JPH10209795A - 振動子及びその製造方法 - Google Patents

振動子及びその製造方法

Info

Publication number
JPH10209795A
JPH10209795A JP600297A JP600297A JPH10209795A JP H10209795 A JPH10209795 A JP H10209795A JP 600297 A JP600297 A JP 600297A JP 600297 A JP600297 A JP 600297A JP H10209795 A JPH10209795 A JP H10209795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
cover
vibrator
conductor
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP600297A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Kawamoto
英司 川本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP600297A priority Critical patent/JPH10209795A/ja
Publication of JPH10209795A publication Critical patent/JPH10209795A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信機器等に利用される振動子において、外
来ノイズから振動子を保護し、振動子からの内部輻射に
よる他部品への影響を防ぐことを目的とする。 【解決手段】 第1のカバー1及び第2のカバー2と、
これらの間に挟持した振動板3とを備えた振動子におい
て、振動子の少なくとも1つ以上の外周端面部分が凹部
に加工されており、第2のカバー2の外表面と外周端面
部分の凹部を導電体5で覆い、第1のカバー1に形成し
た第2の外部電極と導電体5が電気的に導通しているこ
とで、導電体5が振動子のシールドとして働き、外来ノ
イズから振動子を保護し、振動子からの内部輻射による
他部品への影響を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信機器等に利用さ
れる振動子及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の振動子としては水晶振動子
が知られている。その水晶振動子を図5及び図6に示
す。図5において、1は第1のカバー、2は第2のカバ
ーで板厚400μmの水晶板で構成され、3は振動板で
板厚100μmの水晶板で構成されている。この振動板
3の表、裏面に、第1のカバー1及び第2のカバー2が
直接接合されている。6は第1のカバーの外表面に形成
した外部電極である。
【0003】次に、この水晶振動子の内部構成を図6を
用いて説明する。図6(a),(e)は水晶振動子の外
観形状を示しており、(a)は上側の外観形状、(e)
は下側の外観形状を示している。また(b),(c),
(d)は、水晶振動子を上側から見た分解斜視図で、
(b)は第2のカバー、(c)は振動板、(d)は第1
のカバーを示している。同様に(f),(g),(h)
は、水晶振動子を下側から見た分解斜視図で、(f)は
第2のカバー、(g)は振動板、(h)は第1のカバー
を示している。
【0004】図6において、振動板3はその内方にU字
状の切り溝12が形成され、これにより舌片状の振動部
13が形成されている。この振動部13の表、裏面には
励振用電極14が形成され、各々振動部13の根元部分
を介してそのリード電極15が引き出されている。この
うちリード電極15の一方側の端部は振動板3をスルー
ホール16により貫通し、その後振動部13の側方を通
って根元部の反対側に延長されている。そしてこれらの
リード電極15は、対応する第1のカバー1に形成され
た貫通孔17を介して各々外部電極6へ電気的に接続さ
れている。
【0005】尚、振動板3は表、裏面の外周部で第1の
カバー1と第2のカバー2により挟持され、また直接接
合されているものであるが、それは振動板3の切り溝1
2の外周部において接合されているのであって、リード
電極15が振動部13の側方を通過している部分につい
ては、その外方において第1のカバー1及び第2のカバ
ー2と接合されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、シールド効果を持たせた電極部を設けて
いないので、外来ノイズ等によって水晶振動子の基準周
波数が変動することが多く、反対に水晶振動子からの輻
射により他の部品に影響を与え周波数を変化させるとい
う問題点を有していた。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、外来ノイズに
よる水晶振動子の基準周波数の変動が起こらず、また輻
射による他部品への影響を除外することができ、更に、
シールド電極の製造工程を簡略化するとともに、シール
ド電極の電気的導通が第1及び第2のカバーのエッジ部
において切断されることがない水晶振動子及びその製造
方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の水晶振動子及びその製造方法は、水晶振動
子の少なくとも1つ以上の外周端面部分が第1及び第2
のカバーにわたって凹部に加工されており、第2のカバ
ーの外面の全面を導電体で覆うとともに、導電体と第1
のカバーの外面に設けた第1の外部電極以外の位置に設
けた第2の外部電極をこの凹部を介して電気的に導通さ
せているので、この導電体がシールド電極として働き、
外来ノイズによる水晶振動子の基準周波数の変動を防ぐ
ことができ、また輻射による他部品への影響を除外する
ことができる。また、シールド電極の製造工程に関し
て、第2のカバーの外面に導電体を形成する工程で同時
に端面の凹部内に導電体を形成することができ、導電体
形成工程を簡略化することができる。そして凹部はサン
ドブラストまたはエッチング或いはその両方で加工して
いるので、エッジ部が丸みを帯びて形成されるため、エ
ッジ部で導電体が切れることを防いでいる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1及び2に記載の
発明は、振動板と、この振動板の表裏面を覆うととも
に、その外周部で前記振動板を挟持した第1及び第2の
カバーとを備え、前記振動板は前記第1及び第2のカバ
ーによる挟持部内方に舌片状の振動部を有し、前記振動
部の表裏面には励振用電極を形成し、前記励振用電極か
らはそれぞれ前記振動部の根元部分を介してリード電極
を引き出し、前記リード電極は前記第1のカバーに設け
られた第1の貫通孔を介して前記第1のカバーの外面に
設けた第1の外部電極に電気的に接続させた振動子にお
いて、前記振動子の少なくとも1つ以上の外周端面部分
が前記第1及び第2のカバーにわたって凹部に加工され
ており、前記第2のカバーの外面の全面を導電体で覆う
とともに、前記導電体と前記第1のカバーの外面に設け
た前記第1の外部電極以外の位置に設けた第2の外部電
極が前記凹部を介して電気的に導通しているとしたもの
であり、前記導電体が振動子の外来ノイズ及び内部輻射
のシールドとして働き、前記凹部によって前記導電体と
前記第2の外部電極とが安定して接続することができる
という作用を有する。
【0010】請求項3及び4及び5記載の発明は、凹部
がサンドブラスト或いはエッチング或いはサンドブラス
トで加工後エッチングすることにより加工するとしたも
のであり、前記凹部のエッジ部が丸みを帯びて加工され
るので、エッジ部で導電体と第2の外部電極が切断され
ることを防ぐという作用を有する。
【0011】請求項6及び7及び8記載の発明は、導電
体が導電ペーストもしくは金属薄膜で形成されており、
前記導電体は、Au、またはAg、またはCu、または
Cr、またはNi、またはNi/Crの少なくとも一つ
以上の成分を含んでいることとしたものであり、前記導
電体をスクリーン印刷等の厚膜印刷技術や、蒸着やスパ
ッタリング等の薄膜形成技術を用いて第2のカバーの外
面と凹部に同時に前記導電体を形成するという作用を有
する。
【0012】請求項9及び10記載の発明は、同一平面
内に少なくとも2つ以上の振動部を有する振動板用プレ
ートと、同一平面内に少なくとも2つ以上の第1のカバ
ーを有する第1のカバー用プレートと、同一平面内に少
なくとも2つ以上の第2のカバーを有する第2のカバー
用プレートを接合して複数個の振動子とした後、個別分
割して振動子とする振動子の製造方法において、前記振
動板用プレートの、後に分割ラインとなる位置に第2の
貫通孔を形成し、前記第1のカバー用プレートの、後に
分割ラインとなる位置に第3の貫通孔を形成し、前記第
2のカバー用プレートの、後に分割ラインとなる位置に
第4の貫通孔を形成し、前記第2の貫通孔と前記第3の
貫通孔と前記第4の貫通孔は、前記振動板用プレートと
前記第1のカバー用プレートと前記第2のカバー用プレ
ートを接合する際に互いに重なり合うこととしたもので
あり、前記第2のカバー用プレートの外面に前記導電体
を形成する工程で同時に前記第2、第3、第4の貫通孔
内に前記導電体を形成することができ、その後分割すれ
ば前記導電体が水晶振動板子のシールド電極として働く
という作用を有する。
【0013】請求項11記載の発明は、第2の貫通孔と
第3の貫通孔と第4の貫通孔のそれぞれの直径が少なく
とも分割ライン幅より大きいこととしたものであり、個
別分割した後にも確実に外周端面部分に凹部を形成する
という作用を有する。
【0014】請求項12記載の発明は、第2の貫通孔と
第3の貫通孔と第4の貫通孔のそれぞれの直径の中心が
分割ライン幅の中心と一致していないこととしたもので
あり、個別分割した後にも確実に外周端面部分に凹部を
形成するという作用を有する。
【0015】請求項13記載の発明は、第4の貫通孔の
直径が第2の貫通孔の直径より大きく、第2の貫通孔の
直径が第3の貫通孔の直径より大きいこととしたもので
あり、第2のカバー用プレートの外面側から導電体を形
成する際に、同時に第2、第3、第4の貫通孔内部に確
実に導電体が形成されるという作用を有する。
【0016】請求項14記載の発明は、振動板用プレー
トと第1のカバー用プレートと第2のカバー用プレート
を接合し、第2のカバー用プレートの外表面と第2の貫
通孔と、第3の貫通孔と、第4の貫通孔内部に導電体を
形成した後分割ラインによって振動子に個別分割するこ
ととしたものであり、シールド用電極の形成工程の効率
化を図るという作用を有する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。なお、図1から図4に示す
本発明の実施の形態の振動子及びその製造方法は、基本
的には図5、図6に示した従来の振動子及びその製造方
法と同じ構成であるので、同一構成部分には同一番号を
付して詳細な説明を省略する。
【0018】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1を示しており、図1において導電体5は第2のカバ
ー2の外面の全面を覆い、導電体5は水晶振動子の外周
端面部に形成された凹部4を介して第1のカバー1の一
部に形成された第2の外部電極7と電気的に導通してい
る。この凹部4は、サンドブラストまたはエッチングま
たはサンドブラスト加工後エッチング処理を行って形成
するため、第1のカバー1及び第2のカバー2の加工エ
ッジ部は丸みを帯びている。このエッジ部の丸みによ
り、導電体5が断線することなく凹部4を介して確実に
第2の外部電極7と電気的に導通することができる。
【0019】なお図1では水晶振動子のコーナー部分に
凹部4を形成しているが、凹部4は第1の外部電極6と
接しない位置であるなら外周端面部のどの位置に形成し
ても構わない。また凹部4形状に加工する数は1つ以上
あれば問題はないが、全体を導電体5で覆うことを考え
ると2つあるほうが望ましい。
【0020】(実施の形態2)図2、図3は本発明の実
施の形態2を示しており、図において21は第1のカバ
ー用プレート、22は第2のカバー用プレート、23は
振動板用プレートで、それぞれ同一平面内に複数個のパ
ーツを有している。27は分割ラインでこの分割ライン
は実際にラインが引かれているのではなく、振動板用プ
レート23と第1のカバー用プレート21と第2のカバ
ー用プレート22を接合した後個別の水晶振動子に分割
する際の素子間の切断しろを示している。
【0021】24は振動板用プレート23に形成した第
2の貫通孔で、分割ライン27と重なる位置に形成し、
楕円形状に加工している。これは図1に示す凹部4を有
する水晶振動子にするために、水晶振動子の4つあるコ
ーナーの内、対角の2つのコーナーのみ凹部に加工する
ためで、図2に示す4素子間の分割ライン上に貫通孔を
形成する場合、楕円形状でなければ個別分割後図1に示
すような水晶振動子の形状にはならないからである。2
5は第1のカバー用プレート21に形成した第3の貫通
孔で、第2の貫通孔と同様の理由で楕円形状にしてい
る。
【0022】26は第2のカバー用プレート22に形成
した第4の貫通孔で、第2の貫通孔と同様の理由で楕円
形状にしている。また、第2の貫通孔24と第3の貫通
孔25と第4の貫通孔26は、水晶振動子に個別分割後
にも確実に外周端面部に凹部4が形成されるように、そ
れぞれの貫通孔の直径は分割ライン幅よりも大きく設計
するか、或いはそれぞれの貫通孔の中心と分割ライン幅
の中心とずらして設計している。31は振動板用プレー
ト23と第1のカバー用プレート21と第2のカバー用
プレート22を接合した状態で、32は接合後水晶振動
子を個別分割した状態を示す。
【0023】それでは、本実施の形態2における特徴部
分について説明する。振動板用プレート23を、所定の
厚みに加工後、サンドブラスト工法を用いて図4
(c),(g)に示すような切り溝12及びスルーホー
ル16を形成するのと同時に、第2の貫通孔24を形成
し、その後従来の技術と同様にして水晶振動子の振動板
部分の各電極パターンを形成することにより図2(b)
のように加工する。
【0024】次に別工程において、第1のカバー用プレ
ート21を、後に外部電極6を形成する側から砥粒を噴
射してサンドブラストにより第1の貫通孔17を加工
し、反対の面へ振動板との接触を避ける位置に窪みを掘
り、貫通孔25をサンドブラストにより形成する。その
後振動板と接合する面のみを保護して2000から10
000Åエッチングすることにより図2(c)のように
加工する。
【0025】このエッチング工程により、第1の貫通孔
17の接合面側の貫通孔周辺部分が薄く削られるので、
振動板と接合する際に振動板のリード電極の厚みを吸収
して確実に振動板と第1のカバーを直接接合することが
できる。また同時にこのエッチング工程はサンドブラス
トで加工した面に形成された加工変質層を除去する効果
がある。
【0026】同様に別工程において、第2のカバー用プ
レート22を、振動板と接合しない面から砥粒を噴射し
てサンドブラストにより第4の貫通孔26を加工し、反
対の面へ振動板との接触を避ける位置に窪みを掘ること
により図2(a)のように加工する。そして、それぞれ
の加工が全て終了後、振動板用プレート23を第1のカ
バー用プレート21と第2のカバー用プレート22で挟
み、所定の位置を接合することにより図3(a)のよう
に加工する。
【0027】この状態で、第2のカバーの外表面側から
スクリーン印刷等により全面に導電体5を形成する。な
お、この導電体5は、第2の貫通孔24、第3の貫通孔
25、第4の貫通孔26の内部にも浸透するように形成
することが重要である。このとき導電体5は第2のカバ
ーの外面側から形成するため、第2、第3、第4の貫通
孔の大きさは(第4の貫通孔26>第2の貫通孔24>
第3の貫通孔25)の順であることが望ましい。
【0028】次に第1のカバーの外表面にはスクリーン
印刷等により第1の外部電極6及び第2の外部電極7を
形成する。このとき導電体5と第1の外部電極6及び第
2の外部電極7を形成する順序はどちらから行っても構
わない。ただし、導電体5と第2の外部電極7は必ず電
気的に導通していなければならない。そして、導電体5
と第1の外部電極6及び第2の外部電極7を形成した
後、所定の分割ライン27をダイシングして図3(b)
に示すような個別の水晶振動子とする。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、水晶振動
子の少なくとも1つ以上の外周端面部分が第1及び第2
のカバーにわたって凹部に加工されており、第2のカバ
ーの外面の全面を導電体で覆うとともに、導電体と第1
のカバーの外面に設けた第1の外部電極以外の位置に設
けた第2の外部電極をこの凹部を介して電気的に導通さ
せて水晶振動子をシールド電極で保護することができる
ので、外来ノイズによる水晶振動子の基準周波数の変動
が起こらず、また輻射による他部品への影響を除外する
ことができる。
【0030】更に、シールド電極を複数の素子に一括し
て形成することができるので、製造工程を簡略化すると
ともに、サンドブラスト及びエッチング工法を用いて加
工を行うので、加工後のエッジ部が丸みを帯びて形成さ
れるので、シールド電極の電気的導通が第1及び第2の
カバーのエッジ部において切断されるということがない
水晶振動子及びその製造方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による水晶振動子の外観
形状を示す斜視図
【図2】本発明の一実施の形態による複数個の水晶振動
子を同時に製造する場合の分解斜視図
【図3】同斜視図
【図4】本発明の一実施の形態による水晶振動子の斜視
【図5】従来の水晶振動子の外観形状を示す斜視図
【図6】従来の水晶振動子の斜視図
【符号の説明】
1 第1のカバー 2 第2のカバー 3 振動板 4 凹部 5 導電体 6 第1の外部電極 7 第2の外部電極 11 振動子 12 切り溝 13 振動部 14 励振電極 15 リード電極 16 スルーホール 17 第1の貫通孔 21 第1のカバー用プレート 22 第2のカバー用プレート 23 振動板用プレート 24 第2の貫通孔 25 第3の貫通孔 26 第4の貫通孔 27 分割ライン 31 振動子 32 振動子 41 振動子

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動板と、この振動板の表裏面を覆うと
    ともに、その外周部で前記振動板を挟持した第1及び第
    2のカバーとを備え、前記振動板は前記第1及び第2の
    カバーによる挟持部内方に舌片状の振動部を有し、前記
    振動部の表裏面には励振用電極を形成し、前記励振用電
    極からはそれぞれ前記振動部の根元部分を介してリード
    電極を引き出し、前記リード電極は前記第1のカバーに
    設けられた第1の貫通孔を介して前記第1のカバーの外
    面に設けた第1の外部電極に電気的に接続させた振動子
    において、前記振動子の少なくとも1つ以上の外周端面
    部分が前記第1及び第2のカバーにわたって凹部に加工
    されていることを特徴とする振動子。
  2. 【請求項2】 第2のカバーの外面の全面を導電体で覆
    うとともに、前記導電体と第1のカバーの外面に設けた
    第1の外部電極以外の位置に設けた第2の外部電極が前
    記凹部を介して電気的に導通していることを特徴とする
    請求項1記載の振動子。
  3. 【請求項3】 凹部がサンドブラストにより加工されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の振動子。
  4. 【請求項4】 凹部がエッチングにより加工されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の振動子。
  5. 【請求項5】 凹部がサンドブラストで加工後、エッチ
    ングすることにより加工されていることを特徴とする請
    求項1または2記載の振動子。
  6. 【請求項6】 導電体が導電ペーストにより形成されて
    いることを特徴とする請求項2記載の振動子。
  7. 【請求項7】 導電体が金属薄膜で形成されていること
    を特徴とする請求項2記載の振動子。
  8. 【請求項8】 導電体は、Au、またはAg、またはC
    u、またはCr、またはNi、またはNi/Crの少な
    くとも一つ以上の成分を含んでいることを特徴とする請
    求項3または4記載の振動子。
  9. 【請求項9】 同一平面内に少なくとも2つ以上の前記
    振動部を有する振動板用プレートと、同一平面内に少な
    くとも2つ以上の前記第1のカバーを有する第1のカバ
    ー用プレートと、同一平面内に少なくとも2つ以上の前
    記第2のカバーを有する第2のカバー用プレートを接合
    して複数個の振動子とした後、個別分割して前記振動子
    とする振動子の製造方法において、前記振動板用プレー
    トの、後に分割ラインとなる位置に第2の貫通孔を形成
    し、前記第1のカバー用プレートの、後に分割ラインと
    なる位置に第3の貫通孔を形成し、前記第2のカバー用
    プレートの、後に分割ラインとなる位置に第4の貫通孔
    を形成することを特徴とする振動子の製造方法。
  10. 【請求項10】 第2の貫通孔と第3の貫通孔と第4の
    貫通孔は、振動板用プレートと第1のカバー用プレート
    と第2のカバー用プレートを接合する際に互いに重なり
    合うことを特徴とする請求項9記載の振動子の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 第2の貫通孔と第3の貫通孔と第4の
    貫通孔のそれぞれの直径が少なくとも分割ライン幅より
    大きいことを特徴とする請求項9記載の振動子の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 第2の貫通孔と第3の貫通孔と第4の
    貫通孔のそれぞれの直径の中心が分割ライン幅の中心と
    一致していないことを特徴とする請求項9記載の振動子
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 第4の貫通孔の直径が第2の貫通孔の
    直径より大きく、第2の貫通孔の直径が第3の貫通孔の
    直径より大きいことを特徴とする請求項9記載の振動子
    の製造方法。
  14. 【請求項14】 振動板用プレートと第1のカバー用プ
    レートと第2のカバー用プレートを接合し、第2のカバ
    ー用プレートの外表面と第2の貫通孔と、第3の貫通孔
    と、第4の貫通孔内部に導電体を形成した後分割ライン
    によって振動子に個別分割することを特徴とする請求項
    9記載の振動子の製造方法。
JP600297A 1997-01-17 1997-01-17 振動子及びその製造方法 Pending JPH10209795A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP600297A JPH10209795A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 振動子及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP600297A JPH10209795A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 振動子及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10209795A true JPH10209795A (ja) 1998-08-07

Family

ID=11626554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP600297A Pending JPH10209795A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 振動子及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10209795A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006001125A1 (ja) * 2004-06-25 2006-01-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. 圧電デバイス
WO2008102900A1 (ja) * 2007-02-20 2008-08-28 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd パッケージ型圧電振動子及びパッケージ型圧電振動子の製造方法
JP2009201066A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Kyocera Kinseki Corp 水晶振動子及び水晶振動子の製造方法
JP2010056929A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電部品
JP2010057011A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電デバイス及びその製造方法
JP2011160115A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Daishinku Corp 圧電振動デバイス
JP2016039516A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 日本電波工業株式会社 圧電デバイス

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7436272B2 (en) 2004-06-25 2008-10-14 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric device
GB2431512A (en) * 2004-06-25 2007-04-25 Murata Manufacturing Co Piezoelectric device
GB2431512B (en) * 2004-06-25 2008-05-21 Murata Manufacturing Co Piezoelectric device
WO2006001125A1 (ja) * 2004-06-25 2006-01-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. 圧電デバイス
JP4707725B2 (ja) * 2007-02-20 2011-06-22 日本電波工業株式会社 パッケージ型圧電振動子及びパッケージ型圧電振動子の製造方法
JP2008236741A (ja) * 2007-02-20 2008-10-02 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd パッケージ型圧電振動子及びパッケージ型圧電振動子の製造方法
WO2008102900A1 (ja) * 2007-02-20 2008-08-28 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd パッケージ型圧電振動子及びパッケージ型圧電振動子の製造方法
US8179023B2 (en) 2007-02-20 2012-05-15 Nihon Dempa Kogyo, Co., Ltd. Package-type piezoelectric resonator and method of manufacturing package-type piezoelectric resonator
JP2009201066A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Kyocera Kinseki Corp 水晶振動子及び水晶振動子の製造方法
JP2010056929A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電部品
JP2010057011A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電デバイス及びその製造方法
JP2011160115A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Daishinku Corp 圧電振動デバイス
JP2016039516A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 日本電波工業株式会社 圧電デバイス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6017189B2 (ja) 圧電振動片及び圧電デバイス
US20130063001A1 (en) Piezoelectric device and method of manufacturing piezoelectric device
JPH10209799A (ja) 振動子
JPH10209795A (ja) 振動子及びその製造方法
TWI676353B (zh) 水晶振動元件及其製造方法
JP6570388B2 (ja) 圧電振動片及び圧電振動子
JP4081319B2 (ja) 高周波用の水晶振動子
JPH098592A (ja) 発振子
EP1562289A2 (en) Electronic part and method of manufacturing the same
JP2002100694A (ja) 電子部品用ベース及びそのベースを備えた電子部品並びに電子部品の製造方法
JP2009105779A (ja) 表面実装用の水晶デバイス
JPH09181556A (ja) 圧電振動子
JP3820982B2 (ja) 圧電振動デバイスの処理方法
JP4449482B2 (ja) 圧電振動片、圧電振動片の製造方法、圧電振動子、及び圧電発振器
JP3715487B2 (ja) 回路基板及びこれを用いた水晶発振器
JPH08316762A (ja) 振動子の製造方法
JP2009182873A (ja) 圧電振動デバイスの製造方法および圧電振動デバイス
JP3734127B2 (ja) 圧電振動子及び圧電発振器とこれに用いる圧電振動素子の製造方法
JPH11284482A (ja) 多重モード水晶振動子
JP2017060122A (ja) 圧電振動片及び圧電振動子
US6681463B2 (en) Manufacturing method of piezoelectric components
JP2636560B2 (ja) 圧電共振子
JP2001237664A (ja) 圧電振動部品及びその製造方法
JP2017060123A (ja) 圧電振動片及び圧電振動子
JPS5832524B2 (ja) 音叉型水晶振動子の電極構造