JPS62215616A - 結晶性ブロツクを有する共重合体の製造方法 - Google Patents

結晶性ブロツクを有する共重合体の製造方法

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JPS62215616A
JPS62215616A JP5709686A JP5709686A JPS62215616A JP S62215616 A JPS62215616 A JP S62215616A JP 5709686 A JP5709686 A JP 5709686A JP 5709686 A JP5709686 A JP 5709686A JP S62215616 A JPS62215616 A JP S62215616A
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武司 池松
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、共役ジエン単量体とビニル芳香族単量体とか
らなる新規なブロック共重合体の製造法に関するもので
ある。詳しくはビニル芳香族炭化水素重合体類ブロック
と結晶性トランス共役ジエン重合体類ブロックとをIリ
マー鎖中に各々一つ以上含むブロック共重合体の製造方
法に関するものである。
(従来の技術) 有機リチウム等の■ム金属化合物を重合触媒として用い
る製造技術はりピングアニオン重合特性を利用してビニ
ル芳香族単量体および共役ジエン単量体を順次重合し、
また必要により末端カップリング反応を行なってビニル
芳香族単量体と共役ジエン単量体とのブロック共重合体
を得ることができる。得られたブロック共重合体は履物
、プラスチック改質剤、粘着剤の用途に用いられている
が、共役ジエン部のトランス結合金率は低く、結晶性ト
ランス共役ジエン重合体ブロックを有するブロック共重
合体は得られていない。
一方トランスー1.4−結合金率の高い共役ジエン重合
体は、次の3種の技術によって製造出来ることが知られ
ている。
(1)遷移金属を主成分とする、いわゆるチーグラー触
媒を用いる製造技術 (2)  アルカリ土類金属化合物を主成分とするアニ
オン重合触媒系を用いる製造技術 (3)希土類金属化合物を主成分とする触媒系を用いる
製造技術 ニッケル、コノマルト、チタン、/セナジウム等の遷移
金属を主成分とする第1の技術は、共役ジエン単量体の
高度に立体規則重合が行なわれることが知られている。
しかし重合活性のリビング性およびビニル芳香族単量体
との共重合性が低いことから、これらの製造技術による
、共役ジエン単量体とビニル芳香族単量体とのブロック
共重合体の製造は困難であった。
第2の技術に属するものとしては、■ム金属の有機金属
化合物を重合触媒するY例があるが、一般に低いもので
あった。ベリリウム、マグネシウムの有機金属化合物は
、合成は比較的容易であるものの、共役ジエン類に対す
る重合活性は特殊な反応条件以外になく、実用に供され
た例はなかった。
これに対して、バリウム、ストロンチウム等の■ム金属
の有機酸塩と、他の有機金属化合物とを組合せた方法と
しては、バリウムージーtert−ブトキシドと有機リ
チウム(特開昭47−3728号)、ノζリウムージー
tert−ブトキシドと有機マグネシウム(特開昭52
−48910号)あるいは、バリウム、 まj lj 
−1++−LJ+ HlPN÷柵ル八R4へ +−モ檀
11九^磨およびlIn6るいは■ム金属の有機化合物
(特開昭52−30543号)を用いて共役ジエン単量
体の重合を行う方法等が知られている。これらのUA金
属化合物を含む複合触媒を用いる方法においては、共役
ジエン単量体とビニル芳香族単量体との共重合も可能で
あるが、共役ジエン部のトランス結合金率が75%を越
える立体規則性の高い結晶性を示す重合体を得ようする
場合、一般に重合温度を低くする必要があり、重合活性
は低いものとなってしまう。特に、共役ジエン単量体と
ビニル芳香族単量体をブロック共重合しようとする場合
、重合反応の各ブロックで反応を完結する必要があり、
活性末端に高いリビング性が要求されることから本願発
明の目的とする優れた特性を有する共役ジエン単量体と
ビニル芳香族単量体との結晶性ブロック共重合体を得る
ことは困難であった。
さらに、第3の技術に属するものとしては、ネオジムの
ノ々−サチツク酸塩と有機マグネシウムを重合触媒とす
るもの(特開昭59−1508号)が知られてい7:1
.、どの技術によれば、高いトランス枯を含率の結晶性
のブタ・ジエン重合体が得られるものの、重合活性、特
にスチレン等のビニル芳香族単量体との共重合活性は著
