JP5192269B2 - 過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路 - Google Patents

過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路 Download PDF

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本発明は、改良された過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路に関する。
ゲート信号によりターンオンさせて電力変換を行なうサイリスタには、過電圧が印加されると自らこの過電圧により安全にターンオンする過電圧保護機能付きサイリスタ(VBOフリーサイリスタと呼称する。)がある。このVBOフリーサイリスタを直列に接続した従来の回路は、系統の過電圧の発生に対し、自ら過電圧による保護機能を内在した回路を構成することが可能である。
このようなVBOフリーサイリスタの直列回路において、例えばライトガイドの断線やLEDの故障などによって直列回路のうちの一部のゲート信号に異常が発生したとき、一部のVBOフリーサイリスタが点弧できなくなる。このとき、直列回路の正常なVBOフリーサイリスタは点弧するので、この点弧できないVBOフリーサイリスタに印加される電圧は過電圧となり、保護電圧を超えてターンオンする。(VBO点弧と呼称する。)
上記の状態が継続することは、特にVBOフリーサイリスタの直列回路に付随するスナバ回路にとって好ましくないので、VBOフリーサイリスタがVBO点弧していることを検出する監視手段を設け、これによって装置を停止させるなどの処置を行なう提案が為されている(例えば特許文献1参照。)。
特開2005−210791号公報(第5−6頁、図1)
特許文献1の監視手段は、各々のVBOフリーサイリスタの主電極間の電圧を監視し、ゲートパルスを与えてから所定時間後以降にこの電圧が所定値以上となったとき、異常と判断している。そしてこの手法によれば、通常の運転状態のときゲート信号異常などによって保護電圧を超えてVBO点弧したVBOフリーサイリスタの検出が可能となる。
しかしながら、例えばVBOフリーサイリスタの直列回路の負荷電流が比較的小さいとき、交流電圧のリプルの影響で負荷電流が断続する場合がある。このような場合は、VBOフリーサイリスタが過電圧でVBO点弧している状況ではないのにもかかわらず、VBOフリーサイリスタの主電極間の電圧が所定値以上となってしまう場合があるので、特許文献1による手法ではやはり異常と判断してしまう。このように監視手段が異常と判断すると、例えば自動的に過電圧保護機能による保護停止動作を行なわせている場合には、電力変換装置が正常であっても誤検出によって装置を停止させることになってしまい、装置の稼働率を極端に低下させてしまうという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、負荷電流が断続する運転状態が生じても誤検出によって過電圧保護機能を動作させることのない過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の発明である過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路は、直列リアクトルを介して直列接続され、夫々スナバ回路を備えた複数個の過電圧保護機能付きサイリスタと、前記各々の過電圧保護機能付きサイリスタの主電極間の電圧を夫々検出する順電圧検出回路と、位相制御装置からの点弧タイミング信号により前記過電圧保護機能付きサイリスタにゲートパルスを供給するゲート制御手段とを具備し、前記ゲート制御手段は、前記位相制御装置が点弧タイミング信号を発生してから第1の所定時間が経過するまでの間で、且つ前記ゲートパルスを供給して第2の所定時間経過後の期間に、何れかの前記順電圧検出回路が所定の閾値以上の電圧を検出したとき、装置を停止するための保護停止指令を出力するようにしたことを特徴としている。
また、本発明の第2の発明である過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路は、直列リアクトルを介して直列接続され、夫々スナバ回路を備えた複数個の過電圧保護機能付きサイリスタと、前記各々の過電圧保護機能付きサイリスタの主電極間の電圧を夫々検出する順電圧検出回路と、位相制御装置からの点弧タイミング信号により前記過電圧保護機能付きサイリスタにゲートパルスを供給するゲート制御手段とを具備し、前記ゲート制御手段は、前記位相制御装置が点弧タイミング信号を発生してから第1の所定時間が経過するまでの間で、且つ前記ゲートパルスを供給して第2の所定時間経過後の期間に、何れかの前記順電圧検出回路が所定の閾値以上の電圧を検出する回数をカウントするカウント手段を有し、前記カウント手段のカウント値が所定の回数を超えたとき、装置を停止するための保護停止指令を出力するようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、負荷電流が断続する運転状態が生じても誤検出によって過電圧保護機能を動作させることのない過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路を提供することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下、本発明の実施例1に係る過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路を図1乃至図3を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1に係る過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路のブロック構成図である。
サイリスタバルブ1においてVBOフリーサイリスタ11a、11b及び11cは直列接続され、更に直列リアクトル12を直列に接続して主回路を構成している。この主回路は、図示しない電力変換装置の主回路の一部であり、例えば交流電圧を直流電圧に変換する装置の1アームを構成するものである。VBOフリーサイリスタ11a、11b、11cは、前述したように通常のゲート信号によるターンオンの他に順方向の過電圧が印加されるとその過電圧により自ら安全にVBO点弧するサイリスタである。
VBOフリーサイリスタ11aの主電極間にはスナバコンデンサ13aとこれに直列に接続されたスナバ抵抗14aがサージ電圧吸収用のスナバ回路として接続されている。また。VBOフリーサイリスタ11aの主電極間には、分圧抵抗15aで分圧された電圧を検出するための順電圧検出回路16aが設けられている。順電圧検出回路16aはVBOフリーサイリスタ11aの主電極間(A−K間)電圧が所定の閾値以上となったとき1を出力する。VBOフリーサイリスタ11b、11cについても上記と同様の回路が設けられているが、同一の回路であるためその説明は省略する。また、以下のゲート制御回路2との信号の授受についても、VBOフリーサイリスタ11aについてのみ説明し、他は説明を省略する。
VBOフリーサイリスタ11aのゲートには、ライトガイド17aが接続されている。このVBOフリーサイリスタ11aのゲートに与えられるゲートパルスは、ゲート制御回路2内のゲート基準信号をパルスアンプ回路26で増幅し、LED回路27によって電気信号を光信号に変換することによって得ている。
VBOフリーサイリスタ11aの順電圧検出回路16aには、ライトガイド18aが接続されている。このライトガイド18aによる光信号はゲート制御回路2内のO/E変換回路28に与えられる。このO/E変換器28には全てのVBOフリーサイリスタの順電圧検出回路の出力が与えられ、O/E変換器28によって電気信号に変換された信号はOR合成回路29に与えられる。これにより、VBOフリーサイリスタの順電圧検出値の何れかが所定の閾値以上となったとき、OR合成回路29が1を出力するようになる。
以下、位相制御装置3の位相制御基準信号によって動作するゲート制御回路2の内部構成を更に説明する。
位相制御装置3からの位相制御基準信号のオンタイミング信号はフリップフロップ回路21のセット入力となり、位相制御装置3からの位相制御基準信号のオフタイミング信号はフリップフロップ回路21のリセット入力となる。フリップフロップ回路21の出力はフリップフロップ回路22のセット入力となる。そしてフリップフロップ回路22のリセット入力として、図示されていないサイリスタバルブ1からの逆電圧信号を遅延回路23によるオフディレイ時間だけ遅延させた信号を与える。このようにすると、VBOフリーサイリスタの直列回路に短い逆電圧が加わったあとに部分転流失敗が発生した場合にも再点弧パルスを出力でき、サイリスタバルブ1が部分転流失敗となることを防止することができる。
フリップフロップ回路22の出力はAND回路24の一方の入力となる。AND回路24の他方の入力には上記OR合成回路29の出力が与えられる。そしてAND回路24の出力はパルス回路25に与えられ、パルス回路25の出力が前述のゲート基準信号となる。
また、上記ゲート基準信号の立ち上がりに伴って時間幅T3のパルスを発生するワンショット回路31の出力がAND回路32の一方の入力となっている。このAND回路32の他方の入力には、上記OR合成回路29の出力が接続されている。AND回路32の出力は、この出力が所定の時間T2継続したとき信号を発生する遅延回路33の入力となっている。この時間T2はVBOフリーサイリスタにゲートパルスが加わってからVBOフリーサイリスタがターンオンするまでのターンオン時間に余裕時間を加えた値に設定することが好ましい。すなわちT2は第2の所定時間を表している。
遅延回路33の出力はAND回路34の一方の入力となる。AND回路34の他方の入力には、フリップフロップ回路21の出力の立ち上がりに伴って時間幅T4のパルスを発生するワンショット回路30の出力が与えられる。すなわちT4は位相制御装置3が点弧タイミング信号を発生してから第1の所定時間が経過するまでの時間である。そしてこのAND回路34の出力が異常検出出力となり、例えば保護停止指令となって装置を保護停止させる。
以上の構成における本実施例の動作を図2及び図3を参照して以下に説明する。図2はゲートターンオン後に何れかのVBOフリーサイリスタが過電圧点弧したときのタイミングチャートである。
図2の最上部にサイリスタバルブのA−K間電圧を示す。そして、時刻t=t0においてターンオン動作を行なう破線部分を拡大して下部の各々の波形が図示されている。
図において、波形(3)は位相制御装置3が出力するオンタイミング信号、波形(4)はパルス回路25が出力するゲート基準信号、波形(5)はパルスアンプ26が出力するゲートパルスである。
各素子のA−K間電圧を見ると、VBOフリーサイリスタがゲート健全素子である場合は、時刻t=t0でゲートパルスが与えられたときその直後の時刻t=t1でターンオンするため、時刻t=t1でほぼゼロとなる。またこのとき、順電圧検出回路が出力する信号FVは、波形(1)に示すように時刻t=t1で消滅する。ところが、VBOフリーサイリスタがゲート不良素子である場合は、時刻t=t1でターンオンすることができず、素子A−K間電圧はその後上昇を続ける。そして、時刻t=t5に到達したときVBOレベルとなり、VBO点弧する。このとき、順電圧検出回路が出力する信号FVは、波形(1)に示すように時刻t=t1で消滅することなく時刻t=t5まで継続して1を出力する。そしてOR合成回路29が出力するFV信号集約は波形(2)に示すように波形(1)と同一の信号となる。
ワンショット回路31の出力は波形(6)に示したようにt=t0からt=t3までのパルス幅T3のパルスを出力する。従って、AND回路32の出力は波形(7)に示すようになり、遅延回路33を経た信号はt=t0からt=t2の時間T2だけオンディレイ遅延させた波形(8)となる。
一方、ワンショット回路30は、時刻t=t0から時刻t=t4までのパルス幅T4のパルスを波形(9)に示したように出力する。従ってAND回路34の出力である保護停止指令は図2の波形(10)に示したように確立し、確実な保護動作が可能となる。
次に、通電期間中に電源電圧の電流リプルの影響で電流断続が発生した場合の動作について説明する。図3は通電期間中に電流断続が発生したときのタイミングチャートである。まず、全体の動作を図3の上部に示す波形に従って説明する。
サイリスタバルブのA−K間電圧は、図に示すように位相制御オンタイミング信号(3)から得られるゲート基準信号(4)が出力されているときには全てのVBOフリーサイリスタがオンして略ゼロとなり、FV信号集約(2)は電圧印加期間のみ1となっているのが通常の運転状態であるが、図示した破線部のように電流断続が生じ、t=t0においてターンオフするVBOフリーサイリスタが生ずるとFV信号集約(2)が1となる期間が生じる。
上述の電流断続期間の動作を、下部に示す拡大した各々の波形に従って以下説明する。
直列接続されたVBOフリーサイリスタにおいてオン通電時に電流断続が発生すると各素子はバラツキを持って電圧を分担するため、図示したように動作が速い素子のA−K間電圧が時刻t=t0で上昇を開始する。そして動作が最も遅い素子のA−K間電圧の上昇開始が時刻t=t6とする。このとき、動作が速い素子の順電圧検出回路が出力する信号FVは、波形(1)に示すように時刻t=t0で1となるが、前述した図1の逆電圧信号がフリップフロップ22をリセットする動作によってゲートパルス(5)が発生して再度オン状態となるため素子A−K間電圧がほぼゼロになり、短時間で0に復帰する。同様に動作が最も遅い素子の順電圧検出回路が出力する信号FVは、波形(1)に示すように時刻t=t6で1となるが、短時間で0に復帰する。そしてこの電流断続の間は、何れかの素子が印加電圧を分担していることになるので、FV信号集約(2)は図示したように一つのパルスを出力することになる。
一方、ワンショット回路31の出力は波形(6)に示したようにt=t0からt=t3までのパルス幅T3のパルスを出力する。このT3が上記FV信号集約のパルス幅より大きければ、AND回路32の出力は波形(7)に示すようにFV信号集約(2)と同一となり、従って遅延回路33を経た信号はt=t0からt=t2の間のT2の間オンディレイ遅延させた波形(8)となる。
ところが、ワンショット回路30の出力は、波形(3)に示す位相制御オンタイミング信号が発生してから幅T4のパルスを発生させるので、T4を十分小さく選定しておけば、電流断続が発生する期間においてはこの出力はすでに消滅している。従ってAND回路34の出力はゼロとなって、電流断続時に誤って保護停止指令を出力することは防止される。
上記において、電流断続が発生するのは、VBOフリーサイリスタの直列回路が6相で変換動作しているときは位相制御オンタイミング信号が発生して電気角で約60度経過した時点となり、またVBOフリーサイリスタの直列回路が12相で変換動作しているときは位相制御オンタイミング信号が発生して電気角で約30度経過した時点となる。従って、前者の場合はT4を電気角60度に相当する時間より十分短い値に選定しておけば良く、また後者の場合は電気角30度に相当する時間より十分短い値に選定しておけば良い。ここで十分短いとは、例えば5分の1以下の値とすれば良い。
図4は本発明の実施例2に係る過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路のブロック構成図である。この実施例2の各部について、図1の本発明の実施例1に係る過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路のブロック構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例2が実施例1と異なる点は、AND回路34の出力信号をカウントするカウンタ35、このカウンタ35のカウント値が設定回路36で設定された回数を超えたとき保護停止指令を出力する比較回路37を設けた点、また、AND回路32の出力で動作するワンショット回路38、このワンショット回路38の出力を反転させる反転回路39、この反転回路39の出力で動作し、その出力で上記カウンタ35のカウント値をリセットするワンショット回路40を設けた点である。
通常の設計であっても一般にスナバ回路は数十サイクルのVBO点弧には耐えることができる。従って、本実施例においては、カウンタ35のカウント値が設定回路36で設定された回数を超えたとき比較回路37が保護停止指令を出力する構成としている。尚、設定回路36の設定値は連続的にVBO点弧したときのスナバ回路の許容サイクルより短い回数に設定する。
ここでワンショット回路38は時間T5のリトリガタイプのワンショット回路とする。時間T5を装置の変換動作の1サイクル以上に設定しておけば、電流断続が生じる度にAND回路32の出力によってワンショット回路38がリトリガされるので、ワンショット回路38の出力は継続する。しかるに電流断続が原因ではなく、過渡的にVBOフリーサイリスタがVBO点弧動作するなどしてAND回路32の出力が生じたときは、次のサイクルでワンショット回路38はリトリガされないので時間T5にワンショット回路38の出力は消滅し、従って反転回路39を介してワンショット回路40が動作してカウンタ35のカウント値をリセットさせる。尚、このカウンタのリセットは、カウンタのカウント値の増加の傾向を監視し、少なくとも1サイクル以内にカウント値が増加しないときにリセットする構成としても良い。
このように構成することによって、系統事故などの要因により過渡的にVBOフリーサイリスタがVBO点弧したときのカウント値がリセットされ、不要な保護停止指令の出力を防止することが可能になる。
以上の実施例1及び実施例2においては、VBOフリーサイリスタの直列数が3の場合について説明したが、この直列数は2であっても4以上の自然数であっても良いことは明らかである。
本発明の実施例1に係る過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路のブロック構成図。 ゲートターンオン後に何れかのVBOフリーサイリスタが過電圧点弧したときのタイミングチャート。 通電期間中に電流断続が発生したときのタイミングチャート。 本発明の実施例2に係る過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路のブロック構成図。
符号の説明
1 サイリスタバルブ
2 ゲート制御回路
3 位相制御装置
11a、11b、11c VBOフリーサイリスタ
12 直列リアクトル
13a スナバコンデンサ
14a スナバ抵抗
15a 分圧抵抗
16a 順電圧検出器
17a、18a ライトガイド
21、22 フリップフロップ回路
23 遅延回路
24 AND回路
25 ワンショット回路
26 パルスアンプ回路
27 LED
28 O/E変換回路
29 OR合成回路
30、31 ワンショット回路
32 AND回路
33 遅延回路
34 AND回路
35 カウンタ
36 設定回路
37 比較回路
38 ワンショット回路
39 反転回路
40 ワンショット回路

Claims (4)

  1. 直列リアクトルを介して直列接続され、夫々スナバ回路を備えた複数個の過電圧保護機能付きサイリスタと、
    前記各々の過電圧保護機能付きサイリスタの主電極間の電圧を夫々検出する順電圧検出回路と、
    位相制御装置からの点弧タイミング信号により前記過電圧保護機能付きサイリスタにゲートパルスを供給するゲート制御手段と
    を具備し、
    前記ゲート制御手段は、
    前記位相制御装置が点弧タイミング信号を発生してから第1の所定時間が経過するまでの間で、且つ前記ゲートパルスを供給して第2の所定時間経過後の期間に、
    何れかの前記順電圧検出回路が所定の閾値以上の電圧を検出したとき、
    装置を停止するための保護停止指令を出力するようにしたことを特徴とする過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路。
  2. 直列リアクトルを介して直列接続され、夫々スナバ回路を備えた複数個の過電圧保護機能付きサイリスタと、
    前記各々の過電圧保護機能付きサイリスタの主電極間の電圧を夫々検出する順電圧検出回路と、
    位相制御装置からの点弧タイミング信号により前記過電圧保護機能付きサイリスタにゲートパルスを供給するゲート制御手段と
    を具備し、
    前記ゲート制御手段は、
    前記位相制御装置が点弧タイミング信号を発生してから第1の所定時間が経過するまでの間で、且つ前記ゲートパルスを供給して第2の所定時間経過後の期間に、
    何れかの前記順電圧検出回路が所定の閾値以上の電圧を検出する回数をカウントするカウント手段を有し、
    前記カウント手段のカウント値が所定の回数を超えたとき、装置を停止するための保護停止指令を出力するようにしたことを特徴とする過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路。
  3. 前記カウント手段は、
    前記過電圧保護機能付きサイリスタの変換動作の少なくとも1サイクルの期間内にカウント値が増加しないとき、
    そのカウント値をゼロにリセットするようにしたことを特徴とする請求項2に記載の過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路。
  4. 前記第1の所定時間は、
    前記複数個の過電圧保護機能付きサイリスタが6相の変換動作を行なうときには電気角で60度より十分小さい角度を時間換算した値以下とし、
    前記複数個の過電圧保護機能付きサイリスタが12相の変換動作を行なうときには電気角で30度より十分小さい角度を時間換算した値以下とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の過電圧保護機能付きサイリスタの直列回路。
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