JPS6129418B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、入力軸の回転トルクを、出力軸に伝
達する装置であつて、トルク伝達を遮断した瞬間
に出力側の回転を停止するようにしたクラツチ・
ブレーキ装置に関するもので、特に動力芝刈機に
装着されて、クラツチ機構を介して回転している
刈刃を、クラツチを切断した時に瞬時にブレーキ
により停止しようとするものである。

例えば、動力芝刈機において、芝刈場所を変え
るために移動させるときなどに、安全を図るため
に刈刃の回転を停止する必要がある。この場合に
エンジンの回転を停止させることによつて刈刃の
回転を停止することも可能であるが、引続き使用
する場合には、エンジンを再始動する必要があ
る。このため、エンジンを停止することなく刈刃
の回転を停止させることが望ましい。

そこで、エンジンの回転を停止せずに刈刃等の
被駆動部材の回転を停止するものとして、例えば
特開昭56−55731号公報に示されるクラツチ・ブ
レーキ装置がある。この装置は、入力軸にトルク
伝達デイスクを一体回転可能に設け、該トルク伝
達デイスクのボス部にベアリングを介して出力部
材を回転可能に支持し、該出力部材のボス部にト
ルク伝達デイスクより大径のライニングプレート
を入力軸の軸線方向に移動可能に、トルク伝達デ
イスクと出力部材との間に配設し、出力部材とラ
イニングプレートとの間にクラツチスプリングを
縮設してライニングプレートをトルク伝達デイス
ク方向に付勢せしめ、トルク伝達デイスクより大
径の操作カム部材をトルク伝達デイスクと本体と
の間に配置して入力軸に前記とは別のベアリング
を介して所定角度切換回動可能に設け、該操作カ
ム部材とライニングプレートとの間であつて、ト
ルク伝達デイスクの外周縁より外側にプレツシヤ
ープレートを配設し、このプレツシヤープレート
の内周側の一方の面をカムボールを介在させて操
作カム部材と対向させるとともに他方の面をライ
ニングプレートに対向させ、本体に螺着された支
持ボルトをスリーブを介してライニングプレート
の外周部に貫通させ、ライニングプレートを入力
軸の軸線方向に移動可能に支持したものである。

したがつて、点検・修理等で入力軸からクラツ
チ・ブレーキ装置を取外す場合に、入力軸の先端
に螺着したトルク伝達デイスクの抜け止め用の固
定ボルト及び前記支持ボルトを入力軸及び本体か
ら螺脱すると、トルク伝達デイスクと操作カム部
材は入力軸に別体に組付けられているので、トル
ク伝達デイスク、出力部材およびライニングプレ
ート、操作カム部材およびプレツシヤープレート
は夫々別々に取外され、しかも支持ボルトに外嵌
されているスリーブがプレツシヤープレートから
抜け落ち、したがつて、これらを再度組付けるに
は手数を要する。

本発明は、このような点に鑑み、トルク伝達デ
イスク、出力部材、ライニングプレート、操作カ
ム部材及びプレツシヤープレート等をユニツト化
し、組付や取外しを極めて容易に出来るクラツ
チ・ブレーキ装置を提供することにある。