るしく低く、共役ジエン単量体とビニル芳香族単量体と
のブロック共重合体を得ることは困難であった。
(本発明が解決しようとする問題点) 以上のように、従来の重合触媒を用いる技術においては
、その触媒特性に問題があるため、高いトランス結合金
率の共役ジエン単量体とビニル芳香族単量体とのブロッ
ク共重合体の製造は、極めて困難であった。
(問題を解決するための手段および作用)我々は、結晶
性トランス共役ジエン重合体ブロックとビニル芳香族炭
化水素重合体ブロックを含む共重合体の製造法について
鋭意検討した結果、特許請求の範囲に示すとうシ、下記
に示す触媒成分(a) 、 (b)および(c)、また
は(a) 、 (b) I (c)および(d)より成
る複合触媒を用い、ビニル芳香族単量体および共役ジエ
ン単量体およびその混合物から選ばれる単量体を順次重
合することにより、表記のブロック共重合体を製造出来
、得られるブロック共重合体は、その共役ジエンとビニ
ル芳香族炭化水素との組成比、および主にトランス結合
金率に依存する共役ジエン部の融点によって、種々の優
れた特性を示すことを見出し本発明に到達した。
(a)バリウムもしくはストロンチウムの有機化合物 (b)  リチウムの有機化合物 (c)  有機マグネシウム (d)  有機アルミニウムまたは有機亜鉛すなわち、
本発明の製造方法により得られる重合体は (1)比較的ビニル芳香族炭化水素の含有量が少なく、
共役ジエンブロックの融点が常温未満の場合、いわゆる
熱可塑性エラストマーとしての性質を示す。この場合、
共役ジエンブロックが延伸結晶性を示し、重合体は著る
しく高強度となる。またさらに、♂ム部の硝子転位温度
が低くなり、反撥弾性にも優れる。
(2)比較的ビニル芳香族炭化水素の含有量が少なく、
共役ジエンブロックの融点が常温以上の場合、硬度およ
び強度が更に高く、反撥弾性に優れる樹脂状重合体とな
る。また、この種の重合体は著しく配合、結晶化しやす
いため、例えば、ビニル芳香族炭化水素ブロックの硝子
転位温度が共役ジエンブロックの融点より高い場合、ビ
ニル芳香族炭化水素ブロックの硝子転位温度以上の温度
で成型したサンプルをビニル芳香族炭化水素ブロックの
硝子転位温度未満、共役ジエンブロックの融点以上で変
形し、冷却するとこの形を凍結保持し、再度これを共役
ジエンブロックの融点以上に加温すると、素早く成型さ
れたサンプルの形を回復するといった形状記憶樹脂とし
ての優れた特性を示す。
(3)さらに、ビニル芳香族炭化水素の含量の多い場合
においては硬度及び強度が高く、耐衝撃性に優れる熱可
塑性樹脂となる。
すなわち、本発明の目的は、上記の各種の優れた特性を
有するビニル芳香族炭化水素重合体類ブロックと結晶性
トランス共役ジエン重合体ブロックを含む共重合体を効
率よく製造する方法に関するものである。
本発明の製造方法において用いられる複合触媒の触媒成
分(a)であるバリウムもしくはストロンチウムの有機
化合物は、次の一般式(1)〜―の中から選ばれる。
(R’  XkMe・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ (1)〔几3−〇+0H2−C■■
2−0★を姑Me・・・叫・・σのMe (R’080d7−Me ・−叫・・・旧・・・・・・
・・・・・・・・ (■)(R803+Me・・・・・
・・・・・・・・・・・・・叫・・叫・・ (■)(式
中、R’* R”e R”l R’l Br’t R’
 オヨU B’ハ脂肪族炭化水素基または芳香族炭化水
素基を表わし H8およびR9は脂肪族炭化水素基また
は芳香族炭化水素基を表わし、aおよび(b)は1以上
、6以下の整数を表わし、Cは2以上、8以下の整数を
表わし、Xは酸素もしくはイオウ原子を表わし、Meは
バリウムもしくはストロンチウム金属を表わす。
一般式(1)の例としてはエチルアルコール、n−プロ
ピルアルコール、1so−7’ロピルアルコール、n−
ブチルアルコール、1so−9ルアルコール、2−1f
ルアルコール、tert−fチルアルコール、n−アミ
ルアルコール、n−ヘキシルアルコール、n−へブチル
アルコール、n−オクチルアルコール、シクロヘキシル
アルコール、アリルアルコール、シクロペンチルアルコ
ール、ベンジルアルコール、フェノール、l−ナフトー
ル、2.6−シーtart−ブチルフェノール、2,4
.6−)シーtert−ブチルフェノール、ノニルフェ
ノール、4−フェニルフェノール、エタンチオール、1
−−)タンチオール、チオフェノール、シクロヘキサン
チオール、2−ナフタレンチオール等のアルコール、フ
ェノール、チオアルコールまたはチオフェノールのバリ
ウムもしくはストロンチウム塩が挙げられる。
一般式(If)の例としてはイソ吉草酸、カプリル酸、
オクタン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ノ々ルミチン
酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、シクロイ
ンタンカルゼン酸、ナフテン酸、エチルヘキサン酸、ヒ
ノ々−ルオ、ノ々−サチツク酸、(シェル化学から販売
される010モノカルゼン酸の異性体の混合物から構成
される合成酸)、フェニル酢酸、安息香酸、2−ナフト
エ酸、ヘキサンチオールiL2.2−ジメチルブタンチ
オン酸、デカンチオン酸、テトラデカンチオン酸、チオ
安息香酸等のカルゼン酸またはイオウ同属体の/々リウ
ムもしくはストロンチウム塩が挙げられる。
一般式(2)の例としては、エチレングリコールモノメ
チルエーテル、エチレンクリコールモノエチルエーテル
、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレンク
リコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
トリエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレ
ンクリコールモノフェニルエーテル等のA リウム4L
<はストロンチウム塩が挙げられる。
一般式ωの例としては、ジメチルアミンエタノール、ジ
エチルアミノエタノール、ジ−n−プロピルアミノエタ
ノール等の/々リウムもしくはストロンチウム塩が挙げ
られる。
一般式■の例としてはジメチルアミン、ジエチルアミン
、ジ−n−プロピルアミン、ジー1io −プロピルア
ミン、ジ−n−ブチルアミン、ジ−n−ヘキシルアミン
等の2級アミンのツリウムもしくはストロンチウム塩が
挙げられる。
一般式(至)の例としてはエチレンイミン、トリエチレ
ンイミン、ピロリジン、ピペリジン、ヘキサメチレンイ
ミン等の環状イミンのノセリウムもしくはストロンチウ
ム塩が挙げられる。
サンスルホン酸、デカンスルホン酸、トリデカンスルホ
ン酸、rデシルベンゼンスルホン酸、テトラデシルベン
ゼンスルホン酸、オクタデシルベンゼンスルホン酸、・
ジブチルナラタレンスルホン酸、ジ−イソ−プロピルナ
フタレンスルホン酸、n−ヘキシルナフタレンスルホン
酸、ジブチルフェニルスルホン酸等のバリウムもしくは
ストロンチウム塩が挙げられる。
一般式(■)の例としてはラウリルアルコールの硫酸エ
ステル、オレイルアルコールの硫酸エステル、ステアリ
ルアルコールの硫酸エステル等の、2リウムもしくはス
トロンチウム塩が挙げられる。
さらに、本発明の製造方法において用いられる複合触媒
の触媒成分Obであるリチウムの有機化合物は、次の一
般式ω〜(XIV)で示される有機リチウムもしくはリ
チウムの有機酸塩の中から選ばれる。
RIO−(−L i ) 、・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・(IX)R口÷X−Li)e・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・(X)nu−^1−r+U−r+u−−^n   、
、、、、、、、、、、、、、、、、、l■1Li (式中、R10,R”、R11,R’、R14,R1B
オヨヒR” a脂肪族炭化水素基または芳香族炭化水素
基を表わし、d、e、fおよびgは1以上、6以下の整
数を表わし、hは2以上、8以下の整数を表わし、Xは
酸素またはイオウ原子を表わす。
一般式船の例としてはメチルリチウム、エチルリチウム
、n−プロピルリチウム、イソプロピルリチウム、n−
ブチルリチウム、5ec−ブチルリチウム、tert−
ブチルリチウム、イソアミルリチウム、5ec−アミル
リチウム−罷−ヘキシルリチウム、n−オクチルリチウ
ム、アリルリチウム、ベンジルリチウム、フェニルリチ
ウム、lel  ’)フェニルリチウム、テトラメチレ
ンジリチウム、ペンタメチレンジリチウム、l、2−ジ
リチオ−1,1゜2.2−テトラフェニルエタン、1,
3−ビス(1−リチオ−1,3−ジメチルペンチル)ベ
ンゼン等が挙げられる。好ましくは、n−ブチルリチウ
ム、5ec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウ
ム、1.3−ビス(l−リチオ−1,3−ジメチルペン
チル)ベンゼン等の有機リチウム化合物が挙げられる。
一般式ωの例としてはエチルアルコール、n−プロ2ル
アルコール、1so−10ピルアルコール、n −1f
ルアルコール、iso −エチルアルコール、2−if
ルアルコール、tart−エチルアルコール、n −7
ミルアルコール、n−ヘキシルアルコール、n−へエチ
ルアルコール、n−オクチルアルコール、シクロヘキシ
ルアルコール、アリルアルコール、シクロペンチルアル
コール、ベンジルアルコール、フェノール、1−ナフト
ール、2.6−シーtert−ブチルフェノール、2,
4.6−)リーtert−フチルフェノール、ノニルフ
ェノール、4−フェニルフェノール、エタンチオール、
l−ブタンチオール、チオフェノール、シクロヘキサン
チオール、2−ナフタレンチオール等のアルコール、フ
ェノール、チオアルコールおよびチオフェノールのリチ
ウム塩が挙げられる。
一般式(至)の例としては、エチレングリコールモノメ
チルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル
、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレング
リコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル、ジエチレンクリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
トリエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノフェニルエーテル等のリチウム塩カ挙
げられる。
一般式(X[I)の例としては、ジメチルアミンエタノ
ール、ジエチルアミノエタノール、ジ−n−プロピルア
ミノエタノール等のリチウム塩が挙げられる。
一般r(’ITn)の例シLイと、りI牛ル了?ン ・
・フ〒チルアミン、ジ−n−プロピルアミン、ジーis
−プロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、ジ−n−ヘ
キシルアミン等の2級アミンのリチウム塩が挙げられる
一般式(XIV)の例としてはエチレンイミン、トリエ
チレンイミン、−ロリジン、ピペリジン、ヘキサメチレ
ンイミンの環状イミンのリチウム塩が挙げられる。
特に好ましいリチウムの有機化合物はn−ブチルリチウ
ム、5ec−ブチルリチウム及び1so−アミルリチウ
ム等の炭素数2〜10のアルキルリチウムである。
使用される有機マグネシウム(c)は、次の一般式%式
% (ここで B12 、 TLllは、脂肪族炭化水素基
または芳香族炭化水素基を表わし、それぞれ同一の基で
あっても、異なる基であっても構わない。)−h 奔 
  ′it#I&ツ /セ 、ソ 内 7.  Iff
 +汁   −シバ巴lレーレ自凛媒に対する溶解性を
改善するため、有機アルミニウムまたは有機亜鉛等を少
量含むものであっても構わない。
その様な例としては、ジエチルマグネシウム1、ジ−n
−プロピルマグネシウム、ジ−イソゾロぜルマグネシウ
ム、ジ−n−ブチルマグネシウム、n−ブチル−5ee
−ブチルマグネシウム、ジー5ec−ブチルマグネシウ
ム、ジーtert−ブチルマグネシウム、ジ−n−ヘキ
シルマグネシウム、ジ−n−プロピルマグネシウム、ジ
フェニルマグネシウム、MAGALA −61、7、5
B (テキサスアルキル社)等が好ましいが、更に好ま
しいものとしては、ジ−インプロピルマグネシウム、ジ
−n−ブチルマグネシウム、ジー5ec−ブチルマグネ
シウム、MAGALA −6B 、 −7、5B等が挙
げられる。
またさらに1本発明の製造方法においては、必要により
触媒成分(d)として、有機アルミニウムまたは有機亜
鉛から選ばれる有機金属を用いることができる。
用いられる有機アルミニウムは、次の一般式%式% (ここで、Bll 、 B20 、 B21は水素、脂
肪族炭化水素基または芳香族炭化水素基から選ばれ、そ
れぞれ同一の基であっても異なる基であっても構わない
しかし、全てが水素ではない。) その様な例としては、トリエチルアルミニウム、トリー
1so−ブチルアルミニウム、トリーn−プロピルアル
ミニウム、) +7−1se−フロビルアルミニウム、
)lJn−ヘキシルアルミニウム、ジエチルアルミニウ
ムモノバイドライP等が挙げられる。
用いられる有機亜鉛は、次の一般式(潤)で示されゐ。
B11  znBH・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(XVI)(ここで、R
2m、 Bllは水素、脂肪族炭化水素基または芳香族
炭化水素基から選ばれ、それぞれ同一の基であっても異
なる基であっても構わない。また全てが水素ではない。
) その様な例としては、ジエチル亜鉛、・クーn −プロ
ピル亜鉛、ジー1so−アミル亜鉛、ジーiso −ブ
チル亜鉛等が挙げられる。
使用される触媒成分(c)である有機マグネシウムの量
は、目的とする重合体の分子量にもよるが、一般には全
単量体100f当り0.1〜50ミリモル、好ましくは
0.5〜5ミリモルの範囲である。有機マグネシウムの
使用量が0.1ミリモルより少ない場合、一般には触媒
の重合活性が著るしく低下するし、得られる重合体の分
子量が著るしく増大して加工が困難になる等好ましくな
い。また有機マグネシウムの含有量が50ミリモルを越
える量では、得られる重合体の分子量が著るしく低くな
り、一般には好ましくない。
また、使用される触媒成分(b)であるリチウムの有機
化合物の量は、リチウムとマグネシウムのモル比で表わ
してLi/Mg=0.1〜1Gの範囲であり、好ましく
は0.5〜2の範囲である。Li/Mg=(j、1未満
のリチウム量では重合活性、特に重合開始速度が著るし
く低下して好ましくない。またLi/Mg=10を越え
るリチウム量では、共役ジエン単量体を重合する段階で
、共役ジエンの1,4−トランス結合の割合が大幅に低
下して、得られる重合体が非結晶性となり、本発明の目
的を達成できない。
使用される触媒成分(a)、すkわちバリウムもしくは
ストロンチウムの有機化合物の使用量は、マグネシウム
とのモル比で表わしてMeVMg=0.005〜10(
Me’は)々リウムまたはストロンチウム金属)の範囲
であり、好ましくは0.01〜1の範囲である。
Me’/Mg =0.005未満では共役ジエン単量体
を重合する段階で、共役ジエンの1,4−トランス結合
の割合が大幅に低下して得られる重合体が非結晶性とな
り、本発明の目的を達成できない。またMe’/Mg 
= 10を越える量では複合触媒の重合活性が著るしく
低下して好ましくない。
本発明の製造方法において用いられる複合触媒において
は、上記触媒成分(a) 、 (b)および(a)の他
にさらに必要により触媒成分(d)として、有機アルミ
ニウムまたは有機亜鉛を用いることができる。触媒成分
(d)の使用量は、マグネシウムとのモル比で表わして
Me”/Mg=50以下(Me”はアルミニウムまたは
亜鉛金属)であシ、好ましくはMe”/Mg=5以下で
ある。触媒成分(d)の添加によって共役ジエン部の1
.4−トランス結合の割合を高くすることができるが、
Me”/ Mg == 50を越える量では複合触媒の
重合活性が著るしく低下して好ましくない。
芳香族単量体が単独重合もしくは他のビニル芳香族単量
体または共役ジエン単量体と共重合して成るビニル芳香
族単量体を主成分とする重合ブロックと高い1.4−ト
ランス結合金率に基づく結晶性を示しえる共役ジエン単
量体が単独重合もしくは他の共役ジエン単量体またはビ
ニル芳香族単量体と共重合して成る共役ジエン単量体を
主成分とする重合ブロックを、各々一つ以上含むもので
ある。
これらの重合体は、本発明の特許請求の範囲に示される
複合触媒を用い、各単量体単独もしくは混合物を順次反
応器中に仕込み、重合することにより得られる。
本発明に使用できるビニル芳香族単量体の例とシテハ、
スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、
m−メチルスチレン、O−メチルスチレン、p−ter
t−メチルスチレン、ジメチルスチレン、ビニルナフタ
レン等が挙げられる。特に好ましいビニル芳香族単量体
はスチレンである。
また共重合できる共役ジエン単量体としては、1.3−
ブタジェン、イソプレン、ピペリレン等が挙げられる。
特に好ましい共役ジエン単量体は1.3−ブタジェンで
ある。
重合は無溶剤または溶剤の存在下に実施することができ
る。後者の場合、使用できる溶剤としては、n−ペンタ
ン、n−ヘキサン、n−へブタン、シクロヘキサン等の
脂肪族または脂環族炭化水素、ベンゼン、トルエン等の
芳香族炭化水素が挙げられる。また、溶剤は重合反応の
促進、触媒の溶解性改善等の目的のため、第三アミy類
およびエーテル類の活性水素を含まない極性有機化合物
を、一部含むものであってもよい。
重合温度は一30℃〜150℃、好ましくは50〜12
0℃で実施される。
重合反応形式は特に限定しないが、一般には回分法が好
ましい。
重合反応終了後は、目的とする重合体によっては、さら
にカップリング剤によるカップリングが可能であり、こ
のことKよって得られる重合体の物性を改良することが
できる。
カップリング剤としては、一般ジエン類のアニオン重合
での末端カップリング反応に用いられるカップリング剤
が使用できる。使用できるカップリング剤の例としては
マルチエポキシド、マルチイソシアネート、マルチイミ
ン、アルチアルデヒr1マルチケト/、マルチ酸無水物
、マルチエステル、モノエステル、マルチノーライド、
