JP2005280428A - 管保持用ブラケット - Google Patents
管保持用ブラケット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005280428A JP2005280428A JP2004095343A JP2004095343A JP2005280428A JP 2005280428 A JP2005280428 A JP 2005280428A JP 2004095343 A JP2004095343 A JP 2004095343A JP 2004095343 A JP2004095343 A JP 2004095343A JP 2005280428 A JP2005280428 A JP 2005280428A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- bracket
- tube
- holding
- exhaust pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
【解決手段】 円形の断面形状を有する管31に掛け渡されて長手方向両端部2a,2bが支持部材に固定されることにより管31を保持する管保持用ブラケット1であって、長手方向中間部に、四角形の一端が開放した断面形状を有し、管31の外周の一部を囲んで管31を保持する保持部4を形成するとともに、上記の開放された一端に対向する面7の少なくとも一部を管31に溶接し、且つ、残りの対向する二面10a,10b間の距離L2を管31の直径よりも小さく設定する。
【選択図】 図2
Description
請求項3記載の本発明の管保持用ブラケットは、請求項1又は2記載の構成において、上記の対向する二面の両方に、上記管に向かって隆起した凸部が形成されていることを特徴としている。
請求項5記載の本発明の管保持用ブラケットは、請求項1〜4の何れか1項に記載の構成において、上記管は、内燃機関に接続された排気管であることを特徴としている。
請求項3記載の本発明の管保持用ブラケットによれば、溶接と2つの点接触とにより管をより確実に保持することができる。
請求項4記載の本発明の管保持用ブラケットによれば、ブラケットに対する管の位置ずれ分をより確実に吸収することができる。
図1,図2(a)及び図2(b)は、本発明の一実施形態としての管保持用ブラケットを説明するためのもので、図1は正面図、図2(a)は図1のA−A矢視断面図、図2(b)は図2(a)のB−B断面図である。
本実施形態に係る管保持用ブラケット(以下、単にブラケットという)1は、例えば、自動車などの車両に備えられたエンジンの排気マニホールド30の集合排気管(排気管)31を保持(支持)するために用いられる。図1では、排気マニホールド30は、その上流側はエンジンの各気筒に分岐しておりそれぞれエンジンの各排気ポートに接続され、その下流側は一つに集合して連結されており集合排気管31に接続されている。また、排気マニホールド30の上流側にはフランジ33が形成されており、このフランジ33に形成された取付穴32a,32b,32c,32dにボルトを挿入して排気マニホールド30をエンジンの各排気ポートに接続できるようになっている。
第1の保持部7の中間部には、集合排気管31の外周に沿うように湾曲した湾曲部〔図2(a)に示す領域L1の部分〕8が形成されており、湾曲部8の集合排気管31側の壁部9は集合排気管31と溶接により固着されている。ここでは、図1に斜線で示す領域L0が溶接部分である。このように、第1の保持部7を湾曲させて集合排気管31の周面との接触面積を大きくした上で溶接することにより、ブラケット1を集合排気管31に確実に固着することが可能となる。
第2の保持部10aの集合排気管31側の壁部には、集合排気管31に向かって隆起した凸部11aが形成されており、凸部11aは、第2の保持部10aの長手方向にわたって(即ち、集合排気管31に略直交するように)帯状に形成されている。また、第3の保持部10bの集合排気管31側の壁部には、集合排気管31に向かって隆起した凸部11bが形成されており、凸部11bは、第3の保持部10bの長手方向にわたって(即ち、集合排気管31に略直交するように)帯状に形成されている。これにより、第2の保持部10a及び第3の保持部10bはそれぞれ集合排気管31と常に点接触して〔図2(a)及び図2(b)に示す接触点P1,P2〕集合排気管31の両側から集合排気管31を挟持するようになっている。
例えば、本実施形態では、ブラケット1をエンジンの集合排気管31に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ガス管や水道管などの円形の断面形状を有する管全てに適用可能である。
また、本実施形態では2つの屈曲部6a,6bを設ける構成としたが、何れか一方のみ設けるようにしてもよい。あるいは、屈曲部6a,6bに加えてさらに複数の屈曲部を設けてもよい。
また、本実施形態では、取付部2a,2bをボルトにより支持台に固定するようにしたが、溶接により固定してももちろんよい。
2a,2b 取付部
3a,3b 取付穴
4 保持部
5a,5b 接続部
6a,6b 屈曲部
7 第1の保持部(面)
8 湾曲部
9 壁部
10a 第2の保持部(面)
10b 第3の保持部(面)
11a,11b 凸部
12 補強リブ
30 排気マニホールド
31 集合排気管(排気管)
33 フランジ
32a,32b,32c,32d 取付穴
Claims (5)
- 円形の断面形状を有する管に掛け渡されて長手方向両端部が支持部材に固定されることにより上記管を保持する管保持用ブラケットであって、
長手方向中間部に、四角形の一端が開放された断面形状を有し、上記管の外周の一部を囲んで上記管を保持する保持部が形成されているとともに、
上記の開放された一端に対向する面の少なくとも一部が上記管と溶接され、且つ、残りの対向する二面間の距離が上記管の直径よりも小さく設定されている
ことを特徴とする、管保持用ブラケット。 - 上記の対向する二面のうち少なくとも一方に、上記管に向かって隆起した凸部が形成されている
ことを特徴とする、請求項1記載の管保持用ブラケット。 - 上記の対向する二面の両方に、上記管に向かって隆起した凸部が形成されている
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の管保持用ブラケット。 - 上記支持部材に固定された上記長手方向両端部のそれぞれと上記長手方向中間部との間の接続部の少なくとも一方が可撓性を有して形成されている
