JP5255747B2 - 欠相検出回路及び電気機器 - Google Patents

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本発明は、3相交流電力供給系統を対象とした欠相検出回路及び電気機器に係り、特にインバータ装置の3相交流入力側での欠相を検出するのに好適な欠相検出回路及び電気機器に関する。
3相などの多相交流電力系統から受電している電気機器では、全ての相から電力が供給されていることが動作の前提になり、従って、例えば3相交流を入力する電気機器において、何らかの原因により、何れか1相でも入力されなくなる(これを欠相という)と、入力電力が不足となり、機器の動作と出力に悪影響を及ぼす。
そこで、このような欠相による異常の発生を未然に抑えるため、電源供給状態を監視し、欠相の有無を検出するようにした欠相検出回路が用いられている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
そこで、従来技術による欠相検出回路の一例について、図10により説明すると、まず、この図において、R、S、Tは3相交流電源からの3本の電源線である。ここで、この図10の例は、例えば商用電源などの3相交流電源から給電されるインバータ装置を対象として、これに欠相検出回路を設けた場合の例であり、このため、これら電源線R、S、Tは、インバータ装置の順変換部(コンバータ部)Cの入力に接続されている。
そして、まず、各電源線R、S、Tの間、つまり3相の各相間には、夫々図示のように、抵抗R1、R2、R3を介して、フォトカプラPC1、PC2、PC3の入力側(発光ダイオード)を接続する。ここで、これらのフォトカプラPC1、PC2、PC3は、入力側の発光ダイオードが発光したとき出力側のフォトトランジスタが導通するものであり、従って、何れもオンしたとき出力がLレベルになり、オフしているときは、出力はHレベルになる。
そこで、フォトカプラPC1は、電源線R−S間の電圧が所定値以上のときオンし、出力がLレベルになり、同様に、フォトカプラPC2は、電源線S−T間の電圧が所定値以上のときオンで出力がLレベルに、そしてフォトカプラPC3は電源線T−R間の電圧が所定値以上のときオンで出力がLレベルになる。このとき抵抗R1、R2、R3は電流制限用で、フォトカプラPC1、PC2、PC3の入力側ダイオードに並列に接続してあるダイオードは、逆電圧保護用である。
次に、これらフォトカプラPC1、PC2、PC3の出力(フォトトランジスタ側)は、図示のように、夫々論理回路2に接続される。そして、この論理回路2は、図示のように、3個の時限回路Tと、各1個の3入力オアゲートOR及び3入力アンドゲートANDを備えている。
ここで、まず、この論理回路2の動作について説明すると、時限回路Tは、各フォトカプラPC1、PC2、PC3から入力されてくる信号を監視しており、予め電源の周期よりも長い時間tとして設定してある期間以上、フォトカプラからオン信号がこなくなったとき、Hレベルになる信号を出力する。
そこで、この時限回路Tを各相に対応して3個設けておき、これにより、3相のうちの1相からでも異常信号が出力されたときは、オアゲートORが出力を発生し、3相の全てから異常信号が出力されたときは、アンドゲートANDが出力を発生するようにしておく。
従って、この論理回路2は、フォトカプラPC1、PC2、PC3の何れか1個でもオフし、その出力がHレベルになり、その状態が時限回路Tで決められている時間t以上継続したとき欠相信号を発生し、フォトカプラPC1、PC2、PC3の全てがオフし、その状態が時限回路Tで決められている時間t以上継続したときは、電源遮断信号を発生するように働く。
次に、この図10の従来技術による欠相検出動作について、図11により説明する。まず、入力電源が正常な場合には、各電源線R、S、T間のフォトカプラPC1、PC2、PC3は、図11(a)に示すように、何れも交流電源の周期毎に電源周期の半分の期間づつオンにされるので、オアゲートOR及びアンドゲートANDの入力は全てLレベルのままに保たれる。従って、このときは、論理回路2からは、欠相信号も電源遮断信号も出力されない。
ここで、次に、何らかの理由により、交流電源が欠相状態になった場合について説明する。ここで、RST3相のうち例えばS相が欠相したとすると、電源線Sの電圧が消失するため、図11(b)に示すように、フォトカプラPC1とフォトカプラPC2はオンしなくなるので、オアゲートORの入力の全てがLレベルであるという条件が崩れてしまう。
従って、このときは、論理回路2から欠相信号が出力されることになる。また、アンドゲートANDは、3入力の全てがHレベルになったとき、出力を発生するので、3個のフォトカプラPC1、PC2、PC3の全てがオフしたままになったとき、電源遮断信号が出力される。
このように、図10に示した従来技術によれば、フォトカプラの信号を監視することにより欠相が検出でき、且つ電源遮断、例えば停電なども検出できることになる。
特開平01−123164号公報 特開2000−180491号公報
上記従来技術は、比較的高価な部品を多数必要とする点に配慮がされておらず、原価低減に問題があった。すなわち、従来技術による欠相検出回路は、フォトカプラや高耐圧のダイオードが多数用いられていが、これらの部品は比較的高価であり、従って、コスト削減が困難になってしまうのである。
本発明の目的は、高価な部品の個数を抑えながら欠相の検出が確実に得られるようにした欠相検出回路及び電気機器を提供することにある。
上記目的は、3本の電源線を介して電気機器に供給される3相交流の欠相を検出する欠相検出回路において、前記電気機器に入力される前の経路において、前記3本の電源線にスター接続された3個のダイオードと、前記電気機器に入力される前の経路において、前記3本の電源線にスター接続された3個の抵抗と、前記3個のダイオードによる中性点と前記3個の抵抗による中性点の間接続された欠相検出手段と、を設け、前記欠相検出手段に流れる電流により、前記3相交流の欠相を検知するようにして達成される。
同じく上記目的は、3本の電源線を介して供給される3相交流を受電する受電部と、前記受電部に入力される前の経路において、前記3本の電源線にスター接続された3個のダイオードと、前記受電部に入力される前の経路において、前記3本の電源線にスター接続された3個の抵抗と、前記3個のダイオードによる中性点と前記3個の抵抗による中性点との間に接続された欠相検出手段と、を設け、前記欠相検出手段に流れる電流により、前記3相交流の欠相を検知するようにした電気機器によっても達成される。
同じく上記目的は、3本の電源線を介して3相交流が供給される電気機器において、前記電気機器に入力される前の経路において、前記3本の電源線にスター接続された3個のダイオードと、前記電気機器に入力される前の経路において、前記3本の電源線にスター接続された3個の抵抗と、前記3個のダイオードによる中性点と前記3個の抵抗による中性点との間に接続された欠相検出手段と、を設け、前記欠相検出手段に流れる電流により、前記3相交流の欠相を検知するようにしても達成される。
入力された3相交流を、全相について半波整流し、各相の波形を合成したばあい、入力された3相交流の何れか一相が欠相していると、この合成波形が、欠相していないときとは異なった波形となる。この波形の違いから欠相を検出する。
本発明によれば、主として比較的安価な部品により欠相が検出できるので、欠相検出回路を廉価で提供することができる。
以下、本発明に係る欠相検出回路について、図示の一実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態で、これも上記した従来技術の場合と同じく、3相交流電源から給電されるインバータ装置を対象として、これに欠相検出回路を設けた場合の例であり、このため、例えば商用電源などの3相交流電源1は、3本の電源線U、V、Wを介してインバータ装置の順変換部2に接続されている。ここで100が電力変換装置、つまりインバータ装置の全体を表わしている。
このとき、3相交流電源1に連なる3本の電源線U、V、Wが順変換部2に入力する前の経路にスター接続した3個のダイオード3、4、5を設け、3相入力の各相の電圧を各々半波整流し、中性点Nd に合成して取り出すようにする。また、このとき、電源線U、V、Wに、スター接続した3個の抵抗8、9、10を分圧用として設け、これらにより中性点Nr を形成しておく。
そして、これらダイオード側の中性点Nd と抵抗側の中性点Nr の間に、フォトカプラ7の入力側にある発光ダイオードとツェナーダイオード6を直列に接続し、これによりダイオード3、4、5で半波整流され、合成された電圧による電流が、ダイオード側の中性点Nd から、フォトカプラ7の発光ダイオードとツェナーダイオード6を介して、抵抗側の中性点Nr に流れ、抵抗8、9、10の何れかを通り、その時点で中性点Nr の電圧よりも低い電圧になっている相に流れるようにする。
