JP2020084776A - 排気構造 - Google Patents

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誠 小宮
Makoto Komiya
誠 小宮
榊原 健二
Kenji Sakakibara
健二 榊原
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Toyota Motor Corp
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Sango Co Ltd
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Abstract

【課題】排気管の出口付近におけるノイズ発生を抑制する。【解決手段】上部品と、下部品とを溶接することで形成される排気管20と、前記上部品と前記下部品の溶接部を内側から覆うように下流側から排気管に挿入される内筒(マフラカッタ挿入管)32と、を含み、前記内筒32は継ぎ目のない円筒パイプ状であり、上流側端部の内面側が面取りされている。【選択図】図3

Description

本発明は、車両のエンジン排ガスの排気出口についての排気構造に関する。
従来、エンジンからの排気は、フロア下に配置した排気管を通り、車両後方に排出される。排気は、高温高圧であり、そのまま排出すると、大きな排気音を発する。このため、消音装置としてマフラーが設けられる。
特許文献1には、フロア下に排気管を配置した構成が示されている。
特開2010−264883号公報
ここで、排気出口をスポーティに見せるために、排気出口の手前で排気管を2つの分流管に分岐させ、排気出口を2つにすることがある。このような排気管は、押出成形などで一体的に製作することが困難であり、2分割した部品を溶接などで接合して形成することになる。しかし、排気管において、溶接部分があると、その内面には凸凹が生じ、ここを通過する排気が乱れ、ノイズが発生するおそれがある。
本発明に係る排気構造は、上部品と、下部品とを溶接することで形成される排気管と、前記上部品と前記下部品の溶接部を内側から覆うように下流側から排気管に挿入されるマフラカッタ挿入管と、を含み、前記マフラカッタ挿入管は継ぎ目のない円筒パイプ状であり、上流側端部の内面側が面取りされている。
また、前記マフラカッタ挿入管の前記上流側端部の外面側は、前記排気管の内面に接触しているとよい。
また、前記排気管は、下流側が分岐部において2つの分流管に分かれており、各分流管に前記マフラカッタ挿入管がそれぞれ挿入されるとよい。
本発明によれば、マフラカッタ挿入管の先端を面取りすることで、排気管の出口付近におけるノイズ発生を抑制することができる。
車両の排気構造の概略図である。 排気出口部分の平面図である。 図2における、B−B断面図である。 図2における、A−A断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。
「排気構造」
図1は、車両の排気構造の概略図であり、エンジンからの排気はまず触媒浄化装置10に導入される。触媒浄化装置10は、三元触媒などの触媒を利用して炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)などの有害成分を酸化・還元によって浄化する。触媒浄化装置10の下流側には、サブマフラ12が設けられ、ここで排気について1段目の圧力と温度の低下が図られる。
サブマフラ12の下流には、メインマフラ14が設けられ、2段階目の圧力、温度の低下が図られる。そして、メインマフラ14の下流側に排気出口16が設けられ、ここから排ガスが外部に排出される。
サブマフラ12までは、車両の前方側に位置しておりここまでの排気管がフロントパイプと呼ばれ、その後方の排気管がテールパイプと呼ばれる。これらフロントパイプ、テールパイプは、車両の床を形成するフロアパネルの下方に配置される。
「排気構造(排気出口)」
図2に、排気出口16についての平面図を示す。このように、メインマフラ14からの排気管20は二股分岐部22において、2つの分流管24,24に分岐する。2つの分流管24,24は、その長さが若干異なっているが、基本的に同様の配管である。
分流管24,24の下流端は、垂直方向の面で切られている。そして、この下流端にマフラカッタ30,30が接続されている。各マフラカッタ30は、内筒32とこれを覆う外筒34を含む。なお、本出願において、内筒32をマフラカッタ挿入管という。
ここで、図3に、図2における、二股分岐部22の下流側を車両前後方向に伸びる鉛直面で切った断面図(B−B断面図)を示す。
分流管24には、マフラカッタ30の内筒32の基部(前方端部)が下流側から挿入されている。内筒32は、基部側が同一径の円筒パイプ状で、分流管24から後方に出た後で、後方に向けて径が大きくなっている。そして、後方端は、下側が短くなっており、斜めに切られた楕円形の端部になっている。
また、内筒32を取り囲んで、外筒34が配置されている。外筒34は、前方が分流管24の周辺に位置し、後方が内筒32より後方に伸びて終端している。外筒34も、内筒32と同様に、その後方端は下側が短く端面は斜めになっている。また、内筒32の上部の一部が上方に突出しており、この突出部の外周部が外筒34の内周面に接合されている。
外筒34は、全体として円筒パイプ状であるが、その後端(排気口)は、板状の先端が内側に丸く巻き込んだ形状になっている。従って、後端の排気口が、板の切断面ではなく、丸く巻き込んだ外面になっている。このため、意匠的にきれいな印象を与えることができる。特に、2つの排気口を備え、外筒34に光沢のあるものなどを採用することで、スポーティであって高級感のある排気口にすることができる。なお、外筒34は、ボルトなどで分流管24に固定するとよい。
図4は、図2における、二股分岐部22の少し下流側を車幅方向に伸びる鉛直面で切った断面図(A−A断面図)を示す図である。
このように、分流管24,24は、断面半円状の上部品24aおよび下部品24bを合わせて断面円形のパイプ状になっている。そして、上部品24aと下部品24bは、側部において重なり合う。この例では、下部品24bの上端部が少し外側に広がりその後上方に伸びる。そこで、上部品24aの下端が下部品24bの内側に入り両者が重なる。この重なった部分について、溶接で接続しており、ここが溶接部26を構成する。この例では、被覆材を用いて溶接して、両者間をシールしている。
このように、上部品24aの下端が下部品24bを接合しているため、その接合部分(溶接部26)には、段差(車両前後方向に伸びる溝)28が生まれる。二股分岐部22において、管内の排ガスが分岐するため、この部分において流れが乱れる。その部分の配管の内面に段差があると、ノイズが発生しやすい。
なお、2つの管状部分の間には、板状の接続部分があり、上部品24aおよび下部品24bのそれぞれについて板状の接続部分があり、両者は接している。この接続部分については必ずしもシールの必要はなく、スポット溶接や、他の手段の接合でもよく、必ずしも結合する必要はない。
<ノイズ防止の構成>
図3に示すように、内筒32は、つなぎ目のないパイプ状の部材であり、これが分流管24の内面を覆う。これによって、分流管24の継ぎ目(溶接部)に起因するノイズの発生を抑制することができる。
そして、内筒32の外径は分流管24の内径とほぼ同一になっており、分流管24の内周面と内筒32の外周面は隙間なく接触している。そして、内筒32の前方端部(上流側端部)は、内周側が面取りされている。従って、分流管24の内面から内筒32の内面に向けて滑らかな斜面が形成される。そこで、この部分における流れの乱れを小さくして、内筒32を挿入したことによるノイズの発生を抑制することができる。すなわち、面取りしなかった場合には、内筒32の厚み分だけ分流管24の内壁に対し、垂直の面が生じ、ガスの流れが乱される。面取りした先端部の角度は、45度程度か、それ以下が好ましく、例えば15度〜40度程度が好ましい。また、内筒32の押出成形時などに、面取りを行ってもよいが、成形後に内側を削って面取りしてもよい。
10 触媒浄化装置、12 サブマフラ、14 メインマフラ、16 排気出口、20 排気管、22 二股分岐部、24 分流管、24a 上部品、24b 下部品、30 マフラカッタ、32 内筒(マフラカッタ挿入管)、34 外筒。

Claims (1)

  1. 上部品と、下部品とを溶接することで形成される排気管と、
    前記上部品と前記下部品の溶接部を内側から覆うように下流側から排気管に挿入されるマフラカッタ挿入管と、
    を含み、
    前記マフラカッタ挿入管は継ぎ目のない円筒パイプ状であり、上流側端部の内面側が面取りされている、
    排気構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230104537A (ko) 2020-11-10 2023-07-10 니뽄 다바코 산교 가부시키가이샤 정보처리 장치, 정보처리 방법, 및 프로그램
KR20230104538A (ko) 2020-11-10 2023-07-10 니뽄 다바코 산교 가부시키가이샤 정보처리 장치, 정보처리 방법, 및 프로그램

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