JP4578386B2 - 排気管とフランジの溶接方法 - Google Patents
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Description
先ず、2つの半体201、202とフランジ203を、図9に示すように、所定の位置にセットし、2つの半体201、202の合わせ部204、205同士を、合わせ部204、205の全長に亘って溶接W1するとともに、2つの半体201、202とフランジ203の3つの部品が交差する(一点に集中する)部位206を、半体201、202の外面側から点溶接W2し仮止めする。
前記2つの半体の合わせ部のフランジ嵌入側の先端部に切欠部を形成し、
前記2つの半体の合わせ部と、前記貫通孔の周縁部とが交わる部位を、前記半体の外面側から溶接する工程と、
前記切欠部と前記フランジとをその貫通孔の内部で、かつ、その貫通孔の内部側から溶接する工程を含み、
前記半体の外面側からの溶接により形成される溶接ビードと、前記切欠部に形成される溶接ビードとを重なり合わせることを特徴とするものである。
前記2つの半体の合わせ部のフランジ嵌入側の先端部に切欠部を形成し、
前記2つの半体の合わせ部と、前記貫通孔の周縁部とが交わる部位を、前記半体の外面側から溶接する工程と、
前記切欠部と前記フランジとをその貫通孔の内部で、かつ、その貫通孔の内部側から溶接する工程と、
前記半体における合わせ部同士を溶接する工程を含み、
前記2つの半体の合わせ部と前記貫通孔の周縁部とが交わる部位を溶接する工程に連続して、前記半体における合わせ部同士を溶接し、
前記半体の外面側からの溶接により形成される溶接ビードと、前記切欠部に形成される溶接ビードとを重なり合わせることを特徴とするものである。
前記切欠部に形成される溶接ビードは、前記全周溶接により形成される溶接ビード及び前記2つの半体の合わせ部と前記貫通孔の周縁部との溶接により形成される溶接ビードと重なり合うことを特徴とするものである。
図1及び図2は、排気マニホールド1を示すもので、図1は上面図、図2は正面図である。図3は図2における枝管(排気管)とフランジ部の左側面図、図4は排気管の切欠部を示す拡大図、図5は図2におけるA−A線断面図、図6は図5における左側面図である。
次に、枝管2a、2b、2cと上流側フランジ4との溶接方法について説明する。
前記実施例1においては、枝管2a、2b、2cの各端部2d、2e、2fと上流側フランジ4との各貫通孔4aの孔内における全周溶接は、切欠部12の内周面形状に沿って溶接することなく、略単一平面状となるように溶接したものであるが、本実施例2は、枝管2a、2b、2cの各端部2d、2e、2fと上流側フランジ4との各貫通孔4aの孔内における全周溶接を、図7に示すように、切欠部12の内周面形状及び枝管2a、2b、2cの各端部2d、2e、2fに沿って一筆書き状に溶接するものである。図7において、20aは切欠部12に沿った溶接部を示し、20は、その溶接ビードを示す。
更に、本実施例2においては、既に形成された溶接ビード14に対し、一筆書き状の溶接ビード20を重ね合わせることにより、非ラップ部が生じず、排気管とフランジの接合部からのガス洩れを完全に防ぐことが出来る。
4 フランジ
4a 貫通孔
6、7 半体
8、9 半体の合わせ部
12 切欠部
Claims (5)
- 排気管の端部が、2つの半体を合わせて形成され、該排気管の端部をフランジに形成された貫通孔に嵌入する工程と、前記貫通孔の孔内で、前記半体と前記フランジとを全周溶接する工程を有する排気管とフランジの溶接方法であって、
前記2つの半体の合わせ部のフランジ嵌入側の先端部に切欠部を形成し、
前記2つの半体の合わせ部と、前記貫通孔の周縁部とが交わる部位を、前記半体の外面側から溶接する工程と、
前記切欠部と前記フランジとをその貫通孔の内部で、かつ、その貫通孔の内部側から溶接する工程を含み、
前記半体の外面側からの溶接により形成される溶接ビードと、前記切欠部に形成される溶接ビードとを重なり合わせることを特徴とする排気管とフランジの溶接方法。 - 排気管の端部が、2つの半体を合わせて形成され、該排気管の端部をフランジに形成された貫通孔に嵌入する工程と、前記貫通孔の孔内で、前記半体と前記フランジとを全周溶接する工程を有する排気管とフランジの溶接方法であって、
前記2つの半体の合わせ部のフランジ嵌入側の先端部に切欠部を形成し、
前記2つの半体の合わせ部と、前記貫通孔の周縁部とが交わる部位を、前記半体の外面側から溶接する工程と、
前記切欠部と前記フランジとをその貫通孔の内部で、かつ、その貫通孔の内部側から溶接する工程と、
前記半体における合わせ部同士を溶接する工程を含み、
前記2つの半体の合わせ部と前記貫通孔の周縁部とが交わる部位を溶接する工程に連続して、前記半体における合わせ部同士を溶接し、
前記半体の外面側からの溶接により形成される溶接ビードと、前記切欠部に形成される溶接ビードとを重なり合わせることを特徴とする排気管とフランジの溶接方法。 - 前記切欠部と前記フランジとを溶接する工程は、前記半体と前記フランジとを全周溶接する工程の前又は後に行なわれ、
前記切欠部に形成される溶接ビードは、前記全周溶接により形成される溶接ビード及び前記半体の外面側からの溶接により形成される溶接ビードと重なり合うことを特徴とする請求項1又は2記載の排気管とフランジの溶接方法。 - 前記切欠部と前記フランジとを溶接する工程が、前記半体と前記フランジとの全周溶接する工程に含まれることを特徴とする請求項1又は2又は3記載の排気管とフランジの溶接方法。
- 前記半体と前記フランジとの全周溶接における溶接終始位置を、前記切欠部を除いた位置に設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の排気管とフランジの溶接方法。
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