JPS62192416A - 結晶性ブロツクを含む共重合体の製造方法 - Google Patents

結晶性ブロツクを含む共重合体の製造方法

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JPS62192416A
JPS62192416A JP3394586A JP3394586A JPS62192416A JP S62192416 A JPS62192416 A JP S62192416A JP 3394586 A JP3394586 A JP 3394586A JP 3394586 A JP3394586 A JP 3394586A JP S62192416 A JPS62192416 A JP S62192416A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、共役ジエン単量体とビニル芳香族単量体とか
らなる新規なブロック共重合体の製造法に関するもので
おる。詳しくはビニル芳香族炭化水素重合体類ブロック
と結晶性トランス共役ジエン重合体ブロックとをポリマ
ー鎖中に各々一つ以上含むブロック共重合体の製造方法
に関するもので語る。
〔従来の技術〕
有機リチウム等のハ金属化合物を重合触媒とし、そのリ
ビングアニオン重合特性を利用して、ビニル芳香族単ω
体および共役ジエン単量体を順次重合し、また必要によ
り末端カップリング反応を行って、ビニル芳香族単量体
と共役ジエン単量体とのブロック共重合体を製造する技
術がある。
この技術によって得られたブロック共重合体は履物、プ
ラスチック改質剤、粘着剤の用途に用いられているが、
共役ジエン部のトランス結合金率は低く、結晶性1ヘラ
ンス共役ジエン単合体ブロックを有するブロック共重合
体は得られていない。
一方、1〜ランスート4−結合含率の高い共役ジエン重
合体は次の3種の技術によって製造出来ることが知られ
ている。
(1)遷移金属を主成分とするいわゆるチーグラー触媒
を用いる製造技術 (2)アルカリ土類全屈化合物を主成分とするアニオン
重合触媒系を用いる製造技術 (3)8上類金属化合物を主成分とする触媒系を用いる
製造技術 このうちニッケル、コバルト、チタン、バナジウム等の
遷移金属を主成分とする第1の技術は、共役ジエン単母
体を高度に立体規則重合し1qることか知られている。
しかし重合活性のリビング性およびビニル芳香族単量体
との共重合性が低いことから、この製造技術による共役
ジエン単量体とビニル芳香族単量体のブロック共重合体
の製造は困難でおった。
第2の技術に属するものとしては、■o金金属有機金属
化合物を重合触媒とする例があるが、一般にベリリウム
、マグネシウム以外の■。金属の有機金属化合は合成が
困難であり、重合活性も著しく低いものであった。一方
、ベリリウム、マグネシウムの有機金属化合物も合成は
比較的容易であるものの共役ジエン類に対する重合活性
が特殊な反応条件以外になく、実用に供された例はなか
った。これに対してバリウム、ストロンチウム等の■。
金属の有機酸塩と、他の有機金属化合物とを組合せた方
法については種々提案があり、例えば、バリウム−ジー
tert−ブトキシドと有機リチウム(特開昭47’3
728@ ) 、バリウム−ジーtert−ブトキシド
と有機マグネシウム(特開昭52−48910号)ある
いはバリウムまたはストロンチウムの有償化合物と有機
リチウムおよび■Bあるいは■へ金属の有機化合物(特
開昭52−30543号)を用いて共役ジエン単母体の
重合を行う方法等が既に提案されている。しかしこれら
の■、金属化合物を含む複合触媒を用いる方法において
も共役ジエン単量体とビニル芳香族単量体との共重合も
可能であるが、共役ジエン部のトランス結合金率が75
%を越える立体規則性の高い、結晶性を示す重合体を得
ようとする場合、一般に重合温度を低くする必要があり
、重合活性は低いものとなってしまう。特に共役ジエン
単量体とビニル芳香族単量体をブロック共重合しようと
する場合、重合反応の各ブロックで反応を完結する必要
があり、活性末端に高いリビング性が要求されることか
ら、本願発明の目的とする優れた特性を有する共役ジエ
ン単量体とビニル芳香族単鎖体との結晶性ブロック共重
合体を得ることは困難であった。
さらに第3の技術に属するものとしては、ネオジムのパ
ーサデック酸塩と有機マグネシウムを重合触媒とするも
の(特開昭59−1508号)が知られている。この技
術によれば、高いトランス結合金率の結晶性のブタジェ
