JP5188329B2 - 圧電デバイス及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、識別表示符号を有する圧電デバイス及びその製造方法に関する。
従来、圧電デバイスはセラミックパッケージを用いセラミックや金属のフタを用いていた。これらの圧電デバイスにはパッケージにロット番号や周波数(以下は「識別表示符号」)を印刷するために、小型文字でかつスピードの速いYAG半導体レーザ及びCOレーザマーカを用いていた。またインキを用いた捺印や印刷などの手法をとる場合もあった。
また最近の圧電デバイスは小型化の需要を満足するためにパッケージにガラス材料及び、圧電材料を用いて封止する方法が用いられるようになってきた。透明なパッケージにおいてはYAG半導体レーザ及びCOレーザマーカなどの光は通過してしまうために適さず、インクジェット方式では小型文字を形成しづらい問題があった。
このような小型化した透明なパッケージに識別表示符号を印刷する方法に、特許文献1においては、インクジェット方式でパッケージに複数色のドットを印刷することで、小さな領域にロット番号及び周波数を表現していた。また特許文献2においては、パッケージにサンドブラストなどの加工をすることで、2進数化処理して識別表示符号を表現していた。
特開2007−97037号 特開2007−97038号
しかしながら、特許文献1及び特許文献2における識別表示符号の印刷方法は狭い領域に多くの情報を印刷するに適しているが、直感的でなく解読しなければならないという課題があった。
本発明の表示方法は、透明なパッケージにおいても小型文字を形成することで、従来と同等な文字情報を観察者に伝えることを目的とするものである。
第1の観点の圧電デバイスは、透明材料からなるリッド部材と、圧電振動片と、ベース部材とからなる。この圧電デバイスは、リッド部材に形成された遮光膜と、遮光膜に形成された識別表示符号と、を備える。
この構成により圧電デバイスは、遮光膜によって透明なリッドが覆われるとともに、そこに識別表示符号が表示される。
第2の観点の圧電デバイスは、透明材料からなるリッド部材と、圧電振動片と、透明材料からなるベース部材とからなる圧電デバイスにおいて、ベース部材に形成された遮光膜と、遮光膜に形成された識別表示符号と、を備える。
この構成により圧電デバイスは、透明なリッドが覆われるとともに、ベース部材に形成された遮光膜によって識別表示符号が表示される。
第3の観点の圧電デバイスは、遮光膜をレーザ加工、サンドブラスト加工又はフォトリソグラフィ加工することで識別表示符号を形成する。
第4の観点の圧電デバイスは、遮光膜を形成した後に、識別表示符号以外をカバーするマスクを用いることで、識別表示符号を形成する。
第5の観点の圧電デバイスは、遮光膜が圧電振動片側の面に配置されている。
このため、圧電デバイスの搬送途中などに何かがリッド部材又はベース部材に接しても、遮光膜が剥がれることがない。
第6の観点の圧電デバイスは、第5の観点において、遮光膜は気体吸着特性を有する金属を含む。
この構成により、圧電デバイス内が水分などを吸着したり残存したガスを吸着したりして、圧電デバイス内の真空度を高めたりする。すなわち、長期にわたり品質の安定した圧電デバイスを提供することができる。
第7の観点の圧電デバイスは、第5又は第6の観点において、リッドのベース部材側又はベース部材のリッド部材側はサンドブラスト加工することで荒い表面に加工されている。
この構成により、遮光膜と粗い表面との接触が良くなるとともに、遮光膜の表面積を増加させることができる。
第8の観点の圧電デバイスは、第5又は第6の観点において、遮光膜が湿式メッキで荒い表面が形成されている。
この構成により遮光膜の表面積を増加させることができる。
第9の観点の圧電デバイスの製造方法は、凹み部を有するベース部材に圧電振動片を取り付ける。その製造方法は、透明材料からなるリッド部材又はベース部材の凹み部に遮光膜を成膜する工程と、遮光膜に識別表示符号を形成する工程と、識別表示符号を形成されたリッド部材をベース部材に封止する封止工程と、を備える。
この構成により圧電デバイスは、遮光膜によって透明なリッド部材又はベース部材が覆われるとともに、そこに識別表示符号が表示される。
第10の観点の圧電デバイスの製造方法は、透明材料からなるリッド部材又はベース部材に遮光膜を成膜する工程と、遮光膜に識別表示符号を形成する工程と、ベース部材と圧電振動片を含む圧電フレームとリッド部材とを遮光膜が圧電振動片側になるように接合する接合工程と、を備える。
この構成により、圧電デバイスの搬送途中などに何かがリッド部材又はベース部材に接しても、遮光膜が剥がれることがない。
第11の観点の圧電デバイスの製造方法は、遮光膜が気体吸着特性を有する金属を用いて製造される。
気体吸着特性を有する金属は、圧電デバイス内が水分などを吸着したり残存したガスを吸着したりして、圧電デバイス内の真空度を高めたりする。
本発明の表示方法はパッケージの内部に形成した気体吸着特性を有する遮光膜に、識別表示符号を記載することで、長期に安定した圧電デバイスを提供することができる。
以下本発明の実施の形態について添付図面を用いて説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また本実施形態の表示方法は透明材料で形成されるリッドに対して有効である。このため本実施形態では代表して音叉型圧電振動片について説明するが、ATカット振動子においても同様である。
≪第1実施形態≫
図1は圧電デバイス100の斜視図である。図1は表面実装(SMD)タイプの圧電デバイス100を裏面側(プリント基板側)から観察した図である。本実施形態の圧電デバイス100はリッド10と、圧電振動フレーム20と、ベース30とが透明材料で形成されている。透明材料は例えば水晶材料を用いて、リッド10と、圧電振動フレーム20と、ベース30とを形成する。またリッド10及びベース30はガラス材料を用いて形成してもよい。本実施形態では水晶材料を用いた圧電デバイス100について説明するが、ガラス材料を用いた圧電デバイスであっても、材料が異なることで接合方法が異なるだけで、その他の構成は同じであるため説明を省く。ガラス材料を用いた圧電デバイスの接合方法は水晶材料とガラス材料とで陽極接合する。また、ガラス材料とガラス材料とで陽極接合することができる。なお、陽極接合については後述する。
圧電振動フレーム20は音叉型圧電振動片21とフレーム部22とが一体に形成されている。圧電デバイス100はリッド10とベース30との外周部で圧電振動フレーム20のフレーム部22を挟んで封止することができるため、接合による音叉型圧電振動片21の周波数変動の発生が少なくなる。
水晶材料で形成する圧電デバイス100はリッド10と、圧電振動フレーム20と、ベース30とをシロキサン(Si−O−Si)結合で接合される。シロキサン結合は接合面を清浄な状態にしてその面同士を貼り合わせ、その後約200°C前後のアニールと加圧を行うことによって接合が行われる。
圧電デバイス100はベース30の上に圧電振動フレーム20を載置して、ベース30の枠部32と圧電振動フレーム20のフレーム部22とでシロキサン結合させる。この状態で圧電デバイス100は周波数を調整する。周波数調整後にリッド10を載置してシロキサン結合させることで、圧電デバイス100を完成させる。
実際の製造においては、1枚の水晶ウエハに数百から数千のリッド10と、1枚の水晶ウエハに数百から数千の圧電振動フレーム20と、1枚の水晶ウエハに数百から数千のベース30とを用意し、水晶ウエハ単位で接合することで、一度に数百から数千の圧電デバイス100を製造する。
<リッド10の構成及び製造方法>
図2(a)はリッド10を内面側(ベース30側)から見た図であり、図2(b)は(a)の断面図である。なお図2(b)は構成をわかりやすくするために、表示用金属膜14を分離して図示している。リッド10は透明材料である水晶で形成されている。
図2に示すようにリッド10の内面は表示用金属膜14が形成され、その領域内に識別表示符号15が反転して形成されている。識別表示符号15は表示用金属膜14から識別表示符号15の文字をくりぬいて形成されている。
リッド10は凹み部11を有していて、枠部12と天板部13とが一体に形成されている。凹み部11はエッチング(除去加工)により形成され、その凹み部に表示用金属膜14が形成されている。枠部12はリッド10の外縁部に沿って取り囲むように形成されている。エッチングはドライエッチングまたはウエットエッチングを行うことで所定厚まで水晶ウエハをエッチングする。ウエットエッチングは同時に大量の水晶ウエハをエッチングでき、エッチング液のコストが低いなどの利点がある一方、結晶面方位に依存してエッチングされるため微細加工が難しい。ドライエッチングは異方性エッチングが可能で微細加工性に優れ、水晶ウエハを均一にエッチングできる利点がある一方、装置のコストが高いなどの欠点がある。
また、図2(b)に示すように表示用金属膜14を形成する凹み部11はサンドブラスト加工することにより粗面になるように加工する。凹み部11は粗面にすることで外気と接する表面積を増やす。リッド10は凹み部11に均一な厚みの表示用金属膜14を形成することで粗面の表示用金属膜14を形成している。
またリッド10は、凹み部11を粗面に形成することで、表示用金属膜14とリッド10とのアンカー効果を得ることができる。サンドブラスト加工による粗面化は、使用する研磨剤の粒子の粒径を選択することによって、粗面度を調節することができるため、表面積を増加させる粒子の粒径を採用する。
図3はリッド10に凹み部11を形成するフローチャートを示した図である。なおフローチャートの右図は各ステップを説明するために水晶ウエハの一部であるリッド10の断面図を図示している。
ステップS01において、水晶ウエハはリッド10に凹み部11を形成するために、水晶ウエハの表面及び裏面にレジストを塗布してレジスト膜16を形成する。レジスト膜16は水晶ウエハのドライエッチングのガスまたはウエットエッチングのエッチング液に耐性を持ち、さらにサンドブラスト加工も可能なレジストを用いる。レジストの塗布はスピンコート塗布装置またはレジスト噴霧装置を用いて塗布する。
ステップS02では、凹み部11の領域を露光し現像することで、凹み部11の領域のレジスト膜16を除去する。水晶ウエハは凹み部11の以外の領域をマスクして感光波長の光を照射することで、凹み部11の領域を露光させる。この場合のレジストはポジ型レジストを用いることで露光された部分が現像により除去される。
ステップS03では、水晶ウエハを所定厚までウエットエッチングすることで、凹み部11を形成する。
ステップS04では、凹み部11にサンドブラスト加工し、水晶ウエハの表面を粗面にする。右図は模式的に図示しているため、1つの凹み部11に対して、2つのブラストガンBGで均一に粒子を吹きつけているが、実際には1枚の水晶ウエハに対して1つまたは複数のブラストガンBGを可動させて均一に粒子を吹きつけ、凹み部11の表面を粗面化させる。
ステップS05では、レジスト膜16を除去することでリッド10に粗面化した凹み部11を完成させる。
図4はリッド10に識別表示符号15を形成する製造方法の一例であるフォトレジスト・エッチング加工のフローチャートである。なおフローチャートの右図は各ステップを説明するために水晶ウエハの一部であるリッド10の断面図を図示している。
ステップS11では、水晶ウエハの表示用金属膜14の形成領域以外をマスクして、粗面化処理したリッド10の凹み部11を下向きにし、スパッタリング装置などの真空蒸着装置に設置して表示用金属膜14を形成する。表示用金属膜14は最初に真空蒸着装置でCrまたはNiによる下地層を形成し、次にMg、Ba、Zr及びTiからなるゲッター材を真空蒸着し、さらにリチウム化合物及び水分吸着性物質などのゲッター材をコーティングする。
ゲッター材は容器中の不要なガスなどを吸着して真空度を高めることのできる金属である。例えばリチウム化合物と水分吸着性物質とは容器内に進入する水素、及び製造時に発生する水分などを吸着することができる。またMg、Ba、Zrからなるゲッター材は圧電デバイス内の容器内部に残存した封止の際の溶融ガスを吸着し、内部真空度を向上させている。
表示用金属膜14は、粗面で形成されている凹み部11に均一な厚さで形成することで、鏡面で形成された凹み部11よりも表面積が増える。このため表示用金属膜14は、圧電デバイス100の内部の気体と接する面積が増加し、気体と反応しやすくなる。
ステップS12では、水晶ウエハにレジストを塗布してレジスト膜16を形成する。凹み部11は段差及び粗面になっているため、レジスト膜16の形成はレジスト噴霧装置などを用いて均一にレジスト膜16を形成する。
ステップS13では、水晶ウエハに文字を反転させた識別表示符号15を露光し、現像することで識別表示符号15以外のレジスト膜16を残す。識別表示符号15を反転させて形成することで、透明なリッド10の表面から通常の文字列として解読できるように形成している。露光にはレジストに感度のよい波長のレーザ光を用いて識別表示符号15を露光してもよいし、マスクを用いて露光してもよい。水晶ウエハ上のリッド10の配置ごとに識別表示符号15を変化させる場合はレーザ光を用いて、任意の文字列をリッド10ごとに変化させて描画するとよい。この場合のレジストもポジ型レジストを用いることで露光された部分が現像により除去される。
文字列は表示用金属膜14以外の部位、例えばリッド10の枠部12、圧電振動フレーム20のフレーム部22、ベース30の枠部32から外光が進入して、圧電デバイス100の内部で乱反射するため、識別表示符号15を鮮明に表示することができる。
ステップS14では、レジスト膜16で保護されていない表示用金属膜14をエッチングにより除去することで、識別表示符号15を型抜きする。表示用金属膜14のエッチングも水晶ウエハのエッチングと同様にドライエッチングまたはウエットエッチングを行うことができるが、識別表示符号15は圧電デバイス100の性能と無関係であるため、安価なウエットエッチングにより大量に処理する。
ステップS15では、レジスト膜16を除去する。
以上の工程によりリッド10の表示用金属膜14を型抜きすることで識別表示符号15を形成しているが、識別表示符号15の文字数を多くすることにより、型抜きした溝部分の断面積が増え、気体との反応面積が増大する効果もある。
なお、識別表示符号15は露光以外に、レーザ加工又はサンドブラスト加工することにより表示用金属膜14を削ることで光を透過させて文字列を表示することができる。
図4のフローチャートのステップS14では、エッチングにより識別表示符号15を形
成していたが、サンドブラスト加工用のレジストを用いることで表示用金属膜14を除去し、サンドブラスト加工することにより識別表示符号15の文字を型抜きすることができる。この場合のサンドブラスト加工は粒子を細かくし、マスクされていない金属膜のみを削るようにブラストガンBGから発射される粒子の圧力及び時間を調節して形成する。
また、図4のフローチャートのステップS12において、レジスト膜16を形成しなくても、YAG半導体レーザまたはCOレーザマーカで表示用金属膜14を除去させて、識別表示符号15の文字を型抜きしてもよい。レーザ加工での印字は小型文字でかつスピードの速いYAG半導体レーザ、COレーザマーカなどを用いて行われ、表示用金属膜14を除去させることで文字を型抜きしていく。
本実施形態の表示方法は水晶ウエハをダイシングなどで分割される前に識別表示符号15を形成するため、圧電デバイス100が形成されたリッド10、圧電振動フレーム20及びベース30の水晶ウエハ上の配置を特定することができる。例えば、圧電デバイス100は識別表示符号15を水晶ウエハに形成する配置により変化させることで、圧電デバイス100に不良が発生した場合においても追跡調査が可能となる。また水晶ウエハに形成する圧電デバイス100の配置ごとに性能を調査することで、配置による圧電デバイス100の性能を推測することができ、性能のランク付けを行うことができる。
<圧電振動フレーム20の構成及び製造方法>
図5は圧電振動フレーム20の構成を示す平面図である。
圧電振動フレーム20は、フレーム部22と音叉型圧電振動片21とが同じ厚さで一体に形成されている水晶基板である。圧電振動フレーム20は図5に示すように音叉型圧電振動片21とフレーム部22と支持腕25とから構成されている。音叉型圧電振動片21は基部23及び振動腕24で構成され、振動腕24には溝部27が形成されている。支持腕25は音叉型圧電振動片21の基部23からY軸方向に伸びている。音叉型圧電振動片21は支持腕25の端部でX軸方向に伸びる接続部26とで接続されている。
圧電振動フレーム20は、たとえば32.768kHzで信号を発信し、圧電振動フレーム20のX方向の長さは0.7mmから2mmで設計され、Y軸方向の長さは1.5mmから4mmで設計される極めて小型の振動片となっている。
一対の振動腕24は基部23の中央部からY軸方向に伸びており、振動腕24の表裏両面には溝部27が形成されている。例えば、一本の振動腕24の表面には1箇所の溝部27が形成されており、振動腕24の裏面側にも同様に1箇所の溝部27が形成されている。つまり、一対の振動腕24には2箇所の溝部27が形成されている。溝部27の断面は、略H型に形成され音叉型圧電振動片21のCI値を低下させる効果がある。
振動腕24の先端付近では幅広に形成されており、ハンマー型の形状をしている。また、振動腕24のハンマー型の部分では金属膜も形成して錘の役目をさせている。錘は振動腕24に電圧をかけた際に振動しやすくさせ、また安定した振動をするために形成されている。
一対の支持腕25は基部23のX軸方向の端部から振動腕24の先端を超えない長さでY軸方向に伸びている。一対の支持腕25は振動腕24の振動を圧電デバイス100の外部へ振動漏れとして伝えづらくさせ、またパッケージ外部の温度変化、または衝撃の影響を受けづらくさせる効果を持つ。
接続部26は支持腕25の先端部でX軸方向に伸びて、フレーム部22と接続している。接続部26は幅広に形成しておくことで、周波数調整の際に幅狭にすることで周波数を調整することもできる。
圧電振動フレーム20はフォトレジスト・エッチング技術を用い、フレーム部22と、支持腕25と、音叉型圧電振動片21との外形、及び溝部27を形成する。圧電振動フレーム20は微細な形状の違いで圧電デバイス100の性能を左右させるため、ドライエッチングの手法を用いて微細な加工を行う。次に外形と溝部とを形成した圧電振動フレーム20は、錘金属膜及び電極を図4で示したフォトレジスト・エッチング技術で形成する。電極は真空蒸着装置でCrまたはNiによる下地層を形成し、さらに銀または金の電極層を形成し、フォトレジスト・エッチング加工により形成される。
圧電振動フレーム20はフレーム部22と基部23と支持腕25と接続部26との表面に第1基部電極41と第2基部電極42とが形成され、裏面にも同様に第1基部電極41と第2基部電極42とが形成されている。
一対の振動腕24は、表面、裏面及び側面に第1励振電極43と第2励振電極44とが形成されている。振動腕24の表面及び裏面と、側面とは互いに異なる電極が形成されている。第1励振電極43は第1基部電極41につながっており、第2励振電極44は第2基部電極42につながっている。圧電振動フレーム20は第1基部電極41及び第2基部電極42に電圧をかけることで、第1励振電極43及び第2励振電極44に囲まれた振動腕24を振動させる。
電極の形成と同時に振動腕24のハンマー型の部分にも錘金属膜40を形成する。錘金属膜40は錘の役目と、圧電振動フレーム20の周波数調整工程の際に錘金属膜40を昇華させ、軽くすることで周波数調整を行うことができる。
本実施形態の振動腕24の先端付近は急激に幅広になるハンマー型の形状をしているが、徐々に幅広になる扇形の形状でもよい。先端付近が扇形の形状の振動腕24も振動で互いに衝突しない大きさで形成される。
<ベース30の構成及び製造方法>
図6に示すベース30もリッド10と同様に凹み部31を有していて、枠部32と底板部33とが一体に形成されている。なお図6(a)は(b)に示されたベース30のA−A断面図であり、図6(b)はベース30を底面側から見た図である。凹み部31はリッド10と同様にフォトレジスト・エッチング加工により形成されるが、凹み部31にはサンドブラスト加工する必要がない。ベース30はスルーホール51もウエットエッチングにより形成する。
また、スルーホール55には導通電極59が形成され、この導通電極59に接続する第1接続電極51及び第2接続電極52が、導通電極59に接続する第1外部電極81及び第2外部電極82の反対側に形成される。第1外部電極81及び第2外部電極82は不図示のプリント基板と接続する。第1接続電極51及び第2接続電極52、導通電極59並びに第1外部電極81及び第2外部電極82は、圧電振動フレーム20と同様に真空蒸着装置でCrまたはNiによる下地層が形成され、さらにその上に銀または金の電極層が形成される。凹み部31は音叉型圧電振動片21の振動腕24が衝突しない深さでエッチングされる。
<スルーホールの封止>
図7はスルーホールで封止される前の状態を示した断面図である。圧電デバイス100は、リッド10と、圧電振動フレーム20と、ベース30とをシロキサン結合により接合して製造される。シロキサン結合されたリッド10、圧電振動フレーム20及びベース30は、上下を逆にして配置される。そして、上を向いたスルーホール55に、金・ゲルマニューム(Au12Ge)合金の共晶金属ボール80が配置される。350度前後のリフロー炉内で共晶金属ボール80が溶け始め、プレート冶具などが共晶金属ボール80を押しつぶす。スルーホール55に導通電極59が形成されているので、溶けた共晶金属は導通電極59に沿って流れ出す。つまり導通電極59が濡れ性を向上させている。
スルーホール55に共晶金属ボール80として共晶金属の金・ゲルマニューム(Au12Ge)合金(溶融温度365°C)以外に、金・スズ(Au20Sn)合金(溶融温度278°C)又は金・シリコン(Au3.15Si)合金(溶融温度363°C)を配置してもよい。
なお、図4で説明したように、リッド10の凹み部11にはMg、Ba、Zr及びTiからなるゲッター材を含む表示用金属膜14が形成されている。Mg、Ba、Zr及びTiからなるゲッター材は高温で活性化されるため、共晶金属ボール80がリフロー炉で一定時間加熱される最中に、ゲッター材は活性化される。表示用金属膜14は、圧電デバイス100の内部の不純ガスを取り除くことができる。つまり、表示用金属膜14は、共晶金属ボール80が溶融する際に発生するガスを取り除くことができる。また、リチウム化合物及び水分吸着性物質を表示用金属膜14の表面にコーティングしておくことで、封止した圧電デバイス100内部の窒素及び水素を常温で吸着することができる。このため表示用金属膜14に識別表示符号15が形成されるため圧電デバイス100の管理が容易になるとともに、圧電デバイス100は長期にわたり真空度を高めて安定した周波数とCI値を維持することができる。
実際の製造においては、1枚の振動片用の水晶ウエハに数百から数千の圧電振動フレーム20と、1枚のリッド用水晶ウエハに数百から数千のリッド10と、1枚のベース用水晶ウエハに数百から数千のベース30とを用意し、それらをウエハ単位で接合して一度に数百から数千の圧電デバイスを製造する。
≪第2実施形態≫
図8は本実施形態の圧電デバイス150の断面構成図を示した図である。圧電デバイス150は、第1実施形態で形成したリッド10の内面の表示用金属膜14をベース60に形成する。このため、本実施形態のリッド70は凹部の形成をするだけで、その他の加工(サンドブラスト加工及び表示用金属膜14の作成)をしない。またその他の構成は第1実施形態と同様なため説明を省き、同様の構成については同じ符号を用いて説明する。以下は相違点であるベース60について説明する。
図9はベース60の構成を示した図であり、図8(a)はベース60の内面側(リッド側)から見た図であり、図8(b)は(a)のB−B断面図である。ベース60も第1実施形態のベース30と同様に凹み部61を有していて、枠部62と底板部63とが一体に形成されている。凹み部61はフォトレジスト・エッチング加工により形成され、底板部63の内面側はサンドブラスト加工されて粗面に形成されている。粗面に形成された底板部63の表面にはゲッター材を含む表示用金属膜14を形成し、レーザ加工、サンドブラスト加工及びエッチングにより識別表示符号15を形成している。なお図9(b)は構成をわかりやすくするために、表示用金属膜14を分離して図示している。
また、ベース60は第1実施形態のベース30と同様に第1接続電極51、第2接続電極52、スルーホール55、導通電極59、第1外部電極81及び第2外部電極82が形成されている。
本実施形態の表示用金属膜14は底板部63の内面側の全面に形成することができるが、識別表示符号15は識別表示符号範囲64で示す領域に形成する。識別表示符号範囲64の範囲外は第1外部電極81及び第2外部電極82があるため、識別表示符号15を識別表示符号範囲64の範囲外に形成しても、外部から確認することができないためである。
以上の圧電デバイス150においても、表示用金属膜14が内部の不純ガス及び化学反応で産出する酸素を取り除くことができため、長期にわたり真空度を高めて安定した周波数とCI値を維持する圧電デバイス150を提供することができる。
≪第3実施形態≫
本実施形態の表示方法は図10で示すように箱状のケース130の中に音叉型圧電振動片120を収納し、透明材料で形成したリッド110を載置した圧電デバイス200に対しても有効である。なお、本実施形態も同様の構成については同じ符号を用いて説明する。以下は圧電デバイス200について説明する
リッド110は透明材料、例えばガラス材料で形成され、リッド110の裏面側(ケース130側)は可能な限り広い領域で粗面に形成し、ゲッター材を含む表示用金属膜14を形成し、反転させた識別表示符号15を形成する。リッド110は第1実施形態と異なり凹み部11を形成する必要はない。なおリッド110の製造方法は、第1実施形態と同様に製造することができる。ガラス材料で形成するリッド110は歪みが少なく、平坦且つ鏡面に形成できる。
圧電デバイス200のケース130も透明材料、例えばガラス材料で形成されている。ケース130はエッチング加工またはサンドブラスト加工により凹形状にして、底部にベース部131、側面に壁部132を形成する。また同様に、音叉型圧電振動片120を載置するための台座部133も形成されている。音叉型圧電振動片120は、台座部133の上部に導電性接着剤で接続され、スルーホール(不図示)を通じて外部電極(不図示)と接続されている。また、ガラス材料で形成するケース130は歪みが少なく、壁部132の上部(リッド110との接合面)も平坦且つ鏡面に形成できるため、リッド110での封止も気密を確保するのがたやすい。
ケース130の上部にはリッド110を載置して接合する。ケース130の上部(リッド110の接合面)にはアルミニウムなどの接続金属膜(不図示)が形成されている。接続金属膜は真空蒸着装置または化学蒸着装置で形成される。これによりケース130とリッド110とで陽極接合することが可能となる。
リッド110のガラス材は、パイレックス(登録商標)ガラス、ホウ珪酸ガラス及びソーダガラスなどを材料としており、これらはナトリウムイオンなどの金属イオンを含有するガラスである。これらを用いることで、金属とガラス材とを陽極接合することができる。このためケース130に形成した接続金属膜と、リッド110が接合することができる。
陽極接合とは、金属及び水晶とガラスとを重ね合わせ、熱と高電圧とを加えることで密着接合する方法である。その原理は、加熱と同時にガラス側を陰極、金属及び水晶側を陽極として高電圧を印加する事によりガラス中の陽イオンを陰極側に強制的に拡散させ、ガラスと圧電材料とに静電引力を発生させて密着を促すとともに、ガラスと圧電材料とを化学反応させて接合する方法である。
本実施形態での陽極接合では、ガラス材を陰極、接続金属膜を陽極として高電圧(500V〜1kV)を印加して、加熱(200°C〜400°C程度)することで接合させる。接続金属膜は、例えばアルミニュウムを用いることで、200℃程度の加熱温度でアルミニウムとガラス材の酸素が反応して強固な接合が可能となる。
本実施形態においてもケース130のベース部131にゲッター材を含む表示用金属膜14を形成し、反転させた識別表示符号15を形成することが可能である。なお、ベース部131に形成する表示用金属膜14は粗面に形成することで気体吸着面を増加させることもできる。
本発明の表示用金属膜14は真空蒸着装置または化学蒸着装置により形成していたが、湿式メッキにより形成することも可能である。湿式メッキによる金属膜の形成はその金属面が粗面で形成されるため、サンドブラスト加工によってリッド部の内面及びベース部の内面を粗面に形成しなくとも、表面積を増加させ、気体吸着反応面積を増加させる効果がある。
圧電デバイス100の斜視図である。 (a)は、リッド10を内面側から見た図である。 (b)は、(a)の断面図である。 リッド10に凹み部11を形成するフローチャートである。 リッド10に識別表示符号15を形成するフローチャートである。 圧電振動フレーム20の構成を示す平面図である。 (a)は、ベース30のA−A断面図であり (b)は、ベース30を底面側から見た平面図である。 スルーホールが封止される前の状態を示した断面図である。 圧電デバイス150の断面構成図を示した図である (a)は、ベース60を内面側から見た平面図である。 (b)は、ベース30のB−B断面図である。 圧電デバイス200の斜視図である。
符号の説明
10 … リッド、11 … 凹み部、12 … 枠部、13 … 天板部
14 … 表示用金属膜
15 … 識別表示符号
16 … レジスト膜
20 … 圧電振動フレーム、21 … 音叉型圧電振動片
22 … フレーム部、23 … 基部
24 … 振動腕、25 … 支持腕、26 … 接続部
27 … 溝部
30 … ベース、31 … 凹み部、32 … 枠部、33 … 底板部
40 … 錘金属膜
41 … 第1基部電極、42 … 第2基部電極
43 … 第1励振電極、44 … 第2励振電極
51 … 第1接続電極、52 … 第2接続電極
55 … スルーホール
59 … 導通電極
60 … ベース、61 … 凹み部、62 … 枠部、63 … 底板部
64 … 識別表示符号範囲
70 … リッド
80 … 共晶金属ボール
81 … 第1外部電極、82 … 第2外部電極
100,150、200 … 圧電デバイス
110 … リッド
120 … 音叉型圧電振動片
130 … ケース、131 … ベース部、132 … 壁部、133 … 台座部
BG … ブラストガン

Claims (13)

  1. 凹み部を有し透明材料からなるリッド部材と、圧電振動片と、ベース部材とからなる圧電デバイスにおいて、
    前記リッド部材の凹み部に形成された遮光膜と、
    前記遮光膜に形成された識別表示符号と、
    を備えることを特徴とする圧電デバイス。
  2. リッド部材と、圧電振動片と、凹み部を有し透明材料からなるベース部材とからなる圧電デバイスにおいて、
    前記ベース部材の凹み部に形成された遮光膜と、
    前記遮光膜に形成された識別表示符号と、
    を備えることを特徴とする圧電デバイス。
  3. 前記識別表示符号は、前記遮光膜の一部を削るレーザ加工、サンドブラスト加工又はフォトリソグラフィ加工により形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧電デバイス。
  4. 前記識別表示符号は、前記遮光膜を形成する際に前記識別表示符号の開口を有するマスクを使って形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧電デバイス。
  5. 前記遮光膜は前記圧電振動片側の面に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の圧電デバイス。
  6. 前記遮光膜は気体吸着特性を有する金属を含むことを特徴とする請求項5に記載の圧電デバイス。
  7. 前記遮光膜は、サンドブラスト加工で形成された荒い表面上に形成されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の圧電デバイス。
  8. 前記遮光膜は、湿式メッキで荒い表面が形成されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の圧電デバイス。
  9. 凹み部を有するベース部材に圧電振動片を取り付ける圧電デバイスの製造方法において、
    透明材料からなるリッド部材又は前記ベース部材の凹み部に遮光膜を成膜する工程と、
    前記遮光膜に識別表示符号を形成する工程と、
    前記リッド部材を前記ベース部材に封止する封止工程と、
    を備えることを特徴とする圧電デバイスの製造方法。
  10. リッド部材、圧電振動片を含む圧電フレーム、及びベース部材を有し、前記リッド部材及び前記ベース部材の少なくとも一方は透明材料からなるとともに凹み部が形成されている圧電デバイスの製造方法において、
    前記リッド部材又は前記ベース部材の前記凹み部に遮光膜を成膜する工程と、
    前記遮光膜に識別表示符号を形成する工程と、
    前記ベース部材と前記圧電振動片を含む前記圧電フレームと前記リッド部材とを前記遮光膜が前記圧電振動片側になるように接合する接合工程と、
    を備えることを特徴とする圧電デバイスの製造方法。
  11. 前記遮光膜は気体吸着特性を有する金属を含むことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の圧電デバイスの製造方法。
  12. 前記識別表示符号は、前記遮光膜の一部を削るレーザ加工、サンドブラスト加工又はフォトリソグラフィ加工により形成されることを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか一項に記載の圧電デバイスの製造方法。
  13. 前記識別表示符号は、前記遮光膜を形成する際に前記識別表示符号の開口を有するマスクを使って形成されることを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか一項に記載の圧電デバイスの製造方法。
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