JP5183527B2 - 差動線路−導波管変換器 - Google Patents

差動線路−導波管変換器 Download PDF

Info

Publication number
JP5183527B2
JP5183527B2 JP2009048182A JP2009048182A JP5183527B2 JP 5183527 B2 JP5183527 B2 JP 5183527B2 JP 2009048182 A JP2009048182 A JP 2009048182A JP 2009048182 A JP2009048182 A JP 2009048182A JP 5183527 B2 JP5183527 B2 JP 5183527B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
conductor
columnar conductor
columnar
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009048182A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010206390A (ja
Inventor
健 湯浅
明道 廣田
哲 大和田
尚史 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009048182A priority Critical patent/JP5183527B2/ja
Publication of JP2010206390A publication Critical patent/JP2010206390A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5183527B2 publication Critical patent/JP5183527B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Waveguides (AREA)

Description

本発明は、差動線路−導波管変換器に関する。
従来、導波管の信号を複数のストリップ導体へ分配し変換する構成として、導波管広壁面をストリップ導体の取り出し方向とする変換器がある。より具体的には、対向する導波管広壁面から、それぞれ1つずつストリップ導体を引き出すことにより、2本のストリップ導体に逆位相の信号を励振し、差動信号の励振を実現する構成を備えた変換器がある(例えば、特許文献1参照)。また、1つの導波管広壁面から2本のストリップ導体を同一方向に引き出す構成を備えた変換器もある(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−42233号公報 特開2005−79733号公報
しかしながら、特許文献1に示される構成は、1対のストリップ導体の引き出し方向が対向方向となっている。このため、外部の差動回路と接続するためには、ストリップ導体を迂回させる必要がある。この結果、1対のストリップ導体を近接して配置できなくなり、差動線路の特徴である逆位相励振による不要放射低減のメリットを享受できないという課題がある。
加えて、迂回線路を適用する必要があることから、線路の曲げ部からの不要放射が増大するとともに、比較的長い線路長を確保する必要がある。この結果、線路長に応じた伝送損失が増大するという課題もある。
また、特許文献2に示される構成は、特許文献1における上記の課題を解決でき、ストリップ導体を同一方向へ引き出すことが可能となる。しかしながら、導波管の基本モードであるTE10モードの信号を2本のストリップ導体に変換する場合には、2本のストリップ導体に励振される電界の向きが同方向となり、同位相の信号が励振される。このため、逆位相励振を必要とする差動信号が励振されないという課題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、他の差動回路との接続性を簡略化するとともに、信号損失の低減、不要放射の低減、変換部の小形化を実現する差動線路−導波管変換器を得ることを目的とする。
本発明に係る差動線路−導波管変換器は、第1の導波管と、第1の導波管から分岐し、先端が短絡された一対の導波管を構成する第2の導波管および第3の導波管と、第2の導波管に挿入された第1の柱状導体と、第3の導波管に挿入された第2の柱状導体と、第1の誘電体基板と、第1の誘電体基板内に形成され、第1の柱状導体と電気的接続を有する第1の信号線用柱状導体と、第1の誘電体基板内に形成され、第2の柱状導体と電気的接続を有する第2の信号線用柱状導体と、第1の誘電体基板の内層または表層に形成され、第1の信号線用柱状導体と電気的接続を有する第1のストリップ導体と、第1の誘電体基板の内層または表層に形成され、第2の信号線用柱状導体と電気的接続を有する第2のストリップ導体と、第1のストリップ導体および第2のストリップ導体で構成される差動線路と、第1の誘電体基板の内層および表層の少なくとも一方に形成され、第1の信号線用柱状導体および第2の信号線用柱状導体と電気的接続を有しない第1のグラウンド導体と、第1のグラウンド導体および第2の導波管の少なくとも1つの壁面と電気的接続を有し、かつ第1のグラウンド導体および第3の導波管の少なくとも1つの壁面と電気的接続を有し、第1の信号線用柱状導体および第2の信号線用柱状導体の周りを取り囲むように形成された第1のグラウンド用柱状導体と、第1の柱状導体と第1の信号線用柱状導体との間に配置され、第1の柱状導体と第1の信号線用柱状導体の双方と電気的接続を有し、第1の柱状導体の断面に比べ広い断面を有し、かつ第1の信号線用柱状導体の断面に比べ広い断面を有する第1の導体パターンと、第2の柱状導体と第2の信号線用柱状導体との間に配置され、第2の柱状導体と第2の信号線用柱状導体の双方と電気的接続を有し、第2の柱状導体の断面に比べ広い断面を有し、かつ第2の信号線用柱状導体の断面に比べ広い断面を有する第2の導体パターンとを備え、第1の柱状導体の断面重心から第1の導体パターン端部までの距離において、第1の導波管が配置された方向への延伸距離が、第1の導波管が配置された方向と逆方向への延伸距離に比べて短く、第2の柱状導体の断面重心から第2の導体パターン端部までの距離において、第1の導波管が配置された方向への延伸距離が、第1の導波管が配置された方向と逆方向への延伸距離に比べて短いものである。
導波管を基本モードであるTE10モードの磁界が分布する面に垂直な方向へ2分配し、分配された導波管信号を同軸モードに変換した後、ストリップ導体と接続する構成を採用することで、導波管の基本モードであるTE10モードの信号から、1対のストリップ導体に逆位相の信号を励振し、かつ1対のストリップ導体を同一方向へ引き出す構成が実現でき、他の差動回路との接続性を簡略化するとともに、信号損失の低減、不要放射の低減、変換部の小形化を実現する差動線路−導波管変換器を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係わる差動線路−導波管変換器の構造を示す図である。 本発明の実施の形態2に係わる差動線路−導波管変換器の構造を示す図である。 本発明の実施の形態3に係わる差動線路−導波管変換器の構造を示す図である。 本発明の実施の形態4に係わる差動線路−導波管変換器の構造を示す図である。 本発明の実施の形態4に係わる差動線路−導波管変換器の図4(b)に示した平面図におおけるストリップ導体40、41が、差動端子を有する回路110に接続された構成を示す図である。 本発明の実施の形態5に係わる差動線路−導波管変換器の構造を示す図である。 本発明の実施の形態6に係わる差動線路−導波管変換器の構造を示す図である。 本発明の実施の形態6に係わる差動線路−導波管変換器の効果を示す分配位相差特性図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係わる差動線路−導波管変換器の構造を示す図である。図1(a)は、図1(b)におけるZ−Z’面についての断面図、図1(b)は、図1(a)におけるA−A’面についての平面図、図1(c)は、図1(a)におけるB−B’面についての平面図、図1(d)は、図1(a)におけるC−C’面についての平面図、図1(e)は、図1(a)におけるD−D’面についての平面図、をそれぞれ示している。
図1に示すように、本実施の形態1に係わる差動線路−導波管変換器の構造は、断面形状が長方形の導波管10を形成した金属ブロック11の上に、誘電体基板20が搭載されている。誘電体基板20の裏面には、開口30を有する平面導体31が形成され、誘電体基板20の内層には、開口92、93を有する平面導体32、開口91、90を有する平面導体33がそれぞれ形成されている。
誘電体基板20の内層には、平面導体31と平面導体32とを電気的に接続する複数の柱状導体80、および平面導体32と平面導体33とを電気的に接続する複数の柱状導体70がそれぞれ形成されている。
誘電体基板20の表層には、互いに電気的接続を持たない一対のストリップ導体40、41、および一対の導体パターン42、43が形成されている(図1(a)、(b)参照)。そして、ストリップ導体40と導体パターン42は、電気的に接続され、ストリップ導体41と導体パターン43も、電気的に接続されている。
誘電体基板20の内層には、開口90および91内に形成され、平面導体33と電気的接続を持たない導体パターン50、51が形成されている(図1(a)、(c)参照)。同様に、誘電体基板20の内層には、開口92および93内に形成され、平面導体32と電気的接続を持たない導体パターン52、53が形成されている(図1(a)、(d)参照)。
また、平面導体32の形成層と平面導体31の形成層との間に、平面導体32および平面導体31の何れとも電気的接続を持たない導体パターン54、55が形成されている(図1(a)、(e)参照)。
さらに、誘電体基板20の内層には、導体パターン42と導体パターン50とを電気的に接続する柱状導体60、導体パターン43と導体パターン51とを電気的に接続する柱状導体61、導体パターン50と導体パターン52とを電気的に接続する柱状導体62、導体パターン51と導体パターン53とを電気的に接続する柱状導体63、導体パターン52と導体パターン54とを電気的に接続する柱状導体64、導体パターン53と導体パターン55とを電気的に接続する柱状導体65が、それぞれ形成されている(図1(a)参照)。
導波管10から入力された、導波管基本モードであるTE10モードの信号は、開口30を介し、平面導体31、32、および柱状導体80で構成される、1対の先端が短絡された導波管100、101に分配される。ここで、導波管100、101は、導波管10の広壁面側に分岐されている。このため、導波管100側に分配された信号と、導波管101側に分配された信号とは、電界の向きが逆になり、位相差180度が生じる。つまり、導波管100と導波管101に、逆位相励振が可能である。
次に、導波管100に分配された信号は、導体パターン54、柱状導体64により擬似同軸モード(TEMモード)に変換される。そして、変換後の信号は、柱状導体62を信号線導体、柱状導体70をグラウンド導体とした擬似同軸線路を伝搬する。さらに、導体パターン50、柱状導体60、および導体パターン42を介して、ストリップ導体40を信号線導体、平面導体33をグラウンド導体としたマイクロストリップ線路信号に変換される。
同様に、導波管101に分配された信号は、導体パターン55、柱状導体65により擬似同軸モード(TEMモード)に変換される。そして、変換後の信号は、柱状導体63を信号線導体、柱状導体70をグラウンド導体とした擬似同軸線路を伝搬する。さらに、導体パターン51、柱状導体61、および導体パターン43を介して、ストリップ導体41を信号線導体、平面導体33をグラウンド導体としたマイクロストリップ線路信号に変換される。
ストリップ導体40を信号線導体とするマイクロストリップ線路に励振される信号の位相と、ストリップ導体41を信号線導体とするマイクロストリップ線路に励振される信号の位相とは、逆位相となる。このため、一対のストリップ導体40、41をペアとする差動配線に差動信号を励振することが可能である。
本構成によれば、ストリップ導体40とストリップ導体41の引き出し方向は、任意の方向に選ぶことができる。これにより、ストリップ導体引き出し方向が対向方向に限定される従来の課題を解決できる。従って、図1(b)に示すように、ストリップ導体40とストリップ導体41を同一方向に引き出すことも可能となり、従来必要であった迂回線路が不要となる。この結果、他の差動回路との接続性が簡略化され、信号損失の低減、不要放射の低減、変換部の小形化の実現が可能となる。
本実施の形態1では、便宜上、表層に形成した1対のストリップ導体40、41を信号線導体とし、内層に形成した平面導体33をグラウンド導体としたマイクロストリップ線路形式の差動線路について説明した。しかしながら、本発明は、線路形式に限定されるものではない。ストリップ導体を内層に形成した埋め込み形マイクロストリップ線路形式あるいはストリップ線路形式を採用してもよい。
また、ストリップ導体形成層に別途グラウンド導体を配置してもよく、コプレーナ線路形式、グラウンデッドコプレーナ線路形式を採用してもよい。さらに、グラウンド導体を配置し、GSGSG(グラウンド シグナル グラウンド シグナル グラウンド)線路形式や、GSSG(グラウンド シグナル シグナル グラウンド)線路形式を採用してもよい。
本実施の形態1では、柱状導体60、61、62、63、64、65、70、80、および導体パターン42、43、50、51、52、53、54、55は、図1に示すように、断面形状を円形としている。しかしながら、本発明は、このような断面形状に限定されるものではない。断面形状は、これに限ったものではなく、楕円形状、長円形状、多角形形状等、任意の断面形状を採用してもよい。
また、柱状導体60、62、64が電気的接続を有する構成であれば、導体パターン50、52、54は、省略してもよい。同様に、柱状導体61、63、65が電気的接続を有する構成であれば、導体パターン51、53、55は、省略してもよい。
本実施の形態1では、断面形状が長方形の導波管10について説明したが、本発明は、このような断面形状に限定されるものではない。導波管の基本モードであるTE10モードの電界の方向が一意に定義できる導波管断面寸法であれば、何れの断面形状を採用してもよい。例えば、楕円形状、長円形状、多角形形状、またこれらを使用したリッジ導波管を採用してもよい。
また、本実施の形態1における導波管10は、金属ブロックにより形成され、中空導波管を形成している。しかしながら、本発明は、このような中空構造に限定されるものではない。導波管10の一部または全てに、誘電体を充填してもよい。
また、本実施の形態1では、導波管100、101の壁面の一部を離散的な柱状導体80で構成した例を示した。しかしながら、本発明は、このような構成には限定されず、連続的な壁面を採用してもよい。
また、本実施の形態1では、単一の誘電体基板20を用いる例について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。2種以上の異なる誘電体基板を使用してもよい。例えば、柱状導体80を形成する層の誘電体基板と、柱状導体70を形成する層の誘電体基板とが、異なる誘電体基板でもよい。
以上のように、実施の形態1によれば、導波管を基本モードであるTE10モードの磁界が分布する面に垂直な方向へ2分配し、分配された導波管信号を同軸モードに変換した後、ストリップ導体と接続する構成を採用している。このような構成により、導波管の基本モードであるTE10モードの信号から、1対のストリップ導体に逆位相の信号を励振し、かつ1対のストリップ導体を同一方向へ引き出す構成を備えた差動線路−導波管変換器を実現できる。この結果、従来必要であった迂回線路が不要となるため、他の差動回路との接続性が簡略化され、信号損失の低減、不要放射の低減、変換部の小形化の実現が可能となる。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2に係わる差動線路−導波管変換器の構造を示す図である。図2(a)は、図2(b)におけるZ−Z’面についての断面図、図2(b)は、図2(a)におけるA−A’面についての平面図、図2(c)は、図2(a)におけるB−B’面についての平面図、図2(d)は、図2(a)におけるC−C’面についての平面図、図2(e)は、図2(a)におけるD−D’面についての平面図、をそれぞれ示している。
図2に示した差動線路−導波管変換器の構造は、図1に示した差動線路−導波管変換器の構造における柱状導体64、65の先端が平面導体31と電気的に接続されており、導体パターン54、55を取り除いた構成である。
その他の構成については、前述の実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
図2に示す構造では、先の実施の形態1における図1を用いて説明したものと同様に、擬似同軸モードに変換できる。より具体的には、導波管10から導波管100に分配された信号を、柱状導体64により擬似同軸モードに変換することができ、導波管10から導波管101に分配された信号を、柱状導体65により擬似同軸モードに変換することができる。従って、導波管10から入力した信号を、任意方向へ引き出す1対のストリップ導体40、41で構成される差動線路信号に変換することができる。
先の実施の形態1における図1に示した構造では、柱状導体64、65の先端が平面導体31と電気的に接続されていない。このため、柱状導体64、65の先端と平面導体31の距離が、誘電体基板20の厚み誤差に影響を受ける。一方、本実施の形態2における図2に示した構造は、柱状導体64、65の先端が平面導体31と電気的に接続されている。このため、図1の構造に比べ、柱状導体64、65の先端位置が、誘電体基板20の厚み誤差による影響を回避することができる。つまり、製造誤差が生じた場合においても、安定した性能を得ることができる。
以上のように、実施の形態2によれば、先の実施の形態1で述べた効果と同様な効果を得ることができるのに加え、製造誤差が生じた場合においても安定した性能を得ることができる。
実施の形態3.
図3は、本発明の実施の形態3に係わる差動線路−導波管変換器の構造を示す図である。図3(a)は、図3(b)におけるZ−Z’面についての断面図、図3(b)は、図3(a)におけるA−A’面についての平面図、図3(c)は、図3(a)におけるB−B’面についての平面図、図3(d)は、図3(a)におけるC−C’面についての平面図、図3(e)は、図3(a)におけるD−D’面についての平面図、をそれぞれ示している。
図3に示した差動線路−導波管変換器の構造は、先の実施の形態2における図2に示した差動線路−導波管変換器の構造において、誘電体基板20を用いて構成していた導波管100、101を、金属ブロック11による中空導波管に置き換えたものである。その他の構成については、先の実施の形態2における図2の構成と同様であり、その説明を省略する。
図3に示す構造では、導波管10から入力された信号が導波管100、101に中空の状態で分配される。導波管100に分配された信号は、柱状導体64により擬似同軸モードに変換される。同様に、導波管101に分配された信号は、柱状導体65により擬似同軸モードに変換される。以降の信号伝送については、先の実施の形態1で説明したものと同様であり、その説明を省略する。
本実施の形態3における図3に示す構成によると、先の図1、図2に示した構成に比べ、導波管10から導波管100、101へ分岐する分岐部の不連続性を小さくすることができる。この結果、良好な通過特性を得ることが可能となる。加えて、導波管100、101を中空とすることで、誘電体基板20の誘電体損失の影響を排除することができ、伝送損失の低減が図れる。
本実施の形態3では、導波管100、101の壁面が金属ブロック11による連続的な壁面構造を例に挙げ説明した。しかしながら、本発明は、このような構造に限定されるものではない。先の図1、図2に示すような離散的な柱状導体を壁面に採用してもよい。
また、本実施の形態3では、柱状導体64、65が金属ブロック11と電気的に接続されている構造について示した。しかしながら、本発明は、このような構造に限定されるものではない。先の図1に示した構成のように、導波管壁面と電気的接続を持たない構成を採用してもよい。また、柱状導体64、65を排除し、導波管100から柱状導体62へ、導波管101から柱状導体63へ、それぞれ直接変換してもよい。この場合には、柱状導体64、65の製造が不要となり、製作が容易となる効果が得られる。
また、本実施の形態3における導波管10、100、101は、金属ブロックにより形成され、中空導波管を形成している。しかしながら、本発明は、このような中空構造に限定されるものではなく、導波管10、100、101の一部または全てに誘電体を充填してもよい。
以上のように、実施の形態3によれば、先の実施の形態1、2で述べた効果と同様な効果を得ることができるのに加え、良好な伝送特性が得られ、また、伝送損失の低減を図ることができる。
実施の形態4.
図4は、本発明の実施の形態4に係わる差動線路−導波管変換器の構造を示す図である。図4(a)は、図4(b)におけるZ−Z’面についての断面図、図4(b)は、図4(a)におけるA−A’面についての平面図、図4(c)は、図4(a)におけるB−B’面についての平面図、図4(d)は、図4(a)におけるC−C’面についての平面図、図4(e)は、図4(a)におけるD−D’面についての平面図、をそれぞれ示している。
図4に示した差動線路−導波管変換器の構造は、先の実施の形態1における図1に示した差動線路−導波管変換器の構造において、ストリップ導体40、41の間隔を、柱状導体60、61の間隔に比べて狭く形成している(図4(b)参照)。その他の構成については、先の実施の形態1における図1の構成と同様であり、その説明を省略する。
図5は、本発明の実施の形態4に係わる差動線路−導波管変換器の図4(b)に示した平面図におけるストリップ導体40、41が、差動端子を有する回路110に接続された構成を示す図である。
実施の形態1において説明したように、本構成では、ストリップ導体40、41の引き出し方向を任意方向に選ぶことができる。このため、図4(b)に示すように、一旦ストリップ導体40、41を近接する方向へ引き出した後、ストリップ導体40、41を同一方向へ引き出すことが可能である。
この結果、ストリップ導体40、41の間隔を、ストリップ導体40、41に接続される差動端子を有する回路110の端子間隔に極力近付けることが可能となる。これにより、差動端子を有する回路110と、ストリップ導体40、41との接続性を向上でき、良好な伝送特性を得ることができる。
本例では、ストリップ導体40、41の間隔を、柱状導体60、61の間隔に比べて狭く形成している例について説明した。しかしながら、本発明は、このような間隔に限定されるものではない。逆に、ストリップ導体40、41の間隔を、柱状導体60、61の間隔に比べて広く形成してもよい。
以上のように、実施の形態4によれば、先の実施の形態1で述べた効果と同様な効果を得ることができるのに加え、外部に接続する回路との伝送特性を良好にすることができる。
実施の形態5.
図6は、本発明の実施の形態5に係わる差動線路−導波管変換器の構造を示す図である。図6(a)は、図6(b)におけるZ−Z’面についての断面図、図6(b)は、図6(a)におけるA−A’面についての平面図、図6(c)は、図6(a)におけるB−B’面についての平面図、図6(d)は、図6(a)におけるC−C’面についての平面図、図6(e)は、図6(a)におけるD−D’面についての平面図、をそれぞれ示している。
図6に示した差動線路−導波管変換器の構造は、先の実施の形態1における図1に示した差動線路−導波管変換器の構造において、柱状導体60、61、62、63、64、65および導体パターン42、43、50、51、52、53、54、55の形成位置が、導波管100、101の管軸(図6(e)に図示したE−E’に相当)の位置に対して、下方にシフトして形成されている。その他の構成については、先の実施の形態1における図1の構成と同様であり、その説明を省略する。
本構造では、先の実施の形態1で説明したように、導波管100、101に励振された導波管モード(TE10モード)が、柱状導体64、65および導体パターン54、55により、擬似同軸モードに変換される。TE10モードの特性インピーダンスは、導波管100、101の管軸付近が最も高く、擬似同軸モードへの変換時にインピーダンス不整合を生じることがある。
この対策として、図6(e)に示すように、柱状導体64、65および導体パターン54、55の形成位置を、管軸と直交する方向へシフトさせることが考えられる。これにより、TE10モードの特性インピーダンスが低い領域で変換することができる。この結果、インピーダンス不整合を低減でき、良好な伝送特性を得ることが可能となる。
加えて、本構造では、図6に示すように、柱状導体60、61、62、63、64、65、および導体パターン42、43、50、51、52、53、54、55の形成位置が、ストリップ導体40、41の引き出し方向と逆方向へシフトした構造となっている。このため、先の図5に示したような差動端子を有する回路110との接続を考えると、上述した逆方向へのシフト量に応じ、差動線路−導波管変換器と差動端子とを有する回路全体の占有面積を縮小することが可能となる。
以上のように、実施の形態5によれば、先の実施の形態1で述べた効果と同様な効果を得ることができるのに加え、伝送特性を良好にし、かつ外部に接続する差動回路を含めた占有面積の縮小化を図ることが可能となる。
実施の形態6.
図7は、本発明の実施の形態6に係わる差動線路−導波管変換器の構造を示す図である。図7(a)は、図7(b)におけるZ−Z’面についての断面図、図7(b)は、図7(a)におけるA−A’面についての平面図、図7(c)は、図7(a)におけるB−B’面についての平面図、図7(d)は、図7(a)におけるC−C’面についての平面図、図7(e)は、図7(a)におけるD−D’面についての平面図、をそれぞれ示している。
図7に示した差動線路−導波管変換器の構造は、先の実施の形態1における図1に示した差動線路−導波管変換器の構造において、導体パターン52、53の形状が変更されている。導体パターン52、53において、柱状導体64、65の中心から導波管10側方向への距離をL2、柱状導体64、65の中心から導波管10側方向と逆方向への距離をL1としたとき、L1がL2に比べ長くなっている(図7(d)参照)。その他の構成については、先の実施の形態1における図1の構成と同様であり、その説明を省略する。
本差動線路−導波管変換器は、差動信号を励振するため、導波管100と導波管101とは、完全に対称な構造が必要とされる。しかしながら、実際の製造においては、各種製造誤差が発生し、完全対称な構造を実現することが不可能である。
完全対称な構造の場合、導波管10から入力された信号のうち、ストリップ導体40に分配される信号と、ストリップ導体41に分配される信号との分配振幅は、等振幅、分配位相差は、180度である。一方、対称性が崩れた場合、分配振幅偏差および分配位相差誤差が生じ、不要なコモンモードが発生する。コモンモードの発生により、差動信号への変換量の劣化、不要な放射の増大等の問題が発生する。このため、分配振幅偏差および分配位相差誤差を抑えることが必要となる。
図7に示した構造は、この分配位相差誤差を抑えるための構成であり、その効果について、次に説明する。図7(e)において、柱状導体64、65、80が、同図7の左右方向へシフトした場合、対称性が崩れる。ここでは、柱状導体64、65、80が、図7(e)において左方向へΔLシフトした場合について説明する。
上述した条件において、導波管100の経路は、対称構造に比べてΔL短くなるため、導波管10から導波管100へ分配された信号の位相は、対称構造に比べて進む。逆に、導波管101の経路は、対称構造に比べてΔL長くなるため、導波管10から導波管101へ分配された信号の位相は、対称構造に比べて遅れる。
一方、柱状導体64、65が、図7(e)において左方向へΔLシフトするため、導体パターン52のL1は、L1+ΔLに、L2は、L2−ΔLに、それぞれ変動する。L2により形成される並列容量が、L1により形成される並列容量に比べて十分小さいと仮定すると、並列容量に支配的なL1が、L1+ΔLに変動し、並列容量が増加する。この結果、導波管100から柱状導体62に変換された信号の位相は、対称構造に比べて遅れる。
逆に、導体パターン53のL1は、L1−ΔLに、L2は、L2+ΔLに、それぞれ変動する。L2により形成される並列容量が、L1により形成される並列容量に比べて十分小さいと仮定すると、並列容量に支配的なL1が、L1−ΔLに変動し、並列容量が減少する。この結果、導波管101から柱状導体63に変換された信号の位相は、対称構造に比べて進む。
上述したように、各経路における2つの事象は、位相特性において互いに逆特性を示しており、相殺が可能である。従って、製造誤差が生じ、対称性が崩れた場合においても、効果的に位相差誤差を低減することが可能となる。
図8は、本発明の実施の形態6に係わる差動線路−導波管変換器の効果を示す分配位相差特性図であり、電磁界シミュレーションにより確認した計算結果を示している。より具体的には、誘電体基板20の比誘電率を4.1、ΔL=50μmとした場合の計算結果を示している。計算には有限要素法による電磁界シミュレータを用いた。なお、図8の横軸は、規格化周波数、縦軸は、分配位相差を示し、分配位相差の理想特性は、180度である。
図8における実線は、図7に示すような、L1がL2に比べて長い場合(L1>L2)の分配位相差特性である。一方、図8における点線は、L1とL2の値が等しい場合(L1=L2)の分配位相差特性である。
図8に示すように、L1>L2という条件下では、L1、L2の値を適切に設計することにより、L1=L2において生じていた分配位相差特性の劣化を低減し、理想特性である180度に近付けることが可能である。
本実施の形態6では、導体パターン52、53および開口92、93の形状として、長円形のものについて説明した。しかしながら、本発明は、このような形状に限定されるものではなく、L1>L2の条件を満たす任意の形状を採用しても構わない。
以上のように、実施の形態6によれば、先の実施の形態1で述べた効果と同様な効果を得ることができるのに加え、製造誤差により対称性が崩れた場合においても、効果的に分配位相差誤差を低減することが可能となり、伝送特性を良好に保つことができる。
10 導波管(第1の導波管)、11 金属ブロック、20 誘電体基板(第1の誘電体基板)、30 開口、31、32 平面導体、33 平面導体(第1のグラウンド導体)、40 ストリップ導体(第1のストリップ導体)、41 ストリップ導体(第2のストリップ導体)、42、43、50、51、52、53、54、55 導体パターン、60、62 柱状導体(第1の信号線用柱状導体)、61、63 柱状導体(第2の信号線用柱状導体)、64 柱状導体(第1の柱状導体)、65 柱状導体(第2の柱状導体)、70 柱状導体(第1のグラウンド用柱状導体)、80 柱状導体(第3の柱状導体)、90、91、92 開口、100 導波管(第2の導波管)、101 導波管(第3の導波管)、110 回路。

Claims (9)

  1. 第1の導波管と、
    前記第1の導波管から分岐し、先端が短絡された一対の導波管を構成する第2の導波管および第3の導波管と、
    前記第2の導波管に挿入された第1の柱状導体と、
    前記第3の導波管に挿入された第2の柱状導体と、
    第1の誘電体基板と、
    前記第1の誘電体基板内に形成され、前記第1の柱状導体と電気的接続を有する第1の信号線用柱状導体と、
    前記第1の誘電体基板内に形成され、前記第2の柱状導体と電気的接続を有する第2の信号線用柱状導体と、
    前記第1の誘電体基板の内層または表層に形成され、前記第1の信号線用柱状導体と電気的接続を有する第1のストリップ導体と、
    前記第1の誘電体基板の内層または表層に形成され、前記第2の信号線用柱状導体と電気的接続を有する第2のストリップ導体と、
    前記第1のストリップ導体および前記第2のストリップ導体で構成される差動線路と、
    前記第1の誘電体基板の内層および表層の少なくとも一方に形成され、前記第1の信号線用柱状導体および前記第2の信号線用柱状導体と電気的接続を有しない第1のグラウンド導体と、
    前記第1のグラウンド導体および前記第2の導波管の少なくとも1つの壁面と電気的接続を有し、かつ前記第1のグラウンド導体および前記第3の導波管の少なくとも1つの壁面と電気的接続を有し、前記第1の信号線用柱状導体および前記第2の信号線用柱状導体の周りを取り囲むように形成された第1のグラウンド用柱状導体と
    前記第1の柱状導体と前記第1の信号線用柱状導体との間に配置され、前記第1の柱状導体と前記第1の信号線用柱状導体の双方と電気的接続を有し、前記第1の柱状導体の断面に比べ広い断面を有し、かつ前記第1の信号線用柱状導体の断面に比べ広い断面を有する第1の導体パターンと、
    前記第2の柱状導体と前記第2の信号線用柱状導体との間に配置され、前記第2の柱状導体と前記第2の信号線用柱状導体の双方と電気的接続を有し、前記第2の柱状導体の断面に比べ広い断面を有し、かつ前記第2の信号線用柱状導体の断面に比べ広い断面を有する第2の導体パターンと
    を備え、
    前記第1の柱状導体の断面重心から前記第1の導体パターン端部までの距離において、前記第1の導波管が配置された方向への延伸距離が、前記第1の導波管が配置された方向と逆方向への延伸距離に比べて短く、
    前記第2の柱状導体の断面重心から前記第2の導体パターン端部までの距離において、前記第1の導波管が配置された方向への延伸距離が、前記第1の導波管が配置された方向と逆方向への延伸距離に比べて短い
    ことを特徴とする差動線路−導波管変換器。
  2. 請求項1に記載の差動線路−導波管変換器において、
    前記第1の柱状導体の先端は、前記第2の導波管の壁面と電気的接続を有さず、
    前記第2の柱状導体の先端は、前記第3の導波管の壁面と電気的接続を有さない
    ことを特徴とする差動線路−導波管変換器。
  3. 請求項1に記載の差動線路−導波管変換器において、
    前記第1の柱状導体の先端は、前記第2の導波管の壁面と電気的接続を有し、
    前記第2の柱状導体の先端は、前記第3の導波管の壁面と電気的接続を有する
    ことを特徴とする差動線路−導波管変換器。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の差動線路−導波管変換器において、
    前記第2の導波管の壁面の一部、および前記第3の導波管の壁面の一部として離散的に配列された第3の柱状導体をさらに備える
    ことを特徴とする差動線路−導波管変換器。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の差動線路−導波管変換器において、
    前記第2の導波管および前記第3の導波管は、第2の誘電体基板によって構成される
    ことを特徴とする差動線路−導波管変換器。
  6. 請求項5に記載の差動線路−導波管変換器において、
    前記第2の誘電体基板は、前記第1の誘電体基板と同一の誘電体基板で構成される
    ことを特徴とする差動線路−導波管変換器。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の差動線路−導波管変換器において、
    前記第1の柱状導体および前記第1の信号線用柱状導体は、前記第2の導波管の管軸に対して垂直方向へ移動して配置され、
    前記第2の柱状導体および前記第2の信号線用柱状導体は、前記第3の導波管の管軸に対して垂直方向へ移動して配置される
    ことを特徴とする差動線路−導波管変換器。
  8. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の差動線路−導波管変換器において、
    前記第1のストリップ導体の引き出し方向と、前記第2のストリップ導体の引き出し方向とが互いに同一方向である
    ことを特徴とする差動線路−導波管変換器。
  9. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の差動線路−導波管変換器において、
    前記第1のストリップ導体と前記第2のストリップ導体とを、互いに近接する方向または互いに離れる方向に引き出した後、同一方向に引き出す
    ことを特徴とする差動線路−導波管変換器。
JP2009048182A 2009-03-02 2009-03-02 差動線路−導波管変換器 Expired - Fee Related JP5183527B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009048182A JP5183527B2 (ja) 2009-03-02 2009-03-02 差動線路−導波管変換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009048182A JP5183527B2 (ja) 2009-03-02 2009-03-02 差動線路−導波管変換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010206390A JP2010206390A (ja) 2010-09-16
JP5183527B2 true JP5183527B2 (ja) 2013-04-17

Family

ID=42967451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009048182A Expired - Fee Related JP5183527B2 (ja) 2009-03-02 2009-03-02 差動線路−導波管変換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5183527B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9368855B2 (en) 2012-03-19 2016-06-14 Mitsubishi Electric Corporation Planar circuit to waveguide transition having openings formed in a conductive pattern to form a balance line or an unbalance line

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0216803A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 高周波電力合成器
JPH0229003A (ja) * 1988-07-18 1990-01-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 高周波電力合成・分配器
JP3501929B2 (ja) * 1997-11-14 2004-03-02 シャープ株式会社 導波管−マイクロストリップライン変換器
JP3933943B2 (ja) * 2002-01-25 2007-06-20 三菱電機株式会社 高周波信号接続構造
JP2004297373A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Kyocera Corp 誘電体導波管線路と高周波伝送線路との接続構造
JP4854622B2 (ja) * 2007-07-27 2012-01-18 京セラ株式会社 方形導波管部と差動線路部との接続構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010206390A (ja) 2010-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7518462B2 (en) Transmission line pair having a plurality of rotational-direction reversal structures
JP4958849B2 (ja) 差動伝送線路
WO2007000933A1 (ja) 差動伝送線路
JPWO2009004729A1 (ja) 伝送線路変換器
JP5566169B2 (ja) アンテナ装置
JP2008141344A (ja) 導波管構造
JP2007013809A (ja) 高周波用のバラン
JP4532433B2 (ja) 導波管電力分配器
JP2014192690A (ja) 方向性結合器
JP3891996B2 (ja) 導波管型導波路および高周波モジュール
JP5183527B2 (ja) 差動線路−導波管変換器
JP6345371B1 (ja) 誘電体フィルタ
JP3820234B2 (ja) 高周波モジュール
JP7259991B2 (ja) 誘電体導波管共振器及び誘電体導波管フィルタ
JP5964785B2 (ja) 高周波伝送線路
JP5697797B2 (ja) 平面回路−導波管変換器
JP2012120119A (ja) 移相器
JP5558225B2 (ja) 方向性結合器
JP5152307B2 (ja) 交差回路及びそれを用いた180度ハイブリッド回路
JP4680076B2 (ja) 高周波回路チップの実装構造
JP5766971B2 (ja) 導波管伝送線路変換器
JP2018195901A (ja) 集積回路
JP2005278165A (ja) 非放射性誘電体線路および変換器
JP5033012B2 (ja) 高周波伝送回路、分配器、分布結合型分配器、共振回路
JP5257303B2 (ja) 方向性結合器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees