JP5187226B2 - 排気マニホールド及び排気装置 - Google Patents

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この発明は、排気マニホールド及び排気装置に関する。
V型エンジンの排気装置において、排気管路を集合管路に接続するために、集合管路を構成するパイプに排気管路を接続するための通路孔を設けたものが知られている(特許文献1参照)。この従来技術において、排気管路と集合管路は溶接で直接接続されている。また、通路孔の縁部を延ばして形成した排気の流れを誘導する部材が設けられている。
特開平7−238828号公報
しかし、前述した特許文献1の排気装置では、排気管路の端で通路断面積が減り通気抵抗が高く、エンジン出力が低下したり異常音(ノイズ)が発生するという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、エンジン出力の低下と異音の発生を防止する排気マニホールドを提供することを目的とする。
本発明は、排気マニホールドにおいて、集合管と、前記集合管の表面に形成された開口部に連通する分岐管と、前記集合管と前記分岐管を互いの軸が鋭角になるようにして溶接で接続するための溶接継手部材と、を備えることを特徴とする。さらに、前記溶接継手部材は、前記開口部に向かって開口の断面積が広くなり、前記分岐管が挿入嵌合される筒部と、前記筒部と接続し、前記集合管の表面に溶接させる台座と、を有し、前記分岐管の先端の少なくとも一部が、前記溶接継手部材と前記分岐管の接触部分より前記集合管側に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、エンジン出力の低下が防止できるとともに異常音の発生が防止できる。
排気マニホールドの配置を示す概略図である。 排気マニホールドにおける集合管と分岐管との接続部分を示す概略図である。 溶接継手部材を例示する斜視図である。 第一実施形態に係る排気マニホールドの部分断面図である。分岐管の軸方向と集合管の軸方向に沿った断面を示す。 第二実施形態に係る排気マニホールドの部分断面図である。分岐管の軸方向と集合管の軸方向に沿った断面を示す。 分岐管の先端が、溶接継手部材と分岐管との接触部分から集合管側に突き出していない場合を示す参照図である。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態に係る排気マニホールド(エキゾーストマニホールド)1の配置図である。エンジン(内燃機関)3の両側に排気マニホールド1が設けられる。本実施形態では、エンジン3は、V型エンジン、特にV型8気筒のエンジンであるが、これに限定されるものではない。
排気マニホールド1は、集合管7と、各気筒に接続する四本の分岐管5を具備している。集合管7は、エンジン3の両側に二本設けられており、エンジン3の気筒列の方向に延在する。V型8気筒のエンジン3からの排気は、四本の分岐管5を通り集合管7に流入し、集合管7から図示しない触媒コンバータやマフラに向けて流れる。排気マニホールド1、触媒コンバータ、及び、マフラ等は、排気装置を構成する。
図2は、排気マニホールド1における集合管7と分岐管5との接続部分を示す。集合管7と各分岐管5は、集合管7と分岐管5との接続部分付近では略円柱状の形状を有する。集合管7と各分岐管5は、接続部分から離れた場所では、略円柱状の形状以外の形状を有してもよい。分岐管5と集合管7は、互いの軸(又は軸方向)が鋭角になるようにして、溶接継手部材9を介して接続される。
図3は、溶接継手部材9の一例を示す。図3のように、溶接継手部材9は、筒部13と、筒部13に接続する台座部15からなる。筒部13は、台座部15に向かって開口の断面積が広がる末広がりの形状を有する。分岐管5が、筒部13内に挿入され筒部13と嵌合する。台座部15は、略円柱状の集合管7の表面に適合するよう弧状に湾曲した形状を有する。
図4は、排気マニホールド1の部分断面図であり、分岐管5と集合管7の軸方向に沿った断面を示す。図4は、分岐管5、集合管7、及び溶接継手部材9の接続状態を示す。
溶接継手部材9と分岐管5は、溶接継手部材9の筒部13の上端で溶接される。溶接継手部材9と集合管7は、溶接継手部材9の台座部15の四方の端で溶接される。溶接継手部材9を使用することにより、溶接継手部材9の応力が集中する部分16と溶接部分18との距離が離れ、溶接部分18の耐久性が増す。溶接継手部材9の応力が集中する部分16は、筒部13の側面の曲率が最大となる部分である。なお、溶接継手部材9の筒部13の側面の曲率は、応力を小さくするため、大きくなりすぎないように設定されている。
分岐管5は、集合管7の開口部17に連通する。分岐管5と集合管7は互いの軸が鋭角になるように接続される。図4では、この鋭角は55°程度であるが、これに限定されるものではない。分岐管5の先端19が、分岐管5の軸方向に関して、溶接継手部材9と分岐管9の接触部分(重なり部分)20から集合管側に突き出している。即ち、分岐管5の先端19が、溶接継手部材9と分岐管9の接触部分20より集合管側に位置している。本実施形態では、分岐管5の先端19の全部が、この接触部分20より集合管側に位置している。さらに、先端19は集合管7の開口部17まで達している。これにより、分岐管5の先端19が集合管7に近づき、分岐管5からの排気の流れと集合管7からの排気の流れがスムーズに合流する。なお、溶接継手部材9と分岐管9の接触部分20は、分岐管5の外周面と筒部13の内周面の接する部分である。
また、分岐管5の先端19は、分岐管5の軸に対して鋭角をなす。即ち、先端19の開口21は、分岐管5の軸に対して鋭角をなす。詳細には、分岐管5の先端開口21は、集合管7の開口部17に位置し、先端開口21は開口部17と略平行で略同一平面内にある。これにより、排気の流れの合流がさらにスムーズになり、分岐管5からの排気の流れに対する抵抗が減少する。また、図4と後述の図5を比較するとわかるように、溶接継手部材9の筒部13の長さを短くすることができる。
作用効果
本実施形態によれば、分岐管5の軸と集合管7の軸が鋭角をなし、分岐管5の先端19が、溶接継手部材9と分岐管5の接触部分20より集合管側に位置している。このため、図4中の矢印のように、分岐管5からの排気の流れが集合管7の排気の流れに合流する角度も鋭角をなし小さくなる。そして、排気の流れの合流がスムーズになり、分岐管5からの排気の流れに対する抵抗が減少し、エンジン3の出力の低下が防止できるとともに排気マニホールド1からの異常音の発生が防止できる。
<第二実施形態>
第二実施形態では、第一実施形態と異なり、分岐管5の先端19は、分岐管5の軸に対して鋭角ではなく直角になっている。従って、分岐管5の先端19の加工(形成)が簡単にできる。
図5のように、分岐管5の先端19の少なくとも一部が、溶接継手部材9と分岐管9との接触部分(重なり部分)20から集合管側に突き出している。先端19の少なくとも一部が、集合管7の開口部17まで達している。その他の構成は、第一実施形態と同様である。
なお、図6の矢印で示すように、分岐管5の先端19が、溶接継手部材9と分岐管9との接触部分20から集合管側に突き出していない場合、分岐管5からの排気の流れが集合管7の排気の流れに合流する角度が大きくなる。この場合、分岐管5からの排気の流れに対する抵抗が大きく、エンジン3の出力の低下と排気マニホールド1からの異常音の発生が防止できない。
従って、分岐管5の先端19の少なくとも一部が、分岐管9の軸方向に関して、溶接継手部材9と分岐管9との接触部分20より集合管側に位置している。
作用効果
本実施形態によれば、分岐管5の先端19は、分岐管5の軸に対して鋭角ではなく直角になっている。このため、分岐管5の先端19の加工(形成)が簡単にできる。また、分岐管5の軸と集合管7の軸が鋭角をなし、分岐管5の先端19の少なくとも一部が、分岐管9の軸方向に関して、溶接継手部材9と分岐管9との接触部分20より集合管側に位置している。このため、第一実施形態と同様に、排気の流れの合流がスムーズになり、分岐管5からの排気の流れに対する抵抗が減少する。この結果、エンジン3の出力の低下が防止できるとともに排気マニホールド1から異常音の発生が防止できる。
本発明は上記の各実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
1 排気マニホールド
5 分岐管
7 集合管
9 溶接継手部材
17 集合管の開口部
19 分岐管の先端
20 接触部分

Claims (3)

  1. 集合管と、
    前記集合管の表面に形成された開口部に連通する分岐管と、
    前記集合管と前記分岐管を互いの軸が鋭角になるようにして溶接で接続するための溶接
    継手部材と、を備え、
    前記溶接継手部材は、前記開口部に向かって開口の断面積が広くなり、前記分岐管が挿入嵌合される筒部と、前記筒部と接続し、前記集合管の表面に溶接させる台座と、を有し、
    前記分岐管の先端の少なくとも一部が、前記溶接継手部材と前記分岐管の接触部分より
    前記集合管側に位置していることを特徴とする排気マニホールド。
  2. 前記分岐管の先端における開口は、前記分岐管の軸に対して鋭角をなし、
    前記分岐管の先端の少なくとも一部が、前記集合管の開口部まで達していることを特徴
    とする、請求項1に記載の排気マニホールド。
  3. 請求項1の排気マニホールドを有する排気装置。
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