本発明は、上記目的を達成するため、本体より
突出する入力軸に着脱可能かつ内方に突設したフ
ランジ部の内面を先端に当接して外嵌され、該入
力軸と一体回転するカラー部材と、該カラー部材
に固設されたトルク伝達デイスクと、該トルク伝
達デイスクよりもカラー部材の先端側であつて、
該カラー部材にベアリングを介して回転可能に設
けた出力部材と、前記トルク伝達デイスクと出力
部材との間であつて、出力部材と一体回転しかつ
前記入力軸の軸線方向に移動可能に配設され、ト
ルク伝達デイスクよりも大径のライニングプレー
トと、該ライニングプレートと前記出力部材間に
縮設され、非制動時にトルク伝達デイスクにライ
ニングプレートを係接させるクラツチスプリング
と、前記トルク伝達デイスクと前記本体との間で
あつて、カラー部材にベアリングを介して回動可
能に支持され、外周縁を本体に固設されるカムプ
レートと、該カムプレートと本体との間であつ
て、カムボールを介在してカムプレートに対向
し、該カムプレートのボス部に前記入力軸の軸線
方向に移動可能かつ周方向に所定角度切換回動可
能に配設した操作カム部材と、前記ライニングプ
レートとカムプレートとの間であつて、トルク伝
達デイスクの外周縁よりも外側に配設され、一方
の面がカムプレートに、他方の面がライニングプ
レートに夫々対向しているプレツシヤープレート
と、該プレツシヤープレートの前記一方の面に立
設され、カムプレートを貫通し、更に先端部を操
作カム部材に形成した周方向のガイド溝に操作カ
ム部材の回動を許容して挿通され、プレツシヤー
プレートと操作カム部材が入力軸の軸線方向に一
体に移動可能に係止したガイドピンと、該ガイド
ピンに巻装され、カムプレートとプレツシヤープ
レート間に縮設され、制動時にライニングプレー
トにプレツシヤープレートの前記他方の面を係接
させるコイル状のブレーキスプリングと、入力軸
の先端に螺着され、ワツシヤを介して前記カラー
部材の抜け止めをする固定ボルトとを備えたこと
を特徴とする。

以下図面により本発明の動力芝刈機に適用した
一実施例について説明する。

本体となるエンジンマウンテイング２の下面に
は、エンジン（図示せず）のクランク軸に連なる
入力軸１が突出している。この入力軸１には、筒
状のカラー部材３が脱着可能に外嵌され、入力軸
１のキー溝８に嵌合したキーを介して一体回転可
能に係合され、その略中間部外周にトルク伝達デ
イスク４が固着されるとともに、該デイスク４の
両面に位置するようにエンジンマウンテイング２
側に先端側に夫々ベアリング５，６が圧入され、
エンジンマウンテイング２側のベアリング５は止
め輪７によつて抜け止めされ、一方カラー部材３
の先端面にカラー部材３とその外周に圧入された
ベアリング６とを保持するワツシヤ９を当てが
い、固定ボルト１０をスプリングワツシヤ１１を
介して入力軸１の先端に螺着してカラー部材３は
抜け止めされている。

この筒状のカラー部材３の先端には内方に突出
したフランジ部が形成され、その内面３ａを入力
軸１の先端面１ａに当接してカラー部材３は入力
軸１に組付けられ、これにより組付基準を得られ
るようにしている。

カラー部材３の先端側に圧入された前記ベアリ
ング６には、トルク伝達デイスク４より大径の出
力部材１２が嵌合されてカラー部材３に回転可能
に支持されている。この出力部材１２は、中央部
にカラー部材３の貫通孔が形成され、その外周を
下方に屈曲してベアリング６の嵌合部１２ａを形
成し、該嵌合部１２ａの外周を水平方向に屈曲し
て取付平面を形成し、この取付平面にねじ孔１３
を設け、刈刃（図示せず）をねじ孔１５に螺合し
たブレード止めねじ（図示せず）により取付平面
底部に固設し、外周縁にガイド溝１２ｂが設けら
れている。

トルク伝達デイスク４と出力部材１２との間に
は、ライニングプレート１４が入力軸１に対し軸
線方向に移動可能かつ回動可能に配設されてい
る。このライニングプレート１４は、出力部材１
２と略同径であつて、中央部に出力部材１２のベ
アリング６の嵌合部１２ａが遊装される貫通孔が
形成され、その外周部のトルク伝達デイスク４と
対向する位置にクラツチライニング取付面が、該
クラツチライニング取付面の外周側であつて、ト
ルク伝達デイスク４の周縁より外側の位置にはブ
レーキライニング取付面が夫々入力軸１を中心と
して同心状に形成され、前記クラツチライニング
取付面には環状のクラツチライニング１６が、前
記ブレーキライニング取付面には環状のブレーキ
ライニング２９が夫々固着され、かつ外周縁の出
力部材１２のガイド溝１２ｂに対応した位置には
ガイド片１４ａが出力部材１２方向に屈曲形成さ
れ、このガイド片１４ａをガイド溝１２ｂに係合
し、ライニングプレート１４の入力軸１の軸線方
向の移動を許容し、かつライニングプレート１４
が回転している時は、ガイド片１４ａ、ガイド溝
１２ｂを介して出力部材１２を回転し、ライニン
グプレート１４が停止するとガイド溝１２ｂがガ
イド片１４ａに規制されて出力部材１２も回転を
停止する。

ライニングプレート１４と出力部材１２間に
は、クラツチスプリング１５が縮設され、ライニ
ングプレート１４を常にトルク伝達デイスク４方
向へ付勢し、ライニングプレート１４に固着した
クラツチライニング１６をトルク伝達デイスク４
に圧接できるようにしている。

前記トルク伝達デイスク４とエンジンマウンテ
イング２との間にはカムプレート１７が配設さ
れ、カラー部材３に圧入されたベアリング５に回
動可能に支持されている。このカムプレート１７
は、内周縁に形成したボス部１７ａの外周を半径
方向外方に折曲し、その外周を入力軸１の先端方
向に折曲してベアリング５の嵌合部を形成し、そ
の外周をＵ字状に折曲して半径方向外方に折曲
し、更にその外周部に等間隔に４個所本体への取
付部をエンジンマウンテイング２方向に膨出形成
し、該取付部に穿設した取付孔１８に取付ボルト
（図示せず）を挿通して、カムプレート１７をエ
ンジンマウンテイング２の下面に固定する。

該カムプレート１７とエンジンマウンテイング
２との間には操作カム部材１９がカムボール２０
を介在してカムプレート１７に対向し、その内周
部を前記カムプレート１７のボス部１７ａに入力
軸１の軸線方向に移動可能かつ回動可能に遊装
し、操作カム部材１９に操作杆２２をボルト２１
で固定し、該操作杆２２を作動することにより操
作カム部材１９を所定角度切換回動可能としてい
る。

カムプレート１７の操作カム部材１９と対向す
る面には操作杆２２の反作動方向に傾斜して深く
なるボールクランプ２４が３個所等間隔に形成さ
れ、一方操作カム部材１９のカムプレート１７と
対向する面には操作杆２２の作動方向に傾斜して
深くなるボールクランプ２３が前記ボールクラン
プ２４と対応して形成されている。これらのボー
ルクランプ２３，２４間にはカムボール２０がそ
れぞれ傾斜面を転動するように設けられており、
操作カム部材１９はこのカムボール２０がボール
クランプ２３，２４の最も深い位置にあるとき、
カムプレート１７と最も近い位置にあり、この状
態を操作杆２２の初期位置とする。

前記ライニングプレート１４とカムプレート１
７との間であつて、トルク伝達デイスク４の外周
縁よりも外側には、プレツシヤープレート２５が
配設されている。このプレツシヤープレート２５
は、内周縁にトルク伝達デイスク４を囲むカムプ
レート１７方向の立上り部を有し、この立上り部
の外周平面部は、その一方の面がカムプレート１
７のボールクランプ２４形成部の外周部に、他方
の面がライニングプレート１４のブレーキライニ
ング２９に夫々対向している。

プレツシヤープレート２５の前記一方の面に
は、３本のガイドピン２６が立設され、カムプレ
ート１７を貫通し、更に先端部を操作カム部材１
９に形成した周方向のガイド溝２７に操作カム部
材１９の回動を許容して挿通され、プレツシヤー
プレート２５と操作カム部材１９が入力軸１の軸
線方向に一体に移動可能に操作カム部材１９を係
止している。

プレツシヤープレート２５とカムプレート１７
間には、コイル状のブレーキスプリング２８がガ
イドピン２６に巻装されて縮設され、プレツシヤ
ープレート２５を常にライニングプレート１４方
向に付勢し、これにより、操作杆２２の初期位置
においては、カムボール２０をボールクランプ２
３，２４の最深位置を保持するとともに、プレツ
シヤープレート２５がライングプレート１４のブ
レーキライニング２９を押圧し、クラツチライニ
ング１６がトルク伝達デイスク４から離間した状
態を維持している。

そして、このように構成したクラツチ・ブレー
キ装置を取外すにはカムプレート１７の取付ボル
ト（図示せず）を外し、ついで固定ボルト１０を
入力軸１より外すと、カムプレート１７と出力部
材１２とがベアリング５，６を介してカラー部材
３に組付けられており、更に操作カム部材１９と
プレツシヤープレート２５とがカムプレート１７
にガイドピン２６により支持されているため、こ
れらの各部品を入力軸から一体的に取外すことが
できる。また、このクラツチ・ブレーキ装置の取
付けは、前記のようにカラー部材３に各部品が一
体的に組付けられているから、カラー部材３をそ
のフランジ部の内面３ａを入力軸１の先端１ａに
当接させて入力軸１に嵌合し、このカラー部材３
を入力軸１に、またカムプレート１７をエンジン
マウンテイング２の下面にそれぞれ固定するだけ
で簡単に取付けることができる。

次に、この実施例の作動について説明する。第
１図のようにブレーキスプリング２８が伸張して
いる制動状態においては、カムボール２０はボー
ルクランプ２３，２４の最深位置に位置し、これ
により操作カム部材１９とカムプレート１７との
距離は最小で、操作杆２２は初期位置にあり、一
方ライニングプレート１４はプレツシヤープレー
ト２５により押圧されてクラツチスプリング１５
が収縮し、クラツチライニング１６はトルク伝達
デイスク４と接触せずに離間している。したがつ
て、エンジンは駆動していても入力軸１およびト
ルク伝達デイスク４は空回りをして出力部材１２
には回転力は伝達されず、刈刃（図示せず）は静
止したままでエンジンはアイドリング運転状態を
保持している。

次に、刈刃を回転させる場合には操作杆２２を
第２図において矢印Ａ方向へ回動させると、操作
カム部材１９はガイド溝２７がガイドピン２６に
案内され、固定されているカムプレート１７に対
して所定角度回動する。このとき、カムボール２
０はボールクランプ２３，２４の傾斜面に沿つて
転動して上昇し、これにより操作カム部材１９は
回動しながらカムプレート１７から離れて行き、
これに伴いプレツシヤープレート２５はガイドピ
ン２６を介して、ブレーキスプリング２８に抗し
てカムプレート１７方向へ移動する。

この移動につれて、ライニングプレート１４は
クラツチスプリング１５のスプリング力によりプ
レツシヤープレート２５との圧接状態を保持した
まま追従してトルク伝達デイスク４方向へ移動
し、クラツチライニング１６がトルク伝達デイス
ク４に接触するとその回転に引きずられてライニ
ングプレート１４は滑りながら回転を始め、いわ
ゆる半クラツチ状態になる。更に、ブレーキスプ
リング２８の収縮に伴いプレツシヤープレート２
５が上方へ移動してライニングプレート１４から
離間して係合状態は解消され、ライニンプレート
１４はトルク伝達デイスク４と一体に回転を始
め、クラツチ接続が行なわれる。これにより、入
力軸１の動力はカラー部材３、トルク伝達デイス
ク４、ライニングプレート１４を経て出力部材１
２に伝達され、刈刃を第２図において矢印Ｂ方向
へ回転させる。

ケーブルを解放すれば、プレツシヤープレート
２５はブレーキスプリング２８の復元力によつて
第１図において下方へガイドピン２６に案内され
て押下げられ、プレツシヤープレート２５がブレ
ーキライニング２９に圧接して制動を始めるとと
もにライニングプレート１４を下方へ押動して、
クラツチライニング１６をトルク伝達デイスク４
より離間させ、ライニングプレート１４とトルク
伝達デイスク４との連結を断ち、これによりライ
ニングプレート１４の回転を制動して刈刃の回転
を停止する。

これに伴い操作杆２２と操作カム部材１９は一
体に第２図において矢印Ｃ方向に回動して初期位
置に復帰し、カムボール２０はボールクランプ２
３，２４の最深位置に保持される。

以上のように本発明によれば、カムプレートと
出力部材とを夫々ベアリングを介してトルク伝達
デイスクを固設したカラー部材に一体的に組付
け、またプレツシヤープレートに立設したガイド
ピンにて操作カム部材とプレツシヤープレートと
をカムプレートに支持し、さらにライニングプレ
ートを出力部材と一体回転可能に設けたから、そ
れぞれの部品がワンユニツトになり、入力軸への
組付けや取外しを極めて容易に行なうことができ
て装置の交換性・組付性の向上を図ることがで
き、しかも組付けの際に、カラー部材を入力軸に
嵌合し、カラー部材のフランジ部の内面を入力軸
の先端面に当接して位置決めをし組付基準を得て
いるので、入力軸に段部等装置を組付けるための
特別の加工をする必要がなく製作コストの軽減を
図ることができるとともに簡単かつ確実に組付け
ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
は断面正面図、第２図は平面図である。 １……入力軸、３……カラー部材、４……トル
ク伝達デイスク、５，６……ベアリング、９……
ワツシヤ、１０……固定ボルト、１２……出力部
材、１４……ライニングプレート、１５……クラ
ツチスプリング、１７……カムプレート、１９…
…操作カム部材、２０……カムボール、２２……
操作杆、２５……プレツシヤープレート、２６…
…ガイドピン、２８……ブレーキスプリング。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 本体より突出する入力軸１に着脱可能かつ内
   方に突設したフランジ部の内面３ａを先端１ａに
   当接して外嵌され、該入力軸１と一体回転するカ
   ラー部材３と、該カラー部材３に固設されたトル
   ク伝達デイスク４と、該トルク伝達デイスク４よ
   りもカラー部材３の先端側であつて、該カラー部
   材３にベアリング６を介して回転可能に設けた出
   力部材１２と、前記トルク伝達デイスク４と出力
   部材１２との間であつて、出力部材１２と一体回
   転しかつ前記入力軸１の軸線方向に移動可能に配
   設され、トルク伝達デイスク４よりも大径のライ
   ニングプレート１４と、該ライニングプレート１
   ４と前記出力部材１２間に縮設され、非制動時に
   トルク伝達デイスク４にライニングプレート１４
   を係接させるクラツチスプリング１５と、前記ト
   ルク伝達デイスク４と前記本体との間であつて、
   カラー部材３にベアリング５を介して回動可能に
   支持され、外周縁を本体に固設されるカムプレー
   ト１７と、該カムプレート１７と本体との間であ
   て、カムボール２０を介在してカムプレート１７
   に対向し、該カムプレート１７のボス部１７ａに
   前記入力軸１の軸線方向に移動可能かつ周方向に
   所定角度切換回動可能に配設した操作カム部材１
   ９と、前記ライニングプレート１４とカムプレー
   ト１７との間であつて、トルク伝達デイスク４の
   外周縁よりも外側に配設され、一方の面がカムプ
   レート１７に、他方の面がライニングプレート１
   ４に夫々対向しているプレツシヤープレート２５
   と、該プレツシヤープレート２５の前記一方の面
   に立設され、カムプレート１７を貫通し、更に先
   端部を操作カム部材１９に形成した周方向のガイ
   ド溝２７に操作カム部材１９の回動を許容して挿
   通され、プレツシヤープレート２５と操作カム部
   材１９が入力軸１の軸線方向に一体に移動可能に
   係止したガイドピン２６と、該ガイドピン２６に
   巻装され、カムプレート１７とプレツシヤープレ
   ート２５間に縮設され、制動時にライニングプレ
   ート１４にプレツシヤープレート２５の前記他方
   の面を係接させるコイル状のブレーキスプリング
   ２８と、入力軸１の先端に螺着され、ワツシヤ９
   を介して前記カラー部材３の抜け止めをする固定
   ボルト１０とを備えたクラツチ・ブレーキ装置。