JP4624459B2 - 排気マニホールド - Google Patents

排気マニホールド Download PDF

Info

Publication number
JP4624459B2
JP4624459B2 JP2008299740A JP2008299740A JP4624459B2 JP 4624459 B2 JP4624459 B2 JP 4624459B2 JP 2008299740 A JP2008299740 A JP 2008299740A JP 2008299740 A JP2008299740 A JP 2008299740A JP 4624459 B2 JP4624459 B2 JP 4624459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
exhaust
tube
portions
inner tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008299740A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010127096A (ja
Inventor
伸之 村上
啓志 細井
仁志 嶋村
仁 若松
克己 八木
公宏 神野
達樹 深川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sango Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Sango Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sango Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Sango Co Ltd
Priority to JP2008299740A priority Critical patent/JP4624459B2/ja
Priority to US12/612,281 priority patent/US8359846B2/en
Publication of JP2010127096A publication Critical patent/JP2010127096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4624459B2 publication Critical patent/JP4624459B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/18Construction facilitating manufacture, assembly, or disassembly
    • F01N13/1872Construction facilitating manufacture, assembly, or disassembly the assembly using stamp-formed parts or otherwise deformed sheet-metal
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
    • F01N13/10Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds
    • F01N13/102Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds having thermal insulation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2450/00Methods or apparatus for fitting, inserting or repairing different elements
    • F01N2450/22Methods or apparatus for fitting, inserting or repairing different elements by welding or brazing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

本発明は、排気マニホールドに関し、特に、一組の気筒の排気ポートから排気ガスを導く二重合流配管部を備えた排気マニホールドに関する。
一般的に、エンジンである内燃機関は、排気通路内に触媒を配置して排気を浄化するようにしているが、触媒温度がその活性温度よりも低いと良好な排気浄化作用を確保することができないので、例えば、機関始動時に触媒を活性温度まで速やかに加熱する必要がある。
このため、従来から空気層等の断熱層を隔てて配置された内管と外管とを備え、この内管内を排気ガスが流通するようになっている二重排気管が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような二重排気管では、外管で構造上の強度を確保し、排気ガス通路を構成する内管の肉厚を薄くすることにより、排気ガスの接触する部分の熱容量を小さくすることができる。また、内管と外管との間に断熱層が設けられることにより、外管を通しての熱の逃げを減らすことができる。
したがって、エンジンの始動時に、排気マニホールドの内壁の温度を速やかに上昇させることができ、排気ガスの保温効果を高めて触媒を活性温度まで速やかに加熱することができる。
また、従来のこの種の排気マニホールドとしては、エンジンの排気ポートに接続される上流管を内管および外管からなる二重管構造として、この二重管からなる上流管の一組を集合させる二重合流配管部を備え、上流管および二重合流配管部の形状を単純化することにより、排気マニホールドの小型化を図るようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
この二重合流配管部は、合流管部および合流管部から二股に分岐された分岐管部を有する共通内管と、共通内管との間に一定の隙間を介して共通内管の外周部を覆うように設けられた共通外管とから構成されており、一組の排気ポートから排気される排気ガスを二重合流配管部で合流させるようにして、上流管および二重合流配管部の形状を単純化することにより、排気マニホールドの小型化を図ることができるようになっている。
また、この二重合流配管部は、共通内管を共通外管に直接、溶接することにより、共通内管が共通外管に取付けられている。
特開平7−224649号公報 特開平10−252457号公報
しかしながら、特許文献2に示すような従来の排気マニホールドにあっては、共通内管が溶接によって共通外管に取付けられているため、高温の排気ガスに晒される薄肉の共通内管と外気に晒される厚肉の共通外管の熱膨張差が大きくなってしまい、共通内管が共通外管に対して変形してしまう。
すなわち、高温時に薄肉の共通内管が変形する際には、厚肉の共通外管が共通内管の変形に追従しないので、共通内管の分岐管部が近接するような歪みが発生してしまうため、共通内管の分岐部分の応力が増大して、分岐管部の分岐部分が山状になるような歪みが発生してしまう。このため、分岐管部の分岐部分に亀裂が発生する等して損傷してしまい、排気マニホールドの信頼性が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、内管が高温の排気ガスに晒されるときに、内管の分岐管部の応力を低減して分岐部分が損傷してしまうのを防止することができ、信頼性を向上させることができる排気マニホールドを提供することを目的とする。
本発明に係る排気マニホールドは、上記目的を達成するため、(1)合流管部および前記合流管部から二股に分岐された分岐管部を有する内管と、前記合流管部および前記分岐管部の外周部を覆うように設けられた外管とから構成される二重合流配管部を備え、エンジンの各気筒のうちの一組の排気ポートから排気される排気ガスが前記分岐管部を通して導入される排気マニホールドにおいて、前記内管と前記外管の間に介装され、前記内管と前記外管との間に一定の隙間を画成するように前記内管と前記外管に接合される半割り形状の一対の内管保持部材を設け、前記内管保持部材が、前記分岐管部の外周部および前記外管の内周部に接合される半円部と、前記半円部と一体的に設けられ、前記半円部を連結する連結部とからなるものから構成されている。
この構成により、内管と外管の間に、内管と外管との間に一定の隙間を画成するように半割り形状の一対の内管保持部材を介装するとともに、この内管保持部材を内管および外管に接合し、この内管保持部材が、分岐管部の外周部および外管の内周部に接合される半円部と、半円部と一体的に設けられ、半円部を連結する連結部とから構成されるので、一対の分岐管部が内管保持部材によって保持された状態で内管が内管保持部材を介して外管に固定される。
このため、低温の外気に晒される外管と高温の排気ガスに晒される内管との間の温度差が大きくなった場合でも、内管と外管との間に内管保持部材が介装されるので、内管の熱が内管保持部材に伝達されて内管と内管保持部材との温度差を小さくすることができる。
したがって、内管保持部材に対する内管の歪みを低減することができる。これに加えて、分岐管部の外周部に接合される半円部が連結部によって連結されることで一対の分岐管部が内管保持部材によって連結されるので、内管の分岐管部が近接する方向の歪みを低減して、内管の分岐管部の分岐部分の応力を低減することができる。この結果、分岐管部の分岐部分が山状に歪んでしまうのを抑制して、分岐管部の分岐部分に亀裂が発生する等して損傷してしまうのを防止することができ、排気マニホールドの信頼性を向上させることができる。
また、分岐管部と内管保持部材の接合面の応力を低減することができるため、内管の取付け強度を確保することができ、排気マニホールドの信頼性をより一層向上させることができる。
上記(1)に記載の排気マニホールドにおいて、(2)前記内管の板厚に対して前記外管の板厚を大きくし、前記内管保持部材の板厚を、前記内管の板厚よりも大きく、かつ、前記外管の板厚よりも小さくしたものから構成されている。
この構成により、内管の板厚を外管よりも薄くしたので、高温の排気ガスに晒される内管の熱容量を小さくして内管と外管の間に空気層(断熱層)を設けることができ、排気ガスを保温することができる。
また、内管保持部材の板厚を内管の板厚よりも大きくしたので、内管と内管保持部材との温度差をより一層小さくすることができ、内管保持部材に対する内管の歪みをより一層低減することができる。
上記(1)または(2)に記載の排気マニホールドにおいて、(3) 前記分岐管部の排気方向上流部にスリットが形成され、前記分岐管部の内周部が前記スリットを介して前記内管と前記外管の間に画成された隙間に連通するものから構成されている。
この構成により、分岐管部の排気方向上流部にスリットを形成し、内管の内周部をスリットを介して内管と外管の間に画成された隙間に連通させたので、分岐管部の排気方向上流側に導入される排気ガスの一部が合流管部に導入される直前に、スリットを通して内管と外管の間の隙間に排気することができ、一組の気筒の排気ポートから一対の分岐管部に排気される高温の排気ガスにより分岐管部の分岐部分に発生する歪みを低減することができる。
すなわち、内管の一対の分岐管部は、排気ガスの入口に相当し、この一対の分岐管部に連通する合流管部に一対の分岐管部に導入された排気ガスが合流されるため、排気ガス量が急激に増えることで排気ガスの圧力が高くなり、分岐管部に導入される排気ガスが非常に高温となって分岐管部の分岐部分が歪み易くなる。
本発明では、分岐管部の排気方向上流側に導入される排気ガスの一部をスリットを通して内管と外管の間の隙間に排気することで、排気ガス量を減らして排気ガスの圧力を低減することができるため、分岐管部に導入される排気ガスの温度が上昇するのを抑制することができる。このため、分岐管部の分岐部分に歪みが発生するのをより一層抑制することができる。
上記(1)ないし(3)に記載の排気マニホールドにおいて、(4)前記合流管部の排気方向下流部にスリットが形成され、前記合流管部の内周部が前記スリットを介して前記内管と前記外管の間に画成された隙間に連通するものから構成されている。
この構成により、合流管部の排気方向下流部にスリットを形成し、内管の内周部をスリットを介して内管と外管の間に画成された隙間に連通したので、分岐管部を通して合流管部に合流される排気ガスの一部をスリットを通して内管と外管の間の隙間に排気することができる。