ン重合体が得られるものの、重合活性、特にスチレン等
のビニル芳香族単四体との共重合活性は若しく低く、共
役ジエン単量体とビニル芳香族単量体とのブロック共重
合体を(9ることは困難であった。
〔発明が解決しようとする問題点3 以上のように従来の重合触媒を用いる技術においては、
その触媒特性に問題があるため高いトランス結合金率の
共役ジエン単量体とビニル芳香族単量体とのブロック共
重合体の製造は、極めて困難であった。
(問題点を解決するための手段および作用〕このような
状況下、本発明者は結晶性トランス共役ジエン重合体ブ
ロックとビニル芳香族炭化水素重合体ブロックを含む共
重合体の製造法について鋭意検討した結果、リチウムの
有機化合物と有機マグネシウムから成る複合物を重合触
媒としてビニル芳香族単ヱ体を重合し、ビニル芳香族単
量体の重合ブロックを作り、次いで希土類金属化合物を
添加し、さらに共役ジエン単量体をブロック共重合する
ことにより目的とするブロック共重合体を容易に製造出
来ることを見出し本発明に到達した。
すなわら、本発明はリチウムの有機化合物と有機マグネ
シウムから成る複合触媒によってビニル芳香族単量体を
単独重合した後、または一つ以上の他のビニル芳香族単
量体bt、<は共役ジエン単量体と共重合した後、希土
類金属の有機酸塩を添加し、共役ジエン単量体を単独重
合するかまたは一つ以上の他の共役ジエン単量体もしく
は芳香族ビニル単量体と共重合し、ざらに必要によりカ
ップリング剤を添加、反応させることを特徴とするブロ
ック共重合体の製造方法を捉供するものである。
このようにして得られるブロック共重合体はその共役ジ
エンとビニル芳香族炭化水素との組成比、および主にト
ランス結合金率に依存する共役ジエン部の融点によって
種々の優れた特性を示す。
すなわち (1)比較的ビニル芳香族炭化水素の含有量が少なく、
共役ジエンブロックの融点が常温未満の場合;いわゆる
熱可塑性エラストマーとしての性質を示す。この場合共
(ジジエンブロックが伸長結晶性を示し重合体は著しく
高強度となる。またざらにゴム部の硝子転位温度が低く
なり反撥弾性にも優れる。
(2)比較的ビニル芳香族炭化水素の含有量が少なく、
共役ジエンブロックの融点が常温以上の場合;硬度およ
び強度が更に高く、反撥弾性に優れる樹脂状重合体とな
る。またこの種の重合体は著しく配向、結晶化しやすい
ため、例えばビニル芳香族炭化水素ブロックの硝子転位
温度が共役ジエンブロックの融点より高い場合ビニル芳
香族炭化水素ブロックの硝子転位温度以上の温度で成型
したサンプルをビニル芳香族炭化水素ブロックの硝子転
位温度未満、共役ジエンブロックの融点以上で変形し冷
却するとこの形を凍結保持し、再度これを共役ジエンブ
ロックの融点以上に加温すると索車く成型されたサンプ
ルの形を回復するといった形状記憶樹脂としての優れた
特性を示す。
(3)ざらに、ビニル芳香族炭化水素の含量の多い場合
;硬度及び強度が高く、耐衝撃性に優れる熱可塑性樹脂
となる。
而して、本発明の目的は上記の各種の優れた特性を有す
るビニル芳香族炭化水素正合体類ブロックと結晶性トラ
ンス共役ジエン重合体ブロックを含む共重合体を有利に
製造する方法に関するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の製造法においては、重合の第一段目として希土
類化合物の添加に先立ら、リチウムの有機化合物と有機
マグネシウムから成る複合物を重合触媒として、ビニル
芳香族単量体類の重合を行う。
使用されるリチウムの有機化合物は次の一般式(I)〜
(Vl)で示される有はリチウムもしくはリチウムの有
機酸塩の中から選ばれる。
R(Li)    −−−−−−−−−−−−−−−−
−−−(I>R(XLi>    −−−−−−−−−
−−−−−−一−(II)RO(Ct+2CI+20)
 c−−−−−−−−(III)Li (ここでR1,R2,R3,R4,R5,R6およびR
7は脂肪族炭化水素基または芳香族炭化水素基を表わし
、a、b、cおよびdは1以上6以下の整数を表わし、
eは2以上8以下の整数を表わし、Xは酸素またはイオ
ウ原子を表わす。)一般式(I>の例としてはメチルリ
チウム、エチルリチウム、n−プロピルリチウム、イソ
プロピルリチウム、n−ブチルリチウム、5ec−ブチ
ルリチウム、tert−ブチルリチウム、イソアミルリ
チウム、5ec−7ミルリチウムーn−ヘキシルリチウ
ム、n−オクチルリチウム、アリルリチウム、ベンジル
リチウム、フェニルリチウム、1゜1−ジフェニルリチ
ウム、テトラメチレンジリチウム、ペンタメチレンジリ
チウム、1,2−ジリチオ−1,1,2,2−テトラフ
ェニルエタン、1.3−ビス(1−リチオ−1,3−ジ
メチルペンチル)ベンビン、等が挙げられる。好ましく
は、n−ブチルリチウム、sec −’ブチルリチウム
、tert−ブチルリチウム、1,3−ビス(1−リチ
オ−1,3−ジメチルペンチル)ベンゼン等の有機リチ
ウム化合物が挙げられる。
一般式(I)の例としてはエチルアルコール、n−プロ
ピルアルコール、1SO−プロピルアルコール、n−ブ
チルアルコール、1SO−ブチルアルコール、2−ブチ
ルアルコール、tert−ブチルアルコール、n−アミ
ルアルコール、n−ヘキシルアルコール、n−へブチル
アルコール、n−オクチルアルコール、シクロヘキシル
アルコール、アリルアルコール、シクロペンチルアルコ
ール、ベンジルアルコール、フェノール、1−ナフトー
ル、2.6−シーtert−ブチルフェノール、2,4
゜6−トリーtert−ブチルフェノール、ノニルフェ
ノール、4−フェニルフェノール、エタンチオール、1
−ブタンチオール、チオフェノール、シクロヘキサンチ
オール、2−ナフタレンチオール等のアルコール、フェ
ノール、チオアルコールおよびチオフェノールのリチウ
ム塩が挙げられる。
一般式(m)の例としては、エチレングリコールモノメ
チルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル
、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレング
リコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコール
モノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
トリエチレングリコール−しノブチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテル等のリチウム塩が挙
げられる。
一般式(1v)の例としては、ジメチルアミノエタノー
ル、ジエチルアミノエタノール、ジ−n−プロピルアミ
ノエタノール等のリチウム塩が挙げられる。
一般式(V)の例としてはジメチルアミン、ジエチルア
ミン、ジ−n−プロピルアミン、ジー1so−プロピル
アミン、ジ−n−ブチルアミン、ジー「)−ヘキシルア
ミン等の2@アミンのリチウム塩が挙げられる。
一般式(Vl)の例としてはエチレンイミン、トリエチ
レンイミン、ピロリジン、ピペリジン、ヘキサメチレン
イミンの環状イミンのリチウム塩が挙げられる。
特に好ましいリチウムの有機化合物はn−ブチルリチウ
ム、5ec−ブチルリチウム及び1so−アミルリチウ
ム等の炭素数2〜10のアルキルリチウムである。
使用される有機マグネシウムは次の一般式(VI[>で
表わされる。
(ここで、R8,R9は、脂肪族炭化水素基又は芳香族
炭化水素基を表わし、それぞれ同一の基であっても、異
なる基であっても構わない。)また、有機マグネシウム
には、その炭化水素溶媒に対する溶解性を改善するため
、有機アルミニウムまたは有機亜鉛等を少母含むもので
あっても構わない。
その様な例としては、ジエチルマグネシウム、ジ−n−
プロピルマグネシウム、ジ−イソプロピルマグネシウム
、ジ−n−ブチルマグネシウム、n−ブチル−5ec−
ブチルマグネシウム、ジー5ec−ブチルマグネシウム
、ジーtert−ブチルマグネシウム、ジ−n−ヘキシ
ルマグネシウム、ジ−n−プロピルマグネシウム、ジフ
ェニルマグネシウム、HAGALA−6E、7,5E 
(テキサスアルキル社)等が好ましいが、更に好ましい
ものとしては、ジ−イソプロピルマグネシウム、ジ−n
−ブチルマグネシウム、ジー5ec−ブチルマグネシウ
ム、HAGALA−6E、 −7,5E等が挙げられる
使用される有機マグネシウムの量は、目的とする重合体
の分子量にもよるが、一般には仝母体体100g当りo
、i〜50ミリモル、好ましくは0.5〜5ミリモルの
範囲である。有機マグネシウムの使用伍が0.1ミリモ
ルより少ない場合一般には触媒の車台活性が著しく低下
するし、得られる重合体の分子量が著しく増大して加工
が困難になる等問題が生ずるので好ましくない。また、
有機マグネシウムの含量が50ミリモル以上では1ワら
れる重合体の分子量が著しく低くなり、一般には好まし
くない。
また使用されるリチウムの有機化合物のには、リチウム
とマグネシウムのモル比で表わしてl i/Mg=0.
1〜10の範囲であり、好ましくは0.5〜2の範囲で
ある。Li/Mq= 0.を以下のリチウム量では希土
類金属化合物の添加に先立ったビニル芳香族生m体重今
時の重合活性が著しく低下して好ましくない。またL 
r /MC1=10以上のリチウム量では希土類金属化
合物を添加して共j9ジエン単母体を重合する段階で、
共役ジエンの1・4−トランス結合の割合が大幅に低下
して得られる重合体が非結晶性となり、本発明の目的を
達成できない。
重合の第1段階においてリチウムの有機化合物と有機マ
グネシウムからなる複合触媒によって重合される重合体
連鎖は、重合体連鎖中に必ず硝子転位温度が室温以上の
ビニル芳香族単量体が単独重合もしくは他のビニル芳香
族単量体または共役ジエンと共重合して成る重合体ブロ
ックを含んでいなければならない。しかし同時にビニル
芳香族単量体類の重合ブロックの重合に前後して共重合
可能な共役ジエン重合体もしくは共役ジエンとビニル芳
香族単量体とのランダムもしくはテーパー状の共重合体
連鎖を一つ以上含むものであっても良い。
本発明に使用できるビニル芳香族単量体の例としてはス
チレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、m
−メチルスチレン、O−メチルスチレン、p −ter
t−ブチルスチレン、ジメチルスチレン、ビニルナフタ
レン等が挙げられる。特に好ましいビニル芳香族単量体
はスチレンである。
また共重合できる共役ジエンとしとはブタジェン、イソ
プレン、ピペリレン等が挙げられる。
重合は無溶剤または溶剤の存在下に実施することができ
る。後者の場合、使用できる溶剤としてはn−ペンタン
、n−へキリン、n−へブタン、シクロヘキリン等の脂
肪族または脂環族炭化水素、ベンビン、トルエン等の芳
香族炭化水素が挙げられる。また溶剤は重合反応の促進
、触媒の溶解性改善等の目的のため、第三アミノ類およ
びエーテル類の活性水素を含まない極性有機化合物を一
部含むものであってもよい。
重合湿度は一30℃〜150℃、好ましくは50℃〜1
20℃で実施される。
重合反応形式は特に限定しないが、一般には回分法が好
ましい。
本発明の製造法においては、一般にはビル芳香族炭化水
素重合体類ブロックの重合後、希土類金属の有機酸塩を
添加し、反応させた後、第2段階の結晶性トランス共役
ジエン重合体ブロックの重合を行うが、必要により希土
類金属の有機酸塩と共役ジエン単量体を同時に添加し実
質的に同様の結果を1qることも可能である。
使用される希土類金属の有機酸塩は次の一般式(■)・
〜(XV)で示される有機酸の塩で必る。
R”−XH−一−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−(■)R11−C−XI−1−−−−−−−−−−−
−−−−−−(IX)(こLでR、RおよびR14〜R
17は脂肪族+    10  11 炭化水素基あるいは芳香族炭化水素基を表わし、R12
は芳香族炭化水素基を表わし、R13は脂肪族炭化水素
基を表わし、R18〜R21は脂肪族炭化水素基、芳香
族炭化水素基、アルコキシ基あるいはフェノキシ基を表
わす。Xは酸素原子あるいはイオウ原子を表わす。また
ざらにf、 g、hおよび1は1以上6以下の整数を表
わす。) 上記の一般式(■)はアルコール、チオアルコール、フ
ェノールまたはチオフェノールを表わす。
これらの例としてはメチルアルコール、エチルアルコー
ル、n−プロピルアルコール、1SO−プロピルアルコ
ール、tert−ブチルアルコール、tert−アミル
アルコール、n−ヘキシルアルコール、シクロヘキシル
アルコール、アリルアルコール、2−ブテニルアルコー
ル、3−へキセニルアルコール、2・5−デカジェニル
アルコール、ベンジルアルコール、フェノール、カテコ
ール、1−ナフトール、2−ナフトール、2・6−シー
tert−ブチルフェノール、2・6−シーtert−
ブチル−4−メチルフェノール、2・4・6−トリーt
ert−ブヂルフェノール、4−フェニルフェノール、
エタンチオール、1−ブタンチオール、2−ペンタンチ
オール、2−iso−ブタンチオール、チオフェノール
、2−九フタレンチオール、シクロヘキサンチオール、
3−メチルシクロヘキサンチオール、2−ナフタレンチ
オール、ベンゼンメタンチオール、2−ナフタレンメタ
ンチオール等が挙げられる。
一般式(IX)はカルボン酸またはイオウ同属体を表わ
す。これらの例としてはイソ吉草酸、カプリル酸、オク
タン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、オレイン酸、リノニル酸、シクロペンタン
カルボン酸、ナフテン酸、エヂルヘキリン酸、ピバール
酸、バーサチツク酸(シェル化学から販売されるC10
モノカルボン酸の異性体の混合物から構成される合成酸
)、フェニル醋酸、安息香酸、2−ナフトエ酸、ヘキサ
ンチオール酸、2・2−ジメヂルブタンヂオン酸、デカ
ンチオン酸、テトラデカンチオン酸、チオ安息香酸等が
挙げられる。
一般式(X)はアルキルアリルスルホン酸を表わす。こ
の例としてはドデシルベンゼンスルホン酸、テトラデシ
ルベンゼンスルホン酸、ヘキサデシルベンゼンスルホン
酸、オクタデシルベンゼンスルホン酸、ジブチルナフタ
リンスルホン酸、n−ヘキシルナフタリンスルホン酸、
ジブチルフェニルスルホン酸等が挙げられる。
一般式(XI)硫酸のモノアルコールエステルを表わす
。これらの例としては、ラウリルアルコールの硫酸モノ
エステル、オレイルアルコールの!!モノエステル、ス
テアリルアルコールの@酸モノエステル等が挙げられる
一般式(XI)はアルコールまたはフェノールのエチレ
ンオキサイド付加物のリン酸ジエステルを表わす。これ
らの例としてはドデシルアルコールのエチレンオキサイ
ド付加物のリン酸ジエステル、オクチルアルコールのエ
チレンオキサイド付加物のリン酸ジエステル、ステアリ
ルアルコールのエチレンオキサイド付加物のリン酸ジエ
ステル、オレイルアルコールのエチレンオキサイド付加
物のリン酸ジエステル、ノニルフェノールのエチレンオ
キサイド付加物のリン酸エステル、ドデシルフェノール
のエチレンオキサイド付加物のリン酸エステル等が挙げ
られる。
一般式(Xlll)はアルコールまたはフェノールのエ
チレンオキサイド付加物の亜リン酸ジエステルを表わす
。これらの例としては、ドデシルアルコールのエチレン
オキサイド付加物の亜リン酸ジエステル、ステアリルア
ルコールのエチレンオキサイド付加物の亜リン酸ジエス
テル、ステアリルアルコールのエチレンオキサイド付加
物の亜リン酸ジエステル、ノニルフェノールのエチレン
オキサイド付加物の亜リン酸ジエステル、ドデシルフェ
ノールのエチレンオキサイド付加物の亜リン酸ジエステ
ル等が挙げられる。
一般式(X IV )は5価の有機リン酸化合物を表わ
す。この例としてはリン酸ジブチル、リン酸ジペンヂル
、リン酸ジヘキシル、リン酸ジヘプチル、リン酸ジオク
ヂル、リン酸ビス(1−メチルヘプチル)、リン酸ビス
(2−エチルヘキシル)、リン酸ジラウリル、リン酸ジ
オレイル、リン酸ジフェニル、リン酸ビス(p−ノニル
フェニル)、リン酸(ブチル)(2−エチルヘキシル)
、リン酸(1−メチルヘプチル)(2−エチルヘキシル
)、リン酸(2−エチルヘキシル)(p−ノニルフェニ
ル)、2−エチルへキシルホスホン酸七ノブチル、2−
エチルへキシルホスホン酸モノ−2−エチルヘキシル、
フェニルホスボン酸モノー2−エチルヘキシル、2−エ
チルへキシルホスポン酸モノー2−エチルヘキシル、2
−エチルへキシルホスホン酸モノ−p−ノニルフェニル
、ジブデルボスフィン酸、ビス(2−エチルヘキシル)
ホスフィン酸、ビス(1−メチルヘプチル)ホスフィン
酸、ジラウリルホスフィン酸、ジオレイルホスフィン酸
、ジフェニルホスフィン酸、ビス(p−ノニルフェニル
)ホスフィン酸、ブチル(2−エチルヘキシル)ホスフ
ィン酸、(2−エチルヘキシル)(1−メチルヘプチル
)ホスフィン酸、(2−エチルヘキシル>(p−ノニル
フェニル)ホスフィン酸等が挙げられる。
一般式(X’¥)は3価のリン酸化合物を表わすこの例
としてはリン酸ビス(2−エチルヘキシル)リン酸ビス
(1−メチルへブチル)、2−エチルへキシルホスホン
酸モノ−2−エチルヘキシル、ビス(2−エチルヘキシ
ル)ホスフィン酸が挙げられる。
使用できる希土類金属とは原子番号57〜71のランタ
ニド元素であり、好ましくは原子番号57〜64の元素
であり、特に好ましくはランタン、セリウム、ネオジム
およびサマリウムである。これらの希土類金属は特に高
純度でおる必要はなく、他の希土類元素との混合物であ
ってもよいし、希土類以外の金属元素を少量含むもので
あっても構わない。また希土類金属の有機酸塩は未反応
の有機酸を少量含むものであっても構わない。
使用する希土類金属の有機酸塩の笛は、使用した有機マ
グネシウムとの−[ル比で示してLa/Mg= 0.0
1〜1の範囲であり、好ましくは0.05〜0.5の範
囲である。
希土類金属の有礪塩の添加にあたって、ざらに前出の一
般式(I)〜(IV)で示されるリチウムの有機化合物
、一般式(Vlりで示される有機マグネシウム、炭素数
1〜10のアルキル基からなるトリアルキルアルミもし
くは炭素数1〜10のジアルキル亜鉛から選ばれる化合
物を、共役ジエンの1・4−トランス結合を増加もしく
は反応末端のリビング成長を促進するために、予め希土
類金属の有機酸塩に混合して、もしくは直接に、重合系
へ添加してもよい。
また重合反応を促進するため、第三アミンまたはエーテ
ル類から選ばれる活性水素を有ざない極性有機化合物を
新たに重合系へ添加しても良い。
使用できる共役ジエン単量体の例としては、ブタジェン
、イソプレン、ピペリレン等の炭素数4〜12の共役ジ
エン単独もしくはその混合物が挙げられ、特に好ましい
ものとしてはブタジェンおよびイソプレンが挙げられる
重合の第2段階にお【プる重合温度は目的とする共重合
体中の結晶性トランス共役ジ1ン重合体ブロックの構造
にもよるが、−30℃〜150℃、好ましくは30℃〜
100℃で実施される。
重合反応終了後は目的とする重合体によってはざらにカ
ップリング剤によるカップリングが可能であり、このこ
とによって(qられる重合体の物性を改良することがで
きる。
カップリング剤としては一般に共19ジエン類のアニオ
ン重合での末端カップリング反応に用いられるカップリ
ング剤が使用できる。使用できるカップリング剤の例と
してはマルヂエボキシド、マルチイソシアネート、マル
ヂイミン、マルチアルデヒド、マルチケトン、マルヂ酸
無水物、マルチエステル、モノエステル、マルチハライ
ド、−酸化炭素および二酸化炭素が挙げられる。特に好
ましいカップリング剤はテトラクロルシラン、トリクロ
ル−〔ツメチルシラン、トリクロルモノエチルシラン、
ジクロルジエチルシラン等のマルチハロゲン化硅素化合
物、テトラクロルスズ、トリクロルモノメブルスズ、ト
リクロルモノエヂルスズ等のマルチハロゲン化スズ化合
物、炭酸ジフェニル、アジピン酸ジエチル等のエステル
化合物である。
カップリング剤の使用量は使用有機金属に当量の使用が
最大枝分れに最適のωと考えられる。しかし所望のカッ
プリング度によって、いかなる範囲のカップリング剤量
も使用できる。一般には有機マグネシウムあたり0.1
〜1.5当量のカップリング剤量で使用する。カップリ
ング剤は単独もしくは不活性炭化水素溶液として添加す
ることができる。またカップリング剤は一度に、分割し
てまたは連続的に添加できる。カップリング反応はその
反応性によっても異なるが、通常重合温度に近い温度で
、数分から数時間行う。
反応後重合体は当該技術分野で知られる安定剤、酸化防
止剤を添加し、さらに当該技術分野で知られる方法によ
って回収できる。安定剤、酸化防止剤の特に好ましい例
としては2,6−シーtert−ブチル−4−メチルフ
ェノール、トリーノニルフェニルホスフェート、フェニ
ル−β−ナフチルアミン、NN’−ジアルキル−ジフェ
ニルアミン、N−アルキル−ジフェニルアミン等が挙げ
られる。
また重合体の回収方法の例としては、スチームストリッ
ピング、加熱乾燥等が挙げられる。
また、本発明の製造方法によって得られるブロック共重
合体は、当該技術の分野に知られている方法によって充
填剤、染料、顔料、硬化剤または架橋剤、軟化剤、補強
剤等を配合することができる。またざらに重合体は最終
製品を製造するために、押出し、射出成形またはプレス
成形することができる。
(発明の効果〕 以上詳述したように本尭明により、目的に応じた各種の
優れた特性、−例えば高強度、高反撥弾性の熱可塑性エ
ラストマーとして有用な、或は硬度、強度、反撥弾性等
の優れた樹脂として有用な、くしかもそれは形状記憶樹
脂として有用な性質も具備している)更には耐衝撃性に
優れた性質のものもできるといった諸特性−を有するビ
ニル芳香族炭化水素重合体類ブロックと結晶性トランス
共役ジエン重合体ブロックを含む共重合体が、本発明者
の見出した新規な高活性重合触媒によって極めて有利に
製造出来るという優れた効果が達成された。
(実施例) 以下に実施例を示し本発明を具体的に説明するが、本発
明の範囲はこれらに限定されるものではない。
実施例1 窒素ガスで内部を置換したステンレス製の攪拌機付き、
容量10gの重合器に、予め精製、乾燥したスチレンを
20重■%の12度で含有するシクロヘキサン溶液1.
5に3を仕込み、次に触媒成分としてジブデルマグネシ
ウム0.0113モル 、5ec−ブチルリチウム0.
0113モル、重合促進剤としてテトラヒドロフラン(
THF)0.034モルを添加して、65℃で3時間重
合した。この時点で重合器がら重合)合液を少av;L
ぎ出し分析したところ、ガスクロマトグラフ分析による
重合転化率は100%、ゲルパーミェーションクロマト
グラフ(GPC)分析による数平均分子ff1Mn= 
8,900. j[平均分子mとの比で示される分子量
分布Mw/Mn=1.16であった。GPC測定条件は
以下のとおりである。
(イ)  GPC=島津製作所製LC−6A(ロ) 展
開液= T HF (ハ) カラム温度=40℃ 次いで重合溶液中にランタン金属のリン酸ビス(2−エ
チルヘキシル)塩0.0023モルを添加した後、精製
、乾燥した1・3−ブタジェンを20重量%濃度で含有
するシクロヘキサン溶液3.5Kgを仕込み、さらに6
5℃で3時間重合した。この時点において、重合溶液を
一部抜き出し分析したところ、ブタジェンの重合転化率
98%であった。ざらにこの時点での重合体は第1図に
示すGPC測定結果より明らかなように、スチレン−ブ
タジェンジブロックポリマーを多量に含む重合体混合物
であった。第1図における結合スチレン濃度補正は、G
PCにおいて屈折率よりスチレン濃度補正して分子量分
布を測定するとともに、紫外吸光度よりスチレン:a度
を測定することにより訂粋した。重合体は仝休としはM
 n =32,600. Mw/M n =1.40で
あった。
また第1図にす、少串のスチレンホモポリマー、ブタジ
ェンホモポリマーを含んではいるが、重合体の大部分が
本発明の目的の一つであるスチレン−ブタジェン ジブ
ロックポリマーとなっていることが分る。これらGPC
測定結果より340されるジブ〔1ツクポリマーの重最
含率は87%であった。
重合溶液はさらに末端カップリング剤として炭酸ジフェ
ニルを残存する重合器中のマグネシウム量に等モルにな
るように仕込み、65℃で1時間反応させた。このカッ
プリング反応の結果、重合体の分子量はMn=64,0
00. Mw/Mn = 1.45となり、分子量の大
幅な増大が認められた。また最終的なポリマー回収率は
97%となった。
本すチウムコーポ製 (n−Butyl 、 5−Butyl約1:1)比較
例1 重合中にランタン金属のリン酸ビス(2−エチルヘキシ
ル)塩を添加しない他は実施例1と全く同一の条件で反
応した。また最終的なポリマー回収率は99%であった
。重合結果および得られるポリマー特性を表−1に示す
比較例2 重合器ツマ−を全てブタジェンとし、重合開始時にブタ
ジェンのシクロヘキサン溶液を全量の5Kg、および触
媒成分としてジブチルマグネシウム、5ec−ブヂルリ
チウム、ランタン金属のリン酸ビス(2−エチルヘキシ
ル)塩、重合促進剤としてTHEを実施例1と同母加え
て65℃で3時間重合した。重合後カップリング反応も
同様に行った。
affx的なポリマー回収率は98%であった。重合結
果および得られるポリマー特性を表−1に示す。
比較例3 ランタン金属のリン酸ビス(2−エチルヘキシル)塩を
スチレン重合時に有機マグネシウムや有機リチウム等と
同時に添加する他は実施例1と全く同一の条件で反応し
た。スチレン重合時の転化率は3%と著しく低く、最終
的なブタジェン転化率は65%となった。
表−1より本発明の方法で作られるスチレン−ブタジェ
ンブロック共重合体は特異的な特性を有している事が分
る。ずなわらトランスポリブタジェン部に基づく結晶性
を示し、高い硬度、モジュラス、引張強度、反撥弾性を
有すという特長がある。また著しく人ぎな破断残留伸び
を示すが、このものは融点以上の75℃まで加温すると
、すばやく収縮し元型の回復が認められた。
実施例2〜10および比較例4,5 窒素ガスで内部を置換した後打栓した容量が700mの
耐圧硝子ボトルに、予め精製、乾燥したスチレンを20
重辺%濃度で含有するシクロへキリン溶液120’jを
仕込む。次に触媒成分として、表−2に示される有はマ
グネシウム、リチウムの有機化合物を同じ表に示される
舟で添加し65°Cで3時間攪拌しながら重合した。こ
の時点で重合溶液を少量抜き出し、分析を行った。次い
で重合溶液中にランタン全屈のリン酸ビス(2−エチル
ヘキシル)塩0.15 m molを添加した後、精製
、乾燥した1・3−ブタジェンを20車量%温度で含有
するシクロヘキサン溶液280gを仕込み、さらに65
℃で3時間重合した。重合後は1 mlのメタノールを
添加することにより重合を停止し、重合体100重量部
あたり0.3重間部のB l−I Tを加え、溶剤を揮
発させて重合体を回収した。結果を表−2に示す。スチ
レンおよびブタジェンの重合転化率はガスクロマトグラ
フィーによる分析、重合体の分子量、分子量分布および
重合体の組成は実施例1における条件でのゲルパーミェ
ーションクロマトグラフィー(GPC)による分析、重
合体中のブタジェン部のトランス−1・4−結合含率は
赤外分光光磨削による分析、ハンプトン法による語線、
融点は示差熱分析1it(DSC)による分析により求
めた。
以下余白 実施例11〜17および比較例6 窒素ガスで内部を置換した後打栓した容量が700mの
耐圧硝子ボトルに、予め精製、乾燥したスヂレンを20
単旧%濃度で含有するシクロヘキサン溶液120cJを
仕込む。次に触媒成分としてジブチルマグネシウム 0
.67m molおよび5ec−ブチルリチウム0.6
7 III molを添加して、65℃で3時間用合し
た。この時点で重合溶液を少@扱き出し、分析を行った
。次いで重合溶液中に、表−3に示ず希土類金属のリン
酸ビス(2−エチルヘキシル)塩0.15 m mol
を添加した後、精製、乾燥した1・3−ブタジェンを2
0重量%濃度で含有するシクロヘキサン溶液を仕込み、
ざらに65℃で3時間重合した。重合後は1 ndlの
メタノールを添加することにより重合を停止し、重合体
100重箔都市たり0.3重量部のBl−ITを加え、
溶剤を揮発させて小合体を回収した。比較例6は希土類
金属塩を加えない他は全く同様に重合を実施した。分析
方法は実施例2〜10と同様である。結果を表−3に示
す。
*リチウムコーボyA(n−Butyl、5−Buty
l約1.1)実施例18〜26 希土類金属の有機酸塩として表−4に示される有機酸の
ランタン金属塩を用いる他は実施例11〜17と全く同
様に実施した。結果を表−4に示す。
以下余白 有機酸の化学構造 本2)O 零3)O ■ 祠)                   O実施例
27・〜34 窒素ガスで内部を置換した後打栓した容量が70Mの耐
圧硝子ボトルに、予め精製、乾燥したスチレンを20車
母%濃度で含有するシクロヘキサン溶液120gを仕込
む。次に触媒成分としてジブチルマグネシウム0.67
m mol  および5ec−ブヂルリチウム0.67
 m molを添加して、65℃で3時間歪合した。こ
の時点で重合溶液を少ff1t&き出し、分析を行った
。次いで重合溶液中にランタン金属のリン酸ビス(2−
エヂルヘキシル)塩0.15mmolを添加した後、精
製、乾燥した1・3−ブタジェンを20重量%濃度で含
有するシクロヘキサン溶液を仕込み、さらに65℃で3
時間重合した。
重合後ざらに末端カップリング剤として表−5に示す化
合物を同表に示す母添加し65℃で1時間反応させた。
反応後は1rIIlのメタノールを添加することにより
反応を停止し、重合体10(In部あたり0.3重量部
のBHTを加え、溶剤を揮発さけて重合体を回収した。
結果は表−5に示す。分析方法は実施例2〜10に示す
方法と同様である。
以下余白 実施例35 共役ジエン単量体としてイソプレンを用いる他は実施例
7と全く同様に実施した。結果を表−6に示寸。
以下余白
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で製造した重合体のGPC測定結果を
示す図(グラフ)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、リチウムの有機化合物と有機マグネシウムから成る
    複合触媒によって、ビニル芳香族単量体を単独重合した
    後、または一つ以上の他のビニル芳香族単量体もしくは
    共役ジエン単量体と共重合した後、希土類金属の有機酸
    塩を添加し、共役ジエン単量体を単独重合するか、また
    は一つ以上の他の共役ジエン単量体もしくは芳香族ビニ
    ル単量体と共重合することを特徴とするブロック共重合
    体の製造方法。 2、複合触媒に於けるリチウムの有機化合物と有機マグ
    ネシウムの組成が、モル比で表わしてLi/Mg=0.
    1〜10の範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のブロック共重合体の製造方法。 3、希土類金属の有機酸塩の使用量が、モル比で表わし
    てLa/Mg=0.01〜1の範囲にあることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項記載のブロック共
    重合体の製造方法。 4、リチウムの有機化合物と有機マグネシウムから成る
    複合触媒によってビニル芳香族単量体を単独重合した後
    、または一つ以上の他のビニル芳香族単量体もしくは共
    役ジエン単量体と共重合した後、希土類金属の有機酸塩
    を添加し、共役ジエン単量体を単独重合するかまたは一
    つ以上の他の共役ジエン単量体もしくは芳香族ビニル単
    量体と共重合し、さらにカップリング剤を添加、反応さ
    せることを特徴とするブロック共重合体の製造方法。 5、複合触媒に於けるリチウムの有機化合物と有機マグ
    ネシウムの組成がモル比で表わしてLi/Mg=0.1
    〜10の範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項記載のブロック共重合体の製造方法。 6、希土類金属の有機酸塩の使用量がモル比で表わして
    La/Mg=0.01〜1の範囲にあることを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項又は第5項記載のブロック共重
    合体の製造方法。
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DE3751812T DE3751812T2 (de) 1986-02-20 1987-02-19 Kristallines Blockcopolymer und Verfahren zu dessen Herstellung
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HK97102128A HK1000512A1 (en) 1986-02-20 1997-11-07 Crystalline block copolymer and process for producing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006519914A (ja) * 2003-03-03 2006-08-31 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア エチレン単独重合及び5−ノルボルネン−2−イルアセテートとの共重合のための準リビング金属触媒

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