このときフォトカプラ7の入力側に、図示のように、電圧波形モニタ用として抵抗12を並列に接続し、フォトカプラ7の発光ダイオードに現われる電圧E12 が取り出せるようにしておくと、この電圧E12 の値は、抵抗8、9、10の抵抗値と抵抗12の抵抗値、それにツェナーダイオード6のツェナー電圧に基づいて、3相交流の電圧から決めることができる。
そこで、いま、フォトカプラ7の入力側にある発光ダイオードに流れる電流をI7 とする。そして、予め抵抗8、9、10及び抵抗12の抵抗値を調節しておき、電圧E12 の大きさが、3相交流に欠相がないときに得られる値になっているときは、電流I7 の大きさが、フォトカプラ7の出力側のフォトトランジスタを点弧させるのに十分な電流値IS を保つように設定しておく。このとき抵抗8、9、10は同一の抵抗値にしなければならないことは、いうまでもない。
そして、フォトカプラ7の出力側(フォトトランジスタ)には欠相検出部13を接続し、このフォトトランジスタのオン・オフ(導通・遮断)状態Zが判定できるようにしておく。
次に、この実施形態の動作について、図2により説明すると、この図2は、3相交流電源1から電源線U、V、Wを介して順変換部2に供給されている3相交流に欠相が生じていないときの状態を表わしたもので、まず、図2の(a)は、抵抗12の両端に現れる電圧E12 の波形を表わし、同図(b)はフォトカプラ7の入力側(発光ダイオード)に流れる電流I7 の波形を表わす。そして、同図(c)はフォトカプラ7の出力側(フォトトランジスタ)の点弧状態Zをオンとオフで示したものである。
このとき、電圧E12 は、3相交流を半波整流した波形の包絡線(エンベロープ)を呈するので、電源線U、V、Wの電圧が欠相のない3相揃った状態を保っている限りは、最低値でも0〔V〕になることはない。
ここで、上記したように、電流I7 の値は、電圧E12 が3相交流に欠相がないときの最低電圧値のときでも電流値IS を保つように、予め抵抗など回路定数が設定してあるから、このときは図2(c)に示すように、フォトカプラ7のフォトトランジスタは、全期間を通じてオンしたままとなる。
従って、このとき、つまり入力されている3相交流に欠相がなく3相揃った状態を保っているときは、図2(c)にオン・オフ状態Zとして示すように、フォトカプラ7のフォトトランジスタは全領域でオン状態となり、欠相検出部13により、欠相がない状態であることが検知されることになる。
次に、3相交流入力の一相、例えば図3に示すように、電源線U、V、Wの中の電源線Vに異常Fが発生し、欠相が生じたとする。そうすると、このときには、抵抗12の両端に発生する電E12 の波形は、図4の(a)に示すようになり、電圧波形に0〔V〕になる領域が現われ、この結果、電流波形もこの電圧波形に従い、同図(b)に示すように、同じく電流波形に0〔A〕になる領域が現われてしまう。
そうすると、このとき、つまり入力されている3相交流に欠相が生じたときは、3相交流の周期によって、フォトカプラ7に出力側のフォトトランジスタをオンするのに十分な電流が流れ込まない期間が現われ、図4(c)にオン・オフ状態Zとして示すように、フォトカプラ7のフォトトランジスタがオフになってしまう領域が生じてしまう。そして、この状態が欠相検出部13に取り込まれた結果、現在、入力が欠相状態にあることが、この欠相検出部13により検知されることになる。
従って、この実施形態によれば、比較的高価な部品であるフォトカプラが1個で済むため、従来技術に比してコスト削減を図ることができる。
ところで、この実施形態の場合、図4(a)、(b)に示した電圧波形と電流波形は、ツェナーダイオード6の存在を前提としたものになっている。つまりツェナーダイオード6がフォトカプラ7の入力側に直列に接続されていることにより、ツェナーダイオード6の両端にかかる電圧が、そのツェナー電圧以下になったとき、フォトカプラ7の発光ダイオードには電流が流れなくなって、フォトカプラ7の出力側のフォトトランジスタがオフすることになり、このため図4の(a)における電圧波形における電圧0の領域と、(b)に示した電流0の領域に差が生じ、電圧0の領域よりも電流0の領域が広くなっているのである。
次に、図5は、図1の実施形態からツェナーダイオード6を削除した場合の実施形態で、本発明においては、特にツェナーダイオードが無くても、フォトカプラの入力側の発光ダイオードに印加される電圧が所定値にできれば、発光ダイオードの特性から、フォトプラ7の入力側に流れ込む電流を0にすることができ、従って、この図5の実施形態によっても、欠相を検知することができる。
従って、この実施形態によれば、比較的高価な部品であるフォトカプラが1個で済む上、ツェナーダイオードが不要になるので、従来技術に比して、より一層のコスト削減を図ることができる。
次に、図6は、欠相検出にコンパレータ14を適用した場合の本発明の一実施形態で、フォトカプラ7の出力側フォトトランジスタにコンデンサ15と抵抗16からなる充放電回路に接続し、この充放電回路の出力VC をコンパレータ14の比較入力に供給して基準電圧Vth と比較して欠相状態を判定する。そして、コンパレータ14の出力VO を判定結果として欠相検出部13に入力するようにしたものである。
次に、この図6の実施形態の動作について、図7により説明する。ここで、この図7も、図2と同じく3相交流電源1から電源線U、V、Wを介して順変換部2に供給されている3相交流に欠相が生じていないときの状態を表わしたもので、図7の(a)は、抵抗12の両端に現れる電圧E12 の波形で、同図(b)はフォトカプラ7の入力側(発光ダイオード)に流れる電流I7 の波形であり、同図(c)はフォトカプラ7の出力側(フォトトランジスタ)の点弧状態Zをオンとオフで示したものである。
次に、この図7において、(d)は充電用コンデンサ15の電圧VC と基準電圧Vth を示したもので、同図(e)は出力VO を示したものであり、このとき、つまり3相交流に欠相が生じていないときは、図示のように、フォトカプラ7のフォトトランジスタの状態Zは常にオン状態なので、充電用コンデンサ15は常時、直流電圧DCにより充電されている状態にあり、従って、コンパレータ14の出力VO は、同図(e)に示されているように、ハイレベルを保持し、欠相なしを示している。
次に、3相交流入力の中の一相、例えば図8に示すように、電源線Vに異常Fが発生し、欠相が生じたとする。そうすると、このときには、抵抗12に発生する電E12 の波形に、図9の(a)に示すように、0〔V〕になる領域が現われ、この結果、電流波形もこの電圧波形に従い、同図(b)に示すように、同じく電流波形に0〔A〕になる領域が現われてしまう。
そうすると、このとき、つまり入力されている3相交流に欠相が生じたときは、3相交流の周期によって、フォトカプラ7に出力側のフォトトランジスタをオンするのに十分な電流が流れ込まない期間が現われ、図9(c)にオン・オフ状態Zとして示すように、フォトカプラ7のフォトトランジスタがオフになってしまう領域が生じてしまう。
このように、欠相が発生すると、フォトカプラ7の入力側に電流が通流されなくなる期間が発生し、その間に充電用コンデンサ15に蓄積されていた電荷が放電用抵抗16を介して放電され、このため、充電用コンデンサ15の両端の電圧は低下する。
そこで、コンパレータ14の基準電圧Vth を、充電用コンデンサ15の両端の電圧が最低まで低下したときの電圧よりも高く、且つ、十分に充電されている状態よりも低く設定しておけば、欠相状態による充電用コンデンサ15の放電を検知することができ、この結果、欠相検出部13により、欠相を検知することができる。
従って、この実施形態によっても、比較的高価な部品であるフォトカプラが1個で済むため、従来技術に比してコスト削減を図ることができる。
ここで、このコンパレータ14と充電用コンデンサ15、放電用抵抗16を用いた実施形態においても、図5で説明した実施形態の場合と同じく、ツェナーダイオード6を除いても欠相状態を検出することができる。
従って、この実施形態によれば、比較的高価な部品であるフォトカプラが1個で済む上、ツェナーダイオードが不要になるので、従来技術に比して、より一層のコスト削減を図ることができる。
なお、以上の実施形態では、3相交流入力の電源線U、V、Wの中の電源線Vに異常が発生した場合について説明したが、何れの相が欠相したとしても同じく欠相が検知できることは、いうまでもない。
また、以上の実施形態では、3相交流電源から給電されるインバータ装置を対象として、これに本発明による欠相検出回路を設けた場合について説明したが、本発明はインバータ装置に限らず、3相交流電源から給電される電気機器なら何れにも適用可能なことも、いうまでもない。
上記したように、本発明による欠相検出回路は、3相交流電圧を入力とする全ての機器に利用の可能性がある。
本発明による欠相検出回路の一実施形態を示すブロック構成図である。 本発明の一実施形態による動作を説明するための波形図である。 本発明の一実施形態に欠相が生じた状態を説明するためのブロック構成図である。 本発明の一実施形態において欠相が生じたときの動作を説明するための波形図である。 本発明による欠相検出回路の他の一実施形態を示すブロック構成図である。 本発明による欠相検出回路の更に別の一実施形態を示すブロック構成図である。 本発明の更に別の一実施形態による動作を説明するための波形図である。 本発明の更に別の一実施形態に欠相が生じた状態を説明するためのブロック構成図である。 本発明の更に別の一実施形態において欠相が生じたときの動作を説明するための波形図である。 従来技術による欠相検出回路の一例を示すブロック構成図である。 従来技術による欠相検出回路の動作を説明するためのタイミング図である。
符号の説明
1:3相交流電源
2:順変換部
3〜5:ダイオード(3相半波整流用)
6:ツェナーダイオード
7:フォトカプラ
8〜10:抵抗(分圧用)
12:抵抗(電圧波形モニタ用)
13:欠相検出部
14:コンパレータ
15:充電用コンデンサ
16:放電用抵抗
100:電力変換装置

Claims (9)

  1. 3本の電源線を介して電気機器に供給される3相交流の欠相を検出する欠相検出回路であって、
    前記電気機器に入力される前の経路において、前記3本の電源線にスター接続された3個のダイオードと、
    前記電気機器に入力される前の経路において、前記3本の電源線にスター接続された3個の抵抗と、
    前記3個のダイオードによる中性点と前記3個の抵抗による中性点との間に接続された欠相検出手段と、を備え
    前記欠相検出手段がフォトカプラで構成され、
    前記フォトカプラの入力側に流れる電流により、前記3相交流の欠相を検知するように構成したことを特徴とする欠相検出回路。
  2. 請求項1に記載の欠相検出回路において、
    前記電気機器は、インバータ装置の順変換部であることを特徴とする欠相検出回路。
  3. 請求項に記載の欠相検出回路において、
    前記フォトカプラの入力側にツェナーダイオードが備えられていることを特徴とする欠相検出回路。
  4. 請求項に記載の欠相検出回路において、
    前記フォトカプラの出力側の導通と遮断が、当該フォトカプラの出力側に接続されたコンパレータによる電圧比較により検出されることを特徴とする欠相検出回路。
  5. 請求項に記載の欠相検出回路において、
    前記コンパレータの比較入力に充電用コンデンサと放電用抵抗の並列回路が備えられていることを特徴とする欠相検出回路。
  6. 3本の電源線を介して供給される3相交流を受電する受電部と、
    前記受電部に入力される前の経路において、前記3本の電源線にスター接続された3個のダイオードと、
    前記受電部に入力される前の経路において、前記3本の電源線にスター接続された3個の抵抗と、
    前記3個のダイオードによる中性点と前記3個の抵抗による中性点との間に接続された欠相検出手段と、を備え、
    前記欠相検出手段がフォトカプラで構成され、
    前記フォトカプラの入力側に流れる電流により、前記3相交流の欠相を検知するように構成したことを特徴とする電気機器
  7. 請求項6に記載の電気機器において、
    前記受電部は順変換部であることを特徴とする電気機器。
  8. 請求項6又は7において、
    前記電気機器はインバータ装置であることを特徴とする電気機器。
  9. 3本の電源線を介して3相交流が供給される電気機器において、
    前記電気機器に入力される前の経路において、前記3本の電源線にスター接続された3個のダイオードと、
    前記電気機器に入力される前の経路において、前記3本の電源線にスター接続された3個の抵抗と、
    前記3個のダイオードによる中性点と前記3個の抵抗による中性点との間に接続された欠相検出手段と、を備え、
    前記欠相検出手段がフォトカプラで構成され、
    前記フォトカプラの入力側に流れる電流により、前記3相交流の欠相を検知するように構成したことを特徴とする電気機器。
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