JP5183005B2 - 研削機械工具取付部 - Google Patents

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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【0001】
技術分野:
本発明は、特許請求の範囲の請求項1に発明の上位概念として規定した形式の、研削機械工具取付部に関する。
【0002】
背景技術:
欧州特許出願公開第0 904 896号明細書に基づいて、特に手持ち式アングルグラインダ用の研削機械工具取付部が公知になっている。該アングルグラインダは、工具側にねじ山を有する駆動軸を備えている。
【0003】
前記の研削機械工具取付部は1つの連動子と1つの緊締ナットを有している。研削ディスクを組付けるために、前記連動子は組付け開口によって、駆動軸のカラーに被せ嵌められ、かつ前記緊締ナットを介して摩擦接続式に駆動軸の支承面に対して緊締される。前記連動子は、工具側に軸方向に延びるカラーを有しており、該カラーはその外周の半径方向で対向する2つの側に切欠を有しており、該切欠は軸方向で前記カラーの基底に達するまで延びている。前記の両切欠を起点として、駆動軸の駆動方向とは逆方向に夫々1つの溝が前記カラーの外周に沿って延びている。該溝は駆動軸の駆動方向とは逆方向で閉鎖されており、かつ軸方向では前記切欠を起点として駆動軸の駆動方向とは逆方向にテーパを成している。
【0004】
研削ディスクは、1つの組付け開口を有するハブを備え、前記組付け開口内には、互いに対向する2つの半径方向内向きの舌片が配置されている。該舌片は軸方向で切欠内に導入され、次いで周方向に駆動方向とは逆向きに溝内へ導入される。研削ディスクは溝内の舌片を介して軸方向では形状接続的に、かつ先細に成る溝輪郭によって摩擦接続式に位置固定されている。運転中に、研削ディスクに対して作用する反動力に基づいて摩擦接続は増大し、前記反動力は駆動方向とは逆向きに作用する。
【0005】
駆動軸の制動時に連動子から研削ディスクが脱落するのを回避するために、カラー外周に沿った切欠域にストッパが配置されており、該ストッパは1つの開口内で軸方向に可動に支承されている。研削ディスクを下向きにした作業位置では、前記ストッパは重力によって軸方向で見て研削ディスクの方向に偏位させられ、切欠の方向で溝を閉塞して、該溝内に位置する舌片の、駆動軸の駆動方向運動をロックする。
【0006】
発明の開示:
本発明は、使用工具を駆動軸と作用結合させることのできる連動装置を備えた形式の、特に手持ち式アングルグラインダ用の研削機械工具取付部を技術的出発点とする。
【0007】
本発明の提案する構成手段は、使用工具が、ばね力に抗して可動の少なくとも1つの少なくとも1つの係止エレメントを介して連動装置と作用結合可能であり、前記係止エレメントが、使用工具の稼働位置で係止して該使用工具を形状接続的に位置固定している点にある。この形状による係合接続によって、高い安全性が得られ、かつ工具を用いない簡便かつ経済的な急速緊締機構を形成することが可能になる。使用工具の不慮の脱落が、大きな制動モーメントを発生させることになる駆動軸の制動の場合ですらも確実に回避される。
【0008】
係止エレメントは、付加的な構成部材を介して、例えば係止エレメントと結合された、回転可能に支承されたかつ/又は軸方向にシフト可能に支承された係止レバーもしくはプッシュロッド等を介して、使用工具を直接的又は間接的に形状接続的に位置固定することができる。係止エレメントは、種々異なった方向で、例えば半径方向、軸方向及び/又は特に有利には周方向で、直接的及び/又は間接的に形状接続的に使用工具を位置固定することができる。また係止エレメントにより形状接続的に使用工具を第1の方向、例えば半径方向へ位置固定することによって、前記係止エレメントとは別個の構成部材により形状接続的に使用工具を第2の方向、例えば周方向へ位置固定することも可能である。
【0009】
可動の係止エレメントは、当業者が有利と見做す種々異なった形態に構成され、例えば開口、突起、ピン、ボルト等として形成され、かつ使用工具にか又は連動装置に配置される。
【0010】
更に係合接続によって有利なコード化が得られるので、研削機械工具取付部には、規定の使用工具しか装備することができない。連動装置は少なくとも部分的には、着脱可能なアダプタ部分として構成することができ、或いは摩擦接続式、形状接続的及び/又は材料接続式に着脱不能に駆動軸と結合しておくこともできる。
【0011】
本発明の研削機械工具取付部を用いることによって、当業者にとって有利と見做される種々異なった使用工具を装着することができ、例えば突切り工具、研削工具、荒削り工具、ブラッシング工具等のような使用工具を装着することが可能である。本発明の工具取付部は、偏心研削機械の研削ディスクを装着するために役立てることもできる。
【0012】
ばね力は、種々異なった方向、例えば周方向又は特に有利には軸方向に作用するように構成することができ、これによって構造の単純な解決手段が得られる。更にまたばね力は、使用工具を周方向のみならず、軸方向で位置固定するためにも利用することができる。
【0013】
本発明の提案する別の実施形態では、駆動モーメントは、使用工具と連動装置との間の形状接続的継手を介して伝達可能である。この構成手段によって大きな駆動モーメントは確実に伝達され、しかも駆動モーメントが摩擦接続式継手に作用するのを回避することが可能である。
【0014】
使用工具は、該使用工具及び/又は連動装置に配置されていて軸方向に延びる少なくとも1つの連動子を介して前記連動装置と結合可能であり、前記連動子は、対応部材の長穴の少なくとも1つの区域によって案内可能かつ該長穴に沿ってシフト可能であり、かつ一方の終端位置で係止エレメントによって位置固定可能であるのが有利である。軸方向に延びる連動子によって、周方向及び軸方向の確保が得られ、その場合、使用工具は、連動子の伝達面を介して軸方向で形状接続的に位置固定されているのが有利である。こうして高い安全性が得られ、かつ付加的な構成部材、付加的な重量、付加的な組立消費時間及び組立経費を削減することが可能になる。
【0015】
本発明の提案する1実施形態では、係止エレメントは、弾性変形可能な構成部材によって形成されており、これによって付加的なばねエレメメントが削減され、かつ単純かつ低廉な構造が得られる。
【0016】
ばね力を発生する少なくとも1つの係止エレメントは、使用工具の工具ハブと一体的に形成されているのが有利である。該工具ハブは原則として、構造的に簡便に弾性変形可能に構成することのできる比較的薄肉の材料から製作されている。しかし又、少なくとも1つのばねエレメントを連動装置の1構成部分と一体構成すること、或いは付加的な構成部材から形成し、これによって工具ハブをばね機能には無関係に構成することも可能である。
【0017】
工具ハブの大きなばね行程を可能にするために、使用工具のための支承面を形成する、連動装置の構成部分内に、少なくとも1つの切欠が穿設されており、該切欠内に、工具ハブの一部分が、使用工具の稼働位置において弾性的に加圧されているのが有利である。
【0018】
本発明の提案する別の実施形態では、長穴が使用工具の工具ハブ内に穿設されており、かつ該長穴の領域内で少なくとも1つの係止エレメントが、前記工具ハブの一部分によって形成されており、しかも前記長穴は、1つの広幅域と、連動エレメントの一方の終端位置の手前で係止エレメントを形成する少なくとも1つの狭幅域とを有しているのが特に有利である。こうして単純にして低廉かつ特に実質的に扁平な工具ハブが得られ、該工具ハブは、製作時及び後のストック時に場所をとらず取扱いが容易になり、しかも工具ハブは相互に、或いは他の物品に引掛かることもなくなる。しかしながら領域を狭めること以外に、係止エレメントを形成する軸方向の隆起を工具ハブ内に設けることも考えられる。
【0019】
更に本発明の提案によれば、少なくとも1つの係止エレメントが、ばねエレメントのばね力に抗して可動に支承されている。可動支承された係止エレメントによって、使用工具の組付け時に、係止エレメントの大きな変位が可能になり、これによって2つの対応係止エレメント間の大きなオーバーラップと特に確実な係合接続が実現される一方、係合動作が所期のように完了したことを有利に操作工に信号として告知する可聴係止騒音を得ることも可能である。
【0020】
係止エレメントは、ばねエレメントに抗して種々の方向へ、例えば周方向又は特に有利には軸方向へ可動に構成することができ、これによって構造の点で単純な解決手段が得られる。
【0021】
係止エレメントは、支承部位における構成部材内、例えば連動装置のフランジ内又は使用工具の工具ハブ内に可動支承することもできる。しかし又、係止エレメントは、支承部位において可動支承された構成部材と、摩擦接続式、形状接続的に及び/又は材料接続式に固定的に結合されていてもよく、或いは構成部材、例えば駆動軸に支承された構成部材又は使用工具の工具ハブと一体に構成されていてもよい。
【0022】
係止エレメントがロック解除ボタンによって、その係止位置から解離可能であり、かつ特にばねエレメントに抗して可動である場合、例えば制動モーメントによる係止継手の自発的な解離が確実に回避されかつ安全性が高められる。使用工具は基本的に2つの周方向で稼働することができ、かつ使用工具の組付け・組外し時における簡便性が高められる。
【0023】
使用工具が周方向では少なくとも1つの第1エレメントを介して、かつ軸方向では少なくとも1つの第2エレメントを介して、連動装置と結合されている場合には、単純かつ低廉な工具ハブが得られ、しかも該工具ハブを有利に扁平に構成することができる。従って工具ハブの製造時並びにストック時に工具ハブ同士の引掛かりが避けられ、かつ使用工具並びに工具ハブの取扱いが容易になる。更にまた構成部材をその機能に応じて有利に構成することが可能になり、すなわち周方向位置固定又は軸方向位置固定に応じて構成することが可能になる。前記の第1と第2エレメントは同一の構成部材によって形成することができ、或いは有利には別個の構成部材から成ることもできる。工具ハブは、1つの閉じたセンタリング孔を有するように単純に形成され、かつ使用工具の低振動回転が可能になる。更にセンタリング孔の孔径を適当に選択することによって、本発明の研削機械工具取付部のために設けられた使用工具は、従来公知の装着装置を介して従来慣用の研削機械に装着することが可能になり、しかも特に、駆動軸上に使用工具を緊締ナットと緊締フランジとによって、支承面に対して軸方向では形状接続的に、また周方向では摩擦接続式に位置固定可能にするような装着装置を介して従来慣用の研削機械に装着することが可能になる。
【0024】
更にまた、軸方向に延びる少なくとも1つの係止エレメントが使用工具の稼働位置において、使用工具の工具ハブの、前記係止エレメントに対応する切欠内に軸方向で係止可能かつ使用工具を周方向で形状接続的に位置固定可能であるのが有利である。構造の点で単純な解決手段によって、一方の周方向で、殊に有利には両方の周方向で有利な係合接続を得ることが可能になる。前記の軸方向に延びる係止エレメントは別体のボルトによって、或いは例えば深絞り操作等によって製作された一体成形されたピンによって形成することができる。
【0025】
少なくとも1つの係止エレメントが1つのディスク状構成部材に一体成形されており、かつ/又は使用工具を軸方向で位置固定するための少なくとも2つの固定子が1つのディスク状構成部材に一体成形されている場合には、付加的な構成部材、付加的な組立消費時間及び組立経費が削減される。更にまた個々の構成部材間のプレス嵌め継手及び、これに起因した弱化部位も避けられる。
【0026】
本発明によって得られるその他の利点は、以下の図面の詳細な説明から明らかである。なお図面、図面の詳細な説明及び特許請求の範囲は、多数の構成手段を組合せた形で包含している。当業者はこれらの構成手段を、必要に応じて個別的に、或いは有利と見做されるその他の組合せで適用することができる。
【0027】
発明を実施するための最良の形態:
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0028】
図1は、ケーシング96内に電動モータ(図示せず)を支承したアングルグラインダ10の上面図である。アングルグラインダ10は、カッティングディスク18から離反した方の側でケーシング96に一体に組込まれて縦方向に延びる第1ハンドグリップ98と、カッティングディスク186の領域でギヤボックス100に固着されていて縦方向に対して直角に延びる第2ハンドグリップ102とを介して案内操作可能である。
【0029】
電動モータによって、図示を省いた伝動装置を介して駆動軸54が駆動可能であり、該駆動軸の、カッティングディスク186に面した方の端部に、連動装置182が配置されている(図2及び図3)。
【0030】
連動装置182は連動フランジ256を有している。該連動フランジ256は、雌ねじ山258を介して駆動軸54に螺合締結されており、かつ、カッティングディスク186から離反した方向44へ向いた端面260で、駆動軸54上のカラー262に当接している。連動フランジを着脱不能に駆動軸と結合すること、或いは連動フランジを駆動軸と一体に構成することも可能である。連動フランジ256内には、3本の連動ボルト202,204,206がプレス嵌めされており、該連動ボルトは軸方向38で、カッティングディスク186のための連動フランジ256の軸方向支承面264を超えて延びており、かつ周方向で均等に配分されている。連動ボルト202,204,206では、カッティングディスク186寄りの端部にヘッドが一体成形されている。該ヘッドは、連動ボルト202,204,206の残余部分よりも大きな直径を有しており、かつ連動フランジ256の方向で当接面278を形成している。軸方向支承面264には、カッティングディスク186へ向かって軸方向38に延びるセンタリングカラー266がカッティングディスク186のために一体成形されている。
【0031】
カッティングディスク186は板金ハブ228(図4)を有している。板金ハブ228はセンタリング孔268を有し、該センタリング孔を介してカッティングディスク186が、連動フランジ256のセンタリングカラー266にセンタリングすることができる。板金ハブ228は、詳細な図示を省いたリベット継手を介して研磨材114と結合されてプレス加工されている。板金ハブ228は、周方向34,36で均等に配分された3つの長穴214,216,218を有し、前記の各長穴は、孔から成る広幅域244,246,248と、周方向36に延びる狭幅域270,272,274とを夫々有している。
【0032】
前記広幅域244,246,248に対置した方の長穴214,216,218の端部には、板金ハブ228の一部分がばね舌片として構成されており、該ばね舌片は係止エレメント190,192,194を形成している。板金ハブ228に一体成形されたばね舌片の代わりに、ばね負荷された連行ピンを連動フランジに固定しておくことも可能である。
【0033】
カッティングディスク186の板金ハブ228を連動フランジ256上に載設する場合、連動ボルト202,204,206のヘッドは、長穴214,216,218の広幅域244,246,248を通挿される。板金ハブ228のセンタリング孔268はセンタリングカラー266を介して軸整合される。連動フランジ256に対して板金ハブ228を駆動方向(周方向34)とは逆方向に回動することによって、ばね舌片もしくは係止エレメント190,192,194は連動ボルト202,204,206のヘッドの下へシフトされる。カッティングディスク186を固定するための回動方向36は駆動軸54の駆動方向34とは逆向きである。これによって作業中にカッティングディスク186の不慮の解離が生じないことが保証されている。連動ボルト202,204,206のヘッドは回動時に、ばね舌片もしくは係止エレメント190,192,194のノーズ276を超えて摺動しかつ該係止エレメントを連動フランジ256の方へ軸方向44に変位させる。連動ボルトのヘッドがノーズ276を通過し、つまりカッティングディスク186が運転位置に達すると、ばね舌片は軸方向38へ部分的に跳ね戻ってヘッドの背面に係合式に係止する。その際に発生する係止騒音は研削機械使用者にとって、板金ハブ228が所期のように位置固定されたことを知らせる回答信号として役立つ。ばね舌片のばね力もしくは残留応力によってカッティングディスク186は、軸方向44で遊び無く支承面264に圧着されている。
【0034】
電動モータの駆動モーメントは連動フランジ256から形状接続的に連動ボルト202,204,206と、ばね舌片つまり係止エレメント190,192,194とを介して板金ハブ228へ伝達される。前記駆動モーメントとは逆向きに発生する制動モーメントは、形状接続的に連動ボルト202,204,206から係止エレメント190,192,194のノーズ276を介して板金ハブ228へ伝達され、かつ摩擦接続式に支承面264から板金ハブ228の対応支承面へ伝達される。摩擦力の大きさはその場合、両支承面264の表面粗面特性及び、ばね舌片のばね力に関連しており、かつこのパラメータを介して適当に調整することができる。カッティングディスク186のスリップは確実に回避される。特に大きな制動モーメントを伝達できるようにするために、例えば両支承面間に、面ファスナー式継手又はその他の係合継手を形成することも可能である。
【0035】
カッティングディスク186を取り外すためにはカッティングディスク186が連動フランジ256に対して駆動方向34へ回動されるので、連動ボルト202,204,206のヘッドは係止エレメント190,192,194のノーズ276を超えて摺動する。連動ボルト202,204,206が長穴214,216,218の広幅域244,246,248内に位置すると、カッティングディスク186は連動フランジ256から軸方向38へ引き外すことができる。
【0036】
図6及び図7には、相応のカッティングディスク188を備えた択一的な実施例による連動装置184が図示されている。図示の諸実施例では、実質的に等しい構成要素には原則として同一の符号を付した。更にまた図6及び図7に示した実施例において、同等の構成手段及び機能に関しては、図1〜図5に示した実施例に関する説明を参照されたい。
【0037】
連動装置184は連動フランジ234を有している。該連動フランジ234内には3本の連動ボルト208,210,212がプレス嵌めされており、該連動ボルトは軸方向38で見て、カッティングディスク188用の連動フランジ234の軸方向支承面232を超えて延びており、かつ周方向34,36で均等に配分されている。連動ボルト208,210,212の、カッティングディスク188寄り端部には、ヘッドが一体成形されている。該ヘッドは連動ボルト208,210,212の残余部分よりも大きな直径を有しており、かつ軸方向44で見て連動フランジ234の方へ向かって先細になる円錐形の伝達面226を形成している。連動ボルト208,210,212の領域において支承面232内には切欠236が穿設されている。
【0038】
カッティングディスク188は板金ハブ230(図7)を有している。該板金ハブ230は1つのセンタリング孔268を有しており、該センタリング孔を介してカッティングディスク188は、連動フランジ234のセンタリングカラー266にセンタリング可能である。板金ハブ230は、詳細な図示を省いたリベット継手を介して研磨材114と結合されてプレス加工されている。板金ハブ230は、周方向34,36で均等配分された3つの長穴220,222,224を有し、前記の各長穴は、1つの孔から成る広幅域238,240,242と、連動ボルト208,210,212の一方の終端位置250,252,254の手前に夫々1つの係止エレメント196,198,200を形成する狭幅域とを有している。
【0039】
カッティングディスク188の板金ハブ230が連動フランジ234に載設されると、連動ボルト208,210,212のヘッドが、長穴220,222,224の広幅域238,240,242を通挿される。板金ハブ230はそのセンタリング孔268によってセンタリングカラー266の上に軸整合される。駆動方向34とは逆向きに連動フランジ234に対して板金ハブ230を相対回動することによって、連動ボルト208,210,212は円弧形の長穴220,222,224内へシフトする。カッティングディスク188を固定するための回転方向36は、駆動軸54の駆動方向34とは逆向きである。従って、作業中におけるカッティングディスク188の不慮の解離は確実に防止されている。
【0040】
連動ボルト208,210,212のヘッドはその円錐形の伝達面226でもって、板金ハブ230の回動時に、狭幅域を介して、つまり長穴220,222,224の係止エレメント196,198,200を介して摺動し、その際に長穴220,222,224の領域で板金ハブ230の一部分を、連動フランジ234の支承面232に設けた切欠236内へ連動フランジ234の軸方向44で圧入する。カッティングディスク188が運転位置に達すると、つまり連動ボルト208,210,212が、長穴220,222,224の中央域に対比して僅かに大きな幅を有する終端位置250,252,254に到達すると、係止エレメント196,198,200が、連動ボルト208,210,212のヘッドの背面に係合する。終端位置250,252,254において板金ハブ230は、連動ボルト208,210,212の円錐形の伝達面226によって、規定値だけ弾性的に偏位されている。板金ハブ230の弾性的な残留ばね力が該板金ハブを支承面232に圧着する。板金ハブ230の係合接続は軸方向38,44で遊び無く確保されている。
【0041】
電動モータの駆動モーメントは、連動フランジ234から、長穴220,222,224の端部における連動ボルト208,210,212の係合接続を介して板金ハブ230へ伝達される。駆動モーメントとは逆向きに発生する制動モーメントは、連動ボルト208,210,212のヘッドから係止エレメント196,198,200の係合接続を介して板金ハブ230へ伝達され、かつ支承面232から摩擦接続式に板金ハブ230の対応支承面へ伝達される。摩擦力の大きさはその場合、両支承面232の表面粗面特性及び係止エレメント196,198,200の緊張ばね力に関連しており、かつこのパラメータを介して適当に調整することができる。カッティングディスク188の脱落は確実に防止される。
【0042】
カッティングディスク188を取り外すためには、カッティングディスク188が連動フランジ234に対して駆動方向34に相対回動され、従って連動ボルト208,210,212のヘッドは係止エレメント196,198,200を介して摺動する。連動ボルト208,210,212が長穴220,222,224の広幅域238,240,242内に位置すると、カッティングディスク188は連動フランジ234から軸方向38に引き出すことができる。
【0043】
図8には、図1のVIII−VIII断面線に沿った、図2に示した択一的な連動装置12の断面図が図示されている。該連動装置12は、カッティングディスク18寄りの側に、駆動軸54の固定的にプレス嵌めされた連動フランジ82を有し、かつカッティングディスク18から離反した方の側には、中央に配置されたコイルばね20に抗して軸方向に摺動可能に駆動軸54上に支承された連動ディスク56を有している。
【0044】
連動フランジ82内には3本のピン40がプレス嵌めされており、該ピンはカッティングディスク18へ向かう軸方向38で見て、連動フランジ82を超えて延びており、かつ周方向34,36で均等配分されている。各ピン40は、カッティングディスク18寄りの端部に夫々1つのヘッドを有しており、該ヘッドは、ピン40の残余部分に比して大きな直径を有しており、かつ、連動フランジ82寄りの側には、軸方向44に先細になる円錐形の当接面76を有している。連動フランジ82はカッティングディスク18のためにカッティングディスク18の軸方向位置を確定する軸方向の支承面80を形成しており、かつ該支承面内には、ピン40の領域で切欠84が穿設されている。更に連動フランジ82内には、周方向34,36で均等配分された3つの軸方向貫通孔104が穿設されており、しかも各軸方向貫通孔104が周方向34,36で見て2本のピン40の間に配置されている。
【0045】
駆動軸54の周面に沿って軸方向にシフト可能に支承された連動ディスク56内には3本のピン24がプレス嵌めされており、該ピンは、カッティングディスク18へ向かう軸方向38で見て連動ディスク56を超えて延びかつ周方向34,36で均等配分されている。連動ディスク56はコイルばね20によって、カッティングディスク18の方向38へ向かって連動フランジ82に圧着される。前記ピン24は軸方向貫通孔104を通って突出して軸方向38で連動フランジ82を超えて延びている。
【0046】
また連動装置12は、カッティングディスク18寄りの側の中央に配置されたカップ状のロック解除ボタン28を有している。該ロック解除ボタン28は、周方向34,36で均等配分されていて軸方向44では軸方向に可動の連動ディスク56の方へ延びる3つのセグメント106を有しており、該セグメントは、連動フランジ82の対応切欠108を通って係合し、かつ1つのスナップリング110を介して軸方向38で連動ディスク56と結合されており、かつ、ロック解除ボタン28の脱落を防止している。ロック解除ボタン28は、連動フランジ82に形成されたリング状の切欠112内で軸方向38,44にシフト可能に案内されている。
【0047】
カッティングディスク18は板金ハブ52を有し、該板金ハブは、詳細な図示を省いたリベット継手を介して研磨材114と固着結合されてプレス加工されている(図9)。工具ハブは、当業者に有利と見做される例えばプラスチック等のような材料から製作することもできる。板金ハブ52は周方向34,36で均等配分された3つの孔46,48,50を有し、該孔の孔径は、ボルト24の直径よりもやや大である。更に板金ハブ52は、周方向34,36で均等配分して配置されていて周方向34,36に延びる3つの長穴64,66,68を有しており、各長穴は狭幅域70,72,74と、孔から成る広幅域58,60,62とを有し、前記広幅域の直径(孔径)は、ピン40のヘッドの直径よりも僅かに大である。
【0048】
板金ハブ52はセンタリング孔116を有し、該センタリング孔の孔径は、緊締フランジとスピンドルナットとを備えた従来慣用の緊締システムを用いても従来慣用のアングルグラインダにカッティングディスク18を張設緊締できるように選ばれているのが有利である。このようにすれば所謂「下向き適合性(Abwaertskompatibilitaet)」が保証される。
【0049】
カッティングディスク18の組付け時に該カッティングディスク18はそのセンタリング孔116をロック解除ボタン28に被せ嵌めて半径方向でセンタリングされる。次いでカッティングディスク18は、ピン40が、このために板金ハブ52の長穴64,66,68に設けた広幅域58,60,62内に係合するまで回動される。連動フランジ82の支承面80に対する板金ハブ52の圧着によって、ボルト24は軸方向貫通孔104内へシフトされ、かつ連動ディスク56は、コイルばね20のばね力に抗して駆動軸54の周面に沿って、カッティングディスク18から離反した方向44へ軸方向にシフトされる。
【0050】
駆動方向34とは逆向きに板金ハブ52を更に回動させると、ピン40は長穴64,66,68の円弧状の狭幅域70,72,74内へシフトされる。それに伴ってピン40はその円錐形の当接面76でもって長穴64,66,68の縁部を押圧しかつ該縁部を連動フランジ82の切欠84内へ弾性的に押圧する。これによって板金ハブ52は支承面80に圧着されて軸方向38,44で固定的に位置固定される。
【0051】
カッティングディスク18の運転位置が得られると、板金ハブ52内の孔46,48,50は、連動フランジ82の軸方向貫通孔104に被さって位置することになる。ボルト24は、コイルばね20のばね力によって軸方向でカッティングディスク18の方向38にシフトされて板金ハブ52の孔46,48,50に嵌入係止し、かつ該板金ハブを両方の周方向34,36で嵌合接続式に位置固定する。嵌入係止時に、操作工に可聴の係止騒音が発生し、該係止騒音は操作工に稼働準備態勢の整ったことを知らせる信号として働く。
【0052】
アングルグラインダ10の電動モータの駆動モーメントは、駆動軸54から摩擦接続式に連動フランジ82へ伝達され、該電動フランジ82から形状接続的にボルト24を介してカッティングディスク18へ伝達される。駆動モーメントは専らボルト24を介して伝達される。それというのは、ボルト24が嵌入係止されている場合にはピン40が長穴64,66,68の狭幅端部70,72,74に当接しないように、前記長穴64,66,68が成形されているからである。更にまた電動モータの遮断時及び遮断後に発生するところの、駆動モーメントとは逆向きの制動モーメントは形状接続的に連動フランジ82からボルト24を介してカッティングディスク18に伝達される。該カッティングディスク18の不都合な外れ(脱落)は確実に回避される。3本のボルト24が周方向34,36で均等配分されていることによって、有利な均等な動力・質量分布が得られる。
【0053】
アングルグラインダ10からカッティングディスク18を外すためには、ロック解除ボタン28が押圧される。連動ディスク56はその際ボルト24と共にロック解除ボタン28を介してコイルばね20のばね力に抗して、カッティングディスク18から離反した軸方向44へシフトされ、これによってボルト24は係止位置から、つまり板金ハブ52の孔46,48,50から、軸方向44へ脱出運動する。次いでカッティングディスク18は駆動方向34へ回動され、しかも、ピン40を長穴64,66,68の広幅域58,60,62内に位置させてカッティングディスク18を連動フランジ82から軸方向38に取り外せるようになるまで、回動される。ロック解除ボタン28を放すと、連動ディスク56、ボルト24及びロック解除ボタン28はコイルばね20によって、その初期位置へ戻りシフトされる。
【0054】
図10には、図8の実施例とは択一的な実施例が連動装置14と共に図示されている。同一の構成手段と機能に関しては、図8及び図9に示した実施例の説明を参照されたい。
【0055】
連動装置14は、駆動軸54にプレス嵌めされた連動フランジ90を有している。カッティングディスク18のための支承面88を形成する連動フランジ90にはカラー92が一体成形されており、該カラーを介してカッティングディスク18は、そのセンタリング孔116によって組付けられた状態では、半径方向でセンタリングされている。半径方向力は、ロック解除ボタン28を負荷することなしに連動フランジ90によって有利に吸収することができる。
【0056】
更に連動フランジ90内には、カッティングディスク18の軸方向位置固定のために、周方向34,36で互いに均等配分されていて軸方向38では支承面88を超えて延びる3本のピン42が、軸方向38で夫々1つの皿ばね86に抗してシフト可能に支承されている。前記ピン42は、カッティングディスク18寄りの端部に夫々1つのヘッドを有しており、該ヘッドは、ピン42の残余部分に対比して大きな直径を有しており、かつ、連動フランジ90寄りの側では、軸方向44に先細になる円錐形の伝達面78と、支承面88に対して平行に延びる当接面78aとを有している。ピン42のヘッドが長穴64,66,68の広幅域58,60,62によって案内されている場合に、板金ハブ52を駆動方向34とは逆向きに回動させると、ピン42は、長穴64,66,68の円弧状の狭幅域70,72,74内へシフトさせられる。それに伴ってピン42は円錐形の伝達面78を介して、皿ばね86のばね圧に抗して軸方向38へシフトされ、遂にはピン42の当接面78aが、円弧状狭幅域70,72,74における長穴64,66,68の穴縁部をカバーするに至る。
【0057】
組付け状態で皿ばね86は、ピン42の当接面78aを介して、カッティングディスク18を支承面88に圧着する。複数の皿ばね86を用いる代わりに、3本のピンを、共通の1つのばねエレメントを介して、例えば全周にわたって延びる1つの皿ばね(図示せず)を介して、負荷することも可能である。図10において軸方向にシフト可能に支承されたピン42を備えた図示の実施例は、厚肉の工具ハブ及び/又は弾性変形度の低い工具ハブのために特に適している。
【0058】
図11〜図18には、連動装置16を備えた別の実施例が図示されている。連動装置16は、図示を省いた駆動軸にねじ山120を介して固着された連動フランジ118(図11,図16,図17,図18)を有している。連動フランジは、着脱不能の継手を介して駆動軸と結合されていても、或いは駆動軸と一体に形成されていてもよい。
【0059】
連動フランジ118は、周方向34,36では均等配分して配置されていて軸方向38ではカッティングディスク32へ延びる3つのセグメント122,124,126と、該セグメント間に位置する3つの間隙128,130,132を有している(図16)。前記の各セグメント122,124,126はその円周に1つの溝134,136,138を有し、該溝は、駆動方向34とは逆方向で夫々1つの回転ストッパ140,142,144を介して閉じられており、かつ駆動方向34では開かれている。連動フランジ118は更にまた、カッティングディスク32の軸方向位置を確定する1つの支承面180を有している。またセグメント122,124,126はカッティングディスク32のためのセンタリングカラーを形成しており、該センタリングカラーを介してカッティングディスク32はセンタリングされる。
【0060】
連動フランジ118は組付け状態で、全周にわたって配分された3つの係止ピン146,148,150を介して1つの係止エレメント26と結合されており、前記係止ピンは、連動フランジ118の対応した切欠158,160,162を通って係合しかつ連動フランジ118に背面側で半径方向外向きに係合している(図11,図14,図15)。更にロック解除ボタン30を形成している係止エレメント26には、周方向34,36で均等配分されていて半径方向外向きに延びる3つの係止セグメント152,154,156が一体成形されている。連動フランジ118と係止エレメント26との間には1つの圧縮コイルばね22が配置されており、係止エレメント26は、カッティングディスク32から離反する軸方向44で前記圧縮コイルばね22に抗して連動フランジ118に対して相対的にシフト可能である。係止エレメント26はその場合、係止セグメント152,154,156間の半径方向外向きの支承面164,166,168を介して、連動フランジ118のセグメント122,124,126の半径方向内向き面へ案内される。係止エレメント26の傾斜を避けかつ小さな支承面164,166,168を得るために、該支承面164,166,168は、半径方向外向きに突出する突起170によって形成される(図14)。
【0061】
係止セグメント152,154,156は組付け状態では連動フランジ118の間隙128,130,132内に位置しかつ溝134,136,138の溝底を超えて半径方向に張出している。カッティングディスク32の組付け前の出発位置では、係止エレメント26の係止セグメント152,154,156は溝134,136,138の前に位置し、しかも予荷重のかけられた圧縮コイルばね22によって負荷されている。
【0062】
カッティングディスク32はリング形の板金ハブ94を有し、該板金ハブはその外径部に沿って研磨材114と共にプレス加工されており、かつその内径部に沿って半径方向内向きの舌片もしくはキー部材172,174,176を有している(図11,図12,図13)。キー部材172,174,176は連動フランジ118及びロック解除ボタン30と相俟って、駆動モーメントを伝達するため、カッティングディスク32を軸方向で位置固定するため、及び、電動モータの遮断時もしくは駆動軸の制動時にカッティングディスク32の滑落を防止するために役立つ。更にまたキー部材はセグメント122,124,126と共に、カッティングディスク32を駆動軸に対してセンタリングするために活用することもできる。
【0063】
カッティングディスク32の組付け時に該カッティングディスク32は、連動フランジ118に軸整合されるので、板金ハブ94の内径部に設けたキー部材172,174,176は、連動フランジ118のセグメント122,124,126間の間隙128,130,132へ向いている。カッティングディスク32のキー部材172,174,176はロック解除ボタン30の係止セグメント152,154,156の上に位置している。次いでカッティングディスク32は軸方向44で、連動フランジ118の支承面180に達するまで押圧される。キー部材172,174,176はロック解除ボタン30をその係止セグメント152,154,156でもって圧縮コイルばね22のばね力に抗して、カッティングディスク32から離反する軸方向44へシフトする。係止セグメント152,154,156は、連動フランジ118の切欠178内へ押圧されるので(図18)、キー部材172,174,176は溝134,136,138の前に位置することになる。
【0064】
カッティングディスク32はそれに伴って、セグメント122,124,126によって形成されたセンタリングカラーを介して半径方向でセンタリングされる。駆動方向34とは逆向きにカッティングディスク32を回動することによって、キー部材172,174,176は連動フランジ118の溝134,136,138内へ嵌入する。これによってキー/溝継手が生じる。キー部材172,174,176は周方向36で見て溝134,136,138の長さを有している。キー部材172,174,176が溝134,136,138内へ完全に押し込まれ、つまりカッティングディスク32の稼働位置が得られると、係止エレメント26はその係止セグメント152,154,156でもって係止し、しかも圧縮コイルばね22は、係止エレメント26の係止セグメント152,154,156を係止エレメントの初期位置へ押圧するので、係止セグメント152,154,156は再び溝134,136,138の前に位置することになる。係止エレメント26はその係止セグメント152,154,156でもってカッティングディスク32を駆動方向34とは逆方向で形状接続的に固定的に位置固定する。
【0065】
係止動作時には、操作工に可聴の係止騒音が発生し、該係止騒音は告知信号として、係止動作が所期のように完了し稼働準備態勢が整ったことを操作工に知らせる。
【0066】
駆動モーメントは、形状接続的に連動フランジ118の回転ストッパ140,142,144を介して板金ハブ94もしくはカッティングディスク32のキー部材172,174,176へ伝達される。カッティングディスク32は、連動フランジ118のセグメント122,124,126から成るセンタリングカラーを介してセンタリングされており、かつ支承面180と溝134,136,138とによって、その軸方向位置を保持されている。更にまた、電動モータの遮断時及び遮断後に発生する、駆動モーメントとは逆向きの制動モーメントは、形状接続的に係止セグメント152,154,156から連動フランジ118を介してカッティングディスク32のキー部材172,174,176へ伝達される。
【0067】
軸方向遊びの補償は、詳細な図示は省いたが、溝134,136,138内に配置された、板金ストリップから成るキー部材によって得られる。また遊び補償は、当業者にとって有利と見做される別のキー部材を介して、例えば連動フランジの適当な部位に配置されてカッティングディスクの工具ハブを遊び無く固定的に位置固定するばね負荷された球体を介して、及び/又は、工具は部のキー部材を僅かにオーバーサイズにすること或いは工具ハブの溝とキー部材の形状をやや楔形にすること等々によって得ることもできる。
【0068】
カッティングディスク32を取り外すためには、ロック解除ボタン30が、カッティングディスク32から離反する軸方向44へ押圧される。ロック解除ボタン30もしくは係止エレメント26の係止セグメント152,154,156は連動フランジ118の切欠178内へシフトされる。次いでカッティングディスク32のキー部材172,174,176が駆動方向34で連動フランジ118の溝134,136,138から脱出回動されて軸方向38に引出される。カッティングディスク32を引出すと、ロック解除ボタン30は、圧縮コイルばね22によってその初期位置へ押し戻される。
【0069】
図19には、図10に示した実施例とは異なった、連動装置300を備えた択一的な実施例が図示されている。連動装置300は、図示を省いたカッティングディスクのための支承面88を形成する連動フランジ90を有している。カッティングディスク寄り側で連動フランジ90にはカラー92が一体成形されており、組付け状態では前記カラー92を介してカッティングディスクのセンタリング孔が半径方向でセンタリングされている。半径方向応力は、ロック解除ボタン28を負荷することなしに連動フランジ90によって吸収されるのが有利である。
【0070】
カッティングディスクから離反した方の連動フランジ90の側には、周方向で均等配分されていて軸方向38に延びる一体成形された3つの固定子306を備えた板金プレート308が、カッティングディスクを軸方向で位置固定するために配置されている。前記固定子306は1回の曲げ成形工程で板金プレート308に一体成形されている。
【0071】
組付け時に連動フランジ90、波形ばね312及び板金プレート308が前もって組立てられる。この前組立時に前記波形ばね312は、カッティングディスクから離反する方向に向いた連動フランジ90のカラー322に被せ嵌められる。なお前記板金プレート308の固定子306はその自由端部に、周方向に向いた斜面310を有するフック状の突起を備えている(図19及び図21)。前記波形ばね312の被せ嵌めに続いて、前記板金プレート308の固定子306は、軸方向38で連動フランジ90の切欠314を通して、しかも該切欠314の広幅域316(図19及び図22)を通して案内される。板金プレート308と連動フランジ90相互を押し合わせて回動することによって、波形ばね312には予荷重がかけられ、かつ板金プレート308と連動フランジ90は、前記フック状突起を切欠314の狭幅域318内で回動することによって(図19,図21及び図22参照)、軸方向38,44で形状接続的に結合される。次いで板金プレート308は、波形ばね312によって負荷されて、カッティングディスクから離反する軸方向に向いたフック状突起のエッジ310aを介して連動フランジ90の支承面88に支持される。
【0072】
固定子306の一体成形されている板金プレート308、波形ばね312及び連動フランジ90を前組立した後に、圧縮コイルばね20及び、全周にわたって均等配分されていて軸方向38に延びる一体成形された3本のピン302を有する連動ディスク304が駆動軸54に挿嵌される。前記ピン302は、連動ディスク304を形成する板金プレートに1回の深絞り工程で一体成形されている(図20参照)。
【0073】
次いで、板金プレート308と波形ばね312と連動フランジ90とから成る前組立構成ユニットが駆動軸54に装着される。この装着時に前記ピン302は、板金プレート308の円周に一体成形された切欠320及び連動フランジ90内の貫通孔104によって案内され、かつ組付け状態で前記貫通孔104を完全に貫通している。板金プレート308と連動フランジ90相互は、前記ピン302を介して、捩れ不能に確保されている。
【0074】
連動フランジ90は駆動軸54の周面にプレス嵌めされ、次いで、図示を省いた安全リングによって確保される。しかし前記プレス嵌め継手に代えて、当業者にとって有利と見做される継手、例えばねじ継手のような別の継手を使用することも考えられる。
【0075】
カッティングディスク18(図8及び図10参照)の組付け時に固定子306のフック状突起が、板金ハブ52の長穴64,66,68の広幅域58,60,62を通って案内された場合(図19参照)、板金ハブ52を駆動方向34とは逆向きに回動することによって、フック状突起は、板金ハブ52の長穴64,66,68の円弧状狭幅域70,72,74内へシフトされる。それに伴って固定子306を有する板金プレート308は斜面310を介して、波形ばね312のばね圧に抗して軸方向38へシフとされ、フック状突起のエッジ310aが円弧状の狭幅域70,72,74内で、板金ハブ53の長穴64,66,68の傍に当接することになる。組付け状態で波形ばね312は、フック状突起のエッジ310aを介してカッティングディスク18を支承面88に圧着する。
【0076】
択一的な実施例として固定子及び板金ハブ内の長穴を180゜だけ捩って、組付け方向が逆になるように構成することもでき、従って板金ハブは組付け時に駆動方向に回動される。固定子を180゜だけ捩って構成した場合には、運転中、固定子の下部端縁の斜面が先行するので、端縁による損傷を回避することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アングルグラインダの上面図である。
【図2】 連動フランジの下面図である。
【図3】 図2に示した連動フランジの側面図である。
【図4】 カッティングディスクの工具ハブの下面図である。
【図5】 図4のV−V断面線に沿った拡大断面図である。
【図6】 図3に示した連動フランジの1変化実施形態の側面図である。
【図7】 図4に示した工具ハブの1変化実施形態の下面図である。
【図8】 図1のVIII−VIII断面線に沿った択一的な連動装置の断面図である。
【図9】 工具ハブの下面図である。
【図10】 図8に示した連動装置の1変化実施形態の下面図である。
【図11】 図8に示した連動装置の1実施形態の分解斜視図である。
【図12】 図11に示した工具ハブの上面図である。
【図13】 図12に示したXIII−XIII断面線に沿った工具ハブの断面図である。
【図14】 図11に示したロック解除ボタンの下面図である。
【図15】 図14のXV−XV断面線に沿ったロック解除ボタンの断面図である。
【図16】 図11に示した連動子の下面図である。
【図17】 図16に示した連動子の側面図である。
【図18】 図16のXVIII−XVIII断面線に沿った連動子の断面図である。
【図19】 図10に示した連動装置の変化実施形態の分解斜視図である。
【図20】 一体成形されたピンを備えた図19の連動ディスクの断面図である。
【図21】 図19に示した板金プレートの側面図である。
【図22】 図19に示した連動フランジの下面図である。
【符号の説明】
10 アングルグラインダ、 12,14,16 連動装置、 18 カッティングディスク、 20,22 圧縮コイルばね、 24 係止エレメントとしてのボルト、 26 係止エレメント、 28,30 ロック解除ボタン、 32 カッティングディスク、 34 駆動方向を示す周方向、 36 固定のための回転方向を示す周方向、 38 軸方向、 40,42 ピン、 44 軸方向、 46,48,50 孔、 52 板金ハブ、 54 駆動軸、 56 連動ディスク、 58,60,62 広幅域、 64,66,68 長穴、 70,72,74 狭幅域、 76 当接面、 78 伝達面、 78a 当接面、 80 支承面、 82 連動フランジ、 84 レセス、 86 ばねエレメント、 88 支承面、 90 連動フランジ、 92 カラー、 94 工具ハブ、 96 ケーシング、 98 第1ハンドグリップ、 100 ギヤボックス、 102 第2ハンドグリップ、 104 軸方向貫通孔、 106 セグメント、 108 レセス、 110 スナップリング、 112 レセス、 114 研磨材、 116 センタリング孔、 118 連動フランジ、 120 ねじ山、 122,124,126 セグメント、 128,130,132 間隙、 134,136,138 溝、 140,142,144 回転ストッパ、 146,148,150 係止ピン、 152,154,156 係止セグメント、 158,160,162 レセス、 164,166,168 支承面、 170 突起、 172,174,176 キー部材、 178 レセス、 180 支承面、 182,184 連動装置、 186,188 カッティングディスク、 190,192,194,196,198,200 係止エレメント、 202,204,206,208,210,212 連動ボルト、 214,216,218,220,222,224 長穴、 226 伝達面、 228,230 板金ハブ、 232 支承面、 234 連動フランジ、 236 レセス、 238,240,242,244,246,248 広幅域、 250,252,254 終端位置、 256 連動フランジ、 258 雌ねじ山、 260 端面、 264 軸方向の支承面、 266 センタリングカラー、 268 センタリング孔、 270,272,274 狭幅域、 276 ノーズ、 278 当接面、 300 連動装置、 302 係止エレメントしてのピン、 304 連動ディスク、 306 固定子、 308 板金プレート、 310 斜面、 310a エッジ、 312 波形ばね、 314 レセス、 316 広幅域、 318 狭幅域、 320 レセス、 322 カラー

Claims (13)

  1. 使用工具(18)を駆動軸(54)と結合させることのできる連動装置(12,14)を備えた形式の研削機械工具取付部であって、使用工具(18)が、ばね力に抗して可動のボルトとして形成された複数の係止エレメント(24)を介して連動装置(12,14)と結合可能であり、前記係止エレメントが、使用工具(18)の稼働位置で使用工具(18)の板金ハブ(52)の孔(46,48,50)に係止して該使用工具(18)を形状接続的に位置固定しており、連動装置(12,14)が駆動軸(54)に固定された連動フランジ(82,90)を有している形式のものにおいて、
    連動フランジ(82,90)が複数のピン(40,42)を有しており、これらのピン(40,42)は軸方向(38)で連動フランジ(82,90)を超えて延びており、使用工具(18)を軸方向で固定するために設けられており、連動装置(12,14)は、中央に配置されたコイルばね(20)に抗して軸方向に摺動可能に駆動軸(54)上に支承された連動ディスク(56)を有していて、連動ディスク(56)はコイルばね(20)によって、連動フランジ(82,90)の方向に押圧されており、連動ディスク(56)にはボルトとして形成された係止エレメント(24)が配置されていて、該係止エレメント(24)は軸方向(38)で見て連動ディスク(56)を超えて延びており、該係止エレメント(24)は駆動モーメントを使用工具(18)へ伝達するために設けられていて、連動フランジ(82,90)内には複数の軸方向貫通孔(104)が穿設されており、前記係止エレメント(24)は軸方向貫通孔(104)を通って突出して軸方向(38)で連動フランジ(82,90)を超えて延びていて、前記連動装置(12,14)はロック解除ボタン(28)を有しており、該ロック解除ボタン(28)は、連動フランジ(82,90)に形成されたリング状の切欠(112)内で軸方向(38,44)にシフト可能に案内されていて、前記ロック解除ボタン(28)は、連動ディスク(56)をボルトとして形成された係止エレメント(24)と共にコイルばね(20)のばね力に抗してシフトさせ、これによってボルトとして形成された係止エレメント(24)を前記孔(46,48,50)から脱出運動させるために設けられていることを特徴とする研削機械工具取付部。
  2. ばね力が軸方向(44)に作用している、請求項1記載の研削機械工具取付部。
  3. 駆動モーメントが、使用工具(18)の稼働位置で、ボルトとして形成された係止エレメント(24)が使用工具(18)の板金ハブ(52)の前記孔(46,48,50)に係止することによって伝達可能である、請求項1又は2記載の研削機械工具取付部。
  4. 使用工具(18)のための支持面(80)を形成する、連動装置(12,14)の連動フランジ(82)内に、少なくとも1つの切欠(84)が穿設されており、該切欠内に、板金ハブ(52)の一部分が、使用工具(18)の稼働位置において弾性的に加圧されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の研削機械工具取付部。
  5. ボルトとして形成された複数の係止エレメント(24)が、コイルばねとして形成されたばねエレメント(20)のばね力に抗して板金ハブ(52)に対して孔(46,48,50)の軸方向(44)に可動に支承されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の研削機械工具取付部。
  6. ボルトとして形成された係止エレメント(24)が、前記ロック解除ボタン(28)によって係止位置から取り外し可能である、請求項1から5までのいずれか1項記載の研削機械工具取付部。
  7. 使用工具(18)が周方向(34,36)ではボルトとして形成された係止エレメント(24)を介して、かつ軸方向(38)では前記ピン(40)を介して、連動装置(12,14)と結合されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の研削機械工具取付部。
  8. ピン(40,42)は一方の端部に夫々1つのヘッドを有しており、該ヘッドは、ピン(40,42)の残余部分に比して大きな直径を有しており、かつ、連動フランジ(82,90)寄りの側には、軸方向(44)に先細になる円錐形の当接面(76)を有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の研削機械工具取付部。
  9. ロック解除ボタン(28)は、周方向(34,36)で均等配分されていて軸方向(44)では軸方向に可動の連動ディスク(56)の方へ延びる複数のセグメント(106)を有しており、該セグメントは、連動フランジ(82,90)の対応切欠(108)を通って係合し、かつ1つのスナップリング(110)を介して軸方向(38)で連動ディスク(56)と結合されており、かつ、ロック解除ボタン(28)の脱落を防止している、請求項1から8までのいずれか1項記載の研削機械工具取付部。
  10. ボルトとして形成された係止エレメント(24)が前記孔(46,48,50)に嵌入係止されている場合には、ピン(40,42)が、連動装置(12,14)に組み付けられた使用工具(18)の長穴(64,66,68)の狭幅端部(70,72,74)に当接しないように配置されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の研削機械工具取付部。
  11. 前記ピン(42)が、使用工具(18)を軸方向で位置固定するために、軸方向(38)で夫々1つの皿ばね(86)に抗して連動フランジ(90)に対して相対的にシフト可能に支承されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の研削機械工具取付部。
  12. 前記皿ばね(86)は、組み付け状態で前記ピン(42)の当接面(78a)を介して、使用工具(18)を連動フランジ(90)によって形成された支承面(88)に圧着するために設けられている、請求項11記載の研削機械工具取付部。
  13. 前記連動フランジ(90)が、カラー(92)を有しており、該カラー(92)は、連動フランジ(90)に一体成形されており、このカラー(92)を介して使用工具(18)が、該使用工具(18)のセンタリング孔(116)でもって組み付けられた状態において半径方向でセンタリングされている、請求項1から12までのいずれか1項記載の研削機械工具取付部。
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