JP5196699B2 - 高ビニル末端セグメントを有するポリマ− - Google Patents
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Description
(技術分野)
本発明は、高ビニル末端セグメントを有するポリマ−組成物およびその製造法に関する。
【0002】
(背景の技術)
共役ジエンのポリマ−およびコポリマ−、例えばポリブタジエン、ポリイソプレン、およびスチレン−ブタジエンゴムは、それらを多くの重要な用途に、例えば合成ゴムに、また例えば耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)のような他のポリマ−系への添加剤として適当ならしめる物理的性質を有する。更にHIPSは、5−10%の溶解したポリブタジエンまたはブタジエンコポリマ−ゴムの存在下にスチレンを重合させることによって製造できる。重合の初めには、生成するポリスチレン内へのゴムの非混和性およびスチレン相の減少のために相分離が起こる。ついでポリブタジエンのポリスチレンによるグラフト化が起こる。
【0003】
HIPSの靭性ならびに他の機械的およびレオロジ−的性質はゴム相の性質により強く影響される。これに関して、全体のHIPSの性能を調節するために改質することができるゴムの性質のいくつかは、濃度、容量、粒径、グラフト化及び架橋性、分子量、粘度、及びビニル含量を含む。更に特に末端セグメントに高ビニル含量を有することはしばしば望ましい。高ビニルポリマ−は、ポリマ−主鎖内のシス/トランス形のアルケニル基に対立して、ポリマ−主鎖にアルケニル基ペンダントを含む。高ビニル末端セグメントは、高ビニル形がシス/トランス形よりも高いグラフト化効率を有するから、ポリマ−においてしばしば望ましい。
【0004】
高ビニル末端セグメントを有するポリマ−は、重合を開始し、反応を完結付近まで進行させることによって製造されてきた。重合反応が完結に近付くにつれて、更なるモノマ−及びビニル改質剤が添加される。かくしてポリマ−の最終セグメントは、初めのセグメントよりも高いビニル含量を有する。この末端セグメントのビニル濃度は約70%ほどの高いレベルまで制御できる。しかしながら、もしポリマ−の両端または星形ポリマ−の末端が高ビニル含量を有し、一方残りのセグメントが低ビニル含量であることを望むならば、この方法はうまく行かない。それは、カップリング反応がポリマ−鎖または星形ポリマ−の中央に高ビニルをもたらしてしまうからである。したがってポリマ−鎖のすべてまたはいくつかに高ビニル末端セグメントを有し且つポリマ−構造の残りに対して低ビニル含量を有するポリマ−の製造は望ましい。
【0005】
(発明の概略)
本発明の例示的具体例では、ポリマ−がポリマ−組成物の15重量%未満まで含む少なくとも2つの末端セグメントを含む、ポリマ−組成物が提供される。各末端セグメントは、約45%以上、好ましくは約50%以上のビニル含量を有する。これに対して、このポリマ−の残りは約35%未満のビニル含量を有する。このポリマ−組成物は、ビニル改質剤の存在下におけるリビングアニオン重合により、比較的低分子量(約2500未満)で、高ビニル含量(約45%以上、更に好ましくは約50%以上)のリビングプレポリマ−高ビニル開始剤を製造することによって生成する。ついでリビングプレポリマ−高ビニル開始剤を用いて、リビングプレポリマ−高ビニル開始剤よりも少ないビニル改質剤を含む第2のリビングポリマ−鎖を開始させる。ついで始めのセグメント中に高ビニル含量を有する第2のリビングポリマ−鎖を、始めのセグメント中に高ビニル含量を有する少なくとも1つの他のリビングポリマ−へカップリングさせる。このカップリングは高ビニル含量を有する2つまたはそれ以上の末端を有するポリマ−鎖をもたらす。典型的には、高ビニル末端は、カップリングしたポリマ−の全重量の約5%未満をなすであろう。
【0006】
更なる例示的具体例では、約45%以上、更に好ましくは約50%以上の高ビニル濃度の末端セグメントを有する、直鎖、分岐鎖、または星形のポリマ−が提供される。2官能性及び多官能性カップリング剤の使用はこれと別の形を製造することができる。
【0007】
更に他の例示的具体例では、約45%以上の、更に好ましくは約50%以上のビニル濃度の末端基を有し、ポリマ−の残りのビニル濃度が約35%未満である、ポリブタジエンポリマ−が製造される。
【0008】
他の例示的具体例では、約45%以上の、更に好ましくは約50%以上のビニル含量の末端セグメントを有するスチレン−ブタジエンブロックコポリマ−が製造される。
【0009】
(好ましい態様の詳細な説明)
本発明は、バッチ式または連続式のリビングアニオン重合で製造される少なくとも2つの高ビニル含量の末端セグメントを含むポリマ−に関する。このポリマ−は、2つまたはそれ以上の異なるポリマ−鎖を互いにカップリングさせることにより1つより多い高ビニル末端セグメントを付与される。更にポリマ−組成物は使用するカップリング剤に依存して直鎖、分岐鎖、または星形のポリマ−を包含する。
【0010】
本ポリマ−はリビングアニオン重合で製造される。リビング重合においては、生長中心は停止または転移のいずれも受けない。100%の転化率に近付いた後に、更なるモノマ−を反応系に添加すれば、更に重合が進行する。この添加されたモノマ−も定量的に重合する。このような重合は決まった末端基を有する構造とブロックコポリマ−を製造することを可能にする。
【0011】
本ポリマ−組成物を製造する方法においては、3つの工程が使用できる。
【0012】
1、ビニル構造のブタジエン単位を高濃度で有するリビングプレポリマ−開始剤の調製、
2、このリビングプレポリマ−開始剤を用いる高ビニル末端セグメントを有するポリマ−の製造、
3、この高ビニル末端セグメントポリマ−のカップリング。
このポリマ−を連続法で製造するためには、リビングプレポリマ−高ビニル開始剤を1つの反応器で連続的に製造し、ポリマ−バルクを生成する第2の反応器へ供給する。ついでこの連続法の生成物は、カップリング剤を導入して生長ポリマ−末端と反応させる第3の装置、例えば反応器または混合器、好ましくは反応器へ供給することができる。カップリング剤は2官能性またはそれ以上であってよい。
【0013】
リビングプレポリマ−高ビニル開始剤の製造は、開始剤をビニル改質剤の存在下にモノマ−混合物に添加することによって行われる。この時共役ジエンの重合に適当ないかなる開始剤も使用できる。好適な開始剤はアニオン開始剤を含み、もっとも好適には有機リチウム開始剤である。好適な有機リチウム化合物は式RLix を有する。ここで、RはR基当たりの炭素数が約1−約20、好ましくは約2−約8のヒドロカルビル基を表し、xは1−約4の整数である。典型的なR基は脂肪族及び脂環族基を含む。R基の特定の例は、第1級、第2級、及び第3級の基、例えばn−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチルなど、及びこれらの混合基である。本発明に対する好適な開始剤はn−ブチルリチウムである。
【0014】
他の適当なリチウム開始剤の特定の例は、p−トリルリチウム、4−フェニルブチルリチウム、4−ブチルシクロヘキシルリチウム、リチウムジアルキルアミン、リチウムジアルキルホスフィン、リチウムアルキルアリ−ルホスフィン、リチウムジアリ−ルホスフィン、及びこれらの混合物である。
【0015】
開始剤の使用量は、モノマ−の使用量及び各生成物に所望の分子量に依存する。典型的な条件下において、重合系が開始剤の一部を不活性化し得る不純物を含まない場合、開始剤の量は最初のブロックに対して用いられるモノマ−量及びそのブロックに所望の分子量によって決定される。一般にそのような重合の場合、各開始剤分子は1つのポリマ−鎖の開始に対応する。ついで続くブロックに対しては、それぞれの場合、生成するポリマ−中に存在する開始剤の原子数に対応して各ブロックに所望の分子量を生成させるのに十分なモノマ−を添加する。開始剤の量の例は、約0.1−約15(重量)%である。
【0016】
開始剤は、ビニル改質剤の存在下に、適当な炭化水素溶媒中のモノマ−混合物に添加される。好適なモノマ−は共役ジエンである。適当な共役ジエンは、1、3−ブタジエン、イソプレン、2、3−ジメチル−1、3−ブタジエン、及び1、3−ペンタジエンの1つまたはそれ以上を含む。好適な共役ジエンは1、3−ブタジエン及び/またはイソプレンを含む。
【0017】
リビングプレポリマ−高ビニル開始剤の製造に用いる好適な溶媒は、炭化水素溶媒、例えばペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、及びシクロオクタンの1つまたはそれ以上である。
【0018】
ビニル改質剤は、リビングプレポリマ−高ビニル開始剤の調製におけるジエンモノマーの1、2−付加反応を増加させるために添加される。そのような改質剤は当業界に公知である。これらの改質剤は、一般に改変剤とアニオン開始剤のモル比が約1:100−約100:1の範囲の量で使用しうる。1、2−付加生成物はリビングプレポリマ−高ビニル開始剤に導入されるジエン単位の約5−15%から90%の高さまで増大させることができる。リビングプレポリマ−高ビニル開始剤の好適なビニル含量は約45%以上、より好ましくは約50%以上である。
【0019】
ビニル改質剤の例は、ヘキサメチルリン酸トリアミド、N、N、N´、N´−テトラメチルエチレンイダミン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、ジエチレングリコ−ルジメチルエ−テル、トリエチレングリコ−ルジメチルエ−テル、テトラエチレングリコ−ルジメチルエ−テル、テトラヒドロフラン、1、4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、ジエチルエ−テル、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、トリ−n−ブチルホスフィン、p−ジオキサン、1、2−ジメトキシエタン、ジメチルエ−テル、メチルエチルエ−テル、エチルプロピルエ−テル、ジ−n−プロピルエ−テル、ジ−n−オクチルエ−テル、アニソ−ル、ジベンジルエ−テル、ジフェニルエ−テル、ジメチルエチルアミン、ビスオキサラニルプロパン、トリ−n−プロピルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N、N−ジメチルアニリン、N−エチルピペリジン、N−メチル−N−エチルアニリン、およびN−メチルモルフォリンの1つまたはそれ以上を含む。
【0020】
リビングプレポリマ−高ビニル開始剤の数平均分子量(Mn )は、約100−10000、好ましくは約250−5000、もっとも好ましくは約500−2500の範囲である。
【0021】
1つの高ビニル末端セグメントを有するポリマ−は、重合方法の第2工程で製造される。これらのポリマ−は好ましくは直鎖であり、ランダムまたはブロック形で1つより多いモノマ−単位を含むことができる。1つの高ビニル末端セグメントを有するポリマ−を生成させるためには、リビングプレポリマ−高ビニル開始剤を適当な溶媒中のモノマ−混合物に添加する。リビングプレポリマ−高ビニル開始剤はリビングアニオン重合を続けることによってモノマ−の重合を開始する。好適なモノマ−及びこれに由来する単位は、共役ジエン及びビニル置換芳香族炭化水素である。この反応系は、リビングプレポリマ−高ビニル開始剤を調製するために用いたよりも低濃度のビニル改質剤を含む。それゆえに続くポリマ−のビニル含量は比較的「低い」。例えばこの部分のビニル含量は35%未満、好ましくは30%未満である。
【0022】
適当な共役ジエンは、1、3−ブタジエン、イソプレン、2、3−ジメチル−1、3−ブタジエン、及び1、3−ペンタジエンの1つまたはそれ以上を含む。好適な共役ジエンは1、3−ブタジエン及び/またはイソプレンである。
【0023】
適当なビニル置換芳香族炭化水素は、スチレン、α−メチルスチレン、1−ビニルナフタレン、2−ビニルナフタレン、1−α−メチルビニルナフタレン、2−α−メチルビニルナフタレン、並びにこれらのアルキル、シクロアルキル、アリ−ル、アルカリ−ル、及びアラルキル誘導体(但し一緒にした炭化水素の全炭素数は一般に12より大きくない)、並びに任意のジまたはトリビニル置換芳香族炭化水素の1つまたはそれ以上を含む。1つの好適なビニル置換芳香族炭化水素はスチレンである。ジまたはトリビニル置換芳香族炭化水素を用いる場合、得られるポリマ−は分岐鎖及び/または架橋構造を有する。
【0024】
この工程の適当な溶媒は、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、及びシクロオクタンの1つまたはそれ以上を含む。
【0025】
重合温度は、約−20℃−約140℃の広範囲で変えることができる。用いる圧力は、好ましくは重合条件下実質的に液相の流動性を維持するのに十分な圧力である。
【0026】
重合反応は、一般に少なくとも約80%、好ましくは約90%の転化率を得るのに十分な時間行われる。更に具体的には、重合は好ましくは仕込んだモノマ−の少なくとも90%が重合するまで行われる。カップリングしてないポリマ−のMn は、約20000−500000、より好ましくは約30000−400000、最も好ましくは約40000−約300000の範囲である。