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の管保持用ブラケット。 - 上記管は、内燃機関に接続された排気管である
ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の管保持用ブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004095343A JP4265457B2 (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 管保持用ブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004095343A JP4265457B2 (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 管保持用ブラケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005280428A true JP2005280428A (ja) | 2005-10-13 |
JP4265457B2 JP4265457B2 (ja) | 2009-05-20 |
Family
ID=35179284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004095343A Expired - Fee Related JP4265457B2 (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 管保持用ブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4265457B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010096097A (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-30 | Yutaka Giken Co Ltd | 付属品取付け用ブラケット及びこれの取付け方法 |
JP2011509204A (ja) * | 2007-12-06 | 2011-03-24 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 高合金鋼製構成部品の固定要素のための腐食防止 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102700401A (zh) * | 2012-05-31 | 2012-10-03 | 芜湖市三和汽车部件制造有限公司 | 排气管吊钩总成 |
-
2004
- 2004-03-29 JP JP2004095343A patent/JP4265457B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011509204A (ja) * | 2007-12-06 | 2011-03-24 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 高合金鋼製構成部品の固定要素のための腐食防止 |
JP2010096097A (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-30 | Yutaka Giken Co Ltd | 付属品取付け用ブラケット及びこれの取付け方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4265457B2 (ja) | 2009-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2856705B2 (ja) | 合流管とその製造方法 | |
JP2008184939A (ja) | 樹脂製インテークマニホールド | |
JP2015058778A (ja) | 車体下部のカバー構造 | |
US7640733B2 (en) | Structural component, especially a shielding component | |
JP4265457B2 (ja) | 管保持用ブラケット | |
US8950178B2 (en) | Exhaust device of multi-cylinder engine | |
JP3155105U (ja) | ダクトの構造 | |
JP6156990B2 (ja) | 内燃機関の配管装置 | |
JP2007198721A (ja) | 熱交換器 | |
JP4692252B2 (ja) | 二重管式排気管 | |
JP2010196859A (ja) | プロテクタ付ゴムホース | |
US20100011755A1 (en) | Collecting part structure of exhaust manifold | |
JP2008064090A (ja) | 排気浄化構成要素用のハウジング | |
JP5244536B2 (ja) | 付属品取付け用ブラケット及びこれの取付け方法 | |
JP6802522B2 (ja) | ブラケット部材 | |
JP2010138835A (ja) | 内燃機関の排気マニホールド構造 | |
WO2023105875A1 (ja) | 配管取付構造およびブラケット | |
JP4731523B2 (ja) | 自動車エンジンの排気系継手構造 | |
JP2005307856A (ja) | エキゾーストマニホールド | |
JP2553379Y2 (ja) | エキゾーストマニホルド | |
JP4424661B2 (ja) | 内燃機関における合成樹脂製吸気マニホールド | |
JP3331885B2 (ja) | 内燃機関用排気管 | |
JP3781863B2 (ja) | ダクトの補強構造 | |
JP5212238B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP6597438B2 (ja) | 排気浄化装置取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060324 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090127 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4265457 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |