JP2563743Y2 - 送風ファン取付装置 - Google Patents

送風ファン取付装置

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JP2563743Y2
JP2563743Y2 JP1992066471U JP6647192U JP2563743Y2 JP 2563743 Y2 JP2563743 Y2 JP 2563743Y2 JP 1992066471 U JP1992066471 U JP 1992066471U JP 6647192 U JP6647192 U JP 6647192U JP 2563743 Y2 JP2563743 Y2 JP 2563743Y2
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JP
Japan
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blower fan
drive shaft
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groove
engagement
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JP1992066471U
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English (en)
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JPH0630497U (ja
Inventor
道雄 栗原
Original Assignee
松下精工株式会社
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電動機の駆動軸に着脱自
在に装着される送風ファンの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、換気扇などに用いられる送風ファ
ンは汚れやすいので、送風ファンを駆動軸から取り外
し、掃除を行っているため、送風ファンを駆動軸から簡
単に取り外すことのできる送風ファンの取付装置の要求
が高まってきている。
【0003】以下、従来のこの種の送風ファン取付装置
について図3および図4を参照しながら説明する。図に
示すように、電動機101の駆動軸102には、途中に
回転伝達用の凸部となるピン103が径方向に設けら
れ、先端部104には先細状のテーパ面104aが形成
され、テーパ面104a近傍の外周部には、環状の係合
溝105が設けられている。
【0004】そして、送風ファン106は円筒状の羽根
基部107の外周囲に羽根板108を放射状に突設する
とともに、その中央部に円筒状のボス部109を一体に
形成し、このボス部109に軸方向に貫通する嵌合孔1
10を設け、ボス部109の先端側には、ピン103に
係合する凹部となる割り溝111が形成されている。
【0005】また、羽根基部107の側端部の外周近傍
には、操作部材であるプッシュレバー112が、羽根基
部107の外周部側から中心方向に向かい移動自在に設
けられている。
【0006】そして、プッシュレバー112は、下端部
に係合孔114を有し、この係合孔114にばね線によ
り基端部115cから二また状に延びるように形成され
たばね部材115の基端部115cが係合され、ばね部
材115はプッシュレバー112の押圧操作に連動して
中心側へ移動自在に設けられている。
【0007】また、前記ばね部材115は、その対向す
る2辺115aと115bを駆動軸102の係合溝10
5に係合する部分より外側に折曲し、かつ基端部115
c側に折り返し、その先端にばね係合部116aと11
6bを有している。
【0008】そして、ばね係合部116aと116b
は、羽根基部107に設けられた係合部117a,11
7bによって回転自在に係合されている。
【0009】また、羽根基部107には、ばね部材11
5を案内する案内リブ118を一体に設け、羽根基部1
07の側端部にはプッシュレバー112やばね部材11
5を覆うボスカバー119が装着されている。
【0010】上記構成において、駆動軸102に送風フ
ァン106を取り付ける場合には、ボス部109の嵌合
孔110に駆動軸102を挿入すると、割り溝111が
ピン103に係合して係合状態となり、ばね部材115
の対向2辺115aと115bが駆動軸102の先端の
テーパ面104aにより押し拡げられて係合溝105に
係合し、送風ファン106が駆動軸102に抜け止め状
態に保持される。
【0011】また、駆動軸102から送風ファン106
を取り外す場合には、プッシュレバー112を送風ファ
ン106の中心方向の押圧操作すると、2点鎖線で示す
ように、プッシュレバー112に係合したばね部材11
5の基端部115cが連動して中心方向へ移動するとと
もに、その先端のばね係合部116aと116bがそれ
ぞれ係合部117aと117bを支点にして矢印Bの方
向へ回動し、ばね部材115の係合溝105に係合する
部分が自身の弾性力に抗して拡開変形して駆動軸102
の係合溝105から外れ出て、送風ファン106を取り
出していた。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の送風
ファン取付装置の構成では、ばね部材115と係合溝1
05の嵌合は平面と円形面で接しているので、嵌合力を
十分確保することができず、信頼性に欠けるという問題
があった。
【0013】本考案は上記課題を解決するもので、送風
ファンの着脱が容易で、かつ、取り付けが確実に行える
信頼性の高い送風ファン取付装置を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案の送風ファン取付
装置は上記目的を達成するために、電動機の駆動軸に設
けた回転伝達用の凸部および抜け止め用の係合溝と、
風ファンに設けた前記駆動軸の凸部に係合する凹部、
記係合溝に弾性係合する二また状のばね部材、および
のばね部材を送風ファンの径方向に移動させて前記係合
溝より脱するように拡開する操作手段とを備え、前記送
風ファン装着時に、前記駆動軸の係合溝の側面に係合す
