JP5195244B2 - 端子金具及び端子金具付き電線 - Google Patents
端子金具及び端子金具付き電線 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5195244B2 JP5195244B2 JP2008254849A JP2008254849A JP5195244B2 JP 5195244 B2 JP5195244 B2 JP 5195244B2 JP 2008254849 A JP2008254849 A JP 2008254849A JP 2008254849 A JP2008254849 A JP 2008254849A JP 5195244 B2 JP5195244 B2 JP 5195244B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric wire
- wire
- single core
- core wire
- connecting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
前記電線接続部には縮径方向に圧縮変形されて前記単芯線に圧着された圧着部が形成されていてもよい。
本発明の実施形態1を図1ないし図5を参照しつつ説明する。本実施形態に係る端子金具付き電線10は、電線11の端部に端子金具12が接続されてなる。
電線11は、金属製の単芯線13の外周面を絶縁性の合成樹脂材からなる絶縁被覆14で覆われている。単芯線13は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金等、必要に応じて任意の金属を用いることができる。本実施形態においては、単芯線13はアルミニウム又はアルミニウム合金からなる。電線11の端部は絶縁被覆14が剥がされることにより単芯線13が露出している。単芯線13の断面形状は円形状をなしている。
端子金具12は金属製であって、銅、銅合金等、必要に応じて任意の金属を用いることができる。本実施形態では銅合金が用いられている。図1に示すように、端子金具12は電線11の単芯線13が挿入される電線接続部15を有する。電線接続部15は図1における左右方向について開口した略円筒形状をなしている。単芯線13は、図1における左方(矢線Aで示す方向)から電線接続部15内に挿入される。端子金具12には、電線接続部15内に単芯線13が挿入された状態において、電線11の延びる方向(図1における矢線Aで示す方向)前方に延びて相手側端子(図示せず)と電気的に接続される端子接続部16が形成されている。
次に、本発明の実施形態2を図6ないし図8を参照しつつ説明する。図7に示すように、本実施形態においては、電線接続部36のうち図7における右端部は閉じられている。これにより、電線接続部36内に塵埃が進入することを抑制できるようになっている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(2)実施形態1における圧着部20は、電線11圧着部20の周方向について離散的に形成される構成としてもよい。また、参考例として圧着部20は必要に応じて省略できる。
(3)実施形態1においては弾性片18は片持ち状としたが、これに限られず、電線接続部15に一対の平行なスリットを形成した後、スリットに挟まれた領域を叩き出すことにより両持ち状に形成してもよい。
(4)実施形態1におけるインシュレーションバレル22は省略できる。
(5)実施形態2においては、抜け止め部は電線接続部36の後端縁に嵌着される抜け止め部材34としたが、これに限られず、電線接続部36の内面から内方に突出して形成された凸部であってもよい。
(6)本実施形態においては、端子金具12は金属板材に貫通孔17が形成されたいわゆるLA端子としたが、これに限られず、雄タブを有する雄端子金具としてもよいし、筒状の接続部を有する雌端子金具としてもよいし、また、電線11同士を接続するスプライス端子としてもよく、必要に応じて任意の形状の端子金具12とすることができる。
(7)本実施形態においては、電線11は、芯線の外周を絶縁被覆14で覆う被覆電線としたが、これに限られず、シールド電線を用いてもよく、必要に応じて任意の電線11を用いることができる。
(8)単芯線13の断面形状は、四角形状等の多角形状でもよく、楕円形状、長円形状等、必要に応じて任意の形状としうる。また、電線接続部15,36の断面形状は、四角形状等の多角形状でもよく、楕円形状、長円形状等、必要に応じて任意の形状としうる。また、電線接続部15,36の断面形状は、単芯線13の断面形状と対応する形状としてもよいし、また、単芯線13の断面形状と異なる形状としてもよい。
11…電線
12…端子金具
13…単芯線
15,36…電線接続部
16…端子接続部
18,38…弾性片
19,39…エッジ
20…圧着部
22…インシュレーションバレル
30…接点部材
31…連結部
33…前止まり部
34…抜け止め部材(抜け止め部)
Claims (17)
- 筒状をなすと共に、単芯線を含む電線の前記単芯線の端部が内部に挿入される電線接続部と、前記電線接続部に備えられて前記電線接続部の筒内に突出すると共に前記単芯線と弾性的に接触する弾性片と、前記弾性片に形成されて前記電線接続部内への前記単芯線の挿入方向と交差する方向に沿って延びると共に、前記単芯線が前記電線接続部内に挿入されたときに前記単芯線の外周面と摺接するエッジと、前記電線接続部から延びて相手側端子と接続される端子接続部と、を備え、
前記電線接続部には縮径方向に圧縮変形されて前記単芯線に圧着された圧着部が形成された端子金具。 - 前記圧着部は前記電線接続部の周方向の全周に亘って形成されている請求項1に記載の端子金具。
- 前記電線接続部から前記端子接続部と反対側に位置して設けられて、前記単芯線の外周面を覆う絶縁被覆に巻き付くように圧着されるインシュレーションバレルを有する請求項1または請求項2に記載の端子金具。
- 前記電線接続部は、前記インシュレーションバレルを一体に形成した金属板材の端縁同士を付き合わせてろう付け又は溶接することで形成される請求項3に記載の端子金具。
- 前記弾性片は、前記電線接続部の壁部を前記電線接続部の径方向内方に切り起こして形成されてなり、前記電線接続部は金属板材の端縁同士を付き合わせてろう付け又は溶接することで形成される請求項1ないし4のいずれか一項に記載の端子金具。
- 前記弾性片は、前記弾性片のうち前記電線の端部と反対側に位置する端縁を回動軸として切り起こして形成される請求項5に記載の端子金具。
- 前記電線接続部の円筒内には接点部材が収容されており、前記接点部材は、板状をなす複数の前記弾性片の両端部を連結すると共に前記電線接続部の内壁と弾性的に接触する一対の連結部を有し、前記弾性片は、前記単芯線の挿入方向について湾曲すると共に前記電線接続部の径方向内方に湾曲して形成されており、
前記電線接続部は、前記接点部材が前記電線接続部内に挿入された状態において、前記接点部材と前記接点部材の挿入方向前側から当接する前止まり部と、前記接点部材と前記接点部材の挿入方向後ろ側から当接する抜け止め部と、を有する請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の端子金具。 - 前記抜け止め部は、前記電線接続部と別体であって、前記電線接続部に対して前記接点部材の挿入方向後方から嵌着される抜け止め部材である請求項7に記載の端子金具。
- 単芯線を含む電線と、前記単芯線に接続された端子金具と、を備え、
前記端子金具に筒状をなして設けられると共に前記単芯線の端部が内部に挿入される電線接続部と、前記電線接続部に備えられて前記電線接続部の筒内に突出すると共に前記単芯線と弾性的に接触する弾性片と、前記弾性片に形成されて前記電線接続部内への前記単芯線の挿入方向と交差する方向に沿って延びると共に、前記単芯線が前記電線接続部内に挿入されたときに前記単芯線の外周面と摺接するエッジと、前記電線接続部から延びて相手側端子と接続される端子接続部と、を備え、
前記電線接続部には縮径方向に圧縮変形されて前記単芯線に圧着された圧着部が形成されている端子金具付き電線。 - 前記圧着部は前記電線接続部の周方向の全周に亘って形成されている請求項9に記載の端子金具付き電線。
- 前記単芯線の外周面は絶縁被覆によって覆われており、前記単芯線の端部は前記絶縁被覆から露出しており、前記端子金具は、前記電線接続部から前記絶縁被覆側に位置して設けられて、前記絶縁被覆に巻き付くように圧着されるインシュレーションバレルを有する請求項9または請求項10に記載の端子金具付き電線。
- 前記電線接続部は、前記インシュレーションバレルを一体に形成した金属板材の端縁同士を付き合わせてろう付け又は溶接することで形成される請求項11に記載の端子金具付き電線。
- 前記弾性片は、前記電線接続部の壁部を前記電線接続部の径方向内方に切り起こして形成されてなり、前記電線接続部は金属板材の端縁同士を付き合わせてろう付け又は溶接することで形成される請求項9ないし12のいずれか一項に記載の端子金具付き電線。
- 前記弾性片は、前記弾性片のうち前記電線の端部と反対側に位置する端縁を回動軸として切り起こして形成される請求項13に記載の端子金具付き電線。
- 前記電線接続部の円筒内には接点部材が収容されており、前記接点部材は、板状をなす複数の前記弾性片の両端部を連結すると共に前記電線接続部の内壁と弾性的に接触する一対の連結部を有し、前記弾性片は、前記単芯線の挿入方向について湾曲すると共に前記電線接続部の径方向内方に湾曲して形成されており、
前記電線接続部は、前記接点部材が前記電線接続部内に挿入された状態において、前記接点部材と前記接点部材の挿入方向前側から当接する前止まり部と、前記接点部材と前記接点部材の挿入方向後ろ側から当接する抜け止め部と、を有する請求項9ないし請求項12のいずれか一項に記載の端子金具付き電線。 - 前記抜け止め部は、前記電線接続部と別体であって、前記電線接続部に対して前記接点部材の挿入方向後方から嵌着される抜け止め部材である請求項15に記載の端子金具付き電線。
- 前記単芯線は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる請求項9ないし16のいずれか一項に記載の端子金具付き電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008254849A JP5195244B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 端子金具及び端子金具付き電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008254849A JP5195244B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 端子金具及び端子金具付き電線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010086797A JP2010086797A (ja) | 2010-04-15 |
JP5195244B2 true JP5195244B2 (ja) | 2013-05-08 |
Family
ID=42250561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008254849A Expired - Fee Related JP5195244B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 端子金具及び端子金具付き電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5195244B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5749136B2 (ja) * | 2011-10-21 | 2015-07-15 | 矢崎総業株式会社 | 端子圧着電線 |
JP5704422B2 (ja) * | 2012-03-28 | 2015-04-22 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子付き電線 |
JP6468695B2 (ja) * | 2012-07-30 | 2019-02-13 | 矢崎総業株式会社 | 圧着端子付きアルミ電線 |
WO2015056692A1 (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 古河As株式会社 | 端子、ワイヤハーネス、端子と被覆導線の接続方法およびワイヤハーネス構造体 |
JP2019040686A (ja) * | 2017-08-23 | 2019-03-14 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | アルミ電線用端子 |
JP6796619B2 (ja) * | 2018-06-26 | 2020-12-09 | 矢崎総業株式会社 | 電線と端子の接続構造 |
JP7115955B2 (ja) * | 2018-10-17 | 2022-08-09 | 矢崎総業株式会社 | 端子構造 |
JP2020077467A (ja) * | 2018-11-05 | 2020-05-21 | 中国電力株式会社 | 圧縮スリーブ |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5931583A (ja) * | 1982-08-13 | 1984-02-20 | 日本電気株式会社 | 極低温用コネクタ |
JPH0496973U (ja) * | 1991-01-29 | 1992-08-21 | ||
JPH0917482A (ja) * | 1995-06-26 | 1997-01-17 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電線端子 |
JP3343880B2 (ja) * | 1996-10-21 | 2002-11-11 | 矢崎総業株式会社 | 端子金具 |
JP3498832B2 (ja) * | 1998-09-10 | 2004-02-23 | 矢崎総業株式会社 | 雌型端子,雌型端子の組立方法及びコネクタハウジング |
JP2002252050A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-06 | Yazaki Corp | コネクタ |
-
2008
- 2008-09-30 JP JP2008254849A patent/JP5195244B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010086797A (ja) | 2010-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5195244B2 (ja) | 端子金具及び端子金具付き電線 | |
JP2009099266A (ja) | 同軸ケーブル用シールド端子 | |
JP2005093173A (ja) | 同軸ケーブル用シールド端子 | |
JP2006294475A (ja) | コネクタ | |
EP2485330A1 (en) | Terminal fitting and method of connecting it | |
JP2018160408A (ja) | L型インナー端子、そのl型インナー端子を含むl型同軸コネクタ及びそのl型同軸コネクタの製造方法 | |
JP2010055937A (ja) | 端子金具及び端子金具付き電線 | |
JP5343885B2 (ja) | 防水機能付き端子金具及び防水コネクタ | |
JP5434095B2 (ja) | 電線接続スリーブ、リペア電線、電線接続スリーブの製造方法、および電線の接続方法 | |
JP2019029265A (ja) | 端子付き電線 | |
JP5798840B2 (ja) | 接続端子 | |
JP5654178B1 (ja) | ワイヤハーネス、端子と被覆導線の接続方法、ワイヤハーネス構造体 | |
JP2010092626A (ja) | ゴム栓及び防水コネクタ | |
WO2020129623A1 (ja) | コネクタ構造体、及びコネクタ構造体の製造方法 | |
JP2010097716A (ja) | 雌型端子金具 | |
JP2010055936A (ja) | 端子金具及び端子金具付き電線 | |
JP6488835B2 (ja) | コイル端末の接続構造 | |
JP5708383B2 (ja) | 電線の端末構造 | |
JP5913194B2 (ja) | コネクタ | |
JP2012059440A (ja) | シールド電線の端末構造 | |
JP2007287447A (ja) | ケーブル用圧着端子及び圧着接続子 | |
JP2018081818A (ja) | 圧着端子および端子付き電線 | |
JP6674847B2 (ja) | モータのステータ組立方法およびモータのステータ構造 | |
JP2011165324A (ja) | 雌型端子金具 | |
JP5195191B2 (ja) | 端子金具及び端子金具付き電線 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120831 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130121 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |