JP5196244B2 - 電子写真感光体及び電子写真装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特定のジスアゾ顔料を電荷発生剤として含有し、特定のトリフェニルアミン化合物を電荷輸送剤として含有する電子写真感光体に関する。
近年、電子写真方式を採用する、ノンインパクトプリンタの露光光源としては半導体レーザーやLED等長波長の光源が主に使用されている。さらにまた、複写機、プリンタ装置の小型化、高速化に伴い、感光体の小径化、周速の早いプロセスが採用されてきている。そのため、電子写真感光体は長波長域に感度を有する電荷発生剤を使用するのが一般的である。従来、このような材料としてフタロシアニン系顔料がよく用いられている。このフタロシアニン系顔料はその結晶型によって感度が異なることはよく知られている。また、近年の省電力化に伴い、プリンタ等電子写真装置の露光光源の出力を抑えるために電子写真感光体には高感度化の要求が高まっている。
フタロシアニン系顔料のなかで780nm付近の長波長域に高い感度を有するものとしてはオキシチタニウムフタロシアニンが挙げられる。その中でも27.2°に最大回折ピークを示すものが高感度であるとされている。しかしながら、高速のプロセスで用いると、繰り返し使用後の感光体の電位特性が劣化し、得られる画像にカブリ、黒スジ及び濃度ムラなどが生じてしまう。また、オキシチタニウムフタロシアニンのもつ高感度特性により、電荷の発生量が比較的多いため、通常では高応答性などの利点を有するものの、高速プロセスに用いた場合は、感光層中に電荷が残留し、感光体上にメモリーとなって残り、次工程の電子写真プロセスでメモリー現象として画像に現われてしまうものと考えられる。更に、低温低湿から高温高湿までの環境条件に対して感光層中の電荷が残留してしまうといったマイナス要素を有している。最近では波長650nm付近に感度を有するアゾ顔料が注目されている。しかし、電荷輸送剤の電荷輸送能力との関係もあり、両者の組み合わせが重要である(例えば、特許文献1参照。)。
そこで、長波長域で高感度、高光応答性を有し、高速で繰り返し使用しても電子写真特性、特に初期電位と繰り返し使用後の電位の再現性が安定している電子写真感光体が求められており、特許文献2〜9には、アゾ顔料電荷発生剤と、つぎのようなモノ−又はジ−スチリル系アミノ化合物電荷輸送剤とを用いることが開示されている。
Figure 0005196244
また、高い電荷発生効率を有する電荷発生剤を用いても、電荷輸送剤の電荷輸送能力が低かったり、電荷輸送剤との相性が悪いと充分な感度、光応答性を得ることができないだけでなく、高温高湿から低温低湿までさまざま使用環境においても高品質の画像が得られない。電荷発生剤と電荷輸送剤との相性は、さまざまな視点から研究されているが、明確に見出されてはいないのが現状である。
特開2000−147807号公報 特開平4−037762号公報 特開平4−321052号公報 特開平1−106069号公報 特開平5−042661号公報 特開昭62−120346号公報 特開平7−173112号公報 特開平4−116201号公報 特開平9−034142号公報
本発明の課題は、複写機、プリンタ装置の小型化、高速化に伴い、感光体の小径化、周速の早いプロセスに対応できる感光体であって、且つ、長波長域において高感度、高光応答性であり、繰り返し使用しても電気特性の劣化がなく、しかも安定性が高い電子写真感光体を提供することである。
本発明者等は、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、電荷発生剤として特定のジスアゾ顔料を用い、電荷輸送剤として特定のトリフェニルアミン化合物を用いた電子写真感光体が、前記従来の技術の問題点を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、上記課題は、以下の本発明によって解決される。
(1)「導電性支持体上に少なくとも電荷発生剤と電荷輸送剤と結着樹脂とを含む感光層を有する電子写真感光体において、前記電荷発生剤が下記一般式(I)で表わされる非対称ジスアゾ顔料を含有し、かつ前記電荷輸送剤が一般式(II)で表わされるトリフェニルアミン化合物を含有することを特徴とする電子写真感光体;
Figure 0005196244

(式中、Arは置換基を有してもよい芳香族炭化水素基を表わし、Rは水素原子、ハロゲン原子を表わす。)
Figure 0005196244

(式中、R、Rは各々独立に水素、置換基を有してもよい炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基を表わす。)」、
(2)「前記電荷輸送剤が式(IIa)で表わされる化合物を含有することを特徴と前記第(1)項に記載の電子写真感光体;
Figure 0005196244
」、
(3)「前記電荷輸送剤が式(IIb)で表わされる化合物を含有することを特徴とする前記第(1)項に記載の電子写真感光体;
Figure 0005196244
」、
(4)「前記電荷輸送剤が式(IIc)で表わされる化合物を含有することを特徴とする前記第(1)項に記載の電子写真感光体;
Figure 0005196244

」、
(5)「前記電荷輸送剤が式(IId)で表わされる化合物を含有することを特徴とする前記第(1)項に記載の電子写真感光体;
Figure 0005196244
」、
(6)「導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と電荷輸送層からなる感光層を有することを特徴とする前記第(1)項に記載の電子写真感光体」、
(7)「前記電荷輸送層がベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を含有することを特徴とする前記第(6)項に記載の電子写真感光体」、
(8)「前記電荷輸送層がアミン系酸化防止剤を含有することを特徴とする前記第(6)項又は第(7)項に記載の電子写真感光体」、
(9)「前記電荷輸送層がフェノール系酸化防止剤を含有することを特徴とする前記第(6)項乃至第(8)項のいずれかに記載の電子写真感光体」、
(10)「前記電荷輸送層が硫黄系酸化防止剤を含有することを特徴とする前記第(6)項乃至第(9)項のいずれかに記載の電子写真感光体」、
(11)「少なくとも帯電、露光、反転現像、転写、クリーニング工程を経て画像形成を行ない、かつ導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と電荷輸送層からなる感光層を有する積層型電子写真感光体を有する電子写真装置において、該電子写真感光体として、前記第(6)項乃至第(10)項のいずれかに記載の電子写真感光体を用いることを特徴とする電子写真装置」。
後述の実施例と比較例の特性差からみてもわかるように、本発明の電子写真感光体は、繰り返し安定性を有し、高い市場要求に応えられるものである。
本発明に係る電子写真感光体の好ましい実施の形態を図面に沿って説明する。図1は本発明の電子写真感光体の構成例を示す断面図である。導電性支持体(1)上に、少なくとも電荷発生剤が含有される電荷発生層(2)が形成され、その上に少なくとも電荷輸送剤が含有される電荷輸送層(3)が形成される機能分離型電子写真感光体が適用されるものである。この場合、電荷発生層と電荷輸送層とにより感光層(4)が形成される。
電荷発生層の形成方法としては、各種の方法を使用することができるが、例えば本発明の非対称ジスアゾ顔料を電荷発生剤として用い、バインダー樹脂とともに適当な溶媒により分散もしくは溶解した塗布液を、所定の下地となる支持体上に塗布し、必要に応じて乾燥させて形成することができる。
電荷輸送層は、少なくとも後述する電荷輸送剤を有するものであり、この電荷輸送層は、例えば、その下地となる電荷発生層上に電荷輸送剤をバインダー樹脂を用いて結着することにより形成することができる。
電荷輸送層の形成方法としては、各種の方法を使用することができるが、通常の場合、電荷輸送剤をバインダー樹脂とともに適当な溶媒により分散もしくは溶解した塗布液を、下地となる電荷発生層上に塗布し、乾燥させる方法を用いることができる。
また、電荷発生層と電荷輸送層を上下逆に積層させた逆積層型電子写真感光体等についても適用することができる。さらに、電荷発生剤と電荷輸送剤とを同一層に含有する単層型電子写真感光体にも適用できる。また、必要に応じて導電性支持体と電荷発生層の間に中間層を設けても良いし、感光層上に保護層を設けても良い。
本発明に用いることができる導電性支持体としては、アルミニウム、真鍮、ステンレス鋼、ニッケル、クロム、チタン、金、銀、銅、錫、白金、モリブデン、インジウム等の金属単体やそれらの合金の加工体が挙げられる。形状は、シート状、フイルム状、ベルト状等フレキシブル又は剛性の形状であればいずれのものでもよく、そして、無端、有端を問わない。また、導電性支持体の直径は、60mm以下、好ましくは30mm以下のものが特に有効である。
この中でも、JIS3000系、JIS5000系、JIS6000系等のアルミニウム合金が用いられ、EI(Extrusion Ironing)法、ED(Extrusion Drawing)法、DI(Drawing Ironing)法、II(Impact Ironing)法等一般的な方法により成形を行なった導電性支持体が好ましく、更に、その導電性支持体の表面に、ダイヤモンドバイト等による表面切削加工や研磨、陽極酸化処理等の表面処理、またはこれらの加工、処理を行なわない無切削管などいずれのものでもよい。
また、基体として樹脂を用いる場合、樹脂中に金属粉や導電性カーボン等の導電剤を含有させたり、基体形成用樹脂として導電性樹脂を用いることもできる。
さらに、基体にガラスを用いる場合、その表面に酸化錫、酸化インジウム、ヨウ化アルミニウムで被覆し、導電性を持たせてもよい。
また、前記のように、支持体上に中間層(下引層)を形成してもよい。この中間層は接着向上機能、アルミニウム管からの流れ込み電流を防止するバリヤー機能、アルミニウム管表面の欠陥被覆機能等をもつ。この中間層には、ポリエチレン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリアミド樹脂、ナイロン樹脂、アルキド樹脂、メラミン樹脂等の各種樹脂を用いることができる。これらの樹脂層は、単独の樹脂で構成してもよく、2種以上の樹脂を混合して構成してもよい。また、層中に金属化合物、カーボン、シリカ、樹脂粉末等を分散させることもできる。さらに、特性改善のために各種顔料、電子受容性物質や電子供与性物質等を含有させることもできる。
これらの中間層は感光層と同様に適当な溶媒、分散、塗工法を用いて形成することができる。中間層の膜厚は、0.1μm〜50μm、好ましくは0.5μm〜20μmが適当である。
電荷発生剤としては、本発明の一般式(I)に示すジスアゾ顔料が用いられる。使用されるジスアゾ顔料の具体例を表1に示す。
Figure 0005196244
感光層中には、適切な光感度波長や増感作用を得るために、本発明のジスアゾ顔料とともに、本発明以外のアゾ顔料、例えば、モノアゾ顔料、ビスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、ポリアゾ顔料、インジゴ顔料、スレン顔料、トルイジン顔料、ピラゾリン顔料、ペリレン顔料、キナクリドン顔料、ピリリウム塩等を用いることができる。その他、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料等を混合させることもできる。これらは、感度の相性が良い点で望ましい。この場合、一般式(I)のジスアゾ化合物と他の電荷発生剤の含有比率は、一般式(I)のジスアゾ化合物:他の電荷発生剤=50:50〜95:5、好ましくは70:30〜95:5の範囲がよい。
感光層を形成するためのバインダー樹脂としては、ポリカーボネート樹脂、スチレン樹脂、アクリル樹脂、スチレン−アクリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩素化ポリエーテル、塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、フラン樹脂、ニトリル樹脂、アルキッド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアリレート樹脂、ジアリレート樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリアリルスルホン樹脂、シリコーン樹脂、ケトン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹脂、フェノール樹脂、EVA(エチレン・酢酸ビニル)樹脂、ACS(アクリロニトリル・塩素化ポリエチレン・スチレン)樹脂、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂及びエポキシアリレート等の樹脂がある。
それらは単体で用いてもよいが、2種以上混合して使用することも可能である。分子量の異なった樹脂を混合して用いた場合には、硬度や耐摩耗性を改善できて好ましい。
なお、感光層が電荷発生層と電荷輸送層とからなる場合には、前記樹脂はどちらの層にも適用できる。
結着樹脂の量は、電荷発生剤100重量部に対し、10〜500重量部、好ましくは25〜300重量部が適当である。
電荷発生層の膜厚は、0.01〜5μm、好ましくは0.1〜2μmである。
塗布液の塗工法としては、浸漬塗工法、スプレーコート、リングコート、バーコートスピナーコート等の方法を用いることができる。
塗布液に使用する溶剤には、メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、ブタノール等のアルコール類、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン等の飽和脂肪族炭化水素、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、クロロベンゼン等の塩素系炭化水素、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、メトキシエタノール等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル等のエステル類、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキソラン、ジオキサン、あるいはアニソール等のエーテル系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等がある。特にその中でも、ケトン系溶媒、エステル系溶媒、エーテル系溶媒、あるいはハロゲン化炭化水素系溶媒が好ましく、これらは単独、あるいは2種以上の混合溶媒として用いることができる。
本発明の電子写真感光体には、電荷輸送剤として一般式(II)で表わされる化合物が含有される。
Figure 0005196244
(式中、R、Rは各々独立に水素、ハロゲン原子、置換基を有してもよい炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基を表わす。)
上記電荷輸送剤は、高光応答性があり、本発明のジスアゾ顔料との相性がよく、耐環境性に強い電子写真感光体を提供できるものである。
前記一般式(II)に示す化合物において、特に下記式(IIa)〜(IId)で表わされる化合物が本発明のジスアゾ顔料との相性がよく好ましい。
以下、具体的化合物を示すがこれらに限定されるものではない。
Figure 0005196244
Figure 0005196244
Figure 0005196244
Figure 0005196244
この場合、電荷輸送層中の一般式(II)で表わされる化合物の含有量は、結着樹脂1重量部に対し、0.3〜2.0重量部とすることが好ましい。この化合物の含有量が0.3重量部より少ないと、残留電位が上昇するなど電気特性が悪化する。他方、2.0重量部より多いと、耐摩耗性等の機械特性が低下する。
さらに、一般式(II)で表わされる化合物と他の電荷輸送剤とを混合して用いることもできる。この場合、一般式(II)の化合物と他の化合物の含有比率は、一般式(II)の化合物:他の化合物=50:50〜95:5、好ましくは70:30〜95:5の範囲がよい。
他の電荷輸送剤としては、ポリビニルカルバゾール、ハロゲン化ポリビニルカルバゾール、ポリビニルピレン、ポリビニルインドロキノキサリン、ポリビニルベンゾチオフェン、ポリビニルアントラセン、ポリビニルアクリジン、ポリビニルピラゾリン、ポリアセチレン、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリフェニレン、ポリフェニレンビニレン、ポリイソチアナフテン、ポリアニリン、ポリジアセチレン、ポリヘプタジイエン、ポリピリジンジイル、ポリキノリン、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェロセニレン、ポリペリナフチレン、ポリフタロシアニン等の導電性高分子化合物を用いることができる。
また、低分子化合物として、トリニトロフルオレノン、テトラシアノエチレン、テトラシアノキノジメタン、キノン、ジフェノキノン、ナフトキノン、アントラキノン及びこれらの誘導体、アントラセン、ピレン、フェナントレン等の多環芳香族化合物、インドール、カルバゾール、イミダゾール等の含窒素複素環化合物、フルオレノン、フルオレン、オキサジアゾール、オキサゾール、ピラゾリン、ヒドラゾン、トリフェニルメタン、トリフェニルアミン、エナミン、スチルベン等を使用することができる。
また、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、ポリアクリロニトリル、ポリメタクリル酸等の高分子化合物にLiイオン等の金属イオンをドープした高分子固体電解質等も用いることができる。
さらに、テトラチアフルバレン−テトラシアノキノジメタンで代表わされる電子供与性化合物と電子受容性化合物で形成された有機電荷移動錯体等も用いることができ、これらを1種だけ添加して又は2種以上の化合物を混合して添加して、所望の感光体特性を得ることができる。
本発明の電子写真感光体を製造するための塗布液には、特性を損なわない範囲で、酸化防止剤、紫外線吸収剤、ラジカル捕捉剤、軟化剤、硬化剤、架橋剤等を添加して、感光体の特性、耐久性、機械特性の向上を図ることができる。特に、酸化防止剤は感光体の耐久性向上に寄与し有用である。
その中でも該感光層にアミン系酸化防止剤が好ましく、例えば、N−フェニル−1−ナフチルアミン、N−フェニル−N′−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N−ジエチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−エチル−2−メチル−p−フェニレンジアミン、N−エチル−N−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジアミン、アルキル化ジフェニルアミン、N,N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、N,N′−ジアリル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−1,3−ジメチルブチル−p−フェニレンジアミン、4,4′−ジオクチル−ジフェニルアミン、4,4′−ジオクチル−ジフェニルアミン、6−エトキシ−2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン、N−フェニル−β−ナフチルアミン、N,N′−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジアミン等を挙げることができる。
フェノール系酸化防止剤は、2.6−ジ−tert−ブチルフェノール、2.6−ジ−tert−4−メトキシフェノール、2−tert−ブチル−4−メトキシフェノール、2.4−ジメチル−6−tert−ブチルフェノール、2.6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、ブチル化ヒドロキシアニソール、プロピオン酸ステアリル−β−(3.5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)、α−トコフェロール、β−トコフェロール、n−オクタデシル−3−(3’−5’−ジ−tert−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート等のモノフェノール系、2.2’−メチレンビス(6−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、4.4’−ブチリデン−ビス−(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、4.4’−チオビス(6−tert−ブチル−3−メチルフェノール)、1.1.3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタン、1.3.5−トリメチル−2.4.6−トリス(3.5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス〔メチレン−3(3.5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタン等のポリフェノール系等が好ましい。
硫黄系酸化防止剤は、ジラウリル−3.3−チオジプロピオネート、ジトリデシイル−3.3−チオジプロピオネート、ジミリスチル−3.3−チオジプロピオネート、ジステアリル−3.3−チオジプロピオネート、ラウリルステアリル−3.3−チオプロピオネート、ビス〔2−メチル−4−(3−n−アルキルC12〜C14)チオプロピオネート)−5−t−ブチルフェニル〕スルフィド、ペンタエリスリトールテトラ(β−ラウリル−チオプロピオネート)エステル、2−メルカプトベンズイミダゾール、2−メルカプト−6−メチルベンズイミダゾール等を挙げることができる。酸化防止剤は、1種若しくは2種以上を同時に感光層中に含有することができる。
紫外線吸収剤は、2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−〔2−ヒドロキシ−3.5−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−(3.5−ジ−tert−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3−tert−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3.5−ジ−tert−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3.5−ジ−tert−アミル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−tert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系、サリチル酸フェニル、サリチル酸−p−tert−ブチルフェニル、サリチル酸−p−オクチルフェニル等のサリチル酸系が好ましく、特にベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が好ましい。紫外線吸収剤は、1種若しくは2種以上を同時に感光層に含有することができる。
本発明の電子写真感光体に添加されるアミン系酸化防止剤、フェノール系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤の添加量は、結着樹脂に対してそれぞれ1〜10重量%の範囲であることが好ましい。一方、紫外線吸収剤の添加量も、結着樹脂に対して1〜10重量%とすることが好ましい。
加えて、感光層の上に、ポリビニルホルマール樹脂、ポリカーボネート樹脂、フッ素樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂等の有機薄膜や、シランカップリング剤の加水分解物で形成されるシロキサン構造体から成る薄膜を成膜して表面保護層を設けてもよく、その場合には、感光体の耐久性が向上するので好ましい。この表面保護層は、耐久性向上以外の他の機能を向上させるために設けてもよい。保護層の膜厚は、0.1〜20μmが適当である。
本発明の電子写真感光体が搭載される電子写真装置としては、少なくとも帯電、露光、転写工程など通常用いられる方法を有する。詳細には帯電方式はブラシ、ローラーなどの接触式、スコロトロン、コロトロン等の非接触式の、いずれの方式でもよく、正負いずれの帯電電荷でもよい。露光方式は、LED,LD等いずれでもよい。現像方式は、2成分、1成分、磁性/非磁性いずれでもよい。転写方式もローラー、ベルト等いずれでもよい。クリーニング方式はブレードクリーニング、ブラシクリーニング、帯電部や現像部をクリーニング工程として兼用してもよい。また、クリーニング工程や除電工程を省略した方式でもよい。
次に、本発明の電子写真装置について説明する。図2は、本発明の電子写真装置の概略構成図である。(11)は感光体であって、それと接触して帯電部材(12)が設けられている。帯電部材には、電源(13)から電圧が供給されるようになっている。感光体の周囲には、露光装置(14)、現像装置(15)、転写装置(16)、クリーニング装置(17)、除電装置(18)および定着装置(19)がある。
以下、本発明に係る電子写真感光体を実施例、比較例とともに詳細に説明する。
<実施例1>
直径30mmの無切削アルミニウムからなる円筒ドラム上に、アルキド樹脂(ベッコライトM−6401−50大日本インキ化学工業社製)とアミノ樹脂(スーパーベッカミンG−821−60大日本インキ化学工業社製)を65:35の割合で混合し、さらに前記混合樹脂と酸化チタン(CR−EL石原産業社製)を1:3の割合とし、メチルエチルケトンに溶解して塗布液として、1.5μmの膜厚で下引層(中間層)を形成した。
次に、ジスアゾ顔料式(Ia)粉末30gをガラスビーズとTHF:シクロヘキサノンが80:20の混合溶媒500mlにポリビニルブチラール樹脂(BH−5積水化学工業社製)10gを溶解した液を加え、サンドミル分散機で20時間分散し、得られた分散液をろ過してガラスビーズを取り去り、電荷発生層用塗布液を作成した。これを前記下引層上に浸漬塗工し乾燥して、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。
Figure 0005196244
次にバインダー樹脂としてポリカーボネート樹脂(Z500三菱ガス化学社製)と、電荷輸送剤として、式(IIa)で表わされる化合物と、芳香族アミン系酸化防止剤としてN−フェニル−1−ナフチルアミン、フェノール系酸化防止剤として2.6−ジ−t−4メチルフェノール、硫黄系酸化防止剤としてジステアリル−3.3−チオジプロピオネート(スミライザーTPS,住友化学製)、紫外線吸収剤として2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール(Tinuvin−P,Geigy製)とを、重量比1.0:1.0:0.05:0.05:0.01:0.05で用意し、テトラヒドロフランに溶解し、電荷輸送層用塗工液を調製した。電荷発生層を形成した基体を該電荷輸送層用塗工液に浸漬塗工し、120℃で60分乾燥し膜厚25.0μmの電荷輸送層を形成し、電子写真感光体を作製した。
<実施例2>
実施例1で用いた電荷輸送剤に代えて、式(IIb)で表わされる電荷輸送剤に代えた以外は、他は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
<実施例3>
実施例1で用いた電荷輸送剤に代えて、式(IIc)で表わされる電荷輸送剤に代えた以外は、他は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
<実施例4>
実施例1で用いた電荷輸送剤に代えて、式(IId)で表わされる電荷輸送剤に代えた以外は、他は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
<実施例5>
実施例1で用いたジスアゾ顔料に代えて、式(Ib)で表わされるジスアゾ顔料に代えた以外は、他は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
Figure 0005196244
<実施例6>
実施例1で用いたジスアゾ顔料に代えて、式(Ic)で表わされるジスアゾ顔料に代えた以外は、他は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
Figure 0005196244
<実施例7>
実施例1で用いた酸化防止剤および紫外線吸収剤を除いた以外は、他は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
<比較例1>
実施例1で用いられた電荷輸送剤に代えて、式(B)で表わされる電荷輸送剤を用い、他は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
Figure 0005196244
<比較例2>
実施例1で用いられた電荷輸送剤に代えて、式(C)で表わされる電荷輸送剤を用い、他は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
Figure 0005196244
<比較例3>
実施例1で用いられた電荷輸送剤に代えて、式(D)で表わされる電荷輸送剤を用い、他は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
Figure 0005196244
<比較例4>
実施例1で用いたジスアゾ顔料に代えて、式(E)で表わされるペリレン顔料に代えた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
Figure 0005196244
<比較例5>
実施例1で用いたジスアゾ顔料に代えて、式(F)で表わされるジスアゾ顔料に代えた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
Figure 0005196244
感光体評価
<簡易測定器での電気特性評価>
実施例1〜7及び比較例1〜5で作製した機能分離型感光体に、感光ドラム評価装置(ダイナミックモード測定)を使用し、以下の条件で電子写真特性を評価した。
電子写真感光体評価装置(山梨電子工業社製)を用い、実施例、比較例で作製された電子写真感光体を温度23℃、湿度50%の環境下で、スコロトロン方式で感光体の表面電位が−700Vになるように放電電流を調節し、電子写真感光体を帯電させ、波長650nmの半導体レーザーで照射した際、露光エネルギー量で感光体の表面電位が1/2(−350V)に減衰調整した。また、残留露光電位を1.0μJ/cmの露光エネルギー量で感光体残留電位(VL)とした。
上記電子写真感光体を帯電、露光、除電を1サイクルとして繰り返し1万サイクル実施した。その1サイクル後と、1万サイクル後の感光体の表面電位(V0)、感度電位(VH)、残留電位(VL)をそれぞれ測定した。除電は波長660nmのLED(20μW)を用いた。電子写真感光体のドラム回転数は150rpmとし、レーザー光照射してから電位を測定するまでの時間(露光位置から測定位置までの移動時間)は0.06秒であった。結果を表2に示す。
<光応答性評価>
電子写真感光体評価装置(山梨電子工業製)を用い、実験例、実施例及び比較例によって作製された電子写真感光体に対し、半減露光量の5倍の光量を照射し、露光から現像器に到達するまでの時間を変化させたときの現像器位置での表面電位を光応答性(−V)として評価した。その結果を表3に示す。
Figure 0005196244
Figure 0005196244
表2から明らかなように、実施例1〜7は、本発明の電荷発生剤と電荷輸送剤との組み合わせにより、E1/2=感度電位、残留電位、1万サイクル後の帯電電位、残留電位も大きな変化がなく、感光体特性として良好なものであった。また、芳香族アミン系酸化防止剤、フェノール系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、およびベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤と組み合わせた実施例1〜6は繰り返しサイクル疲労に強く、1万サイクル後の表面電位(V0)は低下が5V以内で良好であった。
表3から、実施例1〜7は比較例1〜5に比べ、明らかに光応答性が優れていた。また、比較例2にて示されるように、特許文献2〜9記載のモノ−又はジ−スチリル系アミノ化合物電荷輸送剤を用いる場合は、光応答性に未だ課題あることが判る。
本発明の電子写真感光体の断面図を示す。 本発明の電子写真装置の概略構成図を示す。
符号の説明
1 導電性支持体
2 電荷発生層
3 電荷輸送層
4 感光層
11 感光体
12 帯電部材
13 電源
14 露光装置
15 現像装置
16 転写装置
17 クリーニング装置
18 除電装置
19 定着装置

Claims (11)

  1. 導電性支持体上に少なくとも電荷発生剤と電荷輸送剤と結着樹脂とを含む感光層を有する電子写真感光体において、前記電荷発生剤が下記一般式(I)で表わされる対称ジスアゾ顔料を含有し、かつ前記電荷輸送剤が一般式(II)で表わされるトリフェニルアミン化合物を含有することを特徴とする電子写真感光体。
    Figure 0005196244

    (式中、Arは置換基を有してもよい芳香族炭化水素基を表わし、Rは水素原子、ハロゲン原子を表わす。)
    Figure 0005196244

    (式中、R、Rは各々独立に水素、置換基を有してもよい炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基を表わす。)
  2. 前記電荷輸送剤が式(IIa)で表わされる化合物を含有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
    Figure 0005196244
  3. 前記電荷輸送剤が式(IIb)で表わされる化合物を含有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
    Figure 0005196244
  4. 前記電荷輸送剤が式(IIc)で表わされる化合物を含有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
    Figure 0005196244
  5. 前記電荷輸送剤が式(IId)で表わされる化合物を含有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
    Figure 0005196244
  6. 導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と電荷輸送層からなる感光層を有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
  7. 前記電荷輸送層がベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を含有することを特徴とする請求項6に記載の電子写真感光体。
  8. 前記電荷輸送層がアミン系酸化防止剤を含有することを特徴とする請求項6又は7に記載の電子写真感光体。
  9. 前記電荷輸送層がフェノール系酸化防止剤を含有することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の電子写真感光体。
  10. 前記電荷輸送層が硫黄系酸化防止剤を含有することを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の電子写真感光体。
  11. 少なくとも帯電、露光、反転現像、転写、クリーニング工程を経て画像形成を行ない、かつ導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と電荷輸送層からなる感光層を有する積層型電子写真感光体を有する電子写真装置において、該電子写真感光体として、請求項6乃至10のいずれかに記載の電子写真感光体を用いることを特徴とする電子写真装置。
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