前記ばね部材の係合対面部分だけに平面部を成す
る。
【0015】
【作用】本考案は上記した構成により、送風ファンの取
り付け時には、駆動軸に形成された抜け止め用の係合溝
の側面の平面部分にばね部材の係合対面部分に形成され
た平面部が係合することとなり、抜け止めが確実に行わ
れた状態で送風ファンが取り付けられることとなり、送
風ファンを取り外す時には、ばね部材は操作手段によっ
て半径方向に移動し、抜け止め用の係合溝には円形面が
くるので、係合溝からより外れやすくなる。
【0016】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図1および
図2を参照しながら説明する。
【0017】なお、従来例と同一部分には同一符号を付
けて詳細な説明は省略する。図に示すように、送風ファ
ン106を駆動軸102に装着したとき、駆動軸102
に形成された係合溝105に係合するばね部材115A
の前記係合溝105の側面の平面部に対面する係合対面
部にだけ平面部1を設けた構成とする。
【0018】上記構成において、送風ファンを取り付け
る場合は、駆動軸102に送風ファン106のボス部1
09に形成された嵌合孔110を嵌挿し、嵌挿過程で羽
根基部107を回してボス部109先端の割り溝111
がピン103と合致するようにして押し込むと、割り溝
111がピン103に嵌合して係合状態となり、駆動軸
2の回転が送風ファン6に伝達されるようになる。
【0019】そして、ばね部材115Aの対向2辺11
5aと115bが駆動軸102先端のテーパ面104a
により押し拡げられ、ばね部材115Aが係合溝105
に係合する。このとき、ばね部材115Aに形成された
平面部1が、係合溝105の側面の平面に対面した状態
で、送風ファン6が駆動軸102に抜け止めされた状態
で保持される。
【0020】また、駆動軸102から送風ファン106
を取り外す場合には、操作手段となるプッシュレバー1
12を送風ファン106の中心方向に押圧操作すること
によって、2点鎖線で示すように、プッシュレバー11
2に係合したばね部材115Aの基端部115cが連動
して中心方向へ移動するとともに、その先端のばね係合
部116aと116bが係合部117aと117bを支
点にして矢印Bの方向へ回動し、ばね部材115Aの係
合溝105に係合する部分が外れ、さらに、平面部1は
C位置からD位置に移動して、係合溝105には円形部
分がくるので、送風ファン106は、より確実に取り外
すことができることとなる
【0021】
【考案の効果】以上の実施例から明らかなように、本考
案によれば電動機の駆動軸に抜け止め用の係合溝を設
け、送風ファンに、前記係合溝に弾性係合する二または
状のばね部材とこのばね部材を送風ファンの径方向に
移動させて前記係合溝より脱するように拡開する操作手
段とを設け送風ファン装着時に、前記駆動軸の係合溝の
側面に対面するばね部材の係合対面部分にだけ平面部を
設けているので、駆動軸に送風ファンを取り付けた場合
に、ばね部材に形成した平面部が係合溝の側面の平面と
合致し、送風ファンの抜け止めが確実に行われ信頼性の
高い送風ファン取付装置を提供できるとともに、送風フ
ァンを取り外す場合は、係合溝の側面部にはばね部材の
円形部分がくるので、より確実に取り外すことができる
こととなり、送風ファン取り外し操作がいっそう向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の送風ファン取付装置の側面
断面図
【図2】同送風ファン取付装置の正面図
【図3】従来の送風ファン取付装置の側面断面図
【図4】同送風ファン取付装置の正面図
【符号の説明】
1 平面部 101 電動機 102 駆動軸 103 凸部 105 係合溝 106 送風ファン 111 凹部 112 操作手段 115A ばね部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の駆動軸に設けた回転伝達用の凸
    部および抜け止め用の係合溝と、送風ファンに設けた
    記駆動軸の凸部に係合する凹部、前記係合溝に弾性係合
    する二また状のばね部材、およびこのばね部材を送風フ
    ァンの径方向に移動させて前記係合溝より脱するように
    拡開する操作手段とを備え、前記送風ファン装着時に、
    前記駆動軸の係合溝の側面に係合する前記ばね部材の係
    合対面部分だけに平面部を形成した送風ファン取付装
    置。
JP1992066471U 1992-09-24 1992-09-24 送風ファン取付装置 Expired - Lifetime JP2563743Y2 (ja)

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JP1992066471U JP2563743Y2 (ja) 1992-09-24 1992-09-24 送風ファン取付装置

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JP1992066471U JP2563743Y2 (ja) 1992-09-24 1992-09-24 送風ファン取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0630497U JPH0630497U (ja) 1994-04-22
JP2563743Y2 true JP2563743Y2 (ja) 1998-02-25

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ID=13316738

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61126108U (ja) * 1985-01-26 1986-08-08
JPH0341115Y2 (ja) * 1985-10-24 1991-08-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0630497U (ja) 1994-04-22

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