JP2003522215A - カップリングしたブロックコポリマー及び該ブロックコポリマーの製造方法 - Google Patents

カップリングしたブロックコポリマー及び該ブロックコポリマーの製造方法

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JP2003522215A JP2000575921A JP2000575921A JP2003522215A JP 2003522215 A JP2003522215 A JP 2003522215A JP 2000575921 A JP2000575921 A JP 2000575921A JP 2000575921 A JP2000575921 A JP 2000575921A JP 2003522215 A JP2003522215 A JP 2003522215A
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アーメド、イクバル
モックジイジェムバ、ジョージ、エイ
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ナッシュ、ラリー、エル
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フイリツプス ピトローリアム カンパニー
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    • C08L53/02Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers of vinyl-aromatic monomers and conjugated dienes

Abstract

(57)【要約】 本発明は、カップリングしたブロックコポリマーを製造する方法及び該カップリングしたブロックコポリマーを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の属する技術分野) 本発明は、カップリングしたブロックコポリマーを製造する方法の技術分野及
び当該カップリングしたブロックコポリマーの技術分野に関する。
【0002】 (背景技術) ブロックコポリマーを含む組成物の製造は、数百万ドルのビジネスである。こ
のような組成物の物性を改善するために、何百万ドルもが費やされてきた。特に
、このような組成物(特に、カップリングしたブロックコポリマーを含む組成物
)の射出成形性を改善するという、長い間感じられてきた要望がある。
【0003】 (発明の概要) 本発明は、カップリングしたブロックコポリマーを製造する方法を提供する。
【0004】 本発明は、このようにして製造された、カップリングしたブロックコポリマー
及び当該カップリングしたブロックコポリマーから作られる物品をも扱う。
【0005】 本発明により、カップリングしたブロックコポリマーを製造する方法が提供さ
れる。その方法は、 (1)希釈剤、極性化合物、開始剤(I1)、及びモノビニルアレーン(S1)を
重合ゾーンに仕込み、第1混合物を形成する工程、 (2)溶液重合条件下において、上記モノビニルアレーン(S1)を、上記第1
混合物中に未重合モノビニルアレーンが実質上残存しなくなるまで重合させて、
1−I1を含有する第2混合物を形成する工程、 (3)共役ジエン(B1)を、上記第2混合物に仕込み、第3混合物を形成する
工程、 (4)溶液重合条件下において、上記共役ジエン(B1)を、上記第3混合物中
に未重合共役ジエンが実質上残存しなくなるまで重合させて、S1−B1−I1
含有する第4混合物を形成する工程、 (5)モノビニルアレーン(S2)を、上記第4混合物に仕込み、第5混合物を
形成する工程、 (6)溶液重合条件下において、上記モノビニルアレーン(S2)を、上記第5
混合物中に未重合モノビニルアレーンが実質上残存しなくなるまで重合させて、
1−B1−S2−I1を含有する第6混合物を形成する工程、 (7)開始剤(I2)及びモノビニルアレーン(S3)を、上記第6混合物に仕込
み、第7混合物を形成する工程、 (8)溶液重合条件下において、上記モノビニルアレーン(S3)を、上記第7
混合物中に未重合モノビニルアレーンが実質上残存しなくなるまで重合させて、
1−B1−S2−S3−I1及びS3−I2を含有する第8混合物を形成する工程、
(9)共役ジエン(B2)を、上記第8混合物に仕込み、第9混合物を形成する
工程、 (10)溶液重合条件下において、上記共役ジエン(B2)を、上記第9混合物
中に未重合共役ジエンが実質上残存しなくなるまで重合させて、S1−B1−S2
−S3−B2−I1及びS3−B2−I2(これらはブロックコポリマーである)を含
有する第10混合物を形成する工程、 (11)カップリング剤(C)を、上記第10混合物に仕込み、第11混合物を
形成する工程、 (12)上記ブロックコポリマーをカップリングさせて、第12混合物を形成す
る工程、 を含む(又は、場合により、これらの工程から本質的になる、又はこれらの工程
のみからなる)。
【0006】 本発明によれば、カップリングしたブロックコポリマーが提供される。 これらのカップリングしたブロックコポリマーはカップリング剤及び二種以上の
ブロックコポリマーを含有し、それらのブロックコポリマーはS1−B1−S2
3−B2及びS3−B2を含有する。
【0007】 上記の目的及びその他の目的は、以下を参照することにより、より一層明らか
になるであろう。
【0008】 「含む」及び「含有する」という用語は包括的な用語であって、本明細書に具
体的に言及されていない他の工程、要素、又は材料の存在を除外するものではな
い。
【0009】 「のみからなる」という用語は排他的な用語であって、本明細書に具体的に言
及されていない他の工程、要素、又は物質の存在を除外するが、使用される要素
及び材料に通常伴う不純物は除外しない。
【0010】 「から本質的になる」という用語は、本明細書に具体的に言及されていない他
の工程、要素、又は材料が本発明の基本的かつ新規な特徴に影響を及ぼさない限
り、そのような工程、要素、又は材料の存在を除外せず、また、使用される要素
及び材料に通常伴う不純物は除外しない。
【0011】 (発明の詳細な説明) 本発明は、カップリングしたブロックコポリマーを製造する方法について特許
を請求するものである。この方法は、以下の工程を含む。
【0012】 工程(1)は、希釈剤、極性化合物、開始剤(I1)、及びモノビニルアレー
ン(S1)を重合ゾーンに仕込み、第1混合物を形成することである。
【0013】 希釈剤は炭化水素、好ましくはシクロパラフィンである。かかる希釈剤の例は
、ブタン、ペンタン、ヘキサン、イソオクタン、シクロペンタン、及びシクロヘ
キサンである。炭化水素の混合物は使用可能である。現時点では、シクロヘキサ
ンを過半部含有する希釈剤を使用することが好ましい。
【0014】 極性化合物は、ジエンポリマーブロックのビニルコントロール用に、及び/又
は開始剤の効果を改善するために使用される化合物である。かかる極性化合物の
例は、エーテル類、チオエーテル(スルフィド)類及び三級アミン類である。通
常は、酸素又はイオウ原子に結合している基が炭化水素基であるエーテル類及び
スルフィド類を使用することが好ましい。かかる極性化合物の具体例としては、
ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、エチルメチルエーテル、エチルプロピル
エーテル、ジ−n−プロピルエーテル、ジ−n−オクチルエーテル、アニソール
、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、ジベンジルエーテル、ジフェニルエ
ーテル、1,2−ジメトキシベンゼン、テトラメチレンオキシド(テトラヒドロ
フラン)、ジメチルスルフィド、ジエチルスルフィド、ジ−n−プロピルスルフ
ィド、ジ−n−ブチルスルフィド、メチルエチルスルフィド、ジメチルエチルア
ミン、トリ−n−エチルアミン、トリ−n−プロピルアミン、トリ−n−ブチル
アミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、テトラメチルエチレンジアミン
、テトラエチルエチレンジアミン、N,N−ジ−メチルアニリン、N−メチル−
N−エチルアニリン、N−メチルモルホリンが挙げられる。これらの極性化合物
の混合物は本発明において使用可能である。現在好ましいのは、テトラヒドロフ
ラン又はジエチルエーテルである。
【0015】 開始剤は、式、RM(式中、Rはヒドロカルビルであり、Mはアルカリ金属で
ある)を有する、有機モノアルカリ金属化合物である。かかる化合物の例は、n
−ブチルリチウム及びsec−ブチルリチウムである。現時点では、n−ブチル
リチウムが好ましい。この工程で使用する開始剤(I1)の量は、重合ゾーンに
仕込むべきモノマーの合計重量(すなわち、反応器に仕込むモノマーがS1+S2 +S3+B1+B2のみであるとすれば、これらの合計重量)を基準として100
重量部あたり約0.02部から約0.2部である。しかしながら、約0.03重
量部から約0.10重量部を使用することが好ましく、より好ましくは、0.0
5重量部から0.07重量部である。
【0016】 本発明において使用されるモノビニルアレーンは、一分子あたり約8個から約
12個の炭素原子を含む。かかるモノビニルアレーンの例は、スチレン、α−メ
チルスチレン、p−ビニルトルエン、m−ビニルトルエン、o−ビニルトルエン
、4−エチルスチレン、3−エチルスチレン、2−エチルスチレン、4−ter
t−ブチルスチレン、及び2,4−ジメチルスチレンである。現時点では、スチ
レンが好ましい。モノビニルアレーンの混合物は使用可能である。この工程で使
用するモノビニルアレーンの量は、重合ゾーンに仕込むべきモノマーの合計重量
(すなわち、反応器に仕込むモノマーがS1+S2+S3+B1+B2のみであると
すれば、これらの合計重量)を基準として約20重量%から約55重量%である
。しかしながら、約25重量%から約50重量%を使用することが好ましく、よ
り好ましくは、30重量%から45重量%である。
【0017】 (SX)が未重合モノマー及びモノビニルアレーンモノマーの実質的に完全な重
合により形成されるポリモノビニルアレーンブロックを意味する点に留意しなけ
ればならない。「X」は荷電数を意味する。
【0018】 重合ゾーンは、(共)重合に適したいかなるゾーンとすることもできる。好適
な例は反応器である。
【0019】 上記のような化合物を一緒に接触させると、第1混合物が形成する。
【0020】 工程(2)は、溶液重合条件下において、上記モノビニルアレーン(S1)を
、上記第1混合物中に未重合モノビニルアレーンが実質上残存しなくなるまで重
合させて、S1−I1を含有する第2混合物を形成することである。
【0021】 重合は、溶液重合条件下において行われる。かかる条件の例は、米国特許第4
,091,053号、同第4,584,346号、及び同第5,319,033
号に開示されており、これらの開示の全体は本明細書の記載の一部とする。一般
に、温度は、約−100℃から約150℃の範囲内にあるべきである。しかしな
がら、温度が約0℃から約110℃の範囲内にある方が好ましい。一般に、圧力
は、反応器の内容物を実質的に液相に保つのに十分な範囲内に維持される。しか
しながら、圧力が約15psiaから約100psiaである方が好ましい。
【0022】 「未重合モノビニルアレーンが実質上残存しなくなる」という語句は、仮に幾
分かの量の未重合モノビニルアレーンが工程(3)の開始時に重合ゾーン中に残
存している場合であっても、その量は得られるカップリングしたブロックコポリ
マーの衝撃特性に実質的に影響しない(未重合モノビニルアレーンが工程(3)
の開始時に重合ゾーン中に残存していない場合に同様にして製造されるカップリ
ングしたブロックコポリマーと比較して)はずである、ということを意味する。
しかしながら、工程(3)の開始時に残存する未重合モノビニルアレーンの量が
、重合ゾーンに仕込むべきモノマーの合計重量(すなわち、反応器に仕込むモノ
マーがS1+S2+S3+B1+B2のみであるとすれば、これらの合計重量)を基
準として5重量%未満であることが好ましい。しかしながら、その量が1重量%
未満である方がより好ましく、その量が0.01重量%未満である方が最も好ま
しい。
【0023】 この溶液重合は、S1−I1を含有する第2混合物を形成する。
【0024】 工程(3)は、共役ジエン(B1)を、上記第2混合物に仕込み、第3混合物
を形成することである。
【0025】 本発明において使用される共役ジエンは、一分子あたり4個から約8個の炭素
原子を有するものである。かかるジエン類の例は、1,3−ブタジエン、イソプ
レン、2−エチル−1,3−ブタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエ
ン、ピペリレンである。現時点では、1,3−ブタジエンが好ましい。かかるジ
エン類の混合物は使用可能である。この工程において使用する共役ジエンの量は
、重合ゾーンに仕込むべきモノマーの合計重量(すなわち、反応器に仕込むモノ
マーがS1+S2+S3+B1+B2のみであるとすれば、これらの合計重量)を基
準として約0.5重量%から約20重量%である。しかしながら、約1重量%か
ら約10重量%使用することが好ましく、より好ましくは1重量%から5重量%
である。
【0026】 (BX)が未重合モノマー及び共役ジエンモノマーの実質的に完全な重合によ
り形成されるポリ共役ジエンブロックを意味する点に留意しなければならない。
「X」は荷電数を意味する。
【0027】 第2混合物を上記共役ジエンと接触させると、第3混合物が形成する。
【0028】 工程(4)は、溶液重合条件下において、上記共役ジエン(B1)を、上記第
3混合物中に未重合共役ジエンが実質上残存しなくなるまで重合させて、S1
1−I1を含有する第4混合物を形成することである。
【0029】 「未重合共役ジエンが実質上残存しなくなる」という語句は、仮に幾分かの量
の未重合共役ジエンが工程(5)の開始時に重合ゾーン中に残存している場合で
あっても、その量は得られるカップリングしたブロックコポリマーの衝撃特性に
実質的に影響しない(未重合共役ジエンが工程(5)の開始時に重合ゾーン中に
残存していない場合に同様にして製造されるカップリングしたブロックコポリマ
ーと比較して)はずである、ということを意味する。しかしながら、工程(5)
の開始時に残存する未重合共役ジエンの量が、重合ゾーンに仕込むべきモノマー
の合計重量(すなわち、反応器に仕込むモノマーがS1+S2+S3+B1+B2
みであるとすれば、これらの合計重量)を基準として5重量%未満であることが
好ましい。しかしながら、その量が1重量%未満である方がより好ましく、その
量が0.01重量%未満である方が最も好ましい。
【0030】 この溶液重合は、S1−B1−I1を含有する第4混合物を形成する。
【0031】 工程(5)は、モノビニルアレーン(S2)を、上記第4混合物に仕込み、第
5混合物を形成することである。
【0032】 この工程で使用するモノビニルアレーンの量は、重合ゾーンに仕込むべきモノ
マーの合計重量(すなわち、反応器に仕込むモノマーがS1+S2+S3+B1+B 2 のみであるとすれば、これらの合計重量)を基準として約10重量%から約2
5重量%である。しかしながら、約11重量%から約22重量%を使用すること
が好ましく、より好ましくは、13重量%から19重量%である。
【0033】 第4混合物を上記モノビニルアレーンと接触させると、第5混合物が形成する
【0034】 工程(6)は、溶液重合条件下において、上記モノビニルアレーン(S2)を
、上記第5混合物中に未重合モノビニルアレーンが実質上残存しなくなるまで重
合させて、S1−B1−S2−I1を含有する第6混合物を形成することである。
【0035】 工程(7)は、開始剤(I2)及びモノビニルアレーン(S3)を、上記第6混
合物に仕込み、第7混合物を形成することである。
【0036】 この工程で使用する開始剤(I2)の量は、重合ゾーンに仕込むべきモノマー
の合計重量(すなわち、反応器に仕込むモノマーがS1+S2+S3+B1+B2
みであるとすれば、これらの合計重量)を基準として100重量部あたり約0.
06重量部から約0.2重量部である。しかしながら、約0.06重量部から約
0.15重量部を使用することが好ましく、より好ましくは、0.08重量部か
ら0.13重量部である。
【0037】 この工程で使用するモノビニルアレーンの量は、重合ゾーンに仕込むべきモノ
マーの合計重量(すなわち、反応器に仕込むモノマーがS1+S2+S3+B1+B 2 のみであるとすれば、これらの合計重量)を基準として約10重量%から約3
0重量%である。しかしながら、約12重量%から約28重量%を使用すること
が好ましく、より好ましくは、17重量%から27重量%である。
【0038】 第6混合物を上記化合物と接触させると、第7混合物が形成する。
【0039】 工程(8)は、溶液重合条件下において、上記モノビニルアレーン(S3)を
、上記第7混合物中に未重合モノビニルアレーンが実質上残存しなくなるまで重
合させて、S1−B1−S2−S3−I1及びS3−I2を含有する第8混合物を形成
することである。
【0040】 工程(9)は、共役ジエン(B2)を、上記第8混合物に仕込み、第9混合物
を形成することである。
【0041】 この工程において使用する共役ジエンの量は、重合ゾーンに仕込むべきモノマ
ーの合計重量(すなわち、反応器に仕込むモノマーがS1+S2+S3+B1+B2
のみであるとすれば、これらの合計重量)を基準として約5重量%から約35重
量%である。しかしながら、約7重量%から約33重量%使用することが好まし
く、より好ましくは10重量%から30重量%である。
【0042】 第8混合物を上記共役ジエンと接触させると、第9混合物が形成する。
【0043】 工程(10)は、溶液重合条件下において、上記共役ジエン(B2)を、上記
第9混合物中に未重合共役ジエンが実質上残存しなくなるまで重合させて、S1
−B1−S2−S3−B2−I1及びS3−B2−I2(これらはブロックコポリマーで
ある)を含有する第10混合物を形成することである。
【0044】 工程(11)は、カップリング剤(C)を、上記第10混合物に仕込み、第1
1混合物を形成することである。
【0045】 カップリング剤は、2以上のブロックコポリマーを連結する任意の化合物であ
る。かかる化合物の例は、ジ、又はマルチビニル芳香族化合物、ジ、又はマルチ
エポキシド、ジ、又はマルチイソシアナート、ジ、又はマルチイミン、ジ、又は
マルチアルデヒド、ジ、又はマルチケトン、ジ、又はマルチハロゲン化物、モノ
、ジ、又はマルチ無水物、モノ、ジ、又はマルチエステルである。現時点では、
エポキシ化大豆油が好ましい。この工程で使用するカップリング剤(C)の量は
、重合ゾーンに仕込むべきモノマーの合計重量(すなわち、反応器に仕込むモノ
マーがS1+S2+S3+B1+B2のみであるとすれば、これらの合計重量)を基
準として100重量部あたり約0.2重量部から約1重量部である。しかしなが
ら、約0.25重量部から約0.75重量部を使用することが好ましく、より好
ましくは、0.3重量部から0.5重量部である。
【0046】 第10混合物を上記カップリング剤と接触させると、第11混合物が形成する
【0047】 工程(12)は、上記ブロックコポリマーをカップリングさせて、第12混合
物を形成することである。
【0048】 カップリング反応の完了後、カップリングしたブロックコポリマー(使用した
カップリング剤の種類によっては、結合したアルカリ金属原子を含有したままで
あることがある)を、当業界において知られているように、種々の手段(例、炭
酸ガスと水による処理)により又は酸(例、米国特許第4,403,074号に
開示されているもの)によって処理して、残存アルカリ金属を上記カップリング
したブロックコポリマーから除去し、次いで当該カップリングしたブロックコポ
リマーを回収する。
【0049】 この第12混合物は、普通は約10重量%から50重量%、より普通には20
重量%から40重量%の固形分(残りは溶媒)を含む。好ましくは、ポリマーは
溶媒の一部を蒸留により除去するためにフラッシュし、溶媒含有量を約5重量%
から50重量%、より普通には約5重量%から40重量%の濃度(約95重量%
から50重量%、より普通には約95重量%から60重量%の固形分含有量に対
応)まで低減するが、必須ではない。
【0050】 最後の不揮発化工程では、最終製品中の溶媒含有量を4000ppm未満にま
で低減する。
【0051】 生成物には、配合技術において知られているように、酸化防止剤、ブロッキン
グ防止剤、剥離剤などを配合することができ、通常は配合する。
【0052】 カップリングしたブロックコポリマーは、重合したモノマーの合計重量を基準
として約60重量%から約90重量%の合計モノビニルアレーン含有量を有する
。しかしながら、その量が約65重量%から約85重量%である方がより好まし
く、その量が約70重量%から約80重量%である方がより好ましい。残部は、
過半部、共役ジエンである。
【0053】 これらのカップリングしたブロックコポリマーに対して望ましいメルトインデ
ックスは、10分間で約10グラムから約50グラム、好ましくは約15グラム
から約45グラム、そして最も好ましくは15グラムから40グラムである。メ
ルトインデックスは、ASTM D1238(200℃、負荷5kg)に従って
求めた。アイゾット衝撃試験は、ASTM D256に従って行った。
【0054】 (実施例)例1 表1は、反応器に加えた化合物、反応器に加えたこれらの化合物の量、かかる
化合物を反応器に加えた時点、反応器温度、及び反応器圧力を示す。生成したカ
ップリングしたブロックコポリマーは、10分間で19.51グラムのメルトイ
ンデックスを有していた。それはまた、(ゲル透過クロマトグラフィにより測定
して)116,887の数平均分子量を有していた。そのノッチ付きアイゾッド
衝撃強さは、0.26ft・lbs/inchであった。そのノッチなしアイゾ
ッド衝撃強さは、3.38ft・lbs/inchであった。
【0055】例2 表2は、反応器に加えた化合物、反応器に加えたこれらの化合物の量、かかる
化合物を反応器に加えた時点、反応器温度、及び反応器圧力を示す。生成したカ
ップリングしたブロックコポリマーは、10分間で19.8グラムのメルトイン
デックスを有していた。それはまた、(ゲル透過クロマトグラフィにより測定し
て)113,889の数平均分子量を有していた。そのノッチ付きアイゾッド衝
撃強さは、0.3ft・lbs/inchであった。そのノッチなしアイゾッド
衝撃強さは、3.6ft・lbs/inchであった。
【0056】例3 約1000ポンドの本発明に係るポリマーを、パイロットプラントにおいて、
以下の材料、すなわち、0.058phm(モノマー100部に対する部)のm
−ブチルリチウム、37phmのスチレン、2phmのブタジエン、16phm
のスチレン、0.125phmのn−ブチルリチウム、24phmのスチレン、
21phmのブタジエン、0.423phmのVikoflex 7170を、