【0027】
リビングプレポリマ−高ビニル末端セグメントは、ポリマ−の全重量の約15%未満、好ましくは約10%未満、最も好ましくは約5%未満を占める。それゆえにリビングプレポリマ−高ビニル末端セグメントのビニル含量は、ポリマ−の全ビニル含量に殆ど影響しない。全ポリマ−組成物の好適なビニル含量は約35%未満、好ましくは約30%未満である。
【0028】
重合方法の上記工程で得られるポリマ−は、1つの高ビニル末端セグメントを有するリビングポリマ−である。ついでこのポリマ−を、重合方法の第3工程において他のリビングポリマ−にカップリングさせる。リビングポリマ−のカップリングには広範なカップリング剤が使用できる。ジカップリング剤は高ビニル含量を有するセグメントを両末端に有する直鎖ポリマ−をもたらし、トリカップリング剤は高ビニル含量を有する全部で3つのセグメントを末端に有する星形ポリマ−をもたらし、テトラカップリング剤は高ビニル含量を有する全部で4つのセグメントを末端に有する星形ポリマ−をもたらすであろう。以下同様である。
【0029】
適当なカップリング剤は、SnCl4 、アルキルSiCl3 、C1 −C10アルカンジクロリド、CO2 、CCl4 、SiCl4 、PNCl2 、ジビニルベンゼン、安息香酸ブチル、CCl3 C(O)OEt、及びこれらの混合物を含む。
【0030】
カップリング剤の適当な量は、ポリマ−中に存在する開始剤分子数/原子と反応させるのに必要とされる量に基づいて計算される。例えば、4官能性カップリング剤、例えばSnCl4 の場合、SnCl4 の分子量の4分の1が存在する開始剤の各原子に必要とされるものとして計算される。副生物として、開始剤、例えばLi+ は塩素との反応で除去され、LiClとして反応溶液から沈殿する。
【0031】
当業界で公知の他の添加剤は添加することもできる。安定剤、酸化防止剤、通常の充填剤、強化材、強化樹脂、顔料、香料、などは、そのようないくつかの添加剤の例である。有用な酸化防止剤及び安定剤の特定の例は、2−(2´−ヒドロキシ−5´−メチルフェニル)ベンゾトリアゾ−ル、ニッケルジブチル−ジ−チオカ−バメ−ト、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、2、6−ジ−t−ブチル−4−メチル−フェノ−ルなどを含む。通常の充填材及び顔料の例は、シリカ、カーボンブラック、TiO2 ,Fe2 O3 などを含む。これらの配合成分は、生成物の意図する用途に依存して適当な量で、好ましくはポリマ−組成物100pbw当たり添加剤または配合成分1−350pbwの範囲で混入される。強化材は、ポリマ−の強度を改善するために樹脂マトリックスに添加される物質として定義できる。多くの強化材は高分子量の無機または有機物である。種々の例はガラス繊維、アスベスト、硼素繊維、炭素及びグラファイト繊維、ウィスカ−、石英及びシリカ繊維、セラミック繊維、金属繊維、天然有機繊維、及び合成有機繊維を含む。他の弾性体及び樹脂も、吸湿性、接着性、および加工性のような特定の性質を高めるために有用である。
【0032】
本発明のポリマ−組成物は例えばHIPSの製造における添加剤として有用である。それはポリカ−ボネ−トとまたはアクリロニトリル−ブタジエン−スチレンタ−ポリマ−(ABSゴム)に混合するときに有用である。他の系の衝撃強度はABSゴムと混合した時しばしば改善され、またポリフェニレンオキシドと混合した耐衝撃性ポリスチレンは改良された靭性と加工性を有する。
【0033】
以下の非限定的実施例を参照して、本発明を更に詳細に記述する。
実施例
実施例1−2:リビングプレポリマ−高ビニル開始剤の調製
実施例1において、750ミリリットルの反応器に23gのヘキサンを仕込み、ついでN2 でパージした。ヘキサン中22%ブタジエン227gを反応器に添加し、続いてヘキサン中n−ブチルリチウム触媒(ヘキサン中n−ブチルリチウム3%)107g及びビス−オキザラニルプロパン(ヘキサン中15%)4.566mlを添加した。この反応器を水浴に入れ、室温で2時間撹拌した。得られた生成物は〜58%のビニル含量を有した。Mn は〜1000であった。
【0034】
実施例2では、脱気し且つパージした38リットルの反応器にヘキサン308gを仕込んだ。ついでヘキサン中22%ブタジエン4.12kgを反応器に添加し、続いてヘキサン中n−ブチルリチウム触媒(ヘキサン中n−ブチルリチウム3%)1.942kg及びビス−オキザラニルプロパン(ヘキサン中15%)112gを添加した。60分後に温度は32℃まで上昇した。ついで温度を57℃まで上げ、その温度で24時間放置し、ついで冷却且つ貯蔵した。得られた生成物は〜68%のビニル含量を有した。Mn は〜1000であった。
実施例3−12:高ビニルセグメントで始まる種々の分子量のポリブタジエン
<約170kPa(10psig)まで脱気した38リットルの反応器に、種々の量のヘキサン(A)を添加し、再び容器を<約170kPaまで脱気した。ブタジエンのヘキサン中22%溶液(B)を種々の量添加し、温度を温度T1 に安定化させた。種々の量のリビングプレポリマ−高ビニル開始剤(実施例1または2のいずれかの生成物)(C)を時にヘキサン50gと共に添加し、容器の温度を温度T2 に設定して反応を開始させた。
【0035】
実施例3−6では、30分後に、反応が所望の反応温度T4 に達しなかったのでジャケットの温度を温度T3 に設定した。実施例7−12では、反応温度はT4 まで上昇し、これに30分間維持した。容器を、(実施例3−6の場合反応温度が最高反応温度T5 に達した後)21℃まで冷却した。
【0036】
重合を停止させるために種々の量のイソプロパノ−ル(D)を添加した。(実施例4−6では、このイソプロパノ−ルをヘキサン100g中で用い、実施例4及び6ではそのイソプロパノ−ルの仕込み後ヘキサン50gも添加した。)バッチを冷却した後、種々の量の重合生成物(E)を種々の量のイルガノックス(IrganoxTM1520L酸化防止剤(F)、[チバ・スペシャルティ−・ケミカルズ(Ciba Specialty Chemicals)、イルガノックス1076酸化防止剤(G)(チバ)、及び蒸留水(H)と混合した。
【0037】
各ポリマ−のビニル含量及びMn を決定した。
【0038】
種々の重合で使用した種々の試薬の量、反応条件など、並びに各得られたポリマ−の凡そのビニル含量及びMn の決定値を下の表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】
実施例3−12は、高ビニル開始セグメントを有するポリマ−を生成させるための有効な方法を示す。ついでこれらのポリマ−は、実施例13−14に示すようにカップリングさせることができる。
実施例13−14:高ビニル末端セグメントを有するカップリングしたポリマ−
<約170kPa(10psig)まで脱気した38リットルの反応器に、ヘキサン(A)3.2kgを添加し、再び容器を<約170kPaまで脱気した。ブタジエンのヘキサン中22%溶液13.6kgを添加し、温度を24℃に安定化させた。種々の量のリビングプレポリマ−高ビニル開始剤(実施例2の生成物)(I)を添加した(実施例13では、ついでヘキサン50gを添加)、容器の温度を49℃に設定して反応を開始させた。
【0041】
反応温度は発熱的に82℃まで上昇し、この温度に5分間保った。ポリマ−をカップリングさせるために、カップリング剤(実施例13では安息香酸ブチル、実施例14ではSiCl4 )(J)を添加した。10分後、反応を21℃に冷却し、反応を停止させるためにイソプロパノ−ル(ヘキサン100ミリリットル中1.79ミリリットル、ついで実施例13ではヘキサン50g、一方実施例14では続くヘキサンの添加なしに4.39ミリリットル(ニ−ト))を添加した。
【0042】
バッチを冷却した後、反応生成物10kgを15分間水300ミリリットルと混合した。種々の量のイルガノックス1520L酸化防止剤(K)を添加し、得られた混合物を15分間撹拌した。
【0043】
各ポリマ−のビニル含量及びMn (カップリング前後の両方)を決定した。実施例13のカップリングしたポリマ−は、(安息香酸ブチルが2官能性のため)直鎖構造を有し、一方実施例14のカップリングしたポリマ−は、(SiCl4 が4官能性のため)星形構造を有した。
【0044】
種々の重合で使用した種々の試薬の量、反応条件など、並びに各得られたポリマ−の凡そのビニル含量及びMn の決定値を下の表2に示す。
【0045】
【表2】
【0046】
実施例13−14は、高ビニル末端セグメントを有するカップリングしたポリマ−の製造法を示す。実施例13は直鎖ポリマ−で、実施例14は星形ポリマ−であった。
実施例15−16:連続重合
連続重合は、n−ブチルリチウム(ヘキサン中3%)を0.45kg/時、ヘキサンを1.3kg/時、ヘキサン中22%ブタジエンを1.3kg/時、およびビニル改質剤を0.01kg/時の速度で反応器に添加してリビングプレポリマ−高ビニル開始剤を生成させることにより行った。このリビングプレポリマ−開始剤を、生成するにつれて22%1、3−ブタジエン103kg/時およびヘキサン33kg/時と共に第2の反応器に供給した。
【0047】
得られたリビングポリマ−が比較的高い重量平均分子量(Mw )に達した後、これを安息香酸ブチル0.03kg/時と共に第3の反応器に供給した。全反応時間は53分であった。反応期間中温度を99℃に維持した。ポリマ−のリビングプレポリマ−開始剤部分の凡そのビニル含量(Vi )並びに全カップリングポリマ−組成物のそれ(Vc )を決定した。これらのデータを表3に示す。
【0048】
【表3】
【0049】
実施例15−16は高ビニル末端セグメントを有するカップリングされたポリマ−を製造するための連続重合法を示す。
Claims (9)
- (i)ビニル構造のブタジエン単位を高濃度で有するリビングプレポリマ−開始剤存在下の共役ジエンもしくはビニル置換芳香族炭化水素のアニオン重合の結果である主セグメントと、(ii)該ビニル構造のブタジエン単位を高濃度で有するリビングプレポリマ−開始剤に由来する少なくとも2つの末端セグメントを含むポリマ−を含んでなる組成物であって、ここで該末端セグメントが該ポリマ−の15重量%未満をなし、該末端セグメントが45%以上のビニル含量を有し、そして該主セグメントが35%未満のビニル含量を有し、全ポリマーのビニル含量が30%未満であり、更に随時カップリング剤を含んでなる組成物。
- 該主セグメントと該末端セグメントが共役ジエンおよびビニル置換芳香族炭化水素の少なくとも1つに由来する単位を含んでなる、請求項1の組成物。
- 該末端セグメントが該ポリマ−を5重量%未満含んでなる、請求項1−2のいずれかの組成物。
- 該ポリマ−が直鎖、分岐鎖、および星形の1つである構造を有する、請求項1−3のいずれかの組成物。
- 該末端セグメントがそれぞれ500−2500の数平均分子量を有する、請求項1−4のいずれかの組成物。
- a、45%以上のビニル含量を有するリビングプレポリマ−高ビニル開始剤を生成させ、
b、該リビングプレポリマ−高ビニル開始剤を用いて1つまたはそれ以上のモノマ−化合物の重合を開始させて、該ポリマ−を生成させ、ここで全ポリマーのビニル含量が30%未満であり、そして
c、随時該ポリマ−をカップリング剤と反応させる、
ことを含んでなる、少なくとも2つの高ビニル末端セグメントを有するポリマ−の製造法。 - 該リビングプレポリマ−高ビニル開始剤の生成が、開始剤、1つまたはそれ以上のモノマ−化合物、およびビニル改質剤を組み合わせることを含んでなる、請求項6の方法。
- 該開始剤が有機リチウム化合物である、
該1つまたはそれ以上のモノマ−が少なくとも1つの共役ジエンを含んでなる、
該ビニル改質剤がヘキサメチルリン酸トリアミド、N、N、N´、N´−テトラメチルエチレンイダミン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、ジエチレングリコ−ルジメチルエ−テル、トリエチレングリコ−ルジメチルエ−テル、テトラエチレングリコ−ルジメチルエ−テル、テトラヒドロフラン、1、4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、ジエチルエ−テル、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、トリ−n−ブチルホスフィン、p−ジオキサン、1、2−ジメトキシエタン、ジメチルエ−テル、メチルエチルエ−テル、エチルプロピルエ−テル、ジ−n−プロピルエ−テル、ジ−n−オクチルエ−テル、アニソ−ル、ジベンジルエ−テル、ジフェニルエ−テル、ジメチルエチルアミン、ビスオキサラニルプロパン、トリ−n−プロピルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N、N−ジメチルアニリン、N−エチルピペリジン、N−メチル−N−エチルアニリン、およびN−メチルモルフォリンの少なくとも1つを含んでなる、
の少なくとも1の要件を満たす請求項6−7のいずれかの方法。 - 該1つまたはそれ以上のモノマ−化合物が、共役ジエンおよびビニル置換芳香族炭化水素の少なくとも1つを含んでなる、請求項6−8のいずれかの方法。
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