JP3476823B2 - 末端シリル基を有するブタジエンポリマー - Google Patents
末端シリル基を有するブタジエンポリマーInfo
- Publication number
- JP3476823B2 JP3476823B2 JP51960994A JP51960994A JP3476823B2 JP 3476823 B2 JP3476823 B2 JP 3476823B2 JP 51960994 A JP51960994 A JP 51960994A JP 51960994 A JP51960994 A JP 51960994A JP 3476823 B2 JP3476823 B2 JP 3476823B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- butadiene
- silyl
- terminal
- molecular weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G81/00—Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers
- C08G81/02—Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers at least one of the polymers being obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C08G81/021—Block or graft polymers containing only sequences of polymers of C08C or C08F
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08C—TREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
- C08C19/00—Chemical modification of rubber
- C08C19/30—Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule
- C08C19/42—Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups
- C08C19/44—Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups of polymers containing metal atoms exclusively at one or both ends of the skeleton
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F36/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
- C08F36/02—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
- C08F36/04—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
- C08F36/06—Butadiene
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は末端シリル基を有する水素化ブタジエンポリ
マーの製造、並びにコーティング及び他の高分子量ポリ
マーを製造するための前記ブタジエンポリマーの使用に
関する。
マーの製造、並びにコーティング及び他の高分子量ポリ
マーを製造するための前記ブタジエンポリマーの使用に
関する。
リチウム開始剤(例えば第2ブチルリチウム)による
共役ジエンのアニオン性重合及び残留不飽和の水素化は
米国再発行特許第27,145号を始めとする多数の文献に記
載されており、該特許はブタジエンの1,2−付加量(35
〜55%)と水素化ブタジエンポリマーのガラス転移温度
との関係を教示している。
共役ジエンのアニオン性重合及び残留不飽和の水素化は
米国再発行特許第27,145号を始めとする多数の文献に記
載されており、該特許はブタジエンの1,2−付加量(35
〜55%)と水素化ブタジエンポリマーのガラス転移温度
との関係を教示している。
アニオン性リビングポリマーの重合を停止し、末端官
能基を形成することは米国特許第4,417,029号、4,518,7
53号及び4,753,991号に記載されている。本発明では末
端フェノール基に変換される末端シリル基が特に有用で
ある。
能基を形成することは米国特許第4,417,029号、4,518,7
53号及び4,753,991号に記載されている。本発明では末
端フェノール基に変換される末端シリル基が特に有用で
ある。
米国特許第4,518,753号及び3,652,732号に教示されて
いるように、不飽和1,3−ブタジエンポリマーでは低粘
度を得るために低度の1,2−付加が必要であることが知
られている。しかしながら、これらのポリマーは水素化
されると結晶質固体となる。このような結晶質ポリマー
はMitsubishiから市販されており、72℃の融点を有する
POLYTAIL Hポリマーと呼称されている。
いるように、不飽和1,3−ブタジエンポリマーでは低粘
度を得るために低度の1,2−付加が必要であることが知
られている。しかしながら、これらのポリマーは水素化
されると結晶質固体となる。このような結晶質ポリマー
はMitsubishiから市販されており、72℃の融点を有する
POLYTAIL Hポリマーと呼称されている。
米国特許第4,020,125号に記載されているように、ブ
タジエンの1,2−付加が30%を越えると水素化ブタジエ
ンポリマーは非結晶質となる。米国特許第4,866,120号
及び4,020,125号に記載されているように、非結晶質水
素化ブタジエンポリマーは低分子量で粘性液体である。
Mitsubishi製POLYTAIL HAポリマー及びNippon Soda製
NISSO GI−2000ポリマーは末端官能基及び約84%の1,2
−付加を有する低分子量水素化ブタジエンポリマーの市
販例である。
タジエンの1,2−付加が30%を越えると水素化ブタジエ
ンポリマーは非結晶質となる。米国特許第4,866,120号
及び4,020,125号に記載されているように、非結晶質水
素化ブタジエンポリマーは低分子量で粘性液体である。
Mitsubishi製POLYTAIL HAポリマー及びNippon Soda製
NISSO GI−2000ポリマーは末端官能基及び約84%の1,2
−付加を有する低分子量水素化ブタジエンポリマーの市
販例である。
本発明の目的は、末端フェノール基に変換される末端
シリル基を有する水素化ブタジエンポリマーを提供する
ことである。本発明の別の目的は、無溶媒コーティング
の製造及び高分子量ポリマーの製造のために低粘度ポリ
マーを提供することである。
シリル基を有する水素化ブタジエンポリマーを提供する
ことである。本発明の別の目的は、無溶媒コーティング
の製造及び高分子量ポリマーの製造のために低粘度ポリ
マーを提供することである。
1個以上の末端シリル基を有する水素化ブタジエンポ
リマーは、リビングブタジエン分子の末端で(4−ビニ
ルフェニレン)ジメチル(t−ブチル)シリルエーテル
を重合することにより製造される。シリル基はフェノー
ル基に変換される。(4−ビニルフェニレン)ジメチル
(t−ブチル)シリルエーテルは末端シリル基をもたら
す重合開始剤としても有用である。本発明の水素化ブタ
ジエンポリマーは、ゲル透過クロマトグラフィーにより
測定したピーク分子量が1,000〜10,000であるときに室
温で無溶媒で使用することができる。
リマーは、リビングブタジエン分子の末端で(4−ビニ
ルフェニレン)ジメチル(t−ブチル)シリルエーテル
を重合することにより製造される。シリル基はフェノー
ル基に変換される。(4−ビニルフェニレン)ジメチル
(t−ブチル)シリルエーテルは末端シリル基をもたら
す重合開始剤としても有用である。本発明の水素化ブタ
ジエンポリマーは、ゲル透過クロマトグラフィーにより
測定したピーク分子量が1,000〜10,000であるときに室
温で無溶媒で使用することができる。
リチウム開始剤による共役ジエン炭化水素のアニオン
性重合は米国特許第4,039,593号及び米国再発行特許第2
7,145号に記載されているように周知である。重合は各
リチウムサイトにリビングポリマー主鎖を形成するモノ
リチウム、ジリチウム又はポリリチウム開始剤により開
始される。重合共役ジエン炭化水素を含む典型的なリビ
ングポリマー構造は、X−B−Li、X−A−B−Li、X
−A−B−A−Li、Li−B−Y−B−Li、Li−A−B−
Y−B−A−Li(式中、Bはブタジエン又はイソプレン
等の1個以上の共役ジエン炭化水素の重合単位を表し、
Aはスチレン等の1個以上のビニル芳香族化合物の重合
単位を表し、Xは第2ブチルリチウム等のモノリチウム
開始剤の残基であり、Yは第2ブチルリチウム及びm−
ジイソプロペニルベンゼンの二付加物等のジリチウム開
始剤の残基である)である。ポリリチウム開始剤又はス
チレンと共役ジエンのランダム単位に属するものを含む
所定の構造は当分野で公知であるが、一般にその実用性
は制限されている。
性重合は米国特許第4,039,593号及び米国再発行特許第2
7,145号に記載されているように周知である。重合は各
リチウムサイトにリビングポリマー主鎖を形成するモノ
リチウム、ジリチウム又はポリリチウム開始剤により開
始される。重合共役ジエン炭化水素を含む典型的なリビ
ングポリマー構造は、X−B−Li、X−A−B−Li、X
−A−B−A−Li、Li−B−Y−B−Li、Li−A−B−
Y−B−A−Li(式中、Bはブタジエン又はイソプレン
等の1個以上の共役ジエン炭化水素の重合単位を表し、
Aはスチレン等の1個以上のビニル芳香族化合物の重合
単位を表し、Xは第2ブチルリチウム等のモノリチウム
開始剤の残基であり、Yは第2ブチルリチウム及びm−
ジイソプロペニルベンゼンの二付加物等のジリチウム開
始剤の残基である)である。ポリリチウム開始剤又はス
チレンと共役ジエンのランダム単位に属するものを含む
所定の構造は当分野で公知であるが、一般にその実用性
は制限されている。
共役ジエン炭化水素のアニオン性重合は、所望量の1,
4−付加を得るようにジエチルエーテル又はグリム(1,2
−ジエトキシエタン)等の構造調節剤で一般に制御され
る。米国再発行特許第27,145号に記載されているよう
に、ブタジエンポリマー又はコポリマーの1,2−付加レ
ベルは水素化後の弾性に著しく影響し得る。
4−付加を得るようにジエチルエーテル又はグリム(1,2
−ジエトキシエタン)等の構造調節剤で一般に制御され
る。米国再発行特許第27,145号に記載されているよう
に、ブタジエンポリマー又はコポリマーの1,2−付加レ
ベルは水素化後の弾性に著しく影響し得る。
末端官能基を有する1,3−ブタジエンポリマーの1,2−
付加はポリマーの粘度に影響する。例えば、6容量%の
ジエチルエーテル又は1000ppmのグリムを用いて50℃で
重合中に40%の1,2−付加が達せられる。
付加はポリマーの粘度に影響する。例えば、6容量%の
ジエチルエーテル又は1000ppmのグリムを用いて50℃で
重合中に40%の1,2−付加が達せられる。
第2ブチルリチウム(s−BuLi)及びm−ジイソプロ
ペニルベンゼンの二付加物でジリチウム重合を開始する
にはジエチルエーテル、グリム又はトリエチルアミン等
の非反応性配位剤の存在も必要であり、このような配位
剤の不在下ではモノリチウム重合が開始される。上述の
ようにアニオン性重合中にはエーテルが一般に存在して
おり、特定ポリマー構造を得るために一般に必要なエー
テルの量はジリチウム重合を開始するために十分であっ
た。
ペニルベンゼンの二付加物でジリチウム重合を開始する
にはジエチルエーテル、グリム又はトリエチルアミン等
の非反応性配位剤の存在も必要であり、このような配位
剤の不在下ではモノリチウム重合が開始される。上述の
ようにアニオン性重合中にはエーテルが一般に存在して
おり、特定ポリマー構造を得るために一般に必要なエー
テルの量はジリチウム重合を開始するために十分であっ
た。
アニオン性重合は多くの場合には水を加えてリチウム
を水酸化リチウム(LiOH)として除去するか又はアルコ
ール(ROH)を加えてリチウムをリチウムアルコキシド
(LiOR)として除去することにより停止される。末端シ
リル基を有するポリマーでは、まず最初に構造: (式中、Rは水素又は炭素原子数10までのアルキル、好
ましくは水素又は炭素原子数1もしくは2のアルキル、
より好ましくは水素又はメチルである)を有する保護ヒ
ドロキシ−スチレンモノマーに相当する(4−ビニルフ
ェニレン)ジメチル(t−ブチル)シリルエーテルを慣
用ポリマー鎖の末端に付加する。末端シリル基は式: (式中、Pはリチウムの除去前のポリマーを表す)によ
り表される。
を水酸化リチウム(LiOH)として除去するか又はアルコ
ール(ROH)を加えてリチウムをリチウムアルコキシド
(LiOR)として除去することにより停止される。末端シ
リル基を有するポリマーでは、まず最初に構造: (式中、Rは水素又は炭素原子数10までのアルキル、好
ましくは水素又は炭素原子数1もしくは2のアルキル、
より好ましくは水素又はメチルである)を有する保護ヒ
ドロキシ−スチレンモノマーに相当する(4−ビニルフ
ェニレン)ジメチル(t−ブチル)シリルエーテルを慣
用ポリマー鎖の末端に付加する。末端シリル基は式: (式中、Pはリチウムの除去前のポリマーを表す)によ
り表される。
従って、本発明は不飽和の少なくとも90%の水素化を
有する重合1,3−ブタジエンと、リチウムの除去前に構
造: (式中、Rは水素又は炭素原子数10までのアルキル、好
ましくは水素又は低級アルキルである)を形成する1分
子当たり少なくとも1個の末端シリル基とを含むポリマ
ーを提供する。
有する重合1,3−ブタジエンと、リチウムの除去前に構
造: (式中、Rは水素又は炭素原子数10までのアルキル、好
ましくは水素又は低級アルキルである)を形成する1分
子当たり少なくとも1個の末端シリル基とを含むポリマ
ーを提供する。
シリルエーテルモノマーは更に、アルキルリチウム
(R1−Li)、好ましくは第2ブチルリチウムと反応する
と重合開始剤を形成する。重合開始剤は構造: (式中、Rは水素又は炭素原子数10までのアルキル基で
あり、R1は炭素原子数2〜20のアルキル基である)を有
する。開始剤は慣用重合法を使用して共役ジエンから直
鎖、分枝又は星形ポリマーを生成する。
(R1−Li)、好ましくは第2ブチルリチウムと反応する
と重合開始剤を形成する。重合開始剤は構造: (式中、Rは水素又は炭素原子数10までのアルキル基で
あり、R1は炭素原子数2〜20のアルキル基である)を有
する。開始剤は慣用重合法を使用して共役ジエンから直
鎖、分枝又は星形ポリマーを生成する。
シリルエーテル開始剤を用いて製造したリビングポリ
マーは、カップリング剤(例えば四塩化ケイ素、ジクロ
ロジメチルシラン又はジビニルベンゼン)、キャッピン
グ剤(例えばエチレンオキシド、二酸化炭素)又は上記
シリルエーテルモノマーと反応させることにより重合を
停止し、多重末端基を形成することができる。
マーは、カップリング剤(例えば四塩化ケイ素、ジクロ
ロジメチルシラン又はジビニルベンゼン)、キャッピン
グ剤(例えばエチレンオキシド、二酸化炭素)又は上記
シリルエーテルモノマーと反応させることにより重合を
停止し、多重末端基を形成することができる。
シリル基は好ましくは、加熱又は脱シリル化剤(例え
ば酸又は弗化テトラ−n−ブチルアンモニウム)との反
応、好ましくは好適方法の水素化触媒除去段階で使用す
る酸との反応により除去される。脱シリル化の結果、末
端フェノール基が形成される。
ば酸又は弗化テトラ−n−ブチルアンモニウム)との反
応、好ましくは好適方法の水素化触媒除去段階で使用す
る酸との反応により除去される。脱シリル化の結果、末
端フェノール基が形成される。
米国再発行特許第27,145号並びに米国特許第4,970,25
4号及び5,166,277号に記載されているように、ニッケル
触媒でブタジエンポリマー中の不飽和の少なくとも90
%、好ましくは少なくとも95%の水素化が達せられる。
好適ニッケル触媒は下記実施例1により詳述する2−エ
チルヘキサン酸ニッケルとトリエチルアルミニウムの混
合物である。
4号及び5,166,277号に記載されているように、ニッケル
触媒でブタジエンポリマー中の不飽和の少なくとも90
%、好ましくは少なくとも95%の水素化が達せられる。
好適ニッケル触媒は下記実施例1により詳述する2−エ
チルヘキサン酸ニッケルとトリエチルアルミニウムの混
合物である。
好ましくは、水素化後に本発明のポリマーをHClと反
応させる。
応させる。
ピーク分子量が500〜50,000、好ましくは500〜20,000
であるときには、ヒドロキシル、カルボキシル、フェノ
ール、エポキシ及びアミン基から選択される2個以上の
末端官能基を有するブタジエンポリマーを使用すること
ができる。これらの官能基は顕著な原子吸引を示さない
ため、官能化ポリマーを凝固させない。
であるときには、ヒドロキシル、カルボキシル、フェノ
ール、エポキシ及びアミン基から選択される2個以上の
末端官能基を有するブタジエンポリマーを使用すること
ができる。これらの官能基は顕著な原子吸引を示さない
ため、官能化ポリマーを凝固させない。
本発明のポリマーはコーティング、シーラント及びバ
インダーの形成等の慣用用途を有する。更に、米国特許
第4,994,526号に記載されているようにポリカーボネー
ト、ポリエステル及びポリアミドの製造中に約2個以上
の末端フェノール基を有するブタジエンポリマーを慣用
化合物と共重合させることができる。
インダーの形成等の慣用用途を有する。更に、米国特許
第4,994,526号に記載されているようにポリカーボネー
ト、ポリエステル及びポリアミドの製造中に約2個以上
の末端フェノール基を有するブタジエンポリマーを慣用
化合物と共重合させることができる。
本発明の好適態様によると、好ましくは式A(式中、
Rは水素又はメチルである)の(4−ビニルフェニレ
ン)ジメチル(t−ブチル)シリルエーテルから1分子
当たり約2個の末端シリル基を有する水素化1,3−ブタ
ジエンポリマーが製造される。ポリスチレン標準を使用
してゲル透過クロマトグラフィーにより測定したポリマ
ーのピーク分子量が1,000〜10,000であり且つ1,2−付加
が40〜70%であるとき、このようなポリマーは室温で低
粘度液体である。
Rは水素又はメチルである)の(4−ビニルフェニレ
ン)ジメチル(t−ブチル)シリルエーテルから1分子
当たり約2個の末端シリル基を有する水素化1,3−ブタ
ジエンポリマーが製造される。ポリスチレン標準を使用
してゲル透過クロマトグラフィーにより測定したポリマ
ーのピーク分子量が1,000〜10,000であり且つ1,2−付加
が40〜70%であるとき、このようなポリマーは室温で低
粘度液体である。
下記実施例は本発明の特定態様を具体的に説明するも
のであり、請求の範囲を規定するものではない。
のであり、請求の範囲を規定するものではない。
実施例中に報告するピーク分子量は、公知ピーク分子
量を有するポリスチレン標準で較正したゲル透過クロマ
トグラフィーを使用して測定した。全GPCサンプルの溶
媒はテトラヒドロフランであった。ポリマー微細構造
(1,2−付加)はクロロホルム溶液中で13C及び1H NMR
により測定した。
量を有するポリスチレン標準で較正したゲル透過クロマ
トグラフィーを使用して測定した。全GPCサンプルの溶
媒はテトラヒドロフランであった。ポリマー微細構造
(1,2−付加)はクロロホルム溶液中で13C及び1H NMR
により測定した。
実施例1
1分子当たり約2個の末端シリル基を有しており、ポ
リスチレン標準を使用してゲル透過クロマトグラフィー
(GPC)により測定したピーク分子量が5,800(Mw/Mn=
1.13)であり、核磁気共鳴(NMR)法により測定した1,2
−付加が88%である直鎖水素化ブタジエンポリマーを下
記のように調製した。1,3−ブタジエンの重合用シリル
エーテル開始剤を使用してリビングブタジエン前駆物質
ポリマーを合成した。シリルエーテルモノマーを使用し
てリビングポリマー鎖末端をキャップし、末端シリル官
能性を有する直鎖前駆物質ポリマーを得た。Ni/Al触媒
を使用してこのポリマーを水素化した後、シリル基を末
端フェノール基に変換した。
リスチレン標準を使用してゲル透過クロマトグラフィー
(GPC)により測定したピーク分子量が5,800(Mw/Mn=
1.13)であり、核磁気共鳴(NMR)法により測定した1,2
−付加が88%である直鎖水素化ブタジエンポリマーを下
記のように調製した。1,3−ブタジエンの重合用シリル
エーテル開始剤を使用してリビングブタジエン前駆物質
ポリマーを合成した。シリルエーテルモノマーを使用し
てリビングポリマー鎖末端をキャップし、末端シリル官
能性を有する直鎖前駆物質ポリマーを得た。Ni/Al触媒
を使用してこのポリマーを水素化した後、シリル基を末
端フェノール基に変換した。
シリルエーテル開始剤を合成するために、約5℃の不
活性窒素雰囲気下で500ml容ガラス瓶反応容器にシクロ
ヘキサン250ml、テトラヒドロフラン10.0ml及び非置換
(4−ビニルフェニレン)ジメチル(t−ブチル)シリ
ルエーテル(SST)0.55g(0.002モル)を加えた。安定
した薄黄色になるまでs−BuLiの溶液で滴定することに
より、アニオン性重合を妨げ得る不純物を除去した。次
いで、存在するSST1当量当たり1当量のs−BuLi(0.00
2モル)で精製溶液を処理した。5℃で10分間反応さ
せ、所期シリルエーテル開始剤の溶液を得た。
活性窒素雰囲気下で500ml容ガラス瓶反応容器にシクロ
ヘキサン250ml、テトラヒドロフラン10.0ml及び非置換
(4−ビニルフェニレン)ジメチル(t−ブチル)シリ
ルエーテル(SST)0.55g(0.002モル)を加えた。安定
した薄黄色になるまでs−BuLiの溶液で滴定することに
より、アニオン性重合を妨げ得る不純物を除去した。次
いで、存在するSST1当量当たり1当量のs−BuLi(0.00
2モル)で精製溶液を処理した。5℃で10分間反応さ
せ、所期シリルエーテル開始剤の溶液を得た。
開始剤の形成後、5℃の窒素雰囲気下で0.183モルの
1,3−ブタジエンを加えた。反応混合物の温度を5℃に
維持するように反応器を冷却することにより重合発熱量
を抑制した。1.5時間後、重合反応はほぼ完了した。
1,3−ブタジエンを加えた。反応混合物の温度を5℃に
維持するように反応器を冷却することにより重合発熱量
を抑制した。1.5時間後、重合反応はほぼ完了した。
リビングポリマーを含有する溶液を更に5℃でSST0.5
5g(0.002モル)と反応させた。反応を40分間進めた
後、MeOH20mlで終了させた。5倍量のイソプロパノール
中でポリマーを沈殿させることによりポリマーを回収し
た。
5g(0.002モル)と反応させた。反応を40分間進めた
後、MeOH20mlで終了させた。5倍量のイソプロパノール
中でポリマーを沈殿させることによりポリマーを回収し
た。
1H NMRによりポリマーを分析した処、2モル%SST及
び98モル%ブタジエンから構成され、約90%の1,2−付
加を有する組成物であることが判明した。
び98モル%ブタジエンから構成され、約90%の1,2−付
加を有する組成物であることが判明した。
末端シリル基を有するブタジエンポリマーのアリコー
ト8.95gをシクロヘキサン586gと共に1リットル容オー
トクレーブに充填し、ニッケル/アルミニウム触媒を使
用して水素化した。シクロヘキサン中で、ニッケル1モ
ルに対してアルミニウム2.6モルの比を与えるために十
分な量の2−エチルヘキサン酸ニッケルをトリエチルア
ルミニウムと反応させることにより、予め触媒(190ppm
Ni)を調製した。ポリマー溶液に32℃で2分間水素を
散布した。次いで触媒16.14gを導入した後、反応器に50
バール(700psig)の圧力まで水素を充填した。発熱水
素化反応が生じた。
ト8.95gをシクロヘキサン586gと共に1リットル容オー
トクレーブに充填し、ニッケル/アルミニウム触媒を使
用して水素化した。シクロヘキサン中で、ニッケル1モ
ルに対してアルミニウム2.6モルの比を与えるために十
分な量の2−エチルヘキサン酸ニッケルをトリエチルア
ルミニウムと反応させることにより、予め触媒(190ppm
Ni)を調製した。ポリマー溶液に32℃で2分間水素を
散布した。次いで触媒16.14gを導入した後、反応器に50
バール(700psig)の圧力まで水素を充填した。発熱水
素化反応が生じた。
1時間後に反応溶液の温度を80℃に上げ、反応を合計
で2時間17分間続けた。
で2時間17分間続けた。
HClで酸性化し、メタノール:塩酸(水中濃度37%)
が5:1であるメタノール/酸洗浄液で4回に分けて洗浄
して水素化触媒を除去した。1H及び13C NMRの結果、エ
チレン性不飽和の少なくとも98%が水素化されているこ
とが判明した。
が5:1であるメタノール/酸洗浄液で4回に分けて洗浄
して水素化触媒を除去した。1H及び13C NMRの結果、エ
チレン性不飽和の少なくとも98%が水素化されているこ
とが判明した。
水素化触媒除去段階でシリル基をHClに暴露後に、水
素化ブタジエンポリマーはフェノール基を含んでいた。
素化ブタジエンポリマーはフェノール基を含んでいた。
実施例2
SSTの二度目の添加に代わりにジビニルベンゼン0.006
モルをエチレンビニルベンゼンと混合(約55重量%DV
B)して加えた以外は実施例1に記載した通りに末端フ
ェノール基を有するリビング水素化ブタジエンポリマー
を調製した。得られたポリマーは星形構造を有してお
り、シリル基をフェノール基に変換する前に各アームは
約5,800のピーク分子量を有していた。
モルをエチレンビニルベンゼンと混合(約55重量%DV
B)して加えた以外は実施例1に記載した通りに末端フ
ェノール基を有するリビング水素化ブタジエンポリマー
を調製した。得られたポリマーは星形構造を有してお
り、シリル基をフェノール基に変換する前に各アームは
約5,800のピーク分子量を有していた。
実施例3
4,000のピーク分子量を得るようにシリルエーテル開
始剤とブタジエンモノマーの比を調整し且つ1,2−付加
を50%に低下させるために十分なジエチルエーテルを加
えた以外は実施例1に記載したように末端フェノール基
を有する水素化ブタジエンポリマーを調製した。
始剤とブタジエンモノマーの比を調整し且つ1,2−付加
を50%に低下させるために十分なジエチルエーテルを加
えた以外は実施例1に記載したように末端フェノール基
を有する水素化ブタジエンポリマーを調製した。
実施例4
シクロヘキサン中で重合を実施し且つ1,2−付加を15
%に低下させた以外は実施例1に記載したように末端フ
ェノール基を有する水素化ブタジエンポリマーを調製し
た。
%に低下させた以外は実施例1に記載したように末端フ
ェノール基を有する水素化ブタジエンポリマーを調製し
た。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平4−154816(JP,A)
特開 昭64−38407(JP,A)
特開 昭63−6041(JP,A)
特開 昭63−6003(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C08F 8/00 - 8/50
Claims (10)
- 【請求項1】不飽和の少なくとも90%が水素化されてい
るブタジエン重合体と、リチウムの除去前に構造: (式中、Rは水素又は炭素原子数10までのアルキル、好
ましくは水素又は低級アルキルである)を形成する1分
子当たり少なくとも1個の末端シリル基とを含むポリマ
ー。 - 【請求項2】末端シリル基が(4−ビニルフェニレン)
ジメチル(t−ブチル)シリルエーテル開始剤、(4−
ビニルフェニレン)ジメチル(t−ブチル)シリルエー
テルモノマー又はその両者から生成される請求項1に記
載のポリマー。 - 【請求項3】ポリマーが直鎖構造と、1分子当たり少な