−酸化炭素および二酸化炭素が挙げられる。特に好まし
いカップリング剤は、テトラクロルシラン、トリクロル
モノメチルシラン、トリクロルモノエチル7ラン、ジク
ロルジエチルシラン等のマルチノ10ゲン化硅素化合物
、テトラクロルスズ、トリクロルモノメチルスズ、トリ
クロルモノエチルスズ等のアジピン酸ジエチル等のエス
テル化合物である。
カップリング剤の使用量は、使用した有機金属に当量の
使用が最大枝分れに最適の量と考えられる。しかし、所
望のカップリング度によって、いかなる範囲のカップリ
ング剤量も使用できる。一般には、有機マグネシウムあ
たり0.1〜1.5 当量のカップリング剤量で使用す
る。カップリング剤は、単独もしくは不活性炭化水素溶
液として添加することができる。また、カップリング剤
は、一度に、分割して、または連続的に添加できる。カ
ップリング反応は、その反応性によっても異なるが、通
常、重合温度に近い温度のまま、数分から数時間行なう
反応後、重合体は当該技術分野で知られる安定剤、酸化
防止剤を添加し、さらに、当該技術分野で知られる方法
によって回収できる。安定剤、酸化防止剤の特に好まし
い例としては、2.6−・ジーtert−ブチルー4−
メチルフェノール、トリーノニルフェニルホフフエート
、フェニル−β−ナフチ−−%  −、at    、
f/     −q、  gI−h*−、ff’−y−
r−n+  −r ぐ  〜ノN−アルキル−ジフェニ
ルアミン等が挙げられる。
また重合体の回収方法の例としては、スチームストリッ
ピング、加熱乾燥等が挙げられる。
また、本発明の製造法によって得られるブロック共重合
体は、当該技術の分野に知られている方法によって、充
填剤、染料、顔料、硬化剤または架橋剤、軟化剤、補強
剤等を配合することができる。またさらに、重合体は最
終製品を製造するために、押出し、射出成形またはプレ
ス成形することができる。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明により、目的に応じた各種の
優れた特性、−例えば高強度、高反撥弾性の熱可塑性エ
ラストマーとして有用な、或は硬度、強度、反撥弾性等
の優れた樹脂として有用な、(しかもそれは形状記憶樹
脂として有用な性質も具備している)更には耐衝撃性に
優れた性質のものもできるといった緒特性−を有するビ
ニル芳香族炭化水素重合体類ブロックと結晶性トランス
共役ジエン重合体ブロックを含む共重合体が、本発明者
の見出した新規な製造法によって極めて有利に製造出来
るという優れた効果が達成された。
(実施例) 以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明するが、本
発明の範囲は、これらに限定されるものではない。
実施例1 窒素ガスで内部を置換したステンレス製の攪拌機付き、
容量102の重合器に1予め精製、乾燥したスチレンを
20重量%の濃度で含有するシクロヘキサン溶液1.5
A1を仕込み、次に触媒成分として、バリウムジノニル
フエノキシド0.0075モル、ジブチルマグネシウム
*0.0113モル、5ec−ブチルリチウム0.01
13モル、トリエチルアルミニウムo、oisモルを添
加して、70℃で3時間重合した。
この時点で、重合器から重合容液を少量抜き出し、分析
したところ、ガスクロマトグラフ分析による重合転化率
は100%、ゲルパーミェーションクロマトグラフCG
PC)分析による数平均分子量Mn=9700、重量平
均分子量との比で示される分子量分布&/″Kn = 
1.14であった。GPO測定条件は以下のとうりであ
る。
(イ)GPO=島津製作所製LO−6A(ロ)展開液=
 THP (ハ)カラム温度=40℃ 次いで重合溶液中に精製、乾燥した1、3−ブタジェン
を20重量%濃度で含有するシクロヘキサン溶液3.5
A9を仕込み、さらに65℃で3時間重合した。この時
点においても、重合溶液を一部抜き出し分析したところ
、ブタジェンの重合転化率94%であった。さらに、こ
の時点での重合体は第1図に示すGPO測定結果より明
らかなように、スチレン−ブタジェン、ジブロック−リ
マーを多量に含む重合体混合物であった。第1図におけ
る結合スチレン濃度分布は、GPOにおいて屈折率より
共重合スチレン濃度補正して、分子量分布を測定すると
ともに、紫外吸光度より共重合スチレン濃度を測定する
ととによυ計算した。重合体は全体としてはMn=34
.100、Mw / Mn = 1 、33であった。
情ム碗披紳 −Y L V中酬壱・リザlソI貴IL−
1イ炭酸ジフェニルを使用したマグネシウム量に等モル
になるように仕込み、65℃で1時間反応させた。この
カップリング反応の結果、重合体の分子量はMn=91
,900、MY/Mn=1°、42となり、分子量の大
幅な増大が認められた。反応後は104のメタノールを
添加することにより反応を停止し、重合体100重量部
あたシ0.3重量部のBH’rを加え、溶剤を揮発させ
て重合体を回収した。最終的な重合体回収率は93%と
なった。
*リチウムコーf製(n −ButyN  、 s −
11utyiが約1;1) また第1図より、少量のスチレンホモポリマー、ブタジ
ェンホモポリマーを含んではいるが、重合体の大部分が
、本発明の目的の一つであるスチレン−ブタジェン、ジ
ブロック−リマーとなっていることが分る。これらGP
O測定結果より計算される全重合体中のジブロックポリ
マーの重量含率は92%であった。
比較例1 !春11+Ib社$。−プ手ル11牛ウム11−111
:tQキル棗仙とする他は、実施例1とまったく同様の
条件で反応した。最終的な重合体回収率は98%であっ
た。
重合結果および得られるポリマー特性を表−1に示す。
表−1より本発明の方法で作られるスチレン−ブタジェ
ンブロック共重合体は、特異的な特性を有している事が
分る。すなわち、トランスポリブタジェン部に基づく結
晶性を示し、高い硬度、モジュラス、引張強度、反撥弾
性を有すという特長がある。また著るしく大きな破断残
留伸びを示すが、このものは、融点以上の70℃まで加
温すると、すばやく収縮し、元型の回復が認められた。
以下余白 実施例2〜10 窒素ガスで内部を置換した後打栓した容量が700dの
耐圧硝子、f)ルに、予め精製、乾燥したスチレンを2
0重量%濃度で含有するシクロヘキサン溶液1202を
仕込む。次に、触媒成分として表−2に示される有機酸
のバリウム塩0.50mmol。
ジブチルマグネシウム*0.672Ftmol、5ec
−ブチルリチウム0.677F!molおよびトリエチ
ルアルミニウム0.89mmolを添加して70℃で3
時間重合した。
この時点で重合溶液を少量抜き出し、分析を行なった。
次いで重合溶液中に精製、乾燥した1、3−ブタジェン
を20重量%濃度で含有するシクロヘキサン溶液280
2を仕込み、さらに65℃で3時間重合した。重合後は
1dのメタノールを添加することにより重合を停止し、
重合体100重量部あたり0.3重量部のl3HTを加
え、溶剤を揮発させて重合体を回収した。分析方法は、
実施例1と同様である。結果を表−2に示す。
スチレンおよびブタジェンの重合転化率は、ガスクロマ
トグラフィーによる分析、重合体の分子量、分子量分布
および重合体の組成は実施例1における条件でのゲルパ
ーミェーションクロマトグラフィー(GPO)による分
析、重合体中のブタジェン部のトランス−1,4−結合
含率は赤外分光光度計による分析、ハンプトン法による
計算、融点は示差熱分析計(D80)による分析により
求めた。
*リチウムコーホ製(n−ButYl、5−Buty約
1:1)以下余白 実施例11 触媒成分(a)として、ストロンチウムジノニルフェノ
キシドを用いる他は、実施例2〜10とまったく同様に
実験を実施した。結果を表−3に示す。
以下余白 実施例12〜20おふび比較例2.3 窒素ガスで内部を置換した後打栓した容量が700 コ
の耐圧硝子、+1ルに、予め精製、乾燥したスチレンを
20重量%濃度で含有するシクロヘキサン溶液1202
を仕込む。次に、触媒成分としてバリウムジノニルフエ
ノキシ)’ 0.5 mmol 、表−4に示される有
機マグネシウムおよびリチウムの有機化合物を同じ表に
示される量、さらにはトリエチルアルミニウム0.89
 mmol &添加し、70℃で3時間攪拌しながら重
合した。この時点で重合溶液を少量抜き出し、分析を行
なった。次いで重合溶液中に精製、乾燥した1、3−ブ
タジェンを20重量%濃度で含有するシクロヘキサン溶
液28Ofを仕込み、さらに65℃で3時間重合した。
重合後は1 mlのメタノールを添加することにより重
合を停止し、重合体100重量部あたシ0.3重量部の
BHTを加え、溶剤を揮発させて重合体を回収した。
結果を表−4に示す。
実施例21〜26 窒素ガスで内部を置換した後打栓した容量が7004の
耐圧硝子yN)ルに、予め精製、乾燥したスチレンを2
0重量%濃度で含有するシクロヘキサン溶液1201を
仕込む。次に、触媒成分として、バリウムジノニルフエ
ノギシ)” 0.5 mmol 、ジブチルマグネシウ
ム*0.67 mmol 1sec−ブチルリチウム0
.67mmoIおよび表−5に示す有機アルミニウムも
しくは有機亜鉛を表−5に示す量添加して、70℃で3
時間攪拌しながら重合した。この時点で重合溶液を少量
抜き出し、分析を行なった。次いで重合溶液中に精製、
乾燥した1、3−ブタジェンを20重量%濃度で含有す
るシクロヘキサン溶液2Bofを仕込み、さらに65℃
で3時間重合した。
反応後は1ゴのメタノールを添加することにより反応を
停止し、重合体100重量部あたシ、0.3重量部のB
ITを加え、溶剤を揮発させて重合体を回収した。結果
は表−5に示す。
分析方法は、実施例2〜10に示す方法と同様である。
実施例27〜34 窒素ガスで内部を置換した後打栓した容量が70011
Ltの耐圧硝子、N)ルに、予め精製、乾燥したスチレ
ンを20重量%濃度で含有するシクロヘキサン溶液12
0fを仕込む。次に、触媒成分として、バリウムジノニ
ルフエノキシドQ、5 mmol Xジブチルマグネシ
ウム*0.672F!mol、5ec−ブチルリチウム
0.67ff1mo!およびトリエチルアルミニウム0
.89mmolを添加して70℃で3時間攪拌しながら
重合した。この時点で重合溶液を少量抜き出し、分析を
行なった。次いで重合溶液中に精製、乾燥した1゜3−
ブタジェンを20重量%濃度で含有するシクロヘキサン
溶液2Bofを仕込み、さらに65℃で3時間重合した
。重合後さらに末端カップリング剤として表−5に示す
化合物を同表に示す量添加し、65℃で1時間反応させ
た。反応後は1−のメタノールを添加することにより反
応を停止し、重合体ioo重量部あたり0.3重量部の
BHTを加え、溶剤を揮発させて重合体を回収した。結
果は表−6に示す。分析方法は、実施例2〜10に示す
方法と同様である。
以下余白 実施例35 共役ジエン単量体としてイソプレンを用いる他は、実施
例17とまったく同様に実験を実施した。
結果を表−7に示す。
以下余白
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による共重合体の1例のGPOによる
分析結果を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記に示す触媒成分(a)、(b)および(c)
    、または(a)、(b)、(c)および(d)より成る
    複合触媒を用い、ビニル芳香族単量体および共役ジエン
    単量体から選ばれる単量体またはその混合物を順次重合
    して成る組成の異なる2つ以上のブロック連鎖を有する
    芳香族ビニル単量体と共役ジエン単量体とからなる共重
    合体の製造方法 (a)バリウムもしくはストロンチウムの有機化合物 (b)リチウムの有機化合物 (c)有機マグネシウム (d)有機アルミニウムまたは有機亜鉛
  2. (2)重合体連鎖中に、非延伸時もしくは延伸時に結晶
    性を示すトランス共役ジエン重合体ブロックと硝子転位
    温度が室温以上の芳香族ビニル重合体ブロックを各々1
    つ以上有する特許請求の範囲第1項記載の共重合体の製
    造方法
  3. (3)単量体100g当りに使用される触媒成分(c)
    の量が0.1〜50ミリモルの範囲、触媒成分(b)と
    (c)のモル組成比が(b)/(c)=0.1〜10の
    範囲、触媒成分(a)と(c)のモル組成比が(a)/
    (c)=0.005〜10の範囲にある特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の共重合体の製造方法
  4. (4)得られる共重合体がスチレン重合ブロックとブタ
    ジエン重合ブロックから成り、ブタジエン部の結合様式
    が1,4−トランス結合80%以上である特許請求の範
    囲第1項、又は第3項記載の共重合体の製造方法
  5. (5)下記に示す触媒成分(a)、(b)および(c)
    、または(a)、(b)、(c)および(d)より成る
    複合触媒を用い、ビニル芳香族単量体および共役ジエン
    単量体から選ばれる単量体またはその混合物を順次重合
    した後、カップリング剤を添加反応して成る組成の異な
    る2つ以上のブロック連鎖を有する芳香族ビニル単量体
    と共役ジエン単量体とからなる共重合体の製造方法 (a)バリウムもしくはストロンチウムの有機化合物 (b)リチウムの有機化合物 (c)有機マグネシウム (d)有機アルミニウムまたは有機亜鉛
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013506044A (ja) * 2009-11-10 2013-02-21 エルジー・ケム・リミテッド イオン安定性が改善されたカップリング反応を用いたビニル芳香族炭化水素−共役ジエンブロック共重合体の製造方法

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