このため、一対の分岐管部から合流される排気ガスによって合流管部内の排気ガスの圧力が上昇してしまうのを抑制して、内管が排気ガスの圧力によって歪んでしまうのを抑制することができる。
上記(1)ないし(4)に記載の排気マニホールドにおいて、(5)前記エンジンが直列4気筒エンジンで構成されるとともに、前記二重合流配管部が一対設けられ、一方の前記二重合流配管部に排気工程の重ならない一組の排気ポートから排気ガスが導入され、他方の前記二重合流配管部に排気工程の重ならない残りの一組の排気ポートから排気ガスが導入されるものから構成されている。
この構成により、爆発行程が前後する気筒間の排気干渉を確実に抑制することができ、エンジンの低回転域におけるトルク性能の低下を確実に防止することができる。
本発明によれば、内管が高温の排気ガスに晒されるときに、内管の分岐管部の応力を低減して分岐部分が損傷してしまうのを防止することができ、信頼性を向上させることができる排気マニホールドを提供することができる。
以下、本発明に係る排気マニホールドの実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図11は、本発明に係る排気マニホールドの一実施の形態を示す図である。なお、図1は、排気マニホールドの正面図、図2は、二重合流配管部の外管の一方を取り外した状態の排気マニホールドの正面図、図3は、二重合流配管部の分解図、図4は、内管の正面図、図5は、内管の背面図、図6は、内管の側面図、図7は、一方の外管を取り外した状態の二重合流配管部の正面図、図8は、他方の外管を取り外した状態の二重合流配管部の背面図、図9は、図1のA−A方向矢視断面図、図10は、図1のB−B方向矢視断面図、図11は、補強管および内管保持部材が取付けられた状態の内管の側面図である。
まず、構成を説明する。
図1、図2において、排気マニホールド11は、図示しない直列4気筒エンジンのシリンダヘッドに取付けられるものであり、この排気マニホールド11は、独立した複数の上流管12a、12b、12c、12dと、上流管12a〜12dの中の一組毎に接続される二重合流配管部13A、13Bと、二重合流配管部13A、13Bに接続される一組の下流管14a、14bとを含んで構成されている。
上流管12a〜12dは、内管12nと、内管12nよりも板厚が大きく形成され、内管12nとの間に一定の隙間S1(図10参照)を介して内管12nの外周部に取付けられる外管12mとをそれぞれ備えており、上流管12a〜12dの排気方向上流(以下、単に上流という)部にはフランジ部15が取付けられている。なお、フランジ部15には上流管12a〜12dの外管が溶接によって固定されている。
このフランジ部15は、シリンダヘッドにボルト等によって固定されており、上流管12a〜12dにはエンジンの各気筒の排気ポートから排気ガスが排気されるようになっている。
また、本実施の形態では、上流管12aがエンジンの第1気筒の排気ポートに、上流管12bがエンジンの第2気筒の排気ポートに、上流管12cがエンジンの第3気筒の排気ポートに、上流管12dがエンジンの第4気筒の排気ポートにそれぞれ連通している。
また、一方の二重合流配管部13Aは、第2気筒の排気ポートに連通する上流管12bおよび第3気筒の排気ポートに連通する上流管12cの下流側に接続されており、他方の二重合流配管部13Bは、第1気筒の排気ポートに連通する上流管12aおよび第4気筒の排気ポートに連通する上流管12dの排気方向下流(以下、単に下流という)部に接続されている。
ここで、直列4気筒エンジンは、4サイクルガソリンエンジンで、その爆発順は、第1気筒、第3気筒、第4気筒、第2気筒の順となっており、二重合流配管部13Aは、排気工程の重ならない第2気筒の排気ポートおよび第3気筒の排気ポートから上流管12b、12cを介して排気ガスが導入され、二重合流配管部13Bは、排気工程の重ならない第1気筒の排気ポートおよび第4気筒の排気ポートから上流管12a、12dを介して排気ガスが導入されることになる。
次に、図3〜図11に基づいて二重合流配管部13A、13Bの構成を説明する。なお、二重合流配管部13A、13Bの構成は同一であるため、図3〜図11では、二重合流配管部13Bの構成を説明するが、二重合流配管部13Aの構成部材も二重合流配管部13Bの構成部材と同一であるため、二重合流配管部13Aの構成部材の説明を行う場合にも、二重合流配管部13Bの構成部材を用いる。
図2に示すように、二重合流配管部13A、13Bは、合流管部22および合流管部22から二股に分岐された分岐管部23、24を有する内管25と、合流管部22および分岐管部23、24の外周部を覆うように設けられた外管26(図1参照)とを含んで構成されている。
図3に示すように、内管25は、分岐管部23、24を構成する半割り分岐管部23a、23b、24a、24bおよび合流管部22を構成する半割り合流管部22a、22bを有する半割り形状の半割り内管27、28を備えており、半割り内管27、28の幅方向両端部に形成されたフランジ部27a、28aが溶接により接合されることにより、一体化されるようになっている。
また、半割り内管27、28の半割り分岐管部23a、23b、24a、24bの間は薄肉部23c、24cを介して離隔しており、薄肉部23c、24cの上流端Bは、半割り分岐管部23a、23b、24a、24bの上流端Cに対して下流側に位置している。したがって、半割り分岐管部23a、23b、24a、24bの上流部の間には隙間が形成されている。
なお、半割り内管27、28をフランジ部27a、28aによって接合することによって一体的に構成された内管25においては、薄肉部23c、24cを薄肉部21という。
また、図4、図5に破線で示すように、フランジ部27a、28aを接合するための溶接部Aは、フランジ部27a、28aの延在方向上流部と下流部を除いた部分に施されている。
また、図3、図6に示すように、フランジ部27a、28aは、分岐管部23、24の上流部および合流管部22の下流部を除いた半割り内管27、28の幅方向両端部に形成されており、分岐管部23、24には分岐管部23、24の上流部の合わせ面および合流管部22の下流部の合わせ面にそれぞれスリットとしてのフロントスリット29およびリヤスリット30が形成されている。したがって、分岐管部23、24および合流管部22の内周部と内管25および外管26の間に画成された隙間Sとはフロントスリット29およびリヤスリット30を介して連通している。
また、図2、図4、図5に示すように、合流管部22の下流部には筒状の補強管31が設けられており、この補強管31は、リヤスリット30の一部を閉塞するように合流管部22の下流部に溶接によって接合されている。
また、外管26は、合流管部22および分岐管部23を覆うように合流管部22および分岐管部23の外周部に取付けられており、この外管26は、図3に示すように、半割り形状の半割り外管32、33を備えており、半割り外管32、33の幅方向両端部には半割り内管27、28のフランジ部27a、28aを収納する収納部32a、33aが形成されている。また、収納部32a、33aの両端部には、互いに半割り外管32、33の方向に向かって突出する接合部32b、33bが形成されており、この接合部32b、33bが重ね合わされた状態で接合部32b、33bが溶接されることにより、半割り外管32、33が一体化された外管26が構成される。
また、図2、図3、図4、図5、図7〜図11に示すように、内管25と外管26の間には半割り形状の内管保持部材34、35が介装されており、内管保持部材34、35は、内管25と外管26との間に空気層(断熱層)を構成する一定の隙間S(図10参照)を画成するように内管25と外管26に溶接等によって接合されている。なお、この溶接は、スポット溶接等の部分的な溶接、または溶接アーク溶接等の全面に対する溶接等が用いられる。
なお、図10において、上流管12dの外管12mの下流部が外管26の内周部に溶接等によって接合されている。また、内管12nおよび外管12mの間にはワイヤメッシュ39が介装されており、このワイヤメッシュ39は、内管12nおよび外管12mの間に空気層を構成する一定の隙間S1を形成するとともに、排気マニホールド11に振動が発生したときに、その振動を吸収するようになっている。
内管保持部材34、35は、分岐管部23、24の外周部および外管26の内周部に接合される半円部34a、34b、35a、35bと、半円部34a、34bおよび半円部35a、35bと一体的に設けられ、半円部34a、34bおよび半円部35a、35bをそれぞれ連結する直線状の連結部34cおよび連結部35cとを備えている。
この内管保持部材34、35は、半円部34a、34bおよび半円部35a、35bの内周部が溶接等により分岐管部23、24の外周部に接合されているとともに、半円部34a、34bおよび半円部35a、35bの外周部が溶接等により外管26の内周部に接合されており、内管25は、内管保持部材34、35によって外管26に固定されている。
本実施の形態では、内管25、外管26および内管保持部材34、35は、ステンレス鋼板等の金属から構成されており、外管26の板厚が内管25の板厚よりも大きく形成されるとともに、内管保持部材34、35の板厚が内管25の板厚よりも大きく、かつ、外管26の板厚よりも小さく形成されている。また、補強管31の板厚は、内管25の板厚よりも大きく形成されている。
また、内管保持部材34、35の連結部34c、35cは、溶接によって接合されている。本実施の形態では、連結部34c、35cを接合することにより、分岐管部23、24の上流部を挟み込むとともに、補強管31を合流管部22の下流部に接合することにより、排気ガスの圧力によって分岐管部23、24および合流管部22が径方向に拡径するように変形する、すなわち、半割り内管27、28が離隔する方向に内管25が変形するのを防止している。
また、内管25と外管26の間には、半割り状のワイヤメッシュ36、37、38が内管25を挟み込むようにして介装されており、このワイヤメッシュ36、37、38は内管25と外管26との間に空気層Sを形成する隙間を確保するとともに、排気マニホールド11に振動が発生したときに、その振動を吸収するようになっている。
また、図4〜図8に示すように、内管25の分岐管部23、24の上流部の管径は、分岐管部23、24の管径よりも大きくなっており(以下、分岐管部23、24の上流部を大径部40という)、この大径部40に内管保持部材34、35の半円部34a、34b、35a、35bが接合されている。
また、合流管部22の下流部の管径は、合流管部22の管径よりも小径となっており(以下、合流管部22の下流部を小径部41という)、この小径部41に補強管31が取付けられている。
また、ワイヤメッシュ38は、合流管部22と小径部41の段差部を覆うように合流管部22に取付けられている。
また、図1、図2に示すように、下流管14a、14bは、内管および内管との間で一定の隙間を画成するように外管の外周部を覆う外管から構成されており、この下流管14a、14bの上流部は、外管26の下流部に溶接等によって接合されている。
また、下流管14a、14bの下流部は、合流管16によって合流されており、この合流管16にはフランジ部17が設けられている。このフランジ部17は、図示しない触媒装置に接続されている。
この触媒装置は、公知の3元触媒を備えており、排気ガス中の窒素酸化物等の有害物質を還元または酸化させて水、二酸化炭素、窒素といった無害な物質とする装置であり、エンジンの空燃比を所定範囲に制御し、排気ガス中の酸素濃度を一定範囲内に維持することで、高効率の排気ガス浄化作用が得られるという性質がある。
また、触媒装置は、通常、常温では三元触媒の還元能力が低く、過度の高熱や振動に曝され続けると損傷し易くなるため、三元触媒の還元能力がエンジン始動後早期に活性化されるように排気ガスの熱による暖機が必要である。
次に、作用について説明する。
エンジンの運転時には、第1気筒から第4気筒までの各気筒について、吸気、圧縮、爆発膨張および排気の各行程が所定の爆発順に繰り返される。そして、例えば第1気筒が爆発膨張行程であるときには、第2気筒から第4気筒はそれぞれほぼ排気行程、圧縮行程、吸気行程となり、第1気筒が排気行程であるときには、第2気筒から第4気筒はそれぞれほぼ吸気行程、爆発膨張行程、圧縮行程となり、第1気筒が吸気行程であるときには、第2気筒から第4気筒はそれぞれほぼ圧縮行程、排気行程、爆発膨張行程となり、第1気筒が圧縮行程であるときには、第2気筒から第4気筒はそれぞれほぼ爆発膨張行程、吸気行程、排気行程となる。
