JPH0647227Y2 - 刈払機の刈刃取付け装置 - Google Patents

刈払機の刈刃取付け装置

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JPH0647227Y2
JPH0647227Y2 JP5961790U JP5961790U JPH0647227Y2 JP H0647227 Y2 JPH0647227 Y2 JP H0647227Y2 JP 5961790 U JP5961790 U JP 5961790U JP 5961790 U JP5961790 U JP 5961790U JP H0647227 Y2 JPH0647227 Y2 JP H0647227Y2
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JP
Japan
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cutting blade
locking pin
nut member
fastening base
fastening
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JP5961790U
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Inventor
昌好 勝又
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富士ロビン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、刈刃を着脱自在に取り付けた刈払機におい
て、装着された刈刃の不用意な脱落を防止し、且つワン
タッチで刈刃の交換を行うことができる刈刃取付け装置
に関する。
【従来の技術】
雑草等の刈取りに使用される刈払機は、両端にそれぞれ
小型エンジン及びギヤケースを取り付けた操作主杆を備
えている。ギヤケースには、その出力軸に刈刃押えが取
り付けられており、この刈刃押えと締着座金で刈刃が固
定されている。そして、小型エンジンからの出力は、操
作主杆の内部を貫通している伝動軸を介してギアケース
に入力され、刈刃に伝達される。 本考案者等は、この刈払機に関し、刈刃の取付けや交換
等を簡単に行うことができ、しかも高速回転中は刈刃の
脱落を防止する機構を備えたものを実開平2-44931号公
報として紹介した。 先願で提案した刈払機は、第5図に示すように、ギアケ
ース80の出力軸81に刈刃押え82を取り付け、この刈刃押
え82と締着台83の間で刈刃84を挟持している。締着台83
には出力軸81が遊嵌される取付け孔85が設けられてお
り、取付け孔85の内面に複数本の爪片86を形成してい
る。締着台83の取付け孔85に収容されたネジ台87が、出
力軸81に螺着可能になつている。また、締着台83の内部
は内周から外周に向けて浅くなる空洞88に形成され、空
洞88内部に移動子89が挿入されている。空洞88の底面は
テーパ状になつており、開口側には摩擦板90が配置され
ている。 出力軸81から伝達された動力で刈刃84が高速回転すると
き、移動子89は遠心力で空洞88を半径方向外方に移動す
る。このとき、空洞88の底面がテーパ状になっているの
で、半径方向に移動した移動子89は、摩擦板90を刈刃84
に押し付ける。その結果、刈刃84は、所定回転数以上で
摩擦板90と刈刃押え82との間で固定される。 他方、刈刃84が回転していない状態では、移動子89が空
洞89の中心側に移動し、摩擦板90を押し付ける力がなく
なる。そのため、刈刃84の交換や着脱が容易に行われ
る。
【考案が解決しようとする課題】
先願で提案した刈払機においては、刈刃84をギアケース
80の出力軸81に取り付けるため、締着台83の内周面に形
成した複数の爪片86の一つに雌ネジ孔91を刻設し、この
雌ネジ孔91にクリックネジ92を螺合している。クリック
ネジ92の内部は中空となつており、そこに取り付けられ
た押しバネ93でボール94が脱落しない範囲で突出させて
いる。 刈刃84を装着するにあたつては、出力軸81に螺合したネ
ジ台87を刈刃80の中心孔に挿通し、その中心孔を刈刃押
え82のボス部段部に嵌め込む。そして、ネジ台87に締着
台83を嵌合し、摩擦板90を刈刃82に接触させる。この状
態で締着台83を若干回転させ、締着台83側のボール94を
ネジ台87側のノッチ95に嵌め合わせる。これによつて、
刈刃84が所定の位置関係で出力軸81に装着される。 この機構によつて、刈刃84の着脱作業は極めて簡単なも
のとなる。しかし、締着台83とネジ台87との係合は、ノ
ッチ95に対するボール94の嵌合いに頼つているので、不
測の外力が加わつたとき解除される虞れがある。たとえ
ば、円周方向の過大な力が締着台83に加わると、ノッチ
95からボール94が離脱し、ネジ台87に対して締着台83が
回転する可能性がある。その結果、締着台83、ひいては
刈刃84が出力軸81から脱落し、非常に危険な状態を招く
ことになる。 そこで、本考案は、このような問題を解消すべく案出さ
れたものであり、締着台に形成した凹陥部に係止ピンを
嵌め合わせることにより、刈刃の脱落を完全に防止し、
安全性を高めた刈払機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案の刈払機は、この目的を達成するため、刈払機の
出力軸に回転方向に関して固定した刈刃押えと、該刈刃
押えの下部に嵌合させた刈刃と、前記出力軸の先端に設
けたネジ部に螺合される非円形断面をもつナット部材
と、該ナット部材に回転方向に関して固定されるよう
に、前記非円形断面に嵌め合わされる取付け孔が穿設さ
れた締着台と、該締着台を前記ナット部材に第1の位置
で係止し、第2の位置で係合解除可能とする係止ピン
と、前記締着台に圧入された内周縁から斜面部を経て前
記刈刃押えの底面に対向する平面部をもつ摩擦板と、前
記出力軸の回転速度が上昇したとき前記摩擦板を前記刈
刃押えの底面に向けて押し付けるように、半径方向に移
動可能な状態で前記締着台の空洞部に収容された移動子
とを備えており、前記ナット部材の下部周面に前記係止
ピンの一部が嵌め込まれる溝部が刻設され、前記締着台
の下面には前記第1の位置の係止ピンをナット部材に対
して回動しないように保持・収容する凹陥部が刻設さ
れ、該凹陥部から回転した位置で前記第2の位置の係止
ピンの輪郭よりも若干大きな断面形状をもつ貫通孔が前
記締着台を軸方向に貫通して形成されており、前記締着
台をナット部材に挿通させて前記刈刃に押し付けたと
き、前記摩擦板が弾性変形し、前記ナット部材の頭部及
び前記第2の位置の係止ピンが前記締着台の表面から突
出し、前記ナット部材に対して係止ピンが回転可能な状
態となり、前記係止ピンを前記第1の位置に回転させた
後、前記刈刃に対する前記締着台の押圧が解除されたと
き、前記摩擦板の弾撥力で前記締着台の凹陥部が前記係
止ピンに押し付けられるようにしたことを特徴とする。
【作用】
本考案の刈刃取付け装置においては、ナット部材に締着
台を係止する係止ピンは、第1の位置で締着台の下面に
刻設された凹陥部に収容されて、係止位置に保持され
る。この凹陥部は、たとえば第1の位置の係止ピンより
若干大きな矩形状になつており、収容された状態の係止
ピンの回転を規制する。したがって、不測の力が加わつ
た場合にあつても、ナット部材と締着台との間に位置ズ
レが生じることがなく、締着台は所期の位置に確保され
る。そのため、刈刃は、脱落やガタツキを生じることな
く、初期状態に維持される。 また、刈刃の交換時等にあつては、摩擦板の弾撥力に抗
し締着台を刈刃に向けて押圧する。これにより、ナット
部材の頭部及び係止ピンは、締着台の表面から突出した
状態になる。そこで、ナット部材の周りに係止ピンを回
転させ係止ピンを押し込み、第2の位置に回動させるこ
とによつて貫通孔に一致させると、締着台が分離可能に
なり、刈刃が容易に取り外せる。
【実施例】
以下、図面を参照しながら、実施例によって本考案を具
体的に説明する。 本実施例の刈刃取付け装置においては、第1図に示すよ
うに、減速機構を内蔵したギアケース10の下面から出力
軸11が突設されている。出力軸11は、ギアケース10側が
大径部12となつており、そこにスプライン溝が刻設され
ている。また、下端側が小径部13となつており、雄ネジ
部が刻設されている。 ギアケース10の下面側に配置される円盤状の刈刃押え20
は、周縁にフランジ部21が形成されており、中心にボス
部22が形成されている。また、刈刃押え20の底面には、
段部23が設けられている。この刈刃押え20は、出力軸11
の大径部12に刻設したスプラインに中心孔を嵌め合せる
ことにより、出力軸11に固定される。 出力軸11の小径部13には、締着台30が同心円状に配置さ
れる。締着台30の中心には取付け孔31が穿設されてお
り、この取付け孔31にナット部材60が嵌め込まれる。ナ
ット部材60は、たとえば六角状の非円形断面をもつてお
り、この断面形状に対応する形状に取付け孔31が形成さ
れている。したがつて、取付け孔31にナット部材60を挿
通したとき、両者の間の相対的な回転が規制される。 締着台30は、緩やかな曲面をもつた下面33が形成される
と共に、外周に向かつて漸次浅くなるテーパ状の底面34
を有する空洞部35をもつドーナツ状に形成されている。
また、空洞部35の外周縁にはリム37が形成されている。
このリム37の外周側には、締着台30の着脱作業を容易に
するため、指懸りとなる凹凸38を設けている。 締着台30の空洞部35に、移動子40が収容される。移動子
40としては、締着台30の回転速度に応じ、空洞部35内を
半径方向に移動することができる大きさの鋼球等が使用
される。すなわち、移動子40は、締着台30の中心よりに
位置するとき空洞部35に完全に収まり、半径方向外方に
位置するとき空洞部35から若干突出するようなサイズと
なつている。なお、鋼球に代えて、ロール,クサビ等を
移動子40として使用することもできる。 空洞部35の開口側には、ドーナツ状の摩擦板50が取り付
けられている。摩擦板50の内周縁51は、屈曲されて締着
台30の内周壁36に圧入されている。これにより、摩擦板
50は、締着台30と一体化される。また、摩擦板50の外周
縁52は、リム37の外径とほぼ等しく設けられているが、
該リム37の外径或いはそれ以上の外径をもつように形成
してもよい。 摩擦板50としては、ドーナツ板状に成形したバネ材等が
使用される。この摩擦板50は、たとえば第1図に示すよ
うに、内周縁51から傾斜して立ち上がる斜面部53と、こ
の斜面部53から水平方向に広がる平面部54を備えている
ことが好ましい。また、斜面部53から平面部54にかけて
複数のスリットを放射状に設けるとき、摩擦板50の弾性
力を高めることができる。 出力軸11の小径部13には、ナット部材60が螺合されてい
る。ナット部材60の下部周面に、係止ピン62の一部が嵌
め込まれる溝部63が刻設されている。 係止ピン62は、第2図に示すように、ほぼ円形の頭部64
と、この頭部64から延出した脚部65,66を備えている。
一方の脚部65の先端は、他方の脚部66に接近するように
折り曲げられ、屈曲部67となつている。また、脚部65,6
6の途中を湾曲させて、係止位置でナット部材60に刻設
した溝部63に嵌まり込む挟持部68が形成されている。こ
の挟持部68がナット部材60の溝部63に嵌まり込んでいる
状態を、第1の位置という。また、頭部64が溝部63に嵌
まり込んだ状態を、第2の位置という。 締着台30の下面には、第1の位置の係止ピン62を収容す
るほぼ矩形の凹陥部39が刻設されている。凹陥部39は、
その内部で係止ピン62が回転しないように、係止ピン62
の輪郭よりも若干大きな窪みとなつている。また、凹陥
部39の角部の一つ3aが内方に突出し、係止ピン62の脚部
66に接近させている。この凹陥部39によつて、第1の位
置の係止ピン62の脚部65,66が互いに離間することが規
制される。 更に、凹陥部39に対してほぼ90度回転した位置に、第2
の位置の係止ピン62を挿通させることができる貫通孔3b
が軸方向に締着台30を貫通して穿設されている。貫通孔
3bは、係止ピン62を水平状態に維持したままで通過させ
ることができるように、第2の位置の係止ピン62の輪郭
にほぼ対応した断面形状をもつている。 刈刃70は、ドーナツ状に成形されたものであり、その中
心孔の内周面が刈刃押え20の段部23に当接する状態で、
刈刃押え20の下面に嵌め込まれる。また、刈刃70の他面
には、摩擦板50が接触する。 本実施例の刈刃取付け装置によるとき、刈刃70の装着及
び取外しがワンタッチで簡単に行われる。 刈払作業時、刈刃70は、第1図及び第2図に示した位置
関係で摩擦板50の弾撥力によつて刈刃押え20に押し付け
られている。このときの反力によつて、締着台30を下方
に押し下げる力が働いている。そのため、締着台30の凹
陥部39に対する第1の位置の係止ピン62の係合状態が強
固なものとなり、何等からの外力によつて係止ピン62が
凹陥部39から飛び出すことやナット部材60の周りに回転
することが防止される。したがつて、締着台30は、ナッ
ト部材60と一体化された状態で回転する。 この状態では、係止ピン62の水平方向回転が凹陥部39に
よつて規制される。また、脚部65、66の離間が、凹陥部
39の内壁面で規制される。更に、ナット部材60に対する
締着台30の回転も抑制される。この係止状態は、刈刃70
の回転面方向に加わる力によつて簡単に解除されること
がない。したがつて、エンジンを駆動して刈刃70を回転
させるとき、刈刃押え20に対して締着台30が位置ズレを
起こすことがなく、刈刃70が摩擦板50の弾撥力によつて
刈刃押え20と締め着段30との間に確実に保持される。 回転速度が上昇するほど大きな遠心力が生じ、移動子40
が半径方向外方に押しやられ、摩擦板50を押し付ける力
が大きくなる。そのため、高速回転になるほど、刈刃70
は、大きな力で刈刃押え20と締着台30との間に挟持され
る。 刈刃70を交換する場合には、刈払機のエンジンを停止し
て、出力軸11の回転を止める。そして、摩擦板50の弾撥
力より大きな押圧力を、締着台30に加える。締着台30
は、ナット部材60を摺動しながら上昇する。その結果、
締着台30の下面から、第3図(a)に二点鎖線で示すよ
うにナット部材60の端部及び係止ピン62が突出する。こ
の状態の係止ピン62は、凹陥部39から離脱しているた
め、ナット部材60の周りで自由に回転できる。 そこで、第3図(b)の矢印aで示すように、円形頭部
64をナット部材60側に押し付ける。このとき、係止ピン
62が凹陥部39から離脱しているため、係止ピン62の両脚
65,66は簡単に広がる。そして、挟持部68が外れた溝部6
3に円形頭部64が至つた時点(第2の位置)では、弾性
力によつて元の形状に復帰する。その結果、係止ピン62
は、ナット部材60に対して第3図(a)及び(b)の実
線で示した位置関係をとる。次いで、係止ピン62を矢印
b方向に回転させる。 第4図は、このようにして第2の位置の係止ピン62を貫
通孔3bに一致させた状態を示している。この状態では、
第2の位置の係止ピン62の輪郭に対応した断面形状の貫
通孔3bに係止ピン62が位置するため、ナット部材60の周
面を摺動する締着台30の運動が係止ピン62で阻止される
ことがない。したがって、締着台30を軸方向にナット部
材60から引き抜くことができる。 締着台30を引き抜いた後、刈刃70を取り外し、たとえば
新しい刈刃と交換する。そして、前述した場合と逆の手
順によつて、締着台30をナット部材60に挿通する。締着
台30を刈刃押え20に向けて押し付けると、ナット部材60
の下部及び第2の位置の係止ピン62が締着台30の下面か
ら突出する。そこで、第3図で説明した矢印a,bとは逆
方向に係止ピン62を回転及び移動させて第1の位置に変
更させ、凹陥部39に収容する。これによつて、交換後の
刈刃70は、第1図の場合と同様に摩擦板50の弾撥力で刈
刃押え20に押し付けられる。 このように、刈刃70の装着,交換等作業は、特殊な工具
等を使用する必要なく極めて簡単に行われる。しかも、
締着台30に形成した貫通孔3bの形状及び位置に第2の位
置の係止ピン62が一致したときのみ、刈刃70の脱着が可
能となる。すなわち、仮に第1の位置の係止ピン62が回
動した場合にあつても、締着台30、ひいては刈刃70を取
り外すことができない。このように、装着された刈刃70
は、所定位置に確実に保持され、刈払作業中に離脱する
ことが防止される。したがって、信頼性の高い安全装置
として働く。 また、締着台30とナット部材60との間の相対的な回転が
規制されているので、回転中に不測の外力が加わつた場
合にあつても刈刃70にガタツキが生じることがない。そ
のため、外力により刈刃70が損傷・変形することも抑制
される。
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案の刈刃取付け装置におい
ては、締着台の凹陥部に収容した第1の位置の係止ピン
でナット部材と締着台との係止状態を維持しており、ス
プリングの弾撥力を利用する機構に比較して、ナット部
材と締着台との間の相対的な位置ズレが確実に防止され
る。そのため、不測の大きな力が刈刃に加わつた場合に
あつても、刈刃が操作主杆から離脱せず、安全に刈払作
業を行うことができる。この係止状態は、貫通孔の形状
及び位置に係止ピンが合致しない限り、解除されること
がないので、万一の場合の安全装置としても働く。しか
も、刈刃をガタツキなく保持することができるため、破
損や変形等の発生が抑制され、刈刃自体の寿命も長くな
る。更に、刈刃の着脱は、締着台を刈刃押えに向けて押
し付けた後で、貫通孔に一致するまで係止ピンを回転さ
せ、第2の位置に移動させることにより、特殊な工具等
を必要とすることなく極めて簡単に行われる。このよう
に、本考案によるとき、取扱い性,安全性,耐久性等に
優れた刈払機が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の刈刃取付け装置の断面図、第2
図はその底面図、第3図及び第4図は刈刃の着脱を説明
するための図、第5図は本考案者等が先に提案した刈刃
取付け装置の断面図である。 11……出力軸,20……刈刃押え,30……締着台,31……取
付け孔,39……凹陥部,3b……貫通孔,40……移動子,50…
…摩擦板,51……内周縁,53……斜面部,54……平面部,60
……ナット部材,62……係止ピン,63……溝部,70……刈

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】刈払機の出力軸に回転方向に関して固定し
    た刈刃押えと、該刈刃押えの下部に嵌合させた刈刃と、
    前記出力軸の先端に設けたネジ部に螺合される非円形断
    面をもつナット部材と、該ナット部材に回転方向に関し
    て固定されるように、前記非円形断面に嵌め合わされる
    取付け孔が穿設された締着台と、該締着台を前記ナット
    部材に第1の位置で係止し、第2の位置で係合解除可能
    とする係止ピンと、前記締着台に圧入された内周縁から
    斜面部を経て前記刈刃押えの底面に対向する平面部をも
    つ摩擦板と、前記出力軸の回転速度が上昇したとき前記
    摩擦板を前記刈刃押えの底面に向けて押し付けるよう
    に、半径方向に移動可能な状態で前記締着台の空洞部に
    収容された移動子とを備えており、前記ナット部材の下
    部周面に前記係止ピンの一部が嵌め込まれる溝部が刻設
    され、前記締着台の下面には前記第1の位置の係止ピン
    をナット部材に対して回動しないように保持・収容する
    凹陥部が刻設され、該凹陥部から回転した位置で前記第
    2の位置の係止ピンの輪郭よりも若干大きな断面形状を
    もつ貫通孔が前記締着台を軸方向に貫通して形成されて
    おり、 前記締着台をナット部材に挿通させて前記刈刃に押し付
    けたとき、前記摩擦板が弾性変形し、前記ナット部材の
    頭部及び前記第2の位置の係止ピンが前記締着台の表面
    から突出し、前記ナット部材に対して係止ピンが回転可
    能な状態となり、 前記係止ピンを前記第1の位置に回転させた後、前記刈
    刃に対する前記締着台の押圧が解除されたとき、前記摩
    擦板の弾撥力で前記締着台の凹陥部が前記係止ピンに押
    し付けられるようにしたことを特徴とする刈払機の刈刃
    取付け装置。
JP5961790U 1990-06-04 1990-06-04 刈払機の刈刃取付け装置 Expired - Lifetime JPH0647227Y2 (ja)

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