重合ゾーンに仕込むことにより製造した。生成したカップリングしたブロックコ
ポリマーは、10分間で14.6グラムのメルトインデックスを有していた。そ
のノッチ付きアイゾッド衝撃強さは、0.17ft・lbs/inchであった
。そのノッチなしアイゾッド衝撃強さは、2.7ft・lbs/inchであっ
た。
【0057】例4(比較) 表4は、反応器に加えた化合物、反応器に加えたこれらの化合物の量、かかる
化合物を反応器に加えた時点、反応器温度、及び反応器圧力を示す。生成したカ
ップリングしたブロックコポリマーは、10分間で9.3グラムのメルトインデ
ックスを有していた。そのノッチ付きアイゾッド衝撃強さは、0.23ft・l
bs/inchであった。そのノッチなしアイゾッド衝撃強さは、3.72ft
・lbs/inchであった。
【0058】例5(比較、市販の樹脂KR05) このカップリングしたブロックコポリマーは、10分間で8.7グラムのメル
トインデックスを有していた。そのノッチ付きアイゾッド衝撃強さは、0.34
ft・lbs/inchであった。そのノッチなしアイゾッド衝撃強さは、4.
3ft・lbs/inchであった。
【0059】例6(比較、市販の樹脂BASF 656C) このスチレン−ブタジエンブロックコポリマーは、10分間で13.9グラム
のメルトインデックスを有していた。そのノッチ付きアイゾッド衝撃強さは、0
.30ft・lbs/inchであった。そのノッチなしアイゾッド衝撃強さは
、4.2ft・lbs/inchであった。
【0060】 1. THFは溶液として加えた。その溶液は、20重量%のTHFと80重量
%のシクロヘキサンを含んでいた。 2. n−ブチルリチウムは溶液として加えた。その溶液は、2重量%のn−ブ
チルリチウムと98重量%のシクロヘキサンを含んでいた。 3. Vikoflex 7170は溶液として加えた。その溶液はシクロヘキ
サンとVikoflex 7170を含んでいた。その溶液は、溶液1立方セン
チメートルあたり0.5グラムのVikoflexを含んでいた。
【0061】 1. THFは溶液として加えた。その溶液は、20重量%のTHFと80重量
%のシクロヘキサンを含んでいた。 2. n−ブチルリチウムは溶液として加えた。その溶液は、2重量%のn−ブ
チルリチウムと98重量%のシクロヘキサンを含んでいた。 3. Vikoflex 7170は溶液として加えた。その溶液はシクロヘキ
サンとVikoflex 7170を含んでいた。その溶液は、溶液1立方セン
チメートルあたり0.5グラムのVikoflexを含んでいた。
【0062】 1. THFは溶液として加えた。その溶液は、20重量%のTHFと80重量
%のシクロヘキサンを含んでいた。 2. n−ブチルリチウムは溶液として加えた。その溶液は、2重量%のn−ブ
チルリチウムと98重量%のシクロヘキサンを含んでいた。 3. Vikoflex 7170は溶液として加えた。その溶液はシクロヘキ
サンとVikoflex 7170を含んでいた。その溶液は、溶液1立方セン
チメートルあたり0.5グラムのVikoflexを含んでいた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CR, CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,G B,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL ,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZA,ZW (72)発明者 クアング、ジャンシャン アメリカ合衆国 オクラホマ、バートルス ビル、 エスイー キングス ドライブ 1617、アパートメント 527 (72)発明者 ナッシュ、ラリー、エル アメリカ合衆国 オクラホマ、バートルス ビル、 マーチン プレース 6024 Fターム(参考) 4F071 AA12X AA22X AA75 AF23 BA01 BB05 4J026 HA06 HA26 HA32 HA39 HB15 HB16 HB32 HB39 HC05 HC39 HC45 HC47 HC50 HE05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップリングしたブロックコポリマーを製造する方法であっ
    て、 (1)希釈剤、極性化合物、開始剤(I1)、及びモノビニルアレーン(S1)を
    重合ゾーンに仕込み、第1混合物を形成する工程、 (2)溶液重合条件下において、上記モノビニルアレーン(S1)を、上記第1
