JP7184839B2 - 誤り率測定装置及びエラーカウント方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被測定物を信号パターン折り返しのステートに遷移させた状態で既知パターン(NRZ信号またはPAM4信号)をテスト信号として被測定物に送信し、このテスト信号の送信に伴って被測定物から折り返して受信する入力データのビット誤り率を測定するにあたって、特に、被測定物のFEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置及びエラーカウント方法に関する。
例えば下記特許文献1に開示されるように、誤り率測定装置は、固定データを含む既知パターンのテスト信号を被測定物に送信し、このテスト信号の送信に伴って被測定物から折り返して受信した被測定信号と基準となる参照信号とをビット単位で比較してビット誤り率(BER:Bit Error Rate)を測定する装置として従来から知られている。
ところで、テスト信号として特にPAMを用いた場合、NRZに比べて多くの伝送量を実現できる一方で、Eye開口が小さくなるためNRZに比べSNRがとれなくなるため、シンボル数が増えるにつれて雑音の影響も大きくなり、エラーを0にするのが極めて困難である。そのため、測定対象の被測定物の通信規格に応じた領域で発生するFEC Symbol Errorをカウントし、前方誤り訂正(FEC:Forward Error Correction)によるエラー訂正が可能か否かの測定が望まれている。
特開2007-274474号公報
しかしながら、従来の誤り率測定装置では、上述したFECによるエラー訂正の可否の測定を行うにあたって、測定対象の被測定物の通信規格に応じた領域で発生するFEC Symbol Errorのカウント機能を有していないため、FEC Symbol Errorを数値で確認することができず、被測定物の不具合の原因究明に時間がかかり、効率的なデバッグを行うことができないという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、被測定物の通信規格に基づいてユーザが設定する領域のFEC Symbol Errorをカウントすることができる誤り率測定装置及びエラーカウント方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載された誤り率測定装置は、既知パターンのNRZ信号をテスト信号として被測定物Wに入力し、前記テスト信号の入力に伴う前記被測定物からの信号を受信し、受信した信号と前記テスト信号との比較結果に基づいて前記被測定物のFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置1であって、
前記被測定物の通信規格に応じて前記FECの1Codeword長、1FEC Symbol長を設定する操作部4と、
前記被測定物からの信号を受信して変換されたビット列データを、1Codeword長の中でFEC Symbol Errorが指定数発生したタイミングまたはFEC Symbol Errorが連続で指定数発生したタイミングで前記テスト信号と同期を取って取り込む同期検出部3bと、
前記同期検出部が取り込んだ記ビット列データを1FEC Symbol長ごとに分割して該1Codeword長ごとのエラーを検出するとともに、前記1FEC Symbol間隔で前記ビット列データのFEC Symbol Errorを検出するデータ比較部3dと、
前記データ比較部にて検出した1Codeword長ごとのエラーおよびFEC Symbol Errorをカウントするエラーカウント手段7aと、を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2に記載された誤り率測定装置は、既知パターンのPAM4信号をテスト信号として被測定物Wに入力し、前記テスト信号の入力に伴う前記被測定物からの信号を受信し、受信した信号と前記テスト信号との比較結果に基づいて前記被測定物のFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置1であって、
前記被測定物の通信規格に応じて前記FECの1Codeword長、1FEC Symbol長を設定する操作部4と、
前記被測定物からの信号を受信して変換されたシンボル列データを最上位ビット列データと最下位ビット列データに分割するデータ分割手段3daと、
前記最上位ビット列データと前記最下位ビット列データを、1Codeword長の中でFEC Symbol Errorが指定数発生したタイミングまたはFEC Symbol Errorが連続で指定数発生したタイミングで前記テスト信号と同期を取って取り込む同期検出部3bと、
前記同期検出部が取り込んだ前記最上位ビット列データと前記最下位ビット列データそれぞれを1FEC Symbol長ごとに分割して該1Codeword長ごとの最上位ビットエラーと最下位ビットエラーをそれぞれ検出するとともに、前記1FEC Symbol間隔で前記最上位ビット列データと最下位ビット列データそれぞれのFEC Symbol Errorを検出するデータ比較部3dと、
前記データ比較部にて検出した最上位ビットエラーと最下位ビットエラーをカウントするとともに前記FEC Symbol Errorをカウントするエラーカウント手段7aと、を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項3に記載された誤り率測定装置は、請求項1または2の誤り率測定装置において、
前記カウントの結果に基づいてエラーレートとエラーカウント値を表示する表示部6を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項4に記載された誤り率測定装置のエラーカウント方法は、既知パターンのNRZ信号をテスト信号として被測定物Wに入力し、前記テスト信号の入力に伴う前記被測定物からの信号を受信し、受信した信号と前記テスト信号との比較結果に基づいて前記被測定物のFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置1のエラーカウント方法であって、
前記被測定物の通信規格に応じて前記FECの1Codeword長、1FEC Symbol長を設定するステップと、
前記被測定物からの信号を受信して変換されたビット列データを、1Codeword長の中でFEC Symbol Errorが指定数発生したタイミングまたはFEC Symbol Errorが連続で指定数発生したタイミングで前記テスト信号と同期を取って取り込むステップと、
前記取り込んだビット列データを1FEC Symbol長ごとに分割して該1Codeword長ごとのエラーを検出するとともに、前記1FEC Symbol間隔で前記ビット列データのFEC Symbol Errorを検出するステップと、
前記検出した1Codeword長ごとのエラーおよびFEC Symbol Errorをカウントするステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の請求項5に記載された誤り率測定装置のエラーカウント方法は、既知パターンのPAM4信号をテスト信号として被測定物Wに入力し、前記テスト信号の入力に伴う前記被測定物からの信号を受信し、受信した信号と前記テスト信号との比較結果に基づいて前記被測定物のFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置1のエラーカウント方法であって、
前記被測定物の通信規格に応じて前記FECの1Codeword長、1FEC Symbol長を設定するステップと、
前記被測定物からの信号を受信して変換されたシンボル列データを最上位ビット列データと最下位ビット列データに分割するステップと、
前記最上位ビット列データと前記最下位ビット列データを、1Codeword長の中でFEC Symbol Errorが指定数発生したタイミングまたはFEC Symbol Errorが連続で指定数発生したタイミングで前記テスト信号と同期を取って取り込むステップと、
前記取り込んだ前記最上位ビット列データと前記最下位ビット列データそれぞれを1FEC Symbol長ごとに分割して該1Codeword長ごとの最上位ビットエラーと最下位ビットエラーをそれぞれ検出するとともに、前記1FEC Symbol間隔で前記最上位ビット列データと最下位ビット列データそれぞれのFEC Symbol Errorを検出するステップと、
前記検出した最上位ビットエラーと最下位ビットエラーをカウントするとともに前記FEC Symbol Errorをカウントするステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の請求項6に記載された誤り率測定装置のエラーカウント方法は、請求項4または5の誤り率測定装置のエラーカウント方法において、
前記カウントの結果に基づいてエラーレートとエラーカウント値を表示するステップを含むことを特徴とする。
本発明によれば、被測定物の通信規格に基づいてユーザが設定する領域のFEC Symbol Errorをカウントすることができる。しかも、カウントしたFEC Symbol Errorのエラー数を表示画面上で数値確認できるので、デバッグを効率的に行うことができる。
本発明に係る誤り率測定装置の概略構成を示すブロック図である。 PAM4信号の説明図である。 本発明に係る誤り率測定装置の設定画面の一例を示す図である。 本発明に係る誤り率測定装置においてNRZ信号を被測定物に入力した場合の測定画面の一例を示す図である。 本発明に係る誤り率測定装置においてPAM4信号を被測定物に入力した場合の測定画面の一例を示す図である。 本発明に係る誤り率測定装置においてNRZ信号を被測定物に入力した場合のエラーカウントの処理動作のフローチャートである。 本発明に係る誤り率測定装置においてPAM4信号を被測定物に入力した場合のエラーカウントの処理動作のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係る誤り率測定装置は、被測定物を信号パターン折り返しのステートに遷移させた状態で既知パターンのテスト信号を被測定物に送信し、このテスト信号の送信に伴って被測定物から折り返される受信信号の誤り率を測定するものである。
図1に示すように、本実施の形態の誤り率測定装置1は、エラーを挿入した既知パターンのNRZ信号または4値のシンボル値を持つPAM4信号をテスト信号として被測定物Wに入力したときの被測定物Wからの受信信号とテスト信号との比較結果に基づいて被測定物WのFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する機能を有するものであり、信号発生器2、誤り検出器3、操作部4、記憶部5、表示部6、制御部7を備えて概略構成される。
なお、本実施の形態では、被測定物WのFEC動作が可能か否かを測定する機能を実現するための構成および処理内容を主体に説明する。
信号発生器2は、多値信号による基準データとして、各ビットの間で0に復帰しない方式のNRZ信号または所望のシンボル列データ(0、1、2、3のシンボル値からなるシンボルの列のデータ)からなるPAM4信号を発生する。
PAM4信号を発生する場合には、図1に示すように、信号発生器2が第1信号発生部2a、第2信号発生部2b、信号合成出力部2cを備えて概略構成される。
PAM4信号は、振幅がシンボルごとに4種類に分けられ、図2に示すように、4つの異なる振幅の電圧レベルV1,V2,V3,V4を有し、全体の振幅電圧範囲Hが電圧レベルの低い方から低電圧範囲H1、中電圧範囲H2、高電圧範囲H3に分けられ、3つのアイパターン開口部による連続した範囲からなる。
第1信号発生部2aは、固定データを含む既知パターンからなる所望のPAM4シンボル列を発生するにあたり、第2信号発生部2bが生成する最下位ビット列信号(LSB:Least Significant Bit )と足し合わせてPAM4信号を生成するための最上位ビット列信号(MSB:Most Significant Bit)を生成する。
第2信号発生部2bは、第1信号発生部2aが生成する最上位ビット列信号と足し合わせてPAM4信号を生成するための最下位ビット列信号を生成する。
第1信号発生部2a、第2信号発生部2bが発生する具体的なビット列信号としては、例えばPRBS7(パターン長:27 -1)、PRBS9(パターン長:29 -1)、PRBS10(パターン長:210-1)、PRBS11(パターン長:211-1)、PRBS15(パターン長:215-1)、PRBS20(パターン長:220-1)などの各種疑似ランダムパターン(PRBS:Pseudo Random Bit Sequence)といった周期パターンや、PRBS13Q、PRBS31Q、SSPRQなどのPAMを評価するための評価用パターンがある。
信号合成出力部2cは、第1信号発生部2aが発生する最上位ビット列信号と第2信号発生部2bが発生する最下位ビット列信号とを足し合わせてPAM4信号を出力する。このPAM4信号は、被測定物Wの誤り率などを測定する際、既知パターンのテスト信号として被測定物Wに入力される。
なお、テスト信号に挿入するエラーは任意である。例えば被測定物WのFECエラー耐性を調べる場合には任意のFEC Symbol Errorが挿入される。また、被測定物Wの耐性確認をする場合にはエラーを挿入し、被測定物Wが他の任意のテスト信号でエラー確認する場合にはエラーを挿入せずにキャプチャ機能で確認する。
誤り検出器3は、信号発生器2から既知パターンのテスト信号として基準データであるNRZ信号またはPAM4信号が被測定物Wに入力されたときに、このNRZ信号またはPAM4信号の入力に伴って被測定物Wから出力される信号を受けて誤り率などを測定するもので、図1に示すように、信号受信部3a、同期検出部3b、位置情報記憶部3c、データ比較部3d、データ記憶部3eを備える。
信号受信部3aは、被測定物Wに入力したテスト信号がNRZ信号の場合、被測定物Wから受信したNRZ信号を所定のサンプリング周期でサンプリングしてビット列データ(0、1からなるビット列のデータ)に変換する。この信号受信部3aにて変換されたビット列データは、同期検出部3bに入力される。
信号受信部3aは、被測定物Wに入力したテスト信号がPAM4信号の場合、被測定物Wから受信したPAM4信号を所定のサンプリング周期でサンプリングしてシンボル列データ(0、1、2、3のシンボル値からなるシンボルの列のデータ)に変換する。この信号受信部3aにて変換されたシンボル列データは、同期検出部3bに入力される。
同期検出部3bは、被測定物Wに入力したテスト信号がNRZ信号の場合、操作部4にて予め設定される設定タイミングにより、記憶部5から読み込んだ基準となるNRZ信号のビット列のデータである基準データと、被測定物Wから受信して信号受信部3aから出力されるNRZ信号のビット列データとの同期を取って取り込み、取り込んだ入力データとなるビット列データをデータ比較部3dに出力する。
同期検出部3bは、被測定物Wに入力したテスト信号がPAM4信号の場合、操作部4にて予め設定される設定タイミングにより、記憶部5から読み込んだ基準となるPAM4信号のシンボル列のデータである基準データと、被測定物Wから受信して信号受信部3aから出力されるPAM4信号のシンボル列データとの同期を取って取り込み、取り込んだ入力データとなるシンボル列データをデータ比較部3dに出力する。
設定タイミングは、例えば表示部6の不図示の設定画面上で操作部4にて予め設定され、ユーザの指示によりトリガー信号を発生するタイミング、1Codeword長の中でFEC Symbol Errorが指定数発生したタイミング(例えば1Codeword=544FEC Symbolで、ユーザがFEC Symbol Errorが16個発生したタイミングでキャプチャしたい場合には、16/544のFEC Symbol Errorが発生したタイミングで同期をとる)、FEC Symbol Errorが連続で指定数発生したタイミング(Codewordに関係なく、ユーザが指定した数で連続したFEC Symbol Errorが発生したタイミングで同期をとる)である。
同期検出部3bは、同期が取れたときにその旨をデータ比較部3dへ通知するとともに、同期が取れたときの基準データにおけるビットまたはシンボルの位置を表す同期位置を位置情報記憶部3cに記憶させる。
位置情報記憶部3cは、同期検出部3bにて基準データと信号受信部3aからのNRZ信号のビット列データまたはPAM4信号のシンボル列データとの同期が取れたときに、同期が取れたときの基準データにおけるビットまたはシンボルの位置を表す同期位置を記憶する。
データ比較部3dは、被測定物Wに入力したテスト信号がNRZ信号の場合、同期検出部3bにて設定タイミングで基準データ(テスト信号)と同期を取って取り込んだビット列データの1FEC Symbol(10bitまたは20bit)の先頭を捉え、各ビットとエラーデータ(「1」)を比較して1Codeword長ごとのエラーを検出する。すなわち、ビット列データのビットが「1」であればエラーとして検出する。なお、ビット列データの1FEC Symbolの先頭は、データ比較部3dのカウンタを自走させて先頭を仮定することで検出している。
データ比較部3dは、被測定物Wに入力したテスト信号がNRZ信号の場合、同期検出部3bにて設定タイミングで基準データ(テスト信号)と同期を取って取り込んだビット列データを1FEC Symbol長(10bitまたは20bit)ごとに分割し、1FEC Symbol間隔でFEC Symbol Errorを検出する。例えば1FEC Symbol長が10bitであれば、ビット列データを10bitごとに分割し、10bit内で1bitでもエラーが発生したら1FEC Symbol Errorとして検出する。
データ比較部3dは、被測定物Wに入力したテスト信号がPAM4信号の場合、同期検出部3bにて設定タイミングで基準データ(テスト信号)と同期を取って取り込んだシンボル列データの1FEC Symbol(10bitまたは20bit)の先頭を捉えて最上位ビット列データ(以下、MSBデータと言う)と最下位ビット列データ(以下、LSBデータと言う)にデータ分割手段3daにて分割し、MSBデータとLSBデータそれぞれをエラーデータ(「1」)と比較して1Codeword長ごとの最上位ビットエラー(以下、MSBエラーと言う)と最下位ビットエラー(以下、LSBエラーと言う)をそれぞれ検出する。すなわち、分割されたMSBデータが「1」であればMSBエラーとして検出してカウントし、分割されたLSBデータが「1」であればLSBエラーとして検出する。なお、シンボル列データの1FEC Symbolの先頭は、データ比較部3dのカウンタを自走させて先頭を仮定することで検出している。
データ比較部3dは、被測定物Wに入力したテスト信号がPAM4信号の場合、MSBデータとLSBデータを1FEC Symbol長(10bitまたは20bit)ごとに分割し、1FEC Symbol間隔でFEC Symbol ErrorをMSBデータとLSBデータそれぞれで検出する。例えば1FEC Symbol長が10bitであれば、MSBデータとLSBデータを10bitごとに分割し、10bit内で1bitでもエラーが発生したら1FEC Symbol Errorとして検出する。
なお、図1では、説明の便宜上、データ比較部3dがデータ分割手段3daを含む構成として説明しているが、例えば周知のPAMデコーダでデータ分割手段3daを構成することができる。
データ記憶部3eは、基準データと同期が取れたビット列データまたはシンボル列データとともにデータ比較部3dによる比較結果データなどを記憶する。
操作部4は、設定手段としても機能するものであり、図1の誤り率測定装置1に備える例えば操作ノブ、各種キー、スイッチ、ボタンや表示部6の表示画面上のソフトキーなどのユーザインタフェースで構成される。操作部4は、設定タイミングの設定、表示部6の表示画面(図3のキャプチャ画面6a)上に表示されるビット列データやシンボル列データのブロックの指定、ボーレート、ビット列やシンボル列の発生条件などの設定、誤り率測定の開始・終了の指示など誤り率測定に関わる各種設定を行う。
図3(a)は被測定物Wから受信する信号に対する設定パラメータ(FECの1Codeword長、1FEC Symbol長、FEC Symbol Error Threshold(キャプチャを開始するSymbol Errorの閾値)を設定する設定画面11の一例を示している。
図3(a)の設定画面11には、FECの1Codewordの長さを示す「Number of FEC Symbols in a Codeword」として、長さの一部を省略し、FEC Symbolごとに区切られた例えば紫色のバー形状のグラフィック12で1Codewordが表示される。
「Number of FEC Symbols in a Codeword」のグラフィック12の直下位置には、「Codeword Length」を構成するFEC Symbolの数をプルダウンメニューから選択設定するための入力ボックス13が表示される。図3(a)の設定画面11では、入力ボックス13に「544」が選択設定された状態を示している。
また、「Number of FEC Symbols in a Codeword」のグラフィック12の直上位置には、Codewordの一部を構成することを点線で示すとともに色分けした「Bit Length in a FEC Symbol」がバー形状のグラフィック14で表示される。例えばFEC Symbolのグラフィック14が青色、これ以外のCodewordのグラフィック12aに相当する部分が紫色で色分け表示される。
「Bit Length in a FEC Symbol」のグラフィック14の直上位置には、「FEC Symbol Length」のbit数(10bitまたは20bit)をプルダウンメニューから選択設定するための入力ボックス15が表示される。図3(a)の設定画面では、入力ボックス15に「10」が選択設定された状態を示している。
さらに、「Number of FEC Symbols in a Codeword」のグラフィック12の下部には、1Codewordに含まれるエラーとして、1Codewordのグラフィック12b中に「Bit Error」のグラフィック16と「FEC Symbol Error」のグラフィック17が色分けして表示される。例えば1Codewordのグラフィック12bが紫色、「Bit Error」のグラフィック16が黄色、「FEC Symbol Error」のグラフィック17が赤色で色分け表示される。
「Bit Error」のグラフィック16と「FEC Symbol Error」のグラフィック17が表示された1Codewordのグラフィック12bの直上位置には、「FEC Symbol Error Threshold」の閾値を等号(=)、等号付き不等号(≧)、数字を用いて設定するため入力ボックス18が表示される。
「Bit Error」のグラフィック16と「FEC Symbol Error」のグラフィック17が表示された1Codewordのグラフィック12bの直下位置には、1Codewordを構成するFEC Symbolの数を入力するための入力ボックス19が表示される。
そして、図3(a)の設定画面11の上部には、「FEC Symbol Capture Setting」の選択項目20が表示される。「FEC Symbol Capture Setting」の選択項目20は、図3(b)に示すように、通信規格に応じた設定の選択項目がプルダウンメニュー表示される。図3(b)の例では、「Variable」、「50G PAM4」、「100G PAM4」、「25G NRZ」が選択項目としてプルダウンメニュー表示されている。
図3(a)は、「FEC Symbol Capture Setting」の選択項目20として「Variable」が選択された状態を示している。「Variable」が選択された状態では、各入力ボックスに対し、プルダウンメニューから自由に選択入力することができる。
また、図3(a)の例では、「50G PAM4」、「100G PAM4」、「25G NRZ」がプリセット設定の選択項目20として選択可能であり、何れかのプリセット設定が選択されると、選択されたプリセット設定の通信規格に基づく各パラメータが自動的に設定される。
例えば「50G PAM4」をプリセット設定として選択すると、Codeword長が「544」、FEC Symbol長が「10」、FEC Symbol Error Thresholdが「16」に各パラメータが自動的に設定される。
また、「100G PAM4」をプリセット設定として選択すると、Codeword長が「272」、FEC Symbol長が「20」、FEC Symbol Error Thresholdが「16」に各パラメータが自動的に設定される。
さらに、「50G NRZ」をプリセット設定として選択すると、Codeword長が「528」、FEC Symbol長が「10」、FEC Symbol Error Thresholdが「8」に各パラメータが自動的に設定される。
このように、図3(a)の設定画面11では、1Codewordに対するFEC Symbolの構成関係、1Codewordに対するFEC Symbol Errorの対応関係を識別可能にグラフィック表示している。これにより、ユーザが通信規格を知る熟練者でなくても「Number of FEC Symbols in a Codeword」、「Bit Length in a FEC Symbol」、「Bit Error」、「FEC Symbol Error」の構成関係や対応関係を視覚的に把握した上で被測定物Wから受信する信号に対するFECの各パラメータの設定を行うことができる。
なお、図3(a)の設定画面11では、「Number of FEC Symbols in a Codeword」、「Bit Length in a FEC Symbol」、「Bit Error」、「FEC Symbol Error」の構成関係を視覚的に把握しやすいように、「Number of FEC Symbols in a Codeword」を中心として、「Bit Length in a FEC Symbol」、「Bit Error」と「FEC Symbol Error」とを上下に配置してグラフィック表示する場合を図示したが、この配置に限定されるものではない。例えば、「Bit Length in a FEC Symbol」、「Bit Error」と「FEC Symbol Error」との配置を逆にしたり、「Bit Length in a FEC Symbol」、「Bit Error」と「FEC Symbol Error」とを「Number of FEC Symbols in a Codeword」の上部または下部に並べて配置してグラフィック表示してもよい。
記憶部5は、信号合成出力部2cからの既知パターンのテスト信号として被測定物Wに入力するNRZ信号のビット列またはPAM4信号のシンボル列(0、1、2、3のシンボル値からなるシンボルの列)を記憶する。この既知パターンのテスト信号として被測定物Wに入力するNRZ信号のビット列またはPAM4信号のシンボル列は、被測定物Wから受信した信号から生成する入力データと比較するときの基準となる基準データとなっている。
また、記憶部5は、制御部7の後述するエラーカウント手段7aによるカウント結果を記憶する。さらに、記憶部5は、設定タイミング、ボーレート、ビット列、シンボル列の発生条件などの情報を記憶する。これらの情報は、操作部4によりユーザインタフェースを介して適宜選択設定することができる。
なお、制御部7や、信号発生器2において、テスト信号となるNRZ信号のビット列またはPAM4信号のシンボル列を把握できる場合は、制御部7や、信号発生器2から記憶部5へと既知パターンのテスト信号であるNRZ信号のビット列またはPAM4信号のシンボル列、すなわち基準データを記憶するように構成してもよい。
表示部6は、図1の誤り率測定装置1に備える例えば液晶表示器などで構成され、後述する表示制御手段7bの制御により、誤り率測定に関わる設定画面、誤り率測定を含む各コンプライアンステスト(被測定物Wが通信規格に適合するか否かの試験)、キャプチャ画面などを表示する。なお、表示部6は、表示画面上のソフトキーなどの操作部4の操作機能を兼ね備えている。
また、表示部6は、後述する表示制御手段7bの制御により、例えば図3(a)の設定画面11の他、図4に示す表示形態の測定画面21や図5に示す表示形態の測定画面22を表示する。図4の測定画面21や図5の測定画面22は、簡易設定表示領域23と測定結果表示領域24を含む。
簡易設定表示領域23は、被測定物Wから受信する信号に対する設定パラメータ(FECの1Codeword長、1FEC Symbol長、FEC Symbol Error Threshold(キャプチャを開始するSymbol Errorの閾値)を簡易的に設定する領域である。
さらに説明すると、簡易設定表示領域23には、FECの1Codewordの長さを示す「Number of FEC Symbols in a Codeword」として、「Codeword Length」を構成するFEC Symbolの数をプルダウンメニューから選択設定するための入力ボックス25が表示される。図4や図5の簡易設定表示領域23では、入力ボックス25に「544」が選択設定された状態を示している。
「Number of FEC Symbols in a Codeword」の右側には、Codewordの一部を構成する「Bit Length in a FEC Symbol」のビット数をプルダウンメニューから選択設定するための入力ボックス26が表示される。図4や図5の簡易設定表示領域23では、入力ボックス26に「10」が選択設定された状態を示している。
「Number of FEC Symbols in a Codeword」の下部には、「FEC Symbol Error Threshold」の閾値を等号(=)、等号付き不等号(≧)、数字を用いて設定するため入力ボックス27が表示される。図4や図5の簡易設定表示領域23では、「FEC Symbol Error Threshold」の閾値が「15以上」に設定された状態を示している。
なお、簡易設定表示領域23は、「Preset」として、通信規格に応じた設定の選択項目28がプルダウンメニュー表示される。例えば「Variable」、「50G PAM4」、「100G PAM4」、「25G NRZ」が「Preset」の選択項目28としてプルダウンメニュー表示される。図4の簡易設定表示領域23では、「50G NRZ」がプリセット設定として選択設定された状態を示している。また、図5の簡易設定表示領域23では、「50G PAM4」がプリセット設定として選択設定された状態を示している。なお、「Preset」として、「Variable」が選択設定された場合には、「Number of FEC Symbols in a Codeword」、「Bit Length in a FEC Symbol」、「FEC Symbol Error Threshold」それぞれの値をユーザが被測定物Wの通信規格に応じて任意に設定することができる。
測定結果表示領域24は、後述するエラーカウント手段7aのカウントに基づくエラーに関する測定結果を表示する領域である。例えば図4の測定結果表示領域24には、Codeword、Total、INS、OMIごとのエラーレートとエラーカウント値が表示される。また、図5の測定結果表示領域24には、Codeword、Symbol、Bitごとのエラーレートとエラーカウント値が表示される。
制御部7は、PAM4信号の誤り率を測定するため、例えば中央処理装置(CPU)、ROM、RAMなどの記憶素子から構成され、信号発生器2、誤り検出器3、操作部4、記憶部5、表示部6を統括制御するもので、エラーカウント手段7a、表示制御手段7bを備える。
エラーカウント手段7aは、被測定物Wに入力したテスト信号がNRZ信号の場合、データ比較部3dにて検出したエラーをカウント(Codewordのカウントを含む)するとともに、1FEC Symbol間隔で検出したFEC Symbol Errorをカウントする。
エラーカウント手段7aは、被測定物Wに入力したテスト信号がPAM4信号の場合、データ比較部3dにて検出したMSBエラーとLSBエラーをカウント(Codewordのカウントを含む)するとともに、1FEC Symbol間隔で検出したFEC Symbol Errorをカウントする。
表示制御手段7bは、例えば図3(a)の設定画面11、図4の測定画面21や図5の測定画面22など、表示部6の表示画面への表示を制御する。
次に、上記のように構成される誤り率測定装置1のエラーカウントの処理動作として、被測定物Wに入力されるテスト信号がNRZ信号とPAM4信号に場合分けして図6と図7を参照しながら説明する。
[NRZ信号の場合]
図6に示すように、まず、被測定物Wからの受信信号に対する設定パラメータを操作部4にて設定する(ST1)。具体的には、図3(a)の設定画面11や図4の測定画面21の簡易設定表示領域23において、測定対象の被測定物Wの通信規格に基づいて1Codeword長、1FEC Symbol長、FEC Symbol Error Thresholdを設定するか、通信規格に応じたプリセット設定(例えば25G NRZなど)を選択して設定する。
上記設定を終えた後、信号発生器2にてエラー挿入した既知パターンのNRZ信号(設定パラメータに合わせた例えば25G NRZなど)をテスト信号として被測定物Wに入力する(ST2)。
そして、被測定物Wへのテスト信号の入力に伴って被測定物Wから折り返される信号を信号受信部3aにて受信してビット列データに変換する(ST3)。
次に、同期検出部3bにて設定タイミングで基準データ(テスト信号)と同期を取って取り込んだビット列データの1FEC Symbol(10bitまたは20bit)の先頭を捉えて各ビットとエラーデータ(「1」)をデータ比較部3dにて比較して1Codeword長ごとのエラーを検出し、検出した1Codeword長ごとのエラーをエラーカウント手段7aにてカウントする(ST4)。その際、Codeword数もカウントする。なお、ビット列データの1FEC Symbolの先頭は、データ比較部3dのカウンタを自走させて先頭を仮定することで検出している。
続いて、ビット列データを1FEC Symbol長ごとに分割し、1FEC Symbol間隔でFEC Symbol Errorを検出し、検出したFEC Symbol Errorをエラーカウント手段7aにてカウントする(ST5)。例えば1FEC Symbol長が10bitであれば、ビット列データを10bitごとに分割し、10bit内で1bitでもエラーが発生したら1FEC Symbol Errorとして検出してカウントする。そして、表示制御手段7bの制御により、エラーカウント手段7aにてカウントした結果を例えば図4の測定画面21に表示する。
[PAM4信号の場合]
図7に示すように、まず、被測定物Wからの受信信号に対する設定パラメータを操作部4にて設定する(ST11)。具体的には、図3(a)の設定画面11や図5の測定画面22の簡易設定表示領域23において、測定対象の被測定物Wの通信規格に基づいて1Codeword長、1FEC Symbol長、FEC Symbol Error Thresholdを設定するか、通信規格に応じたプリセット設定(例えば50G PAM4など)を選択して設定する。
上記設定を終えた後、信号発生器2にてエラー挿入した既知パターンのPAM4信号(設定パラメータに合わせた例えば50G PAM4など)をテスト信号として被測定物Wに入力する(ST12)。
そして、被測定物Wへのテスト信号の入力に伴って被測定物Wから折り返される信号を信号受信部3aにて受信してシンボル列データに変換する(ST13)。
次に、同期検出部3bにて設定タイミングで基準データ(テスト信号)と同期を取って取り込んだシンボル列データの1FEC Symbol(10bitまたは20bit)の先頭を捉えてデータ分割手段3daにてMSBデータとLSBデータに分割する(ST14)。そして、データ比較部3dにてMSBデータとLSBデータそれぞれをエラーデータ(「1」)と比較して1Codeword長ごとのMSBエラーとLSBエラーをそれぞれ検出し、検出した1Codeword長ごとのMSBエラーとLSBエラーをエラーカウント手段7aにてカウントする(ST15)。その際、Codeword数もカウントする。なお、シンボル列データの1FEC Symbolの先頭は、データ比較部3dのカウンタを自走させて先頭を仮定することで検出している。
なお、エラーデータ(「1」)は、MSBデータと比較するためのエラーデータとLSBデータと比較するためのエラーデータにそれぞれ分割されており、MSBデータが「1」であればMSBエラーとして検出してカウントし、LSBデータが「1」であればLSBエラーとして検出してカウントする。
続いて、MSBデータとLSBデータを1FEC Symbol長ごとに分割し、1FEC Symbol間隔でFEC Symbol ErrorをMSBデータとLSBデータそれぞれで検出し、検出したFEC Symbol Errorをエラーカウント手段7aにてカウントする(ST16)。例えば1FEC Symbol長が10bitであれば、MSBデータとLSBデータを10bitごとに分割し、10bit内で1bitでもエラーが発生したら1FEC Symbol Errorとして検出してカウントする。そして、表示制御手段7bの制御により、エラーカウント手段7aにてカウントした結果を例えば図5の測定画面22に表示する。
ところで、上述した実施の形態では、図1に示すように、誤り率測定装置1に信号発生器2、誤り検出器3、操作部4、記憶部5、表示部6、制御部7が含まれる構成としたが、この構成に限定されるものではない。例えば、信号発生器2と誤り検出器3をそれぞれ別々にモジュール化または個別筐体とし、操作部4、表示部6を外部に接続したパーソナルコンピュータなどの外部装置で構成することもできる。
このように、本実施の形態によれば、被測定物の通信規格に基づいてユーザが設定する領域のFEC Symbol Errorをカウントすることができる。しかも、カウントしたFEC Symbol Errorのエラー数を表示画面上で数値確認できるので、デバッグを効率的に行うことができる。
以上、本発明に係る誤り率測定装置及びエラーカウント方法の最良の形態について説明したが、この形態による記述および図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例および運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 誤り率測定装置
2 信号発生器
2a 第1信号発生部
2b 第2信号発生部
2c 信号合成出力部
3 誤り検出器
3a 信号受信部
3b 同期検出部
3c 位置情報記憶部
3d データ比較部
3da データ分割手段
3e データ記憶部
4 操作部
5 記憶部
6 表示部
7 制御部
7a エラーカウント手段
7b 表示制御手段
11 設定画面
12,12a,12b Codewordのグラフィック
13,15,18,19,25,27 入力ボックス
14 FEC Symbolのグラフィック
16 Bit Errorのグラフィック
17 FEC Symbol Errorのグラフィック
20,28 選択項目
21,22 測定画面
23 簡易設定表示領域
24 測定結果表示領域
W 被測定物

Claims (6)

  1. 既知パターンのNRZ信号をテスト信号として被測定物(W)に入力し、前記テスト信号の入力に伴う前記被測定物からの信号を受信し、受信した信号と前記テスト信号との比較結果に基づいて前記被測定物のFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置(1)であって、
    前記被測定物の通信規格に応じて前記FECの1Codeword長、1FEC Symbol長を設定する操作部(4)と、
    前記被測定物からの信号を受信して変換されたビット列データを、1Codeword長の中でFEC Symbol Errorが指定数発生したタイミングまたはFEC Symbol Errorが連続で指定数発生したタイミングで前記テスト信号と同期を取って取り込む同期検出部(3b)と、
    前記同期検出部が取り込んだ記ビット列データを1FEC Symbol長ごとに分割して該1Codeword長ごとのエラーを検出するとともに、前記1FEC Symbol間隔で前記ビット列データのFEC Symbol Errorを検出するデータ比較部(3d)と、
    前記データ比較部にて検出した1Codeword長ごとのエラーおよびFEC Symbol Errorをカウントするエラーカウント手段(7a)と、を備えたことを特徴とする誤り率測定装置。
  2. 既知パターンのPAM4信号をテスト信号として被測定物(W)に入力し、前記テスト信号の入力に伴う前記被測定物からの信号を受信し、受信した信号と前記テスト信号との比較結果に基づいて前記被測定物のFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置(1)であって、
    前記被測定物の通信規格に応じて前記FECの1Codeword長、1FEC Symbol長を設定する操作部(4)と、
    前記被測定物からの信号を受信して変換されたシンボル列データを最上位ビット列データと最下位ビット列データに分割するデータ分割手段(3da)と、
    前記最上位ビット列データと前記最下位ビット列データを、1Codeword長の中でFEC Symbol Errorが指定数発生したタイミングまたはFEC Symbol Errorが連続で指定数発生したタイミングで前記テスト信号と同期を取って取り込む同期検出部(3b)と、
    前記同期検出部が取り込んだ前記最上位ビット列データと前記最下位ビット列データそれぞれを1FEC Symbol長ごとに分割して該1Codeword長ごとの最上位ビットエラーと最下位ビットエラーをそれぞれ検出するとともに、前記1FEC Symbol間隔で前記最上位ビット列データと最下位ビット列データそれぞれのFEC Symbol Errorを検出するデータ比較部(3d)と、
    前記データ比較部にて検出した最上位ビットエラーと最下位ビットエラーをカウントするとともに前記FEC Symbol Errorをカウントするエラーカウント手段(7a)と、を備えたことを特徴とする誤り率測定装置。
  3. 前記カウントの結果に基づいてエラーレートとエラーカウント値を表示する表示部(6)を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の誤り率測定装置。
  4. 既知パターンのNRZ信号をテスト信号として被測定物(W)に入力し、前記テスト信号の入力に伴う前記被測定物からの信号を受信し、受信した信号と前記テスト信号との比較結果に基づいて前記被測定物のFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置(1)のエラーカウント方法であって、
    前記被測定物の通信規格に応じて前記FECの1Codeword長、1FEC Symbol長を設定するステップと、
    前記被測定物からの信号を受信して変換されたビット列データを、1Codeword長の中でFEC Symbol Errorが指定数発生したタイミングまたはFEC Symbol Errorが連続で指定数発生したタイミングで前記テスト信号と同期を取って取り込むステップと、
    前記取り込んだビット列データを1FEC Symbol長ごとに分割して該1Codeword長ごとのエラーを検出するとともに、前記1FEC Symbol間隔で前記ビット列データのFEC Symbol Errorを検出するステップと、
    前記検出した1Codeword長ごとのエラーおよびFEC Symbol Errorをカウントするステップと、を含むことを特徴とする誤り率測定装置のエラーカウント方法。
  5. 既知パターンのPAM4信号をテスト信号として被測定物(W)に入力し、前記テスト信号の入力に伴う前記被測定物からの信号を受信し、受信した信号と前記テスト信号との比較結果に基づいて前記被測定物のFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置(1)のエラーカウント方法であって、
    前記被測定物の通信規格に応じて前記FECの1Codeword長、1FEC Symbol長を設定するステップと、
    前記被測定物からの信号を受信して変換されたシンボル列データを最上位ビット列データと最下位ビット列データに分割するステップと、
    前記最上位ビット列データと前記最下位ビット列データを、1Codeword長の中でFEC Symbol Errorが指定数発生したタイミングまたはFEC Symbol Errorが連続で指定数発生したタイミングで前記テスト信号と同期を取って取り込むステップと、
    前記取り込んだ前記最上位ビット列データと前記最下位ビット列データそれぞれを1FEC Symbol長ごとに分割して該1Codeword長ごとの最上位ビットエラーと最下位ビットエラーをそれぞれ検出するとともに、前記1FEC Symbol間隔で前記最上位ビット列データと最下位ビット列データそれぞれのFEC Symbol Errorを検出するステップと、
    前記検出した最上位ビットエラーと最下位ビットエラーをカウントするとともに前記FEC Symbol Errorをカウントするステップと、を含むことを特徴とする誤り率測定装置のエラーカウント方法。
  6. 前記カウントの結果に基づいてエラーレートとエラーカウント値を表示するステップを含むことを特徴とする請求項4または5に記載の誤り率測定装置のエラーカウント方法。
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