金属層3とゲート絶縁膜2との界面にアルミナ膜12を析出、形成することにより、メタルゲート40の実効仕事関数を大きくすることができる。この結果、MOS型半導体装置100のしきい値電圧を低減し、オン電流を大きくすることができる。
なお、上述のようにゲート絶縁膜2はハフニウムシリケートから形成されるが、ハフニウムシリケートにはハフニウム系酸化物やハフニウム系酸窒化物が含まれる。例えば、ゲート絶縁膜2としてHfSiONを用いた場合、熱処理工程での結晶化を抑制できるとともに、ETO(Equivalent Oxide Thickness)を薄くすることもできる。また、HfSiONに代えてHfSiO、HfO、HfON等を用いても同様の効果が得られる。
次に、MOS型半導体装置100の製造方法について説明する。MOS型半導体装置100の製造工程は、以下の工程1〜6を含む。
工程1:図3(a)に示すように、n型のシリコン基板1を準備する。次に、シリコン基板1の上に、ハフニウムシリケートからなるゲート絶縁膜2を形成する。ゲート絶縁膜2は、例えば、膜厚が2.5nmであり、原子層成長法(Atomic Layer Deposition)を用いて形成する。
なお、図示しないが、シリコン基板1の表面に、膜厚が1nm程度の酸化シリコン薄膜を形成した後に、ゲート絶縁膜2を形成しても構わない。
工程2:図3(b)に示すように、第1金属層3をCVD法やDCマグネトロンスパッタ法で形成する。第1金属層3の膜厚は10nm程度である。第1金属層3は、例えばAlを10atm%含むRuからなる。Ruに含まれるAlの量は、第1金属層3が高い熱安定性を保つため及びAlを入れすぎることで金属電極自体の仕事関数が低くなることを防ぐために、30atm%以下であることが好ましい。また、Ruの代わりに、Ir、Pt、Pd、Re、W、Mo、Ni、CoおよびTiN等を用いても構わず、これらの金属を用いる場合も、Alの含有量は30atm%以下であることが好ましい。
続いて、Wからなる第2金属層4を、同じくCVD法やDCマグネトロンスパッタ法で形成する。第2金属層4の膜厚は50nm程度である。
工程3:図3(c)に示すように、第2金属層4の上に、例えばSiNからなるハードマスク5、フォトレジストマスク6を形成する。
工程4:図3(d)に示すように、フォトレジストマスク6とハードマスク5をエッチングマスクに用いて、第2金属層4および第1金属層3をドライエッチングし、続いて、ゲート絶縁膜2をウェットエッチングする。最後に、フォトレジストマスク6とハードマスク5を除去する。これにより、第1金属層3、第2金属層4より、メタルゲート電極40が形成される。
工程5:図3(e)に示すように、イオン注入法を用いて、ホウ素等のp型イオンを注入し、エクステンション領域10を形成する。続いて、例えばSiNからなるサイドウォール7を形成した後、イオン注入法を用いてp型イオン注入し、ソース/ドレイン領域11を形成する。
工程6:図3(f)に示すように、アニールを行うことにより、エクステンション領域10およびソース/ドレイン領域11を活性化する。
かかるアニールには、例えば、ランプアニール(RTA)法が使用され、不活性ガス中で900℃程度に加熱される。この結果、エクステンション領域10およびソース/ドレイン領域11に注入されたイオンが活性化されるとともに、ゲート絶縁膜2と第1金属層3との界面近傍に、第1金属層3に含まれるアルミニウムが析出、酸化されて、アルミナ膜12が形成される。アルミナ膜12の膜厚は、0.1nm〜0.5nm程度である。
最後に、必要に応じてソース/ドレイン電極30等を形成して、図1に示すMOS型半導体装置100が完成する。
更に、図4は、MOS型半導体装置100の、他の製造方法を示す。図4中、図3と同一符号は、同一又は相当箇所を示す。図4の製造方法は、以下の工程1〜6を含む。
工程1:図4(a)に示すように、n型のシリコン基板1を準備し、その上に、ハフニウムシリケートからなるゲート絶縁膜2を形成する。
工程2:図4(b)に示すように、ゲート絶縁膜2の上に、アルミニウム膜20、第1金属層3、および第2金属層4を、順次、CVD法やDCマグネトロンスパッタ法で形成する。
アルミニウム膜20の膜厚は0.2nm程度である。第1金属層3はRuからなり、膜厚は10nm程度である。Ruの代わりに、Ir、Pt、Pd、Re、W、Mo、Ni、CoおよびTiN等を用いても構わない。第2金属層4はWからなり、膜厚は50nm程度である。
工程3:図4(c)に示すように、第2金属層4の上に、例えばSiNからなるハードマスク5、フォトレジストマスク6を形成する。
工程4:図4(d)に示すように、フォトレジストマスク6とハードマスク5をエッチングマスクに用いて、第2金属層4、第1金属層3、およびアルミニウム膜20をドライエッチングし、続いて、ゲート絶縁膜2をウェットエッチングする。最後に、フォトレジストマスク6とハードマスク5を除去する。
工程5:図4(e)に示すように、イオン注入法を用いて、ホウ素等のp型イオンを注入し、エクステンション領域10を形成する。続いて、例えばSiNからなるサイドウォール7を形成した後、イオン注入法を用いてp型イオン注入し、ソース/ドレイン領域11を形成する。
工程6:図4(f)に示すように、アニールを行うことにより、エクステンション領域10およびソース/ドレイン領域11を活性化する。
かかるアニールには、例えば、ランプアニール(RTA)法が使用され、不活性ガス中で900℃程度に加熱される。この結果、エクステンション領域10およびソース/ドレイン領域11に注入されたイオンが活性化されるとともに、アルミニウム膜20が酸化され、アルミナ膜12が形成される。
最後に、必要に応じてソース/ドレイン電極30等を形成して、図1に示すMOS型半導体装置100が完成する。かかる製造方法でも、MOS型半導体装置100を作製することができる。
このように、本実施の形態1にかかる製造方法では、従来のように、酸素雰囲気でアルミニウムを熱酸化するのではなく、不活性ガス中でのアニール工程により下地のハフニウムシリケートとの反応によってアルミナ膜12を形成する。このため、シリコン基板1とゲート絶縁膜2との界面に酸化膜を形成することなく、アルミナ膜12の形成が可能となり、電気的特性の劣化を防止できる。
また、ゲート絶縁膜2の上に、アルミナ膜2を別途堆積させる製造方法に比べて、製造工程を簡略化でき、製造コストの削減や歩留りの向上が可能となる。
実施の形態2.
図5は、全体が200で表される、本発明の実施の形態2にかかる他のMOS型半導体装置の断面図である。図5中、図1と同一符号は、同一又は相当箇所を示す。
MOS半導体装置200では、シリコン基板1とメタルゲート40との間には、ハフニウムアルミネート(HfAlSiON)からなるゲート絶縁膜13が設けられている。他の構造は、MOS半導体装置100と同様である。
MOS型半導体装置200では、ゲート絶縁膜2を、アルミニウム成分を含むハフニウムアルミネート(HfAlSiON)から形成することにより、フェルミレベルのピンニングを改善でき、しきい値電圧を低減したMOS型半導体装置200の提供が可能となる。
MOS半導体装置200は、図3に示すMOS半導体装置100の製造工程において、第1金属層3中のAlを、ゲート絶縁膜2を構成するハフニウムシリケートと反応させることにより、形成することができる。具体的には、MOS半導体装置100の製造方法の工程6(図3(f))において、アニール温度を高くする、及び/又はアニール時間を長くする等により、第1金属層3中のAlをハフニウムシリケート中に拡散させ、形成する。
または、図4に示すMOS半導体装置100の製造工程において、アルミニウム膜20のAlを、ゲート絶縁膜2を構成するハフニウムシリケートと反応させることにより、形成することができる。具体的には、MOS半導体装置200の製造方法の工程6(図4(f))において、アニール温度を高くする、及び/又はアニール時間を長くする等により、アルミニウム膜20中のAlをハフニウムシリケート中に拡散させ、形成する。
他の製造工程は、図3や図4に示す、MOS型半導体装置100と同様である。
かかる製造方法でも、従来のように、ゲート絶縁膜が剥き出しの状態で高温の酸素雰囲気でアルミニウムを熱酸化するのではなく、不活性ガス中でのアニール工程によりハフニウムシリケートと反応させることによってハフニウムアルミネートからなるゲート絶縁膜13を形成する。このため、従来のように、シリコン基板1とゲート絶縁膜13との界面には酸化膜が形成されず、電気的特性の劣化を防止することができる。
また、ゲート絶縁膜2の上に、アルミナ膜2を別途堆積させる製造方法に比べて、製造工程を簡略化でき、製造コストの削減や歩留りの向上が可能となる。
本実施の形態1、2では、p型のMOS半導体装置100、200を例に説明したが、本発明は、n型のMOS半導体装置にも適用することができる。
図1の構造を有するn型のMOS半導体装置の場合は、アルミナ2膜の代わりに希土類金属(Ln:Sc、Y、ランタノイド系金属)が用いられる。
また、図5の構造を有するn型のMOS半導体装置の場合は、ゲート絶縁膜2として、
HfLnSiOもしくはHfLnSiONが用いられる。
また、製造方法では、図3ではRuに希土類金属を含む第1金属層3が用いられ、図4ではゲート絶縁膜2上に希土類金属膜12が形成される。
更に、本実施の形態1、2では、個別MOS半導体装置を例に説明したが、CMOS半導体装置等にも適用することができる。
本実施の形態1にかかるMOS型半導体装置の断面図である。 MOSキャパシタの高周波C−V特性である。 本実施の形態1にかかるMOS型半導体装置の製造工程の断面図である。 本実施の形態1にかかるMOS型半導体装置の他の製造工程の断面図である。 本実施の形態2にかかるMOS型半導体装置の断面図である。
符号の説明
1 シリコン基板、2 ゲート絶縁膜、3 第1金属層、4 第2金属層、7 側壁絶縁膜、10 エクステンション領域、11 ソース/ドレイン領域、12 アルミナ膜、30 ソース/ドレイン電極、40 メタルゲート、100 MOS型半導体装置。

Claims (8)

  1. シリコン基板を準備する工程と、
    該シリコン基板上に、ハフニウム系酸化物またはハフニウム系酸窒化物からなるゲート絶縁膜を形成する工程と、
    該ゲート絶縁膜の上に、Ru、Ir、Pt、Pd、Re、W、Mo、Ni、CoおよびTiNからなる群から選択される金属からなり、添加元素としてAl又は希土類元素を含むゲート電極を形成する工程と、
    該ゲート電極の両側の該シリコン基板にソース/ドレイン領域を形成する工程と、
    該ゲート電極に含まれる該添加元素を析出させ、該添加元素を含む酸化膜を、該ゲート絶縁膜と該ゲート金属との間に形成する熱処理工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 上記添加元素の量が、30atm%以下であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 上記添加元素がAlからなり、上記酸化膜がアルミナ膜からなることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  4. シリコン基板を準備する工程と、
    該シリコン基板上に、ハフニウム系酸化物またはハフニウム系酸窒化物からなるゲート絶縁膜を形成する工程と、
    該ゲート絶縁膜の上に、Al又は希土類元素からなる金属膜を形成する工程と、
    該金属膜の上に、Ru、Ir、Pt、Pd、Re、W、Mo、Ni、CoおよびTiNからなる群から選択される金属からなるゲート電極を形成する工程と、
    該ゲート電極の両側の該シリコン基板にソース/ドレイン領域を形成する工程と、
    該金属膜を酸化して金属酸化膜を形成する熱処理工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 上記金属酸化膜の膜厚が、0.1nm以上、1nm以下の範囲内にあることを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
  6. シリコン基板を準備する工程と、
    該シリコン基板上に、ハフニウム系酸化物またはハフニウム系酸窒化物からなるゲート絶縁膜を形成する工程と、
    該ゲート絶縁膜の上に、Ru、Ir、Pt、Pd、Re、W、Mo、Ni、CoおよびTiNからなる群から選択される金属からなり、添加元素としてAl又は希土類元素を含むゲート電極を形成する工程と、
    該ゲート電極の両側の該シリコン基板にソース/ドレイン領域を形成する工程と、
    該ゲート電極に含まれる該添加元素を該ゲート絶縁膜中に拡散させて、該ゲート絶縁膜の成分を、ハフニウム系酸化物またはハフニウム系酸窒化物と、該添加元素との化合物とする熱処理工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. シリコン基板を準備する工程と、
    該シリコン基板上に、ハフニウム系酸化物またはハフニウム系酸窒化物からなるゲート絶縁膜を形成する工程と、
    該ゲート絶縁膜の上に、Al又は希土類元素からなる金属膜を形成する工程と、
    該金属膜の上に、Ru、Ir、Pt、Pd、Re、W、Mo、Ni、CoおよびTiNからなる群から選択される金属からなるゲート電極を形成する工程と、
    該ゲート電極の両側の該シリコン基板にソース/ドレイン領域を形成する工程と、
    該金属膜に含まれる元素を該ゲート絶縁膜中に拡散させて、該ゲート絶縁膜の成分を、ハフニウム系酸化物またはハフニウム系酸窒化物と、該元素との化合物とする熱処理工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 上記ゲート絶縁膜が、HfSiONからなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の製造方法。
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