    混合物中に未重合モノビニルアレーンが実質上残存しなくなるまで重合させて、
    1−I1を含有する第2混合物を形成する工程、 (3)共役ジエン(B1)を、上記第2混合物に仕込み、第3混合物を形成する
    工程、 (4)溶液重合条件下において、上記共役ジエン(B1)を、上記第3混合物中
    に未重合共役ジエンが実質上残存しなくなるまで重合させて、S1−B1−I1
    含有する第4混合物を形成する工程、 (5)モノビニルアレーン(S2)を、上記第4混合物に仕込み、第5混合物を
    形成する工程、 (6)溶液重合条件下において、上記モノビニルアレーン(S2)を、上記第5
    混合物中に未重合モノビニルアレーンが実質上残存しなくなるまで重合させて、
    1−B1−S2−I1を含有する第6混合物を形成する工程、 (7)開始剤(I2)及びモノビニルアレーン(S3)を、上記第6混合物に仕込
    み、第7混合物を形成する工程、 (8)溶液重合条件下において、上記モノビニルアレーン(S3)を、上記第7
    混合物中に未重合モノビニルアレーンが実質上残存しなくなるまで重合させて、
    1−B1−S2−S3−I1及びS3−I2を含有する第8混合物を形成する工程、
    (9)共役ジエン(B2)を、上記第8混合物に仕込み、第9混合物を形成する
    工程、 (10)溶液重合条件下において、上記共役ジエン(B2)を、上記第9混合物
    中に未重合共役ジエンが実質上残存しなくなるまで重合させて、S1−B1−S2
    −S3−B2−I1及びS3−B2−I2(これらはブロックコポリマーである)を含
    有する第10混合物を形成する工程、 (11)カップリング剤(C)を、上記第10混合物に仕込み、第11混合物を
    形成する工程、 (12)上記ブロックコポリマーをカップリングさせて、第12混合物を形成す
    る工程、 を含む、上記方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、前記モノビニルアレーンが
    スチレンである、上記方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、前記共役ジエンが1,3−
    ブタジエンである、上記方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法であって、前記希
    釈剤がシクロヘキサンを過半部含有する、上記方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法であって、前記極
    性化合物がテトラヒドロフラン又はジエチルエーテル又はその両方である、上記
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法であって、前記開
    始剤がn−ブチルリチウムである、上記方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法であって、前記カ
    ップリング剤がエポキシ化大豆油である、上記方法。
  8. 【請求項8】 カップリングしたブロックコポリマーであって、上記カップ
    リングしたブロックコポリマーがカップリング剤及び二種以上のブロックコポリ
    マーを含有し、それらのブロックコポリマーがS1−B1−S2−S3−B2及びS3 −B2を含有する、上記カップリングしたブロックコポリマー。
  9. 【請求項9】 物品を作るために用いられる、請求項8に記載のカップリン
    グしたブロックコポリマー。
  10. 【請求項10】 本明細書に実質的に記載されたとおりの、カップリングし
    たコポリマーを製造する方法。
  11. 【請求項11】 例1、2又は3のいずれかについて本明細書に実質的に記
    載されたとおりの、カップリングしたコポリマーを製造する方法。
  12. 【請求項12】 本明細書に実質的に記載されたとおりの、カップリングし
    たコポリマー。
  13. 【請求項13】 例1、2又は3のいずれかについて本明細書に実質的に記
    載されたとおりの、カップリングしたコポリマー。
  14. 【請求項14】 請求項1〜5、及び10又は11のいずれか一項に記載の
    方法によって製造された場合の、カップリングしたコポリマー。
  15. 【請求項15】 請求項8、12、13又は14のいずれか一項に記載のカ
    ップリングしたコポリマーから作られた場合の、物品。
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