このようなエンジンに装着される本実施の形態の排気マニホールド11にあっては、第1気筒に連通する上流管12aと第4気筒に連通する上流管12dが二重合流配管部13Bに接続されるため、第1の気筒の排気ポートおよび第4の気筒の排気ポートから排出される排気ガスが上流管12a、12dを通して二重合流配管部13Bに導入される。
また、第2気筒に連通する上流管12bと第3気筒に連通する上流管12cが二重合流配管部13Aに接続されるため、第2の気筒の排気ポートおよび第3の気筒の排気ポートから排出される排気ガスが上流管12b、12cを通して二重合流配管部13Aに導入される。
本実施の形態の上流管12a〜12dは、二重管構造であるため、内管12nの熱容量が小さく、内管12nが早期に上昇し、しかも内管12nは隙間S1によって画成される空気層に覆われているので、内管12nから外管12mへの熱放射が低減され、排気ガスが保温される。
また、二重合流配管部13A、13Bに導入された排気ガスは、分岐管部23、24を通して合流管部22に合流した後、二重管構造の下流管14a、14bに導入され、下流管14a、14bによって保温されたまま触媒装置に向かって排出される。
本実施の形態の二重合流配管部13A、13Bは、薄肉の内管25および内管25との間に空気層を画成する隙間Sを介して内管25の外周部を覆う厚肉の外管26を備えた二重管構造であるため、内管25の熱容量が小さく、内管25が早期に上昇し、しかも内管25は空気層に覆われているので、内管25から外管26への熱放射が低減され、排気ガスが保温される。したがって、エンジンの冷間時に二重合流配管部13A、13Bの下流側に設けられた触媒装置の活性化が促進され、排気ガスの浄化性能が向上する。
一方、内管25は、外管26よりも薄肉に形成されているため、高温の排気ガスに晒されると、内管25と外管26の熱膨張差が大きくなってしまい、内管25の合流管部22、分岐管部23、24に歪みが発生する。特に、分岐管部23、24の径方向の歪みが発生すると、薄肉部21が山状に変形して薄肉部21に亀裂が発生する等して損傷してしまうおそれがある。
本実施の形態では、内管25と外管26の間に、内管25と外管26との間に一定の隙間Sを画成するように半割り形状の一対の内管保持部材34、35を介装するとともに、この内管保持部材34、35を内管25および外管26に溶接し、この内管保持部材34、35が、分岐管部23、24の外周部および外管26の内周部に接合される半円部34a、34b、35a、35bと、半円部34a、34b、35a、35bと一体的に設けられ、半円部34a、34b、35a、35bを連結する連結部34c、35cとを含んで構成されるので、一対の分岐管部23、24が内管保持部材34、35によって保持された状態で内管25が内管保持部材34、35を介して外管26に固定されることになる。
このため、低温の外気に晒される外管26と高温の排気ガスに晒される内管25との間の温度差が大きくなった場合でも、内管25と外管26との間に内管保持部材34、35が介装されることで、内管25の熱が内管保持部材34、35に伝達されて内管25と内管保持部材34、35との温度差を小さくすることができる。
したがって、内管保持部材34、35に対する内管25の歪みを低減することができる。これに加えて、分岐管部23、24の外周部に接合される半円部34a、34b、35a、35bが連結部34c、35cによって連結されることで一対の分岐管部23、24が内管保持部材34、35によって連結されるので、内管25の分岐管部23、24が近接する方向の歪みを低減して、分岐管部23、24の薄肉部21の応力を低減することができる。この結果、分岐管部23、24の薄肉部21が山状に歪んでしまうのを抑制して、分岐管部23、24の薄肉部21に亀裂が発生する等して損傷してしまうのを防止することができ、排気マニホールド11の信頼性を向上させることができる。
また、分岐管部23、24と内管保持部材34、35の溶接面の応力を低減することができるため、内管25の取付け強度を確保することができ、排気マニホールド11の信頼性をより一層向上させることができる。
また、本実施の形態では、内管25の板厚に対して外管26の板厚を大きくし、内管保持部材34、35の板厚を、内管25の板厚よりも大きく、かつ、外管26の板厚よりも小さくしたので、高温の排気ガスに晒される内管25の熱容量を小さくして内管25と外管26の間に充分な大きさの空気層(断熱層)を設けることができ、排気ガスを保温することができる。
また、内管保持部材34、35の板厚を内管25の板厚よりも大きくしたので、内管25と内管保持部材34、35との温度差をより一層小さくすることができ、内管保持部材34、35に対する内管の歪みをより一層低減することができる。
また、二重合流配管部13A、13Bに排気ガスが導入される際には、排気ガスの圧力によって分岐管部23、24および合流管部22が径方向に変形してしまうので、本実施の形態では、内管25よりも厚肉の内管保持部材34、35の連結部34c、35cを接合することにより、分岐管部23、24の上流部を挟み込むとともに、内管25よりも厚肉の補強管31を合流管部22の下流部に接合することにより、内管25の上流部および下流部を補強することで、排気ガスの圧力によって分岐管部23、24および合流管部22が径方向に拡径するように変形するのを防止している。
ところが、分岐管部23、24および合流管部22の開口径が一定であると、内管25よりも厚肉の内管保持部材34、35の端部(図7、図8に矢印R1で示す)と内管25よりも厚肉の補強管31の端部(図7、図8に矢印R2で示す)の分岐管部23、24および合流管部22部分に応力が集中してしまい、分岐管部23、24および合流管部22の端部R1、R2を傷めてしまうおそれがある。
本実施の形態では、内管25の分岐管部23、24の上流部に大径部40を形成するとともに、合流管部22の下流部に小径部41を形成することにより、大径部40と大径部40の下流側の分岐管部23、24の内径を異ならせるとともに、小径部41と小径部41の上流側の合流管部22の内径を異ならせた。
このため、分岐管部23、24および合流管部22の径方向に作用する排気ガスの応力を内径が変化する大径部40および小径部41によって分散させることができる。したがって、内管保持部材34、35の端部R1と補強管31の端部R2の分岐管部23、24および合流管部22部分に応力が集中するのを防止することができ、内管保持部材34、35および補強管31の端部R1、R2に位置する分岐管部23、24および合流管部22の端部R1、R2が損傷するのを防止することができる。
また、本実施の形態では、分岐管部23、24の排気方向上流部にフロントスリット29を形成し、分岐管部23、24の内周部をフロントスリット29を介して内管25と外管26の間の隙間Sに連通させたので、分岐管部23、24の排気方向上流側に導入される排気ガスの一部が合流管部22に導入される直前に、フロントスリット29を通して内管25と外管26の間の隙間Sに排気することができ、各気筒の排気ポートから一対の分岐管部23、24に排気される高温の排気ガスにより分岐管部23、24の薄肉部21に発生する歪みを低減することができる。
すなわち、一対の分岐管部23、24は、排気ガスの入口に相当し、この一対の分岐管部23、24に連通する合流管部22に一対の分岐管部23、24に導入された排気ガスが合流されるため、排気ガス量が急激に増えることで排気ガスの圧力が高くなり、分岐管部23、24に導入される排気ガスが非常に高温となって分岐管部23、24の薄肉部21が歪み易くなる。
本実施の形態では、分岐管部23、24の排気方向上流側に導入される排気ガスの一部をフロントスリット29を通して内管25と外管26の間の隙間Sに排気して排気ガス量を減らして排気ガスの圧力を低減することにより、分岐管部23、24に導入される排気ガスの温度が上昇するのを抑制することができる。このため、分岐管部23、24の薄肉部21に発生する歪みをより一層低減することができる。
また、本実施の形態では、合流管部22の排気方向下流部にリヤスリット30を形成し、合流管部22の内周部をリヤスリット30を介して内管25と外管26の間に隙間Sに連通したので、分岐管部23、24を通して合流管部22に合流される排気ガスの一部をリヤスリット30を通して内管25と外管26の間の隙間Sに排気することができ、一対の分岐管部23、24から合流される排気ガスによって合流管部22内の排気ガスの圧力が上昇してしまうのを抑制して、内管25が排気ガスの圧力によって歪んでしまうのを抑制することができる。
また、本実施の形態では、図4、図5の破線で示すように、溶接部Aを、フランジ部27a、28aの延在方向上流部と下流部を除いた部分に施したので、排気ガスの圧力によりフランジ部27a、28aの延在方向上流端と下流端に応力が集中してしまうのを防止することができる。
すなわち、フランジ部27a、28aの延在方向全域に亘って溶接を施した場合には、排気ガスの圧力によってフランジ部27a、28aの延在方向上流端と下流端と溶接の始端と終端とが重なるため、フランジ部27a、28aの延在方向上流端と下流端とに応力が集中してフランジ部27a、28aが離隔する方向に変形し、溶接部が剥がれてしまい、溶接の信頼性が悪化してしまうおそれがある。
本実施の形態では、溶接部Aを、フランジ部27a、28aの延在方向上流部と下流部を除いた部分に施したので、フランジ部27a、28aの延在方向上流端と下流端から離れた溶接部の始端と終端とに応力を集中させることができる。
このため、フランジ部27a、28aの延在方向上流端と下流端から離れた溶接部の始端と終端と支点として、フランジ部27a、28aの延在方向上流端と下流端の非溶接部を離隔させる方向にフランジ部27a、28aを変形させて溶接部Aが剥がれてしまうのを防止することができ、溶接の信頼性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、二重合流配管部13Aが排気工程の重ならない第1気筒および第4気筒に連通される上流管12a、12dに接続されるとともに、二重合流配管部13Bが排気工程の重ならない第2気筒および第3気筒に連通される上流管12b、12cに接続されるようにしたので、爆発行程が前後する気筒間の排気干渉を確実に抑制することができ、エンジンの低回転域におけるトルク性能の低下を確実に防止することができる。
なお、本実施の形態の二重合流配管部13A、13Bと上流管12a〜12dの接続構造は、これに限らず、隣接する上流管12a、12bを二重合流配管部13Aに接続するとともに、隣接する上流管12c、12dを二重合流配管部13Bに接続するようにしてもよい。
このようにすれば、離れた位置にある上流管12a、12dを二重合流配管部13Bに接続するような構造とならないので、排気マニホールド11の取付けスペースを低減するとともに、排気マニホールド11の構成をより簡素化することができる。
また、フロントスリット29およびリヤスリット30を、分岐管部23、24の上流部の合わせ面および合流管部22の下流部の合わせ面に形成しているが、これに限らず、分岐管部23、24の上流部および合流管部22の下流部の円周方向のいずれかに形成してもよい。
要は、分岐管部23、24の内周部と内管25および外管26の間の隙間Sとがフロントスリットを介して連通されていればよく、合流管部22の内周部と内管25および外管26の間の隙間Sとがリヤスリットを介して連通されていればよい。
また、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上のように、本発明に係る排気マニホールドは、内管が高温の排気ガスに晒されるときに、内管の分岐管部の応力を低減して分岐部分が損傷してしまうのを防止することができ、排気マニホールドの信頼性を向上させることができるという効果を有し、二重合流配管部に一組の気筒の排気ポートから排気ガスを導く排気マニホールド等として有用である。
本発明に係る排気マニホールドの一実施の形態を示す図であり、排気マニホールドの正面図である。 本発明に係る排気マニホールドの一実施の形態を示す図であり、二重合流配管部の外管の一方を取り外した状態の排気マニホールドの正面図である。 本発明に係る排気マニホールドおよび一実施の形態を示す図であり、二重合流配管部の分解図である。 本発明に係る排気マニホールドおよび一実施の形態を示す図であり、内管の正面図である。 本発明に係る排気マニホールドおよび一実施の形態を示す図であり、内管の背面図である。 本発明に係る排気マニホールドおよび一実施の形態を示す図であり、内管の側面図である。 本発明に係る排気マニホールドおよび一実施の形態を示す図であり、一方の外管を取り外した状態の二重合流配管部の正面図である。 本発明に係る排気マニホールドおよび一実施の形態を示す図であり、他方の外管を取り外した状態の二重合流配管部の背面図である。 本発明に係る排気マニホールドおよび一実施の形態を示す図であり、図1のA−A方向矢視断面図である。 本発明に係る排気マニホールドおよび一実施の形態を示す図であり、図1のB−B方向矢視断面図である。 本発明に係る排気マニホールドおよび一実施の形態を示す図であり、補強管および内管保持部材が取付けられた状態の内管の側面図である。
符号の説明
11 排気マニホールド
13A、13B 二重合流配管部
22 合流管部
23、24 分岐管部
25 内管
26 外管
29 フロントスリット(スリット)
30 リヤスリット(スリット)
34、35 内管保持部材
34a、34b、35a、35b 半円部
34c、35c 連結部

Claims (5)

  1. 合流管部および前記合流管部から二股に分岐された分岐管部を有する内管と、前記合流管部および前記分岐管部の外周部を覆うように設けられた外管とから構成される二重合流配管部を備え、エンジンの各気筒のうちの一組の排気ポートから排気される排気ガスが前記分岐管部を通して導入される排気マニホールドにおいて、
    前記内管と前記外管の間に介装され、前記内管と前記外管との間に一定の隙間を画成するように前記内管と前記外管に接合される半割り形状の一対の内管保持部材を設け、
    前記内管保持部材が、前記分岐管部の外周部および前記外管の内周部に接合される半円部と、前記半円部と一体的に設けられ、前記半円部を連結する連結部とからなることを特徴とする排気マニホールド。
  2. 前記内管の板厚に対して前記外管の板厚を大きくし、前記内管保持部材の板厚を、前記内管の板厚よりも大きく、かつ、前記外管の板厚よりも小さくしたことを特徴とする請求項1に記載の排気マニホールド。
  3. 前記分岐管部の排気方向上流部にスリットが形成され、前記分岐管部の内周部が前記スリットを介して前記内管と前記外管の間に画成された隙間に連通することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の排気マニホールド。
  4. 前記合流管部の排気方向下流部にスリットが形成され、前記合流管部の内周部が前記スリットを介して前記内管と前記外管の間に画成された隙間に連通することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1の請求項に記載の排気マニホールド。
  5. 前記エンジンが直列4気筒エンジンで構成されるとともに、前記二重合流配管部が一対設けられ、
    一方の前記二重合流配管部に排気工程の重ならない一組の排気ポートから排気ガスが導入され、他方の前記二重合流配管部に排気工程の重ならない残りの一組の排気ポートから排気ガスが導入されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1の請求項に記載の排気マニホールド。
JP2008299740A 2008-11-25 2008-11-25 排気マニホールド Expired - Fee Related JP4624459B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008299740A JP4624459B2 (ja) 2008-11-25 2008-11-25 排気マニホールド
US12/612,281 US8359846B2 (en) 2008-11-25 2009-11-04 Exhaust manifold

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008299740A JP4624459B2 (ja) 2008-11-25 2008-11-25 排気マニホールド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010127096A JP2010127096A (ja) 2010-06-10
JP4624459B2 true JP4624459B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=42194952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008299740A Expired - Fee Related JP4624459B2 (ja) 2008-11-25 2008-11-25 排気マニホールド

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8359846B2 (ja)
JP (1) JP4624459B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011016170A1 (de) * 2011-04-05 2012-10-11 Faurecia Emissions Control Technologies, Germany Gmbh Abgas führende Vorrichtung und Verfahren zu ihrer Herstellung
US9157363B2 (en) * 2012-08-21 2015-10-13 Ford Global Technologies, Llc Twin independent boosted I4 engine
CN103452635B (zh) * 2013-05-30 2016-03-30 安徽中鼎动力有限公司 一种两冲程发动机的排气歧管
JP6168853B2 (ja) * 2013-05-31 2017-07-26 本田技研工業株式会社 自動二輪車用排気装置
CN103867268B (zh) * 2014-04-02 2016-02-17 吉林大学 微粒捕集器尾气加热装置
CN103993946B (zh) * 2014-05-05 2016-06-01 江门气派摩托车有限公司 一种摩托车双排气管采集连接硅胶管结构
CN105422244A (zh) * 2015-12-18 2016-03-23 力帆实业(集团)股份有限公司 一种车辆
US10974783B2 (en) * 2018-08-17 2021-04-13 Harley-Davidson Motor Company Group, LLC Exhaust shield assembly

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004052715A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Calsonic Kansei Corp エキゾーストマニホルド
JP2005048713A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Sango Co Ltd 内燃機関の排気マニホールド

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5491516U (ja) * 1977-12-13 1979-06-28
JPS5867921U (ja) * 1981-10-30 1983-05-09 カルソニックカンセイ株式会社 遮熱形二股排気管
US5419127A (en) * 1993-11-22 1995-05-30 Soundwich Inc Insulated damped exhaust manifold
JPH07224649A (ja) 1994-02-10 1995-08-22 Toyota Motor Corp 排気マニホルド構造
JPH08218860A (ja) * 1995-02-17 1996-08-27 Nissan Motor Co Ltd 二重排気管
JP3572751B2 (ja) 1995-10-27 2004-10-06 日産自動車株式会社 二重構造エキゾーストマニホールド
US5953912A (en) * 1996-09-10 1999-09-21 Honda Giken Kobyo Kabushiki Kaisha Exhaust manifold of a multi-cylinder internal combustion engine
JP3875344B2 (ja) 1997-03-17 2007-01-31 株式会社ユタカ技研 4気筒エンジンの排気マニホールド
JPH1162575A (ja) 1997-08-07 1999-03-05 Nippon Soken Inc 内燃機関の排気管
JP3433096B2 (ja) * 1998-04-20 2003-08-04 本田技研工業株式会社 エンジンの保温型排気マニホールド
US6155046A (en) * 1998-04-20 2000-12-05 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Heat-insulation type exhaust manifold

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004052715A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Calsonic Kansei Corp エキゾーストマニホルド
JP2005048713A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Sango Co Ltd 内燃機関の排気マニホールド

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010127096A (ja) 2010-06-10
US20100126157A1 (en) 2010-05-27
US8359846B2 (en) 2013-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4624459B2 (ja) 排気マニホールド
JP4624460B2 (ja) 排気マニホールド
JP2736508B2 (ja) エヤーギャップ付マニフオルドのポートフランジ接続
US8091349B2 (en) Motorcycle
US8656709B2 (en) Dual-layer to flange welded joint
US7051523B2 (en) Exhaust system assemblies employing wire bushings for thermal compensation
US9416719B2 (en) Exhaust manifold with insulation sleeve
EP1091101A2 (en) Exhaust pipe assembly of two-passage construction
US8857164B2 (en) Exhaust manifold
JP2008121570A (ja) 排気マニホルド
JP2001263054A (ja) 排気管
JP2020084776A (ja) 排気構造
US20100011755A1 (en) Collecting part structure of exhaust manifold
JP2021080837A (ja) 内燃機関搭載車両の排気管構造、および内燃機関搭載車両の製造方法
JP3201174U (ja) 内燃機関の排気管
JP2010138835A (ja) 内燃機関の排気マニホールド構造
JP5552259B2 (ja) 二重管構造の排気マニホールド
JP4526377B2 (ja) 消音器
JP3199936B2 (ja) メタル担体
JP2004353583A (ja) エキゾーストマニホールドの集合部構造
JP2008082319A (ja) 排気マニホールド
JPH0960519A (ja) 排気管の溶接部構造
JP4069910B2 (ja) エキゾーストマニホルド集合部構造
JPH09192727A (ja) 流路分割パイプ及び二重管型排気パイプ
JP4169386B2 (ja) 車両用エンジンの排気装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101102

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4624459

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees