JP3092642U - 管部材の連結構造 - Google Patents

管部材の連結構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 螺合により連結した管部材が緩んで外れるの
を確実に防止できる管部材の連結構造を提供する。 【解決手段】 空気導入管1と、この空気導入管1の外
周面に螺合する連結管5とを備えた管部材の連結構造で
あって、空気導入管1に設けられ、空気導入管1に螺合
した連結管5に係止可能な可動板9と、この可動板9を
空気導入管1の軸方向に付勢するバネ13とを備えてい
ることを特徴とする管部材の連結構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一方の管部材を他方の管部材に螺合して連結する管部材の連結構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すような削岩機51では、先端に設けられた削岩ドリル53に振動を 与えるため、エアコンプレッサ55からの圧縮空気を供給するホース57が連結 されている。このようなホース57は、削岩機51の空気導入管59に螺合する 管継手61を介して削岩機51に連結されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記のような管継手61では、長時間使用すると削岩機51の振動 によって螺合の緩みが生じ、ホース57が削岩機51から不意に外れてしまうお それがある。
【0004】 このような問題は、削岩機などから振動や外力を受ける管部材に限られた問題 ではなく、螺合により連結される管部材全般に起こりうる問題である。
【0005】 本考案は、上記問題を解決するためになされたものであり、螺合により連結し た管部材が外れるのを確実に防止できる管部材の連結構造を提供することを目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の前記目的は、第1の管部材と、該第1の管部材の外周面に螺合する第 2の管部材とを備えた管部材の連結構造であって、前記第1の管部材に設けられ 、該第1の管部材に螺合した前記第2の管部材に係止可能な係止部材と、前記係 止部材を、前記第1の管部材の軸方向へ付勢する付勢手段とを備えていることを 特徴とする管部材の連結構造により達成される。
【0007】 前記管部材の連結構造においては、前記第2の管部材の開口端部と、前記係止 部材とが、少なくとも1つの凸片及び凹部により係止することが好ましい。
【0008】 前記付勢手段は、複数のバネと、該各バネの付勢力を前記第1の管部材の軸方 向に向けるガイド部材とを備えていることがさらに好ましい。
【0009】 また、前記係止部材は、前記第1の管部材の軸方向に延び前記第2の管部材に 係止する棒状部材を備え、前記付勢手段は、前記棒状部材に巻回するコイルバネ を備えており、前記棒状部材を前記第1の管部材の軸方向に移動させる操作部を さらに備えていることが好ましい。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る管部材の連結構造を、削岩機におけるホースの連結に適用 した場合の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に 係る管部材の連結構造の斜視図である。
【0011】 図1に示すように、本実施形態に係る管部材の連結構造は、削岩機(図示省略 )に設けられた空気導入管1(第1の管部材)と、エアコンプレッサ(図示省略 )に接続されるホース3の端部に取り付けられた連結管5(第2の管部材)とを 備えている。連結管5は空気導入管1の外周面に形成された雄ねじ1aに螺合し て連結するようになっている。なお、連結管5とホース3とはホースカップリン グ(図示省略)を介して接続されており、連結管5に対してホース3が軸回りに 回転可能となっている。
【0012】 空気導入管1の外周面には環状の支持板7が固着されており、この支持板7か ら空気導入管1の開口端部側に環状の可動板9(係止部材)が軸方向に移動自在 に嵌装されている。支持板7と可動板9との間には3つのコイルバネ13が設け られ、これによって可動板9が空気導入管1の開口端部側へ付勢されている。ま た、コイルバネ13の付勢力が空気導入管1の軸方向に向けて作用するように、 各コイルバネ13には軸状部材11(ガイド部材)が挿通されている。各軸状部 材11は、支持板7に形成された挿通孔に挿通されてその一端部が可動板9に固 着されている。一方、軸状部材11の他端部には抜け止め部材11aが設けられ ており、軸状部材11が可動板9側へ抜け出ないようになっている。なお、可動 板9は、コイルバネ13に付勢された状態で、上記雄ネジ1aの終端から空気導 入管1の端部寄りに位置するように調整されている。
【0013】 可動板9において空気導入管1の開口端部側を向く面には、複数の矩形状の凸 片9aが設けられている。この凸片9aは可動板9の内周縁に沿って等間隔に配 置されており、可動板9の移動に伴い空気導入管1の外周面に沿って移動する。 また、連結管5の開口端部には、周方向に沿って等間隔に、上記凸片9aが係止 可能な複数の凹部5aが形成されている。
【0014】 次に、上記のように構成された連結構造における空気導入管1と連結管5との 着脱操作について図2を参照して説明する。連結管5を空気導入管1に取り付け るには、まず、図2(a)に示すように、可動板9を支持板7側に押圧し、この 状態で連結管5を空気導入管1に螺合していく。そして、連結管5の開口端部が 雄ねじ1aの終端付近まで進行すると、図2(b)に示すように、可動板9を連 結管5側へ付勢しつつ連結管5を回転して凹部5aを位置決めし、凸片9aと凹 部5aとを係止させる。こうして、連結管5の取付が完了する。
【0015】 一方、連結管5を空気導入管1から取り外すには、可動板9を支持板7側に押 圧して凸片9aと凹部5aとの係止を解除し、この状態で連結管5を回転して空 気導入管1から取り外す。
【0016】 以上のように、本実施形態によれば、連結管5が空気導入管1に螺合した状態 で、空気導入管1aに設けられた可動板9を軸方向に付勢し、連結管5端部の凹 部5aに、可動板9の凸片9aを係止させるようにしているため、連結管5の回 転が規制され、空気導入管1と連結管5との螺合が緩むのが防止される。特に、 この連結構造では、可動板9を軸方向に移動させる力が作用した後、これと直交 する連結管5の螺合を緩める周方向の力が作用しない限り、連結管5が空気導入 管1から外れることはない。したがって、削岩機の振動によって連結管5の螺合 が自然に緩むのが防止され、その結果、連結管5が空気導入管1から不意に外れ るのを確実に防止することができる。
【0017】 以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定さ れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である 。例えば、上記説明では複数の凸片9aを連結管5の凹部5aに係止させている が、一の凸片を係止させるようにし、さらに凸片の操作をレバーによって行うよ うにしてもよい。この場合には、空気導入管を例えば次のように構成にすること ができる。
【0018】 図3に示すように、この例では、空気導入管1の軸方向に延びる棒状部材15 が設けられており、その一端部には連結管5の凹部5aと係止する凸片8が設け られている。棒状部材15は、支持板7に形成された挿通孔7aに軸方向に移動 自在に挿通されるとともに、その他端部には抜け止め部材15aが取り付けられ ている。また、棒状部材15における凸片8と支持板7との間にはコイルバネ1 3が巻回されており、これによって棒状部材15は空気導入管1の開口端部側へ 付勢されている。
【0019】 空気導入管1の外周面には、棒状部材15をバネ13に抗して移動させるレバ ー17(操作部)が設けられている。このレバー17は、その中間部を揺動中心 として揺動自在に支持されており、一端部が棒状部材15の抜け止め部材15a に係合するように取り付けられている。そして、他端部を指等で押圧すると、抜 け止め部材15aに係合したレバー17の一端部が揺動することにより、棒状部 材15が凸片8とともに削岩機側へ移動する。この構成における連結管5の着脱 操作は、凸片8の移動をレバー17によって行う以外は図1に示す連結構造と同 様であるので、その説明は省略する。この構成によっても、連結管5の緩みを防 止でき、空気導入管1から連結管5が外れるのを確実に防止することができる。 なお、凸片8の移動を操作する操作部の構成は、上記したレバー17に限定され るものではなく、凸片8を移動できるものであれば、その構成は限定されない。
【0020】 また、凸片8,9aを連結管5側に付勢する付勢手段は、上記各例に限定され るものではなく、凸片8,9aを連結管5側に付勢して凹部5aとの係止状態を 保持できるように構成されていればよい。また、上記各例では、可動板9又は棒 状部材15に凸片9a,8を設け、連結管5の開口端部に凹部5aを設けている が、これらを反対に、つまり、可動板9及び棒状部材15に凹部を設け、連結管 5の開口端部に凸片を設けることもできる。
【0021】 上記実施形態では、本考案を、削岩機の空気導入管とホースが接続された連結 管との連結構造に適用した場合について説明したが、本考案はこれに限定される ものではなく、一方の管部材を他方の管部材に螺合して連結するような管部材の 連結構造全般に適用することができる。
【0022】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、第2の管部材が第1の管部 材に螺合した状態で、第1の管部材に設けられた係止部材が軸方向に付勢されて 第2の管部材に係止するように構成されているため、第2の管部材の回転を規制 することができ、両管部材の螺合状態が自然に緩むのが防止される。その結果、 両管部材が不意に外れるのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る管部材の連結構造を、削岩機の空
気導入管と連結管との連結小僧に適用した場合の一実施
形態を示す斜視図である。
【図2】図1の連結構造における管部材の着脱操作を示
す図である。
【図3】本考案に係る管部材の連結構造の他の例を示す
斜視図である。
【図4】従来の削岩機を示す正面図である。
【符号の説明】
1 空気導入管(第1の管部材) 5 連結管(第2の管部材) 5a 凹部 9 可動板(係止部材) 8,9a 凸片 11 軸状部材(ガイド部材) 13 バネ(付勢手段) 15 棒状部材 17 レバー(操作部)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の管部材と、該第1の管部材の外周
    面に螺合する第2の管部材とを備えた管部材の連結構造
    であって、 前記第1の管部材に設けられ、該第1の管部材に螺合し
    た前記第2の管部材に係止可能な係止部材と、 前記係止部材を、前記第1の管部材の軸方向へ付勢する
    付勢手段とを備えていることを特徴とする管部材の連結
    構造。
  2. 【請求項2】 前記第2の管部材の開口端部と、前記係
    止部材とが、少なくとも1つの凸片及び凹部により係止
    する請求項1に記載の管部材の連結構造。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段は、複数のバネと、該各バ
    ネの付勢力を前記第1の管部材の軸方向に向けるガイド
    部材とを備えている請求項2に記載の管部材の連結構
    造。
  4. 【請求項4】 前記係止部材は、前記第1の管部材の軸
    方向に延び前記第2の管部材に係止する棒状部材を備
    え、 前記付勢手段は、前記棒状部材に巻回するコイルバネを
    備えており、 前記棒状部材を前記第1の管部材の軸方向に移動させる
    操作部をさらに備えている請求項2に記載の管部材の連
    結構造。
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