くとも2個のシリル基と、30〜70%の1,2−付加を有す
る請求項2に記載のポリマー。 - 【請求項4】ブタジエン重合体が500〜20,000のピーク
分子量を有する請求項3に記載のポリマー。 - 【請求項5】ブタジエン重合体が少なくとも95%水素化
されている請求項4に記載のポリマー。 - 【請求項6】ピーク分子量が1,000〜10,000である請求
項5に記載のポリマー。 - 【請求項7】(4−ビニルフェニレン)ジメチル(t−
ブチル)シリルエーテルをブタジエン重合体と反応さ
せ、不飽和の少なくとも90%を水素化することにより製
造されるポリマー。 - 【請求項8】ブタジエン重合体が1,000〜10,000のピー
ク分子量を有する請求項7に記載のポリマー。 - 【請求項9】ブタジエン重合体がシリルエーテルをアル
キルリチウムと反応させた後、1,3−ブタジエンを加え
ることにより製造される請求項8に記載のポリマー。 - 【請求項10】水素化後にポリマーをHClと反応させる
請求項9に記載のポリマー。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US029,866 | 1993-03-11 | ||
US08/029,866 US5336726A (en) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | Butadiene polymers having terminal silyl groups |
PCT/EP1994/000810 WO1994020553A1 (en) | 1993-03-11 | 1994-03-09 | Butadiene polymers having terminal silyl groups |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08507321A JPH08507321A (ja) | 1996-08-06 |
JP3476823B2 true JP3476823B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=21851324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51960994A Expired - Fee Related JP3476823B2 (ja) | 1993-03-11 | 1994-03-09 | 末端シリル基を有するブタジエンポリマー |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5336726A (ja) |
EP (1) | EP0688341B1 (ja) |
JP (1) | JP3476823B2 (ja) |
KR (1) | KR100312402B1 (ja) |
CN (1) | CN1057778C (ja) |
BR (1) | BR9405897A (ja) |
DE (1) | DE69403784T2 (ja) |
ES (1) | ES2102850T3 (ja) |
TW (1) | TW264485B (ja) |
WO (1) | WO1994020553A1 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69509374T2 (de) * | 1994-02-18 | 1999-11-04 | Fmc Corp., Philadelphia | Neue funktionalisierte initiatoren für die anionische polymersisation |
US6197891B1 (en) | 1994-05-13 | 2001-03-06 | Fmc Corporation | Functionalized chain extended initiators for anionic polymerization |
US5478899A (en) * | 1994-10-27 | 1995-12-26 | Shell Oil Company | Alkoxy silyl capping agents for making terminally functionalized polymers |
US5922810A (en) * | 1995-07-31 | 1999-07-13 | Fmc Corporation | Deprotection of protected functional polymers |
WO1997048731A1 (en) * | 1996-06-18 | 1997-12-24 | Fmc Corporation | Protected functionalized telechelic polymers and processes for making the same |
US5965681A (en) * | 1996-06-18 | 1999-10-12 | Fmc Corporation | Protected functionalized telechelic polymers and processes for making the same |
WO1998002465A1 (en) * | 1996-07-17 | 1998-01-22 | Schwindeman James A | Protected functionalized heterotelechelic polymers and processes for preparing the same |
US6153706A (en) * | 1997-07-30 | 2000-11-28 | Fmc Corporation | Protected multi-functionalized star polymers and processes for making the same |
US6479584B1 (en) * | 1998-08-20 | 2002-11-12 | Kaneka Corporation | Resin composition, polymer, and process for producing polymer |
US6228947B1 (en) | 1999-02-26 | 2001-05-08 | Shell Oil Company | Deprotection of polymers prepared with silyloxy protected functional initiators by reaction with aqueous fluoroboric acid |
US20030069366A1 (en) * | 2001-09-17 | 2003-04-10 | Letchford Robert J. | Urethane oligomers of heterotelechelic amine functional polyolefins |
US6867264B2 (en) | 2002-08-28 | 2005-03-15 | Kraton Polymers U.S. Llc | Process for removing residual silicon species from hydrocarbon solvents |
US6737470B1 (en) * | 2003-04-04 | 2004-05-18 | Bridgestone Corporation | Curable sealant composition |
US7608664B2 (en) * | 2005-01-18 | 2009-10-27 | Bridgestone Corporation | Curable sealant composition and method for manufacturing same |
CN105601782B (zh) * | 2007-12-28 | 2019-06-18 | 株式会社普利司通 | 羟芳基官能聚合物 |
EP2448900B1 (en) * | 2009-06-30 | 2017-04-26 | Bridgestone Corporation | Anionic polymerization initiators and processes |
US9926400B2 (en) | 2009-07-01 | 2018-03-27 | Bridgestone Corporation | Method of making hydroxyaryl-functionalized interpolymer by free radical initiated polymerization |
US20130035437A1 (en) * | 2010-02-28 | 2013-02-07 | Xiao-Dong Pan | Rubber compositions including siliceous fillers |
US8637600B2 (en) | 2010-08-11 | 2014-01-28 | Bridgestone Corporation | Processing of rubber compositions including siliceous fillers |
Family Cites Families (43)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3415898A (en) * | 1967-02-09 | 1968-12-10 | Phillips Petroleum Co | Polyolefin hydrogenation process |
US3652732A (en) * | 1968-11-05 | 1972-03-28 | Exxon Research Engineering Co | Solventless encapsulating block copolymers |
USRE27145E (en) * | 1969-05-20 | 1971-06-22 | Side-chain | |
JPS5014277B2 (ja) * | 1971-09-14 | 1975-05-26 | ||
US3770698A (en) * | 1971-12-17 | 1973-11-06 | C Riew | Phenol terminated carboxy containing diene elastomers |
BE793660A (en) * | 1973-01-04 | 1973-05-02 | Goodrich Co B F | Phenolic terminated elastomers - from carboxy terminated diene elastomers for impact modifying resins |
US3935342A (en) * | 1973-02-09 | 1976-01-27 | Merck Patent Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung | Hydrophilization of non-polar surfaces |
US4039593A (en) * | 1973-05-18 | 1977-08-02 | Lithium Corporation Of America | Preparation of hydroxy-terminated conjugated diene polymers |
JPS5224559B2 (ja) * | 1973-12-14 | 1977-07-01 | ||
DE2431394C3 (de) * | 1974-06-29 | 1978-10-12 | Th. Goldschmidt Ag, 4300 Essen | Verfahren zur Herstellung von PoIyorganosiloxanblockcopolymeren |
US4028485A (en) * | 1976-01-29 | 1977-06-07 | Mobil Oil Corporation | Non-aqueous removal of soluble hydrogenation catalyst |
DD147247A1 (de) * | 1979-05-17 | 1981-03-25 | Klaus Ruehlmann | Verfahren zur herstellung oxydationsgeschuetzter polymere |
US4417029A (en) * | 1981-08-03 | 1983-11-22 | Atlantic Richfield Company | Derivatization of star-block copolymers |
DD208470A3 (de) * | 1982-04-20 | 1984-05-02 | Klaus Ruehlmann | Verfahren zur herstellung von polymeren kv-stabilisatoren |
US4518753A (en) * | 1982-04-26 | 1985-05-21 | National Research Development Corporation | Anionic polymerization of conjugated dienes in the presence of hindered triaryl boron or aluminum derivatives |
JPS5953516A (ja) * | 1982-09-22 | 1984-03-28 | Tounen Sekiyu Kagaku Kk | 新規ブロツク共重合体及びその製造方法 |
JPS5953515A (ja) * | 1982-09-22 | 1984-03-28 | Tounen Sekiyu Kagaku Kk | 新規リビングブロツク共重合体及びその製造方法 |
FR2536752A1 (fr) * | 1982-11-25 | 1984-06-01 | Brossas Jean | Resines liquides, reticulees, a base de polyolefines, et le procede de leur preparation |
JPS59113016A (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-29 | Hodogaya Chem Co Ltd | 水性ポリウレタン樹脂 |
JPS6052845A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-26 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | パタ−ン形成材料 |
US4560817A (en) * | 1984-03-02 | 1985-12-24 | Phillips Petroleum Company | Hydrogenation catalyst |
US4595749A (en) * | 1984-11-23 | 1986-06-17 | Shell Oil Company | Direct removal of NI catalysts |
EP0189174B1 (en) * | 1985-01-23 | 1990-04-25 | Nissan Chemical Industries Ltd. | Polymers of substituted 1,3-butadiene compounds and process for their preparation |
DD234682A1 (de) * | 1985-02-13 | 1986-04-09 | Univ Dresden Tech | Verfahren zur herstellung von langzeitstabilisierten polymeren mit hals-gruppen |
DD234683A1 (de) * | 1985-02-13 | 1986-04-09 | Univ Dresden Tech | Verfahren zur herstellung von polymeren langzeitstabilisatoren mit hals-gruppen |
NL8502134A (nl) * | 1985-07-26 | 1987-02-16 | Dsm Resins Bv | Gehydrogeneerde koolwaterstofhars en toepassing daarvan in lijmen. |
DE3527909A1 (de) * | 1985-08-03 | 1987-02-12 | Basf Ag | Polymerisate mit aminogruppen, deren herstellung und verwendung |
JPS62225514A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-03 | Shin Etsu Chem Co Ltd | ブロツク・グラフト共重合体及びその製造法 |
US4855509A (en) * | 1987-01-28 | 1989-08-08 | Manville Corporation | Removal of alkali metals from polyols |
JPS63268703A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-07 | Mitsubishi Kasei Corp | フエノ−ル性水酸基を有する重合体 |
US4994526A (en) * | 1987-08-10 | 1991-02-19 | General Electric Company | Telechelic polyisobutylene and block copolymer derivatives |
US4857618A (en) * | 1987-10-09 | 1989-08-15 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Condensed phase polymers |
US4906691A (en) * | 1987-10-09 | 1990-03-06 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Adhesive compositions made with condensed phase polymers and sheet materials coated therewith |
US4996266A (en) * | 1987-10-09 | 1991-02-26 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Method of making condensed phase polymers |
US4857615A (en) * | 1987-10-09 | 1989-08-15 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Method of making condensed phase polymers |
CA1338317C (en) * | 1988-02-25 | 1996-05-07 | Akio Imai | Modified diene polymer rubbers |
JP2718059B2 (ja) * | 1988-04-28 | 1998-02-25 | 日本合成ゴム株式会社 | 重合体の水素添加方法および触媒 |
US4866120A (en) * | 1988-06-09 | 1989-09-12 | Mobil Oil Corporation | Elastomeric end difunctional polymers |
US5081191A (en) * | 1989-01-18 | 1992-01-14 | The Dow Chemical Company | Functionalized polymers prepared by anionic polymerization |
US4994532A (en) * | 1989-06-16 | 1991-02-19 | General Electric Company | Polycarbonate-silicone block copolymer compositions |
GB9002804D0 (en) * | 1990-02-08 | 1990-04-04 | Secr Defence | Anionic polymerisation |
US5039755A (en) * | 1990-05-29 | 1991-08-13 | Shell Oil Company | Selective hydrogenation of conjugated diolefin polymers |
US5166277A (en) * | 1991-10-31 | 1992-11-24 | Shell Oil Company | Hydrogenation of unsaturation in low molecular weight diene polymers |
-
1993
- 1993-03-11 US US08/029,866 patent/US5336726A/en not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-03-01 TW TW083101745A patent/TW264485B/zh active
- 1994-03-09 DE DE69403784T patent/DE69403784T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-09 CN CN94191643A patent/CN1057778C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-09 KR KR1019950703814A patent/KR100312402B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-03-09 WO PCT/EP1994/000810 patent/WO1994020553A1/en active IP Right Grant
- 1994-03-09 BR BR9405897A patent/BR9405897A/pt not_active IP Right Cessation
- 1994-03-09 ES ES94911174T patent/ES2102850T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-09 JP JP51960994A patent/JP3476823B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-09 EP EP94911174A patent/EP0688341B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5336726A (en) | 1994-08-09 |
EP0688341A1 (en) | 1995-12-27 |
WO1994020553A1 (en) | 1994-09-15 |
JPH08507321A (ja) | 1996-08-06 |
CN1120341A (zh) | 1996-04-10 |
EP0688341B1 (en) | 1997-06-11 |
DE69403784D1 (de) | 1997-07-17 |
ES2102850T3 (es) | 1997-08-01 |
KR100312402B1 (ko) | 2001-12-28 |
CN1057778C (zh) | 2000-10-25 |
DE69403784T2 (de) | 1997-10-23 |
BR9405897A (pt) | 1995-12-26 |
KR960701105A (ko) | 1996-02-24 |
TW264485B (ja) | 1995-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3476823B2 (ja) | 末端シリル基を有するブタジエンポリマー | |
US5376745A (en) | Low viscosity terminally functionalized isoprene polymers | |
JP2003113208A (ja) | IIa族金属含有触媒系 | |
JPS60221411A (ja) | 有機リチウム化合物を利用するポリジエンの製造法 | |
US6610859B1 (en) | Protected aminofunctionalized polymerization initiators and methods of making and using same | |
JP4057649B2 (ja) | アニオンポリマーとケイ素−水素結合を有するトリアルコキシシランとのカップリング | |
US4461874A (en) | Block copolymers of conjugated dienes or vinyl substituted aromatic hydrocarbons and acrylic esters and process for their manufacture | |
JP2991824B2 (ja) | 共役ジオレフィンポリマーの選択的水素化 | |
US5461116A (en) | Core functionalized star block copolymers | |
US20010005739A1 (en) | Glycidyl ether aliphatic polyalcohols as coupling agents in anionic polymerization | |
US6103846A (en) | Process for making anionic polymeric di-and polyfunctional polymers using protected functional initiators | |
JPH07258318A (ja) | 重合触媒 | |
JPH07268023A (ja) | 安定な酸無水物環を有するポリマー | |
EP0397026B1 (en) | Process for hydrogenation of polymers | |
EP0455191A2 (en) | Block copolymers containing poly(1,3-conjugated dienes) and poly(vinylphenols), silyl protected poly(vinylphenols) or poly(metal phenolates) | |
US5605991A (en) | Multifunctional initiator from divinyl dislane | |
JP5196699B2 (ja) | 高ビニル末端セグメントを有するポリマ− | |
US20040254321A1 (en) | Uniform initiation of anionic polymerization using organo-substituted alkali metal initiators | |
JP2518005B2 (ja) | 共役ジエン系重合体の製造方法 | |
EP0986582B1 (en) | Process for making hydrogenated conjugated diene polymers | |
JP6843860B2 (ja) | ヒドロキシル化ポリオレフィンの製造方法 | |
JP2023006131A (ja) | 共役ジエン系グラフト重合体からなる粘度指数向上剤、及び油組成物 | |
CN116715790A (zh) | 一种高侧基含量的共轭二烯聚合物的制备方法 | |
JPH01259016A (ja) | 複合重合法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |