JP5188035B2 - 樹脂積層型icカード用熱硬化性接着剤、樹脂積層型icカードの製造方法、及び、樹脂積層型icカード - Google Patents

樹脂積層型icカード用熱硬化性接着剤、樹脂積層型icカードの製造方法、及び、樹脂積層型icカード Download PDF

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本発明は、熱硬化性接着剤および接着方法、並びに樹脂積層型ICカードに関する。
ポリエチレンテレフタレート(PET)、グリコール変性PET(PET−G)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等の結晶性ポリエステル系樹脂は、種々の分野で用いられている。例えば、ICカードの製造においては、電子部品を実装した絶縁性樹脂からなるシート状のICカード用回路基板の表層に、ICカードを保護するため、またはその形状を保持するために、PETシートを積層させることが行われる。しかしながら、PETのような結晶性ポリエステル系樹脂は、プラスチックの中でもとりわけ極性が低いため、溶媒を含む接着剤を用いて接着させようとしても充分な接着強度が得られない。
そこで、例えば特許文献1には、ICカード用回路基板の表層にPETシートを積層接着させるために、ホットメルト型シート状接着剤を用いることが開示されている。
特開2001−216492号
確かに、特許文献1に開示されるようなホットメルト型シート状接着剤によれば、結晶性ポリエステル系樹脂からなる基材を強固に接着し、耐薬品性に優れる接着剤を提供することができる。
しかしながら、ホットメルト型のシート状接着剤は、その製造工程で、押し出し成形等により接着剤をシート状に成形する工程が必要となる。
また、シート状接着剤は、シートの製造にあたって、一定以上の厚みを必要とするほか、多様なシート厚に対応できないという欠点がある。そのため、ICカードの厚みに対する設計の自由度の高い接着剤が求められている。
そこで、本発明の主たる目的は、結晶性ポリエステル系樹脂からなる基材を強固に接着することができ、接着層の厚みを自由に調整できる耐薬品性に優れる接着剤を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記接着剤を用いて結晶性ポリエステル系樹脂からなる基材を接着する接着方法、並びに結晶性ポリエステル系樹脂からなる基材を回路基板に積層接着させた樹脂積層型ICカードを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の1の側面によれば、少なくとも一方の基材が結晶性ポリエステル系樹脂からなる第1の基材および/または第2の基材上に、スクリーン印刷法を用いて接着剤を塗布して乾燥させ、前記第1の基材と第2の基材とを、前記塗布、乾燥させた接着剤を介して貼り合わせ、前記第1の基材と第2の基材を熱圧着しながら前記接着剤を硬化させることにより前記第1の基材と第2の基材を接着するために用いる熱硬化性接着剤であって、(a)水酸基を有する非晶性ポリエステル樹脂、(b)多官能ポリイソシアネート、(c)前記非晶性ポリエステル樹脂を溶解させる溶媒、および(d)チキソ性付与剤を含むことを特徴とする熱硬化性接着剤を提供する。
本発明の別の側面によれば、少なくとも一方の基材が結晶性ポリエステル系樹脂からなる第1の基材および/または第2の基材上に、スクリーン印刷法を用いて請求項1〜4のいずれかに記載の熱硬化性接着剤を塗布して乾燥させ、前記第1の基材と第2の基材とを、前記塗布、乾燥させた接着剤を介して貼り合わせ、前記第1の基材と第2の基材を熱圧着しながら前記接着剤を硬化させることにより前記第1の基材と第2の基材を接着させて結晶性ポリエステル樹脂からなる前記基材を積層接着することを特徴とする樹脂積層型ICカードの製造方法を提供する。
更に本発明の別の側面によれば、本発明の第1の側面による樹脂積層型ICカード用熱硬化性接着剤を介して結晶性ポリエステル樹脂からなる基材が積層接着されていることを特徴とする樹脂積層型ICカードを提供する。
本発明によれば、結晶性ポリエステル系樹脂からなる基材を強固に接着することができ、接着層の厚みを自由に調整することができる耐薬品性に優れる液状の接着剤を提供することができる。
また、本発明によれば、従来は難しいとされた液状の硬化性接着剤を用い、ホットメルト型シートに成形することなく、印刷法にて精度よく接着剤を塗布して結晶性ポリエステル系樹脂からなる基材を接着させることができる。
さらに、本発明によれば、ICカードの厚みに対する設計の自由度の高い樹脂積層型ICカードを提供することができる。
以下、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明の熱硬化性接着剤は、少なくとも一方の基材が結晶性ポリエステル系樹脂からなる第1の基材および/または第2の基材上に、印刷法を用いて接着剤を塗布して乾燥させ、塗布した接着剤が基材間に位置するように上記第1の基材と第2の基材とを貼り合わせ、第1の基材と第2の基材を熱圧着しながら接着剤を硬化させることにより第1の基材と第2の基材を接着するために用いる熱硬化性接着剤である。この熱硬化性接着剤は、(a)水酸基を有する非晶性ポリエステル樹脂、(b)多官能ポリイソシアネート、(c)前記非晶性ポリエステル樹脂を溶解させる溶媒、および(d)チキソ性付与剤を含む。
ポリエステル樹脂(a)は、非晶性であるために、溶媒に溶解することができる。非晶性ポリエステル樹脂(a)のガラス転移温度Tgは、好ましくは50℃以下、より好ましくは40℃以下、特に好ましくは30℃以下である。このような非晶性ポリエステル樹脂(a)としては、例えば、東洋紡により製造されている非晶性ポリエステル樹脂のバイロン(登録商標)300、500、530、560、630、670、GK130、GK180等を用いることができる。
本発明において用いる非晶性ポリエステル樹脂(a)は水酸基を有するために、イソシアネートと反応する。ポリエステル樹脂を硬化させるために、イソシアネートは多官能である必要がある。単官能のイソシアネートでは、1のポリエステル樹脂の水酸基と反応することで反応が止まってしまい、ポリエステル樹脂の分子量は増大せず、イソシアネートの硬化剤としての働きが十分に発現しない。本発明で用いるイソシアネートは多官能であるために、ポリエステル間に架橋結合を形成し、ポリエステル樹脂を硬化させる働きがある。さらに、多官能イソシアネートを用いることにより、ポリエステル樹脂とイソシアネートにより構成される分子の網目構造がより複雑になり、接着剤の耐薬品性が高まる。特に本発明において、分岐型の非晶性ポリエステル樹脂を用いれば、より複雑な網目構造を容易に得ることができる。
次に、イソシアネートは、ポリエステル樹脂(a)が有する水酸基との反応が早く、印刷工程において接着剤が増粘し、基材に塗布することが困難となる。このイソシアネートの反応性を抑えるために、一般的には、アルコール等をイソシアネートと反応させて、イソシアネート基を保護したブロック化イソシアネートを用いることが考えられる。しかしながら、ブロック化イソシアネートを用いると、ポリエステル樹脂の水酸基とイソシアネート基を反応させるために、接着時に高温に加熱すること、例えばアルコールでブロックされたイソシアネートでは150℃以上に加熱して保護基を除くことが必要となり、接着させるPET基材を劣化させてしまう。この点、多官能ポリイソシアネートを用いることにより、上記の問題を解消することができる。
本発明において用いられる多官能ポリイソシアネート(b)としては、ヘキサメチレンジイソシアネート系ポリイソシアネートが好ましい。このようなヘキサメチレンジイソシアネート系ポリイソシアネートとしては、ビウレット型、イソアダクト型のもの等を使用することができる。ビウレット型のヘキサメチレンジイソシアネート系ポリイソシアネートの一般式を、式(1)に示す。かかるヘキサメチレンジイソシアネート系ポリイソシアネートは、旭化成ケミカル社から、デュラネート(登録商標)の商品名で販売されている。
Figure 0005188035
(式中、Rは、ヘキサメチレン基を示す)。
本発明の接着剤には、多官能ポリイソシアネート(b)が、非晶性ポリエステル樹脂(a)100質量部に対して、好ましくは1〜30質量部、より好ましくは2〜15質量部含まれる。多官能ポリイソシアネート(b)が、1質量部未満であると、架橋点が少なくなり、耐薬品性が低下する。一方、30質量部を超えると、未反応の多官能ポリイソシアネートが残留し、耐薬品性の低下を招くために好ましくない。
本発明の接着剤は印刷法により基材に塗布されるために、本発明の接着剤は、非晶性ポリエステル樹脂(a)を溶解させる溶媒(c)を含む。本発明の接着剤に含まれる溶媒(c)としては、非晶性ポリエステル樹脂(a)と多官能ポリイソシアネート(b)を溶解するものであればいずれの溶媒でもよく、印刷法に応じて適宜選択することができる。例えば、カルビトールアセテート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートやプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等のエステル系溶剤を用いることができる。また、希釈効果のある紫外線硬化型モノマーを用いることができる。
本発明の接着剤には、溶媒(c)が、非晶性ポリエステル樹脂(a)100質量部に対して、好ましくは30〜200質量部、より好ましくは50〜150質量部含まれる。溶媒(c)が30質量部未満であると、接着剤が高粘度となり印刷性が悪くなる。一方、200質量部を超えると、接着剤が低粘度となりすぎ、所望の膜厚が得られにくくなるので好ましくない。
また、本発明の接着剤は、チキソ性付与剤(d)を含む。チキソ性付与剤は、本発明の接着剤を印刷法により塗布する際に生じる液ダレ等を防止して、接着剤の印刷形状を保持することができる。また、接着剤中の樹脂の糸引きの防止、接着剤の流れ止め防止により印刷性を向上させることができる。さらに、塗布された接着剤の乾燥時におけるユズ肌の発生等の肌あれを防止することができる。
このようなチキソ性付与剤(d)としては、例えば、微粉シリカ、粉砕シリカ、有機ベントナイト、タルク、スメクタイト、クレー、ポリアマイド樹脂等を挙げることができる。本発明の接着剤には、チキソ性付与剤(d)が、非晶性ポリエステル樹脂(a)100質量部に対して、好ましくは、0.1〜200質量部、より好ましくは0.5〜150質量部含まれる。チキソ性付与剤(d)が0.1質量部未満であると、上記効果が十分に発揮されない。一方、200質量部を超えると、接着強度の低下を招くために好ましくない。
また、印刷性を向上させるために、本発明の接着剤は、好ましくは、消泡剤、レベリング剤等の添加剤を含む。
本発明の接着剤により接着される第1の基材と第2の基材は双方とも結晶性ポリエステル系樹脂であってもよいし、あるいは、一方の基材が、ガラスのような他の材質であってもよい。本発明の接着剤は印刷法により塗布されるために、塗布する接着剤の量を容易に制御することができ、接着剤を、所望の接着層の厚みで基材に塗布することができる。本発明の接着剤を、少なくとも一方の基材が結晶性ポリエステル系樹脂からなる第1の基材および/または第2の基材上に塗布する印刷方法は、いずれの印刷方法を用いてもよく、例えば、スクリーン印刷法、オフセット印刷法、グラビア印刷法、ダイコート法等により塗布することができる。なかでも、版の選択や印刷条件により容易に膜厚をコントロールすることができることから、スクリーン印刷法が好適に用いられる。
本発明によれば、基材に接着剤を塗布して乾燥させた後に、基材同士を、塗布し乾燥させた接着剤を介して貼り合わせ、基材を熱圧着しながら接着剤を硬化させることにより基材同士を接着することができる。熱圧着の温度は、接着させる基材が変形しない温度とすることが必要であり、例えば、PET基材では140℃以下とすることが好ましい。熱圧着の圧力は、好ましくは0.05〜1MPa、より好ましくは0.05〜0.5MPaである。
本発明の接着剤は、樹脂積層型ICカードの製造における回路基板と結晶性ポリエステル系樹脂からなる基材、例えばPETシートの貼り合わせに用いることができる。本発明によれば、接着剤を、PETシートに印刷法を用いて塗布し乾燥させた後に、PETシートとICカード回路基板とを、PETシートに塗布し乾燥させた接着剤を介して貼り合わせ、PETシートをICカード回路基板に熱圧着しながら接着剤を硬化させるという簡便な方法により製造された積層型ICカードを提供することができる。また、接着剤を、製品について所望される厚さに応じて、所望の接着層の厚さおよび接着剤量でPETシート上に塗布して、ICカード回路基板とPETシートの貼り合わせを行うことができるため、非常に有利である。さらに、スクリーン印刷法により接着剤を塗布すれば、より迅速且つ簡便に、大量のカードの貼り合わせを行うことができる。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
まず、加熱溶解釜を用いて、100部のバイロン560(Mn=19000;水酸基価=8;Tg=7℃)に、溶媒として100部のカルビトールアセテートを加えて、60℃で攪拌し、完全に溶解させて冷却した後に、ワニスAを得た。100部のワニスAに対して、2.5部の日本アエロジル製微粉シリカ#200、および消泡剤/レベリング剤として0.2部の信越化学工業製シリコーンオイルKS−66を配合して攪拌した後に、3本ロールミルにて分散させてインキ状組成物Aを得た。
100部のインキ状組成物Aに、1.5部の多官能ポリイソシアネート(旭化成ケミカル製 24A−100)を配合し攪拌して、スクリーン印刷可能な接着剤Aを作製した。
実施例2
実施例1と同様に調製したインキ状組成物A100部に、5部の多官能ポリイソシアネート(旭化成ケミカル製 21S−75E)を配合し攪拌して、スクリーン印刷可能な接着剤Bを作製した。
こうして得られた実施例1の接着剤Aおよび実施例2の接着剤Bの接着性を試験した。
厚さ250μmの白色PETフィルム(テイジン製テトロンフィルムU2)に、スクリーン印刷法にて、100メッシュポリエステルバイアス版を用いて全面に膜厚40μmでベタ印刷を行った。これを、80℃で30分間、熱風循環式乾燥炉で乾燥させた。同様の白色PETフィルムを、この乾燥させた接着剤が塗布されたPETフィルム上に載せて、実施例1の接着剤Aについては、140℃にてプレス圧0.2MPaで60分間、熱圧着させた。実施例2の接着剤Bについては、130℃にてプレス圧0.2MPaで60分間、熱圧着させた。それぞれを室温にまで自然冷却して、必要なカードサイズに裁断することにより、積層構造のカードを得た。この積層構造のカードを一日室温にて放置した後、以下の3つの試験を行って、得られたカードの評価を行った。
JIS X6305−1層間剥離の試験方法に準じて接着強度の評価を行った。実施例1の接着剤Aを用いたもの、および実施例2の接着剤Bを用いたものの双方とも、5N/mmの強度であった。
JIS X6305−1 5.4耐化学薬品性に準じて耐薬品性の評価を行った。実施例1の接着剤Aを用いたもの、および実施例2の接着剤Bを用いたものの双方とも、全ての項目にわたって異常は見られなかった。
JIS X6301に準じてカードの物理的特性評価を行った。実施例1の接着剤Aを用いたもの、および実施例2の接着剤Bを用いたものの双方とも、全ての項目にわたって問題はなく、試験時の剥離も観察されなかった。
以上の試験結果から、実施例1の接着剤Aおよび実施例2の接着剤Bを用いて、スクリーン印刷法で作製した積層カードは、充分に使用に耐えることが確認できた。
以上詳述した通り、本発明によれば、従来は難しいとされた液状の硬化性接着剤を用い、ホットメルト型シートに成形することなく、印刷法にて精度よく接着剤を塗布して結晶性ポリエステル系樹脂からなる基材を接着させることができる。

Claims (6)

  1. 少なくとも一方の基材が結晶性ポリエステル系樹脂からなる第1の基材および/または第2の基材上に、スクリーン印刷法を用いて接着剤を塗布して乾燥させ、前記第1の基材と第2の基材とを、前記塗布、乾燥させた接着剤を介して貼り合わせ、前記第1の基材と第2の基材を熱圧着しながら前記接着剤を硬化させることにより前記第1の基材と第2の基材を接着するために用いる樹脂積層型ICカード用熱硬化性接着剤であって、
    (a)水酸基を有する非晶性ポリエステル樹脂、
    (b)多官能ポリイソシアネート、
    (c)前記非晶性ポリエステル樹脂を溶解させる溶媒、および
    (d)チキソ性付与剤
    を含むことを特徴とする樹脂積層型ICカード用熱硬化性接着剤。
  2. 基材を構成する前記結晶性ポリエステル系樹脂が、ポリエチレンテレフタレートであることを特徴とする請求項1に記載の樹脂積層型ICカード用熱硬化性接着剤。
  3. 前記非晶性ポリエステル樹脂(a)が、分岐型のポリエステル樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂積層型ICカード用熱硬化性接着剤。
  4. 前記多官能ポリイソシアネート(b)が、ヘキサメチレンジイソシアネート系ポリイソシアネートを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の樹脂積層型ICカード用熱硬化性接着剤。
  5. 少なくとも一方の基材が結晶性ポリエステル系樹脂からなる第1の基材および/または第2の基材上に、スクリーン印刷法を用いて請求項1〜のいずれかに記載の熱硬化性接着剤を塗布して乾燥させ、前記第1の基材と第2の基材とを、前記塗布、乾燥させた接着剤を介して貼り合わせ、前記第1の基材と第2の基材を熱圧着しながら前記接着剤を硬化させることにより前記第1の基材と第2の基材を接着させて結晶性ポリエステル樹脂からなる前記基材を積層接着することを特徴とする樹脂積層型ICカードの製造方法
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の樹脂積層型ICカード用熱硬化性接着剤を介して結晶性ポリエステル樹脂からなる基材が積層接着されていることを特徴とする樹脂積層型ICカード。
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