JP5185167B2 - ジッタ検出回路およびジッタ検出方法 - Google Patents

ジッタ検出回路およびジッタ検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、伝送装置で入出力される伝送信号のクロック成分のジッタ異常を検出する技術に関する。
一般的な伝送装置は、データを送受信するためにクロック信号が用いられる。クロック信号は送受信するデータを正確に復号するために重要な信号でジッタ量の少ない品質の高いクロック信号が要求されている。一方、伝送信号の入力断や伝送フレームの同期外れ、或いはCRC演算などによるデータエラーの検出を行ってアラーム表示する伝送装置が使用されている。また、伝送信号のクロック成分の品質を表すジッタ量異常を検出する方法も検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−309312号公報
ところが、従来のジッタ検出方法は複雑な回路構成でコストが高くなるという問題があった。また、複数のジッタ周波数に対応してアラーム検出を行うことは難しかった。このため、多段接続構成の伝送システムなどにおいては、入力された伝送信号のジッタ量の異常によって信号エラーが発生した場合、どの部分で不具合が発生しているのか原因を解析することが困難なため、伝送システムの復旧に時間が掛かるなどの問題があった。
本発明の目的は、複雑な回路を必要とせず、複数のジッタ周波数に対応してジッタ量異常を検出してアラーム表示することができるジッタ検出回路およびジッタ検出方法を提供することである。
本発明のジッタ異常検出回路は、クロック信号のジッタ異常を検出するジッタ異常検出回路において、前記クロック信号を複数の周波数に分周する複数の分周部と、前記クロック信号より周波数の高い高速クロック信号を発生する高速クロック信号発生部と、前記複数の分周部の出力信号の各1周期分の期間を前記高速クロック信号でカウントする複数のカウンタ部と、前記複数のカウンタ部がカウントするカウント値を前記分周部の出力信号の1周期分の時間保持する複数の保持部と、前記複数の保持部に保持された1周期前のカウント値と当該保持部に対応する前記カウンタ部が出力する最新のカウント値との差が予め指定した閾値以上である場合にジッタ異常を検出する検出部とを有することを特徴とする。
また、より好ましくは、外部から送られてくる伝送信号を受信する信号受信部と、前記信号受信部が受信した伝送信号からクロック信号を抽出するクロック抽出部とを更に設け、前記複数の分周部は、前記クロック抽出部が抽出したクロック信号を複数の周波数に分周することを特徴とする。
また、より好ましくは、クロック信号を発生する送信クロック信号生成部と、前記送信クロック信号生成部が生成したクロック信号で伝送信号を外部に送信する信号送信部とを更に設け、前記複数の分周部は、前記送信クロック信号生成部が生成したクロック信号を複数の周波数に分周することを特徴とする。
本発明のジッタ異常検出方法は、クロック信号のジッタ異常を検出するジッタ異常検出方法において、前記クロック信号を複数の分周部で複数の周波数に分周する分周処理と、前記クロック信号より周波数の高い高速クロック信号で前記複数の分周部の出力信号の各1周期分の期間をそれぞれカウントするカウンタ処理と、前記分周部の出力信号の1周期前のカウント値と最新のカウント値との差が予め指定した閾値以上である場合にジッタ異常を検出する検出処理とを有することを特徴とする。
また、より好ましくは、前記分周処理は、外部から送られてくる伝送信号を受信する信号受信部が受信した伝送信号から抽出したクロック信号を前記複数の分周部で複数の周波数に分周することを特徴とする。
また、より好ましくは、前記分周処理は、伝送信号を外部に送信する信号送信部に供給するクロック信号生成部が生成したクロック信号を前記複数の分周部で複数の周波数に分周することを特徴とする。
本発明のジッタ検出回路およびジッタ検出方法は、複雑な回路を必要とせず、複数のジッタ周波数に対応してジッタ量異常を検出してアラーム表示することができる。これにより、システム障害が発生した場合に、障害の原因がクロック源にあるか否かを容易に判別することができるので、障害の復旧時間を大幅に短縮することができる。
第1の実施形態に係るジッタ検出回路100を搭載する入力信号処理部の構成図である。 第1の実施形態に係るジッタ検出回路100の信号波形図である。 第2の実施形態に係るジッタ検出回路100aを搭載する出力信号処理部の構成図である。 第2の実施形態に係るジッタ検出回路100aの信号波形図である。 第3の実施形態に係るジッタ検出回路100bに適用する許容入力ジッタの範囲を示す規格図である。 第3の実施形態に係るジッタ検出回路100bを搭載する入力信号処理部の構成を示すブロック図である。 従来の入力信号処理部の構成図である。 従来の出力信号処理部の構成図である。
本発明に係るジッタ検出回路およびジッタ検出方法の実施形態について説明する。尚、本実施形態では、送信側の伝送装置の出力信号処理部と、受信側の伝送装置の入力信号処理部とにジッタ検出回路およびジッタ検出方法を適用する場合について説明する。先ず、本実施形態に係るジッタ検出回路およびジッタ検出方法について説明する前に、ジッタ検出回路を適用する伝送装置の出力信号処理部と伝送装置の入力信号処理部の従来の構成について説明する。
図7は、従来の伝送装置の入力信号処理部の構成図である。図7において、(1−1)は伝送装置の入力信号、(1−2)は信号受信部、(1−3)は入力断検出部、(1−4)はクロック抽出部、(1−5)はフレーム同期外れ検出部、(1−6)はエラー検出部、(1−7)は伝送装置の内部処理回路(不図示)への出力信号である。
伝送装置の入力信号(1−1)は、信号受信部(1−2)において内部信号にレベル変換され、入力断検出部(1−3)で入力信号の断状態の検出が行われる。また、クロック抽出部(1−4)で入力信号からクロックの再生が行われる。そして、従来の伝送装置の入力信号処理部では、フレーム同期外れ検出部(1−5)で入力信号のフレーム同期が外れたか否かを検出し、エラー検出部(1−6)で入力信号自体に関するエラーの検出を行うようになっている。尚、図7に示した入力信号処理部は、伝送信号から抽出した再生クロックのジッタ量の異常を検出するアラーム機能は搭載されていない。ここで、ジッタ量は再生クロックの位相の揺れの大きさや周波数を示し、ジッタ量によって再生クロックの品質を確認することができる。後で説明する本実施形態では、伝送装置の入力信号処理部にジッタ検出回路を設けてジッタ量を測定できるようにし、予め定めた入力規格以上のジッタ量が検出された場合にアラーム表示するようになっている。
次に、伝送装置の出力信号処理部の従来の構成について図8を用いて説明する。図8において、(2−1)は内部処理回路からの出力信号、(2−2)は内部処理回路からの出力クロック生成用の制御信号、(2−3)は出力クロック生成部、(2−4)は信号送信部、(2−5)は伝送路への出力信号である。
伝送装置の出力クロック生成部(2−3)では、内部処理回路(2−1)から出力される出力クロック生成用の制御信号により、信号送信用の出力クロックを生成する。信号送信部(2−4)は、内部処理回路(2−1)から出力される出力信号(2−5)を伝送路への出力信号として送信していたが、出力信号のクロック成分のジッタ量の異常を検出するアラーム機能は搭載されていない。後で説明する本実施形態では、伝送装置の出力信号処理部にジッタ検出回路を設けてジッタ量を測定できるようにし、予め定めた入力規格以上のジッタ量が検出された場合にアラーム表示するようになっている。
(第1の実施形態)
次に、本実施形態に係るジッタ検出回路を搭載する伝送装置の入力信号処理部について詳しく説明する。図1は第1の実施形態に係るジッタ検出回路100を搭載する入力信号処理部の構成図である。図1において、(3−1)は伝送装置の入力信号、(3−2)は信号受信部、(3−3)は入力断検出部、(3−4)はクロック抽出部、(3−5)はフレーム同期外れ検出部、(3−6)はエラー検出部、(3−7)は伝送装置の内部処理回路(不図示)への出力信号である。ここで、伝送装置の入力信号(3−1)と、信号受信部(3−2)と、入力断検出部(3−3)と、クロック抽出部(3−4)と、フレーム同期外れ検出部(3−5)と、エラー検出部(3−6)と、伝送装置の内部処理回路(不図示)への出力信号(3−7)とは、図7で説明した従来の伝送装置の入力信号処理部の入力信号(1−1),信号受信部(1−2),入力断検出部(1−3),クロック抽出部(1−4),フレーム同期外れ検出部(1−5),エラー検出部(1−6)および出力信号(1−7)と同じものなので、重複する説明は省略する。
本実施形態では、図7の従来の回路に加えてジッタ検出回路(100)を有している。ジッタ検出回路(100)は、クロック抽出部(3−4)が抽出した再生クロック信号のジッタ量異常を検出する回路で、検出するジッタ周波数毎に設けられた複数のジッタ検出ブロックで構成される。
図1において、ジッタ検出回路(100)は、内部自走クロック源(3−101)と、分周部(3−110),(3−120),(3−130)と、カウンタ部(3−111),(3−121),(3−131)と、保持部(3−112),(3−122),(3−132)と、比較部(3−113),(3−123),(3−133)と、論理和(3−102)とで構成される。ここで、分周部(3−110)と、カウンタ部(3−111)と、保持部(3−112)と、比較部(3−113)とで1組のジッタ検出ブロック(151)を構成し、同様に、分周部(3−120)と、カウンタ部(3−121)と、保持部(3−122)と、比較部(3−123)とで1組のジッタ検出ブロック(152)を構成し、分周部(3−130)と、カウンタ部(3−131)と、保持部(3−132)と、比較部(3−133)とで1組のジッタ検出ブロック(153)を構成している。
尚、図1では、上記の3つの組のジッタ検出ブロックしか描かれていないが、実際には検出したいジッタ周波数の数(m個:mは自然数)に対応してm組のジッタ検出ブロックが配置されているものとする。また、ジッタ検出ブロックと検出するジッタ周波数の数については第3の実施形態で具体例を挙げて詳しく説明する。
図1のジッタ検出ブロック(151)において、クロック抽出部(3−4)が出力する再生クロック信号(3−201)は、分周部(3−110)に入力されて1/nに分周され、分周信号(3−202)をカウンタ部(3−111)と保持部(3−112)とに出力される。
また、ジッタ検出ブロック(152)でも、クロック抽出部(3−4)が出力する再生クロック信号(3−201)は、分周部(3−120)に入力されて1/nに分周され、カウンタ部(3−111)と保持部(3−112)とに出力される。同様に、ジッタ検出ブロック(153)でも、クロック抽出部(3−4)が出力する再生クロック信号(3−201)は、分周部(3−130)に入力されて1/nに分周され、カウンタ部(3−131)と保持部(3−132)とに出力される。
一方、内部自走クロック源(3−101)が出力する高速クロック信号(3−200)は、ジッタ検出ブロック(151)のカウンタ部(3−111)と保持部(3−112)と比較部(3−113)とに入力される。同様に、高速クロック信号(3−200)は、ジッタ検出ブロック(152)のカウンタ部(3−121)と保持部(3−122)と比較部(3−123)とに入力され、ジッタ検出ブロック(153)のカウンタ部(3−131)と保持部(3−132)と比較部(3−133)とに入力される。
次に、3つのジッタ検出ブロックの内、ジッタ検出ブロック(151)の動作について図2を用いて詳しく説明する。尚、ジッタ検出ブロック(152)およびジッタ検出ブロック(153)についても、分周部(3−110)と分周部(3−120)と分周部(3−130)の分周比が異なるだけでその他の動作と同じである。
図2は、ジッタ検出ブロック(151)の動作を示す信号波形図である。尚、図2の各信号を示す符号は、図1の同符号の信号と同じものを示している。また、図2において、内部自走クロック源(3−101)が出力する高速クロック信号(3−200)は、クロック抽出部(3−4)が出力する再生クロック信号(3−201)よりも十分に速いクロック信号を用いる。或いは、内部自走クロック源(3−101)に相当するクロック源を外部に設けて、高速クロック信号(3−200)を外部から供給するようにしても構わない。
図2において、クロック抽出部(3−4)が出力する再生クロック信号(3−201)は、分周部(3−110)で1/nに分周され、分周信号(3−202)をカウンタ部(3−111)と保持部(3−112)とに出力される。
カウンタ部(3−111)は、分周信号(3−202)の1周期の期間を高速クロック信号(3−200)でカウントし、そのカウント値を分周信号(3−202)の1周期毎に保持部(3−112)に出力する。つまり、カウンタ部(3−111)は、分周信号(3−202)の位相幅をカウントする。尚、カウント部(3−111)の回路は、単純なバイナリーカウンタなどで構成し、例えば分周信号(3−202)の立ち下がりエッジなどでリセットする。
保持部(3−112)は、カウンタ部(3−111)が出力するカウント値の最新値と分周信号(3−202)の1周期前のカウント値とを保持する回路で構成される。図2のLおよびLで示したブロックはラッチ回路を示し、例えばカウンタ部(3−111)が出力するカウント値を分周信号(3−202)の立ち上がりエッジなどでラッチする回路で構成される。保持部(3−112)のラッチ回路Lがカウンタ部(3−111)が出力する最新のカウント値を保持する際に、ラッチ回路Lが保持していた前のカウント値をラッチ回路Lにシフトする。この結果、保持部(3−112)は、分周信号(3−202)の1周期前後のカウント値(3−203)と(3−204)とを比較部(3−113)に出力する。尚、LおよびLのラッチ回路を2つ用いたが、次の比較部(3−113)で1周期前のカウント値と比較できれば他の回路構成でも構わない。例えば、最新のカウント値をラッチせずに、そのまま比較部(3−113)に出力し、カウント値をリセットする直前の短いタイミングで1周期前のカウント値と比較するようにしても構わない。
比較部(3−113)は、保持部(3−112)から出力される分周信号(3−202)の1周期前後のカウント値(3−203)と(3−204)とを比較して、予め定めた閾値より大きいか否かを比較する。例えば、図2において、分周信号(3−202)のある周期のカウント値(3−203)がbで、その1周期前のカウント値(3−203)がaの場合、2つのカウント値の差の絶対値|a−b|が閾値xより大きいか否かを比較する。そして、|a−b|>xの場合に比較部(3−113)は比較結果を出力する。尚、比較結果は、ジッタアラーム検出信号(3−206)と同様に、例えば論理1(ハイレベル)を出力する。尚、閾値xについては第3の実施形態で具体的に説明する。
このようにして、ジッタ検出ブロック(151)は、分周部(3−110)で1/nに分周された分周信号のジッタ量を検出する。ここで、分周部(3−110)の分周比(1/n)は、検出するジッタの周波数に対応する。従って、分周比を可変することで検出したいジッタ周波数に合わせることができる。
ジッタ検出ブロック(152)およびジッタ検出ブロック(153)についても同様に動作し、分周部(3−120)の分周比1/nや分周部(3−130)の分周比1/nに対応するジッタ周波数毎にジッタ量の異常を検出することができる。
論理和(3−102)は、ジッタ検出ブロック(151)から(153)のいずれかのジッタ周波数においてジッタ量の異常を検出した場合にジッタアラーム検出信号(3−206)を出力するための論理和回路(ORゲート)で構成される。
このようにして、第1の実施形態に係る伝送装置の入力信号処理部に設けたジッタ検出回路100は、複雑な回路を必要とせず、複数のジッタ周波数に対応してジッタ量異常を検出することができる。これにより、システム障害が発生した場合に、障害の原因がクロック源にあるか否かを容易に判別することができるので、障害の復旧時間を大幅に短縮することができる。
(第2の実施形態)
次に、本実施形態に係るジッタ検出回路を搭載する伝送装置の出力信号処理部について詳しく説明する。図3は第2の実施形態に係るジッタ検出回路100aを搭載する出力信号処理部の構成図である。図3において、(5−1)は伝送装置の内部処理回路(不図示)からの出力信号、(5−2)は内部処理回路からの出力クロック生成用の制御信号、(5−3)は出力クロック生成部、(5−4)は信号送信部、(5−5)は伝送路への出力信号である。ここで、伝送装置の出力信号(5−1)と、出力クロック生成用の制御信号(5−2)と、出力クロック生成部(5−3)と、信号送信部(5−4)と、伝送路への出力信号(5−5)とは、図8で説明した従来の伝送装置の出力信号処理部の伝送装置の出力信号(2−1)と、出力クロック生成用の制御信号(2−2)と、出力クロック生成部(2−3)と、信号送信部(2−4)と、伝送路への出力信号(2−5)と同じものなので、重複する説明は省略する。
本実施形態では、図8の従来の回路に加えてジッタ検出回路(100a)を有している。ジッタ検出回路(100a)は、出力クロック生成部(5−3)が生成したクロック信号のジッタ量異常を検出する回路で、検出するジッタ周波数毎に設けられた複数のジッタ検出ブロックで構成される。
図3において、ジッタ検出回路(100a)は、内部自走クロック源(5−101)と、分周部(5−110),(5−120),(5−130)と、カウンタ部(5−111),(5−121),(5−131)と、保持部(5−112),(5−122),(5−132)と、比較部(5−113),(5−123),(5−133)と、論理和(5−102)とで構成される。ここで、分周部(5−110)と、カウンタ部(5−111)と、保持部(5−112)と、比較部(5−113)とで1組のジッタ検出ブロック(161)を構成し、同様に、分周部(5−120)と、カウンタ部(5−121)と、保持部(5−122)と、比較部(5−123)とで1組のジッタ検出ブロック(162)を構成し、分周部(5−130)と、カウンタ部(5−131)と、保持部(5−132)と、比較部(5−133)とで1組のジッタ検出ブロック(163)を構成している。
尚、図3では、上記の3つの組のジッタ検出ブロックしか描かれていないが、実際には検出したいジッタ周波数の数(m個:mは自然数)に対応してm組のジッタ検出ブロックが配置されているものとする。また、ジッタ検出ブロックと検出するジッタ周波数の数については第3の実施形態で具体例を挙げて詳しく説明する。
図3のジッタ検出ブロック(161)において、出力クロック生成部(5−3)が生成したクロック信号(5−201)は、分周部(5−110)に入力されて1/nに分周され、分周信号(5−202)をカウンタ部(5−111)と保持部(5−112)とに出力される。
また、ジッタ検出ブロック(162)でも、出力クロック生成部(5−3)が生成したクロック信号(5−201)は、分周部(5−120)に入力されて1/nに分周され、カウンタ部(5−111)と保持部(5−112)とに出力される。同様に、ジッタ検出ブロック(163)でも、出力クロック生成部(5−3)が生成したクロック信号(5−201)は、分周部(5−130)に入力されて1/nに分周され、カウンタ部(5−131)と保持部(5−132)とに出力される。
一方、内部自走クロック源(5−101)が出力する高速クロック信号(5−200)は、ジッタ検出ブロック(161)のカウンタ部(5−111)と保持部(5−112)と比較部(5−113)とに入力される。同様に、高速クロック信号(5−200)は、ジッタ検出ブロック(162)のカウンタ部(5−121)と保持部(5−122)と比較部(5−123)とに入力され、ジッタ検出ブロック(163)のカウンタ部(5−131)と保持部(5−132)と比較部(5−133)とに入力される。
次に、3つのジッタ検出ブロックの内、ジッタ検出ブロック(161)の動作について図4を用いて詳しく説明する。尚、ジッタ検出ブロック(162)およびジッタ検出ブロック(163)についても、分周部(5−110)と分周部(5−120)と分周部(5−130)の分周比が異なるだけでその他の動作と同じである。
図4は、ジッタ検出ブロック(161)の動作を示す信号波形図である。尚、図4の各信号を示す符号は、図3の同符号の信号と同じものを示している。また、図4において、内部自走クロック源(5−101)が出力する高速クロック信号(5−200)は、出力クロック生成部(5−3)が生成したクロック信号(5−201)よりも十分に速いクロック信号を用いる。或いは、内部自走クロック源(5−101)に相当するクロック源を外部に設けて、高速クロック信号(5−200)を外部から供給するようにしても構わない。
図4において、出力クロック生成部(5−3)が生成したクロック信号(5−201)は、分周部(5−110)で1/nに分周され、分周信号(5−202)をカウンタ部(5−111)と保持部(5−112)とに出力される。
カウンタ部(5−111)は、分周信号(5−202)の1周期の期間を高速クロック信号(5−200)でカウントし、そのカウント値を分周信号(5−202)の1周期毎に保持部(5−112)に出力する。尚、カウンタ部(5−111)は、図2のカウンタ部(3−111)と同様に動作し、分周信号(5−202)の位相幅をカウントする。
保持部(5−112)は、カウンタ部(5−111)が出力するカウント値の最新値と分周信号(5−202)の1周期前のカウント値とを保持する回路で構成される。尚、図4のLおよびLで示したブロックはラッチ回路を示し、図2で説明した保持部(3−112)と同様に動作する。つまり、保持部(5−112)のラッチ回路Lがカウンタ部(5−111)が出力する最新のカウント値を保持する際に、ラッチ回路Lが保持していた前のカウント値をラッチ回路Lにシフトするので、保持部(5−112)は、分周信号(5−202)の1周期前後のカウント値(5−203)と(5−204)とを比較部(5−113)に出力する。
比較部(5−113)は、保持部(5−112)から出力される分周信号(5−202)の1周期前後のカウント値(5−203)と(5−204)とを比較して、予め定めた閾値より大きいか否かを比較する。例えば、図4において、図2の場合と同様に、分周信号(5−202)のある周期のカウント値(5−203)がbで、その1周期前のカウント値(5−203)がaの場合、2つのカウント値の差の絶対値|a−b|が閾値xより大きいか否かを比較する。そして、|a−b|>xの場合に比較部(5−113)は比較結果を出力する。尚、比較結果は、ジッタアラーム検出信号(5−206)と同様に、例えば論理1(ハイレベル)を出力する。尚、閾値xについては第3の実施形態で具体的に説明する。
このようにして、ジッタ検出ブロック(161)は、分周部(5−110)で1/nに分周された分周信号のジッタ量を検出する。ここで、分周部(5−110)の分周比(1/n)は、検出するジッタの周波数に対応する。従って、分周比を可変することで検出したいジッタ周波数に合わせることができる。
ジッタ検出ブロック(162)およびジッタ検出ブロック(163)についても同様に動作し、分周部(5−120)の分周比1/nや分周部(5−130)の分周比1/nに対応するジッタ周波数毎にジッタ量の異常を検出することができる。
論理和(5−102)は、図2の論理和(3−102)と同様に動作し、ジッタ検出ブロック(161)から(163)のいずれかのジッタ周波数においてジッタ量の異常を検出した場合にジッタアラーム検出信号(5−206)を出力する。
このようにして、第2の実施形態に係る伝送装置の出力信号処理部に設けたジッタ検出回路100aは、複雑な回路を必要とせず、複数のジッタ周波数に対応してジッタ量異常を検出することができる。これにより、システム障害が発生した場合に、障害の原因がクロック源にあるか否かを容易に判別することができるので、障害の復旧時間を大幅に短縮することができる。
(第3の実施形態)
次に、本実施形態に係るジッタ検出回路について、具体的な複数のジッタ周波数を規定した場合の例を挙げて説明する。
図5は、スタッフ多重変換装置と呼ばれる伝送装置の1544kbit/sの入力信号処理部に適用されるジッタ量の規格(ITU−T G743FIGURE1)の一例である。図5において、太線701は最大許容入力ジッタの最低値を表わしており、例えばジッタ周波数が10Hz〜200Hzの時はPeak−to−peakの振幅が2.0UIp−pで、8KHz〜40KHzの時は同様に振幅が0.05UIp−p以上のジッタ量を許容する必要があるので、それ以上のジッタ量があった場合はジッタ量異常と判断する。
図5において、下記に示すように、近似的に(1)〜(6)に6分割された検出領域を設定する。
(1)は、8kHz以上のジッタ周波数で0.05UIp−p以上のジッタ量を検出。
(2)は、3kHz以上のジッタ周波数で0.13UIp−p以上のジッタ量を検出。
(3)は、1kHz以上のジッタ周波数で0.43UIp−p以上のジッタ量を検出。
(4)は、500Hz以上のジッタ周波数で0.90UIp−p以上のジッタ量を検出。
(5)は、200Hz以上のジッタ周波数で2.00UIp−p以上のジッタ量を検出。
(6)は、10Hz以上のジッタ周波数で2.00UIp−p以上のジッタ量を検出。
そして、(1)〜(6)の結果の論理和を取ることにより、ジッタ量異常のアラーム検出結果とする。つまり、(1)〜(6)のいずれかの結果がジッタ量以上を検出すればジッタ量異常のアラームが出力される。尚、図5のジッタ量異常を検出する範囲は一例であり、図5以外のジッタ周波数について異なる検出値を設定しても構わないし、分割する領域をさらに細かくしても構わない。
次に、図5のジッタ量の規格に基づく、本実施形態に係るジッタ検出回路(100b)について図6を用いて詳しく説明する。図6は、本実施形態に係るスタッフ多重変換装置と呼ばれる伝送装置の1544kbit/sの入力信号処理部の様子を示す構成図である。
図6において、(8−1)は伝送装置の1544kbit/sの入力信号、(8−2)はトランス等で構成される信号受信部、(8−3)は入力レベルを検出する入力断検出部、(8−4)はクロック抽出部、(8−5)はフレーム同期外れ検出部、(8−6)はエラー検出部、(8−7)は伝送装置の内部処理回路(不図示)への出力信号である。ここで、伝送装置の1544kbit/sの入力信号(8−1)と、信号受信部(8−2)と、入力断検出部(8−3)と、クロック抽出部(8−4)と、フレーム同期外れ検出部(8−5)と、エラー検出部(8−6)と、伝送装置の内部処理回路(不図示)への出力信号(8−7)とは、図7で説明した従来の伝送装置の入力信号処理部の入力信号(1−1),信号受信部(1−2),入力断検出部(1−3),クロック抽出部(1−4),フレーム同期外れ検出部(1−5),エラー検出部(1−6)および出力信号(1−7)と同じものなので、重複する説明は省略する。
本実施形態では、図7の従来の回路に加えてジッタ検出回路(100b)を有している。ジッタ検出回路(100b)は、クロック抽出部(8−4)が抽出した再生クロック信号のジッタ量異常を検出する回路で、検出するジッタ周波数毎に設けられた複数のジッタ検出ブロックで構成される。ここで、検出するジッタ周波数は、図5で説明した6つの領域のジッタ周波数である。
図6において、ジッタ検出回路(100b)は、内部自走クロック源(8−101)と、分周部(8−110),(8−120),(8−130),(8−140),(8−150),(8−160)と、カウンタ部(8−111),(8−121),(8−131),(8−141),(8−151),(8−161)と、保持部(8−112),(8−122),(8−132),(8−142),(8−152),(8−162)と、比較部(8−113),(8−123),(8−133),(8−143),(8−153),(8−163)と、論理和(8−102)と、アラーム延長部(8−103)とで構成される。ここで、内部自走クロック源(8−101)のクロック周波数は、計算が容易になるように154.4MHzとしたが、クロック抽出部(8−4)が抽出する再生クロック(8−201)の1.544MHzよりも十分に速い周波数であればよく、この周波数に限定されない。
ここで、分周部(8−110)と、カウンタ部(8−111)と、保持部(8−112)と、比較部(8−113)とで1組のジッタ検出ブロック(171)を構成する。分周部(8−110)は、内部自走クロック源(8−101)のクロック周波数(154.4MHz)を1/193分周して8KHzの位相幅の分周信号を生成する。そして、カウンタ部(8−111)および保持部(8−112)は、先に説明した図1のカウンタ部(3−111)および保持部(3−112)と同様に動作して、8KHzの分周信号の位相幅の長さをカウントして、1周期前のカウント値と最新のカウント値とを保持部(8−112)に保持して比較部(8−113)に出力する。比較部(8−113)では、図5のジッタ異常検出領域(1)に対応するジッタ量の下限値(LIMIT)0.05UIp−pより大きいか否かを比較する。実際には、比較部(8−113)は、ジッタ量の大きさをカウント値の差、つまりクロック数の差として検出する。従って、0.05UIp−pは1.544MHzの位相幅の0.05倍に相当するので、100倍の内部自走クロック源(8−101)のクロック周波数(154.4MHz)でカウントすると、5クロック以上(カウント値が5以上)の差が発生した場合に、8KHz以上のジッタ量異常が発生したと検出しアラーム出力する。このように、ジッタ検出ブロック(171)は、図5のジッタ異常検出領域(1)に対応し、8kHz以上のジッタ周波数のジッタ量異常を検出する。
次に、ジッタ検出ブロック(172)においては、分周部(8−120)は、内部自走クロック源(8−101)のクロック周波数(154.4MHz)を1/514分周して約3KHzの位相幅の分周信号を生成する。そして、カウンタ部(8−121)は、約3KHzの分周信号の位相幅の長さをカウントして、1周期前のカウント値と最新のカウント値とを保持部(8−122)に保持して比較部(8−123)に出力する。比較部(8−123)では、図5のジッタ異常検出領域(2)に対応するジッタ量の下限値(LIMIT)0.13UIp−pより大きいか否かを比較する。実際には、0.13UIp−pは1.544MHzの位相幅の0.13倍に相当するので、100倍の内部自走クロック源(8−101)のクロック周波数(154.4MHz)でカウントすると、13クロック以上(カウント値が13以上)の差が発生した場合に、約3KHz以上のジッタ量異常が発生したと検出しアラーム出力する。このように、ジッタ検出ブロック(172)は、図5のジッタ異常検出領域(2)に対応し、約3kHz以上のジッタ周波数のジッタ量異常を検出する。
次に、ジッタ検出ブロック(173)においては、分周部(8−130)は、内部自走クロック源(8−101)のクロック周波数(154.4MHz)を1/1544分周して1KHzの位相幅の分周信号を生成する。そして、カウンタ部(8−131)は、1KHzの分周信号の位相幅の長さをカウントして、1周期前のカウント値と最新のカウント値とを保持部(8−132)に保持して比較部(8−133)に出力する。そして、比較部(8−123)で、図5のジッタ異常検出領域(3)に対応するジッタ量の下限値(LIMIT)0.43UIp−pより大きいか否かを比較する。実際には、ジッタ検出ブロック(171)およびジッタ検出ブロック(172)の場合と同様に考えて、43クロック以上(カウント値が43以上)の差が発生した場合に、1KHz以上のジッタ量異常が発生したと検出しアラーム出力する。このように、ジッタ検出ブロック(173)は、図5のジッタ異常検出領域(3)に対応し、1kHz以上のジッタ周波数のジッタ量異常を検出する。
同様に、ジッタ検出ブロック(174)においては、分周部(8−140)は、1/3088分周を行って500Hzの位相幅の分周信号を生成する。これをカウンタ部(8−141)でカウントし、保持部(8−142)に1周期前のカウント値と最新のカウント値とを保持する。そして、比較部(8−143)で両方のカウント値を比較して、0.90UIp−p(1.544MHzの位相幅の0.90倍)に相当する154.4MHzの90クロック以上のカウント値の差が発生した場合に、500Hz以上のジッタ量異常が発生したと検出しアラーム出力する。このように、ジッタ検出ブロック(174)は、図5のジッタ異常検出領域(4)に対応し、500Hz以上のジッタ周波数のジッタ量異常を検出する。
また、ジッタ検出ブロック(175)においては、分周部(8−150)は、1/7720分周を行って200Hzの位相幅の分周信号を生成する。これをカウンタ部(8−151)でカウントし、保持部(8−152)に1周期前のカウント値と最新のカウント値とを保持する。そして、比較部(8−153)で両方のカウント値を比較して、2.0UIp−p(1.544MHzの位相幅の2.0倍)に相当する154.4MHzの200クロック以上のカウント値の差が発生した場合に、200Hz以上のジッタ量異常が発生したと検出しアラーム出力する。このように、ジッタ検出ブロック(175)は、図5のジッタ異常検出領域(5)に対応し、200Hz以上のジッタ周波数のジッタ量異常を検出する。
同様に、ジッタ検出ブロック(176)においては、分周部(8−160)は、1/154400分周を行って10Hzの位相幅の分周信号を生成する。これをカウンタ部(8−161)でカウントし、保持部(8−162)に1周期前のカウント値と最新のカウント値とを保持する。そして、比較部(8−163)で両方のカウント値を比較して、2.0UIp−p(1.544MHzの位相幅の2.0倍)に相当する154.4MHzの200クロック以上のカウント値の差が発生した場合に、10Hz以上のジッタ量異常が発生したと検出しアラーム出力する。このように、ジッタ検出ブロック(176)は、図5のジッタ異常検出領域(4)に対応し、10Hz以上のジッタ周波数のジッタ量異常を検出する。
そして、論理和(8−102)は、比較部(8−113),比較部(8−123),比較部(8−133),比較部(8−143),比較部(8−153)および比較部(8−163)の出力の論理和を取ってアラーム延長部(8−103)に出力する。つまり、比較部(8−113),比較部(8−123),比較部(8−133),比較部(8−143),比較部(8−153)および比較部(8−163)の出力のいずれかがジッタ量異常を検出した場合に論理和(8−102)はアラーム出力する。ここで、アラーム延長部(8−103)は、論理和(8−102)の出力が最小で分周部の1周期分しか出力されないので、分周信号の一番短いジッタ検出ブロック(171)の場合は、1/8kHz=125μsecの期間しか論理和(8−102)からアラーム出力されないので、これを保守者が知覚できる程度に長い時間(例えば数十秒間など)出力するように、アラーム延長部(8−103)は、論理和(8−102)のアラーム出力の期間を延長する。尚、アラーム延長部(8−103)の回路例として論理和(8−102)のアラーム出力をトリガとしてコンデンサと抵抗とで決まる時定数期間パルスを出力するワンショットトリガ回路などで実現できる。或いは、クロックに同期させて所定時間の検出信号を出力するようにしても構わない。尚、アラーム延長部(8−103)が出力するアラーム信号によって、警報音を出力したり警報ランプを点滅させて保守者にジッタ量の異常を知らせる。或いは、図6において、6つのジッタ検出ブロック(171)〜(176)毎にアラーム延長部(8−103)に相当する回路を設けて、ジッタ周波数毎にアラーム信号を出力するようにしても構わない。または、監視端末の画面にグラフィックや文字でジッタ量異常があった周波数やジッタ量の大きさなどを表示するようにしても構わない。
このようにして、第3の実施形態に係るスタッフ多重変換装置と呼ばれる伝送装置の出力信号処理部に設けたジッタ検出回路100bは、複雑な回路を必要とせず、複数のジッタ周波数に対応してジッタ量異常を検出することができる。これにより、システム障害が発生した場合に、障害の原因がクロック源にあるか否かを容易に判別することができるので、障害の復旧時間を大幅に短縮することができる。
(100),(100a),(100b)・・・ジッタ検出回路
(151),(152),(153),(161),(162),(163),(171),(172),(173),(174),(175),(176)・・・ジッタ検出ブロック
(1−1),(3−1)・・・入力信号
(1−2),(3−1)・・・信号受信部
(1−3),(3−1)・・・入力断検出部
(1−4),(3−4)・・・クロック抽出部
(1−5),(3−4)・・・フレーム同期外れ検出部
(1−6),(3−4)・・・エラー検出部
(2−1),(5−1)・・・出力信号
(2−2),(5−2)・・・制御信号
(2−3),(5−3)・・・出力クロック生成部
(2−4),(5−4)・・・信号送信部
(2−5),(5−5)・・・出力信号
(3−101),(5−101),(8−101)・・・内部自走クロック源
(3−110),(3−120),(3−130),(5−110),(5−120),(5−130),(8−110),(8−120),(8−130),(8−140),(8−150),(8−160)・・・分周部
(3−111),(3−121),(3−131),(5−111),(5−121),(5−131),(8−111),(8−121),(8−131),(8−141),(8−151),(8−161)カウンタ部
(3−112),(3−122),(3−132),(5−112),(5−122),(5−132),(8−112),(8−122),(8−132),(8−142),(8−152),(8−162)・・・保持部
(3−113),(3−123),(3−133),(5−113),(5−123),(5−133),(8−113),(8−123),(8−133),(8−143),(8−153),(8−163)・・・比較部
(3−102),(5−102),(8−102)・・・論理和
(8−103)・・・アラーム延長部

Claims (6)

  1. クロック信号のジッタ異常を検出するジッタ異常検出回路において、
    前記クロック信号を複数の周波数に分周する複数の分周部と、
    前記クロック信号より周波数の高い高速クロック信号を発生する高速クロック信号発生部と、
    前記複数の分周部の出力信号の各1周期分の期間を前記高速クロック信号でカウントする複数のカウンタ部と、
    前記複数のカウンタ部がカウントするカウント値を前記分周部の出力信号の1周期分の時間保持する複数の保持部と、
    前記複数の保持部に保持された1周期前のカウント値と当該保持部に対応する前記カウンタ部が出力する最新のカウント値との差が予め指定した閾値以上である場合にジッタ異常を検出する検出部と
    を有することを特徴とするジッタ異常検出回路。
  2. 請求項1に記載のジッタ異常検出回路において、
    外部から送られてくる伝送信号を受信する信号受信部と、
    前記信号受信部が受信した伝送信号からクロック信号を抽出するクロック抽出部と
    を更に設け、
    前記複数の分周部は、前記クロック抽出部が抽出したクロック信号を複数の周波数に分周することを特徴とするジッタ異常検出回路。
  3. 請求項1に記載のジッタ異常検出回路において、
    クロック信号を発生する送信クロック信号生成部と、
    前記送信クロック信号生成部が生成したクロック信号で伝送信号を外部に送信する信号送信部と
    を更に設け、
    前記複数の分周部は、前記送信クロック信号生成部が生成したクロック信号を複数の周波数に分周することを特徴とするジッタ異常検出回路。
  4. クロック信号のジッタ異常を検出するジッタ異常検出方法において、
    記クロック信号を複数の分周部で複数の周波数に分周する分周処理と、
    前記クロック信号より周波数の高い高速クロック信号で前記複数の分周部の出力信号の各1周期分の期間をそれぞれカウントするカウンタ処理と、
    前記分周部の出力信号の1周期前のカウント値と最新のカウント値との差が予め指定した閾値以上である場合にジッタ異常を検出する検出処理と
    を有することを特徴とするジッタ異常検出方法。
  5. 請求項4に記載のジッタ異常検出方法において、
    前記分周処理は、外部から送られてくる伝送信号を受信する信号受信部が受信した伝送信号から抽出したクロック信号を前記複数の分周部で複数の周波数に分周することを特徴とするジッタ異常検出方法。
  6. 請求項4に記載のジッタ異常検出方法において、
    前記分周処理は、伝送信号を外部に送信する信号送信部に供給するクロック信号生成部が生成したクロック信号を前記複数の分周部で複数の周波数に分周することを特徴とするジッタ異常検出方法。
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